JPS6010190Y2 - 農用トラクタ−におけるエンジン搭載装置 - Google Patents

農用トラクタ−におけるエンジン搭載装置

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JPS6010190Y2
JPS6010190Y2 JP16498980U JP16498980U JPS6010190Y2 JP S6010190 Y2 JPS6010190 Y2 JP S6010190Y2 JP 16498980 U JP16498980 U JP 16498980U JP 16498980 U JP16498980 U JP 16498980U JP S6010190 Y2 JPS6010190 Y2 JP S6010190Y2
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JP
Japan
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engine
frame
cooled engine
bracket
vertical water
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Application number
JP16498980U
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JPS5786830U (ja
Inventor
喜平 吉井
晧 岡田
和久 岡田
Original Assignee
ヤンマーディーゼル株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本件考案は縦形水冷エンジンでも、横形水冷エンジンで
も、どちらでも搭載可能な小形農用トラクターに関する
考案である。
一般のトラクターは縦形水冷エンジンの前方へ前フレー
ムを突設し、エンジンの後方にクラッチハウジングを固
設し、更にその後面にミッションケースを、更にその後
面にリアアクスルケースを固設し、前フレーム、エンジ
ン、クラッチハウジング、ミッションケース、リアアク
スルケースの連設されたものを主機としている。
しかし、小形の農用トラクターは主機枠として使えるほ
どの強度を持ったクラッチハウジングやミッションケー
ス、リアアクスルケースを構成することができず、その
代わりに前端から後端まで突き抜けたフレームを用いる
のである。
このフレームにエンジンやクラッチハウジング、ミッシ
ョンケースを装着する結果、エンジンは馬力の大小、値
段の高低に応じているいろのものを搭載できるという利
点が生ずるのである。
縦形水冷エンジンは大きさの割りに馬力が大であるが高
価であり、背いが高くなる欠点がある。
横形水冷エンジンは大きさの割りには馬力が低いが、低
価格である等の長所、短所があるのである。
これらの横形、縦形水冷エンジンのどちらをも搭載可能
とした小形の農用トラクターの場合の縦形水冷エンジン
の搭載方法に関するものである。
横形水冷エンジンを搭載可能とする為にはフレームの幅
を広くとらねばならず、そのような幅広のフレームに縦
形水冷エンジンを搭載しようとすると狭すぎてマウンテ
ィングブラケット、及びエンジンブラケットが届かない
恐れがあるのである。
本件考案では両ブラケットに折曲げの支持部を設け、該
支持部を平行させて緩衝材を介装し、振動防止装置をも
兼ねさせたものである。
本件考案の目的は以上の如くであり、添付の図面に示し
た実施例の構成に基づいて本件考案の構威を説明すると
第1図は本件考案の農用トラクターの全体平面図。
第2図は同じく全体側面図。第3図は同じく前面図であ
る。
ボンネット1内にエンジンを内蔵し、座席5の下のミッ
ションケースへ動力を伝達し、後輪3R,3Lを駆動し
ている。
フレーム10を前端から後端まで通して設けてあり、ボ
ンネット1内のエンジンも該フレーム10に支持され、
座席5の下のミッションケースもフレーム10に支持さ
れている。
フェンダ−7は左右を連結した一体形に形成されており
、前方2叉部で左右のステップ6R,6Lに連接されて
いる。
4はステアリングハンドルである。ステップ6R,6L
の前方に左側にクラッチペダル8が右側にブレーキペダ
ル9が枢支されている。
前輪2R,2Lはフロントアクスル11と左右のキング
ピン19R,19Lにて支持されている。
フロントアクスル11はフレーム10のセンターピン固
設体10cに固設されたセンターピン18により左右回
動可能に枢支されている。
第4図はフレーム10部の平面図。
第5図はフレーム10部分の側面断面図。
第6図はステアリング装置の側面図。
第7図は同じくステアリング装置の平面図である。
フレーム10は左右のL形フレーム材10 gtloh
よりなり、前端にフロントウェイト取付体を固設し、後
端は座席5の下のミッションケースを挾持している。
該フレーム10により本農用トラクターの主機枠として
いる。
そしてフレーム10の前方よりラジェータブラケット1
0aを立設し、該ラジェータブラケット10aにラジェ
ータを装備させている。
ラジェータブラケット10aの下部にセンターピン固設
体10cを溶接固定し、該センターピン固設体10cに
センターピン18を固設している。
そしてセンターピン18の外周にフロントアクスル11
を枢支している。
フロントアクスル11の両端にキングピン19R919
Lを枢支している。
又キングピン19R,19Lの下方にナックルアーム1
2R,12Lを固設し、該ナックルアーム12R,12
Lをタイロッド13R,13Lにてベルクランク14に
枢結している。
ベルクランク14の他端はドラッグロッド16にてピッ
トマンアーム17に枢結されている。
ベルクランク14はフレーム材10g、10hの間に架
設された補強部材10bにベルクランク軸20にて枢結
されている。
該ベルクランク軸20には大きな力がかかるので補強部
材10bはコの字形の形鋼を2個向い合わせて溶接し、
中央部のみ角パイプ形に構威し、該部分にベルクランク
軸20を枢結させている。
又、フレーム10のフレーム材10g、10hに渡架し
て角棒より成るステアリングサポート10d、10eを
間隔を開けて設け、該ステアリングサポート10d、l
ee間にステアリングギアボックス15を前後で支持し
て設け、該ステアリングサポート10d、10eの間か
らビルトマンアームを下方へ突出させている。
更に該下方に突出させたピットマンアーム17の前後回
動の規制をステアリングサポート10d、10eにて行
っている。
L形のフレーム材10g、10hの縦縁に内向きのマウ
ンティングブラケット21を取付け、一方縦形水冷エン
ジン23の側面にエンジンブラケット22を設け、エン
ジンブラケット22の支持部22aは斜上方へ向いて折
れ曲っており、内向きマウンティングブラケット21の
支持部21aは斜後方へ向い折り曲っており、両支持部
21aの上面と22aの下面との間に緩衝材25を介挿
して貫挿ボルト26を支持部21a、22aに締着せし
めている。
第8図は農用トラクター前部の縦形水冷エンジン支持部
を示す断面図。
第9図はエンジンを左に偏心させた第8図の前面拡大図
第10図は縦形水冷エンジンを右に偏心させたエンジン
支持部の図面。
第11図は大形の縦形水冷エンジンの大形のものを支持
させた状態の図面である。
縦形水冷エンジン23を偏心して支持させる場合には、
内向きマウンティングブラケット21とは逆の斜上方外
側へ折れ曲った外向きマウンティングブラケット24a
をフレーム材10gの縦縁に取付け、該外向きマウンテ
ィングブラケット24の支持部24a上面に緩衝材25
を介してエンジンブラケット22の支持部22aに支持
させている。
第9図の如き進行方向左側に偏心させて縦形水冷エンジ
ン23を支持したい場合には、右側のフレーム材10h
に内向きマウンティングブラケット21を、左側に外向
きマウンティングブラケット24を取付けて支持させる
第10図の如く縦形水冷エンジン23を進行方向に向っ
て右側に偏心させたい場合には、右側のフレーム材10
hに外向きマウンティングブラケット24を、左側のフ
レーム材10gに内向きマウンティングブラケット21
を取付は支持させる。
第11図の如く大形の縦形水冷エンジン23を支持させ
る場合には、左右とも外向きマウンティングブラケット
24.24で支持させ、逆に小形の縦形水冷エンジン2
3を支持させる場合には左右とも内向きマウンティング
ブラケット21,21で支持させる。
縦形水冷エンジンは一般にフレーム部材との取付は面が
シリンダーブロック側面に設けられ、該取付面に螺子孔
が設けられていることが多いので、このようなエンジン
ブラケット22が必要となるのである。
第12図は本考案の農用トラクターに縦形水冷エンジン
23の代わりに横形水冷エンジン27を載置する場合の
図面。
第13図は横形水冷エンジン27用の緩衝材。
第14図は同じく側面図。第15図は立形水冷エンジン
23用の緩衝材25の図面である。
横形水冷エンジン27の場合はクランクシャフト方向の
幅よりもクランクシャフトと直角方向の幅が広いので、
略フレーム10のフレーム材10g+10hの間にはま
り込んでしまう程度の大きさであり、横形水冷エンジン
の場合はシリンダーブロックの底面に取付面が設けられ
ているので、フレーム材10g、10hの横縁上に横形
水冷エンジン用緩衝材28を左右2ケづつ4個介挿して
支持している。
本件考案の農用トラクターはこの縦形水冷エンジン23
と横形水冷エンジン27の取換えも容易に行えるのであ
る。
第13図、第14図に示す如く横形水冷エンジン27用
の緩衝材28はフレーム材10g、10hの横繰上に第
4図の如く載置可能な構成とされており、中央にエンジ
ン取付部28cを両端にフレーム取付部28e、28d
を設け、その間に緩衝用のゴム18b、28aを介挿さ
せている。
エンジン取付部28cの下面はフレーム取付部28e、
28dの下面よりも高く構成されている。
縦形水冷エンジン23用の緩衝材25は円柱形に構成さ
れ内部に貫挿ボルト26が設けられている以上の如く本
考案は、農用トラクターの機体の前端から後端にわたっ
てL形フレーム材10g。
10hより成るフレーム10を配置し、該り形フレーム
材10g、10hの縦縁に固設して、フレームの内側に
支持部21aを設けた外形のマウンティングブラケット
21、又はフレームの外側に支持部24aを設けたr形
のマウンティングブラケット24を設け、他方縦形水冷
エンジンの側面にはr形のエンジンブラケットを設け、
マウンティングブラケットの支持部とエンジンブラケッ
ト22の支持部22aを平行に対面させ、緩衝材を介装
する構成において、マウンテイングブラケツ)21.2
4を交換することにより、エンジンのクランクシャフト
位置を変更可能としたので、次のような効果を奏するも
のである。
第1に、横形の水冷エンジンを搭載可能とした幅広のフ
レーム10内に、幅狭の縦形水冷エンジンを配置する場
合にも、2種類のマウンティングブラケット21.24
を用いることにより左右フレーム材と幅狭のエンジンの
間隔を埋めることができるのである。
第2に、r形1形の2種類のマウンティングブラケット
を組み合わせて用いることにより、エンジンの幅が変わ
った場合や、クランクシャフトの位置が偏心している場
合にもクランクシャフトの位置を調整して、いろいろな
種類のエンジンを搭載することができるようになったも
のである。
第3に、どの場合にもエンジンブラケットの支持面との
間は平行とすることができるので、この間に緩衝材を介
装させ振動を防ぐことができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本件考案の農用トラクターの全体平面図。 第2図は同じく全体側面図。第3図は同じく前面図。 第4図はフレーム部の平面図、第5図はフレーム部の側
面断面図、第6図はステアリング装置の側面図、第7図
は同じくステアリング装置の平面図、第8図は農用トラ
クター前部の縦形水冷エンジン支持部を示す断面図、第
9図はエンジンを左に偏心させた第8図の前面拡大図、
第10図は縦形水冷エンジンを右に偏心させたエンジン
支持部の図面、第11図は大形の縦形水冷エンジンを支
持させた状態の図面、第12図は縦形水冷エンジンの代
わりに横形水冷エンジンを載置した場合の前面図、第1
3図は横形水冷エンジン用の緩衝材、第14図は同じく
側面図、第15図は立形水冷エンジン用の緩衝材の図面
である。 10・・・・・・フレーム、10gw 10h・・・
・・・フレーム材、21,24・・・・・・マウンティ
ングブラケット、21a、24a・・・マウンティング
ブラケットの支持部、22・・・・・・エンジンブラケ
ット、22a・・・・・・エンジンブラケットの支持部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 農用トラクターの機体の前端から後端にわたってL形フ
    レーム材10g、10hより成るフレーム10を配置し
    、該り形フレーム材10g、10hの縦縁に固設して、
    フレームの内側に支持部21aを設けた外形のマウンテ
    ィングブラケット21、又はフレームの外側に支持部2
    4aを設けたr形のマウンティングブラケット24を設
    け、他方縦形水冷エンジンの側面にはr形のエンジンブ
    ラケットを設け、マウンティングブラケットの支持部と
    エンジンブラケット22の支持部22aを平行に対面さ
    せ、緩衝材を介装する構成において、マウンティングブ
    ラケット21.24を交換することにより、エンジンの
    クランクシャフト位置を変更可能としてことを特徴とす
    る農用トラクターにおけるエンジン搭載装置。
JP16498980U 1980-11-18 1980-11-18 農用トラクタ−におけるエンジン搭載装置 Expired JPS6010190Y2 (ja)

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JP16498980U JPS6010190Y2 (ja) 1980-11-18 1980-11-18 農用トラクタ−におけるエンジン搭載装置

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Publication Number Publication Date
JPS5786830U JPS5786830U (ja) 1982-05-28
JPS6010190Y2 true JPS6010190Y2 (ja) 1985-04-08

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