JPS5990303A - 誘電体磁器物質 - Google Patents

誘電体磁器物質

Info

Publication number
JPS5990303A
JPS5990303A JP57200103A JP20010382A JPS5990303A JP S5990303 A JPS5990303 A JP S5990303A JP 57200103 A JP57200103 A JP 57200103A JP 20010382 A JP20010382 A JP 20010382A JP S5990303 A JPS5990303 A JP S5990303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mol
meo
composition
point
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP57200103A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6020850B2 (ja
Inventor
克彦 荒井
福井 正見
山岡 信立
中曽根 節子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP57200103A priority Critical patent/JPS6020850B2/ja
Publication of JPS5990303A publication Critical patent/JPS5990303A/ja
Publication of JPS6020850B2 publication Critical patent/JPS6020850B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Inorganic Insulating Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は非酸1ヒ注雰囲気中で焼結し、酸化性雰囲気中
で焼結時より低い温度で熱処理して得ることが出来る複
合ペロブスカイト型誘電体磁器物質に関し、更に詳細に
は、訪電体生シートにニッケルを主成分とする導体ペー
ストを塗布して焼結した構造の積層磁器コンデンサに最
2iTlな誘電体磁器物質に関する。
従来技術 従来の積層磁器コンデンサは、誘電体生シート(グリー
ンシート]に白金、パラジウム等の貴金属の導電ペース
トをば1桐したものを複数枚積み重ねて圧着し、酸化性
雰囲気中で高温焼成を行い。
しかる後外部引き出し!極を設けることによって製作さ
れている。しかし、白金、パラジウム等の電極材料は高
価であるため、民生用機器が要求する安価な#1層磁器
コンデンサを提供することが不可能であった。この棹の
問題を解決する定めに、ニッケルを主成分とする導電ペ
ーストを生シートに塗布したものを非酸fヒ性雰囲気で
焼結させることが考えられる。ところが、非酸fヒ性雰
囲気で焼結しても、この焼結時の温度が例えば1300
℃ぶり上のように高いと、ニッケル導電ペーストのニッ
ケル粒子が粒成長すると同時に粒子の凝集が生じ、ニッ
ケルが玉状に分布した状態となり、良質な電極を形成す
ることが困難であった。また、ニッケルの一部が修器甲
に拡散して絶縁が劣イヒすることがあった。この為、非
酸fヒ性雰囲気中に於いて低温(例えば]2250°C
J21下)で焼結することが可能な磁器組成物が要求さ
れている。
発明の目的 本発明の目的は、非酸fヒ性雰囲気中で低温焼結するこ
とによって得ることが可能であり、且つ上記粂件で焼結
するものであるにも拘らず、絶縁抵抗が比較的高く、誘
電体損失(janJ)が比較的小さく、更に静電容量×
抵抗(CR)値が比較的大きいコンデンサを得ることが
可能な誘電体磁器物質を提供することにある。
発明の構成 上記目的を達成するための本発明は、((Ba、−XC
ax) 0 )k(Ti、−yZry) 0! (但し
Xは帆02〜0.27%yは0.01〜0.26 、 
kは1〜1.04の範囲の数値)からなる基本成分と、
100重量部の前Hピ((Ba、XCaX) O)k(
Ti、−、Zr、ンO3に対して0.2〜10.0重量
部のLixO−MeO−5iftガラス(但しMeOは
BaO、CaO、及びSrOの内の]榴Ll上の金属e
(ヒ物)と、ケ含み、且つntT Na LI 20−
 MeO−5iQ2は、 L+*OとMeOとSiOと
の組成なモル鴨で示す三角図に於いて、前記Li2Oが
0モル%、前+iaMeQが35モル島、前記S r 
Otが65モル%の組成を示す第1の点(Atと、前記
Li2Oが0モル%smJiiピMeoが40モ、++
/%、前記S s Otが60モル%の組成を示す第2
の点旧)と、前記L I 20が5モル%、前記MeO
が45モル%、前記5iOtが50モル%の組成を示す
第3の点(Cと、lvi前記Li、0が48モル%、前
記MeOが2モル%、前記5tyxが50モル%のa成
馨示す第4の点の1と、前記L+++0が23モル鳴、
前Nr:2MeOが2モル%、前記5iftが75モル
%の組成を示す第5の点の)と、前記第1の点(Atと
、を順次に結ぶ5本の直線で囲まれた領域内の組成であ
ることを特徴とする複合ベロブスカイト型誘電体S器物
質に係わるものである。
作用効果 上記本発明によれば次の作用効果が得られる。
(Al  低融点のLizO−MeO−5iftガラス
5 添力0 スることにより、低温(例えは1200℃
以下)での焼結が可能に1よる。
のl  (?aTjO,糸を含むので、低温での酸化性
能が良く1例えば800℃の低温で酸化熱処理すること
が可能になる。
(0低温焼結が可nヒであるので、ニッケル等の卑金属
の!極材料を同時に焼結しても、はぼ完全なコンデンサ
電vil!を得ることが出来る。
0 上記(Al−(0の理由、及び基本成分に含まれる
13aTiogが高い比誘電率を得るのに寄与すること
ZrOがtanδの改良に寄与すること等のために、抵
抗率ρが2.32 X ] O’MΩ−cmJU上、c
R値が2600鳩2・μF以上、―iが1.5%DJ下
、比誘電率εが2520以上のコンデンサ2得ることが
可能になる。
実施例 次に本発明の大施例について述べる。但し1本発明を明
確にするために1本発明の範囲外の実施例も含讐れてい
る。
実施例J〜78(第1表及び第2表) 第1表及び第2表に示す実施例]〜78の磁器コンデン
サの製造及びその特性測定は次の方法で行った。筐ず、
複合ペロブスカイト構造の焼成物の基本成分である( 
(B” I、、、x Cax ) 0 ) kI T 
+ 1−yZry ) Opのz−x)、x、[1−y
)、 y、及びkが第1表に示す値になるような割合に
、純度99.0%以上のBaeoa、CaCO5、Tl
0t、 Zr0t ’!を出発原料として秤量した。
次に、秤量した原料を15時間、温式混合し。
粉砕した後に乾燥し、FJ1200℃、2時間、大気中
で仮焼した。これにより、出発原料はほぼ基本成分とな
る。
次に、  ((Bat−x Cax )0 )k(Ti
 +−yZry ) Q*カらなる基本成分100重量
部に対して第1表に示す割合になるように平均粒径約5
μmのLi、Q −MeO−8iOmガラス粉末を秤量
し、このガラス粉末な仮i焼で得た基本成分に添加し、
同時にアクリル酸エステルポリマー、グリセリン、縮合
リン酸塩の水溶液から成る有機バインダを]51童部添
加し、丈に50重量部の水を加えたものをボールミルに
入れて粉砕及び混合し″′C磁器原料のスリップを作製
した。
尚第1表に示すLi2O−MeO−8402カラスの組
成は、第2表に示す通りであり、更にこのガラスの成分
であるMeOはBaO,CaO1SrOの1種又は複数
種であり、その内容(組成)は第2表に示す通りである
次に、上記スリップを脱泡処埠した後に、このスリップ
からドクターブレード法によって長手の生シートv作裂
し、これ等を乾燥させた後に、プレスによって第1図に
示す3枚の生シート(月f21(31を作製した。
次に、生シート(1)(2)の一方の主面に、ニッケル
を生成分とする導電ペース)(Ni9]wt%、MnO
] wt%−pbQ  BaO5iftガラス8wt%
にビヒクルを加えたペースト)を約6μmの厚さにば1
刷することによって第2図に示す導電ペースト層(4)
(5J ’2形成し、しかる後、第2図に示す順序に3
枚の生シート(II f2+ (3) ”;r:重ね合
せ、熱圧着して一体fヒした。
次に、生シー) +11 +21 +31を一体比した
ものを加熱炉に入れ100℃/hの温度上昇率で室温か
ら600℃丁で空気中でガロ熱し、有機バインダを燃焼
させた。しかる後、加熱炉の雰囲気を空気から中性又は
還元性の非酸比性雰囲気に変えた。尚上記の中性又は還
元性の非酸fiZ性雰囲気を実施例1〜60及び65〜
78ではH鵞2体槓鳴子へ、988体績雰囲気、実施例
6JではH2零体積%+Nt100体積%雰囲気、実施
例62はHz 5体績%十N295体積%雰囲気、実施
例63はHl】0体積鳴+N、90体、!#%雰曲気、
実施例64はH275体積%+N、255体績雰囲気と
した。そして加熱炉を上述の如き非酸化性雰囲気とした
状態で生シートの加P8温度を600℃から第1表に示
す焼成温度]030’C〜1380℃まで100℃/h
の比率で上昇させ、上記中性又は還元性雰囲気中で第1
表に示す焼成温度】030℃〜1380℃ケ3時間保持
して生シートの焼成をなした。
次に、中性又は還元性の雰囲気を保った状態で力ロ熱炉
の温度を焼成温度] 030℃〜]380℃から実施例
】では1000℃まで、実施1+l12〜78では80
0℃葉で]00℃/h0)割合で下け1次に、加熱炉の
雰囲気を中性又は還元性雰囲気から酸1と性雰囲気(空
気)に変えて実施f11 ]では】000℃、夾施例2
〜78では800℃に30分間保持し、その後、室温(
f120℃)まで空気雰囲気中で冷却した。
これにより、第3図に示す如く生シート(1)に対応し
た第Jの磁器層[1a)と生シート+21に対応した第
2の磁器層(2a)と生シート(3)に対応した第3の
磁器層(3a)とから成り、これ等の間にペースト層f
41 (57に対応した電極(4a) (5a)ン有す
る焼結体(64が得られた。尚焼結体(6)に於ける5
B器層c1a)t2aH3a)の厚さは約50μmであ
り、焼結体(6)の合計の厚さは電極(4a) (5a
) k入れてFJ160/jmであり、+:の縦幅及び
横幅は6mmであり、電極(48) (5B)の対同面
積は5 mm X 5 mm= 25mm”である。
次に、電極(4a) (5a)が露出する焼結体(6)
の側tie、Znとガラスフリットとビヒクルとかう成
るZnペーストχ塗布して乾燥し、これン大気中で55
0℃の温度で15分間焼付け、第4図に示す如< Zn
電極層(7)を形成し、更にこの上にCuン無電界メッ
キで被着させてCu層(8)ヲ形成し、更にこの上に電
気メツキ法で半田層(9)乞設けて、一対の端面電極a
uiuを形成しγこ。
次に上述の如く形成した谷実施例の積層磁器コンデンサ
の電気的特性即ち誘電体損失tanδ、比誘電率ε、抵
抗率p、静電容量×抵抗CRン測定したところ、第2表
に示す結果が得られた。尚。
比誘電率εは、温度25℃1周波数]kI−1z、電圧
(実効値) 0.5 Vの条件で静電容tV測定し、こ
の御1足値と1極(4a) (5a)の対同面積25 
mm2と’alflA+4aJ +5a)間の磁器層(
2a)の厚さ0.05mmから計算で釆めた。丁た。 
 tanδは比誘電率と同一条件で測定し、第2表VC
は%で示した。即ち第2表には実際のtanδの値の1
00倍の値を示す。
従って、実際のtar+Jの値は第2表の値の】O−2
倍である。ぼた、批抗率p(MΩ・cm)は%温度25
℃に於いてDC50Vン】分間[+加した後に電極00
)aυ間の抵抗値乞測定し、こり測足値より計算で求め
た。fたCRは、測定した静電容量値と抵抗値とを掛げ
合せることにより求めた。
第1表及び第2表の本発明の範囲内の実施例2〜24.
:Ill  〜 33.36 〜50.52〜54 。
58〜68.70〜77から明らかなように、基本成分
の ((Ba+−xCax )O)ktTt、−yZry+
O*のXが0.02〜0.27. yが0.01〜0.
26.kが1〜1.04であり、この基本成分100重
電部に対し”(0,2〜10重前1の範囲のLstO、
Meo−8jO*ガラスを含む複合ペロブスカイト型誘
電体磁器は、非酸fヒ・吐雰曲気中で1050℃(実施
例33  〕〜】160℃(実施例49)の温度で焼結
し。
しかる後、冷却過程に於ける酸fヒ性雰囲気約800℃
の熱処理を行うことによって形成することが出来る。そ
して、tanδが0.5〜1.4%、εが2520〜]
3060.(Jが2.32X]0’〜]、]8X]0M
Ω・cm、CR値が2600〜3]80MΩ−fiF 
 の/4IIf注のニッケル1極の積層コンデンサを得
ることが出来る。
但し、 Li*OMeO5ift のガラスの組成は、
この組成を示す第5図の三角図の第1の点偽)、第2 
(1) 点(Bl、第3 (’J点(0,i 4 ]点
G)、 i 517)点(El。
第]の点(AIY順次に結ぶ5本の直線で囲まれた領域
内でなければならない。
尚、第5図の三角図の第1の点(AIは実施例20のL
!、0零モル%、 Meo 35 %/l/%、 Si
n、 65−r−ル鳴の組成馨示し、第2の点(Blは
実施例21のLi2零モル%、 Meo 40 モAy
% 、 5ift 60 %に%の組成を示し、第3の
点(0は実施例22のLizO5モルiMe045モ/
L/%、 5ift 50 %/l/%の組成を示し、
第4の点0は実施例23のLr*048モル%、 Me
o 2モル%* 5i0250モル%の組成ヲ示し、第
5の点(Elは実施例24のLi2O23モル%、 M
eO2モル%、 5in275モル%の組成を示す。
第2表の実施例2〜24.31〜33.36〜50゜5
2へ54.58〜68.70〜77は上記第1〜第5の
点を結ぶ5本の@巌で囲まれる領域内に総て含まれる。
次に1本発明の%成分の限定理由について述べる。本発
明の範囲外の実施例]から明らかなように、X即ちCa
が零になると、1000℃で酸1ヒ熱処理しても酸化が
十分に進1ず、eが8.5 X 10’MΩ・cmと低
く、tanδも】5.6%と大きい。一方。
本発明の範囲外である実施例78から明らかなように、
xが0.29になると、εが860と低くなり、CR値
も750と低くなる。これに対して。
Xが(LO2〜0.27の本発明の範囲内の実施例のt
anδ、ε、ρ、CRはコンデンサとして満足する値で
ある。
本発明の範囲外の実施例56から明らかなようにy即ち
Zrが零になると、 tanδが6.8と大きくなり、
またεが1030と低くなり、またCR値も70MΩ・
μFと低くなる。一方1本発明の範囲外の実施例57か
ら明らかなように、yが0.28になると、εがJ]8
0と低くなり、CR値も70と低くなる。これに対して
、yが0.01〜0.26の本発明の範囲内の実施例で
はコンデンサとして満足することが出来る電気的特性が
得られる。
本発明の範囲外の実施例5Jから明らかなように、kが
0.98になると、tanllが7.2%と大きくなり
、且つpが2.07 X ] OM、11・cmと低く
なり、CRもJ2と低くなる。一方1本発明の範囲外の
実施例55から明らかなように、kが1.05になると
、焼結が困難になり、緻密な焼結体が得られない。これ
に対して、kY]〜1.04の範囲とすると満足するコ
ンデンサを得ることが出来る。
本発明の範囲外の実施例34から明らかなようにガラス
の添加量が】2重量部になると、  tanδが3.8
%と大きくなり、CR値がz7oMQ・μFと低くなる
。−万1本発明の範囲外の実施例35から明らかなよう
にカラスの添加量が零M情部となると、tan!jが5
.6%と悪くなる。これに対して、100重宝部の基本
成分に対して()、2〜10重tSのガラスを添加する
本発明の範囲内の実施例では満足な電気的特性が得られ
る。
本発明の範囲外の実施例25〜30及び69から明らか
なようにLitO−MeO−SiOxガラスの組成比が
第5図で特定する領域外となると、ρが1.88 X 
30’MΩ−cmDJ下となり、CR値が18]OMΩ
・μF以下となり、また実施例30及び69のように緻
密な焼結体が得られない場合も生じる。
これに対して、 LitOMeO5iftが第5図で特
定された領域J2J内の実施例では満足な電気的特性が
得られる。尚MeOは第2表から明らかなようにBRO
lCab、 SrOの任意の組み合せ、又は単独であっ
てもよい。またMeOの内に含まれるBaO* caO
のf3a、Caは基本成分にも含まれているが、基本成
分にBa、Caが含まれるとの理由で、この量を増やし
てガラスのBaO、CaOk減することは不可能である
。何故なら、ガラスのBaQ、 CaOは基本成分と全
(別の作用を発揮している。
上述から明らかなように1本発明の範囲内の実施例によ
って次の作用効果が得られる。
(al  非酸fヒ性雰囲気での焼結温度を低温(10
30℃〜]J50℃)にすることが出来る。従って、ニ
ッケルペースト等の低融点電極材料を生シートに塗布し
て焼結させることが出来る。
(bll!l!fヒ熱処理Y焼結後の徐冷の過程で行う
ことが可能である。
(CI  L十へ、からなる非酸1ヒ性雰囲気のH7の
割合即ちHm / H*+へ*X ] 00 (体積%
)yzr:2〜75鳴と変化させても電気的特性の変動
が殆んどないので、一般に用いられる量産用の雰囲気炉
を使用することが出来る。
(di  tanδが1.5%J2J下のコンデンサを
得ることが出来る。
fei  2520〜] 3060の範囲の椅々の比誘
電率ε7得ることが出来る。
げ) 抵抗率ρン2.32 X ] O’MΩ・cm以
上にすることが出来る。
(gl  −35℃〜150℃の温度範囲に於いて比較
的太きな抵抗41p’r維持することが出来る。例えば
1本発明に従う実施例3]のコンデンサと。
ガラスン含まない本発明の範囲外の実施例35のコンデ
ンサとyr、 tFI温槽に入れ、−35℃、20℃、
50℃、85℃、150℃の各温度でDC50V’r1
分間印加した後に抵抗を測定し、計算で抵抗率py11
′求めたところ、本発明に従う実施例31のコンデンサ
では第6図の曲線R1で示す結果が得られ1本発明の範
囲に楕さない実施例135のコンデンサでは第6図の曲
線R1で示す結果となった。
この結果から明らかなように、カラスを添771′Iす
ることにより、150℃の温度に於いてもρが比較的高
い。従って、ガラスは焼結温度を下げる効果のみならず
、抵抗率の特性も大幅に改善する。
(hl  本発明に従って、ガラス乞添加することによ
ってDCバイアス4!性ン改善することが出来る。
例えば、カラスを冷加する本発明に従う実施例]9及び
31のコンデンサと、ガラスY(i%刀0しない本発明
の範囲外の実施例35のコンデンサ乞使用し、25μm
3つに10〜80Vの直流バイアス電圧を1:li加し
γこ状態で、交流側足電圧帆5V(実効値)、1kHz
、25℃の条件で静電容量ケ測定し。
ti算で比訪屯率εン求めたところ、第7図の結果が得
られた。第7図に於いて、##E+は実施例]9のコン
デンサ1曲線E2は実施例3】のコンデンサ。
曲iEaは本発明の範囲外の実施例35のコンデンサの
谷DCt圧に於けるεを示す。この結果から明らかなよ
うに、ガラス添加によって直流バイアス特性即ち実効負
荷特性乞大幅に改善することが出来る。
実施例79〜82(第3表) 第3表に示す如く、実施例79〜82に於いて、実施例
] ]、] 9.32.58と同一の磁器組成の生シー
トヲ実施例】〜78と同一の方法で作った。次に、厚さ
60μmの化シー)Yブレスで長方形に打ち抜き、谷実
施例79〜82で27枚の長方形生シート乞用意し、一
番上になる生ジートン除いた26枚の生シートに第2図
と同一の状態に実施例3〜78と同一のニッケルペース
トv同一方法で印刷し、27枚の生シート2積み重ねて
熱圧着させて一体丁ヒした。
次に、この一体fKしたもの乞500℃まで空気中で加
熱し、有機バインダ暑燃焼させ、しかる後Hz 2容積
%+へ、98容檀%の雰囲気に変えて100’C/ h
の割合で第3表の焼成温度まで昇温させ。
この焼成湯度を2時間保持した。
矢に、100℃/hの割合で800℃まで冷却し。
酸fll′、性雰囲気(空気)に切り換えて800℃、
30分間の酸fl′熱処理を施し、その後、放冷した。
これにより、第8図に示す如く磁器層(12a) [1
2b)(12c)(12d)(12e)等の27の磁器
層ヲ有し、且つ劃* (13a) +13b月1:lc
) (13d)等の26の電極を有する焼結体が得られ
た。尚この焼結体の幅は2.5mm、長さは3.2 m
m 、厚さは]−0mmである。
矢に、実施例1〜78と同一の材料及び方法で焼結体の
電極露出両端面に第8図に示す如(端面電極u01tl
llン形成し、実施例J〜78と同一方法でtanδ(
%〕、静電容童c(/7F)、絶m−i抗IR(Xl 
OMΩ)ン測定したところ、第3表の初期電気的特性の
欄に示す結果が得られた。
矢に、初期埴を測定したコンデンサをアルミナ基板の電
極上に半田で固定し、温度85℃、直流電圧50Vの印
加状態を保つ高温9荷寿命試験を行い、250時間、5
00時間、1000時間。
2000時間の経時変化を求めた。この結果。
2000時間後であっても実用上十分な特性を有するこ
とが判った。
実施例83〜90(第4表) 本発明に従ってガラスケ添加し1こ場合と1本発明の範
囲外のカラス無添加の場合との等価直列抵抗(ESR)
を比較するために、帛4表の実施例83〜86に関し、
ては芙M例11〜78と同一方法で、実施例87〜90
に関しては実施例79〜82と同一方法でコンチンサケ
作り、静電W童C,及び等価直列抵抗(ESR)ン測足
し定ところ、第4表の結果が得られた。尚、実施例83
,85゜87.89の磁器のfl成及び製造柴件は本発
明に従う実施例19と同じであり、実施%、!84.8
6゜88.90の磁器の油底及び製輩粂件は本発明の範
囲外の実施例35と同じである。また、第4表に於ける
積層枚数はコンデンサとして働く誘電体層の歓即ち対向
゛成極を有する磁器層の叡ケ示し。
fた一層の厚さ、及び一層の電極有効面積は1つの誘電
体層の厚さ及びここの電極有効面積?示す。
等価直列抵抗(ESR)の測定はそれぞれの実施例のコ
ンデンサを25℃とし、共撮点に於いて測定した。
第4表の結果から明らかなように1本発明に従ってガラ
スを硲ガロすると、同一の静′亀容′JJCでの等価直
列抵抗が低くなる。チューナ回路では1000〜220
0 pFのチップ状磁器コンデンサが多く使用され、E
SRが例えば250mΩ月下であることが望まれている
が1本l#明によればこの要望を充足するコンデンサを
提供することが出来る。
変形輿1 以上1本発明の実施例について述べたが、本発明はこれ
に限定されるものでなく、更に変形可能なものである。
例えば、基本成分を得るための出発原料を、実施例】〜
78で示しKもの以外のBa。
Ca 、 Ti 、Zr ’l含む化合物1例えば、 
BaO、cao 。
Ti0z、 ZnO*等の酸化物、又は水酸化物等とし
てもよい。
(4珈 一つつ デた。酸1ヒ温度ン800℃以外の750〜1000℃
、好ましくは800〜900℃の範囲の温度としてもよ
い。即ち、ニッケル等の′亀憧と、磁器の酸fl′とを
考慮して変更することが可能である。
また、非酸1ヒ性雰囲気中の焼成温度も、亀倹材料ン考
慮して考えることが出来る。
また、本発明の目的’Yll害しない範囲で他の物質を
更に添力pしてもよい。例えば1本発明の磁器に対して
MnO,ビし05〜0.1重重鳴の範囲で添加してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例]〜78に従う生シートを示す糾視図、
第2図は第1図の生シートにニッケルペーストを印刷し
た状態馨示す厨視図、第:う図は第2図の生シートを一
体fヒして焼結しT、−91を示す断(461 1□ 面図、第4図は第3図の焼結体に端面電極を設けた状態
を示す断面図である。 第5図は実施例1〜78に於けるガラスの組成ケ示11
こめの三角図である。 第6図は実施例119及び35のコンデンサの温度と抵
抗率との関係な示す特性図である。 第7図は実施例19.3]、及び35のDCバイアス電
圧と比誘電率の関係を示す特性図である。 第8図は実施例79〜82の槓Jfi磁器コンデンサの
一部を示す断面幽である。 (月(2)(3)・・・生シート、  natub)(
1c) ・=H1FMJm、 14ノ(5+・・・ペー
スト層%(4a)(4b)・・・電極、(6)・・・焼
結体、(101a1)・・・端面電極。 代 理  人   高  野  則  久(47) 第1図    第2に 手続補正書(自発) 特許庁長官 若杉和夫      殿 ■ 事件の表示 昭和57年 特 許 願第200103号2、発明の名
称 誘電体磁器物質 3、 補正をする者 事件との関係  出願人 4、代理人 5、 補正命令の日付 自  発 6、 補正により増加する発明の数 第24頁、 (1)  明細書第10頁第6行の「通りである。」の
後に次の文章を加入する。 「即ち、第2表でモル%で示されているLstO−Me
O−Sin、の内のMeOの内容は、BaO、CaQ、
 SrOの少なくとも1種であり、これ等の割合がMe
Oの内容の欄にモル%で示されている。第2表ではLi
、0− MeO−SiOxの具体的組成を2つの欄の組
み合せで示したが、一体化して示すと、例えば実施例1
のガラス組成はLi2O5モル%、Ca045モル%、
5i0250モル%となり、また実施例5のガラス組成
はLizo 20モル%、Ba03モル%、Ca04モ
/l/%、Sr03 モ# %、5in270 モル%
となる。」 (2)明細書第22頁、 第23頁、 (1) 第25頁、 第26頁、及び 第27頁 の第2表のガラス組成の欄の「(重量%)」を「(モル
%)」に夫々補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11((Ba、xCax)O)、 (Ti1−yZr
    、 〕it (但しXは0.02〜0.27、yは0.
    01〜0.26 、 kは1〜1.04の範囲の数値)
    からなる基本成分と、100重量部の前記((Ba 、
     □(−ax ) 0 ) k (Tt+ −y Zr
    y ) Oxに対して0.2〜10.0 重量部のL 
    t 20MeO510tガラス(但しMeOはBaO、
    cao 、及びSrOの内の1棟以上の金属酸fヒ?!
    7)と。 を含み、且つ前記Li*0− MeO−5iftは、 
    LixOとMeOとSiOとの組成なモル鳴で示す三角
    図に於い′C1 前記L s zOがθモル鳴、前記MeOが35モル%
    。 前記S iOtが65モル%の組成を示す第1の点(A
    lと。 前記L r t Oが0モル%、前記MeOが40モル
    %。 前記StO,が6θモル%の組成な示す第2の点[F]
    )と。 前1eLitOが5モル%、  ml記MeOが45モ
    ル%。 前記S iO,が50モル%の組成を示す第3の点(0
    と。 前記L it Oが48モル%、前記MeOが2モル%
    。 前記Sin、が5θモル%の組成を示す第4の点0と。 前記Ij、0が23モル%、前記MeOが2モル%、前
    記S s Oxが75モル%の組成を示′T第5の点の
    )と。 前記第】の点A)と。 を順次に結ぶ5本の直線で囲まれた領域内の組成である
    ことを特徴とする複合ペロブスカイト型誘電体磁器物質
JP57200103A 1982-11-15 1982-11-15 誘電体磁器物質 Expired JPS6020850B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57200103A JPS6020850B2 (ja) 1982-11-15 1982-11-15 誘電体磁器物質

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57200103A JPS6020850B2 (ja) 1982-11-15 1982-11-15 誘電体磁器物質

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5990303A true JPS5990303A (ja) 1984-05-24
JPS6020850B2 JPS6020850B2 (ja) 1985-05-24

Family

ID=16418885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57200103A Expired JPS6020850B2 (ja) 1982-11-15 1982-11-15 誘電体磁器物質

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6020850B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0155365A2 (en) * 1983-11-30 1985-09-25 Taiyo Yuden Co., Ltd. Low temperature sintered ceramic materials for use in solid dielectric capacitors or the like, and method of manufacture
EP0155366A2 (en) * 1983-11-30 1985-09-25 Taiyo Yuden Co., Ltd. Low temperature sinterable ceramic materials for use in solid dielectric capacitors or the like, and method of manufacture
JPS61147405A (ja) * 1984-12-18 1986-07-05 太陽誘電株式会社 誘電体磁器組成物
EP0187960A2 (en) * 1984-12-18 1986-07-23 Taiyo Yuden Co., Ltd. Low temperature sintered ceramic capacitor with high DC breakdown voltage, and method of manufacture
EP0224807A2 (en) * 1985-11-30 1987-06-10 Taiyo Yuden Co., Ltd. Low temperature sintered ceramic capacitor with a temperature compensating capability, and method of manufacture
JPH0425005A (ja) * 1990-05-16 1992-01-28 Taiyo Yuden Co Ltd 磁器コンデンサ及びその製造方法
EP1176119A1 (en) * 2000-07-28 2002-01-30 Sumitomo Chemical Company, Limited Method of producing barium-containing composite metal oxide
JP2002226263A (ja) * 2001-01-30 2002-08-14 Kyocera Corp 誘電体磁器および積層セラミックコンデンサ
JP2002274937A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Kyocera Corp 温度特性に優れた誘電体磁器

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0155365A2 (en) * 1983-11-30 1985-09-25 Taiyo Yuden Co., Ltd. Low temperature sintered ceramic materials for use in solid dielectric capacitors or the like, and method of manufacture
EP0155366A2 (en) * 1983-11-30 1985-09-25 Taiyo Yuden Co., Ltd. Low temperature sinterable ceramic materials for use in solid dielectric capacitors or the like, and method of manufacture
EP0155366A3 (en) * 1983-11-30 1986-02-19 Taiyo Yuden Co., Ltd. Low temperature sinterable ceramic materials for use in solid dielectric capacitors or the like, and method of manufacture
JPS61147405A (ja) * 1984-12-18 1986-07-05 太陽誘電株式会社 誘電体磁器組成物
EP0187960A2 (en) * 1984-12-18 1986-07-23 Taiyo Yuden Co., Ltd. Low temperature sintered ceramic capacitor with high DC breakdown voltage, and method of manufacture
JPH0361963B2 (ja) * 1984-12-18 1991-09-24 Taiyo Yuden Kk
JPS62131415A (ja) * 1985-11-30 1987-06-13 太陽誘電株式会社 誘電体磁器組成物
EP0224807A2 (en) * 1985-11-30 1987-06-10 Taiyo Yuden Co., Ltd. Low temperature sintered ceramic capacitor with a temperature compensating capability, and method of manufacture
JPH0552604B2 (ja) * 1985-11-30 1993-08-05 Taiyo Yuden Kk
JPH0425005A (ja) * 1990-05-16 1992-01-28 Taiyo Yuden Co Ltd 磁器コンデンサ及びその製造方法
JPH0614496B2 (ja) * 1990-05-16 1994-02-23 太陽誘電株式会社 磁器コンデンサ及びその製造方法
EP1176119A1 (en) * 2000-07-28 2002-01-30 Sumitomo Chemical Company, Limited Method of producing barium-containing composite metal oxide
KR100779892B1 (ko) * 2000-07-28 2007-11-28 스미또모 가가꾸 가부시끼가이샤 바륨 함유 복합 금속 산화물의 제조 방법
JP2002226263A (ja) * 2001-01-30 2002-08-14 Kyocera Corp 誘電体磁器および積層セラミックコンデンサ
JP2002274937A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Kyocera Corp 温度特性に優れた誘電体磁器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6020850B2 (ja) 1985-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR860001758B1 (ko) 유전체 세라믹 조성물
JPS60118666A (ja) 誘電体磁器組成物
JPS5990303A (ja) 誘電体磁器物質
JPH0552604B2 (ja)
JPH0518201B2 (ja)
JPS6224388B2 (ja)
JPH0552602B2 (ja)
JPS62157607A (ja) 誘電体磁器組成物
JPS59138003A (ja) 誘電体磁器物質
JPH0544764B2 (ja)
JP2002293621A (ja) 誘電体磁器組成物
JPS60119009A (ja) 誘電体磁器組成物
JPS60118667A (ja) 誘電体磁器組成物
JPS6224385B2 (ja)
JPH0234552A (ja) 誘電体磁器組成物
JPH0552603B2 (ja)
JPH0551127B2 (ja)
JPH0518202B2 (ja)
JPH04359811A (ja) 磁器コンデンサ及びその製造方法
JPH0234551A (ja) 誘電体磁器組成物
JPS62222514A (ja) 誘電体磁器組成物
JPS6114608B2 (ja)
JPH03278413A (ja) 磁器コンデンサ及びその製造方法
JPH04359813A (ja) 磁器コンデンサ及びその製造方法
JPH04359812A (ja) 磁器コンデンサ及びその製造方法