JPS6137862B2 - - Google Patents

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JPS6137862B2
JPS6137862B2 JP53084928A JP8492878A JPS6137862B2 JP S6137862 B2 JPS6137862 B2 JP S6137862B2 JP 53084928 A JP53084928 A JP 53084928A JP 8492878 A JP8492878 A JP 8492878A JP S6137862 B2 JPS6137862 B2 JP S6137862B2
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JP
Japan
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coil
rotor
motor device
coils
position detection
Prior art date
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Expired
Application number
JP53084928A
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English (en)
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JPS5513633A (en
Inventor
Masaru Oonishi
Akira Tsubochi
Yoshiaki Igarashi
Isao Yamaguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8492878A priority Critical patent/JPS5513633A/ja
Publication of JPS5513633A publication Critical patent/JPS5513633A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ローターとステーターを回転軸の長
さ方向に面対向させ、例えばホール素子にて永久
磁石から成るローターの磁束を検知し、ローター
の回転位置に応じて各相の駆動コイルに流す電流
に順次制御することにより、ローターを連続して
回転させるようにした無刷子型(無整流子型、電
子整流子型ともいう)のモーター装置に関するも
のである。
この種のモーター装置は従来より種々提案され
ており、一般的には第1図に代表されるような構
造となつている。即ち、ステーター1に回転自在
に支承された円環状の永久磁石より成るローター
2と、そのローター2と所定の空隙gを保つてス
テーター1に設けられた鉄板3とで磁気回路を構
成し、駆動コイル4を、その間に配置するという
ものである。
このような構造のモーターにおいては、磁気空
隙gは可能な限り小さく構成するのが望ましく、
それによつて、駆動コイル4に鎖交する磁束密度
が大となり、その結果、より大きなトルクが得ら
れる。即ち、トルク効率が良くなる。その為に、
駆動コイル4は厚みを薄くし、同一平面上に並べ
られている。
ここで、ローター2の磁極数を例えば8極とす
ると、駆動コイル4は第2図あるいは第4図に示
すように配列される。
しかしながら、第2図に示すようなコイル配列
では、ローターの磁極数よりコイルのトルク発生
部の数が少なく、従つてトルク効率は悪い。即
ち、この場合、トルク発生に寄与するのは、常に
回転軸を中心として点称対に向かい合つた2個の
コイルであり、また、1個のコイルについては第
3図に示すように、トルク発生部lを2本持つて
いるわけであるから、トルク発生部は4本である
といえる。従つて、ローターの磁極数は8極であ
るにもかかわらず、コイルのトルク発生部は4本
しかなく、トルク効率は悪いということになる。
第4図に示すようなコイル配列のものは、全て
のトルク発生部が同一平面に並ぶように、重複す
る部分(コイルエンド部)を第5図に示すように
曲げたものである。このような配列のコイルは、
トルク発生部が8本であり、ローターの磁極数と
同数であるので、トルク効率の点では良いといえ
る。しかし、コイルの数は全部で8個であり、部
品としてのコイル数は多くなるため、組立を煩雑
にしている。また、コイルの端子数は合計16本で
あり、組立に際しては端子の処理に手間を要す
る。つまり、第4図に示すようなコイル配列のも
のは、部品点数(コイル数)、工数の面から結局
はコスト高となつてしまう。
本発明は上述の問題を解決し、トルク効率が良
く、しかも、部品点数、工数の少ない安価なモー
ター装置を提供するもので、特に、ローターの磁
極数と同数のトルク発生部を有するようにジグザ
グ状に成形された第1、第2なるコイルを、互い
に所定のピツチだけずらせて配置し、それらのコ
イルの重複するコイルエンド部の少くとも一方に
段差を設けて、それらのコイルのトルク発生部が
同一平面に並ぶようにしたことを骨子とするもの
である。
以下、本発明を第6図乃至第8図に示す実施例
にもとづいて説明する。
ローター5は円環状(リング状)に成形された
永久磁石5aと、その永久磁石5aを下面に保持
する円板状鉄板5bを含めて成り、これは、シヤ
フト6を回転軸として、アルミニウムダイキヤス
ト製等のステーターフレーム7の軸受部7aに回
転自在に支承されている。上記永久磁石5aは駆
動用着磁部分Aと、周波数発電用着磁部分Bを有
しており、駆動用着磁部分Aは12極に着磁されて
いる。また、その外側に位置する周波数発電用着
磁部分Bは90極に着磁されている。さらに上記永
久磁石5aの内周縁部、すなわち後述するホール
素子8と対向する部分には段差部Cが形成されて
いる。9は前記永久磁石5aの下面と所定の空隙
を保つて対向するごとくステーターフレーム7に
固定された円環状の磁性体板(鉄板など)であ
り、これはローター5との間で所要の磁気回路を
形成すべく設けられたものである。10は前記ロ
ーター5と磁性体板9の間の空隙内に、永久磁石
5aと近接して対向するようにステーターフレー
ム7のフランジ部7bに固定された円板状のコイ
ル保持基板であり、これは非磁性で、非導電性の
材質、例えばフエノール樹脂等が用いられる。上
記コイル保持基板10の下面、即ち磁性体板9と
対向する側の面には、駆動コイルを構成するとこ
ろの第1コイル11および第2コイル12が適当
な手段、例えば接着剤による接着で固定されてい
る。なお、それらのコイルはステーターフレーム
7とコイル保持基板10によつて外部に対し密封
された状態となつている。
第7図はコイル保持基板10を省略した上記第
1コイル11および第2コイル12の形状例を示
す平面図である。第1コイル11および第2コイ
ル12は、共に同一厚みで、それぞれ永久磁石5
aの駆動用着磁部分Aの磁極数と同様、即ち12本
のトルク発生部lを有するように、ローター5の
回転軸心線を中心とする円上でジグザグ状に成形
されている。そして、第1コイル11および第2
コイル12は第7図に明示するように互いに所定
のピツチだけ、ずらされている。それらの各コイ
ルの各トルク発生部lは内側コイルエンド部eお
よび外側コイルエンド部dによつて順次連結され
た形状となつている。
さらに、前記第1コイル11は、その全域にわ
たつて平担であるが、第2コイル12は、内側コ
イルエンド部eおよび外側コイルエンド部dを、
コイル保持基板10と反対の方向、即ち下方に向
かつて少くともコイル厚みより大きい段差をもつ
て折曲されている。このことによつて、第1コイ
ル11および第2コイル12は、トルク発生部l
が互いに接触することなくコイル保持基板10の
下面に固定され、結果的に第1コイル11および
第2コイル12のトルク発生部lは同一平面上に
並ぶ。従つて、磁気空隙内におけるコイルの厚み
は、1個のコイル厚みに著しくなつており、従つ
て小さな磁気空隙が構成可能となつている。一
方、コイル保持基板10の上面、即ちローター5
と対向する側の面には、第8図に示すように、例
えばプリント配線技術等によつて周波数発電コイ
ル13およびホール素子用リード線群14および
駆動コイル用リード線群15が形成されている。
ローター5の回転位置を検出するための素子であ
るホール素子8の端子部は半田付によつてホール
素子用リード線群14に接続されている。ここで
周波数発電コイル13を第8図に示すごとく矩形
波状とし、これをローター5の周波数発電用着磁
部分Bと対向する位置に形成しておくことによ
り、その周波数発電コイル13から得られる信号
を利用して速度制御を行なわすことができる。通
常、このような構成の速度制御方式は周波数発電
方式といわれ、本実施例ではローター5が回転す
ることによつて周波数発電用着磁部分Bからの交
番磁界が周波数発電コイル13に鎖交し、ロータ
ー5の回転速度に応じた周波数(またはパルス
数)をもつ信号として発電されるようになつてい
る。ここで発電される信号のレベルは大きい方
が、より高精度の速度制御を行なわすことが可能
であり、その為にはローター5とコイル保持基板
10は可能な限り近接していることが望ましい。
本発明では、すでに述べたように、永久磁石5a
のホール素子8と対向する部分に段差部Cを設け
ている。このことによつて、ローター5はコイル
保持基板10に近接して回転することが可能とな
つている。なお、周波数発電コイル13は、永久
磁石5aの駆動用着磁部分Aの磁束によつて発電
されることでノイズ信号を発生しないように、駆
動用着磁部分Aと対向しない箇所に形成されてい
ることはいうまでもない。
前述した第1コイル11および第2コイル12
の端子(合計4本)は、それぞれコイル保持基板
10に設けられた4個の穴16を通つて上面に形
成された駆動コイル用リード線群15に半田付さ
れている。
以上の説明から明らかなように、本発明は次の
ような数々のすぐれた特長を有する。
第1に、駆動コイルとしてローターの磁極数と
同数のトルク発生部分を有するように、ジグザグ
状に成形した第1、第2なるコイルを互いに所定
のピツチだけずらして配置し、それらのコイルの
重複するコイルエンド部分に段差を設けて、それ
らのコイルトルク発生部分が同一平面的もしく
は、ほぼ同一平面に並ぶように構成しているの
で、トルク効率が良く、しかも部品としてのコイ
ル数が少く、また端子数も少ないので、組立や端
子処理等の工数が少なく、安価に製造できる。
第2に、前述したコイルを、ホール素子のごと
き位置検出素子および周波数発電コイルを有する
コイル保持基板に固着することにより、全ての配
線、端子処理を1枚の基板(コイル保持基板)上
で完了させることができ、部品点数、工数ともに
少く、かつ簡素な安価なモーターが得られる。
また、第3に、コイル保持基板をプリント基板
とすることにより、さらに配線、端子処理が容易
となる。
第4に、位置検出素子(ホール素子)と対向す
る永久磁石部分に段差を設けているので、周波数
発電用着磁部分を周波数発電コイルに近接させる
ことができ、これにより、大きい周波数発電電圧
が得られるので、精度の良い速度制御を行なわす
ことが可能となる。
第5に、駆動コイルがステーターフレームやコ
イル保持基板によつて外部に対し密封することに
より、外部からの異物混入等によるコイルの断
線、耐電圧不良等を生じるおそれがないため、安
全性、信頼性の高いモーター装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のモーター装置の要部断面図、第
2図は従来のコイル配列構成を示す要部平面図、
第3図は従来のコイル1個の平面図、第4図は従
来の他のコイル配列構成を示す要部平面図、第5
図は同コイルの断面図、第6図は本発明の一実施
例の要部断面図、第7図は同実施例におけるコイ
ル形状を示す平面図、第8図は同実施例における
コイル保持基板部の平面図である。 5……ローター、5a……永久磁石、7……ス
テーターフレーム、8……ホール素子、9……磁
性体板、10……コイル保持基板、11……第1
コイル、12……第2コイル、13……周波数発
電コイル、A……駆動用着磁部分、8……周波数
発電用着磁部分、C……段差部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 永久磁石を含めて成るローターとステーター
    を軸方向に所定の空隙を保つて対向させ、ステー
    ター側に前記ローターの回転位置を検出するため
    の位置検出素子と前記ローターの回転速度に応じ
    た周波数の信号を得る周波数発電コイルおよび駆
    動コイルを装備させて成り、かつ前記駆動コイル
    は、前記ローターの永久磁石の磁極数と同数のト
    ルク発生部を有するように、回転軸心をとりまく
    ようにジグザグ状に成形された第1コイルと、前
    記第1コイルと同様に回転軸心をとりまくように
    ジグザグ状に成形され、かつ前記第1コイルに対
    して所定のピツチだけずらされて配置された第2
    コイルを含めて成り、前記第1および第2コイル
    のトルク発生に関与しない外側および内側の重複
    するコイルエンド部分の少くとも一方に段差を設
    けて、前記第1および第2コイルのトルク発生部
    が同一平面的もしくは、ほぼ同一平面的に並ぶよ
    うに構成したことを特徴とするモーター装置。 2 特許請求の範囲第1項の記載において、第1
    および第2コイルは、一方の平面部に位置検出素
    子および周波数発電コイルを有するコイル保持基
    板の他方の平面部に装備されていることを特徴と
    するモーター装置。 3 特許請求の範囲第2項の記載において、コイ
    ル保持基板をプリント基板とし、そのプリント基
    板のローターと対向する側の面に位置検出素子お
    よび周波数発電コイルを設け、反対側の面に第1
    および第2コイルを固着したことを特徴とするモ
    ーター装置。 4 特許請求の範囲第1項の記載において、位置
    検出素子としてホール素子を使用し、かつロータ
    ーの前記ホール素子と対向する部分に段差を設け
    たことを特徴とするモーター装置。 5 特許請求の範囲第2項の記載において、第1
    および第2コイルをコイル保持基板とステーター
    フレームによつて密封するように構成したことを
    特徴とするモーター装置。
JP8492878A 1978-07-11 1978-07-11 Electric motor Granted JPS5513633A (en)

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