JPS60110440A - 結露防止性防水シ−ト - Google Patents

結露防止性防水シ−ト

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JPS60110440A
JPS60110440A JP21789083A JP21789083A JPS60110440A JP S60110440 A JPS60110440 A JP S60110440A JP 21789083 A JP21789083 A JP 21789083A JP 21789083 A JP21789083 A JP 21789083A JP S60110440 A JPS60110440 A JP S60110440A
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waterproof sheet
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moisture permeability
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大林 勉
忍 渡辺
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、非通気性防水シートに関するものであシ、更
に詳しく述べるならば、吸放湿性を有する非通気性防水
シートに関するものである。
従来技術 従来、トラック幌、積荷シート等に用いる防水シート類
としては、綿等の天然繊維からなる織物にパラフィン、
金属石けん等によシ防水処理したものが用いられていた
。これらは、その織目間隙が防水剤により完全に塞がれ
てい力いため、この織目間隙を空気や湿気が通過して、
内部にムレや凝縮水を生じることがない利点を有してい
た。しかし、天然繊維の強度が比較的低く、このため十
分に強いシートを得るためには、かなシの厚地とせねば
ならず、この結果重量が犬となる欠点があった。これが
ため、近時は強度が高く、シかも、軽量である合成繊維
シートが多用されるに至った。
しかし、合成繊維シートの場合、本来的に疎水性で、か
つ、水膨潤性に欠けることから、従来の綿シート等が吸
水すると次第に膨潤し結果的に漏水を防止しうる長所が
あったのに対し、合成繊維には、この結果が期待し得す
、従って、全く水を通さないシートを得るために、基布
表面に完全非通気性防水被膜を形成せしめざるを得ない
。このため合成繊維防水シートをもって幌等を構成する
と、その内部に凝縮水を生起する現象があられれ、これ
が落下して積荷等を濡らす等の事故を招くなどの問題が
ある。
このような問題を解決すべく種々の試みがなされて来た
が、必ずしも満足できる結果が得られていなかった。
本出願人は、合成繊維防水シートのかかる問題点を解決
すべく種々検討を重ね、基布自体の疎水性に基づく非水
膨潤性の問題はやむを得ないが、その非通気性防水性被
膜に水吸収性を付与すれば防水被膜上に生ずる凝縮水の
問題も解決されることを発見した。すなわち疎水性繊維
性基布の片面又は両面に合成樹脂、ゴム等からなる非通
気性防水被膜を形成し、この被膜中に水不溶性吸水性物
質の固体粉末粒子を互に離れて分散含有させて新規防水
シートを発明した(特開昭56−20679)。
その後頁に横側を進めた結果、非通気性被膜を、従来用
いられている如き比較的疎水性のものでなく、透湿性を
有する重合体材料で形成することによシ、水凝縮防止効
果のすぐれた防水シートが得られることを見出し、本発
明を完成した。
発明の構成 本発明の非通気性吸放湿性防水シートは、繊維性基布と
、 その少くとも1面上に形成され、合成樹脂およびがム類
から選ばれた少くとも1mからなる重合体材料を主成分
として含む非通気性防水被膜層と、を含んでなる防水シ
ートにおいて、 前記重合体材料i)E、JISZ0208−1976、
「防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法)」、条件
B1膜厚20μにおける透湿度試験において100 f
il−/−・24時間以上の透湿度を示す透湿性重合体
材料であることを特徴とする、ものである。
本発明の他の非通気性吸放湿性防水シートは、繊維性基
布と、 その両面上に形成され、合成樹脂およびゴム類から選ば
れた少くとも1種からなる重合体材料を主成分として含
む2個の非通気性防水被膜層とを含んでなる防水シート
において、 前記非通気性防水被膜層の一方を形成している重合体材
料が、JISZ0208−1976、r防湿包装材料の
透湿度試験方法(カップ法)」、条件B1膜厚20μに
おける透湿度試験において、100 y−7m”・24
時間以上の透湿度を示す透湿性重合体材料であり、 前記非通気性防水被膜層の他方を形成している重合体材
料が、前記透湿度試験において、100fF/m ”・
24時間未満の透湿度を示す非透湿性重合体材料である
、ことを特徴とするものである。
本発明の更に他の非通気性吸放湿性防水シートは、 疎水性繊維性基布と、 その少くとも1面上に形成され、合成樹脂およびゴム類
から選ばれた少くとも1種からなる重合体材料を主成分
として含む非通気性防水被膜層とを含んでなる防水シー
トにおいて、 前記疎水性繊維基布が水不溶性吸水性物質を保有してお
シ、かつ、・ 前記重合体材料が、JIS Z O208−1976、
「防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法)」、条件
B1膜厚20μにおける透湿度試験において、100 
y−/−・24時間以上の透湿度を示す透湿性重合体材
料であることを特徴とするものである。
本発明の防水シートは、繊維性基布と、その片面又は両
面に形成された、透湿性重合体材料含有非通気性防水被
膜層とを含んでなるものである。
繊維性基布としては格別の限定はないが、疎水性のもの
が好ましく、例えば、予め撥水処理された天然繊維の編
織物、不織布等であってもよく、また、本来的に疎水性
を有する合成繊維さらに撥水処理された合成繊維の編織
物、不織布等であってもよい。さらに、撥水処理された
天然繊維に、疎水性、合成繊維又は無機繊維を混用した
ものでもよい。これらの繊維は、スパン、フィラメント
、スジリット、モノフィラメント、テープ状物その他の
いずれであってもよく、これらは編織物、不織布或いは
紙状物などの形状で用いられ、その繊維密度も自由に選
釈することができる。
繊維性基布を得るために予じめ施される撥水処理は、従
来公知の方法が適用できるが、例示すれば、繊維性布帛
を、予め精練乾燥し、又はこれらの前処理なしで、ステ
アリン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛、脂肪酸アミ
ンのアクリレート、アルキルメラミン若しくはこれのノ
臂うフインエマルジ1ン混合物、酢酸ジルコニウム等の
ジルコニウム塩、パラフィン、シリコーン4Lltフツ
素系撥水剤等から選ばれた少くとも1種を含む処理液で
処理し乾燥する。この場合、これらの撥水剤は一般に基
布の0.1〜4.0チ重量係付着せしめられる。
本発明の特徴部分について詳述する。本発明においては
、基布の片面又は両面に形成される非通気性透湿性防水
被膜層は、JIS−Z−0208−1976″″防湿包
装材料の透湿度試験方法(カップ法)#、条件B(温度
40±0.5℃、相対湿度90±2チ)、膜厚20μに
おいて、100P/m” ・24時間以・上、好ましく
は、500P/m” ・24時間以上、更に好ましくは
、1000?/m2・24時間以上の透湿度を示す重合
体材料を主成分とするものである。このような透湿度を
有する重合体材料の1例としては、シリコーン樹脂や大
日本インキ化学工業(株)製のウレタン樹脂、CRIS
VON −3314−ELがある。因みに、従来一般に
使用されている比較的疎水性の被膜形成重合体材料、例
えば、pvc、の透湿度は80.97?/−・24時間
あシ、通常のIリウレタンのそれは94.52F/−・
24時間のレベルにあシ、防水の目的からこのよう々非
透湿性を有する重合体材料を用いるのが常識的であった
尚、透湿性重合体材料含有防水被膜層には、気泡が、全
体的に均一に存在してもよく、または部分的に、例えば
、断面方向において基布側内面を除いて外表面側部分に
偏在しかつこの偏在する気泡が面方向全域に又は地域的
に存在していてもよい。
この気泡は防水被膜層の透湿性を高めるために有効であ
る。
上述のような透湿性重合体材料含有防水被膜層の重電に
は格別の限定はないが、一般には繊維基布土面で5〜5
00 t/m”の範囲にあることが好ましく、その厚さ
にも特に限定はしないが100μ以下更には50μ以下
であることが好ましく、5〜30μであることがよシ好
ましい。また、基布中に透湿性重合体材料含有防水剤が
含浸されておシ、かつ、基布表面にこの防水剤が厚さ5
〜10μの被膜を形成していることが好ましい。
本発明の防水シートの他の態様として繊維性基布の一面
上(好ましくは内側面上)に、前述の透湿性重合体材料
含有防水被膜層が形成されておル、他の面上(好ましく
は外側面上)に、非透湿性重合体材料含有防水被膜層カ
形成されているものがある。
上記非透湿性重合体材料とは、前述と同一透湿度試験に
おいて、100f/m” ・24時間未満の透湿度を示
す重合体材料を云う。
上記のような非透湿性重合体材料は、例えばポリ塩化ビ
ニル(pvc ) 、エチレン−酢酸♂ニル共重合体(
EV^)、非透湿性ポリウレタン、ポリアクリル樹脂、
ナイロン6.66、および12、ポリエステル樹脂、弗
素樹脂その他の公知の防水用合成樹脂、天然ゴム、およ
びクロロスルホン化ぼりエチレンがム(ハイパロン)、
シリコンがム、ネオプレン♂ム、弗素ゴム、pvcグラ
フトマー(エチレン−酢ビーPvC三元重合体)その他
の公知の合成ゴムから選ばれた少くとも1種からなるも
のである。
上述の透湿性重合体材料含有防水被膜層および非透湿性
重合体材料防水被膜層は、いづれも繊維性基布の所望の
面上に、カレンダー法、ラミネート法、トッピング法、
コーティング法、ディッピング法その他公知の方法によ
シ重合体材料を塗布して形成することができる。
透湿性重合体含有防水被膜層の重量には格別の限定はな
いが一般には繊維性基布の上面で5〜500 P/m”
の範囲内にあることが好ましい。また非透湿性重合体含
有防水被膜層の重量にも格別の限定はないが一般には繊
維性基布の上面で5〜5、OOt/m”の範囲内にある
ことが好ましい。これらの被膜層の厚さは、特別の限定
はしないがともに100μ更には50μ以下であること
が好ましく、5〜30μであることが更に好ましい。
また透湿性重合体含有防水被膜層の内側に非透湿性重合
体含有防水被膜層を形成して繊維性基布と一体化し、最
外表面に透湿性被膜を存在させてもよい。
本発明の防水シートの更に他の態様は、繊維性基布が疎
水性繊維から構成され、かつ水不溶性吸水性物質を保有
しておシ、かつ、との基布の少くとも1面に、前述と同
様の透湿性重合体材料含有防水被膜層が形成されている
ものである。
上記水不溶性吸水性物質は、特定の物質に限定されるわ
けではないが好ましくは、固体粉末又は繊維状物である
ことが好ましく、繊維性布帛中に均一に分散保有されて
いてもよいし、繊維性布帛の特定部分、例えば片面側、
又は両面側の表面層部分に特に濃く分散保持されていて
もよい。これらは接着剤で保持さ′せてありても良いこ
れら固体粉末又は繊維状物の粒子は、互に他から離れて
分散していることが好ましい。
水不溶性吸水性物質は、水に溶解することがなく、シか
し、その重量の10倍以上の水を吸収する能力のあるも
のであることが好ましく、その重量の100倍以上の水
を吸水することのできるものであることが更に好ましい
。このよう゛な物質としては、例えばバルブ製物質、或
は水溶性高分子物質等を架橋剤を用いて架橋するか、親
水基の一部を親油基で置換させて水不溶性に変性したも
の等で、例えばポリエチレンオキシド、ポリビニルピロ
リドン、スルホン化Iリスチレン、又はポリアクリル酸
ソーダ等を架橋したもの、セルローズ誘導体、−リアク
リロニトリル又はデングンーアクリロニトリルグラフト
共重合体の鹸化物等があるがこれらに限定されるもので
はない。このうち、デンプン−アクリロニトリルグラフ
ト共重合体の吸水能は自重の数百倍もあυ、本発明目的
から好ましい物質であるが、長期間含水状態で使用する
場合デンプン成分の腐敗によるグル構造の破壊が心配さ
れるので十分注意が必要である。
本発明において特に好ましい他の吸水性物質は、例えば
、自己架橋したアクリル酸アルカリ金属塩ポリマー(I
P9開昭53−46389)、ビニルエステルとエチレ
ン系不飽和カル?ン酸又はそめ共重合体鹸化物、レニル
エステルとアクリル酸(又はメタクリル酸)エステルと
の共重合体鹸化物(特開昭53−50290)、ビニル
アルコール/アクリル酸塩との共重合体があシ、また、
アクリロニトリルを少くとも85重量%含有するアクリ
ル系繊維を、ヒドロキシルアミン又はヒドラジンで処理
するか、或いは塩基性触媒の存在下にホルマリン処理す
る等によシ得られる実質的に架橋されたポリアクリロニ
トリル系繊維及びその粉末、側鎖にキレート性官能基を
有する水溶性ポリマーからなるキレート性架橋結合を有
する重合体(特開昭48−74547)等も有効である
水不溶性吸水性物質の吸水能は、吸水性物質一定量をイ
オン交換水中に分散投入し、この分散液を弱く攪拌した
るのち、室温で30分間放置し、吸水性物質を十分に吸
水膨潤せしめ、余分の水を除去して吸水した吸水性物質
の重量を測定し、この重量の、吸水前の重量に対する比
をもって表示する。
水不溶性吸水性物質の使用量には、特に限定はないが、
一般に0.1〜20017m”の重量である°ことが好
ましい。水不溶性吸水性物質は、単独で繊維基布中に分
散保持される外防水被膜形成重合体材料によ)繊維性基
布に接着されていてもよいし、或いは、接着剤によって
接着されていてもよい。またこれらを接着剤として散布
貼着してもよい。
本発明の防水シートは、少くとも1個の透湿性重合体材
料含有防水被膜層を有し、との被膜層に接している外気
中の湿気は、この防水被膜層に吸収され、かつ放湿され
るからこの表面に水滴が凝縮することがない。また、繊
維性基布が、吸水性を有するときは、吸収された湿分け
、繊維性基布に保持され、かつ、防水被膜層を通して放
湿される。
次に、本発明の防水シートを実施例によシ更に説明する
実施例1 ビニロン繊維帆布生機で次の規格を有するもの:目付 
360 fF/m2 を湯通し乾燥後、基布として使用した。この基布を下記
組成: 透湿性ウレタン樹脂*1) イングロビルアルコール(溶剤) 13部トルエン(溶
剤) 13部 〔註*120μ厚の透湿度的3,500f/−・24時
間〕 を有する加工液に浸漬したのちローラーで絞シ、70〜
120℃で3分間処理し、樹脂固型分付着Ji 380
17m”片面膜厚10μの製品(試料■)を得た。この
製品の基布の両面上にはそれぞれ約10、5 t/m”
の被膜層が形成されていた。
比較のために、上記と同一基布を、下記組成:pvcレ
ジン 8o重量部 ブチルベンジルフタレート 68 〃 エポキシ化大豆油 7N 炭酸カルシウム 20 〃 Cd −Ba系安定剤 3 〃 顔 料 8重量部 トルエン(稀釈剤) 30 〃 を有す加工液に浸漬し、ローラーで絞シ、これを90℃
で1分間乾燥し、さらに、180℃で1分間熱処理して
固形分付着量45517m” 、片面当シ膜厚10μ(
14g’/m” )の非透湿性疎水性被膜層を基布の両
面上に作シ、比較防水シート(試料■)を作成した。
試料11同■はいずれも耐水性は1,500%水柱以上
あり、その他の防水性も殆んど同一であった。上記試料
■によシ、テン) (2m X 2 m X 2m)を
作成し、このテントの内部の空気を温度40℃、相対湿
度80チに調節し、これを最低気温5℃の戸外に一夜放
置した。このテントの内側表面には、結露は認められ々
かった。同様のテストを試料■を用いて行ったところ、
テント内側表面に、多数の水滴の形成が認められ、また
多数の水滴がテント内床面に落下していた。
実施例2 ポリエステル繊維帆布生機で次の規格を有するもの: 目付 360デ/ m2 に撥水剤ステアリン酸亜鉛1.5重量%を付着せしめて
下処理し、90℃で1分間乾燥したものを基布とした。
との基布の片面に、実施例1、試料■に用いた透湿性重
合体材料溶液を塗布し、前述と同様にして35 t/m
” (36μ)の透湿性防水被膜層を形成した。更に、
基布の他の面上に、実施例、試料■に用いた非透湿性重
合体材料溶液を塗布し、前述と同様にして38 Ff/
m” (30μ)の非透湿性防水被膜層を形成した。得
られた防水シートを試料■とする。
試料■によシ、その透湿性重合体含有防水被膜層がテン
ト内側面を形成するように実施例1と同様のテントを作
成し結露テストを行ったところテントの内側表面に結露
は認められなかった。
実施例3および4 実施例2記載と同一の撥水剤処理繊維布帛の片面上に、
下記組成: 水不溶性吸水剤(KIダル−201粉末。
クラレイソプレンケミカル(株)製; イソブチレン−無水マレイン酸コポリマー)1重量部 接着用 EVA 溶液 3重量部 の混合物をうずく塗布し、吸水性物質20 ?/m”の
層を形成し、これを基布として用いた。
実施例3において上記吸水性物質含有基布に、実施例1
、試料■と同様の処理を施して、防水シート(試料■)
を作成した。
実施例4において、上記吸水性物質含有基布に実施例2
と同様の処理を施して防水シート(試料V)を作成した
〔透湿膜層:膜厚70μ(80ψ/m” ) 、非透湿
膜層:膜厚70μ(100L’m” ) )また、比較
のために上記吸水性物質含有基布に、実施例11試料■
と同様の処理を施して比較防水シート(試料■)を作成
した。
上記試料■、■および■を用いて、実施例1と同様のテ
ントラ作成し結露テストを行った。
試料■および■から作られたテストの内側面上には結露
は認められなかったが試料■から作られたテントの内側
面には多量の結露が認められた。
このテストの結果、本発明に係る透湿性重合体材料含有
防水被膜層が、結露防止に極めて有効なことが認められ
た。
試料■の場合、非透湿性重合体材料含有防水被膜層は、
はげしい降雨に対しても満足すべき防水性を示した。
また試料Vの場合、吸水性物質保持面に透湿性膜、又は
非透湿性膜が組み合わされる場合についても棟側したが
ほぼ同様の効果が得られたただ吸湿剤保持面に透湿性膜
が塗布された場合の方が吸放湿の効果が良好のようであ
った。
発明の効果 本発明の防水シートは、非通気性防水が施とされている
にも拘らず、その透湿性重合体材料含有防水被膜層表面
には、結露を生ずることがガく、かつ満足すべき吸放湿
性と防水性を示すことができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、繊維性基布と、 その少くとも1面上に形成され、合成樹脂およびゴム類
    から選ばれた少くと亀1種からなる重合体材料を主成分
    として含む非通気性防水被膜層と、を含んでなる防水シ
    ートにおいて、 前記重合体材料が、JI8Z0208−1976、「防
    湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法)」、条件B、
    膜厚20μにおける透湿度試験において100 S’/
    ?F!” ・24時間以上の透湿度を示す透湿性重合体
    材料であることを特徴とする、非通気性吸放湿性防水シ
    ート。 2、前記透湿性重合体材料の前記試験法による透湿度が
    50017m” ・24時間以上である、特許請求の範
    囲第1項記載の防水シート。 3、前記透湿性重合体材料の、前記試験法による透湿度
    が1. OOO17m” ・24時間以上である、特許
    請求の範囲第2項記載の防水シート。 4、前記非通気性防水被膜層が気泡を含んでいる、特許
    請求の範囲第1項記載の防水シート。 5、 前記透湿性重合体材料が、前記試験において、1
    0017m”・24時間以上の透湿度を示すシリコーン
    樹脂およびウレタン樹脂から選ばれる、特許請求の範囲
    第1項記載の防水シート。 6、 前記透湿性重合体材料を含んでなる非通気性防水
    被膜層が5〜500 P/m”の重量を有する、特許請
    求の範囲第1項記載の防水シート。 7、繊維性基布と、 その両面上に形成され、合成樹脂およびゴム類から選ば
    れた少くとも1種からなる重合体材料を主成分として含
    む2個の非通気性防水被膜層とを含んでなる防水シート
    において、 前記非通気性防水被膜層の一方を形成している重合体材
    料が、JI8Z0208−1976、r防湿包装材料の
    透湿度試験方法(カップ法)」、条件B1膜厚20μに
    おける透湿度試験において、10017m”・24時間
    以上の透湿度を示す透湿性重合体材料であわ、 前記非通気性防水被膜層の他方を形成している重合体材
    料が、前記透湿度試験において、100fi’/m”・
    24時間未満の透湿度を示す非透湿性重合体材料である
    、ことを特徴とする非通気性吸放湿性防水シート。 8、前記透湿性重合材料の前記試験法による透湿度が、
    500117m”・24時間以上である、特許請求の範
    囲第7項記載の防水シート。 9、#記透湿性重合体材料の、前記試験法による透湿度
    が、1.000 P/m”・24時間以上である、特許
    請求の範囲第8項記載の防水シート。 10、前記非通気性防水被膜層が気泡を含んでいる、特
    許請求の範囲第7項記載の防水シート。 11、前記透湿性重合体材料が、前記試験において、1
    00 f/m”・24時間以上の透湿度を示すシリコー
    ン樹脂およびウレタン樹脂から選ばれる、特許請求の範
    囲第7項記載の防水シート。 12、前記非透湿性重合体材料が、前記試験において、
    100 fr1m2 ・24時間未満の透湿度を示ス、
    ポリ塩化ビニル、エチレンーー酢酸ビニル共重合体、ポ
    リウレタン、ポリアクリル樹脂、ナイロン6、ナイロン
    66、ナイロン12 # ホUニスPvCグラフトマー から選ばれた少くとも1種からなる、特許請求の範囲、
    第7項記載の防水シート。 13、前記透湿性重合体材料含有防水被膜層が5〜50
    0 fF/m2の重量を有する特許請求の範囲第7項記
    載の防水シート。 14、前記非透湿性重合体材料含有防水被膜層が5〜5
    00 f/m2の重量を有する特許請求の範囲第7項記
    載の防水シート。 15、繊維性基布と、 その少くとも1面上に形成され、合成樹脂およびゴム類
    から選ばれた少くとも1種から々る重合体材料を主成分
    として含む非通気性防水被膜層とを含んで々る防水シー
    トにおいて、 前記緻細基布が疎水性繊維によって構成され、かつ水不
    溶性吸水性物質を保有しておシ、かつ、前記重合体材料
    が、JIS Z O208−1976、「防湿包装材料
    の透湿度試験方法(カップ法)」、条件B、膜厚20μ
    における透湿度試験において、100 t/m” ・2
    4時間以上の透湿度を示す透湿性重合体材料であること
    を特徴とする、非通気性吸放湿性防水シート。 16、前記透湿性重合体材料の前記試験法による透湿度
    が500117m” ・24時間以上である、特許請求
    の範囲第15項記載の防水シート。 17、前記透湿性重合体材料の、前記試験法による透湿
    度が、1,000デ/frL2・24時間以上である、
    特許請求の範囲第16項記載の防水シート。 18、 前記非通気性防水被膜層が気泡を含んでいる、
    特許請求の範囲第15項記載の防水シート。 19、前記透湿性重合体材料が、前記試験において、1
    00 f/m” ・24時間以上の透湿度を示すシリコ
    ーン樹脂およびウレタン樹脂から選ばれる、特許請求の
    範囲第15項記載の防水シート。 加、 前記水不溶性吸水性物質が、その重l°の10倍
    以上の水を吸収する能力を有する、特許請求の範囲第1
    5項記載の防水シート。 21、前記水不溶性吸水性物質が、その重量の100倍
    以上の水を吸収する能力を有する、特許請求の範囲第2
    0項記載の防水シート。 22、前記水不溶性吸水性物質が、パルプ製物質。 セルローズ誘導体、ポリアクリロニトリル鹸化物。 デンプン−アクリロニトリルグラフト共重合体鹸化物1
    分予肉架橋アクリル酸アルカリ金属塩重合体、ビニルエ
    ステルとエチレン系不飽和力kgン酸又はそのエステル
    との共重合体の鹸化物、ビニルエステルとアクリル酸エ
    ステルとの共重合体の鹸化物の鹸化物、およびビニルア
    ルコールとアクリル酸塩との共重合体、から選ばれた少
    くとも1種からなる、特許請求の範囲第15項記載の防
    水シート・ 23、前記水不溶性吸水性物質の量が、0.1〜200
     fi’/m”の範囲内にある、特許請求の範囲第15
    項記載の防水シート。 U 前記透湿性重合体材料含有防水被膜層が5〜500
     P/m”の容量を有する、特許請求の範囲第15項記
    載の防水シート。
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