JPS5998022A - 芳香族炭化水素混合物の製造方法 - Google Patents

芳香族炭化水素混合物の製造方法

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JPS5998022A
JPS5998022A JP58199330A JP19933083A JPS5998022A JP S5998022 A JPS5998022 A JP S5998022A JP 58199330 A JP58199330 A JP 58199330A JP 19933083 A JP19933083 A JP 19933083A JP S5998022 A JPS5998022 A JP S5998022A
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ratio
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molar ratio
treatment
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は芳香族炭化水素混合物の製造方法に関するもの
である。
一層具体的にいえば本発明は、7分子当り2個、3個ま
たは≠個の炭素原子を有する)?ラフイン、もしくは該
・ぐラフインを50重重量上シ多く含有する脂肪族炭化
水素混合物を、結晶質珪酸ガリウムを含有する触媒と接
触させることによって芳香族炭化水素混合物を生成させ
、しかしてこの結晶質珪酸ガリウムは、 (、)  珪酸塩合成のために必要な成分の他に、ガリ
ウム化合物/種またはそれ以上、および必要に応じて3
価金属Y(ここにYはアルミニウム、鉄、コバルトおよ
びクロムからなる群から選ばれる)の化合物/Sまたは
それ以上を出発原料として使用して結晶化操作を行うこ
とによって作られたものであり、原料成分の使用量(酸
化物のモル数で表わす)は、SiO□/Ga2O3比(
モル比)が2!;−260であり、Y2O3/Ga2O
3比(モル比)が/より低い値であるという珪酸塩組成
のものが得られるような使用量であり、そして (b)  空気中で500℃において7時間焼成した後
の前記結晶質珪酸ガリウムの粉末X線回折像は表Aに記
載の≠不の最強ピークを有し、表  A d(X) //、/十〇、2 70.0±0,2 3、g≠±0.07 3、7.2±0.0乙 かつ該触媒はβ段階処理を少なくとも7回行ったもので
あり、この1段階処理の第1段階は、5時間以内に該触
媒上にコークスが0. / −j重量係付着するまで該
触媒を330−700℃の温度において炭化水素または
炭化水素混合物と接触させることからなり、それに続い
て行われる第1段階は、前記のコークス付着触媒上に存
在するコークスのj0重量係以上が除去されてしまうま
で前記のコークス付着触媒を330−700℃の温度に
おいて酸素含、  有ガスと接触させることからなるも
のであることを特徴とする、芳香族炭化水素混合物の製
造方法に関するものである。
前記触媒中のガリウムは、もっばら前記の特定の構造の
結晶質珪酸塩中に存在するものである。
しかしてこのガリウムは、7種またはそれ以上のガリウ
ム化合物を含有する水性混合物からの結晶化操作によっ
て前記珪酸塩が製造されるときにその中に入ったもので
ある。
本発明方法に使用される結晶質珪酸力゛リウムの製法に
ついて説明する。この製造操作は一般に次の成分を含む
水性混合物を出発原料として用いて実施するのが非常に
有利である。
すなわち、原料として7種まだはそれ以上のアルカリ金
属(ロ)化合物;有機カチオンを含有するか才だ1d前
記珪酸塩の製造操作実施中に有機カチオ/を生成し得る
7種またはそれ以上の有機窒素化合物(RN);7種ま
たはそれ以上の珪素化合物;7種またはそれ以上のガリ
ウム化合物;および所望に応じて7種またはそれ以上の
3価金属Yの化合物が有利に使用できる。
この製造操作は、前記珪酸塩が生成するまで当該混合物
を高温下に保ち、次いで母液から前記珪酸塩結晶を分離
し、この結晶を洗浄し、乾燥し、焼成することを包含す
る。前記珪酸塩の製造原料である前記水性混合物は、下
記の化合物を下記量含むものであるべきである〔これら
の化合物およびその量は、酸化物の形で(有機窒素化合
物を除く)、かつモル比で示す〕。
M2O:5lo2=0.07−0.33RN  : S
 iO2−0,0、:2− /、 Os 102 : 
Ga20s ==2j−≠00Y203 : Ga20
x < / H20:5iO2=5−乙j 前記珪酸塩の製造の際に使用される原料混合物は、有機
窒素化合物として第≠級アンモニウム化合物を含有し、
アルカリ金属化合物としてナトリウム化合物を含有し、
珪素化合物として非晶質シリカを含有する混合物である
ことが非常に好ましい。
反応成分中に多分存在する不純物は別として、3価金属
Yの化合物を含有しない水性混合物を用いて結晶化操作
を行うことによって製造された結晶質珪酸ガリウムを、
本発明方法において使用するのが好ましい。
既述の製法に従って製造された前記珪酸塩はアルカリ金
属イオンを含有する。これは、適尚なイオン交換法によ
って他のイオンと交換でき、たとえば水素イオンまたは
アンモニウムイオンと交換できる。本発明方法に使用さ
れる前記結晶質珪酸ガリウムのアルカリ金属含量は0.
05重量俸未満であることが好ましい。この結晶質珪酸
ガリウムは、本発明方法においてそのまま使用でき、あ
るいはカオリン捷たはベントナイトの如き結合剤(bi
nder material )と混合して使用できる
/分子当ジノ個、3個またば≠個の炭素原子を有するオ
レフィンの場合には、これを、本発明方法に使用される
前記珪酸ガリウムに類似の構造を有する結晶質金属珪酸
塩と比較的低い温度において接触させることによって、
該オレフィンを好収率で芳香族炭化水素混合物に変換さ
せることができる。
しかしながら、/分子当り2個、3個まだは≠個の炭素
原子を含むパラフィン、または該パラフインを50重量
%より多く含む脂肪族炭化水素混合物を芳香族炭化水素
混合物に変換させることは、従来の技術では比較的困難
であシ、かなシ高い温度が必要であシ、そしてこの事実
から、この変換この変換反応では水素が放出される。種
々の目的のために水素の需要が増加しつつあるから、こ
の変換反応では水素を、メタンの如き水素分の多い副生
成物の形でなく、分子状水素の形でかなり多く得られる
ようにすることが重要である。
SiO2/Ga206比(モル比)の値が23;−10
0である結晶質珪酸ガリウムを含有する触媒は非常に高
活性であシ、かつH2およびC7に対する選択率も高い
ことが見出された。一方、SiO□/Ga 20s比(
モル比)の値が100−λjOである結晶質珪酸ガリウ
ムを含有する触媒は、活性が比較的低く、かつR選択率
も比較的低い。しかしながら、すべての結晶質珪酸ガリ
ウム含有触媒は、これに前記2段階処理を少なくとも7
回行うことによって、その性能を大きく向上させること
ができる。
この触媒に対する前記2段階処理の実施回数を一層多く
することによって、前記変換反応に対する該触媒の性能
が一層向上するであろう。すなわち、この2段階処理の
反覆によって触媒の性能が一層良くなシ、或回数反覆し
たときに触媒の性能が或極犬値に達する。ただし、この
極太値に達した後は、λ段階処理をそれ以上反覆しても
触媒の性能はもはやそれ以上向上しない。
本発明方法に使用される出発原料中は、/分子当シ2個
、3個または≠個の炭素原子を有するノ4ラフインであ
り、あるいは該・臂ラフインを50重量%より多く含む
脂肪族炭化水素混合物である。
この原料の50重量−以上を構成する前記パラフィン(
/分子当’り2個、3個または≠個の炭素原子を有する
もの)は、エタン、プロパン、n−ブタンおよびイソブ
タンである。出発原料が前記のパラフィンの他に他種脂
肪族炭化水素をも含む脂肪族炭化水素混合物である場合
には、この混合物は、たとえばメタン、エテノ、プロペ
ン、ブテン、イソブチン、ブタジェンおよび/分子轟り
5個またはそれ以上の炭素原子を有する・ぐラフインお
よびオレフィンを含有するものであってよい。本発明方
法に好適な出発原料は、/分子当り3個または≠個の炭
素原子を有する7種またはそれ以上のパラフィンを75
重量%以上含有する原料であるが、実質的に完全に該A
?ラフインからなる出発物質が特に好ましい。本発明方
法において非常に有利に使用できる原料物質は、鉱油の
製造のときに副生成物として得られる/分子当り3−4
’個の炭素原子を有するパラフィンの混合物でるる。
本発明方法によって得られる液体炭化水素混合物は実質
的にガソリン沸点範囲内の沸点を有し、かつオクタン価
が非常に高い。したがってこれはモーターガソリンとし
て、あるいはモーターガソリン用混合成分として非常に
好適である。
本発明方法は温度3!;0−700℃、特に≠so−乙
s。
℃、圧力/−20バール、特に/−70バール、空間速
KO,/ −/ Oky、ky−1,h−’、特にo、
5−sh。
ゆ 、h において実施するのが好ましい。
本発明方法では、空気中でよ00℃において7時間焼成
した後に、たとえば、前記の粉末X線回折像等によって
同定される結晶質珪酸ガリウムを含有する触媒に、前記
原料を接触させるのである。
すなわち、この粉末X線回折像の最強ピークは、前記の
表Aに記載の≠本のピークでちるべきである。この結晶
質珪酸ガリウムの代表的な7例を空気中で500℃にお
いて7時間焼成した後に、これについて測定された粉末
X線回折像の完全データーを表Bに示す。
(以下余白) 表  B ii、i   10o  3.g≠0)j710.0 
(D)  70 3.72の)  37g、り3/3.
乙3      /乙 7、り9/3゜≠7 〈/ 7、IA、2  .2 3.≠35 乙、乙と           7      3.3
≠          。2乙、33;   //  
3.30   夕至り7   /7 3.23   / よ7θ  7 3.Oj   g よ!乙      10     2.’7ど    
  //よ36       2    2.り乙  
    31APどp)     乙    21g乙
      ノIAAOll−:1.73  .2 ’A33         夕     25乙0  
     2/l−、,2372,’l−g   3’
I−,07、22,≠02 1A00Il− ■)=ダブレット 本発明方法に有利に使用できる触媒は、5lo2/Ga
2O3比(モル比)が、2J−−230である結晶質珪
酸ガリウムを含有する触媒である。
不発明方法に従って行われる変換反応のために最適の性
能を有する触媒を得るために前記の一段階処理を行うの
であるが、この処理の回数について次の知見が得られた
。すなわち、5io2/Ga2o3比(モル比)が60
よシ低い結晶質珪酸ガリウムを含有する触媒に、本発明
に従って一段階処理を行うことによって得られる処理触
媒は、51o2/Ga2O3比(モル比)−1riAO
−700である結晶質珪酸ガリウムを含有する触媒に該
!段階処理を行うことによって得られる処理触媒に比較
して、決して性能(すなわち、本発明の炭化水素変換方
法において発揮される性能)が一層良好とはいえないと
いうことが実験によって確認された。したがって本発明
方法では、比較的高価なガリウムの使用量節約という点
からみて、5io2/Ga2o3比(モル比)が少なく
とも乙0である結晶質珪酸ガリウムを含有する触媒を使
用するのが一般に好ましい。
本発明方法において前記変換反応のだめに最適の触媒を
得るために実施すべき前記2段階処理の回数に関し、下
記の如き注目すべき知見が得られた。
一般に、s lO2/ca 20 s比(モル比)がせ
いぜい/10である結晶質珪酸ガリウムを含有する触媒
の性能は、この触媒に前記2段階処理をせいぜい3回行
うことによって最高水準に到達させることができる。
S i O2/Ga 205比(モル比)が/10より
高い結晶質珪酸ガリウムを含有する触媒に対する一段階
処理の最低実施回数は、次式 〔ここにnは!段階処理の最低実施回数を表わし、mは
尚該珪酸塩のS iO、z/Ga 20 s比(モル比
)を表わす〕に従って算出するのが好ましい。ただし、
算出値が自然数Nと端数(分数)(すなわち、/よシ小
さい数)との合計値である場合には、触媒に対する2段
階処理の最低実施回数は、好ましくはN+/回である。
後者の触媒について上記の式によって一段階処理の最低
実施回数を算出し、そしてその回数だけ!段階処理を行
うことによって触媒の性能は一層高い水準に向上するが
、この高性能は、該2段階処理の実施回数をさらに増す
ことによって、さらに向上させることができる。すなわ
ち、触媒の性能を最大限に向上させるために、前記の式
に従って得られた2段階処理の最低実施回数の算出値(
nまたはN+/)の約3倍の回数にわたって一段階処理
を行うのが好ましいことが見出された。
たとえば、5102/Ga2O3比(モル比)がそれぞ
れ/3jまたは/乙jまたは/7jである結晶質珪酸ガ
リウムを含有する触媒の場合には、該触媒に2段階処理
をそれぞれ≠回、7回または70回行うことによってそ
の性能が許容水準まで向上するけれども、その性能を最
大限に向上させるためには、該一段階処理をそれぞれ約
72回、27回または30回行うべきである。上記の説
明から明らかなように、触媒の性能を許容水準まで、ま
たは ′最大限に向上をせるために、2段階処理の実施
回数は、結晶質珪酸ガリウムのS 102/G a 2
03比(モル比)が高ければ高い程、一層多くするのが
好ましい。本発明方法においては、SiO2/Ga2O
3比(モル比)の高い結晶質珪酸ガリウム、およびS 
102/Ga2O3比(モル比)の低い結晶質珪酸ガリ
ウムの両者が使用できる。s io 2/ Ga 2 
o s比(モル比)は次の2つの要因を考慮して決定さ
れ、すなわち、°′比比的的高価ガリウムの使用”と、
パλ段階処理の費用″というλつの要因を考慮して決定
され得る。
触媒中に存在する結晶質珪酸ガリウムのSiO2/Ga
2O3比(モル比)が高くなるにつれて(すなわちガリ
ウム含蓄が低くなるにつれて)触媒の製造費は一層安く
なるが、その性能向上のために2段階処理の実施回数を
かなシ多くしなければならず、この処理の費用がかなシ
高くなる。この触媒を工業的規模で使用する場合におい
て、触媒性能を最大限に向上させるためのノ段階処理の
実施回数を制限することが目的の7つであるときには、
SiO2/Ga2O3比(モル比)がせいぜい/30で
ある結晶質珪酸ガリウムを含有する触媒を用いて本発明
方法を実施するのが好ましい。
S 型O2/Ga 203比(モル比)が730より高
い結晶質珪酸ガリウムを含有する触媒は、価格の面から
みれば好ましいものであるが、触媒の性能を最大限に向
上させるのに必要なλ段階処理の実施回数を多くしなけ
ればならず、この処理の費用からみれば上記の触媒が好
ましいとは断言できない。しかしながら、この問題は次
の方法によって具合よく触法できる。すなわち、該触媒
を2段階処理の前に1.00−700’0℃において2
−1時間焼成した場合(「予備焼成」と称する)には、
該触媒の性能を最大限に向上させ石ために必要なλ段階
処理の実施回数をかなり減少させることができるのであ
る。上記の予備焼成を乙oo−iooo℃において行っ
た触媒の場合においても、その性能(すなわち、本発明
に従った前記変換反応のだめの触媒としての性能)を最
大限に向上させるために必要な2段階処理の実施回数は
該珪酸塩のSiO□/ca 203比(モル比)に左右
される。5i02/9a203比(モル比)が730よ
シ高い前記珪酸塩を含有する触媒の場合には、2段階処
理の最低実施回数は、次式−(ここにnおよびmは既述
の意味を有する)に従って算出するのが好ましい。ただ
し、上記の式に従って算出された値が自然数Nと端数(
/よシ小−さい数)との合計値である場合には、この触
媒の2段階処理の実施回数はN+/回であることが好ま
しい。
予備焼成した触媒に2段階処理を、上記の式に従って算
出された回数n(またはN+/)行うことによって、触
媒の性能(すなわち本発明に従った前記変換反応のため
の触媒としての性能)が許容水準まで向上する。乙00
−1000℃における予備焼成を行わなかった触媒の場
合と同様に、この予備焼成を行った触媒においても、前
記の式から算出された回数にわたって2段階処理を行う
ことによって性能が許容水準まで向上するが、この性能
は、2段階処理の回数を増すことによってさらに向上さ
せることができ、すなわち最大限に向上させることがで
きる。予備焼成を600−1000℃において行った触
媒については、その性能を最大限に向上させるために、
2段階処理を、前記の式によって算出された最低実施回
数(n、tたはN+/)(すなわち性能を許容水準まで
向上させるために好ましい回数)の約2倍の回数行うの
が好ましい。たとえば、SiO2/Ga2o3比(モル
比)が/3jまたは/6夕または/タタである結晶質珪
酸ガリウムを含有する前記触媒に予備焼成を600−7
000℃で行った場合には、次いでこれにλ段階処理を
それぞれ2回、3回または≠回行うことによってその性
能が許容水準まで向上するが、この性能を最大限に向上
させるためには、該触媒に2段階処理をそれぞれ約≠回
、6回またはに回行うことが必要である。本発明方法を
触媒の存在下に工業的規模で行うにあたシ、触媒の性能
を最大限に向上させるための2段階処理の回数を、既述
の非予備焼成触媒の場合と同様に70回より少ない回数
に制限することを目的の7つとして、2段階処理の前に
予備焼成を1.00−7000℃において行った触媒を
用いて本発明方法を実施する場合には、s iO2/a
 a 203比(モル比)がせいぜい、220である結
晶質珪酸ガリウムを含有する触媒を使用するのが好まし
い。2段階処理の前に予備焼成を400−ど00℃にお
いて行った触媒を用いる場合には、S iO2/G a
 203比が/30−.220である結晶質珪酸ガリウ
ムを含有する触媒を使用するのが特に好ましい。
前記の2段階処理の第1段階では、原則として、あらゆ
る種類の炭化水素または炭化水素混合物が使用できるが
、330−700℃の温度において5時間より短かい時
間内に触媒上に0./−3重量%のコークスを付着でき
るようにしなければならない。この目的のだめに、本発
明方法において原料物質として使用される炭化水素また
は炭化水素混合物と同じものを使用するのが非常に有利
である。
前記のノ段階処理の第!段階において、触媒上のコーク
スの50重量%以上を除去するために使用される酸素含
有ガスは、空気であることが非常に好ましい。この2段
階処理の第2段階では、触媒上に存在するコークスの7
55重量%上を除去するのが好ましく、触媒上に存在す
るコークスを実質的に全部除去するのが特に好ましい。
本発明を一層具体的に例示するだめに、次に実施例を示
す。
実施例 次の方法に従って矢種の結晶質珪酸ガリウム(珪酸塩/
−≠)を製造した。水中にNaOH、非晶質シリカ、(
C6H7)4NOHおよびGa(NO3)3を入れて作
った水性混合物をオートクレーブに入れ、自生圧力(a
utogenous pressure )のもとで7
50℃に2≠時間加熱した。反応混合物を冷却した後に
、生じた珪酸塩をF別し、洗浄水の−が杓子になるまで
水洗し、/、、20℃において乾燥した。空気中で30
0℃において7時間焼成した後の珪酸塩/−≠の性質は
次の通シであった。
(a)粉末X線回折像のデーターは、表Bに記載のもの
と実質的に同じであった。
(b)  5i02/Ga2O3比(モル比)を表Cに
示す。
表  C /70 2/20 3   7どO ≠    3夕0 珪酸塩/−≠の製造原料である水性混合物の成分組成(
モル組成)は次の通シであった。
x Na 20 、り(C3H7)4NOH,)r G
a2O3,25SiO2,1lJOH20上記のXおよ
びyの値を表りに示す。
表り 珪酸塩試料番号   x     y /       3   0.33 .2/    0.2 3       /    0./2に≠     7
0.0乙 珪酸塩/−弘から、次の方法に従って珪酸塩I−■をそ
れぞれ製造した。すなわち珪酸塩/−≠をそれぞれ7.
0モル−NI(4NO5溶液と一緒にして煮沸し、水で
洗浄し、再び7.0モル−NH4NO3と共に煮沸し、
洗浄し、720℃において乾燥し、500℃において焼
成した。
珪酸塩1−IVの各試料に)段階処理を複数回行った。
この2段階処理の第1段階は、該珪酸塩をn−ブタンと
温度乙00℃、圧力/、jバール、空間速度g′g、g
、h  において30分間接触させて、触媒上にコーク
スを0. / j −/、 3重量頭付着させることか
らなるものであった。それに続く第2段階は、該珪酸塩
を空気と温度夕00℃、圧力/、jパールにおいて7時
間接触させて、触媒上に存在するコークスのys−5;
′7重量%を除去することからなるものであった。これ
によって、珪酸塩I−■から触媒IA、(B、nA−I
ID、IIIA−nlEおよび■Aがそれぞれ調製され
た。ただし触媒■の試料の一部は、最初に空気と700
℃において7時間接触させ、次いで前記の)段階処理を
複数回行った。これによって、珪酸塩■から触媒IFお
よびI[IGが調製された。
触媒1− IB、lt−lID、nu−II[G、IV
およびIVAの各々に/ど種の実験(実験/−/、r)
を行った。この実験は、n−ブタンから出発してC5+
芳香族炭化水素混合物を触媒の存在下に製造することか
らなるものであった。この実験は固定触媒床を有する反
応器内で行った。この実験は全部、温度SSO℃、圧力
/、5バール、空間速度、2に9゜kg−1,h−1に
おいて行った。この実験の結果を表Eに示す。表Eには
また、前記珪酸塩に対するλ段階処理の実施回数、およ
びこの2段階処理の第1段階における各珪酸塩上のコー
クス付着量も記載した。
(以下余白) 表E記載の各実験において、実験2.3.J−−♂およ
び10−/l、は本発明に従って行われたものである。
これらの実験は、5io2/Ga2o3比(モル比)が
、?t−jタ0工ありかつ本発明に従ったλ段階処理を
複数回行った結晶質珪酸ガリウムを触媒として使用して
行った。実験7およびK〔これらの実験は、SiO2/
Ga2O3比(モル比)が/20である結晶質珪酸ガリ
ウムを用いて行われた〕の比較から、触媒に2段階処理
t2回行うことによって触媒の性能が非常に良くなるが
、このノ段階処理を/5回繰返しても、触媒の性能はそ
れ以上顕著に向上しないことが判った。同様に、実験/
3および/≠〔これらの実験は、5IO2/Ga2O3
比(モル比)が/fOである結晶質珪酸ガリウムを用い
て行われた〕の比較から、触媒の2段階処理の実施回数
を2j回でなく≠θ回としたときでも触媒の性能は決し
てそれ以上に顕著に向上しないことが判った。実験/3
および/夕〔こね、らの実験は、5102/G8L20
3比(モル比)が/TOである結晶質珪酸ガリウムを用
いて行われた〕の比較から、ノ段階処理の反覆実施の前
に結晶質珪酸ガリウムを700℃において焼成した場合
には、2段階処理の実施回数を著しく減らすことができ
る(「2j回」から「6回」に減少できる)ことが判っ
た。実験/jおよび/乙(これらの実験は、5jo2/
Ga2o3比(モル比)が/♂0である結晶質珪酸ガリ
ウムを用いて行われた)の比較から、!段階処理の前に
700℃において焼成した場合には、2段階処理の実施
回数を2回から30回にふやしても触媒の性能はもはや
それ以上顕著に向上しないととが判ったO 実験/、4’、り、/7および/どは本発明の範囲外の
ものである。実験/、≠および5;′は、5lo2/G
a2O3比(モル比)が、2j−,2jOであシそして
本発明に従った2段階処理を行わなかった結晶質珪酸ガ
リウムを触媒として用いて行った。実験10〔これは、
5102/Ga2O3比(モル比)が/♂θでるる結晶
質珪酸ガリウムを用いて行われた〕では、一段階処理の
最低実施回数(好適値)と珪酸塩のs iO2/ca 
205比(モル比)との関係?示す前記計算式から、こ
の回数は少なくともg回とすべきであると算出されたが
、実際にはこの珪酸ガリウムに2段階処理を3回しか行
わなかったのである@触媒にλ段階処理を僅か3回行う
ことによって、触媒の性能は成程度向上する。しかしな
がら実験//−/IItとの比較から、2段階処理を多
数回繰返すことによって触媒の性能が最大限に向上する
ことが判った。実験/7および/了(比較実験)は、s
 iO2/Ga 203比(モル比)がλjOより高い
結晶質珪酸ガリウムを触媒として用いて行ったものであ
る。実験/7および/fの結果から明らかなように、こ
の触媒に2段階処理を行わなかった場合にはその性能は
許容水準以下の低いものであり、一方、この触媒に2段
階処理を多数回行った場合でも、触媒の性能は改善さf
″Lないであろう。
代理人の氏名  川原1)−穂

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) ’ −/分子当りス個、3個または≠個の炭素
    原子を有するパラフィン、もしくは該パラフィンを゛5
    ON量襲より多く含有する脂肪族炭化水素混合物を、結
    晶質珪酸ガリウムを含有する触媒と接触させることによ
    って芳香族炭化水素混合物を生成させ、しかしてこの結
    晶質珪酸ガリウムは、(a)珪酸塩合成のために必要な
    成分の他に、ガリウム化合物/種またはそれ以上、およ
    び必要に応じて3価金属Y(ここにYはアルミニウム、
    鉄、コバルトおよびクロムからなる群から選ばれる)の
    化合物/独マだはそれ以上を出発原料として使用して結
    晶化操作を行うことによって作られたものであり、原料
    成分の使用量(酸化物のモル数で表わす)は、5IO2
    /Ga2O3比(モル比)が、2!;−23;0であシ
    、Y20s /G a 20 s比(モル比)が/より
    低い値であるという珪酸塩組成のものが得られるような
    使用量であり、そして (b)  空気中で500℃において7時間焼成した後
    の前記結晶質珪酸ガリウムの粉末X線回折像は表Aに記
    載の≠本の最強ピークを有し、表A d(X) //、/±0.2 70.0±0.2 3、ど≠十0.07 3.72±0.0乙 かつ該触媒はλ段階処理を7回または複数回行ったもの
    であシ、この1段階処理の第1段階は、5時間以内に該
    触媒上にコークスがo、/−sx量係付看するまで該触
    媒を3so”zoo℃の温度において炭化水素または炭
    化水素混合物と接触させることからなり、それに続いて
    行われる第2段階は、前記のコークス付着触媒上に再任
    するコークスの50重量係以上が除去されてしまうまで
    前記のコークス付着触媒を350−70Q℃の温度にお
    いて酸素含有ガスと接触させることからなるものである
    ことを特徴とする、芳香族炭化水素混合物の製造方法。 (2)SiO2/Ga2O3比(モル比)が/10よシ
    も高い結晶質珪酸ガリウムを含有し、かつ2段階処理 
    □をせいぜい3回以下行った触媒を使用する特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 (3)触媒が、/10よりも高いSiO2/Ga2O3
    比(モル比)を肩する結晶質珪酸ガリウムを含有し、2
    °段階処理の最低実施回数が、次式 〔ここにnは2段階処理の最低実施回数であり、mは該
    珪酸塩における5102/Ga2O3比(モル比)の値
    を表わす〕で示される数であり、ただしnが自然数Nと
    端数(/よシ小さい値)との合計値である場合には、こ
    の場合におけ゛る触媒の2段階処理の最低実施回数はN
    +/であることを包含する特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 (4)触媒に2段階処理を、前記の式から得られた最低
    実施回数の算出値の3倍の回数行うことを包含する特許
    請求の範囲第3項記載の方法。 (5)触媒に2段階処理を複数回実施する前に、触媒を
    600−1000℃においてノーg時間焼成することを
    包含する特許請求の範囲第1項−第≠項のいずれかに記
    載の方法。 (6)触媒が、/30よシも高いS iO2/G a 
    20s 比(モル比)を有する結晶質珪酸ガリウムを含
    有するものであって、そしてこれには予備焼成を600
    −7000℃において実施し、二段階処理の実施回数は
    、次式 〔ここにnは二段階処理の最低実施回数を表わし、mは
    前記珪酸塩におけるSiO3/ca、203比(モル比
    )の値を表わす〕によって与えられる回数であり、ただ
    しnが自然数Nと端数(/より小さい数)との合計値で
    ある場合には、触媒の二段階処理の最低実施回数はN+
    /回であることを包含する特許請求の範囲第5項記載の
    方法。 (7)触媒が、/30よシ高いがせいぜい220以下で
    あるSiO□/c a 20s比(モル比)を有する結
    晶質珪酸ガリウムを含有するものであり、触媒をtoo
    −iooo℃において焼成した後に、該触媒に対する2
    段階処理を、前記の式による最低・回数算出値の2倍の
    回数行うことを特徴する特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 (8)7分子当り3個または≠個の炭素原子を有する7
    種またはそれ以上のパラフィンを75重重量上シも多く
    含有する原料を用いる特許請求の範囲第1項−第7項の
    いずれかに記載の方法。 (9) 2段階処理の第1段階において、コークスを所
    望量付着させるために前記原料を使用する特許請求の範
    囲第1項−第に項のいずれかに記載の方法。 αの 温度330−700℃、圧力/−20バール、空
    間速度o、1−i0ゆ4kg−1,h−1において実施
    する特許請求の範囲第1項−第7項のいずれかに記載の
    方法。
JP58199330A 1982-10-28 1983-10-26 芳香族炭化水素混合物の製造方法 Granted JPS5998022A (ja)

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