JPS5990059A - 光学式回転検出装置 - Google Patents

光学式回転検出装置

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JPS5990059A
JPS5990059A JP20068282A JP20068282A JPS5990059A JP S5990059 A JPS5990059 A JP S5990059A JP 20068282 A JP20068282 A JP 20068282A JP 20068282 A JP20068282 A JP 20068282A JP S5990059 A JPS5990059 A JP S5990059A
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JP
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photoelectric conversion
conversion element
element group
rotation detection
detection device
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Application number
JP20068282A
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English (en)
Inventor
Hiromi Nakase
中瀬 弘巳
Kunikazu Ozawa
小沢 邦一
Yasuhiro Goto
泰宏 後藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/48Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
    • G01P3/481Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
    • G01P3/486Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals delivered by photo-electric detectors

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Linear Or Angular Velocity Measurement And Their Indicating Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はモータ等の回転体の回転数に応じた周波数の検
出信号を得る光学式回転検出装置に関する。
従来例の構成とその問題点 従来モータ等の回転体の回転速度検出機構として、第1
図に示した全周積分型磁気式の周波数発電機(以下FG
と称す)が用いられてきた。第1図のFGの構成を簡単
に説明すると、内周部に等間隔の歯型1aを有する固定
子1と、その固定子1の内側に外周に等間隔の歯型2a
を有する回転子2を設け、固定子1の歯1aと回転子2
の歯2aは同数で互いに向きあうよう構成され、更に固
定子1から回転子2に至るヨーク(第1図では固定子1
と一体化されている)の途中に磁石の断片3が置かれ、
更にヨークの一部に巻線4が巻かれている。これらの固
定子1と回転子2は鉄などの軟磁性体材料で構成されて
おり、回転子2が回転する場合を考えると、固定子1の
歯1aと回転子2の歯2aが向き合った時はこの磁気回
路の磁気抵抗が小さくなり、磁石から出る磁束が流れや
すくなる。逆に歯と谷が向き合った時は磁気抵抗が太き
くなり、磁束が流れにくくなる。その結果、流れる磁束
の量が交互に変わり、巻線40両端には回転子2の回転
速度に応じた周波数を有する交流信号が得られる。
しかし全周積分型磁気式FGの欠点としては、高周波を
得ようとする場合、形状が大きくなる事である。すなわ
ち歯型を製造する場合、モジュール関係から歯数Zが決
まると必然的に D=(Z+2)・M 〔D=両歯車直径、Z:歯数、M:モジュール〕となり
、歯車の直径りが決定され、それ以上小さくすることが
困難である。またモジュールを小さくすると歯型が小さ
くなり、磁気抵抗の変化が小さくなって高出力が得られ
ない。従ってこれらの関係から歯車の形状を小さくする
には限界がある。。
またこの全周積分型磁気式FGを最近の高密度記録V 
TRの直接駆動型のキャプスタンモータの回転速度検出
として使用する場合、モータの回転速度が低速であるた
め巻線4と鎖交する磁束の微分値が小さくなシ高出力を
得られず、S/Nが劣化し検出誤差の原因となる。また
磁気式の場合、モータ自身の発生する磁束を誘導しノイ
ズの原因とな9、これも検出誤差となり回転むらを誘発
する原因となる。更に磁気式の欠点として第1図に示し
だような全周積分型FGの場合、相対する歯車の磁気吸
引力によってモータに微少な振動を与える事である。
発明の目的 本発明は上述の問題を除去軽減し7、小型で高出力・高
S/Nが得られる安価で高精度な全周積分型光学式回転
検出装置の提供を目的としてい尤。
発明の構成 上記目的を達成するため本発明では、n個(nは正の整
数)のスリットを有し、スリットピッチがP。であるロ
ータリーエンコーダを回転軸に取p付ケ、そのロータリ
ーエンコーダの一方の面に対向して、前記全スリットに
光が照射するよう光源を配すると共に、前記ロータリー
エンコーダの他方の面に対向して平面光電変換素子を配
し、その平面光電変換素子は同一基板上に前記スリット
ピッチP。の吉(mは2以上の整数)のピッチで形成さ
れた第1の光電変換素子小片を電気的に結合して成る第
1の光電変換素子群及び前記第1の光電変換素子小片と
分離さn、前記スリットピッチP。の吉のピッチで形成
された第2の光電変換素子小片を電気的に結合してなる
第2の光電変換素子群を有し、かつ前記第1の光電変換
素子小片と第2の光電変換素子小片の中心間はPl  
のピッチとなるように配され、前記ロータリーエンコー
ダが回転する事によシ、前記光源から発せられた九が前
記n個のスリットを通じて前記第1の光電変換素子群及
び第2の光電変換素子群に照射され、第1及び第2の光
電変換素子群からはそれぞれ位相が異なり、かつロータ
リーエンコーダの1回転当り(nxm)周期の繰り返し
信号を出力するように構成されている。
実施例の説明 第2図に、本発明の一実施例を示す。第2図において、
5は平面光源、6は回転軸、7は等間隔のn個のスリッ
ト7aを有しスリットピッチがP。
のロータリーエンコーダで前記回転軸6に取り付けられ
ている。8は第1の光電変換素子群8aと第2の光電変
換素子群8bを同一基板上に構成した平面光電変換素子
である。
第3図は、第2図中のロータリーエンコーダ7及び平面
光電変換素子8の一部拡大図である。ロータリーエンコ
ーダ7において@シ合うスリット7aの中心間のスリッ
トピンチはP。であり、jたス!Jソ)7aの円周方向
の幅はP。/4であ2.。
第1の光電変換素子群8aはP0/2のピッチ1′配さ
れた幅が略P。/4の第1の光電変換素子小片を電気的
に結合して成る。同様に第2の光電変換素子群8bは第
1の光電変換素子小片とP。/4のピッチで分離され、
Po/2のピッチで配された幅が略P。/4の第2の光
電変換素子小片を電気的に結合して成る。
第1の光電変換素子群8aと第20光電変換素子群8b
は互いに電気的に独立しており、等価回路は第4図に示
しだようになり、第5図に示した回路によって回転速度
信号v0を得る事ができる。
第5図において、9,10はそれぞれ演算増幅器11.
12および抵抗R1,R’1  で構成される光起電流
−電圧変換回路である。第1の光電変換素子群8aに光
が照射され発生した光起電流は、光起電流−電圧変換回
路9によって電圧Va に変換される。同様に第2の光
電変換素子群8bに光が照射され発生した光起電流は、
光起電流−電圧変換回路10によって電圧vb に変換
される。14は演算増幅器13および抵抗Ra、Rb、
、Ra’ 、、Rb’  (ただしRa:Rb=lta
’ 、:Rb’ −1:Ko)で構成される差動増幅回
路である。
第6図にロータリーエンコーダγが回転している際、平
面光源5から発せられる光5aが第1の光電変換素子群
8a及び第2の光電変換素子群8bに照射される様子を
示す。第6図aは第1の光電変換素子群8aに照射さ扛
る光量が最大となり、第20光電変換素子群8bに照射
される光量が最小となる場合で、その状態からロータリ
ーエンコーダ7が回転して第6図すの状態となる。第6
図bil″j:第1の光電変換素子群8aに照射される
光量が最小となり、第2の光電変換素子群8bに照射さ
れる光量が最大となる。よってロータリーエンコーダ7
が回転すると第6図a、bの状態が交互に繰り返される
ため、第6図中の光起電流−電圧変換回路9及び10の
出力電圧Va 及びvb Lニア)Ti圧波形は第7図
a及びbに示したようになり、Vaとvbは互いに逆位
相で直流値がVaoおよびVbo、信号成分の電圧がV
ap−pおよびVbp−p  となる。
該出力電圧Va 、 V’bを第5図中の差動増幅回路
14に入力し、回転速度信号■。を得ると、第7図Cに
示す電圧波形となる。回転速度信号■。は直流値V、、
、=Ko(Vbo−Vao)  となり直流成分が減少
し、−力信号成分の電圧V op−p =Ko(Vap
−p十Vbp −p ) となり増大し、高精度な回転
速度検出信号が得られる。
捷だ第3図に示しだ光学式回転検出装置のロータリーエ
ンコーダ7のスリット7aの数がn個でスリットピッチ
がP。であシ、第1の光電変換素子8aを形成する第1
0光電変換素子小片及び第2の光電変換素子8bを形成
する第2の光電変換素子小片がP。/2 のピンチで配
置されているので、第7図に示した回転速度検出信号■
。は、ロータリーエンコーダが1回転子る間に(n×2
)周期の繰り返し信号となる。一般に第1の光電変換素
子小片及び第2の光電変換素子小片がP。7mのピッチ
で配置されていれば、ロータリーエンコーダが1回転す
る間に(nXm)周期の繰り返し信号となる回転速度検
出信号V。が得られる。
本発明の他の実施例として、電子整流子モータ、特に直
流ブラシレスモータの回転検出装置に用いる事ができる
。直流ブラシレスモーフは回転子として多極着磁された
ロータマグネットを用い、固定子としてステータコイル
を用いている。
直流ブラシレスモーフの回転検出信号として必要なもの
は、回転速度や回転位相等の回転情報を検出するだめの
回転速度検出信号、及びモータが有効にトルクを発生す
るようロータマグネットの回転位置に対応してステータ
コイルへの通電を制御する電子的整流作用を成すだめの
ロータ位置検出信号等である。
本発明の他の実施例では、前記回転速度検出に加え、ロ
ータマグネットの回転位置を光学的に検出する機能を合
わせて有する光学式回転検出装置を提供する。
第8図にその光学式回転検出装置の概略図を示す。第8
図において、5は平面光源、6はロータマグネット(図
示せず)が取り付けられている回転軸、17はロータリ
ーエンコーダで回転軸6に取り伺けられている。18は
平面光電変換素子である。
第9図aにロータリーエンコーダ17の平面図を示し、
第10図aに該ロータリーエンコーダ17の一部拡大図
を示す。第9図a及び第10図aにおいて、17aは回
転速度検出信号用のスリットで、前記第2〜第3図に示
した実施例と同様、ロータリーエンコーダ17の半径r
3から半径r4の円環内に、幅がP。/4のn個のスリ
ット1了aがスリットピッチP0で配されている。寸だ
第9図a中にS、Nで示した部分がそれぞれロータマグ
ネットに着磁されたS極・N極に対応している。
捷だ1組のS極N極に対応する区間を以後電気角360
0と称する。17bはロータマグネット回転位置検出用
のスリットで、ロータリーエンコーダ17の半径r1か
ら半径r2の円環内でロータマグネットがS極に着磁さ
れた範囲に対応する位置に配される。
第9図すに平面光電変換素子18の平面図を示し、第1
0図すに該平面光電変換素子18の一部拡大図を示す。
第9図す及び第10図すにおいて、18aは平面光電変
換素子18上の半径r3から半径r4の円環内でP。/
2のピッチで配されだ第1の光電変換素子小片を電気的
に結合して成る第1の光電変換素子群で、18bは平面
光電変換素子18上の半径T3から半径r4の円環内で
、第1の光電変換素子小片とP。/4 のピッチで分離
され、Po/2 のピッチで配された第2のうY、電変
換素子小片を電気的に結合して成る第2の光電変換素子
群である。また19aは平面光電変換素子18」二の半
径r1  から半径r2の円環内で電気角で3600の
ピンチで配された第3の光電変換素子小片を電気的に結
合して成る第3の光電変換素子群で、19bは平面光電
変換素子18上の半径r4から半径r2の、・1円・環
内で、兜3の光電変換素子小片と電気角90°のピッチ
で分離され、電気角で360°のピッチで配された第4
の光電変換素子小片を電気的に結合して成る第4の光電
変換素子群である。
第9図a、b及び第10図a、bにおいて、平面光源5
から発せられ、ス’)ノド17aを通過した光は、第1
の光電変換素子群18a及び第2の光電変換素子群18
bに照射され、第1の光電変換素子群18a及び第2の
光電変換素子群18bからはロータリーエンコーダ17
の回転数に応じた回転速度検出信号が得られる。この回
転速度検出信号についての説明は第2図に示した光学式
回転検出装置の説明で述べた通りであるので省略する。
また、平面光源5から発せられ、スリンl−17bを通
過した光は、第3の光電変換素子群19a及び第4の光
電変換素子群19bに照射されるが、第9図a中の矢印
で示した方向にロータリーエンコーダ17が回転してい
る時、第40光電変換素子群19bに照射される光は第
3の光電変換素子群19aに照射される光に対し、電気
角で900遅れたものとなる。このだめ、第11図に示
すように第3の光電変換素子群19aと第4の光電変換
素子群19bにおける光起電流を演算増幅器20.21
及び抵抗R2,R2′  で構成される光起電流−電圧
変換回路によってロータ位置検出信号■p1.vp2に
変換すると、ロータ位置検出信号Vp、Vp2は第12
図に示したように■p1.vp2の−周期を360°と
すると900の位相差をMする信号となる。このように
して得られたロータ位置検出信号を用いて、ステータコ
イルに流す電流を、l・ルク発生に有効に寄与するよう
に通電制御することが可能である。通電制御の説明は本
発明とは直接関係がないので省略する。
また本発明の他の実施例として、第13図に90゜位相
の異なる2信号を出力する光学式回転検出装置を示す。
第13図において22はロータリーエンコーダで、スリ
ットピッチP。で幅P。/4のn個のスリン)22aを
有する。23aはピッチPo/2 で配された幅が略P
。/8 の第1の光電変換素子小片を電気的に結合して
成る第10光電変換素子群で、23bは前記第1の光電
変換素子小片とP。/8 のピンチで分離されピッチP
。/2で配された幅が略P。/8 の第2の光電変換素
子小片を電気的に結合して成る第2の光電変換素子群で
ある。
第13図の矢印で示す方向にロータリーエンコーダ22
が回転している時、第14図a −)b −+ c→d
 −+ aの順でスIJ −) ト22 aを通過する
光は第1の光電変換素子群23a及び第2の光電変換素
子群23bに照射される。
第10光電変換素子群23a及び第2の光電変換素子群
23bの光起電流を第15図に示すような抵抗R3,R
3′及び演算増幅器24.2E5で構成される光起電流
−電圧変換回路によって回転検出信号Va1. Va2
  に変換すると第16図に示したような波形の回転検
出信号Va1+ Va2が得られる。Va  、 Va
2  の1周期を360° とするとVa  、 Va
2  よりも90°位相の遅れた信号となす る。まだロータリーエンコーダ22の回転方向が逆に希
るとval、Va2  よりも9QO位相の進んだ信号
となる。すなわち、本実施例によって得られる回転検出
信号■a1.va2  の位相関係を検知する事によっ
てロータリーエンコーダ22の回転方向を検出する事が
できる。−1だ一般に第1の光電変換素子小片及び第2
の光電変換素子小片をPo /rrh のピッチで配す
ると、前記2つの実施例と同様ロータリーエンコーダが
1回転する間に(n X m )周期の繰り返し信号で
ある回転検出信号Va  、 Va2  が得られる。
本発明において光起電効果を有する薄形平面光電変換素
子を実現する手段として、フォー・ダイオードと呼ばれ
る単結晶シリコン光電変換素子、あるいはセレン光電変
換素子、アモルファスシリコン光電変換素子(以下a 
−3t 光電変換素子と略す)等様々な光電変換素子が
考えられるが、本発明に用いる光電変換素子に要求され
る性質とシフ′7、(1)大面積の光電変換素子が安価
に提供で込Z。
事。
(2)微細加工が可能で、同一基板上に複数の独立した
素子を形成でき、又、これらの素子の結合および分離が
容易に行える事。
(3)高感度である事。
(4)応答性が速い事。
(5)  素子のバラツキが小さい事。
等が挙げられる。
まず、前記単結晶シリコン光電変換素子で4′−)ン。
が、これは上記(2)〜(6)の条件はほぼ満たし得る
が、大面積化した場合高価になる。
又、前記セレン光電変換素子やその他CdS  光電変
換素子等は、大面積でも低価格を実現し得るが、反面フ
ォトエツチング等による微細加工を行い難く、第3図に
示した第1の光電変換素子群8a及び第2の光電変換素
子群8bは例えば幅100μm程度で分離帯の幅の狭い
部分で1o〜数10μm程度とすると、これらの光電変
換素子では実現が難しい。又、セレン光電変換素子等は
後述するa −3t 光電変換素子に比べ、感度も低く
応答性も1/10程度悪く、かつ素子間の・くラツキも
非常に大きいので、本発明の光電変換素子としては特殊
な場合を除き適切でない。
一方a −3t 光電変換素子は、大面積の博士面光電
変換素子を安価に提供でき、後述する透明導電膜をフォ
トエツチング等によって除去することにより、独立した
光電変換素子を同一基板上に多数形成する微細加工が可
能なため、本発明における平面光電変換素子を提供し得
る。又、感度も高く、光源が発光ダイオードで構成され
るような微弱光であっても充分な出力信号を得る事が可
能であり、応答性も数10kHz程度まで応答し得るた
め、本発明の要求する応答性を充分溝たし得るものであ
る。そして同一基板上に形成されるものはいう且でもな
く、異なる基板上に形成されたものについても素子間の
バラツキは小さくなり、量産性においても優れている。
以上の説明から明らかなように、本発明の光学式回転検
出装置に適用する平面光電変換素子としては、a −3
i 光電変換素子が最適である。
ここでa −3i 光電変換素子の構造及び動作を第3
図の平面光電変換素子8及び第17図を用いて説明する
。第17図は第3図中のo−o’での平面光電変換素子
8の断面図を示す。第3図及び第17図において、26
はステンレス基板等で作られた基板を兼ねた電極で、該
基板上にPIN接合を有するアモルファスシリコン薄膜
27(以下a−3i膜と略す)が形成され、このa−8
i 膜27」二にインジウム・チン・オキサイド(以下
ITOと略す)と呼ばれる透明電極28a、28bを形
成している。a −3i 膜27は、ステンレス基板2
6とITO28a、28bの間にP層27C5工層27
b、N層27aを形成するか、ITO28a。
28bが付着した部分のみが光電変換特性を有し光電変
換素子として働く。付着していない部分は光電変換素子
としての作用を成さないばかりか、a −3i 膜27
の有する抵抗率が犬であり、且つ膜の厚さが数1000
人と薄く、ITOの付着していない部分の幅を数μm〜
数10μm以上とした場合、膜の厚さよりも充分長いた
め横方向は大きな抵抗値を有することになり、電気的な
絶縁体として働く。よって第3図に示すようにITO2
8aとITO28bを分離して付着することによシ、ス
テンレス基板を共通電極とする独立した2つの光電変換
素子群8a及び8bを形成することができる。
ITOを分離してa −5i 膜に付着する方法として
、例えばa −3i 膜の略全面にITOを塗布した後
、分離帯を形成しだい部分の不必要なITOを7オトエ
ソチングにより除去することによって実現可能である。
また一定のピッチで配された光電変換素子小片を電気的
に結合する方法として第3図中め光電変換素子群sa、
sbのように、光電変換素子小片を結合するようにIT
Oをフォトエツチングせず残すことによってP。/2 
のピンチで配されだ光電変換素子小片を電気的に結合す
る事が可能である。
!、た他の方法として第18図に示ずようにP0/2の
ピッチで配されだ光電変換素子小片29aの片端をアル
ミニウムあるいはニッケル等の電極3Qaで結合し、同
様P。/2 のピッチで配された光電変換素子小片29
bの片端をアルミニウムあるし・はニッケル等の電極3
0bで結合する事によ−・フも実現できる。第3図に示
したようにITOによって光電変換素子小片を結合した
場合、第18図1における電極30a、30bに対応す
る本来回転検出信号発生に関係しないITO部分に光が
洩れ込むと、本来の回転検出信号に不要な信号が付加さ
れ、コントラストが悪くなるが、第18図に示すように
アルミニウムあるいはニッケル等の電極30a、30b
を用いる事によって、不要な信号が付加されずコントラ
ストの良い回転検出信号を得ることができる。
以上説明したa −8i 光電変換素子は通常5700
八近傍にピーク感度波長を有するため、平面光源も57
00人近傍の発光波長を有する光源を用いるのが好まし
い。57o〇人近傍の発光波長を有する光源としては、
例えばオレンジ色の発光ダイオード(発光波長;略63
00人)又は緑色の発光ダイオード(発光波長;略66
50人)等の可視光の発光ダイオードにより実現できる
発明の効果 本発明では光学的に回転検出を行なっているため、従来
の磁気式FGと比較した場合、形状が小さくする事が可
能な上、高出力が得られる。またモータの回転検出装置
として使用する場合においても、モータ自身の発生する
磁束を誘導する等の欠点も解消されS/Hの良い回転検
出信号が得られる。丑だ全周積分型の検出であるために
、ロータリーエンコーダを回転軸に取り付ける際の偏心
・傾きの精度が直接回転検出精度に関係せず、高精度な
回転速度検出を行う事が可能である。
また本発明の他の効果を説明するだめ、第19図に示し
だようなロータリーエンコーダ31及び光電変換素子3
2を有する光学式回転検出装置ノ比較する。ロータリー
エンコーダ31はスリットピッチP2のスリット31 
aを有し、第1の光電変換素子群32aはピッチP2で
配された第1の光電変換素子小片を電気的に結合してな
り、また第2の光電変換素子群32bはP2/2 のピ
ッチで前記第10光電変換素子小片と分離され、P2の
ピッチで配さ扛だ第20光電変換素子小片を結合して成
る。この光学式回転検出装置を用いて第3図に示した光
学式回転検出装置と同じ周波数の回転検出信号を得よう
とすると P2−Po/2 となり、スリットピッチが小さいため、スリット31a
を通過した光は干渉を生じやすくなり、第1の光電変換
素子32a及び第2の光電変換素子32bから出力され
る回転検出信号のコントラストが悪くなるという欠点が
あるが、本発明による光学式回転検出装置では第19図
に示した光学式回転検出装置と同じ周波数のFG倍信号
得ようとするとスリットピッチは第19図中のスリット
ピッチP2のm倍(mは2以上の整数)となり、第19
図に示した光学式回転検出装置に比べ、ロータリーエン
コーダのスリットの通過光による干渉が生じにくく、よ
りコントラストのよいFG倍信号得られるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の全周積分型磁気式周波数発電機の切欠斜
視図、第2図は本発明の一実施例である光学式回転検出
装置の概略を示す斜視図、第3図は第2図に示した光学
式回転検出装置の一部拡大斜視図、第4図は平面光電変
換素子の等価回路図、第5図は本発明の一実施例におけ
る回転検出信号出力回路図、第6図は本発明の一実施例
の動作を説明するだめの側面図、第7図は同動作波形図
、第8図はロータ位置検出を含む本発明の他の実施例で
ある光学式回転検出装置の概略斜視図、第9図および第
1o図は第8図に示した光学式回転検出装置の要部拡大
平面図、第11図は同検出装置におけるロータ位置検出
信号発生回路図、第12図はロータ位置検出信号の出力
波形図、第13図は900位相差を有する2信号を発生
する光学式回転検出装置の要部斜視図、第14図は第1
3図に示す実施例の動作説明側面図、第15図は同実施
例の電気回路図、第16図は同動作波形図、第17図は
アモルファスSi 光電変換素子の構造を説明するだめ
の側断面図、第18図は平面光電変換素子の構造を説明
するだめの斜視図、第19図は本発明の詳細な説明する
だめの他の構成の光学式回転検出装置の要部斜視図であ
る。 1・・・・・・固定子、2・・・・・・回転子、3・・
・・・・磁石、4・・・・・・巻線、6・・・・・・平
面光源、6・・・・・・回転軸、7゜17 、22 、
31・・・・・・ロータリーエンコーダ、7a。 17a 、 17b 、 22a 、 31 a・旧−
スリット、8.18.32・・・・・・平面光電変換素
子、sa、ab。 18a、18b、19a、19b、23a、231>。 29 a 、 29b 、 32 a 、 32b・・
−=光電変換素子群、9,10・・・・・・光起電流−
電圧変換回路、11゜12.13,20,21.24.
25・・・・・・演算増幅器、14・・・・・・差動増
幅回路、26・・・・・・ステンレス基板、27・・・
・・・アモルファスSi 膜、28a 、 28b・・
・・・・インジ漣ム・チン・オキサイド層、30a。 30b・・・・・電極。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 第3図 7a。 第4図 第6図 ム zbAムみ (b> 第7図 ↑ (C117′r−P kD”Ap−p 4 h!−p)
第8図 第11図 /?2 12図 第13図 222 第14図 第17図 一説A− 第19図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)等間隔にn個(nは正の整数)のスリットを環状
    に有し、そのスリットピッチがPoであるロータリーエ
    ンコーダを回転軸に取り付け、そのロータリーエンコー
    ダの一方の面に対向して、前記全スリットに光が照射す
    るよう光源を配すると共子は同一基板上に、前記スリッ
    トピッチP0のi(mは2以上の整数)のピッチで形成
    された第1の光電変換素子小片を電気的に結合して成る
    第1の光電変換素子群及び前記第1の光電変換素子小片
    と電気的に分離され、前記スリットピッチP0の上のピ
    ンチで形成された第20光電変換素子小片を電気的に結
    合して成る第20光電変換素子群を有し、前記ロータリ
    ーエンコーダが回転することにより前記光源から発ぜら
    れた光が前記n個のスリットを通じて前記第1の光電変
    換素子群及び第2の光電変換素子群に照射され、前記第
    1及び第2の光電変換素子群からはそれぞれ位相が異な
    す、カつロータリーエンコーダの1回転当り(nxm)
    周期の繰り返しの回転検出信号を出力することを特徴と
    した光学式回転検出装置。 (2)第1の光電変換素子小片と第20光電変換素子小
    片の中心間のピンチをP。72m  とすることにより
    、前記第10光電変換素子群と第2の光電変換素子群か
    らはそれイ゛れ逆相の信号を出力することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の光学式回転検出装置。 (3)第1の光電変換素子小片と第2の光電変換素子小
    片の中心間のピンチをP。74m  あるいは3Po/
    4rrx  とすることにより、前記第1の光電変換素
    子群と第2の光電変換素子群からはそれぞれ900位相
    の異なる信号を出力することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の光学式回転検出装置。 (4)  前記平面光電変換素子小片としてPIN接合
    を形成するアモルファスシリコン光電変換素子を使用す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光学式
    回転検出装置。 (6)光源に6700人近傍の発光波長を有する光源を
    使用することを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の
    光学式回転検出装置。
JP20068282A 1982-11-15 1982-11-15 光学式回転検出装置 Pending JPS5990059A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5412872A (en) * 1977-06-30 1979-01-30 Ono Sokki Seisakusho Kk Shaft speed detector

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5412872A (en) * 1977-06-30 1979-01-30 Ono Sokki Seisakusho Kk Shaft speed detector

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