JPH0371667B2 - - Google Patents
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- JPH0371667B2 JPH0371667B2 JP20067782A JP20067782A JPH0371667B2 JP H0371667 B2 JPH0371667 B2 JP H0371667B2 JP 20067782 A JP20067782 A JP 20067782A JP 20067782 A JP20067782 A JP 20067782A JP H0371667 B2 JPH0371667 B2 JP H0371667B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P3/00—Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
- G01P3/42—Devices characterised by the use of electric or magnetic means
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- G01P3/481—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
- G01P3/486—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals delivered by photo-electric detectors
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はモータ等の回転体の回転検出を高精度
に行なう光学式の回転検出装置に関する。
に行なう光学式の回転検出装置に関する。
従来例の構成とその問題点
従来モータ等の回転体の回転速度検出機構とし
て、磁気式の回転検出装置が提案されてきた。第
1図にその一例である全周積分型磁気式の周波数
発電機(以下Frequency Generatorの略でFGと
称す)を示す。第1図において、1は内周に歯型
1aを切つた固定子で、この固定子1の内側に外
周に歯型2aを切つた回転子2を設け、固定子1
の歯1aと回転子2の歯2aは同数で互いに向き
あうよう構成され、更に固定子1から回転子2に
至るヨーク(第1図では固定子1と一体化されて
いる)の途中に磁石の断片3が置かれ、更にヨー
クの一部の巻線4が巻かれている。これらの固定
子1と回転子2は鉄などの軟磁性体材料で構成さ
れており、回転子2が回転する場合を考えると、
固定子1の歯1と回転子2の歯2aが向き合つた
時はこの磁気回路の磁気抵抗が小さくなり、磁石
から出る磁束が流れやすくなる。又歯と谷が向き
合つた時は逆に磁気抵抗が大きくなり、磁束が流
れにくくなる。その結果、流れる磁束の量が交互
に変わり、巻線4の両端に回転子2の回転数に応
じた周波数を有する交流電圧が得られるようにな
つている。しかしながら全周積分柄磁気式FGの
欠点としては高周波を得ようとする場合、形状が
大きくなる事である。すなわち歯型を製造する場
合モジユールの関係から歯数Zが決まると必然的
に D=(Z+2)・M (但し、D:歯車の直径、Z:歯数、M:モジユ
ール) となり、歯車の直径Dが決定され、それ以上小さ
くする事が困難である。又モジユールを小さくす
ると歯型が小さくなり、磁気抵抗の変化が小さく
なつて高出力が得られない。従つてこれらの関係
から歯車の形状を小さくするには限界がある。又
この全周積分型磁気式FGを最近の高密度記録
VTRの直接駆動型のキヤプスタンモータの回転
速度検出して使用する場合、モータの回転速度が
低速であり、巻線4と鎖交する磁束の微分値が小
さくなり、高出力を得られず、S/Nが劣化し検
出誤差の原因となる。又磁気式の場合モータ自身
の発生する磁束を誘導し、ノイズの原因となり、
これも検出誤差となり回転むらを誘発する原因と
なる。更に磁気式の欠点として、第1図に示した
ような全周積分型FGの場合、相対する歯車の磁
気吸収力によつてモータに微少な振動を与える事
である。
て、磁気式の回転検出装置が提案されてきた。第
1図にその一例である全周積分型磁気式の周波数
発電機(以下Frequency Generatorの略でFGと
称す)を示す。第1図において、1は内周に歯型
1aを切つた固定子で、この固定子1の内側に外
周に歯型2aを切つた回転子2を設け、固定子1
の歯1aと回転子2の歯2aは同数で互いに向き
あうよう構成され、更に固定子1から回転子2に
至るヨーク(第1図では固定子1と一体化されて
いる)の途中に磁石の断片3が置かれ、更にヨー
クの一部の巻線4が巻かれている。これらの固定
子1と回転子2は鉄などの軟磁性体材料で構成さ
れており、回転子2が回転する場合を考えると、
固定子1の歯1と回転子2の歯2aが向き合つた
時はこの磁気回路の磁気抵抗が小さくなり、磁石
から出る磁束が流れやすくなる。又歯と谷が向き
合つた時は逆に磁気抵抗が大きくなり、磁束が流
れにくくなる。その結果、流れる磁束の量が交互
に変わり、巻線4の両端に回転子2の回転数に応
じた周波数を有する交流電圧が得られるようにな
つている。しかしながら全周積分柄磁気式FGの
欠点としては高周波を得ようとする場合、形状が
大きくなる事である。すなわち歯型を製造する場
合モジユールの関係から歯数Zが決まると必然的
に D=(Z+2)・M (但し、D:歯車の直径、Z:歯数、M:モジユ
ール) となり、歯車の直径Dが決定され、それ以上小さ
くする事が困難である。又モジユールを小さくす
ると歯型が小さくなり、磁気抵抗の変化が小さく
なつて高出力が得られない。従つてこれらの関係
から歯車の形状を小さくするには限界がある。又
この全周積分型磁気式FGを最近の高密度記録
VTRの直接駆動型のキヤプスタンモータの回転
速度検出して使用する場合、モータの回転速度が
低速であり、巻線4と鎖交する磁束の微分値が小
さくなり、高出力を得られず、S/Nが劣化し検
出誤差の原因となる。又磁気式の場合モータ自身
の発生する磁束を誘導し、ノイズの原因となり、
これも検出誤差となり回転むらを誘発する原因と
なる。更に磁気式の欠点として、第1図に示した
ような全周積分型FGの場合、相対する歯車の磁
気吸収力によつてモータに微少な振動を与える事
である。
発明の目的
本発明は上記従来の問題点を解消するもので、
小型で高出力、高S/Nが得られる、安価で高精
度な全周積分型光学式回転検出装置を提供するこ
とを目的としている。
小型で高出力、高S/Nが得られる、安価で高精
度な全周積分型光学式回転検出装置を提供するこ
とを目的としている。
発明の構成
本発明はn個(nは正の整数)のスリツトを環
状に有し、このスリツトピツチがPoであるロー
タリーエンコーダを回転軸に取り付け、このロー
タリーエンコーダの一方の面に対向して前記全ス
リツトに光を照射するよう光源を配するとともに
前記ロータリーエンコーダの他方の面に対向して
平面光電変換素子を配し、その平面光電変換素子
は同一基板上に、前記スリツトピツチPoのピツ
チで略全周に渡つて形成された第1の光電変換素
子小片を電気的に結合して成り、第1のアノード
側電極及び第1のカソード側電極を備えた第1の
光電変換素子群と、前記第1の光電変換素子小片
と中心間のピツチがPo/2となるように分離さ
れ、前記スイツトピツチPoのピツチで略全周に
渡つて形成された第2の光電変換素子小片を電気
的に結合して成り、第2のアノード側電極及び第
2のカソード側電極を備えた第2の光電変換素子
群を有し、前記第1の光電変換素子群及び第2の
光電変換素子群は完全に独立した2つの光電変換
素子として働らき、前記ロータリーエンコーダが
回転することにより前記光源から発せされた光が
前記n個のスリツトを通じて前記第1の光電変換
素子群と第2の光電変換素子群に照射され、この
第1の光電変換素子群及び第2の交で変換素子群
からは前記ロータリーエンコーダの回転数に応じ
た周波数を有する、互いに逆相の第1の光起電流
及び第2の光起動電流を発生し、第1の光電交換
素子群のカソード側電極と第2の光電変換素子群
のアノード側電極を前記平面光電変換素子上で接
続し、かつ第1の光電変換素子群のアノード側電
極と第2の光電変換素子群のカソード側電極を同
様前記平面光電変換素子上で接続する事によつ
て、第1の光起電流と第2の光起電流の差をとつ
た電流を前記平面光電変換素子から取り出すこと
により、高精度でS/Nの良い回転検出信号を簡
単な構成の回転検出信号発生回路によつて得んと
するものである。
状に有し、このスリツトピツチがPoであるロー
タリーエンコーダを回転軸に取り付け、このロー
タリーエンコーダの一方の面に対向して前記全ス
リツトに光を照射するよう光源を配するとともに
前記ロータリーエンコーダの他方の面に対向して
平面光電変換素子を配し、その平面光電変換素子
は同一基板上に、前記スリツトピツチPoのピツ
チで略全周に渡つて形成された第1の光電変換素
子小片を電気的に結合して成り、第1のアノード
側電極及び第1のカソード側電極を備えた第1の
光電変換素子群と、前記第1の光電変換素子小片
と中心間のピツチがPo/2となるように分離さ
れ、前記スイツトピツチPoのピツチで略全周に
渡つて形成された第2の光電変換素子小片を電気
的に結合して成り、第2のアノード側電極及び第
2のカソード側電極を備えた第2の光電変換素子
群を有し、前記第1の光電変換素子群及び第2の
光電変換素子群は完全に独立した2つの光電変換
素子として働らき、前記ロータリーエンコーダが
回転することにより前記光源から発せされた光が
前記n個のスリツトを通じて前記第1の光電変換
素子群と第2の光電変換素子群に照射され、この
第1の光電変換素子群及び第2の交で変換素子群
からは前記ロータリーエンコーダの回転数に応じ
た周波数を有する、互いに逆相の第1の光起電流
及び第2の光起動電流を発生し、第1の光電交換
素子群のカソード側電極と第2の光電変換素子群
のアノード側電極を前記平面光電変換素子上で接
続し、かつ第1の光電変換素子群のアノード側電
極と第2の光電変換素子群のカソード側電極を同
様前記平面光電変換素子上で接続する事によつ
て、第1の光起電流と第2の光起電流の差をとつ
た電流を前記平面光電変換素子から取り出すこと
により、高精度でS/Nの良い回転検出信号を簡
単な構成の回転検出信号発生回路によつて得んと
するものである。
実施例の説明
第2図は本発明の一実施例である光学式回転検
出装置の概略構成図を示すものである。第2図に
おいて、5は平面光源、6は等間隔にn個のスリ
ツト6aを環状に有するロータリーエンコーダで
回転軸7に取り付けられている。8は平面光電変
換素子で、前記平面光源5から発せられた光5a
は前記スリツト6aを通じてこの平面光電変換素
子8に照射される。第3図は前記ロータリーエン
コーダ6及び前記平面光電変換素子8の一部拡大
図である。第3図において、隣り合う前記スリツ
ト6a間のピツチをスリツトピツチPoとする。
前記平面光電変換素子8上には、円周の外側から
中心に向かう凸部がピツチPoで略全周に渡つて
設けられた第1のアノード電極9a、その第1の
電極9a上にPoのピツチで略全周に渡つて形成
した第1の光電変換素子小片を電気的に結合して
成る第1の光電変換素子群10a及び第1のカソ
ード電極9c、前記第1の電極9aと電気的に絶
縁され、かつ前記第1の電極9aとPo/2のピ
ツチで分離されて円周の内側から外側へ向かう凸
部がピツチPoで略全周に渡つて設けられた第2
のアノード電極9b、その第2の電極9b上に前
記第1の光電変換素子小片とPo/2のピツチで
分離してPoのピツチで略全周に渡つて形成した
第2の光電変換素子小片を電気的に結合して成る
第2の光電変換素子群10b及び第2のカソード
電極9dを備えている。以上のように構成された
本実施例の光学式回転検出装置について以下のそ
の動作を説明する。
出装置の概略構成図を示すものである。第2図に
おいて、5は平面光源、6は等間隔にn個のスリ
ツト6aを環状に有するロータリーエンコーダで
回転軸7に取り付けられている。8は平面光電変
換素子で、前記平面光源5から発せられた光5a
は前記スリツト6aを通じてこの平面光電変換素
子8に照射される。第3図は前記ロータリーエン
コーダ6及び前記平面光電変換素子8の一部拡大
図である。第3図において、隣り合う前記スリツ
ト6a間のピツチをスリツトピツチPoとする。
前記平面光電変換素子8上には、円周の外側から
中心に向かう凸部がピツチPoで略全周に渡つて
設けられた第1のアノード電極9a、その第1の
電極9a上にPoのピツチで略全周に渡つて形成
した第1の光電変換素子小片を電気的に結合して
成る第1の光電変換素子群10a及び第1のカソ
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縁され、かつ前記第1の電極9aとPo/2のピ
ツチで分離されて円周の内側から外側へ向かう凸
部がピツチPoで略全周に渡つて設けられた第2
のアノード電極9b、その第2の電極9b上に前
記第1の光電変換素子小片とPo/2のピツチで
分離してPoのピツチで略全周に渡つて形成した
第2の光電変換素子小片を電気的に結合して成る
第2の光電変換素子群10b及び第2のカソード
電極9dを備えている。以上のように構成された
本実施例の光学式回転検出装置について以下のそ
の動作を説明する。
まず、第1の光電変換素子群10a及び第2の
光電変換素子群10bの等価回路は第4図に示し
たようになり、各々電気的に分離された電極を有
する光電変換素子群として動作し、第1の光電変
換素子群10aに光5aが照射されると第1の光
電変換素子群10は光5aの量に応じた光起電流
Iaを発生する。同様に第2の光電変換素子群10
bに光5aが照射されると第2の光電変換素子群
10bは光5aの量に応じた光起電流Ibを発生す
る。ここでロータリーエンコーダ6が回転する際
の様子を第5図a,bに示す。第5図aは第1の
光電変換素子群10aに照射される光5aの量が
最大となり、かつ第2の光電変換素子群10bに
照射される光5aの量が最小となる場合である。
また、第5図bは、第1の光電変換素子群10a
に照射される光5aの量が最小となり、第2の光
電変換素子群10bに照射される光5aの量が最
大となる場合である。ロータリーエンコーダ6が
回転する場合、第5図a,bの状態が交互に繰り
返されるため、光起電流Ia及び光起電流Ibは第6
図a,bに示したように逆相の波形となる。しか
し光起電流Ia及びIbはそれぞれ直流成分Iao,Ibo
を含んでいるため、それらを除去するために第7
図に示したように第1の光電変換素子群10aの
アノード側の電極9aと第2の光電変換素子群1
0bのカソード側の電極9dを平面光電変換素子
8上で接続し、同様に第1の光電変換素子群10
aのカソード側の電極9と第2の光電変換素給群
10bのアノード側の電極9bを平面光電変換素
子8上で接続することによつて第6図c示すよう
な電流(Ia−Ib)を平面光電変換素子8から取出
すことができる。
光電変換素子群10bの等価回路は第4図に示し
たようになり、各々電気的に分離された電極を有
する光電変換素子群として動作し、第1の光電変
換素子群10aに光5aが照射されると第1の光
電変換素子群10は光5aの量に応じた光起電流
Iaを発生する。同様に第2の光電変換素子群10
bに光5aが照射されると第2の光電変換素子群
10bは光5aの量に応じた光起電流Ibを発生す
る。ここでロータリーエンコーダ6が回転する際
の様子を第5図a,bに示す。第5図aは第1の
光電変換素子群10aに照射される光5aの量が
最大となり、かつ第2の光電変換素子群10bに
照射される光5aの量が最小となる場合である。
また、第5図bは、第1の光電変換素子群10a
に照射される光5aの量が最小となり、第2の光
電変換素子群10bに照射される光5aの量が最
大となる場合である。ロータリーエンコーダ6が
回転する場合、第5図a,bの状態が交互に繰り
返されるため、光起電流Ia及び光起電流Ibは第6
図a,bに示したように逆相の波形となる。しか
し光起電流Ia及びIbはそれぞれ直流成分Iao,Ibo
を含んでいるため、それらを除去するために第7
図に示したように第1の光電変換素子群10aの
アノード側の電極9aと第2の光電変換素子群1
0bのカソード側の電極9dを平面光電変換素子
8上で接続し、同様に第1の光電変換素子群10
aのカソード側の電極9と第2の光電変換素給群
10bのアノード側の電極9bを平面光電変換素
子8上で接続することによつて第6図c示すよう
な電流(Ia−Ib)を平面光電変換素子8から取出
すことができる。
(Ia−Ib)は直流成分が(Iao−Ibo)となり減
少し、かつ信号成分が(Iap−p+Ibp−p)とな
り増大している。この電流(Ia−Ib)を第7図に
示すような、演算増幅器11及び抵抗R1から成
る電流−電圧変換回路によつて電圧信号に変換す
ることによつて回転検出信号Voを得ることがで
きる。
少し、かつ信号成分が(Iap−p+Ibp−p)とな
り増大している。この電流(Ia−Ib)を第7図に
示すような、演算増幅器11及び抵抗R1から成
る電流−電圧変換回路によつて電圧信号に変換す
ることによつて回転検出信号Voを得ることがで
きる。
本発明の他の実施例として、電子整流子モー
タ、特に直流ブラシレスモータの回転検出装置に
用いる事ができる。直流ブラスレスモータは回転
子として多極着磁されたロータマグネツトを用
い、固定子としてステータコイルを用いている。
更に詳しく説明すると直流ブラシレスモータの回
転検出信号として必要なものは、回転速度や回転
位相等の回転情報を検出するための回転速度検出
信号、及びモータが有効にトルクを発生するよう
ロータマグネツトの回転位置に対応してステーコ
イルへの通電を制御する電子的整流作用を成すた
めのロータ位置検出信号等である。
タ、特に直流ブラシレスモータの回転検出装置に
用いる事ができる。直流ブラスレスモータは回転
子として多極着磁されたロータマグネツトを用
い、固定子としてステータコイルを用いている。
更に詳しく説明すると直流ブラシレスモータの回
転検出信号として必要なものは、回転速度や回転
位相等の回転情報を検出するための回転速度検出
信号、及びモータが有効にトルクを発生するよう
ロータマグネツトの回転位置に対応してステーコ
イルへの通電を制御する電子的整流作用を成すた
めのロータ位置検出信号等である。
本発明の第2の実施例では、前記第1の実施例
の述べた回転速度検出に加え、ロータマグネツト
の回転位置を光学的に検出する機能を合わせ有す
る光学式回転検出装置を提供する。第8図に本発
明の第2の実施例である光学式回転検出装置の概
略構成図を示す。第8図において、12は平面光
源、13はロータマグネツト(図示せず)が取り
付けられている回転軸、14はロータリーエンコ
ーダで回転軸13に取り付けられている。15は
平面光電変換素子である。
の述べた回転速度検出に加え、ロータマグネツト
の回転位置を光学的に検出する機能を合わせ有す
る光学式回転検出装置を提供する。第8図に本発
明の第2の実施例である光学式回転検出装置の概
略構成図を示す。第8図において、12は平面光
源、13はロータマグネツト(図示せず)が取り
付けられている回転軸、14はロータリーエンコ
ーダで回転軸13に取り付けられている。15は
平面光電変換素子である。
第9図にロータリーエンコーダ14の平面図を
示す。第9図において14aは回転速度検出用の
スリツトで前記第2図〜第3図に示した実施例と
同様、n個のスリツト14aがロータリーエンコ
ーダ14の半径r3から半径r4の円環内にスリツト
ピツチPoで配されている。また、6極着磁コイ
ルの2相ブラシレスモータを例にすると第9図中
にS,Nで示した部分がそれぞれロータマグネツ
トに着磁されたS極、N極に対応している。また
一組のS極、N極に対応する区間を以後電気角
360°(機械角120°)と称する。14bはロータマ
グネツト回転位置検出用のスリツトで、ロータリ
ーエンコーダ14の半径r1から半径r2の円環内で
ロータマグネツトがS極に着磁された範囲に対応
する位置に配されている。
示す。第9図において14aは回転速度検出用の
スリツトで前記第2図〜第3図に示した実施例と
同様、n個のスリツト14aがロータリーエンコ
ーダ14の半径r3から半径r4の円環内にスリツト
ピツチPoで配されている。また、6極着磁コイ
ルの2相ブラシレスモータを例にすると第9図中
にS,Nで示した部分がそれぞれロータマグネツ
トに着磁されたS極、N極に対応している。また
一組のS極、N極に対応する区間を以後電気角
360°(機械角120°)と称する。14bはロータマ
グネツト回転位置検出用のスリツトで、ロータリ
ーエンコーダ14の半径r1から半径r2の円環内で
ロータマグネツトがS極に着磁された範囲に対応
する位置に配されている。
第10図に平面光電変換素子15の平面図を示
す。
す。
前記第2図〜第3図に示した第1の光電変換素
子10a、第2の光電変換素子10bと同様、平
面光電変換素子15の半径r3から半径r4の円環上
に、円周の外側から中心に向かう凸部がピツチ
Poで略全周に渡つて設けられた第1のアノード
側電極上に形成された第1の光電変換素子小片を
電気的に結合して成る第1の光電変換素子群15
aと、前記第1の電極とPo/2のピツチで分離
され円周の内側から外側へ向かう凸部がピツチ
Poで略全周に渡つて設けられた第2のアノード
側電極上に形成された第2の光電変換素子群15
bが形成されている。
子10a、第2の光電変換素子10bと同様、平
面光電変換素子15の半径r3から半径r4の円環上
に、円周の外側から中心に向かう凸部がピツチ
Poで略全周に渡つて設けられた第1のアノード
側電極上に形成された第1の光電変換素子小片を
電気的に結合して成る第1の光電変換素子群15
aと、前記第1の電極とPo/2のピツチで分離
され円周の内側から外側へ向かう凸部がピツチ
Poで略全周に渡つて設けられた第2のアノード
側電極上に形成された第2の光電変換素子群15
bが形成されている。
また、平面光電変換素子15の半径r1から半径
r2の円環上に第3のアノード側電極を設け、この
第3の電極上に第3の光電変換素子16a及び第
3のカソード側電極を設け、前記第3の光電変換
素子16aから時計回りに電気角で90°(機械角
30°)の位置に第4のアノード側電極を設け、こ
の第4の電極上に第4の光電変換素子17a及び
第4のカソード側電極を設け、前記第3の光電変
換素子16aから電気角で540°(機械角180°)の
位置に第5のアノード側電極を設け、その第5の
電極上に第5の光電変換素子16b及び第5のカ
ソード側電極を設け、前記第4の光電変換素子1
7aから電気角で540°(機械角180°)の位置に第
6のアノード側電極を設け、この第6の電極上に
第6の光電変換素子17b及び第6のカソード側
電極を設ける。第8図〜第10図において、平面
光源12から発せられ、スリツト14を通過した
光12aは、第1の光電変換素子群15a及び第
2の光電変換素子群15bに照射され、第1の光
電変換素子群15a及び第2の光電変換素子群1
5bからはロータリーエンコーダ14の回転数に
応じた回転速度検出信号が得られる。この回転速
度検出信号についての説明は前記第1の実施例で
説明した通りであるので省略する。
r2の円環上に第3のアノード側電極を設け、この
第3の電極上に第3の光電変換素子16a及び第
3のカソード側電極を設け、前記第3の光電変換
素子16aから時計回りに電気角で90°(機械角
30°)の位置に第4のアノード側電極を設け、こ
の第4の電極上に第4の光電変換素子17a及び
第4のカソード側電極を設け、前記第3の光電変
換素子16aから電気角で540°(機械角180°)の
位置に第5のアノード側電極を設け、その第5の
電極上に第5の光電変換素子16b及び第5のカ
ソード側電極を設け、前記第4の光電変換素子1
7aから電気角で540°(機械角180°)の位置に第
6のアノード側電極を設け、この第6の電極上に
第6の光電変換素子17b及び第6のカソード側
電極を設ける。第8図〜第10図において、平面
光源12から発せられ、スリツト14を通過した
光12aは、第1の光電変換素子群15a及び第
2の光電変換素子群15bに照射され、第1の光
電変換素子群15a及び第2の光電変換素子群1
5bからはロータリーエンコーダ14の回転数に
応じた回転速度検出信号が得られる。この回転速
度検出信号についての説明は前記第1の実施例で
説明した通りであるので省略する。
平面光源12から発せられ、スリツト14bを
通過した光12aは、第3の光電変換素子16
a、第4の光電変換素子17a、第5の光電変換
素子16b、第6の光電変換素子17bに照射さ
れるが、第9図中の矢印で示した方向にロータリ
ーエンコーダ14が回転している時、第4の光電
変換素子17aに照射される光は第3の光電変換
素子16aに照射される光に対し、電気角で90°
遅れたものとなる。また第5の光電変換素子16
bに照射される光は第3の光電変換素子16に照
射される光に対し電気角で180°遅れたものとな
る。また第6の光電変換素子17bに照射される
光は第5の光電変換素子16bに照射される光に
対し電気角で90°遅れたものとなる。よつて第3
の光電変換素子16aにおける光起電流をIc、第
4の光電変換素子17aにおける光起電流をIe、
第5の光電変換素子16bにおける光起電流を
Id、第6の光電変換素子17bにおける光起電流
をIfとして、それぞれの電流波形を第11図a,
b,d,eに示す。ここで作動構成をとるように
第3の光電変換素子16aのカソード側電極と第
5の光電変換素子16bのアノード側電極を平面
光電変換素子14上で接続しかつ第3の光電変換
素子16aのアノード側電極と第5の光電変換素
子16bのカソード側電極を平面光電変換素子1
4上で接続する事により、第11図cに示した電
流(Ic−Id)を平面光電変換素子14より取り出
す事ができる。。この電流を第12図aに示すよ
うな演算増幅器18及び抵抗R2からなる電流−
電圧変換回路によつて、高精度なロータ位置検出
信号VR1を得る事ができる。同様に第4の光電変
換素子17aのカソード側電極と第6の光電変換
素子17bのアノード側電極を平面光電変換素子
14上で接続しかつ第4の光電変換素子17aの
アノード側電極と第6の光電変換素子17bのカ
ソード側電極を平面光電変換素子14上で接続す
る事により、第11図fに示した電流(Ie−If)
を平面光電変換素子14より取り出す事ができ
る。この電流を第12図bに示すような演算増幅
器19及び抵抗R3から成る電流−電圧変換回路
によつて高精度なロータ位置検出信号VR2を得る
事ができる。ロータ位置検出信号VR1,VR2は第
13図に示すように、VR1,VR2の一周期を360°と
すると90°の位相差を有する信号となる。このよ
うにして得られたロータ位置検出信号を用いて6
極着磁4コイルの2相ブラシレスモータの場合ス
タータコイルに流す電流をトルク発生に有効に寄
付するように通電制御することが可能である。通
電制御の説明は本発明とは直接関係がないので省
略する。
通過した光12aは、第3の光電変換素子16
a、第4の光電変換素子17a、第5の光電変換
素子16b、第6の光電変換素子17bに照射さ
れるが、第9図中の矢印で示した方向にロータリ
ーエンコーダ14が回転している時、第4の光電
変換素子17aに照射される光は第3の光電変換
素子16aに照射される光に対し、電気角で90°
遅れたものとなる。また第5の光電変換素子16
bに照射される光は第3の光電変換素子16に照
射される光に対し電気角で180°遅れたものとな
る。また第6の光電変換素子17bに照射される
光は第5の光電変換素子16bに照射される光に
対し電気角で90°遅れたものとなる。よつて第3
の光電変換素子16aにおける光起電流をIc、第
4の光電変換素子17aにおける光起電流をIe、
第5の光電変換素子16bにおける光起電流を
Id、第6の光電変換素子17bにおける光起電流
をIfとして、それぞれの電流波形を第11図a,
b,d,eに示す。ここで作動構成をとるように
第3の光電変換素子16aのカソード側電極と第
5の光電変換素子16bのアノード側電極を平面
光電変換素子14上で接続しかつ第3の光電変換
素子16aのアノード側電極と第5の光電変換素
子16bのカソード側電極を平面光電変換素子1
4上で接続する事により、第11図cに示した電
流(Ic−Id)を平面光電変換素子14より取り出
す事ができる。。この電流を第12図aに示すよ
うな演算増幅器18及び抵抗R2からなる電流−
電圧変換回路によつて、高精度なロータ位置検出
信号VR1を得る事ができる。同様に第4の光電変
換素子17aのカソード側電極と第6の光電変換
素子17bのアノード側電極を平面光電変換素子
14上で接続しかつ第4の光電変換素子17aの
アノード側電極と第6の光電変換素子17bのカ
ソード側電極を平面光電変換素子14上で接続す
る事により、第11図fに示した電流(Ie−If)
を平面光電変換素子14より取り出す事ができ
る。この電流を第12図bに示すような演算増幅
器19及び抵抗R3から成る電流−電圧変換回路
によつて高精度なロータ位置検出信号VR2を得る
事ができる。ロータ位置検出信号VR1,VR2は第
13図に示すように、VR1,VR2の一周期を360°と
すると90°の位相差を有する信号となる。このよ
うにして得られたロータ位置検出信号を用いて6
極着磁4コイルの2相ブラシレスモータの場合ス
タータコイルに流す電流をトルク発生に有効に寄
付するように通電制御することが可能である。通
電制御の説明は本発明とは直接関係がないので省
略する。
本発明において光起電効果を有する薄形平面光
電変換素子を実現する手段として、フオトダイオ
ードと呼ばれる単結晶シリコン光電変換素子、お
るいはセレン光電変換素子、アモルフアンシリコ
ン光電変換素子(以下a−Si光電変換素子と略
す)等、様々な光電変換素子が考えられるが、本
発明に用いる光電変換素子に要求される性質とし
て、 大面積の光電変換素子が安価に提供できる
事。
電変換素子を実現する手段として、フオトダイオ
ードと呼ばれる単結晶シリコン光電変換素子、お
るいはセレン光電変換素子、アモルフアンシリコ
ン光電変換素子(以下a−Si光電変換素子と略
す)等、様々な光電変換素子が考えられるが、本
発明に用いる光電変換素子に要求される性質とし
て、 大面積の光電変換素子が安価に提供できる
事。
微細加工が可能で、同一基板上に複数の独立
した素子を形成でき、又、これらの素子の結合
および分離が容易に行える事。
した素子を形成でき、又、これらの素子の結合
および分離が容易に行える事。
高感度である事。
応答性が速い事。
素子のバラツキが小さい事。
等が挙げられる。
まず、前記単結晶シリコン光電変換素子である
が、これは上記〜の条件はほぼ満たし得る
が、大面積化した場合高価になる。
が、これは上記〜の条件はほぼ満たし得る
が、大面積化した場合高価になる。
又、前記セレン光電変換素子やその多CdS光電
変換素子等は、大面積でも低価格を実現し得る
が、半面フオトエツチング等による微細加工を行
い難く、第3図に示した第1の光電変換素子群1
0a及び第2の光電変換素子群10bは例えば幅
100μm程度で、分離帯の幅の狭い部分で10〜数
10μm程度とすると、これらの光電変換素子では
実現が難しい。又、セレン光電変換素子等は、後
述するa−Si光電変換素子に比べ、感度が低く、
応答性も1/10程度と悪くかつ素子間のバラツキも
非常に大きいので、本発明の光電変換素子として
は特殊な場合も除き適切でない。
変換素子等は、大面積でも低価格を実現し得る
が、半面フオトエツチング等による微細加工を行
い難く、第3図に示した第1の光電変換素子群1
0a及び第2の光電変換素子群10bは例えば幅
100μm程度で、分離帯の幅の狭い部分で10〜数
10μm程度とすると、これらの光電変換素子では
実現が難しい。又、セレン光電変換素子等は、後
述するa−Si光電変換素子に比べ、感度が低く、
応答性も1/10程度と悪くかつ素子間のバラツキも
非常に大きいので、本発明の光電変換素子として
は特殊な場合も除き適切でない。
一方、a−Si光電変換素子は、大面積の薄形平
面光電変換素子を安価に提供でき、後述する透明
導電膜をフオトエツチング等により除去すれば独
立した光電変換素子を同一基板上に多数形成する
微細加工が可能なため、本発明における平面光電
変換素子を提供し得る。又、感度も高く、光源が
発光ダイオードで構成されるような微弱光であつ
ても充分な出力信号を得る事が可能であり、応答
性も数10KHz程度まで応答し得るため、本発明の
要求する応答性を充分満たし得るものである。そ
して同一基板上に形成されるものはいうまでもな
く、異なる基板上に形成されたものについても素
子間のバラツキは小さく、量産性においても優れ
ている。
面光電変換素子を安価に提供でき、後述する透明
導電膜をフオトエツチング等により除去すれば独
立した光電変換素子を同一基板上に多数形成する
微細加工が可能なため、本発明における平面光電
変換素子を提供し得る。又、感度も高く、光源が
発光ダイオードで構成されるような微弱光であつ
ても充分な出力信号を得る事が可能であり、応答
性も数10KHz程度まで応答し得るため、本発明の
要求する応答性を充分満たし得るものである。そ
して同一基板上に形成されるものはいうまでもな
く、異なる基板上に形成されたものについても素
子間のバラツキは小さく、量産性においても優れ
ている。
以上の説明から明らかなように、本発明の光学
式回転検出装置に適用する平面光電変換素子とし
てはa−Si光電変換素子が最適である。ここでa
−Si光電変換素子の構造及び動作を第14図を用
いて説明する。第14図は第3図中O−O′での
平面光電変換素子8の断面図を示す。20はステ
ンレス等の基板でこの基板20上にSiO2等の絶
縁膜21を形成する。この絶縁膜21上に第1の
カソード側金属電極9a及び第2のカソード側金
属電極9bを形成している。第3図及び第14図
に示すように金属電極9a,9bを分離して絶縁
膜21に付着する方法として例えば絶縁膜21の
略全面に金属電極を塗布した後、分離帯を形成し
たい部分の不必要な金属電極をフオトエツチング
により除去することにより実現可能である。この
ようにして第1のカソー側電極9a及び第2のカ
ソード側電極9bを形成した基板上にPIN接合を
有するアモルフアスシリコン薄膜22(以下a−
Si膜と略す)が形成され、このa−Si膜22上に
インジウム、チン、オキサイド(以下ITと略
す)と呼ばれる透明電極23a,23bを形成し
ている。
式回転検出装置に適用する平面光電変換素子とし
てはa−Si光電変換素子が最適である。ここでa
−Si光電変換素子の構造及び動作を第14図を用
いて説明する。第14図は第3図中O−O′での
平面光電変換素子8の断面図を示す。20はステ
ンレス等の基板でこの基板20上にSiO2等の絶
縁膜21を形成する。この絶縁膜21上に第1の
カソード側金属電極9a及び第2のカソード側金
属電極9bを形成している。第3図及び第14図
に示すように金属電極9a,9bを分離して絶縁
膜21に付着する方法として例えば絶縁膜21の
略全面に金属電極を塗布した後、分離帯を形成し
たい部分の不必要な金属電極をフオトエツチング
により除去することにより実現可能である。この
ようにして第1のカソー側電極9a及び第2のカ
ソード側電極9bを形成した基板上にPIN接合を
有するアモルフアスシリコン薄膜22(以下a−
Si膜と略す)が形成され、このa−Si膜22上に
インジウム、チン、オキサイド(以下ITと略
す)と呼ばれる透明電極23a,23bを形成し
ている。
ITの透明電極23a,23bがすなわち第
1のカソード側電極9c、第2のカソード側電極
9dである。
1のカソード側電極9c、第2のカソード側電極
9dである。
前記a−Si膜22は第14図に示す様に金属電
極9a,9bとIT23a,23bの間にP層
22a、I層22b、N層22cを形成するが、
IT23a,23bが付着した部分のみが光電
変換特性を有し光電変換素子として働く。IT
が付着していない部分は光電変換素子としての作
用を成さないばかりか、a−Si膜22の有する抵
抗率が大であり、かつ膜の厚さが数1000〓と薄
く、ITの付着していない部分の幅を数μm〜
数10μm以上とした場合、膜の厚さよりも充分長
いため横方向は大きな抵抗値を有することになり
電気的な絶縁体ととして働く。よつて第14図に
示すようにIT23aと23bを分離して付着
することによつて、第1の電極9a及びIT2
3aを両電極とする第1の光電変換素子10a及
び第2の電極9b及びIT23bを両電極とす
る第2の光電変換素子10bを形成する事ができ
る。ITを分離してa−Si膜22に付着する方
法として、例えばa−Si膜22の略全面にIT
を塗布した後、分離帯を形成したい部分の不必要
なITをフオトエツチングにより除去すること
によつて実現可能である。
極9a,9bとIT23a,23bの間にP層
22a、I層22b、N層22cを形成するが、
IT23a,23bが付着した部分のみが光電
変換特性を有し光電変換素子として働く。IT
が付着していない部分は光電変換素子としての作
用を成さないばかりか、a−Si膜22の有する抵
抗率が大であり、かつ膜の厚さが数1000〓と薄
く、ITの付着していない部分の幅を数μm〜
数10μm以上とした場合、膜の厚さよりも充分長
いため横方向は大きな抵抗値を有することになり
電気的な絶縁体ととして働く。よつて第14図に
示すようにIT23aと23bを分離して付着
することによつて、第1の電極9a及びIT2
3aを両電極とする第1の光電変換素子10a及
び第2の電極9b及びIT23bを両電極とす
る第2の光電変換素子10bを形成する事ができ
る。ITを分離してa−Si膜22に付着する方
法として、例えばa−Si膜22の略全面にIT
を塗布した後、分離帯を形成したい部分の不必要
なITをフオトエツチングにより除去すること
によつて実現可能である。
また独立した光電変換素子のアノード側電極と
カソード側電極を平面光電変換素子上で接続する
方法の一例を第15図a,bを用いて説明する。
第15図aは平面光電変換素子8の平面図で、第
15図bは第15図a中のP−P′での断面図を示
す。a−Si膜22を第2の金属電極9b上で一部
形成せず、その部分で第2の金属電極9b上に
IT23aを形成することによつて第1の光電
変換素子群10aのカソード側電極と第2の光電
変換素子群のアノード側電極を平面光電変換素子
8上で接続することができる。同様にして、第1
の光電変換素子群10aのアノード側電極と第2
の光電変換素子群10bのカソード側電極を平面
光電変換素子8上で接続できる事は明らかであ
る。
カソード側電極を平面光電変換素子上で接続する
方法の一例を第15図a,bを用いて説明する。
第15図aは平面光電変換素子8の平面図で、第
15図bは第15図a中のP−P′での断面図を示
す。a−Si膜22を第2の金属電極9b上で一部
形成せず、その部分で第2の金属電極9b上に
IT23aを形成することによつて第1の光電
変換素子群10aのカソード側電極と第2の光電
変換素子群のアノード側電極を平面光電変換素子
8上で接続することができる。同様にして、第1
の光電変換素子群10aのアノード側電極と第2
の光電変換素子群10bのカソード側電極を平面
光電変換素子8上で接続できる事は明らかであ
る。
また一定のピツチで配された光電変換素子小片
を電気的に結合する方法として第3図中の光電変
換素子群10a,10bのように、光電変換素子
小片を結合するような形状でITをフオトエツ
チングせずに残す事によつてPoのピツチで形成
された光電変換素子小片を電気的に結合すること
が可能である。また他の方法として第16図に示
すように第1の光電変換素子小片24aの片端を
アルミニウムあるいはニツケル等の電極25aで
結合し、同様に第2の光電変換素子小片24bの
片端をアルミニウムあるいはニツケル等の電極2
5bで結合する事によつても実現できる。第3図
に示したようにITによつて光電変換素子小片
を結合した場合、第16図中の電極25a,25
bに対応する本来回転検出信号発生に関係しない
IT部分に光が洩れ込むと、本来の回転検出信
号に不要な信号が付加されたコントラストが悪く
なるが、第16図に示すようにアルミニウムある
いはニツケル等の電極25a,25bを用いる事
によつて不要な信号が付加されず、コントラスト
の良い回転検出信号を得る事ができる。
を電気的に結合する方法として第3図中の光電変
換素子群10a,10bのように、光電変換素子
小片を結合するような形状でITをフオトエツ
チングせずに残す事によつてPoのピツチで形成
された光電変換素子小片を電気的に結合すること
が可能である。また他の方法として第16図に示
すように第1の光電変換素子小片24aの片端を
アルミニウムあるいはニツケル等の電極25aで
結合し、同様に第2の光電変換素子小片24bの
片端をアルミニウムあるいはニツケル等の電極2
5bで結合する事によつても実現できる。第3図
に示したようにITによつて光電変換素子小片
を結合した場合、第16図中の電極25a,25
bに対応する本来回転検出信号発生に関係しない
IT部分に光が洩れ込むと、本来の回転検出信
号に不要な信号が付加されたコントラストが悪く
なるが、第16図に示すようにアルミニウムある
いはニツケル等の電極25a,25bを用いる事
によつて不要な信号が付加されず、コントラスト
の良い回転検出信号を得る事ができる。
以上説明したa−Si光電変換素子は通常5700Å
近傍にピーク感度波長を有するため、平面光源も
5700Å近傍に発光波長を有する光源を用いるのが
好ましい。5700Å近傍の発光波長を有する光源と
しては、例えばオレンジ色の発光ダイオード(発
光波長;略6300Å)又は緑色の発光ダイオード
(発光波長;略5650Å)等の可視光の発光ダイオ
ードにより実現できる。
近傍にピーク感度波長を有するため、平面光源も
5700Å近傍に発光波長を有する光源を用いるのが
好ましい。5700Å近傍の発光波長を有する光源と
しては、例えばオレンジ色の発光ダイオード(発
光波長;略6300Å)又は緑色の発光ダイオード
(発光波長;略5650Å)等の可視光の発光ダイオ
ードにより実現できる。
発明の効果
本発明では光学的に回転検出を行なつているた
め、従来の磁気式FGと比較した場合、形状が小
さくできる上、低速回転時でも高出力が得られ
る。またモータの回転検出装置として使用する場
合においても、モータ自身の発生する磁束を誘導
する等の欠点も解消され、S/Nの良い回転検出
信号が得られる。また全周積分型の検出できるた
めに、ロータリーエンコーダを回転軸に取り付け
る際の偏心、傾きの精度が直接回転検出精度に関
係せず、高精度な回転速度検出を行う事が可能で
ある。
め、従来の磁気式FGと比較した場合、形状が小
さくできる上、低速回転時でも高出力が得られ
る。またモータの回転検出装置として使用する場
合においても、モータ自身の発生する磁束を誘導
する等の欠点も解消され、S/Nの良い回転検出
信号が得られる。また全周積分型の検出できるた
めに、ロータリーエンコーダを回転軸に取り付け
る際の偏心、傾きの精度が直接回転検出精度に関
係せず、高精度な回転速度検出を行う事が可能で
ある。
また本発明の他の効果を説明するために、第1
7図に示したような平面光電変換素子29と比較
する。この平面光電変換素子29は、第14図に
示した本発明の実施領である平面光電変換素子8
における絶縁膜21及び金属電極9a,9bを設
けない構造で、ステンレス基板等で作られ、基板
を兼ねた電極26上にPIN接合を有するa−Si薄
膜27を形成し、このa−Si膜27上にIT2
8a,28bを分離して形成し、第1の光電変換
素子群29a及び第2の光電変換素子群29bを
実現している。この第1の光電変換素子群29a
及び第2の光電変換素子群29bの等価回路は第
18図に示したように共通電極を持つた2個の光
電変換素子群となる。また第1の光電変換素子群
29aにおける光起電流Ig及び第2の光電変換素
子群29bにおける光起電流Ihは互いに逆相の回
転検出信号であるので、本発明の実施例と同様に
差動構成をとることによつて高精度な回転検出信
号を得ようとすると第19図に示したような回路
が必要となる。第19図において33は演算増幅
器30及び抵抗R4からなる電流−電圧変換回路、
34は演算増幅器31及び抵抗R4′からなる電流
−電圧変換回路で、35は演算増幅器32及び抵
抗R5,R5′,R6,R6′からなる差動増幅回路であ
る。光起電流Igは電流−電圧変換回路33によつ
て回転検出信号Vgに変換され、光起電流Ihは電
流−電圧変換回路34によつて回転検出信号Vh
に変換される。VgとVhは互いに逆相であるた
め、差動増幅回路35によつて高精度な回転検出
信号Voを得る事ができる。
7図に示したような平面光電変換素子29と比較
する。この平面光電変換素子29は、第14図に
示した本発明の実施領である平面光電変換素子8
における絶縁膜21及び金属電極9a,9bを設
けない構造で、ステンレス基板等で作られ、基板
を兼ねた電極26上にPIN接合を有するa−Si薄
膜27を形成し、このa−Si膜27上にIT2
8a,28bを分離して形成し、第1の光電変換
素子群29a及び第2の光電変換素子群29bを
実現している。この第1の光電変換素子群29a
及び第2の光電変換素子群29bの等価回路は第
18図に示したように共通電極を持つた2個の光
電変換素子群となる。また第1の光電変換素子群
29aにおける光起電流Ig及び第2の光電変換素
子群29bにおける光起電流Ihは互いに逆相の回
転検出信号であるので、本発明の実施例と同様に
差動構成をとることによつて高精度な回転検出信
号を得ようとすると第19図に示したような回路
が必要となる。第19図において33は演算増幅
器30及び抵抗R4からなる電流−電圧変換回路、
34は演算増幅器31及び抵抗R4′からなる電流
−電圧変換回路で、35は演算増幅器32及び抵
抗R5,R5′,R6,R6′からなる差動増幅回路であ
る。光起電流Igは電流−電圧変換回路33によつ
て回転検出信号Vgに変換され、光起電流Ihは電
流−電圧変換回路34によつて回転検出信号Vh
に変換される。VgとVhは互いに逆相であるた
め、差動増幅回路35によつて高精度な回転検出
信号Voを得る事ができる。
ここで本発明の一実施例における回転検出信号
発生回路は第7図に示すように演算増幅器及び抵
抗は1個ずつしか必要としないのに対し、第17
図に示した平面光電変換素子では第19図に示す
ように演算増幅器3個及び抵抗6個を必要とす
る。すなわち本発明の効果として、回転検出信号
発生回路の回路素子を大幅に減少できるという利
点がある。
発生回路は第7図に示すように演算増幅器及び抵
抗は1個ずつしか必要としないのに対し、第17
図に示した平面光電変換素子では第19図に示す
ように演算増幅器3個及び抵抗6個を必要とす
る。すなわち本発明の効果として、回転検出信号
発生回路の回路素子を大幅に減少できるという利
点がある。
第1図は従来の全周積分型磁気式周波数発電機
の一部切欠斜視図、第2図は本発明の第1の実施
例である光学式回転検出装置の概略構成を示す斜
視図、第3図はその一部拡斜視図、第4図は第2
図に示した平面光電変換素子の等価回路図、第5
図は同実施例における動作説明図、第6図は同実
施例の動作波形図、第7図は同要部の電気的結線
図、第8図は本発明の第2の実施例である光学式
回転検出装置の概略構成を示す斜視図、第9図は
同実施例のロータリーエンコーダの平面図、第1
0図は同実施例の平面光電変換素子の平面図、第
11図は同実施例の動作波形図、第12図は同要
部の電気的結線図、第13図は同動作波形図、第
14図は本発明の1実施例における平面光電変換
素子の構造を説明するための断面図、第15図a
は同要部の平面図、bは同断面図、第16図は本
発明の他の実施例における平面光電変換素子の斜
視図、第17図は本発明の前段階として考えられ
る回転検出装置に使用される平面光電変換素子の
断面図、第18図は同要部の等価回路図、第19
図は同回転検出装置の電気的結線図である。 1……固定子、2……回転子、3……磁石、4
……巻線、5,12……平面光源、6,14……
ロータリーエンコーダ、6a,14a,14b…
…スリツト、7,13……回転軸、8,15……
平面光電変換素子、9a,9b……電極、10
a,10b,15a,15b……光電変換素子
群、11,18,19,30,31,32……演
算増幅器、16a,16b,17a,17b……
ロータ位置検出用光電変換素子、20,26……
ステンレス基板、21……絶縁膜、22,27…
…a−Si膜、23a,23b,24a,24b,
28a,28b……IT、25a,25b……
電極、29a,29b……光電変換素子群、3
3,34……電流−電圧変換回路、35……差動
増幅回路。
の一部切欠斜視図、第2図は本発明の第1の実施
例である光学式回転検出装置の概略構成を示す斜
視図、第3図はその一部拡斜視図、第4図は第2
図に示した平面光電変換素子の等価回路図、第5
図は同実施例における動作説明図、第6図は同実
施例の動作波形図、第7図は同要部の電気的結線
図、第8図は本発明の第2の実施例である光学式
回転検出装置の概略構成を示す斜視図、第9図は
同実施例のロータリーエンコーダの平面図、第1
0図は同実施例の平面光電変換素子の平面図、第
11図は同実施例の動作波形図、第12図は同要
部の電気的結線図、第13図は同動作波形図、第
14図は本発明の1実施例における平面光電変換
素子の構造を説明するための断面図、第15図a
は同要部の平面図、bは同断面図、第16図は本
発明の他の実施例における平面光電変換素子の斜
視図、第17図は本発明の前段階として考えられ
る回転検出装置に使用される平面光電変換素子の
断面図、第18図は同要部の等価回路図、第19
図は同回転検出装置の電気的結線図である。 1……固定子、2……回転子、3……磁石、4
……巻線、5,12……平面光源、6,14……
ロータリーエンコーダ、6a,14a,14b…
…スリツト、7,13……回転軸、8,15……
平面光電変換素子、9a,9b……電極、10
a,10b,15a,15b……光電変換素子
群、11,18,19,30,31,32……演
算増幅器、16a,16b,17a,17b……
ロータ位置検出用光電変換素子、20,26……
ステンレス基板、21……絶縁膜、22,27…
…a−Si膜、23a,23b,24a,24b,
28a,28b……IT、25a,25b……
電極、29a,29b……光電変換素子群、3
3,34……電流−電圧変換回路、35……差動
増幅回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 n個(nは正の整数)のスリツトを環状に有
し、そのスリツトピツチがPoであるロータリー
エンコーダを回転軸に取り付け、そのロータリー
エンコーダの一方の面に対向して前記全スリツト
に光を照射するよう光源を配するとともに、前記
ロータリーエンコーダの他方の面に対向して平面
光電変換素子を配し、その平面光電変換素子は同
一基板上に、前記スリツトピツチPoのピツチで
略全周に渡つて形成された第1の光電変換素子小
片を電気的に結合して成り、 第1のアノード側電極及び第1のカソード側電
極を備えた第1の光電変換素子群と、前記第1の
光電変換素子小片と中心間のピツチがPo/2と
なるように分離され、前記スリツトピツチPoの
ピツチで略全周に渡つて形成された第2の光電変
換素子小片を電気的に結合して成り、 第2のアノード側電極及び第2のカソード側電
極を備えた第2の光電変換素子群を有し、前記第
1の光電変換素子群及び第2の光電変換素子群は
完全に独立した2つの光電変換素子として働ら
き、前記ロータリーエンコーダが回転することに
より前記光源から発せられた光が前記n個のスリ
ツトを通じて前記第1の光電変換素子群と第2の
光電変換素子群に照射され、前記第1の光電変換
素子群のアノード側電極と前記第2の光電変換素
子群のカソード側電極を平面光電変換素子上で接
続し、かつ前記第1の光電変換素子群のカソード
側電極と前記第2の光電変換素子群のアノード側
電極を同様に前記平面光電変換素子上で接続する
ことにより、前記第1の光電変換素子群の出力と
前記第2の光電変換素子群からの出力の差を回転
検出信号とすることを特徴とする光学式回転検出
装置。 2 光電変換素子としてPIN接合を形成するアモ
ルフアスシリコン光電変換素子を使用したことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光学式回
転検出装置。 3 光源として5700〓近傍の発光波長を有する光
源を使用したことを特徴とする特許請求の範囲第
2項記載の光学式回転検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20067782A JPS5990057A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 光学式回転検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20067782A JPS5990057A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 光学式回転検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5990057A JPS5990057A (ja) | 1984-05-24 |
JPH0371667B2 true JPH0371667B2 (ja) | 1991-11-14 |
Family
ID=16428403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20067782A Granted JPS5990057A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 光学式回転検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5990057A (ja) |
-
1982
- 1982-11-15 JP JP20067782A patent/JPS5990057A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5990057A (ja) | 1984-05-24 |
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