JPH0112544Y2 - - Google Patents

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JPH0112544Y2
JPH0112544Y2 JP18512782U JP18512782U JPH0112544Y2 JP H0112544 Y2 JPH0112544 Y2 JP H0112544Y2 JP 18512782 U JP18512782 U JP 18512782U JP 18512782 U JP18512782 U JP 18512782U JP H0112544 Y2 JPH0112544 Y2 JP H0112544Y2
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detection
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detection line
armature coil
circuit board
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JP18512782U
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JPS5990284U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は周波数発電用の検出線部を電機子コイ
ルを囲むよう設けた周波数発電機内蔵形モータに
関する。
〔考案の技術的背景〕
例えば周波数発電機を内蔵したアキシヤルギヤ
ツプ形のブラシレスモータでは、ステータ側に設
けたプリント基板にロータに対向する複数個の電
機子コイルを配設すると共に、ロータに設けた周
波数発電用の永久磁石の回転軌跡に対応して周波
数発電用の検出線部を前記電機子コイルを囲むよ
うにしてプリント配線手段により略環状に形成す
るようにしている。ところが、各電機子コイルを
プリント基板の外側縁部に形成した端子に接続す
るための引出線部はプリント配線手段により検出
線部の内側から外側に向けて形成する必要がある
ため、検出線部は実際には略全周にわたる環状で
はなく、開口部を有する円弧状に形成し前記引出
線部を円弧の開口部を通して導出するようにして
いた。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、上記構成では、検出線部を略全
周にわたる環状に形成することができないため、
起電力が未だ不充分で回転数の検出精度が悪いと
いう問題があつた。また、基板を両面プリント基
板により構成し、検出線部を略全周にわたる環状
に形成すると共に、この検出線部と電機子コイル
の引出線部とを互いに逆の面に形成することも考
えられるが、これでは両面プリント基板を要して
コストの高騰化を招くという問題がある。また、
両面プリント基板を使用するとしても、検出線部
の両端から導出された2本の出力線部がプリント
基板の片側で並んだ状態になるため、界磁磁束の
影響によるノイズを受けて回転数の検出精度を十
分に向上させることができないという欠点があ
る。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、コストの上昇を招くことなく
検出線部を略全周にわたる環状に構成でき、しか
も界磁磁束の影響によるノイズを受けることを防
止でき、もつて回転数の検出精度を向上させ得る
周波数発電機内蔵形モータを提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案は、周波数発電用の検出線部及び電機子
コイルの引出線部の互いに重なり合う部分のうち
いずれか一方を基部表面に形成し、他方を一方に
対し絶縁層を介して形成する構成とすることによ
り、検出線部を引出線部と基部の同一面上に且つ
略全周にわたる環状に形成できるようにすると共
に、検出線部の両端の出力線部を前記絶縁層を介
して互いに重ね合わせたところに特徴を有する。
〔考案の実施例〕
以下本考案を周波数発電機内蔵形のアキシヤル
ギヤツプ形ブラシレスモータに適用した一実施例
につき図面を参照して説明する。
まず第1図において、1は軸受筒、2はこの軸
受筒1に嵌着した略円板状のステータヨーク、3
は基部に相当するプリント基板であり、このプリ
ント基板3の反ステータヨーク2側の面には複数
個の電機子コイル4を周方向に沿つて間欠的に配
置している(第2図参照)。斯様に構成したステ
ータ5に対し、6はロータで、これは薄形円筒容
器状を成すロータヨーク7に界磁磁石8を固着
し、ロータヨーク7の略中央に嵌着した回転軸9
をステータ5の軸受筒1に回転自在に支持させて
成り、その界磁磁石8を前記電機子コイル4に空
隙を介して対応させている。10は周波数発電用
の磁束発生部たる環状の永久磁石で、これは周方
向に交互に異極となるよう多極着磁されており、
プリント基板3に対し空隙を介してロータヨーク
7の外周側に嵌着されている。次に第2図乃至第
5図において、11はプリント基板3の周縁の一
部に延設した略矩形の端子形成板部で、これの端
縁部には多数の端子12が列設されている。13
はプリント基板3表面にプリント配線手段により
形成した波形の第1の検出線部で、これは永久磁
石10の回転軌跡に対応する環状領域のうち端子
形成板部11に対向する弧状領域A以外の部分に
形成され、全体として電機子コイル4群を囲む環
状に近い円弧状を成しており、両端部にプリント
配線手段により形成したランド13a,13bを
有している。14は同じくプリント配線手段によ
り形成した第1のキヤンセルループであり、これ
は第1の検出線部13の内側に沿つて前記弧状領
域Aを余して円弧状に形成され、一端部は弧状領
域Aを横切る出力線部14aを介して端子12に
接続され、他端部にはランド14bが形成されて
いる。15はプリント配線手段により形成した多
数の引出線部で、これは電機子コイル4及びこの
電機子コイル4内に配設したホール素子16を端
子形成板部11に形成した端子12に接続するた
めのもので、前記弧状領域Aを横切るようにして
形成されている(第3図参照)。16及び17は
弧状領域Aに形成した第2の検出線部及びこれに
直列の第2のキヤンセルループであり、これらは
引出線部15上に絶縁層(図示せず)を介して導
電性ペーストの印刷により形成され、第2の検出
線部16の一端は前記第1の検出線部13のラン
ド13b上に重ねられ、他端側は第2のキヤンセ
ルループ17を介して第1のキヤンセルループ1
4のランド14bに重ねられ、もつて第1及び第
2の検出線部13及び16並びに第2及び第1の
キヤンセルループ17及び14を順に介する導電
路を形成している。18は第1の検出線部13の
出力線部であり、これも絶縁層を介して前記出力
線部14aに重ねるようにして導電性ペーストの
印刷により形成され、これにより第1の検出線部
13を端子12に接続している。而して、これら
第2の検出線部16、第2のキヤンセルループ1
7及び出力線部18は次のように形成したもので
ある。即ち、プリント基板3に第1の検出線部1
3、第1のキヤンセルループ14及び引出線部1
5をプリント配線手段により形成し(第3図参
照)、次いでこのプリント基板3にランド13a,
13b,14b及び端子12を残して略全周に絶
縁層を印刷する(第4図参照)。然る後、この絶
縁層上に導性性ペーストを第5図に示すように印
刷して第2の検出線部16、第2のキヤンセルル
ープ17及び出力線部18を形成するものであ
る。
上記構成によれば、ロータ6の永久磁石10の
回転軌跡に対応した環状領域の略全周にわたつて
第1及び第2の検出線部13及び16を形成する
ことができ、ロータ6の回転に伴い発生する起電
力は各検出線部13及び16分が相和して大きく
なる。これにより、速度検出信号のS/N比が改
善されて速度検出精度が向上する。しかも、この
ように構成しても、プリント基板3としては片面
プリント基板を用いることができて材料コストが
安く、また両面プリント基板を用いる場合のよう
にステータヨーク2との絶縁を配慮する必要もな
い。また、前述のように第1及び第2の検出線部
13及び16が双方により略全周にわたる環状を
成しているから、ロータ6の回転軸9に傾きがあ
つたり偏心したりしていても、出力信号の振幅変
動及び時間軸のずれが少なくなり、検出精度向上
を図り得るものである。因みに、第6図は検出線
部の周回角度と出力信号の振幅変動率(%)及び
時間軸のずれ(μs)との関係を示すもので、検出
線部を略全周にわたるよう(約360゜)形成する場
合にはいずれも小さくなることが理解される。更
に、本実施例では、出力線部14a,18を絶縁
層を介して互いに重ね合わせるようにしているか
らこの出力線部14a,18にロータ6の界磁磁
石8からの磁束が鎖交することにより生ずる起電
力は、各出力線部14a,18において位相が
180゜相違するようになつて互いに打消し合い、従
つて第1及び第2の検出線部13及び16に発生
される出力信号に界磁磁石8からの磁束による影
響が及ぶことを防止することができる。
尚、本実施例では引出線部15をプリント基板
3にプリント配線手段により形成し、第2の検出
線部16等を導電性ペーストにより形成したが、
これらは上述とは逆に形成してもよい。また、プ
リント基板3はフレキシブルプリント基板であつ
てもよいことは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案は以上述べたように、周波数発電用の検
出線部及び電機子コイルの引出線部の互いに重な
り合う部分のうちいずれか一方を基部表面に形成
し、他方を一方に対し絶縁層を介して形成する構
成としたから、検出線部を略全周にわたる環状に
形成できて回転数の検出信号のS/N比を改善し
得、また検出線部の両端から導出された出力線部
をも絶縁層を介して互いに重ね合せたから、界磁
磁束の影響を打消してノイズを受けることを防止
でき、もつて検出精度を向上させることができ、
しかもコストの上昇を極力抑え得るという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体
の断面図、第2図はプリント基板の背面図、第3
図乃至第5図は夫々異なる製造工程を示すプリン
ト基板の部分背面図、第6図は検出線部の周回角
度と出力信号の振幅変動率及び時間軸のずれとの
関係を示す特性図である。 図中、3はプリント基板(基部)、4は電機子
コイル、5はステータ、6はロータ、10は永久
磁石(磁束発生部)、12は端子、13及び16
は第1及び第2の検出線部、14a及び18は出
力線部、15は引出線部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロータに対向する電機子コイルを備えた基部
    と、この基部に前記ロータに設けた周波数発電用
    の磁束発生部の回転軌跡に対応する部位に前記電
    機子コイルを囲むよう略環状に形成され前記ロー
    タの回転数に応じた周波数の起電力を発生する検
    出線部と、前記基部に設けられ前記電機子コイル
    を前記検出線部の外側に位置して設けた端子に接
    続する引出線部とを備え、前記検出線部及び前記
    引出線部の互いに重なり合う部分のうちいずれか
    一方を前記基部表面に形成し、他方を一方に対し
    絶縁層を介して形成すると共に、前記検出線部の
    両端から導出された出力線部を前記基部上におい
    て絶縁層を介して互いに重ね合わせたことを特徴
    とする周波数発電機内蔵形モータ。
JP18512782U 1982-12-06 1982-12-06 周波数発電機内蔵形モ−タ Granted JPS5990284U (ja)

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JP18512782U JPS5990284U (ja) 1982-12-06 1982-12-06 周波数発電機内蔵形モ−タ

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JP18512782U JPS5990284U (ja) 1982-12-06 1982-12-06 周波数発電機内蔵形モ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS5990284U JPS5990284U (ja) 1984-06-19
JPH0112544Y2 true JPH0112544Y2 (ja) 1989-04-12

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JP18512782U Granted JPS5990284U (ja) 1982-12-06 1982-12-06 周波数発電機内蔵形モ−タ

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