JP2002119022A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JP2002119022A
JP2002119022A JP2000308780A JP2000308780A JP2002119022A JP 2002119022 A JP2002119022 A JP 2002119022A JP 2000308780 A JP2000308780 A JP 2000308780A JP 2000308780 A JP2000308780 A JP 2000308780A JP 2002119022 A JP2002119022 A JP 2002119022A
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Japan
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printed circuit
coil
drive
circuit board
brushless motor
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JP2000308780A
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English (en)
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Shinji Fukushima
慎治 福島
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動コイル、速度制御信号を発生するための
波状線および位相制御信号を発生するコイルをプリント
基板上に銅パターンで形成し、そのプリント基板を積層
してステータとするブラシレスモータに関するもので、
2枚のプリント基板で前記ステータを構成する具体的手
段を提供する。 【解決手段】 第一のプリント基板4上に駆動コイル1
4と速度制御信号を発生する為の波巻線16,17,1
8と位相制御信号を発生する為の渦巻状の巻線コイル1
5をそれぞれ銅パターンにより形成し、第二のプリント
基板5上に駆動コイル20と位相制御信号を発生する為
の渦巻き状の巻線コイル29を銅パターンにより形成
し、その両プリント基板4,5を前記駆動コイル同士お
よび巻線コイル同士が重なるように接合し、その重なり
合った駆動コイル同士および巻線コイル同士をそれぞれ
電気的に直列接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多数の磁極対を有す
る永久磁石を備えた円盤状ロータに対向して、銅パター
ンを渦巻状に形成した駆動コイルを複数個環状に配置し
たプリント基板を2枚積層したものを具備するステータ
を有するブラシレスモータに関するもので、特に、前記
プリント基板の積層枚数を低減せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】多数の磁極対を有する永久磁石を備えた
円盤状ロータに対向し、銅パターンを渦巻状に形成した
駆動コイルを複数個環状に配置したプリント基板を複数
枚積層したものを具備するステータを有するブラシレス
モータにおいては、ブラシレスモータを駆動する為の前
記駆動コイルを配置したプリント基板は、その製法上の
問題から2枚以上の偶数枚で構成される。
【0003】しかし、ブラシレスモータのコストが高く
なることから、通常2枚で構成される場合が多い。この
ようなブラシレスモータにおいて、前記ロータの回転速
度に応じた周波数の速度制御信号を発生する為の波巻線
とロータの回転位相を示す位相制御信号を発生する為の
巻線コイルが必要となる場合、前記駆動コイルが配置さ
れた駆動用のプリント基板2枚とは別に前記波巻と巻線
コイル専用のプリント基板を追加し3枚とするのが一般
的である。
【0004】以下に、従来の技術による銅パターンを形
成したプリント基板を3枚積層したものを具備するブラ
シレスモータについて、図3および図4を用いて説明す
る。図3(a)は、VTRのへッドシリンダに組み込ま
れた前記ブラシレスモータの断面図であり、図3(b)
は、3枚のプリント基板を積層したステータを拡大した
断面図を示す。図4は、前記ステータにおける各プリン
ト基板上に配置した銅パターンを示す平面図である。
【0005】図3において、40は基板(図示せず)に
固定された円筒状の下シリンダであり、41はその下シ
リンダ40の中心に植設されたシャフトである。42は
前記シャフト41に軸受43により回転可能に取り付け
られた円筒状の上シリンダ、1はブラシレスモータを駆
動する為の環状の永久磁石2を具備する円盤状のロータ
であり、前記上シリンダ42に固定されている。
【0006】3はブラシレスモータを駆動する為のコイ
ルを銅パターンで形成したプリント基板を3枚積層する
ことによって構成されたステータであり、前記環状の永
久磁石2に所定の間隙を介して対向するように下シリン
ダ40に固定されている。図3(b)に前記ステータ3
を拡大した断面図を示す。1枚目のプリント基板4と2
枚目のプリント基板5を接着剤層6にて積層し、さらに
3枚目のプリント基板32を接着剤層6にて積層するこ
とで、ブラシレスモータを駆動する為の駆動コイル、速
度制御信号を発生する為の波巻線および位相制御信号を
発生する為の巻線コイルを有するステータを構成してい
る。なお、12,13は両表面に設けられた絶縁層であ
る。
【0007】プリント基板4と5はそれぞれ銅パターン
7と絶縁層8で構成され、前記各プリント基板のそれぞ
れ同じ位置に設けられた端子9と10を貫通する孔11
に半田ペーストなどを埋め込むことによって、各プリン
ト基板間の銅パターン同士をスルーホールによって導通
させることにより駆動コイルを形成している。
【0008】ここで、前記ブラシレスモータを駆動する
ための永久磁石2と別に、位相制御信号を発生させるた
めの永久磁石が必要となるが、今回は前記永久磁石2の
着磁のなかに、別の着磁パターンによって位相制御信号
を発生する為の磁極を設けた形のもので説明する。
【0009】図4において、1枚目のプリント基板4上
にブラシレスモータを駆動する為の渦巻状の駆動コイル
14が3相の各3個で合計9個が360/9=40度毎
に等間隔に環状に配置されている。前記駆動コイル14
はそれぞれの巻線の内周側端子19から外周側へ巻かれ
ている。そして、前記駆動コイル14の外周側は、ブラ
シレスモータの駆動回路に接続する為の端子22に接続
されるか、もしくは同相の駆動コイル14の外周側に接
続されている。ここで、1個の駆動コイル14が内周側
端子から外周側へ時計方向に巻かれた場合、その駆動コ
イルと接続される他方の駆動コイルは、内周側から反時
計方向に巻かれることによって、同相の駆動コイルが同
一結線上で同じ巻方向となる様に配慮されている。ま
た、各相の駆動コイルを接続するための銅パターンによ
って、同一相の駆動コイルをすべて結線することが2次
元的に不可能な場合が発生する。この場合、接続不可能
な駆動コイルの外周側に端子23を設けておく。
【0010】2枚目のプリント基板5においては、前記
プリント基板4上のブラシレスモータを駆動するための
駆動コイル14の内周側端子19と同じ位置に内周側端
子21を配置し、そこから外周側に駆動コイル20を9
個銅パターンによって形成している。前記駆動コイル2
0は、プリント基板4とプリント基板5とを所定の位置
関係で重ね合わせた場合、駆動コイル14と20は重な
り合い、かつ、その重なり合った駆動コイル14と20
とは同じ巻方向となるように配慮されている。
【0011】また、駆動コイル20は、プリント基板4
と同様に同相の駆動コイルの外周側同士を接続するか、
あるいは同相の駆動コイルを接続不可能な場合は、接続
不可能な駆動コイルの外周側に端子24を設けておく。
【0012】上記の配慮によって銅パターンが形成され
たプリント基板4とプリント基板5を接着剤層で貼り合
せた後、各プリント基板の同じ場所にある前記駆動コイ
ルの内周側端子19と21をスルーホールにて導通さ
せ、対向する駆動コイル14と20を電気的に直列接続
する。同様に、互いのプリント基板の同相の駆動コイル
の接続できていない外周側端子23および24に対し、
互いに違うプリント基板上で前記端子と同じ位置に端子
31を配置し、前記と同様にスルーホールにて導通させ
る。こうすることで、元のプリント基板内で接続不可能
であった駆動コイルの外周同士の接続を、別のプリント
基板を介して接続可能としている。
【0013】以上の銅パターンの配置によって、2枚の
プリント基板に配置されたブラシレスモータを駆動する
ための駆動コイル14および20の合計18個が、駆動
回路に接続する為の端子22からそれぞれ直列に、かつ
同方向に巻線された3群の巻線コイルが構成され、その
3群それぞれの端末を電気的に接続することで、ブラシ
レスモータのステータを構成することとなる。
【0014】次に3枚目のプリント基板32において、
速度制御信号を発生する為の波巻線を以下の形状でプリ
ント基板の外周側に配置する。まず、前記永久磁石2の
磁束と鎖交することによって発電する為の、前記円盤状
ロータ1の軸中心を通る直線上に銅パターン16を、前
記永久磁石2の着磁分割数と同じ本数を配置する。図4
においては、駆動用コイルの数が9個であることから、
着磁分割数は12となり、前記銅パターン16も12本
配置している。この12本の前記銅パターン16がそれ
ぞれで発電する信号を積分する為、前記銅パターンを外
周側の銅パターン17と内周側の銅パターン18にて図
に示す様に波状に接続する。前記銅パターン17および
18は、前記軸中心から同じ半径で一定とすることで、
ノイズの小さい高精度の速度制御信号を得ることができ
る。
【0015】次に、位相制御信号を発生する為の巻線コ
イル15を、前記環状の波巻線16、17、18の内側
に配置する。ここで前記巻線コイル15は、巻線コイル
の外周に引き出し線を出す為、巻数を1しか取ることが
できない。この為、前記巻線コイル15で位相制御信号
の信号出力レベルを得る為には、前記永久磁石2に別途
着磁する位相制御信号を発生する為の磁極を強力に着磁
する必要が生じる。前記磁極による磁束の影響を避ける
為、前記波巻線の内径側の銅パターン18は、前記磁極
に対し充分径方向の距離を取ることが必要となる。
【0016】前記の配置に銅パターンを形成し、速度制
御信号を発生する為の波巻線および位相制御信号を発生
する為の巻線コイルの両端を端子25に接続する。プリ
ント基板4上の、前記端子25と同じ位置に端子26を
設け、そこからブラシレスモータの駆動回路に接続する
為の端子22に接続する。この状態で、前記プリント基
板4とプリント基板5とを接着したものに、前記プリン
ト基板32を接着剤にて貼り合せ、前記端子25と26
をスルーホールで導通させることで、プリント基板4に
設けられたブラシレスモータの駆動回路と接続する為の
端子22に、速度制御信号および位相制御信号を接続し
ている。ここで、間に挟まれるプリント基板5におい
て、スルーホールの貫通孔に近接した部位33に銅パタ
ーンを配置しない様に配慮しないと、パターンショート
が発生することとなる。
【0017】以上の構成によって、ブラシレスモータの
駆動・速度制御および位相制御の機能を具備する、ブラ
シレスモータのステータが3枚のプリント基板を積層す
ることによって形成される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】このように、速度制御
用の波状の波巻線および位相制御用の巻線コイルを両方
具備し、かつプリント基板の銅パターンによってブラシ
レスモータを駆動する為の駆動コイルを構成するブラシ
レスモータにおいては、駆動コイルを形成する2枚のプ
リント基板と別に、速度制御用と位相制御用のプリント
基板を別途形成し、前記駆動用プリント基板に接着剤な
どで貼り合せることで前記ブラシレスモータのステータ
を形成することとなる。このことにより、プリント基板
の枚数が増えること、さらには貼り合せによる加工費が
増えること、工数増による不良率の増などにより、ブラ
シレスモータのコストが高くなるといった課題があっ
た。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のブラシレスモータは、、第一のプリント基
板上に前記駆動コイルと前記ロータの回転速度に応じた
周波数の速度制御信号を発生する為の波巻線と前記ロー
タの回転位相を示す位相制御信号を発生する為の渦巻状
の巻線コイルをそれぞれ銅パターンにより形成し、第二
のプリント基板上に前記駆動コイルと前記位相制御信号
を発生する為の渦巻き状の巻線コイルを銅パターンによ
り形成し、その両プリント基板を前記駆動コイル同士お
よび巻線コイル同士が重なるように接合し、その重なり
合った駆動コイル同士および巻線コイル同士をそれぞれ
電気的に直列接続したことを特徴とするブラシレスモー
タであり、従来3枚のプリント基板により形成されてい
たステータを2枚のプリント基板により構成でき、安価
で信頼性の高いブラシレスモータを提供できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、銅パターンを渦巻状に形成した駆動コイルが複数個
環状に配置された2枚のプリント基板を、前記駆動コイ
ル同士が重なるように接合し、その重なり合った駆動コ
イル同士を電気的に直列接続したステータに対向して、
多数の磁極対を有する環状の永久磁石を備えた円盤状ロ
ータを回転可能に設けたブラシレスモータにおいて、第
一のプリント基板上に前記駆動コイルと前記ロータの回
転速度に応じた周波数の速度制御信号を発生する為の波
巻線と前記ロータの回転位相を示す位相制御信号を発生
する為の渦巻状の巻線コイルをそれぞれ銅パターンによ
り形成し、第二のプリント基板上に前記駆動コイルと前
記位相制御信号を発生する為の渦巻き状の巻線コイルを
銅パターンにより形成し、その両プリント基板を前記駆
動コイル同士および巻線コイル同士が重なるように接合
し、その重なり合った駆動コイル同士および巻線コイル
同士をそれぞれ電気的に直列接続したことを特徴とする
ブラシレスモータであり、従来3枚のプリント基板によ
り形成されていたステータを2枚のプリント基板により
構成でき、安価で信頼性の高いブラシレスモータを提供
できる。
【0021】本発明の請求項2に記載の発明は、前記波
巻線は、前記環状に配置された複数の駆動コイルの間を
縫うように環状に形成されていることを特徴とする請求
項1に記載のブラシレスモータであり、波巻線環状に配
置された複数の駆動コイルの間を縫うように形成するこ
とにより、高精度の速度制御信号を得ることが出来る。
【0022】本発明の請求項3に記載の発明は、前記駆
動コイルは3相の駆動用の駆動コイルであり、その連続
する3相の駆動コイルをa,b,cとするとき、前記波
巻線は、aとbおよびcとaの駆動コイルの間を通過す
るように形成されていることを特徴とする請求項2記載
のブラシレスモータであり、環状に配置された駆動コイ
ルの間を縫うように形成することにより、高精度の速度
制御信号を得ることが出来る。
【0023】本発明の請求項4に記載の発明は、前記位
相制御信号を発生する為の巻線コイルは、環状に配置さ
れた前記駆動コイルの内側に配置されており、前記環状
の永久磁石の内径を、速度制御用波巻線の内径側パター
ンの直径に対し、前記永久磁石と前記パターンとの距離
と同等かそれ以上に小さくしたことを特徴とする請求項
2記載のブラシレスモータであり、速度制御信号の精度
向上を可能にするものである。
【0024】本発明の請求項5に記載の発明は、前記第
一のプリント基板に形成された駆動コイル間の誘起電圧
のアンバランスを前記第二のプリント基板に形成される
駆動コイルにより補正したことを特徴とする請求項2記
載のブラシレスモータであり、速度制御信号用の波巻線
あるいは位相制御信号用の巻線コイルを配置することに
より制限されるスペースを有効に使用できるものであ
る。
【0025】本発明の請求項6に記載の発明は、駆動コ
イルの配置位置を環状の永久磁石の径方向にアンバラン
スとし駆動用の巻線コイルの巻数を多く取るとこを可能
としたことを特徴とする請求項2記載のブラシレスモー
タであり、限りあるスペースのプリント基板上におい
て、駆動コイルの巻数をより多くすることができ、モー
タ特性の向上を可能とするものである。
【0026】本発明の請求項7に記載の発明は、前記第
一のプリント基板に形成された駆動コイルの巻数のアン
バランスによって生じる、各相間の誘起電圧および巻線
の抵抗のアンバランスを、前記第二のプリント基板上に
形成された駆動コイルの巻数を調節することで補正した
ことを特徴とする請求項2記載のブラシレスモータであ
り、限りあるスペースのプリント基板上において、駆動
コイルの巻数をより多くすることができ、特に、回転精
度の向上を可能とするものである。
【0027】(実施の形態)以下に、本発明の請求項1
から7に記載された発明の実施の形態について、図1お
よび図2を用いて説明する。図1(a)は、VTRのヘ
ッドシリンダに組み込まれた本発明によるブラシレスモ
ータの断面図、図1(b)は、同ブラシレスモータを駆
動する為の駆動コイルを2枚のプリント基板上に銅パタ
ーンにて形成されたステータを拡大した断面図であり、
図2は、前記ステータを構成する2枚のプリント基板の
平面図である。
【0028】図1において、40は基板(図示せず)に
固定された円筒状の下シリンダであり、41はその下シ
リンダ40の中心に植設されたシャフトである。42は
前記シャフト41に軸受43により回転可能に取り付け
られた円筒状の上シリンダであり、1はブラシレスモー
タを駆動する為の円環状の永久磁石2を具備するロータ
1であり、前記上シリンダ42に固定されている。
【0029】3はブラシレスモータを駆動する為の駆動
コイルを銅パターンで形成したプリント基板を2枚積層
することによって構成されたステータであり、前記円環
状の永久磁石2に所定の間隙を介して対向するように下
シリンダ40に固定されている。
【0030】1枚目のプリント基板4と2枚目のプリン
ト基板5を接着剤層6にて積層することによって、ブラ
シレスモータを駆動する為の駆動コイルを有するステー
タを構成している。各プリント基板4、5はそれぞれ銅
パターン7と絶縁層8で構成され、前記各プリント基板
のそれぞれ同じ位置に設けられた端子9と10を貫通す
る孔11に半田ペーストなどを埋め込むことによって、
プリント基板4の銅パターンとプリント基板5の銅パタ
ーンとを電気的に接続している。また、図1(a)のブ
ラシレスモータの断面図に示す様に、前記ブラシレスモ
ータを駆動するための円環状の永久磁石2と別に、位相
制御信号を発生する為の永久磁石27が前記永久磁石2
の内周側の所定の位置に取り付けられており、かつ、永
久磁石2の1個の磁極を構成する開角の範囲内に配置さ
れている。
【0031】図2において、1枚目のプリント基板4上
にブラシレスモータを駆動する為の駆動コイル14が3
相の各3個合計9個が360/9=40度毎に等間隔で
環状に配置されている。前記駆動コイル14はそれぞれ
の内周側端子19から外周側へ巻かれている。この駆動
コイルの外周側は、ブラシレスモータの駆動回路に接続
する為の端子25に接続されるか、もしくは同相の巻線
コイルの外周側に接続される。ここで、1個の駆動コイ
ルが内周側端子から時計方向に巻かれた場合、その駆動
コイルと接続される駆動コイルは、外周側から時計方向
に巻くことによって、全ての駆動コイルが同一結線上同
じ巻方向となる様に配慮されている。また、各相の駆動
コイルを接続のための銅パターンによって、同一相の駆
動コイルをすべて結線することが2次元的に不可能な場
合が発生する。この場合、接続されていない駆動コイル
の外周側に端子23を設けておく。
【0032】次に、速度制御信号を発生する為の波巻線
のうち、信号を発電するため径方向の銅パターン16
を、前記駆動コイル3相のうちの1相の巻線コイル14
aの両側に、円盤状ロータ1の軸中心を通る直線上に配
置している。つまり、連続する3相のコイル14a、1
4bおよび14cに対し、前記波巻線の径方向の銅パタ
ーン16は、コイル14aと14bとの間およびコイル
14cと14aとの間に配置され、14bと14cとの
間には配置されない。このことによって、全周で6個の
径方向の銅パターン16を有する形になる。
【0033】この6本の前記銅パターン16でそれぞれ
発電する信号を積分する為、前記銅パターンを外周側の
銅パターン17と内周側の銅パターン18にて図に示す
様に波状に接続する。前記銅パターン17および18
は、前記軸中心を中心とする円弧にすることによりノイ
ズの小さい高精度の速度制御信号を得ることができる。
また、外周側の銅パターン17の円弧の半径は、前記環
状の永久磁石2の外径の半径より大きく取っている。前
記プリント基板の制約によるが、永久磁石2の半径と永
久磁石2の厚さを合わせたより大きい半径を取ることが
可能であれば、図2に示すパターン形状の様に前記銅パ
ターン17の半径が変化しても速度制御信号の精度に影
響が無くなる。また、永久磁石2の外径より内側に配置
しても良いが、駆動コイル14を配置可能な面積が小さ
くなることから、モータ特性を満足出来なくなる場合が
ある。
【0034】次に、渦巻状の位相制御用巻線コイル15
は駆動コイル14および制御信号用波巻線16、17、
18に対し内径側に配置されている。前記巻線コイル1
5と位相制御用の永久磁石27は、円盤状ロータの軸中
心からの距離が同じとなる様配置されている。前記巻線
コイル15は、駆動用巻線コイル14と同様に、巻線の
内周側端子28から外周側へ巻かれ、外周側は速度制御
信号との共通線として、ブラシレスモータの駆動回路に
接続する為の端子22に接続する為、端子25に接続さ
れる。
【0035】2枚目のプリント基板5においては、前記
プリント基板4上の駆動コイル14の内周側端子19と
同じ位置に内周側端子21を配置し、そこから外周側に
渦巻状の駆動コイル20が40度毎の等間隔で9個銅パ
ターンによって形成されている。このコイル20は、プ
リント基板4の駆動コイル14と同じ位置であり、か
つ、同じ巻方向となる様配置されている。また、プリン
ト基板4と同様に同相の巻線コイルの外周側同士を接続
するか、あるいは同相の巻線コイルを接続不可能な場合
は、接続されてない駆動コイルの外周側に端子24を設
けておく。また、位相制御用巻線コイル29も同様に、
プリント基板4における内周側端子28と同じ位置に配
置された端子30から外周側へと巻かれ、外周側はブラ
シレスモータの駆動回路に接続する為の端子22に接続
されている。
【0036】上記の配慮によって銅パターンが形成され
たプリント基板4とプリント基板5を接着剤層で貼り合
せた後、各プリント基板の同じ場所に配置された巻線コ
イルの内周側端子19と21および28と30をスルー
ホールにて導通させる。同様に、互いのプリント基板の
同相の巻線コイルの接続できていない外周側端子23お
よび24に対し、互いに違うプリント基板上で前記端子
と同じ位置に端子31を配置し、前記と同様にスルーホ
ールにて導通させる。さらに、速度制御信号用波巻線の
両端にある端子25に対し、プリント基板5上で前記端
子と同じ位置に配置された端子26とスルーホールにて
導通させる。以上の銅パターンの配置と工程によって、
2枚のプリント基板に配置されたブラシレスモータを駆
動するためのコイル14および20の合計18個が、駆
動回路に接続する為の端子22からそれぞれ直列に、か
つ同方向に巻線された3群の巻線コイルとして構成され
る。同様に、速度制御用波巻線および位相制御用巻線コ
イルも前記端子22に接続され、さらに前記3群それぞ
れの端末を電気的に接続することで、ブラシレスモータ
の駆動・速度制御および位相制御の機能を具備するステ
ータが構成されることとなる。
【0037】こうした構成において、プリント基板4に
おいて、速度制御信号を発生する為の波巻線16、1
7、18による制約によって、駆動コイル14の巻数を
より多くとると、駆動コイル14のサイズおよび円盤状
ロータの軸中心に対する距離が各相でアンバランスとな
ることが生じる。すなわち、駆動コイルのうちの1相で
ある14aの内径側に前記波巻線の内周を形成する銅パ
ターン18があることから、前記駆動コイル14aは他
の相の巻線コイル14bゃ14cと比べて外周側に配置
されることとなる。また、プリント基板の外径寸法の制
約によっては、巻線コイル14aの径方向の幅が小さく
なることで巻数が小さくなること、対向して配置される
永久磁石2による磁束の領域から外れることによって、
他の巻線コイルより逆起電圧が小さくなるといった課題
が生じることがある。
【0038】同様に、位相制御用巻線コイル15、29
によっても、各相の駆動コイルの逆起電力がアンバラン
スとなることがある。これに対応し、波巻線を形成した
プリント基板4に対し制約の無いプリント基板5におい
て、駆動コイル20の大きさを各相で変化させることに
よって、各相の逆起電圧を均一にする様に配慮してい
る。
【0039】次に、速度制御信号は高精度な信号が要求
されることから、ブラシレスモータを駆動する為の永久
磁石2を高精度な分割精度に着磁するする必要がある。
しかし、前記永久磁石2の近傍に位相制御信号を発生す
る為の永久磁石27を配置することから、少なからず前
記永久磁石27の磁束の影響を受けることとなる。速度
制御信号を発生する為の波巻線にそうした磁束の影響を
受け難くする為、前記波巻線のうち内周側の銅パターン
18は、前記永久磁石2による磁束の範囲内に配置する
ことが必要となる。例えば、永久磁石2の内径がφ12
であれば、前記銅パターン18の内径をφ13以上とす
る。このことにより、前述したとおり、プリント基板4
における巻線コイル14aをはじめ全ての駆動コイルは
内周側に制限無く配置することが出来なくなるといった
課題があり、ブラシレスモータのモータ特性が小さくな
る場合が生じる。こうした課題はあるが、ブラシレスモ
ータとしてのトータルでの性能を考慮した場合、前記銅
パターン18の内径を永久磁石の内径以上にしても良
い。
【0040】これに対し、ブラシレスモータを駆動する
為の駆動コイル14、20の面取り、を小さくする、さ
らには逆付けR面取りとするといった工夫により、各駆
動コイルで発生する逆起電力を大きくする配慮を行って
いる。
【0041】さらには、位相制御信号を発生する為の巻
線コイル15、29を配置するスペースにも制限がある
ことから、位相制御信号を必用とされるレベルまで検出
出来ない場合が発生する。これに対応する為に、位相制
御信号を発生する為の永久磁石27の磁束強度を強くす
る方法もあるが、コストアップとなること、また前述の
速度制御信号への磁束の影響が出るといった問題から限
界がある。これに対応する為、内周側端子28、30を
スルーホールによって導通を取って、プリント基板4、
5両面への巻線コイル配置を可能としている。さらに出
力アップが必用となった場合、図2に示す様に、駆動コ
イル14b、14c、20b、20cへ食い込む形で位
相制御用巻線コイル15、29の配置スペースを稼ぎ、
位相制御用巻線コイルの巻数を多くしている。ここでも
プリント基板5での駆動コイル20aの巻線スペースを
配慮し、位相制御用巻線コイルは前記駆動コイル20b
と20cとの間に配置している。また、位相制御用巻線
コイル15、29を外周側に大きく配置し過ぎると、位
相制御信号に永久磁石2の磁束の影響が出ることとな
り、位相制御信号のノイズが大きくなるといった問題に
も配慮する必要がある。
【0042】この様な永久磁石2と27との間で発生す
る速度制御信号・位相制御信号への悪い影響を低減する
為、永久磁石27とそれに近接した永久磁石2の磁極
を、同じ極性とするなどの配慮が必要となる場合もあ
る。
【0043】以上述べた様に、駆動コイル、速度制御用
波巻線および位相制御用巻線コイルそれぞれが互いに影
響し合い、その影響によってブラシレスモータの特性や
性能に弊害が生じ易いといった問題を持っているが、そ
れらを適宜折り合いの付くポイントに設定することで、
モータの特性や性能に影響することなく、プリント基板
2枚で構成されるステータを具備し、安価でありかつ信
頼性の高いブラシレスモータを得ることが可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明のブラシレスモー
タによれば、速度制御用信号と位相制御用信号を必要と
するブラシレスモータにおいて、通常3枚のプリント基
板を積層して構成されるステータを、2枚のプリント基
板の積層で可能とし、安価であり、かつ、信頼性の高い
ブラシレスモータを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるブラシレスモータ
をVTRのヘッドシリンダに組み込んだ場合の断面図お
よびステータを拡大した断面図
【図2】同ブラシレスモータのステータを構成する2枚
のプリント基板の平面図
【図3】従来のブラシレスモータをVTRのヘッドシリ
ンダに組み込んだ場合の断面図およびステータを拡大し
た断面図
【図4】同従来のブラシレスモータのステータを構成す
る3枚のプリント基板の平面図
【符号の説明】
1 円盤状ロータ 2 環状永久磁石 3 ステータ 4、5 プリント基板 6 接着剤 7 銅パターン 8 絶縁層 9、10 端子 11 孔 14、20 駆動コイル 15、29 巻線コイル 16 速度制御信号を発生する為の銅パターン 17 外周側の接続銅パターン 18 内周側の接続銅パターン 19、20 内周側端子 22 接続端子 23、24 外周側端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 29/14 H02K 11/00 B C Fターム(参考) 5H019 AA09 AA10 BB01 BB02 BB09 BB19 BB20 BB22 CC02 DD05 DD06 DD09 DD10 EE07 5H603 AA09 BB01 BB10 BB14 CA01 CA05 CB04 CB13 CC02 CC14 CC19 CD25 CE06 CE13 EE09 5H611 AA01 BB01 BB07 BB08 PP05 QQ01 QQ03 RR01 UA01 5H621 BB06 BB07 BB10 GB01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銅パターンを渦巻状に形成した駆動コイ
    ルが複数個環状に配置された2枚のプリント基板を、前
    記駆動コイル同士が重なるように接合し、その重なり合
    った駆動コイル同士を電気的に直列接続したステータに
    対向して、多数の磁極対を有する環状の永久磁石を備え
    た円盤状ロータを回転可能に設けたブラシレスモータに
    おいて、第一のプリント基板上に前記駆動コイルと前記
    ロータの回転速度に応じた周波数の速度制御信号を発生
    する為の波巻線と前記ロータの回転位相を示す位相制御
    信号を発生する為の渦巻状の巻線コイルをそれぞれ銅パ
    ターンにより形成し、第二のプリント基板上に前記駆動
    コイルと前記位相制御信号を発生する為の渦巻き状の巻
    線コイルを銅パターンにより形成し、その両プリント基
    板を前記駆動コイル同士および巻線コイル同士が重なる
    ように接合し、その重なり合った駆動コイル同士および
    巻線コイル同士をそれぞれ電気的に直列接続したことを
    特徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 前記波巻線は、前記環状に配置された複
    数の駆動コイルの間を縫うように環状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】 前記駆動コイルは3相の駆動用の駆動コ
    イルであり、その連続する3相の駆動コイルをa,b,
    cとするとき、前記波巻線は、aとbおよびcとaの駆
    動コイルの間を通過するように形成されていることを特
    徴とする請求項2記載のブラシレスモータ。
  4. 【請求項4】 前記位相制御信号を発生する為の巻線コ
    イルは、環状に配置された前記駆動コイルの内側に配置
    されており、前記環状の永久磁石の内径を、速度制御信
    号用波巻線の内径側パターンの直径に対し、前記永久磁
    石と前記パターンとの距離と同等かそれ以上に小さくし
    たことを特徴とする請求項2記載のブラシレスモータ。
  5. 【請求項5】 前記第一のプリント基板に形成された駆
    動コイル間の誘起電圧のアンバランスを前記第二のプリ
    ント基板に形成される駆動コイルにより補正したことを
    特徴とする請求項2記載のブラシレスモータ。
  6. 【請求項6】 駆動コイルの配置位置を環状の永久磁石
    の径方向にアンバランスとし駆動用の巻線コイルの巻数
    を多く取るとこを可能としたことを特徴とする請求項2
    記載のブラシレスモータ。
  7. 【請求項7】 前記第一のプリント基板に形成された駆
    動コイルの巻数のアンバランスによって生じる、各相間
    の誘起電圧および巻線の抵抗のアンバランスを、前記第
    二のプリント基板上に形成された駆動コイルの巻数を調
    節することで補正したことを特徴とする請求項2記載の
    ブラシレスモータ。
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