JPH076703Y2 - ブラシレスモータの周波数発電装置 - Google Patents

ブラシレスモータの周波数発電装置

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JPH076703Y2
JPH076703Y2 JP15971788U JP15971788U JPH076703Y2 JP H076703 Y2 JPH076703 Y2 JP H076703Y2 JP 15971788 U JP15971788 U JP 15971788U JP 15971788 U JP15971788 U JP 15971788U JP H076703 Y2 JPH076703 Y2 JP H076703Y2
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秀一 鹿間
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はブラシレスモータの周波数発電装置の改良に関
する。
(ロ)従来の技術 従来のブラシレスモータの周波数発電装置は、駆動コイ
ルの巻かれた磁心を固定した軸受ケーシングに回路基板
を取付け、この回路基板に周波数発電コイルを環状に形
成する一方、その軸受ケーシングに軸支されかつ駆動マ
グネットを有するロータヨークに、その周波数発電コイ
ルに対面するように環状の周波数発電マグネットを配置
する構成が良く知られている(たとえば実公昭55-13745
号公報参照)。
その周波数発電コイル1の一例としては、第8図に示す
ように、交互にN極とS極に着磁された周波数発電マグ
ネット(図示せず)のその着磁境界に沿った発電素線3
を間隔を置いて環状に配列して矩形状に直列接続して形
成された第1の発電パターン(実線)5と、この第1の
発電パターン5と同様な発電素線7を直列接続して形成
され、かつこの第1の発電パターン5から折り返すとと
もに半ピッチ分ずらして絶縁層を介して重ね形成された
第2の発電パターン(破線)9とから形成された構成が
ある。
この周波数発電コイル1は、第1の発電パターン5を導
線で形成し、第2の発電パターン9を導線または銀ペー
スト等の導電塗料で形成すると、第1、第2の発電パタ
ーン5、9の各発電素線3、7における起電力が加算さ
れることとあいまって、周波数発電出力が大きくなる利
点がある。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところが、上述した構成の周波数発電装置における周波
数発電コイル1は、第1、第2の発電パターン5、9を
導線で形成するのは結構難しく、導線の正確な位置出し
(芯出し)も困難となり易い。
また、第2の発電パターン9を導電塗料で形成すると、
その消費量が無視できずに価格が上昇する難点があり、
解決するべき課題を有している。特に、銀ペーストを導
電塗料として使用すると、価格が高騰する。
本考案はこのような状況の下になされたもので、安価か
つ製造が容易で周波数信号出力を大きく保てるブラシレ
スモータの周波数発電装置の提供を目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 このような目的を達成するために本考案の周波数発電装
置は、ステータ部材に駆動コイルを支持させ、そのステ
ータ部材にロータヨークを回転自在に支持させてこのロ
ータヨークに駆動マグネットを取付け、N極とS極が交
互に複数極着磁された周波数発電マグネットをそのロー
タヨークに配置し、この周波数発電マグネットの着磁境
界に沿った複数の発電素線を矩形状に直列接続して環状
に形成された第1の発電パターンと、この第1の発電パ
ターンと同様なパターンを有しその第1の発電パターン
とは半ピッチずらせた状態でその第1の発電パターンか
ら折り返して環状に配置された第2の発電パターンとか
らなる周波数発電コイルを、その周波数発電マグネット
に対面するように上記ステータ部材に形成して構成され
ている。
本考案では、その周波数発電コイルが、それら第1及び
第2の発電パターンが同一面上に形成されるとともに、
第1及び第2の発電パターンの各発電素線部分が重なる
部分にて一方の発電素線が他方の発電素線を挟んで切ら
れた状態で形成され、かつこの切られたその一方の発電
素線がその他方の発電素線上に絶縁層を介して導電性塗
料で接続されている。
(ホ)作用 このような手段を備えた本考案は、その周波数発電コイ
ルにおける第1、第2の発電パターンが各発電素線部分
のうち重なる部分を除いて同一面上に例えばプリント形
成され、その重なる部分の一方の発電素線のみが他方の
発電素線上を橋絡するように導電性塗料で接続されて矩
形状に連続する環状パターンとなっており、ロータヨー
クに配置された周波数発電マグネットの回転によって第
1、第2の発電パターンから各発電素線の発電出力を加
算して出力する。
(ヘ)実施例 以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図は本考案に係るブラシレスモータの
周波数発電装置の一実施例を示す要部平面図および縦断
面図である。
まず、便宜上第2図から説明する。図において、軸受ケ
ーシングを兼ねる固定シリンダ11の外周には回路基板13
が取付けられ、この回路基板13には周波数発電コイル15
が形成されている。この周波数発電コイル15については
後述する。
固定シリンダ11の上部外周には磁心17がはめ込まれてお
り、この磁心17の突極歯には駆動コイル19が巻かれてい
る。駆動コイル19のリード線は回路基板13に形成された
駆動回路(図示せず)に接続されている。
固定シリンダ11の中空部21の両端部側には一対のボール
ベアリング23がはめ込まれており、このボールベアリン
グ23に軸支されたロータシャフト25の一方の先端は磁心
17から突出してカップ状のロータヨーク27にブッシュ29
を介してねじ止めされている。
ロータヨーク27の側壁31の内側には環状の駆動マグネッ
ト33が固定されており、この駆動マグネット33は径方向
に着磁され、かつ周方向にN極とS極に複数に着磁され
て上記磁心(17)に巻かれた駆動コイル(19)に対向し
ている。
駆動マグネット33における周波数発電コイル15との対面
部は、第3図に示すように、軸方向に着磁され、かつ周
方向にN極とS極に多数着磁された周波数発電マグネッ
ト35となっている。
この周波数発電マグネット35と対面する周波数発電コイ
ル15は、第1図に示すように、第1の発電パターン37と
これから折り返されるとともに第1の発電パターン37に
重なるように形成された第2の発電パターン39から形成
されている。
すなわち、第1の発電パターン37は、周波数発電マグネ
ット35の着磁境界に沿った方向に延びる複数の発電素線
41を間隔を置いて環状に配置し、これらを円弧状の内側
接続線43と外側接続線45で交互に矩形状に直列接続して
環状に形成されている。
一方、第2の発電パターン39は、第1の発電パターン37
において内側接続線43や外側接続線45の形成されていな
い部分に形成された内側接続線47や外側接続線49と、第
1の発電パターン37の発電素線41上にそれら内側接続線
47や外側接続線49を直列接続するように形成された発電
素線51から形成され、第1の発電パターン37とは半ピッ
チずれた状態で矩形状に形成されている。
発電素線51は、第4図に示すように、内側接続線47や外
側接続線49の両端部を除いて形成された絶縁層53の上か
ら、発電素線41を挟む内側接続線47と外側接続線49の両
端部を直列接続するようにしてその発電素線41に重なる
ように、例えば銀ペーストからなる導電塗料55を塗布し
て固化させたものである。
このような構成のブラシレスモータの周波数発電装置で
は、発電素線41を挟む内側接続線47と外側接続線49の両
端部を直列接続するように導電塗料55を塗布するのみで
あるから、導電塗料55の消費量が少量となるし、周波数
発電コイル15を形成する第1、第2の発電パターン37、
39は一回のプリントで製造可能となる。
ところで、本考案における周波数発電コイル15は、第1
図に示すような構成にすると、第1、第2の発電パター
ン37、39の形成位置を正確に規定可能であるが、導電塗
料55を発電素線51の線長分だけ塗布する必要がある。
本考案は、第1図の周波数発電コイル15以外の形状、例
えば第5図〜第7図に示す構成で実施可能である。
第5図の周波数発電コイル57は、第1、第2の発電パタ
ーン59、61を各々一ピッチ分形成し、第1、第2の発電
パターン59と、61ともに交互に外側接続線の近傍で発電
素線を橋絡するように導電塗料63を塗布するものであ
り、若干のピッチのずれはあるものの、第1図の構成よ
りも導電塗料63の消費量が大幅に減少する利点があるう
え、内側もしくは外側接続線側のみで導電塗料63を塗布
できる。よって、この導電塗料(63)の塗布部を周波数
発電マグネット(35)と対向しない外側に配置すること
ができ、不用なノイズ信号の侵入を防止することができ
る。
また、第6図に示す構成は、第1図と同様な第1の発電
パターン65を形成するとともに、第2の発電パターン67
は発電素線69に内側接続線71を接続したもの、および発
電素線69に外側接続線73を接続したものを、内側接続線
71および外側接続線73の近傍で発電素線を橋絡するよう
に導電塗料75を塗布するものであり、第1の発電パター
ン65および第2の発電パターン67のピッチが等しくな
り、第5図の構成よりもピッチ精度が良好である。
さらに、第7図の構成は、第1の発電パターン77の発電
素線79をその途中で屈曲させる一方、第2の発電パター
ン81の発電素線83をその屈曲部まで伸ばして対向させ、
その屈曲部を橋絡するように導電塗料85を塗布するもの
である。
(ト)考案の効果 以上説明したように本考案は、周波数発電コイル15、57
の第1、第2の発電パターン37、59、65、77が各々発電
素線41、51、69、79、83部分の重なる部分を除いて双方
同一面上に形成され、その重なる部分の一方の発電素線
のみが他方の発電素線を挟んで切られて形成されるとと
もに導電性塗料55、63、75、85で接続されているから、
導電塗料55、63、75、85が発電素線を挟む発電素線の橋
絡接続のみに使用され、導電塗料55、63、75、85の消費
量が極めて少量となって価格の低下を図ることが可能で
ある。
また、第1、第2の発電パターン37、39、59、61、65、
67、77、81は一度の工程で形成可能であるから、製造効
率も良好で作り易い。
さらに、ロータヨーク27に配置された周波数発電マグネ
ット35の回転によって、第1、第2の発電パターン37、
39、59、61、65、67、77、81が各発電素線での発電出力
を加算して出力するから、周波数発電コイルからの周波
数信号出力を大きく保てる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るブラシレスモータの周波数発電装
置の一実施例を示す要部平面図、第2図は本考案の周波
数発電装置を有するブラシレスモータの概略を示す縦断
面図、第3図は第2図の周波数発電マグネットを示す平
面図、第4図は周波数発電パターンの発電素線の接続部
を示す部分断面図、第5図〜第7図は本考案の他の実施
例を示す要部平面図、第8図は本考案の参考となる周波
数発電装置を示す要部平面図である。 1、15、57……周波数発電コイル、3、7、41、51、6
9、79、83……発電素線、5、37、59、65、77……第1
の発電パターン、9、39、61、67、81……第2の発電パ
ターン、11……固定シリンダ、13……回路基板、17……
磁心、19……駆動コイル、25……ロータシャフト、27…
…ロータヨーク、33……駆動マグネット、35……周波数
発電マグネット、43、47、71……内側接続線、45、49、
73……外側接続線、53……絶縁層、55、63、75、85……
導電塗料。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステータ部材と、 このステータ部材に支持された駆動コイルと、 前記ステータ部材に回転自在に支持されたロータヨーク
    に固定された駆動マグネットと、 N極とS極が交互に複数極着磁され前記ロータヨークに
    配置された周波数発電マグネットと、 この周波数発電マグネットの着磁境界に沿った複数の発
    電素線を矩形状に直列接続して環状に形成された第1の
    発電パターンと、この第1の発電パターンと同様なパタ
    ーンを有し前記第1の発電パターンとは半ピッチずらせ
    た状態で前記第1の発電パターンから折り返して環状に
    配置された第2の発電パターンからなり、前記周波数発
    電マグネットと対面させて前記ステータ部材に形成され
    た周波数発電コイルと、を具備してなるブラシレスモー
    タの周波数発電装置において、 前記周波数発電コイルは、前記第1及び第2の発電パタ
    ーンが同一面上に形成されるとともに、前記第1および
    第2の発電パターンの各発電素線部分が重なる部分にて
    一方の発電素線が他方の発電素線を挟んで切られた状態
    で形成され、かつこの切られた前記一方の発電素線が前
    記他方の発電素線上に絶縁層を介して導電性塗料で接続
    されてなることを特徴とするブラシレスモータの周波数
    発電装置。
JP15971788U 1988-12-07 1988-12-07 ブラシレスモータの周波数発電装置 Expired - Lifetime JPH076703Y2 (ja)

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