JPS599669A - 熱定着性乾式トナ− - Google Patents
熱定着性乾式トナ−Info
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- JPS599669A JPS599669A JP57119065A JP11906582A JPS599669A JP S599669 A JPS599669 A JP S599669A JP 57119065 A JP57119065 A JP 57119065A JP 11906582 A JP11906582 A JP 11906582A JP S599669 A JPS599669 A JP S599669A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は電子写真法或いは静電印刷法などにおいて、電
気的潜像または磁気的潜像を現像するのに用いられるト
ナーに関する。さらに詳しくは、ヒートロール定着法に
おいてより低温で充分定着し、定着ロールへの離型性に
優れかつ現像器中もしくは貯蔵中にケーキングまたはブ
ロッキング等の生じることのない、特に定着特性に関し
総合的に改良された熱定着性乾式トナーに関する。 静電手段によって光導電材料の表面に像を形成し現像す
ることは従来周知である。 すなわち米国船許第2,297,691号明細書、持分
1!842−23910号公報及び特公昭43−247
48号公報等、多数の方法が知られているが、一般には
光4′ila性物質を利用し、種々の手段により感光体
上に′ボ気的潜像全形成し、次いで該浩f象上にトナー
と呼ばれる極く微細に粉砕された検電材料をイ・1着さ
せることによって静電#1象に相当するトナー像を形成
する。 次いで必要に応じて紙の如き画像支持体表面にトナーを
転写した後、加熱、加圧あるいは溶剤蒸気などにより定
着し複写物を得るものである。またトナー画像を転写す
る工程を有する場合には、通常残余のトナーを除去する
だめの工程が設けられる。 電気的潜像をトナーを用いて可視化する現像方法は、例
えば、争米国特許第2.221.776号明a++書に
記載されている粉末雲法、同第2,618.552号明
細書に記載されているカスケード現像法、同第2,87
4,063号明細書に記載されている磁気プラン法、及
び同筒3.909.258号明細書に記載されている導
電性磁性トナー・を用いる方法などが知られている。 これらの現像法に適用されるトナーと[7ては一般には
熱可塑性樹脂に着色剤を混合分散後、徽粉化したものが
用いられる。熱可塑性樹脂としては、ポリスチレン系樹
脂が最も一般的であるが、ポリエステル系樹脂、エポキ
シ系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂等も用いら
れる。着色剤としてにカーボンブランクが最モ広く使用
され、又磁性トナーの場合は、酸化鉄系の黒色の磁性粉
が多く用いられる。いわゆる二成分系現像剤を用いる方
式の場合には、トナーは通常ガラスピーズ、鉄粉などの
ギヤリアー粒子と混合されて用いられる。 紙などの最終腹写画像形成部材Fのトナー像は熱、圧力
等により支持体上に永久的に定着きれる。従来より、こ
の定着工程な、1熱によるものが多く採用されている。 又加熱(
気的潜像または磁気的潜像を現像するのに用いられるト
ナーに関する。さらに詳しくは、ヒートロール定着法に
おいてより低温で充分定着し、定着ロールへの離型性に
優れかつ現像器中もしくは貯蔵中にケーキングまたはブ
ロッキング等の生じることのない、特に定着特性に関し
総合的に改良された熱定着性乾式トナーに関する。 静電手段によって光導電材料の表面に像を形成し現像す
ることは従来周知である。 すなわち米国船許第2,297,691号明細書、持分
1!842−23910号公報及び特公昭43−247
48号公報等、多数の方法が知られているが、一般には
光4′ila性物質を利用し、種々の手段により感光体
上に′ボ気的潜像全形成し、次いで該浩f象上にトナー
と呼ばれる極く微細に粉砕された検電材料をイ・1着さ
せることによって静電#1象に相当するトナー像を形成
する。 次いで必要に応じて紙の如き画像支持体表面にトナーを
転写した後、加熱、加圧あるいは溶剤蒸気などにより定
着し複写物を得るものである。またトナー画像を転写す
る工程を有する場合には、通常残余のトナーを除去する
だめの工程が設けられる。 電気的潜像をトナーを用いて可視化する現像方法は、例
えば、争米国特許第2.221.776号明a++書に
記載されている粉末雲法、同第2,618.552号明
細書に記載されているカスケード現像法、同第2,87
4,063号明細書に記載されている磁気プラン法、及
び同筒3.909.258号明細書に記載されている導
電性磁性トナー・を用いる方法などが知られている。 これらの現像法に適用されるトナーと[7ては一般には
熱可塑性樹脂に着色剤を混合分散後、徽粉化したものが
用いられる。熱可塑性樹脂としては、ポリスチレン系樹
脂が最も一般的であるが、ポリエステル系樹脂、エポキ
シ系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂等も用いら
れる。着色剤としてにカーボンブランクが最モ広く使用
され、又磁性トナーの場合は、酸化鉄系の黒色の磁性粉
が多く用いられる。いわゆる二成分系現像剤を用いる方
式の場合には、トナーは通常ガラスピーズ、鉄粉などの
ギヤリアー粒子と混合されて用いられる。 紙などの最終腹写画像形成部材Fのトナー像は熱、圧力
等により支持体上に永久的に定着きれる。従来より、こ
の定着工程な、1熱によるものが多く採用されている。 又加熱(
【よる定着方式も古くからあるオーブン定危方
式にかわり近年枚方作業の効率化、省エネルギー化、複
写機の小型高速局性能化に伴ない熱効率の良好なヒート
ロール型定着力式が市販の複写機の大勢を占めるにいた
っている。 これV↓加熱ローラーV(よる熱圧着によりトナーを紙
−ヒに定着せしめようとするものであり、熱線による非
接触型の加熱方式より、加熱体はより低温で満足のいく
定着面r象が得られ、より高速化が可能である等の利点
も多いが、この方式にも柚々の欠点がある。その大きな
ものの一つとしてトナーが紙静の保持部材に充分定着す
べき温度にローラーを保つと、トナーが紙のみならずヒ
ートロール上にも融着し、イ“れが原因で、枚方金繰り
返すに伴なってヒートロールを汚シ、ロールを清浄に保
つべきブレード或いはりIJ−二/グウエブでは充分に
とり切れず、遂には紙をも汚すという、いわゆるオフセ
ットという接触方式なるが故の重大な問題点をもつ。 この問題を解決或いは軽減すべく種々の方策が定着器及
びトナーで試みられているが未だ充分な解決はされでい
るとはいえない。 定着器としてUl、、表面剥離性の優れたテフロン、/
リコン等の材料を用いる。或いはシリコンオイル等のオ
イルをローラーに糸布する等の工夫がなされ、現在商品
化−されている複写機の熱ローラに着器は何らかの形で
オイル塗布を行なっているのが殆んどである。ところが
オイル塗布は、ンートのオイル汚れ、定着器の複雑化に
よってトラブルが発生し易いこと、コスト増等の好−ま
しくない問題を引き起こしている。 又トナーとしては、剥離性を増す為に加熱時に充分溶融
するような低分子祉のポリエチレン、ポリプロピレン等
のワックスを少量添加する方法も行なわれているが、オ
フ中ット防市には効果がある反面トナーの凝集性をます
、帯電特性が不安定になる、耐久性が低下する等の悪影
響も認められ、充分なものとに1いい難い。他の方法と
してバインダー樹脂に改良を加える工夫が種々試みられ
ている。特公昭51−23354号公報に結着樹脂とし
て架橋された重合体を用いたトナーが提案されている。 その方法に従えば耐オフセット性、耐重きつき性の改良
には著しいものがあるが反面架橋度をますと定着点が上
昇してしまい、充分定着温度が低くて、耐オフセット性
、耐まきつき性が良好な十分な定着特性のものは得られ
ていない。及び架橋された重合体は、顔料を分散しにく
いことや他の重合体と相溶し難いこと等により架橋重合
体を結着樹脂とするトナーは良好な現像特性を得ること
が醸しいなどの欠点がある。 以Eのy口くオイルを塗布しない定着ローラに′於て光
分離型性をもちかつ低温で充分定着し保存安定性のある
トナーは未だ得られていないのが現実である。 ところで最近低温定着に適した素材として低分子祉の非
品性のポリエステル樹脂、及びエポキシ系樹脂が注目さ
れつつある。ポリエステル樹脂をトナー用バインダーと
して用いる試みは、例えば特公昭46−12680号公
報(USP。 3、590. OO0号明細書)、特公昭52−254
20号公報(08P、3,681,106号明細書)等
により知られている。これらの記述及び発明者らの笑験
、検討によると、ポリエステル系樹脂を主バインダーと
するトナーVこ於ては確かに定着温度は他の素材に比べ
低くできるが、ヒートローラへのオフセット現象を充分
防止できるものではない。 ポリニスデル系樹脂を主バインダーとするトナーVC於
けるオフセット防止に対するこれ−までの主たる考え方
は特公昭52−25420号公報に代表されるように、
3価以上のポリオール、ポリアシッドを混合してポリマ
ーを非線状化し、その粘弾性を改良[7て定着時のオフ
セット性改善をねらうもので、本発明者らもこれらの実
施例を種々検討してみたが、確かにこれらの非線状化は
オフセット性改善には効果かあるが、これもやはリスチ
レン糸に於ける架橋による改善策と同様、充分な耐オフ
セット性をもたせるまで非線状化を実施すると定着点が
上列してしまい、ポリエステル系のもつ低温定着性がほ
とんどそこなわれてしまうという結果であった。又スチ
レン系に於ける架橋の場合と異なり、ポリエステル系に
於ては非線状化ないしは網状化を充分VC施こすと同一
の反応条件に於ては酸価及び水酸基価が大「1]に増大
するという結果になる。 又その為と思われるが、トナーの耐湿性がきわめて悪化
するというばな汀だ思わしくない方向に向う。本発明者
らはこれを回避すべく、反応時間を長くする等種々に条
件を変え良条件がないか探索しだが、一定の網状化を達
成するには酸価・水酸基価はとうしても高くなることは
鱒は得ないことが判明した。その理由は明確ではないが
、本発明者らの推測によれば、網状化により縮合途中の
ポリマー鎖が3次元的に伸びていく為、どうしても鎖が
糸玉状にカサ高くなり、反応すべき末端の官能基の会合
機会が極端に減殺され、酸価ないし水酸基価として糸玉
状のポリマー鎖の途中に取り残さjLる為ではないかと
考えられる。 従って、この非線状化という試みはオフセット防止きい
う点だけ考えれば良いが定着点及び耐湿性ということも
含めて考えると好−ましくなく、非線状化にはおのずと
限界があることが判明した。本発明者らはエーテル化ビ
スフェノールとフタル酸類を骨核とし3価以上の芳香族
カルボン酸等により非惺状イヒし、かつ非線状化による
定着点上昇を防ぐ目的で比較的長鎖のアルキル基を1g
換したジカルボン酸を加えて軟化点を下げた系のポリエ
ステル樹脂を系統的に種々試作し7、トナーの総合特性
を評価した処、非線状化の程度をある範囲内に抑えかつ
後述の金属化合物を少四添加することによりオフセット
性が充分改善され、また斜上の如き耐湿性の悪化という
悪影響の出ない低温定着で、がっ、その他の総合特性の
優れたトナーに到達し得た。又この検討に於てポI)
xステル樹脂中に芳香族成分の多いもの程非線状化した
場合にオフセット性改善の効果が大きく、がっ、耐湿性
悪化の頌向の出ない適ilEな範囲があり又その耗囲が
広い午とが判明し、その中で芳香族1生成分の多いエー
テル化ジフェノールとフタル酸を骨核とするものが抜出
て良好であった。 一方ポリエステル系樹脂に多価金属化合物を混合し、金
属イオンVこより”稠い架橋構造”をもたせポリマー鎖
間に相互作用を働がすて、その溶融粘弾性を変化させオ
フセットの防止をfi−1ろうという試みもある。本発
明者らitこの技術にも着目12種々の実験検#全試み
た処、金属化合物を添加することにより確かにヒートロ
ール上へのオフセット防止という点についてにrその効
果は確かめられたが、大概の金檎化合物VC於てはその
効果を充分に引き出すにitバインダー樹脂に対し4〜
25重肚部という相当多量の金属化合物を添加しなけれ
ばならない。その為に無機性充填剤を多量に添加した場
合と同様、熱容獣の増大によるものと思われるが、定着
点が上昇してしまうという欠陥がg著に表われる。 又ポリマーに比し固有抵抗の低い無機化合物が入る為に
トナーの帯電能が相当程度減殺され、現像性がきわめて
悪化する傾向も強く見い出された。又同様な理由による
ものと思われるが耐湿性の悪化も明確に確認された。従
って金属化合物添加という方法も耐オフセツト性改善と
いう点のみ考えれば良いが、紙上の如き欠陥を多くもち
、未だ商品として通用するものとは、はなはだ云い難い
。その効果は認められるので、要点はいかに添加量を抑
えられるかであると思料される。本発明者らはこの点に
重点をおき、金属化合物の柚類及び相手のポリエステル
It 脂について系統的に種々変化させて充分な検討を
行った。理由は明白ではないが同一の金属化合物を同一
量添加しても相手のポリエステル樹脂により、そのオフ
セット改善効果及び定着点の上昇及び耐湿性悪化の影響
はきわめて多様に変化することが見い出された。ポリエ
ステル樹脂の酸価による影響は充分考えつるが、同一構
成のポリエステルで酸価を((々に変化させたものにつ
いて上記の作用を追ってみたところ、結果l↓まち゛ま
ちで一定の方向性は特には見い出せなかった。その他種
々検討した処、この場合もポリエステル樹脂中の芳香族
性成分が多いものほど金属化合物がより少h1で、オフ
セットの改善が顕著でかつ定着点の、上昇及び耐湿性悪
化の影響が少ないことが判明した。 又本発明者らは金属化合物についても種々の検電を行っ
た処、少量の添加で充分な効果をもち、かつ、悪影響の
ないものはきわめて限定され、この点で熱分解性の高い
有機性の金属化合物でなければならないことが判明した
。又その中で特にアセチルアセトン系金属錯体及びサリ
チル酸系金属化合物が有効であった。 又ポリエステル樹脂骨核に比較的長鎖のアルキル基を付
加する手段も定着点を降下させるのに有効であり、これ
らの組み合わせによる相乗効果により種々の機徨に合致
した総合性能の良好なトナーとなりうろことを見出した
。 以」二よりこれまではなはだ漠然とした技術にとどまっ
ていたものを細密に分析検討し、適宜組み合わせること
により、ポリエステルの非線状化の技術のみの場合の弊
害及び金属化合物による金属架橋の技術のみによる多量
の金属化合物の添加による弊害を除き、それぞれの有効
な動きのみをとり出し得た。 すなわちエーテル化ジフェノールとフタル酸を骨核と1
〜.3価以上のポリカルボン酸ないしポリオールで弱い
非線状化をさせたある限定された芳香族系ポリエステル
樹脂にある種の金属化合物をごく少に添加するという構
成により、低温定着性を保ち、耐オフセット性が実用上
充分で、かつ、現像器中あるいは保存中にトナー同志が
凝東、ブロック化することのない、帯・電性性が安定し
かつ充分な耐湿性をもち、耐久力があって、劣化のほと
んどない新規なトナーに到達し、本発明に至った。 以下に本発明の目的を列挙する。 1、 本発明の目的は、オイルを塗布しない熱ロール定
着方式に適した乾式トナーを提供することにある。 2 本発明の目的しLl より1′氏い温度で充分定着
し、低エネルギー化が可能で、特に高速定着に適シフ、
オフセットが充分に防止され、かつ、定着可能温度域の
広いトナーを提供することにある。 3、 本発明の目的は、許容可能な塊状化温度をもち、
貯蔵および使用に1祭してプロツキフグ等の起こらない
トナーを提供することにある。 4、 本発明の目的は、件々の湿度条件下に於て安定I
−た屋察嵐気特性を・1イする耐湿性の良好なトナーを
提供することにある。 5 本発明の目的は、画法濃度が充分で明るく鮮明な、
解像力のある池カプリ等のない画質の得られる現像特性
の優れたトナーを提供することにある。 6. 本発明゛の目的は、連続使用による繰り返しに対
して優れた耐久性をもち、前項記載の良質な画像が安定
して保たれるトナーを提供することにある。 7、本発明の目的は、流動性、凝集性等の粉体の緒特性
に優れ、補給性、保存性の良好なトナーを提供すること
にある。 8、 本発明の目的は、現像工程に際しての機械的負荷
に対して高度の耐岸耗抵抗性をもち、耐衝撃性にも優れ
たトナーを提供することにある。 9、 本発明の目的は、静電rtI形成面から受信面に
容易に転写可能な転写率が良好で、転写時のlIi!7
像の乱れ、不均一性のない転写性の優れたトナーを提供
することにある。 10、 本発明の目的は、トナー保持部材或いは静電
潜像面への付着、汚染等のないトナーを提供することに
ある。 11、 本発明の目的は、二成分系現像剤に於てはキ
ャリアーへQ f’J’着、融着等に起因するキャリア
ー汚染性のほとんどないトナーを提供することにある。 12、 本発明の目的は、−成分系磁性トナーに於て
は磁性粉の分散性の良好なトナーを提供することにある
。 13、 本発明の目的は、靜′ホ像形成面の機械的な
離れを減少せ[〜め良好な感光面清掃性をもつトナーを
提供することVCある。 ]41本発明の目的は、製法が容易で安定ノ1.た生産
が可能で、かつ、コストの低いトナーを提供することに
ある。 15、 本発明の目的は、上記のようなトナーに要求
される諸性能のバランスのとれた総合諸性の優れた商品
価値の高いトナーを提供することにある。 その%徴とするところは、(A)酸またはアルコール成
分中40モル%以下の3価以上のポリカルボン酸および
/または3価以上のポリオールと、(B)酸またはアル
コール成分中30モル%以下のアルキル置換ジカルボン
酸および/またはアルキル置換ジオールと、(C)60
モル%以上が7タル酸系であるジカルボン酸類と、(D
)エーテル化ジフェノール類、と金含有する成分から得
られる酸価10〜60の非線状化低融点芳香族系ポリエ
ステル樹脂と、バインダー樹脂に対して0.2〜4重量
%の2WJ以上の全域を含む有機金属化合物とを含有す
る熱定着性乾式トナーにある。 ここでポリエステルの主要構成原料となるフタル酸系ジ
カルボン酸類としては1.2ベンゼンジカルボン酸及び
その無水物、1.3ベンゼンジカルボン酸、1.4ベン
ゼンジカルボン酸及びこれらのエステル化物等が等しく
使用口f能である。 父ジカルボン酸類のうち40モル%未満の蹟へ囲であれ
ば脂肪族系のジカルボン酸を混合可能で、その列として
(,1、フマル酸、マレイン酸、こはく酸、ンクロヘギ
サンジカルボン酸、マロン酸、ゲルタール酸およびこれ
らの酸の祇水物等が使用可能である。脂肪族系成分が4
0にを越えると既述の如<、面Jオフセット性が不光分
となり金属化合物の添加効果が消失して耐湿性が悪化し
、湿度の変化に対しトナーの帯電特性が大巾に変動する
結果となる。脂肪族系成分Q−1より好ましくは309
j以下がよい。 エーテル化ジフェノールとして使用口■舵なものは、ポ
リオキシスチレン(6) −2・2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン、ポリヒドロキノブチレン(2
) −2・2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)グロパ
/、ポリオキシエチレン(3) −2・2−ビス(4−
ヒドロキシ7−In −’−ル) 7” rl ハン、
ポリオキシプロピレン(3)−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)ナオエーテル、ポリオキ/エチレン(2)〜2
・0−ジクロD −4−L トロキシフェニル、2・3
′・6′−トリクロロ4−ヒドロキシフェニルメタン、
ポリオキシプロピレノ(3) −2−ブロモ−4−ヒド
ロギシフエニル、4−ヒドロキシフェニルエーテル、ポ
リオギンエチレン(2,5)−P 、 I) −ビスフ
ェノール、ポリオキ/エチレン(tl)ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)ケトン、ポリオキノスチレン(7)−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテル、ポリオキシ
エンチレン(3) −2・2−ビス(2・6−ジアイオ
ドー4−ヒドロギンフェニル)プロパンおよ0− ホI
Jオキシプロピレン(2・2)2・2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン−C’ h ル。 ・エーテル化ジフェノールの一群ハエーテル化ビスフェ
ノールである。好ましい群のエーテル化ビスフェノール
はエトキシ化−またLtプロポキシ化されたものであり
、ビスフェノール1モル当り2ないし3モルのオギシエ
チレンまタハオキシプロピレンを有し、Rとしてプロピ
レン壕jこはスルホノ基をもつものである。この群の例
はポリオキシエチレン(2・5)−ビス(2・6− )
フロモー4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ポリオ
キシプロピレン(3) −2・2−ビス(2・6−ジフ
ルオロ−4−ヒドロキシフェニル)プロパンおよびポリ
オキシエチレン(1・5)−ポリオキシプロピレン(1
,0)−ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホンでア
ル。 上式によって特徴づけられる群に入るエーテル化ビスフ
ェノールの他の好ましい群は、ポリオキシプロピレン2
・2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンおよび
ポリオキ7エチレンまたはポリオキシプロピレン2・2
−ビス(4−ヒドロキシ、2・6−ジクロロフェニル)
フロパン(ビスフェノール1モル当すオキシアルキレン
単位数が2.1ないし2.5である)である。 3価以−ヒのポリカルボン酸としては、そのエステルも
含めl・2・4ベンゼントリカルボン酸、■・2・5ベ
ンゼントリカルボン敵、l・2・4シクロヘキサントリ
カルボン酸、2.5・7ナフタレントリカルボンre、
l・2・4−ナフタレントリカルボンtlR1l・2・
4ブタントリカルボン酸、■・2・5ヘキサントリカル
ボン酸、■・3−ジカルボキシル−2−メチレンカルボ
キシルプロパン、■・3−ジカルボキシル−2−メチル
−2−メチレンカルボキシルプロバ/、テトラ(メチレ
ンカルボキシル)メタン、l・2・7・8オクタンテト
ラカルボン酸等が使用可能である。ポリカルボン酸のう
ち、少なくとも60モル%がトリメリット酸、ピロメリ
ット酸及びそれらの無水物から選ばれたものであるとよ
り好ましい。 又3価以上のポリオールとしては、炭素原子3ないし1
2個およびヒドロキシル基3ないし9個を含有するポリ
ヒドロキシ化合物が適用できる。ポリヒドロキシ化合物
の好捷しい群は、糖アルコール類およびそれらの無水物
である。 これらのポリヒドロキシ化合物の例は、ソルビトール、
■・2・5・6−ヘキサンテトロール、−ブタントリオ
ール、1・2・5−ペンタントリオール、エリトロト2
・3−ブタントリオールおよびトレ第1・2・3−ブタ
ントリオールである。ポリオールのうち、少なくとも6
0モル%がグリセリン、ペンタエリスリトール、ソルビ
トールから選ばれたものであるとより好ましい。 又、これらの3価以上のポリカルボン酸又は/およびポ
リオールは酸又は/およびアルコール成分中40モル%
を越えてはならない。 アルギル置換ジカルボン酸としては炭素数が6〜18の
アルキル基が置換されたコハク酸、マレイン酸、フマル
酸及びそれらの酸無水物等があげられ、アルキルの炭素
数が多いものほど少量の添加で有効に定着点をFげられ
るが、作用が強すぎるとトナーのブロッキングが低温域
で発生するのでその量は前記の範囲を厳密に守る必要が
ある。 アルキル置換ジオールとしては炭素数6〜18のアルキ
ル基が置換されたグリコール類が等しく使用可能であり
、特にエチレングリコールが好ましい。アルギル置換ジ
カルボン酸と同様の作用−効果をもつ。 本発明トナーに使用可能な有機金属化合物としては2価
以上の金属を含む有機性の塩類ないしは錯体類があげら
れる。有効な金属種とじてはA/? 、 Ba 、 C
a 、 Cd 、 Co 、 Cr 、 Cu 、 F
e 、 Hg 、 Mg 。 Mn、 Ni 、 Pb、 Sn、 Sr、 Zn
等の多価性のもツカあげられる。有機金属化合物として
は上記金属のカルボン酸塩、アルコキシレート、有機金
属錯体、キレート化合物が有効で、その例としては、酢
酸亜鉛、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム、酢酸アル
ミニウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カ
ルシウム、ステアリン酸アルミニウム、アルミニウムイ
ソプロポキシド、アルミニウムアセチルアセトナート、
鉄(■)アセチルアセトナート、3.5ジターシャリ−
ブチルステアリン酸クロム等があり、物にアセチルアセ
トン金属錯体、サリチル酸系金属塩が好捷しい。その添
加量は既述の如き悪影響をさける為に、バインダー樹脂
に対して4重量%を越えてはならない、又029に以下
では実質的な効果は消失する。 父本発明の性能を損なわない範囲、すなわちバインダー
樹脂940重量%以下で公知の熱可塑性樹脂、例えば本
発明外のポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹
脂、エチレン−エチルアクリレート樹脂、フェノール樹
脂、スチレ。 ンーブタジエン樹脂、キシレン樹脂、ブチラール樹脂等
を混合又は変成Vこより1吏用L7ても良い。 これら公知の熱t=f塑性樹脂の配合畦はトナー用バイ
ンダー中20重垣%を越えないことがより好捷しい。こ
れらの熱可塑性樹脂の中ではスチレン−アクリル系樹脂
が好−ましい。 本発明のトナーに用いる=音色材としては、公知のもの
がすべて使用でき、例えば、カーボンブランク、鉄黒、
ニグロシン、ベンジンンイエロー、キナクリドン、ロー
ダミンB1フタロシアニンブルー:ケどがある。 丑だ本発明のトナー′(11−磁性トナーとして用いる
ために、磁性粉を含有せしめてもよい。このような磁性
粉としては、hfI場の中に置かれて磁化される物質が
用いられ、鉄、コバルト、ニッケルなどの強磁性金属の
粉末もしくり:1マグネタイト、ヘマタイト、フェライ
トなどの化合物がある。酸化鉄系磁性体を着色剤として
用いる時には、トナー中に20〜60重量だ含有させる
のが良い。 筺た本発明のトナーには種々の目的のために、添加剤を
加えることができる。このような添加剤としては、金属
錯体、ニグロシンなどのような荷・区制御材、ポリテト
ラフルオロエチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、
脂肪酸もしくはその金属塩、ビスアマイドのような潤滑
性のある化合物、ジシクロへキシルフタレートのような
可塑剤などがある。特に、本発明のトナーに対しては、
140℃における溶融粘度が10〜l0CPS、好捷し
くはlO〜lOCPSのエチレン系オレフィン重合体、
例えばポリエチレン、ポリフロピレン、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−エチルアクリレート共重合体、ポリエチレン骨格
を有する°rイオノマーなどを、きわめて少量、トナー
の電縫に対して0.1〜5重量%(好ましくは0.2〜
3重量%)含有せしめ、定着特性を補助的に改善するこ
ともできる。 さらに本発明のトナーは必要に応じて鉄粉、ガラスピー
ズ、ニッケル粉、フェライト粉などのキャリアー粒子と
混合されて電気的潜像の現像剤として用いられる。また
粉体の自由流動性改良の目的で疎水性コロイド状シリカ
微粉末やトナー固着防止のために酸化セリウムなどの研
摩剤微粒子と混合して用いることもできる。 本発明の現像粉を支持体に定着する方法としては、公知
の熱ロール定着方式が適用されうるが、種々のテストを
行なったところ、定着ローラーの表面材料がフッ素系樹
脂から作られ−Cいる定着器が最も好ましいものであっ
た。 以下、樹脂製造例、実施例、比較列をもって具体的に本
発明を説明するが、これらは本発明を何ら限定するもの
でIiない。なお1重用部数はすべて重量部である。 〔製造例1〕 ポリオキシプロピレン(2,5)−2,2−ヒス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン545部を四つ目フラス
コに入れ攪拌器、コンデンサー、温度計、ガス導入管を
セットし、マントルヒーター内に置く。反応容器内を窒
素ガス置換した後、内容物を50〜60℃になる様にし
た時点で、テレフタル酸135部、C12のアルキル基
を1に換し/こコハク酸(C+−Hs。04)77部、
トリメリド酸38部を加えてヒドロキシル基1当量に対
しカルボキシル基00g当量になる様にする。 この混合物系を210℃に加熱攪拌する。反応水を除去
しつつ、約5時間経過した後反応の終点を見るべく1時
間毎に酸価測定によって反応を追跡する。酸価が約30
になった時点で反応物を室温に冷却する。 〔製造例2〕 製造例1と同様の方式に従いポリオキシプロピレン(2
,5)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)グロ
パ7545 部をフラスコニ入し、窒素置換及び50℃
加”熱を行なう。これにイソフタルfi135部、C,
tのアルキル基で置換しだコハク酸77部、トリメリド
酸38部を添加しこれら混合物を210℃に加熱攪拌し
反応させ、反応終了後室温に冷却する。 〔製造例3〕 製造例1と同様の方法に従い、ポリオキシプロピレン(
2,5)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フ
ロハフ 545 部をフラスコニ入れ窒素置換及び50
℃加熱を行なう。これにテレフタル[108部、アジピ
ン酸24部、cI!のアルキル基で置換したコハク酸7
7部、トリメリド酸38部を添加し、これらの混合物を
210℃に加熱攪拌し反応させる。反応終了後室部に冷
却する。 〔製造例4〕 製造例1と同様の方式に従い、ポリオキシプロピレン(
2,5)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン436部、グリセリン18部をフラスコに入れ窒
素置換し50℃に加熱する。これにテレフタル酸112
部、C1,のアルキル基で置換したコハク酸77部を加
え、これらの混合物を210℃に加熱攪拌し反応させる
。 反応終了後室温に冷却する。 〔製造例5〕 製造例1と同様の方式に従い、ポリオキシプロピレン(
2,5)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン436部、C6のアルキル基で置換したエチレン
グリコール(C1゜HttO* )64部をフラスコに
入れ窒素置換し50℃に加熱する。これにテレフタル酸
179部14.トリメリド酸38部を添加しこれら混合
物を約210℃に加熱攪拌し反応させる。反応終了後室
温に冷却する。 〔製造例6〕 製造例1と同様の方法に従い、ポリオキシプロビレ7(
2,5)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フ
ロパン545部をフラスコに入れ窒素置換し50℃に加
熱する。これにテレフタル酸112部、トリメリド酸9
5部を添加し、これらの混合物を約210Cに加熱攪拌
し反応させる。反応終了後室温に冷却する。 〔製造例7〕 製造例1と同様の方式に従いポリオキシプロピレン(2
,5)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン545部をフラスコニ入し窒素置換し50℃に加熱
する。これにプレフタル酸135部、CI!のアルキル
基で置換したコハク酸155部を添加し、これらの混合
物を約210℃に加熱攪拌し反応させる。反応終了後室
温に冷却する。 〔実施例1〕 製造例1のポリエステル100部、低分子掃ホI77’
ロビレン(三洋化成工業製ビスコール660 P) 2
部、アセチル−r七トン鉄2部、カーボンブラック(キ
ャボット製す−ガル4001(、)8部からなる混合物
をロールミルで加熱混練した。これを放冷した後カッタ
ーミルで粗砕物とし超音速ジェットミルにより微粉砕し
平均粒径約8μのトナーとした。このトナー15部を8
5部のキャリアー鉄粉(日本鉄粉[EFV2 (10/
300)と混合し、市販の&4機(キャノン製NP−5
000)に供給して現像した。その結果、初期画像及び
5000枚時の耐久画像it力ブリもなく濃度も充分得
られ全く問題のないものであった。又5000枚までの
耐久試験で、定着に関わる問題も全く見られなかった。 また定着性を詳しく見る目的で市販の複写機(キャノン
製NP−400ftg)の定着器部分を別に用意し、別
途作成した転写紙上の未定着画像をこの別定着器でロー
ラーの設定表面温度を変えて定着テストを行なったとこ
ろ、定着点(定着が実用上充分である最低温度)も充分
低く又広い温度範囲でオフセット現象も発生しなかった
。更にこのトナーを50℃の雰囲気に長時間放置したが
ブロッキング、ケーキング等は見られなかった。また尚
湿度雰囲気Fで画出しをした処常温常湿下での画1象性
をほとんど保ち全く問題のないものであった。 〔実施例2〕 実施列lに於てアセチルアセトン鉄2部を用いるかわり
にアセチルアセトンニッケル1部を使用する以外全く同
様にしてトナー化し1II1価試験をしたところ、初期
画像、耐久画像はきわめて良好で問題はなく、別定着器
による定着テスト、保存テスト、高湿度テスト共はソ実
施例1の場合と同様の全く問題のない結果であった。 〔実施例3〕 実施例1に於てアセチルアセトン扶2部ヲ用いる替りに
3.5ジーt−ブチルサリチル酸クロム3部を用いる以
外は全く同様にしてトナー化し評価l−だところ、初期
画像、耐久画像はきわめて良好で問題はなく、又別定着
器による定着テスト、保存テスト、高湿テスト共実施例
1の場合とはソ同様の全く問題のない結果であった。 〔実施例4〕 実施的1に於てアセチルアセトン鉄2部を用いる替りに
アルミニウムイソプロピレート1部を用いる以外は全く
同様にしてトナー化し評価したところ、初期画像、耐久
画像はきわめて良好で問題1dなく、又別定着器VCよ
る定着テスト、保存テスト、高湿テスト共実施例1の場
合とはy同様の全く問題のない結果であった。 〔実施例5〕 製造例1のポリエステル100部、低分子量ポリプロピ
レン(三洋化成工業製ビスコール660P)2部、アセ
チルアセトン鉄2部、磁性粉(平田工業製EPT−50
0)60部からなる混合物をロールミルで加熱混練した
。これを放冷した後カッターミルで粗砕物とし超音速ジ
ェットミルにより微粉砕した後風力分級器で約5〜20
μ、平均粒径12μのトナー粒子を得だ。このトナーに
コロイダルシリカ(アエロジル社IQI(、−972)
を添加し一成分現像方式の市販の電子写真複写装置(キ
ャノン製NP−4oottg)に供給し複写テストを行
なったところ、充分なる画像濃度と現像耐久性が得られ
定着に於ける問題も発生【−なかった。また実施例1と
同様に熱定着性を詳しく見る目的で前記複写機の定着部
のみを別に用意し、別途作成した転写紙上の未定着画像
をこの別定′着器でローラーの設定表面温度を変えて定
着テストを行なったところ、定着点も充分低く広い温度
範囲でオフセット現象も発生しない良好な結果であった
。更に実施例1と同様に^湿度雰囲気下で画像出しを行
った処常温常湿下の場合とはソ同様の満足のいくもので
あった。またこのトナーを50℃の雰囲気下に長時間放
置したがブロッキング、ケーキングは見られなかっに0 〔実施例6〕 実施例1に於て製造例1のポリエステルlo。 部を用いるかわりに製造例2のポリエステル100部を
用いる他は実施例1と同様にしてトナー化し評価した処
実施例1とはソ同様の満足のいく結果が得られた。 実施例 実施列5に於て製造例1のポリエステル100部を用い
るかわりに製造例2のポリエステル100部を使用する
以外は実施例5と同様にトナー化して計制したところ、
実施例5と―ソ一様の満足ノいく結果が得られた。 〔実施例8〕 実施例1に於て、製造例1のポリエステル100部を用
いるかわりに製造例3のポリエスチル100部を用いる
他、実施例1と同様にトナー化し評価したところ実施例
1とはソ同様な満足のいく結果が得られた。 〔実施例9〕 実施例5に於て、製造例1のポリエステル100部を用
いるかわりに製造例3のポリエステル100部を用いる
他、実施例5と同様にトナー化し評価したところ実施例
5とはソ同様な満足のいく結果が得らハ、た。 〔実施例10 ) 実施例Iに於て製造例1のポリエステル100部を用い
るかわりに製造例4のポリエステル100部を用いる他
、実施例1と同様にトナー化し評価したところ実施例1
とはソ同様な満足のいく結果が得られた。 〔実施例11〕 実施例1に於て、製造例1のポリエステル100部を用
いるかわりに製造例5のポリエステル100部を用いる
他、実施例1と同様にトナー化し評価したところ実施例
1とはソ同様な満足のいく結果がイ坐られた。 〔実施例12) 実施例1に於て製造例1のポリエステル100部を用い
るかわりに製造例1のポリエステシフ0部トスチレンー
プチルアクリレートコホリマー(ポリレン/フチルアク
リレート、モル比70/30、重量平均分子量352,
000)30部を用いる他実施例1と同様にしてトナー
化し評価し7たところ若干定着点が上昇きみでは給った
が充分低温で定着し、実施例1とはソ同様な満足のいく
結果が得られた。 〔比較例1〕 実施例1に於て、アセチルアセトン鉄を用イない他は実
施例1と同様にしてトナー化し評価したところ、画像は
実施例1とはソ同様に良好なものであったが、すぐにオ
フセット現象が顕著にあられれ、はんの数10枚の複写
で定着器のクリー二/グウエブでとりきれないオフセッ
トトナーがつ、ニブを通り抜は画像−Fに黒い線として
あられれ、全く実用に耐えるものではなかつた。別定着
器で詳細に定着性を調べてみた所定着点は実施例1の場
合より若干低目ではあるが定着、囲オフセットが顕われ
全く実用定着域が存在しない劣悪な熱特性を示すことが
わかった。 〔比較例2〕 実Mi l+ll 1に於てアセチルアセトン鉄10部
を用いる他実施例1と同様にし−でトナー化し評価した
処比較例1と異なりオフセット現象は起ら々かったが定
着点がおよそ実施例1の場合より20℃F昇してし寸っ
た。父高湿環境下で面出[7デストを1〜だところ画像
がかなり薄く反射濃度で常湿時の約2/3に低下してし
まい耐湿性が劣る、実用に酬えるしろものではなかった
。 〔比較例3〕 実施例1に於てアセチルアセトン鉄2部を用いるかわり
に酸化マグネシウム(キヨウワマグ3()、協和化学工
業社製)2部を用いる他実施し1」】と同様に1.てト
ナー化し評価したところ比較例1と11ソ同様なオフセ
ット現象がはげしく発生し劣悪な結果であった。 〔比較例4〕 実施例1に於て製造例1のポリエステル100部を用い
るかわりPC製造し16のポリエステル100部を用い
る他実施例1と同様にしてトナー化し評価したところ、
実施例1(71)場合と比較し定着点が約20℃上昇し
てし−まった。又誦湿ドで画1象出しをした処置像濃度
が常湿の場合の70部程しか出す耐湿性の劣るものであ
った。 〔比較列5〕 実施例1に於て製造例1のポリエステル100部を用い
るかわりに製造例7のポリエステル100部を用いる他
は実施例1と同様に[7てトナー化し評価した処比較例
1の場合とはソ同様のオフセット現象がはげしく発生し
た。比1鮫例1と異なる点は定着点がさらに低ドし実施
例1と比較し約15℃低かつ/こ。要する&ごかなり軟
化点が低下した為と思わ?L、50℃での保存テストに
於て約10時間でトナー同志が凝集しブロッキング現象
が明白に起り凡そ1日の放置でトナー粉体全体が1片の
カタマリになるほどで全く実用になるものではなかった
。
式にかわり近年枚方作業の効率化、省エネルギー化、複
写機の小型高速局性能化に伴ない熱効率の良好なヒート
ロール型定着力式が市販の複写機の大勢を占めるにいた
っている。 これV↓加熱ローラーV(よる熱圧着によりトナーを紙
−ヒに定着せしめようとするものであり、熱線による非
接触型の加熱方式より、加熱体はより低温で満足のいく
定着面r象が得られ、より高速化が可能である等の利点
も多いが、この方式にも柚々の欠点がある。その大きな
ものの一つとしてトナーが紙静の保持部材に充分定着す
べき温度にローラーを保つと、トナーが紙のみならずヒ
ートロール上にも融着し、イ“れが原因で、枚方金繰り
返すに伴なってヒートロールを汚シ、ロールを清浄に保
つべきブレード或いはりIJ−二/グウエブでは充分に
とり切れず、遂には紙をも汚すという、いわゆるオフセ
ットという接触方式なるが故の重大な問題点をもつ。 この問題を解決或いは軽減すべく種々の方策が定着器及
びトナーで試みられているが未だ充分な解決はされでい
るとはいえない。 定着器としてUl、、表面剥離性の優れたテフロン、/
リコン等の材料を用いる。或いはシリコンオイル等のオ
イルをローラーに糸布する等の工夫がなされ、現在商品
化−されている複写機の熱ローラに着器は何らかの形で
オイル塗布を行なっているのが殆んどである。ところが
オイル塗布は、ンートのオイル汚れ、定着器の複雑化に
よってトラブルが発生し易いこと、コスト増等の好−ま
しくない問題を引き起こしている。 又トナーとしては、剥離性を増す為に加熱時に充分溶融
するような低分子祉のポリエチレン、ポリプロピレン等
のワックスを少量添加する方法も行なわれているが、オ
フ中ット防市には効果がある反面トナーの凝集性をます
、帯電特性が不安定になる、耐久性が低下する等の悪影
響も認められ、充分なものとに1いい難い。他の方法と
してバインダー樹脂に改良を加える工夫が種々試みられ
ている。特公昭51−23354号公報に結着樹脂とし
て架橋された重合体を用いたトナーが提案されている。 その方法に従えば耐オフセット性、耐重きつき性の改良
には著しいものがあるが反面架橋度をますと定着点が上
昇してしまい、充分定着温度が低くて、耐オフセット性
、耐まきつき性が良好な十分な定着特性のものは得られ
ていない。及び架橋された重合体は、顔料を分散しにく
いことや他の重合体と相溶し難いこと等により架橋重合
体を結着樹脂とするトナーは良好な現像特性を得ること
が醸しいなどの欠点がある。 以Eのy口くオイルを塗布しない定着ローラに′於て光
分離型性をもちかつ低温で充分定着し保存安定性のある
トナーは未だ得られていないのが現実である。 ところで最近低温定着に適した素材として低分子祉の非
品性のポリエステル樹脂、及びエポキシ系樹脂が注目さ
れつつある。ポリエステル樹脂をトナー用バインダーと
して用いる試みは、例えば特公昭46−12680号公
報(USP。 3、590. OO0号明細書)、特公昭52−254
20号公報(08P、3,681,106号明細書)等
により知られている。これらの記述及び発明者らの笑験
、検討によると、ポリエステル系樹脂を主バインダーと
するトナーVこ於ては確かに定着温度は他の素材に比べ
低くできるが、ヒートローラへのオフセット現象を充分
防止できるものではない。 ポリニスデル系樹脂を主バインダーとするトナーVC於
けるオフセット防止に対するこれ−までの主たる考え方
は特公昭52−25420号公報に代表されるように、
3価以上のポリオール、ポリアシッドを混合してポリマ
ーを非線状化し、その粘弾性を改良[7て定着時のオフ
セット性改善をねらうもので、本発明者らもこれらの実
施例を種々検討してみたが、確かにこれらの非線状化は
オフセット性改善には効果かあるが、これもやはリスチ
レン糸に於ける架橋による改善策と同様、充分な耐オフ
セット性をもたせるまで非線状化を実施すると定着点が
上列してしまい、ポリエステル系のもつ低温定着性がほ
とんどそこなわれてしまうという結果であった。又スチ
レン系に於ける架橋の場合と異なり、ポリエステル系に
於ては非線状化ないしは網状化を充分VC施こすと同一
の反応条件に於ては酸価及び水酸基価が大「1]に増大
するという結果になる。 又その為と思われるが、トナーの耐湿性がきわめて悪化
するというばな汀だ思わしくない方向に向う。本発明者
らはこれを回避すべく、反応時間を長くする等種々に条
件を変え良条件がないか探索しだが、一定の網状化を達
成するには酸価・水酸基価はとうしても高くなることは
鱒は得ないことが判明した。その理由は明確ではないが
、本発明者らの推測によれば、網状化により縮合途中の
ポリマー鎖が3次元的に伸びていく為、どうしても鎖が
糸玉状にカサ高くなり、反応すべき末端の官能基の会合
機会が極端に減殺され、酸価ないし水酸基価として糸玉
状のポリマー鎖の途中に取り残さjLる為ではないかと
考えられる。 従って、この非線状化という試みはオフセット防止きい
う点だけ考えれば良いが定着点及び耐湿性ということも
含めて考えると好−ましくなく、非線状化にはおのずと
限界があることが判明した。本発明者らはエーテル化ビ
スフェノールとフタル酸類を骨核とし3価以上の芳香族
カルボン酸等により非惺状イヒし、かつ非線状化による
定着点上昇を防ぐ目的で比較的長鎖のアルキル基を1g
換したジカルボン酸を加えて軟化点を下げた系のポリエ
ステル樹脂を系統的に種々試作し7、トナーの総合特性
を評価した処、非線状化の程度をある範囲内に抑えかつ
後述の金属化合物を少四添加することによりオフセット
性が充分改善され、また斜上の如き耐湿性の悪化という
悪影響の出ない低温定着で、がっ、その他の総合特性の
優れたトナーに到達し得た。又この検討に於てポI)
xステル樹脂中に芳香族成分の多いもの程非線状化した
場合にオフセット性改善の効果が大きく、がっ、耐湿性
悪化の頌向の出ない適ilEな範囲があり又その耗囲が
広い午とが判明し、その中で芳香族1生成分の多いエー
テル化ジフェノールとフタル酸を骨核とするものが抜出
て良好であった。 一方ポリエステル系樹脂に多価金属化合物を混合し、金
属イオンVこより”稠い架橋構造”をもたせポリマー鎖
間に相互作用を働がすて、その溶融粘弾性を変化させオ
フセットの防止をfi−1ろうという試みもある。本発
明者らitこの技術にも着目12種々の実験検#全試み
た処、金属化合物を添加することにより確かにヒートロ
ール上へのオフセット防止という点についてにrその効
果は確かめられたが、大概の金檎化合物VC於てはその
効果を充分に引き出すにitバインダー樹脂に対し4〜
25重肚部という相当多量の金属化合物を添加しなけれ
ばならない。その為に無機性充填剤を多量に添加した場
合と同様、熱容獣の増大によるものと思われるが、定着
点が上昇してしまうという欠陥がg著に表われる。 又ポリマーに比し固有抵抗の低い無機化合物が入る為に
トナーの帯電能が相当程度減殺され、現像性がきわめて
悪化する傾向も強く見い出された。又同様な理由による
ものと思われるが耐湿性の悪化も明確に確認された。従
って金属化合物添加という方法も耐オフセツト性改善と
いう点のみ考えれば良いが、紙上の如き欠陥を多くもち
、未だ商品として通用するものとは、はなはだ云い難い
。その効果は認められるので、要点はいかに添加量を抑
えられるかであると思料される。本発明者らはこの点に
重点をおき、金属化合物の柚類及び相手のポリエステル
It 脂について系統的に種々変化させて充分な検討を
行った。理由は明白ではないが同一の金属化合物を同一
量添加しても相手のポリエステル樹脂により、そのオフ
セット改善効果及び定着点の上昇及び耐湿性悪化の影響
はきわめて多様に変化することが見い出された。ポリエ
ステル樹脂の酸価による影響は充分考えつるが、同一構
成のポリエステルで酸価を((々に変化させたものにつ
いて上記の作用を追ってみたところ、結果l↓まち゛ま
ちで一定の方向性は特には見い出せなかった。その他種
々検討した処、この場合もポリエステル樹脂中の芳香族
性成分が多いものほど金属化合物がより少h1で、オフ
セットの改善が顕著でかつ定着点の、上昇及び耐湿性悪
化の影響が少ないことが判明した。 又本発明者らは金属化合物についても種々の検電を行っ
た処、少量の添加で充分な効果をもち、かつ、悪影響の
ないものはきわめて限定され、この点で熱分解性の高い
有機性の金属化合物でなければならないことが判明した
。又その中で特にアセチルアセトン系金属錯体及びサリ
チル酸系金属化合物が有効であった。 又ポリエステル樹脂骨核に比較的長鎖のアルキル基を付
加する手段も定着点を降下させるのに有効であり、これ
らの組み合わせによる相乗効果により種々の機徨に合致
した総合性能の良好なトナーとなりうろことを見出した
。 以」二よりこれまではなはだ漠然とした技術にとどまっ
ていたものを細密に分析検討し、適宜組み合わせること
により、ポリエステルの非線状化の技術のみの場合の弊
害及び金属化合物による金属架橋の技術のみによる多量
の金属化合物の添加による弊害を除き、それぞれの有効
な動きのみをとり出し得た。 すなわちエーテル化ジフェノールとフタル酸を骨核と1
〜.3価以上のポリカルボン酸ないしポリオールで弱い
非線状化をさせたある限定された芳香族系ポリエステル
樹脂にある種の金属化合物をごく少に添加するという構
成により、低温定着性を保ち、耐オフセット性が実用上
充分で、かつ、現像器中あるいは保存中にトナー同志が
凝東、ブロック化することのない、帯・電性性が安定し
かつ充分な耐湿性をもち、耐久力があって、劣化のほと
んどない新規なトナーに到達し、本発明に至った。 以下に本発明の目的を列挙する。 1、 本発明の目的は、オイルを塗布しない熱ロール定
着方式に適した乾式トナーを提供することにある。 2 本発明の目的しLl より1′氏い温度で充分定着
し、低エネルギー化が可能で、特に高速定着に適シフ、
オフセットが充分に防止され、かつ、定着可能温度域の
広いトナーを提供することにある。 3、 本発明の目的は、許容可能な塊状化温度をもち、
貯蔵および使用に1祭してプロツキフグ等の起こらない
トナーを提供することにある。 4、 本発明の目的は、件々の湿度条件下に於て安定I
−た屋察嵐気特性を・1イする耐湿性の良好なトナーを
提供することにある。 5 本発明の目的は、画法濃度が充分で明るく鮮明な、
解像力のある池カプリ等のない画質の得られる現像特性
の優れたトナーを提供することにある。 6. 本発明゛の目的は、連続使用による繰り返しに対
して優れた耐久性をもち、前項記載の良質な画像が安定
して保たれるトナーを提供することにある。 7、本発明の目的は、流動性、凝集性等の粉体の緒特性
に優れ、補給性、保存性の良好なトナーを提供すること
にある。 8、 本発明の目的は、現像工程に際しての機械的負荷
に対して高度の耐岸耗抵抗性をもち、耐衝撃性にも優れ
たトナーを提供することにある。 9、 本発明の目的は、静電rtI形成面から受信面に
容易に転写可能な転写率が良好で、転写時のlIi!7
像の乱れ、不均一性のない転写性の優れたトナーを提供
することにある。 10、 本発明の目的は、トナー保持部材或いは静電
潜像面への付着、汚染等のないトナーを提供することに
ある。 11、 本発明の目的は、二成分系現像剤に於てはキ
ャリアーへQ f’J’着、融着等に起因するキャリア
ー汚染性のほとんどないトナーを提供することにある。 12、 本発明の目的は、−成分系磁性トナーに於て
は磁性粉の分散性の良好なトナーを提供することにある
。 13、 本発明の目的は、靜′ホ像形成面の機械的な
離れを減少せ[〜め良好な感光面清掃性をもつトナーを
提供することVCある。 ]41本発明の目的は、製法が容易で安定ノ1.た生産
が可能で、かつ、コストの低いトナーを提供することに
ある。 15、 本発明の目的は、上記のようなトナーに要求
される諸性能のバランスのとれた総合諸性の優れた商品
価値の高いトナーを提供することにある。 その%徴とするところは、(A)酸またはアルコール成
分中40モル%以下の3価以上のポリカルボン酸および
/または3価以上のポリオールと、(B)酸またはアル
コール成分中30モル%以下のアルキル置換ジカルボン
酸および/またはアルキル置換ジオールと、(C)60
モル%以上が7タル酸系であるジカルボン酸類と、(D
)エーテル化ジフェノール類、と金含有する成分から得
られる酸価10〜60の非線状化低融点芳香族系ポリエ
ステル樹脂と、バインダー樹脂に対して0.2〜4重量
%の2WJ以上の全域を含む有機金属化合物とを含有す
る熱定着性乾式トナーにある。 ここでポリエステルの主要構成原料となるフタル酸系ジ
カルボン酸類としては1.2ベンゼンジカルボン酸及び
その無水物、1.3ベンゼンジカルボン酸、1.4ベン
ゼンジカルボン酸及びこれらのエステル化物等が等しく
使用口f能である。 父ジカルボン酸類のうち40モル%未満の蹟へ囲であれ
ば脂肪族系のジカルボン酸を混合可能で、その列として
(,1、フマル酸、マレイン酸、こはく酸、ンクロヘギ
サンジカルボン酸、マロン酸、ゲルタール酸およびこれ
らの酸の祇水物等が使用可能である。脂肪族系成分が4
0にを越えると既述の如<、面Jオフセット性が不光分
となり金属化合物の添加効果が消失して耐湿性が悪化し
、湿度の変化に対しトナーの帯電特性が大巾に変動する
結果となる。脂肪族系成分Q−1より好ましくは309
j以下がよい。 エーテル化ジフェノールとして使用口■舵なものは、ポ
リオキシスチレン(6) −2・2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン、ポリヒドロキノブチレン(2
) −2・2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)グロパ
/、ポリオキシエチレン(3) −2・2−ビス(4−
ヒドロキシ7−In −’−ル) 7” rl ハン、
ポリオキシプロピレン(3)−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)ナオエーテル、ポリオキ/エチレン(2)〜2
・0−ジクロD −4−L トロキシフェニル、2・3
′・6′−トリクロロ4−ヒドロキシフェニルメタン、
ポリオキシプロピレノ(3) −2−ブロモ−4−ヒド
ロギシフエニル、4−ヒドロキシフェニルエーテル、ポ
リオギンエチレン(2,5)−P 、 I) −ビスフ
ェノール、ポリオキ/エチレン(tl)ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)ケトン、ポリオキノスチレン(7)−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテル、ポリオキシ
エンチレン(3) −2・2−ビス(2・6−ジアイオ
ドー4−ヒドロギンフェニル)プロパンおよ0− ホI
Jオキシプロピレン(2・2)2・2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン−C’ h ル。 ・エーテル化ジフェノールの一群ハエーテル化ビスフェ
ノールである。好ましい群のエーテル化ビスフェノール
はエトキシ化−またLtプロポキシ化されたものであり
、ビスフェノール1モル当り2ないし3モルのオギシエ
チレンまタハオキシプロピレンを有し、Rとしてプロピ
レン壕jこはスルホノ基をもつものである。この群の例
はポリオキシエチレン(2・5)−ビス(2・6− )
フロモー4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ポリオ
キシプロピレン(3) −2・2−ビス(2・6−ジフ
ルオロ−4−ヒドロキシフェニル)プロパンおよびポリ
オキシエチレン(1・5)−ポリオキシプロピレン(1
,0)−ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホンでア
ル。 上式によって特徴づけられる群に入るエーテル化ビスフ
ェノールの他の好ましい群は、ポリオキシプロピレン2
・2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンおよび
ポリオキ7エチレンまたはポリオキシプロピレン2・2
−ビス(4−ヒドロキシ、2・6−ジクロロフェニル)
フロパン(ビスフェノール1モル当すオキシアルキレン
単位数が2.1ないし2.5である)である。 3価以−ヒのポリカルボン酸としては、そのエステルも
含めl・2・4ベンゼントリカルボン酸、■・2・5ベ
ンゼントリカルボン敵、l・2・4シクロヘキサントリ
カルボン酸、2.5・7ナフタレントリカルボンre、
l・2・4−ナフタレントリカルボンtlR1l・2・
4ブタントリカルボン酸、■・2・5ヘキサントリカル
ボン酸、■・3−ジカルボキシル−2−メチレンカルボ
キシルプロパン、■・3−ジカルボキシル−2−メチル
−2−メチレンカルボキシルプロバ/、テトラ(メチレ
ンカルボキシル)メタン、l・2・7・8オクタンテト
ラカルボン酸等が使用可能である。ポリカルボン酸のう
ち、少なくとも60モル%がトリメリット酸、ピロメリ
ット酸及びそれらの無水物から選ばれたものであるとよ
り好ましい。 又3価以上のポリオールとしては、炭素原子3ないし1
2個およびヒドロキシル基3ないし9個を含有するポリ
ヒドロキシ化合物が適用できる。ポリヒドロキシ化合物
の好捷しい群は、糖アルコール類およびそれらの無水物
である。 これらのポリヒドロキシ化合物の例は、ソルビトール、
■・2・5・6−ヘキサンテトロール、−ブタントリオ
ール、1・2・5−ペンタントリオール、エリトロト2
・3−ブタントリオールおよびトレ第1・2・3−ブタ
ントリオールである。ポリオールのうち、少なくとも6
0モル%がグリセリン、ペンタエリスリトール、ソルビ
トールから選ばれたものであるとより好ましい。 又、これらの3価以上のポリカルボン酸又は/およびポ
リオールは酸又は/およびアルコール成分中40モル%
を越えてはならない。 アルギル置換ジカルボン酸としては炭素数が6〜18の
アルキル基が置換されたコハク酸、マレイン酸、フマル
酸及びそれらの酸無水物等があげられ、アルキルの炭素
数が多いものほど少量の添加で有効に定着点をFげられ
るが、作用が強すぎるとトナーのブロッキングが低温域
で発生するのでその量は前記の範囲を厳密に守る必要が
ある。 アルキル置換ジオールとしては炭素数6〜18のアルキ
ル基が置換されたグリコール類が等しく使用可能であり
、特にエチレングリコールが好ましい。アルギル置換ジ
カルボン酸と同様の作用−効果をもつ。 本発明トナーに使用可能な有機金属化合物としては2価
以上の金属を含む有機性の塩類ないしは錯体類があげら
れる。有効な金属種とじてはA/? 、 Ba 、 C
a 、 Cd 、 Co 、 Cr 、 Cu 、 F
e 、 Hg 、 Mg 。 Mn、 Ni 、 Pb、 Sn、 Sr、 Zn
等の多価性のもツカあげられる。有機金属化合物として
は上記金属のカルボン酸塩、アルコキシレート、有機金
属錯体、キレート化合物が有効で、その例としては、酢
酸亜鉛、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム、酢酸アル
ミニウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カ
ルシウム、ステアリン酸アルミニウム、アルミニウムイ
ソプロポキシド、アルミニウムアセチルアセトナート、
鉄(■)アセチルアセトナート、3.5ジターシャリ−
ブチルステアリン酸クロム等があり、物にアセチルアセ
トン金属錯体、サリチル酸系金属塩が好捷しい。その添
加量は既述の如き悪影響をさける為に、バインダー樹脂
に対して4重量%を越えてはならない、又029に以下
では実質的な効果は消失する。 父本発明の性能を損なわない範囲、すなわちバインダー
樹脂940重量%以下で公知の熱可塑性樹脂、例えば本
発明外のポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹
脂、エチレン−エチルアクリレート樹脂、フェノール樹
脂、スチレ。 ンーブタジエン樹脂、キシレン樹脂、ブチラール樹脂等
を混合又は変成Vこより1吏用L7ても良い。 これら公知の熱t=f塑性樹脂の配合畦はトナー用バイ
ンダー中20重垣%を越えないことがより好捷しい。こ
れらの熱可塑性樹脂の中ではスチレン−アクリル系樹脂
が好−ましい。 本発明のトナーに用いる=音色材としては、公知のもの
がすべて使用でき、例えば、カーボンブランク、鉄黒、
ニグロシン、ベンジンンイエロー、キナクリドン、ロー
ダミンB1フタロシアニンブルー:ケどがある。 丑だ本発明のトナー′(11−磁性トナーとして用いる
ために、磁性粉を含有せしめてもよい。このような磁性
粉としては、hfI場の中に置かれて磁化される物質が
用いられ、鉄、コバルト、ニッケルなどの強磁性金属の
粉末もしくり:1マグネタイト、ヘマタイト、フェライ
トなどの化合物がある。酸化鉄系磁性体を着色剤として
用いる時には、トナー中に20〜60重量だ含有させる
のが良い。 筺た本発明のトナーには種々の目的のために、添加剤を
加えることができる。このような添加剤としては、金属
錯体、ニグロシンなどのような荷・区制御材、ポリテト
ラフルオロエチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、
脂肪酸もしくはその金属塩、ビスアマイドのような潤滑
性のある化合物、ジシクロへキシルフタレートのような
可塑剤などがある。特に、本発明のトナーに対しては、
140℃における溶融粘度が10〜l0CPS、好捷し
くはlO〜lOCPSのエチレン系オレフィン重合体、
例えばポリエチレン、ポリフロピレン、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−エチルアクリレート共重合体、ポリエチレン骨格
を有する°rイオノマーなどを、きわめて少量、トナー
の電縫に対して0.1〜5重量%(好ましくは0.2〜
3重量%)含有せしめ、定着特性を補助的に改善するこ
ともできる。 さらに本発明のトナーは必要に応じて鉄粉、ガラスピー
ズ、ニッケル粉、フェライト粉などのキャリアー粒子と
混合されて電気的潜像の現像剤として用いられる。また
粉体の自由流動性改良の目的で疎水性コロイド状シリカ
微粉末やトナー固着防止のために酸化セリウムなどの研
摩剤微粒子と混合して用いることもできる。 本発明の現像粉を支持体に定着する方法としては、公知
の熱ロール定着方式が適用されうるが、種々のテストを
行なったところ、定着ローラーの表面材料がフッ素系樹
脂から作られ−Cいる定着器が最も好ましいものであっ
た。 以下、樹脂製造例、実施例、比較列をもって具体的に本
発明を説明するが、これらは本発明を何ら限定するもの
でIiない。なお1重用部数はすべて重量部である。 〔製造例1〕 ポリオキシプロピレン(2,5)−2,2−ヒス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン545部を四つ目フラス
コに入れ攪拌器、コンデンサー、温度計、ガス導入管を
セットし、マントルヒーター内に置く。反応容器内を窒
素ガス置換した後、内容物を50〜60℃になる様にし
た時点で、テレフタル酸135部、C12のアルキル基
を1に換し/こコハク酸(C+−Hs。04)77部、
トリメリド酸38部を加えてヒドロキシル基1当量に対
しカルボキシル基00g当量になる様にする。 この混合物系を210℃に加熱攪拌する。反応水を除去
しつつ、約5時間経過した後反応の終点を見るべく1時
間毎に酸価測定によって反応を追跡する。酸価が約30
になった時点で反応物を室温に冷却する。 〔製造例2〕 製造例1と同様の方式に従いポリオキシプロピレン(2
,5)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)グロ
パ7545 部をフラスコニ入し、窒素置換及び50℃
加”熱を行なう。これにイソフタルfi135部、C,
tのアルキル基で置換しだコハク酸77部、トリメリド
酸38部を添加しこれら混合物を210℃に加熱攪拌し
反応させ、反応終了後室温に冷却する。 〔製造例3〕 製造例1と同様の方法に従い、ポリオキシプロピレン(
2,5)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フ
ロハフ 545 部をフラスコニ入れ窒素置換及び50
℃加熱を行なう。これにテレフタル[108部、アジピ
ン酸24部、cI!のアルキル基で置換したコハク酸7
7部、トリメリド酸38部を添加し、これらの混合物を
210℃に加熱攪拌し反応させる。反応終了後室部に冷
却する。 〔製造例4〕 製造例1と同様の方式に従い、ポリオキシプロピレン(
2,5)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン436部、グリセリン18部をフラスコに入れ窒
素置換し50℃に加熱する。これにテレフタル酸112
部、C1,のアルキル基で置換したコハク酸77部を加
え、これらの混合物を210℃に加熱攪拌し反応させる
。 反応終了後室温に冷却する。 〔製造例5〕 製造例1と同様の方式に従い、ポリオキシプロピレン(
2,5)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン436部、C6のアルキル基で置換したエチレン
グリコール(C1゜HttO* )64部をフラスコに
入れ窒素置換し50℃に加熱する。これにテレフタル酸
179部14.トリメリド酸38部を添加しこれら混合
物を約210℃に加熱攪拌し反応させる。反応終了後室
温に冷却する。 〔製造例6〕 製造例1と同様の方法に従い、ポリオキシプロビレ7(
2,5)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フ
ロパン545部をフラスコに入れ窒素置換し50℃に加
熱する。これにテレフタル酸112部、トリメリド酸9
5部を添加し、これらの混合物を約210Cに加熱攪拌
し反応させる。反応終了後室温に冷却する。 〔製造例7〕 製造例1と同様の方式に従いポリオキシプロピレン(2
,5)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン545部をフラスコニ入し窒素置換し50℃に加熱
する。これにプレフタル酸135部、CI!のアルキル
基で置換したコハク酸155部を添加し、これらの混合
物を約210℃に加熱攪拌し反応させる。反応終了後室
温に冷却する。 〔実施例1〕 製造例1のポリエステル100部、低分子掃ホI77’
ロビレン(三洋化成工業製ビスコール660 P) 2
部、アセチル−r七トン鉄2部、カーボンブラック(キ
ャボット製す−ガル4001(、)8部からなる混合物
をロールミルで加熱混練した。これを放冷した後カッタ
ーミルで粗砕物とし超音速ジェットミルにより微粉砕し
平均粒径約8μのトナーとした。このトナー15部を8
5部のキャリアー鉄粉(日本鉄粉[EFV2 (10/
300)と混合し、市販の&4機(キャノン製NP−5
000)に供給して現像した。その結果、初期画像及び
5000枚時の耐久画像it力ブリもなく濃度も充分得
られ全く問題のないものであった。又5000枚までの
耐久試験で、定着に関わる問題も全く見られなかった。 また定着性を詳しく見る目的で市販の複写機(キャノン
製NP−400ftg)の定着器部分を別に用意し、別
途作成した転写紙上の未定着画像をこの別定着器でロー
ラーの設定表面温度を変えて定着テストを行なったとこ
ろ、定着点(定着が実用上充分である最低温度)も充分
低く又広い温度範囲でオフセット現象も発生しなかった
。更にこのトナーを50℃の雰囲気に長時間放置したが
ブロッキング、ケーキング等は見られなかった。また尚
湿度雰囲気Fで画出しをした処常温常湿下での画1象性
をほとんど保ち全く問題のないものであった。 〔実施例2〕 実施列lに於てアセチルアセトン鉄2部を用いるかわり
にアセチルアセトンニッケル1部を使用する以外全く同
様にしてトナー化し1II1価試験をしたところ、初期
画像、耐久画像はきわめて良好で問題はなく、別定着器
による定着テスト、保存テスト、高湿度テスト共はソ実
施例1の場合と同様の全く問題のない結果であった。 〔実施例3〕 実施例1に於てアセチルアセトン扶2部ヲ用いる替りに
3.5ジーt−ブチルサリチル酸クロム3部を用いる以
外は全く同様にしてトナー化し評価l−だところ、初期
画像、耐久画像はきわめて良好で問題はなく、又別定着
器による定着テスト、保存テスト、高湿テスト共実施例
1の場合とはソ同様の全く問題のない結果であった。 〔実施例4〕 実施的1に於てアセチルアセトン鉄2部を用いる替りに
アルミニウムイソプロピレート1部を用いる以外は全く
同様にしてトナー化し評価したところ、初期画像、耐久
画像はきわめて良好で問題1dなく、又別定着器VCよ
る定着テスト、保存テスト、高湿テスト共実施例1の場
合とはy同様の全く問題のない結果であった。 〔実施例5〕 製造例1のポリエステル100部、低分子量ポリプロピ
レン(三洋化成工業製ビスコール660P)2部、アセ
チルアセトン鉄2部、磁性粉(平田工業製EPT−50
0)60部からなる混合物をロールミルで加熱混練した
。これを放冷した後カッターミルで粗砕物とし超音速ジ
ェットミルにより微粉砕した後風力分級器で約5〜20
μ、平均粒径12μのトナー粒子を得だ。このトナーに
コロイダルシリカ(アエロジル社IQI(、−972)
を添加し一成分現像方式の市販の電子写真複写装置(キ
ャノン製NP−4oottg)に供給し複写テストを行
なったところ、充分なる画像濃度と現像耐久性が得られ
定着に於ける問題も発生【−なかった。また実施例1と
同様に熱定着性を詳しく見る目的で前記複写機の定着部
のみを別に用意し、別途作成した転写紙上の未定着画像
をこの別定′着器でローラーの設定表面温度を変えて定
着テストを行なったところ、定着点も充分低く広い温度
範囲でオフセット現象も発生しない良好な結果であった
。更に実施例1と同様に^湿度雰囲気下で画像出しを行
った処常温常湿下の場合とはソ同様の満足のいくもので
あった。またこのトナーを50℃の雰囲気下に長時間放
置したがブロッキング、ケーキングは見られなかっに0 〔実施例6〕 実施例1に於て製造例1のポリエステルlo。 部を用いるかわりに製造例2のポリエステル100部を
用いる他は実施例1と同様にしてトナー化し評価した処
実施例1とはソ同様の満足のいく結果が得られた。 実施例 実施列5に於て製造例1のポリエステル100部を用い
るかわりに製造例2のポリエステル100部を使用する
以外は実施例5と同様にトナー化して計制したところ、
実施例5と―ソ一様の満足ノいく結果が得られた。 〔実施例8〕 実施例1に於て、製造例1のポリエステル100部を用
いるかわりに製造例3のポリエスチル100部を用いる
他、実施例1と同様にトナー化し評価したところ実施例
1とはソ同様な満足のいく結果が得られた。 〔実施例9〕 実施例5に於て、製造例1のポリエステル100部を用
いるかわりに製造例3のポリエステル100部を用いる
他、実施例5と同様にトナー化し評価したところ実施例
5とはソ同様な満足のいく結果が得らハ、た。 〔実施例10 ) 実施例Iに於て製造例1のポリエステル100部を用い
るかわりに製造例4のポリエステル100部を用いる他
、実施例1と同様にトナー化し評価したところ実施例1
とはソ同様な満足のいく結果が得られた。 〔実施例11〕 実施例1に於て、製造例1のポリエステル100部を用
いるかわりに製造例5のポリエステル100部を用いる
他、実施例1と同様にトナー化し評価したところ実施例
1とはソ同様な満足のいく結果がイ坐られた。 〔実施例12) 実施例1に於て製造例1のポリエステル100部を用い
るかわりに製造例1のポリエステシフ0部トスチレンー
プチルアクリレートコホリマー(ポリレン/フチルアク
リレート、モル比70/30、重量平均分子量352,
000)30部を用いる他実施例1と同様にしてトナー
化し評価し7たところ若干定着点が上昇きみでは給った
が充分低温で定着し、実施例1とはソ同様な満足のいく
結果が得られた。 〔比較例1〕 実施例1に於て、アセチルアセトン鉄を用イない他は実
施例1と同様にしてトナー化し評価したところ、画像は
実施例1とはソ同様に良好なものであったが、すぐにオ
フセット現象が顕著にあられれ、はんの数10枚の複写
で定着器のクリー二/グウエブでとりきれないオフセッ
トトナーがつ、ニブを通り抜は画像−Fに黒い線として
あられれ、全く実用に耐えるものではなかつた。別定着
器で詳細に定着性を調べてみた所定着点は実施例1の場
合より若干低目ではあるが定着、囲オフセットが顕われ
全く実用定着域が存在しない劣悪な熱特性を示すことが
わかった。 〔比較例2〕 実Mi l+ll 1に於てアセチルアセトン鉄10部
を用いる他実施例1と同様にし−でトナー化し評価した
処比較例1と異なりオフセット現象は起ら々かったが定
着点がおよそ実施例1の場合より20℃F昇してし寸っ
た。父高湿環境下で面出[7デストを1〜だところ画像
がかなり薄く反射濃度で常湿時の約2/3に低下してし
まい耐湿性が劣る、実用に酬えるしろものではなかった
。 〔比較例3〕 実施例1に於てアセチルアセトン鉄2部を用いるかわり
に酸化マグネシウム(キヨウワマグ3()、協和化学工
業社製)2部を用いる他実施し1」】と同様に1.てト
ナー化し評価したところ比較例1と11ソ同様なオフセ
ット現象がはげしく発生し劣悪な結果であった。 〔比較例4〕 実施例1に於て製造例1のポリエステル100部を用い
るかわりPC製造し16のポリエステル100部を用い
る他実施例1と同様にしてトナー化し評価したところ、
実施例1(71)場合と比較し定着点が約20℃上昇し
てし−まった。又誦湿ドで画1象出しをした処置像濃度
が常湿の場合の70部程しか出す耐湿性の劣るものであ
った。 〔比較列5〕 実施例1に於て製造例1のポリエステル100部を用い
るかわりに製造例7のポリエステル100部を用いる他
は実施例1と同様に[7てトナー化し評価した処比較例
1の場合とはソ同様のオフセット現象がはげしく発生し
た。比1鮫例1と異なる点は定着点がさらに低ドし実施
例1と比較し約15℃低かつ/こ。要する&ごかなり軟
化点が低下した為と思わ?L、50℃での保存テストに
於て約10時間でトナー同志が凝集しブロッキング現象
が明白に起り凡そ1日の放置でトナー粉体全体が1片の
カタマリになるほどで全く実用になるものではなかった
。
Claims (1)
- (A)酸またはアルコール成分中40モル%以Fの3価
以上のポリカルボ/酸および/または3価以上のポリオ
ールと、(B)酸またはアルコール成分中30モル%以
下のアルキル置換ジカルボン酸および/またはアルキル
置換ジオールと、(C) 60モルに以上が7タル酸系
であるジカルボン酸類と、(D)エーテル化ジフェノー
ル類、とを含有する成分から得られる酸価lO〜60の
非線状化低融点芳香族系ポリエステル樹脂と、バインダ
ー樹脂に対して0.2〜4重t%の2価以上の雀属を含
む有機金属化合物とを含有する熱定着性乾式トナー。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57119065A JPS599669A (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 熱定着性乾式トナ− |
US06/499,548 US4533614A (en) | 1982-06-01 | 1983-05-31 | Heat-fixable dry system toner |
DE19833319955 DE3319955A1 (de) | 1982-06-01 | 1983-06-01 | Hitzefixierbarer trockentoner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57119065A JPS599669A (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 熱定着性乾式トナ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS599669A true JPS599669A (ja) | 1984-01-19 |
JPS6357786B2 JPS6357786B2 (ja) | 1988-11-14 |
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ID=14752024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57119065A Granted JPS599669A (ja) | 1982-06-01 | 1982-07-07 | 熱定着性乾式トナ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS599669A (ja) |
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