JP3644424B2 - モータおよびディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、円盤状媒体を回転駆動するために用いられるモータであって、特に回転界磁型のモータで、特に、電機子の構造に特徴を有するモータに関するものである。また、これらのモータを使用した円盤状媒体の回転駆動装置、例えばディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
円盤状媒体を回転駆動するために用いられるモータには滑らかな回転と簡単な構造から回転界磁型のアウタロータ形式のモータが一般に用いられる。そこで、アウタロータ形式のモータを例にして従来の技術を説明する。
【0003】
なお、円盤状媒体とは中心孔を有する同心円盤状媒体を指し、例えば、旧レコード(LP、EP等)盤をはじめ、フロッピーディスク、MO、MD、PD、CD(ROM,R,RW)、DVD(ROM,R,RW,RAM)等の媒体を意味する。これらを包括する総称として、以下簡単にディスクと称するものとする。また、ディスクの回転駆動を目的とするから、ディスクがジャケットに収納されているか否かを問わずディスクと称する。
【0004】
先ず、従来のモータの技術として、周対向モータ(ラジアルギャップモータ)と面対向モータ(アキシャルギャップモータ)について、以下に説明する。図17は従来の周対向モータの斜視図であり、図18は図17のX−X線断面図である。図17の斜視図と図18の断面図に基づいて、従来の周対向モータの構成を説明する。
【0005】
10はポールであって、渦電流を防止するために複数枚の珪素鋼板を積層して形成された積層鉄心のポール10である。46はコイルであって、ポール10に巻回され、駆動電流が通電される。61はマグネットであって、ポール10と対向するように配置される。13はディスクを載置して回転させるターンテーブルである。21は軸受けであって、ターンテーブル13の中心軸を保持する。15はターンテーブル13にディスクを装着させるチャッキングユニットであり、一般にチャッキングボール16でディスクの中心位置を決めてディスクをターンテーブル13に密着させるものもある。
【0006】
次に図19は、図17の回転動作説明図である。図19において、周対向モータのマグネット61は内周側と外周側に、それぞれS極とN極が分布するように着磁されている。駆動電流をコイル46に通電すると右ねじの法則に従ってポール10が磁化される。こうして、ポール10の磁極とマグネット61との間に反発力、もしくは吸引力が発生する。ここで、複数のコイル46に流す電流とそのタイミングを制御することにより、図19に示すように、マグネット61とコイル46の間に発生する反発力、吸引力を交互に発生させかつ切り替えて連続的に一定方向へ推力を生じ、ロータマグネットであるターンテーブル13を、回転させるものである。
【0007】
次に、他の従来の技術として、面対向モータを説明する。図20は従来の面対向モータの斜視図、図21は図20のY−Y線断面図、及び図22は図20の回転動作説明図である。図20の斜視図、図21の断面図において、47は駆動電流が通電されるコイルである。そして、複数のコイル47をプリント基板に形成した後、樹脂などの絶縁材料でコーティングしてコイル基板49に一体に構成される。62はマグネットであって、コイル基板49と平行に配置される。
【0008】
51はマグネット62に密着するように取り付けられた強磁性体のヨークである。34はディスクを載置して回転駆動するターンテーブル、22はターンテーブル34の中心軸を保持する軸受けである。15はチャッキングユニットであって、チャッキングボール16でディスクの中心位置を決め、さらにディスクをターンテーブル34に密着させるものもある。
【0009】
次に図22に基づいて、面対向モータの回転動作を説明する。前述のように、マグネット62は、上面側と下面側にそれぞれS極とN極が現れるように円周方向に分布して着磁されている。また、図23は、図20のマグネットの着磁分布図である。図23に示すように、マグネット62は円周方向に複数の領域に分割して着磁される。そこで、図21に示すように、マグネット62をターンテーブル34とヨーク51により挟持するからアキシャル(モータの回転軸)方向に磁束が生じる。さらに、コイル47に駆動電流を通電すると、右ねじの法則に従ってコイル電流による磁束が生じる。
【0010】
こうして、コイル電流による磁束とマグネット62との間に反発力、もしくは吸引力が発生する。ここで、複数のコイル47に流す電流とそのタイミングを制御することにより、図22に示すように、マグネット62とコイル47との間に発生する反発力、吸引力を交互に発生させかつ切り替えて連続的に一定方向へ推力を生じ、面対向モータにおいても周対向モータと同様にロータマグネットであるターンテーブル34を回転させるものである。そして、以上の周対向、面対向いずれの場合も、回転するターンテーブル34によってディスクを回転駆動し、ディスク装置として機能する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように構成された、従来のモータでは以下に説明するような問題点があった。すなわち、従来の周対向モータは、界磁のN、S極と電機子(コア)の突極との間で磁気吸引力や反発力を利用して回転するのがモータ動作原理である。つまり、モータ一周期中にその吸引と反発を繰り返す。その繰り返しは、そのままトルク変動となりトルクむらとなる。このトルクむらに関し、全トルクに対するトルクむら部分をコギングと称する。以上の動作原理から、周対向モータは回転に伴うコギングを避けられないものと、通常されていた。
【0012】
また、従来の面対向モータではヨークとコイル基板とロータマグネットとを軸方向に積み重ねる構造になるため、薄型にするには限界がある。また、前述のコイル基板の配置とコイルの構造により、大きなトルクを発生することが周対向構造のモータに比較して不利であった。
【0013】
特に、小型のディスクを使用する機器にあっては、小型の特徴を生かすためにさらに薄型で、しかも強いトルクを発生することのできるモータが要求されている。本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、コギングの発生を少なくし、薄型で、強いトルクを発生することのできるモータおよびこのモータを使用したディスク装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上の課題を解決するためになされたものであって、円筒状に形成された電機子ヨークと前記電機子ヨークの円筒周面に巻回された電機子コイルとを有する電機子と、円筒状に形成され円筒状周面に複数の磁極を着磁した円筒状界磁とを有するモータであって、前記電機子ヨークには前記電機子ヨークから前記円筒状界磁に向かって突出する凸部を形成し、前記凸部に対応する前記電機子ヨークの裏面に凹部を形成したモータであり、このモータを使用したディスク装置である。
【0015】
以上のモータ構成にすることによって、対消費電力の効率が高く、温度変化に対して消費電流の変化の少ないモータで、薄型に構成することが可能なモータおよびディスク装置を提供することかできる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1から請求項2に記載の発明は、円筒状に形成された電機子ヨークと電機子ヨークの円筒周面に巻回された電機子コイルとを有する電機子と、円筒状に形成され円筒状周面に複数の磁極を着磁した円筒状界磁とを有するモータであって、電機子ヨークは電機子コイルの電流切り替え部において、電機子ヨークから円筒状界磁に向かって突出する凸部を形成したことを特徴とするモータである。
【0017】
電機子ヨークに巻回されたコイルに電流が流されたときに電機子ヨーク中に発生する磁束を電機子ヨークに設けられた凸形状から排出し、排出された磁束が界磁から発生する磁束と合流することにより、磁束が増強され、強いトルクを生じることのできるモータで、薄型に構成することの可能なモータおよびこのモータを使用したディスク装置を提供することができる。
【0018】
本発明の請求項3から請求項8に記載の発明は、円筒状に形成された電機子ヨークと前記電機子ヨークの円筒周面に巻回された電機子コイルとを有する電機子と、円筒状に形成され円筒状周面に複数の磁極を着磁した円筒状界磁とを有するモータであって、前記電機子ヨークには前記電機子ヨークから前記円筒状界磁に向かって突出する凸部を形成し、前記凸部に対応する前記電機子ヨークの裏面に凹部を形成し、前記電機子コイルは前記凸部の両側に2つのコイルを巻回し、一の側の巻き終わりと他の側の巻き終わりとを接続して1群の電機子コイルとしたことを特徴とするモータであり、請求項9に記載の発明は請求項1から請求項9のモータを使用したディスク装置である。
【0019】
電機子ヨークに巻回されたコイルに電流が流されたときに電機子ヨーク中に発生する磁束を電機子ヨークに設けられた凸形状から排出し、排出された磁束が界磁から発生する磁束と合流することにより、磁束が増強され、強いトルクを生じることのできるモータで、薄型に構成することの可能なモータおよびこのモータを使用したディスク装置を提供することができる。
【0020】
本発明の請求項10から請求項12に記載の発明は、円筒状に形成された電機子ヨークに電機子コイルを巻回する巻線方法であって、電機子ヨークは電機子ヨークから円筒状界磁に向かって突出する凸部を形成し、電機子コイルは前記凸部の両側に2つのコイルを同一方向に巻回し、1の側の巻き終わりと他の側の巻き終わりとを接続して1群の電機子コイルとしたことを特徴とする巻線方法である。本発明によれば、巻き線工程を容易にすることができる。
【0021】
以下、本発明の実施の形態について、図に基づいて説明する。本願発明の特徴を効果的に活用することのできるモータの種類として、ディスク駆動用のスピンドルモータを例にして本発明を以下に説明する。なお、説明に用いた例は本発明をスピンドルモータの用途に限定的に解釈するものではない事は言うまでもない。
【0022】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態におけるモータの斜視図である。図1において、1はモータの回転軸である。2は回転軸1のための軸受けである。3はバックヨークであって、回転軸1に対し同心円状に配置し、磁性材料によってマグネット6が存在する方向(本実施の形態では、バックヨーク3の外周部)に凸部31と、マグネット6が存在しない方向(本実施の形態では、バックヨーク3の内周部であり、凸部31の裏面に相当する)に凹部32とをそれぞれ設けた円筒環状に形成されている。4はバックヨーク3に巻回されたコイルである。
【0023】
5はヨーク、6はマグネットであって、マグネット6がヨーク5に密着吸引することによりマグネット6を保持するとともに、ラジアル方向の平面はターンテーブル13の機能を有する。なお、ターンテーブル13上に設けたチャッキングユニット15とチャッキングボール16は従来の技術で説明したものと同様であるから、同一名称と符号を付して説明の重複を省略する。
【0024】
マグネット6は円筒状に構成され、円筒周面の円周方向にN/S交互に複数極を着磁している。マグネット6とコイル4が巻かれたバックヨーク3とは互いに所定の間隙を保って回転軸1に対して同心円状に配置される。8はモータベースであって、軸受け2やバックヨーク3を固定している。
【0025】
次に、本発明の特徴である電機子(ステータ)部分について詳細に説明する。図2は図1の要部平面図である。図2において、電機子部分は、バックヨーク3とコイル4とで構成される。先ず、バックヨーク3は高透磁率の強磁性体を磁性材料によって形成される。特にその周面において、マグネット6が存在する方向(本実施の形態では、バックヨーク3の外周部)に凸部31を形成し、マグネット6が存在しない方向(本実施の形態では、バックヨーク3の内周部)に凹部32を形成した円筒環状に形成する。加工性と入手の容易な磁性材料であって、材質は炭素鋼、電磁鋼、珪素鋼を一般的に使用する。そのバックヨーク3は円柱形状に構成してもよい。このバックヨーク3には交流状の磁束が流れるので、渦電流損失を軽減する目的で薄板状に形成した強磁性体を積層して使用しても良い。また、バックヨーク材質として量産時の経済性を考慮し、成形加工が容易に出来る焼結材料を使用することも可能である。この場合、フェライト系焼結材などが好適に用いられる。
【0026】
次に、本発明の第1の特徴であるバックヨーク3へのコイル4の巻き線方法について説明する。図3は図1のコイル巻き線方法を説明する図である。ここでは、説明の便宜上、18個のコイル4、12極のマグネット6により構成されるモータについて説明を行う。図3において、バックヨーク3に対して、18個のコイル4は、全て同一のA方向に巻回して、巻線工程の簡易化を図る(全てのコイルに対して、A方向と逆向きに巻くことも可能である。)。今、コイル4は最小の構成単位であるから、後の説明を容易にするために単位コイル41と略称する。
【0027】
そして、図4は図1のコイル接続を説明する図であり、図5は図1の全コイルの結線図である。隣り合う2個の単位コイル41は、一方の巻き終わりと他方の巻き終わりとを接続する。従って、一方の単位コイル41の巻き始めをH方向から入った電流が単位コイル41の下方向から上方向のI方向流れ、一方の巻き終わりから隣りの単位コイル41の巻き終わりへJ方向に流れ、さらにその単位コイル41の巻き終わりから巻き始めに向かって上方向から下方向のK方向流れ、その単位コイル41の巻き始めからL方向へ流れ出るように結線を行う。こうして、隣り合う単位コイル41の結線を行い9個のコイルが形成される。この接続された隣り合う単位コイル41を後の説明を容易にするためにコイル群42と略称する。
【0028】
図2と図5とにおいて、これらの9個のコイル群42はそれぞれ、結線された中央部がバックヨーク3に設けられた凹部32、凸部31をまたぐように取り付けられる。つまり、図4と図5とにおいて、単位コイル41に流れる電流は凸部31を挟んで互いに逆向きに流れることになる。すなわち、コイル群の電流切り替え部が凸部31に位置する。また、単位コイル41は巻線に隙間がないように密着させてバックヨーク3に整列巻きを行う。従って、凸部31、凹部32の領域にはコイル4が配置されず、凸部31、凹部32の存在しないバックヨーク3の円筒部分にコイル4を整列巻きすることとなる。
【0029】
図5において、結線を行った9個のコイル群42は、それぞれ2個隣(つまり3個目)のコイル群42の巻き始めに直列接続する。従って、9個のコイル群42は3個のコイル群42を直列接続した3並列回路に編成される。すなわち3相の電機子コイルとなる。各直列接続の巻き終わり端子は全て接続してCOM端子とし(図中C表示)、全回路の共通電源(例えば、0V)に接続する。各直列接続の巻き始め端子はそれぞれ3相の各相(図中、U、V、Wの各相に表示)電源に接続する。なお、図5に示した上記回路構成は基本構成を説明するために例示したものであって、本発明を上記内容に限定するものではなく、例えば、直列接続するコイル群42の数は1回路でも良いし4回路以上であっても良い。また、並列回路数も3相に限らず、6相であっても良い。
【0030】
図6は他の巻線を有するモータの斜視図であり、図7は図6の隣り合うコイルの接続を説明する図である。さらにコイル4の巻線工程の簡易化を図ったコイル巻き線方法を説明するものである。図6と図7において、バックヨーク3の凸部31にコイルの中央部を保持するコイルフック9を設け、コイル中央部をコイルフック9に係止する。次に、コイル4の両端部をそれぞれ、B方向、C方向へ回転させるようにバックヨーク3に巻回する。つまり、コイル中央部を固定してバックヨーク3に対して同一方向にコイル両端を回転させるように巻き付ける。巻き付けるのは同一方向であるが、コイル中央部が折り返されているから左右の単位コイル41はバックヨーク3に対して逆回転して巻き付けられることとなる。こうして、9個のコイルを作成する。本巻線方法によれば、コイル4が前述のコイル群42に相当し、コイル4を中央部から1/2に分割すると前述の単位コイル41に相当する。つまり、コイル4はコイル中央部を有するコイル群43(図9参照)であり、互いに逆巻きされた単位コイル41を有する。
【0031】
図8は図6のコイル電流を説明する図である。巻回されたコイル群43へ通電すると、P方向から入った電流はコイルの下方向から上方向のQ方向へ流れ、コイル中央部をR方向へ流れ、さらに上方向から下方向のS方向へ流れ、最後にT方向へ電流が流出していく。9個のコイル群43はそれぞれ、コイル中央部がバックヨーク3に設けられた凹部32と凸部31とをまたぐように取り付けられる。また、単位コイル41は巻線に隙間がないように密着させてバックヨーク3に整列巻きを行う。図6に示す他の巻線方法であっても、図4、図5と同様に、単位コイル41に流れる電流は凸部31を挟んで互いに逆向きに流れることになる。つまりコイル群43の電流切り替え部が凸部31に位置する。
【0032】
図9は図6の全コイルの結線図である。図9において、結線を行った9個のコイル群43は、それぞれ2個隣(つまり3個目)のコイル群43の巻き始めに直列接続する。従って、9個のコイル群43は3個のコイル群43を直列接続した3並列回路に編成される。すなわち3相の電機子コイルとなる。各直列接続の巻き終わり端子は全て接続してCOM端子とし(図中C表示)、全回路の共通電源(例えば、0V)に接続する。各直列接続の巻き始め端子はそれぞれ3相の各相(図中、U、V、Wの各相に表示)電源に接続する。なお、図9に示した上記回路構成は基本構成を説明するために例示したものであって、本発明を上記内容に限定するものではなく、例えば、直列接続するコイル群43の数は1回路でも良いし4回路以上であっても良い。また、並列回路数も3相に限らず、6相であっても良い。
【0033】
次に、本発明の第2の特徴である凸部について説明する。図10は、図1の凸部の詳細を説明する図である。図10(a)は凸部の部分拡大図である。図において、バックヨーク3の厚みをヨーク厚みtとする。さらに、凸部31に関し、凹部32との肩部分を肩部ヨーク厚みa及びcとし、凸部31と凹部32との間の厚みをbとする。また、バックヨーク3の円筒周面部からの凸部31の突出量を凸部高さhとする。バックヨーク3の円筒周面部とマグネット6との間のギャップ長をgとする。
【0034】
まず、ヨーク厚みtは、十分な磁束密度を確保し、渦電流損失を防止し、かつコイル4の抵抗損失を少なくするように設定される。前2者を満たすにはtを厚くすることが必要であり、後者を満たすにはtを薄くする必要がある。本発明を応用したディスク装置のスピンドルモータにおいては、ヨーク厚みtを、1.2≦t≦2.0(mm)に設定することにより、好適な低損失性能を有するモータを得ることができた。
【0035】
後述する磁気回路で詳細に説明するように、凸部31によって磁束をビーム状に形成する。また同時に、磁気回路の断面積はバックヨーク3の円筒周面部と同様の断面積を維持して、磁気飽和の発生を防止するする必要がある。そこで、a、b、c≧tなる関係を維持することが必要となる。特に、バックヨーク3の加工過程において肩部ヨーク厚みa及びcを確保することが重要である。
【0036】
次に、凸部高さhは、磁束をビーム状に絞ることによる効果と許容しうるコギングの範囲とによって設定される。本発明を応用したディスク装置のスピンドルモータにおいては、凸部高さhを、0.1≦h≦0.5(mm)に設定することによって、必要な高トルクかつ低コギング性能を有するモータを得ることができた。
【0037】
さらに、図10(b)は凸部角度を説明する図である。θは凸部角度であって、1個の凸部31がバックヨーク3の前周囲に占める角度を表す。前述のように、バックヨーク3の円筒部分にコイル4を整列巻きして、単位コイル41は凸部31をまたいで配置されるから、凸部31はコイルが存在しない領域である。従って凸部31の領域は磁束をビーム状に形成するための重要な要素となる。とりわけ、ターンテーブル径が29mmのディスク装置用スピンドルモータにおいて、3相の電機子コイルをコイル群3個に構成し、マグネット6を12極に構成(後述する図13を参照)したとき、θ=5±0.5゜において必要な高トルクかつ低コギング性能を有するモータを得ることができた。さらに、コイル群構成を2個あるいは4個に可変して、対応してマグネット6の極数を8極あるいは16極にしモータ径を極数に応じて変化させると、θは2゜及び8゜が得られる。すなわち、2≦θ≦8(度)の最適条件範囲が得られる。
【0038】
次に、モータの回転を制御するために、回転状態(回転中の磁束の変化や回転数など)をセンシングする手段が必要である。そのためのセンシング手段として、例えばホール素子などの磁気センサー7を数箇所取り付け、モータの回転状態をセンシングしてフィードバック制御する。図11は、磁気センサーを用いたモータの斜視図である。7はセンシング手段たる磁気センサーであって、界磁部であるマグネット6とモータベース8下部の隙間に磁気センサー7を配置した状態を表す。マグネット6からの漏れ磁束を利用して磁気センサー7によって界磁の変動を検出する。この検出結果によりコイル群42(42、44)の駆動電流を制御する。マグネット6とモータベース8下部の隙間に磁気センサー7を配置したので、磁気ギャップを広げたり、磁気ギャップ長に長短の変化を付けたりする必要が無くなる。従って、界磁部とコイル群42(42、44)とのエアギャップを精度良く、かつ狭い範囲内に維持することができる。
【0039】
次に、界磁部について説明する。マグネット6は強磁性体を円筒状に形成する。バックヨーク3と対向する円筒状周面部は外径寸法精度や真円度を高精度に精密加工される。従って、円筒状周面部は平滑で連続した周面に形成される。このマグネット6の円筒状周面部は、円周方向にN・S・N・S・・・と順に複数極が着磁されており、ヨーク5はそのマグネット6の外周面に固定保持されている。このヨーク5は、マグネット6とバックヨーク3のギャップ磁束密度を増加させるためのヨークとして機能する。
【0040】
さらに、マグネット6とコイル群42(42、44)の巻かれたバックヨーク3の配置について説明する。図12はマグネットとバックヨーク間の吸引力を説明する図である。マグネット6とバックヨーク3間にはマグネット6による吸引力が発生する。マグネット6とバックヨーク3間の距離を近接させると、マグネット6とバックヨーク3間の吸引力にうち勝つために、モータを回転させるためのより大きなトルクを発生させなければならない。また、逆にマグネット6とバックヨーク3間の吸引力を減少させるために、マグネット6とバックヨーク3間の距離を大きくするとコイル4を横切る磁束が減少し、発生するトルクも減少する。よって、マグネット6とバックヨーク3との間隔(ギャップ長g)は、マグネット6とバックヨーク3間に働く吸引力を最小とし、かつコイル4を横切る磁束数を可能な限り大きくし、トルクの発生を最大とする最適な位置関係とする。
【0041】
再び図10(a)において、gはギャップ長をあらわす。バックヨーク3とマグネット6とを冒頭に説明した材質としたとき、1.0≦g≦1.5(mm)において、必要な高トルクかつ低コギング性能を有するモータを得ることができた。
【0042】
続いて、本発明のモータの回転動作について説明する。図13は、本発明の実施の形態におけるモータの磁気回路を説明する図であって、図13(a)はバックヨークの磁束を説明し、図13(b)はマグネットの磁束を説明するものである。図13(a)、(b)において(図5及び図9参照)、直流モータとして回転力が発生するのはフレミング(Fleming)の左手の法則による。マグネット6とバックヨーク3間の磁束中にコイル4(コイル群42)が配置される。このコイル群42のコイル4に電流が流れると、コイル4にはフレミングの左手の法則による電磁力が働く。すなわち、マグネット6からバックヨーク3に向かって通る(ラジアル方向)磁束に対し、コイル4の銅線を流れる電流のアキシャル方向(モータ軸と同じ向き)成分が上記磁束を横切るから、コイル4の法線方向つまり回転方向に電磁力の向きを生ずる。
【0043】
また、コイル4に電流を流すとバックヨーク3内に磁束の流れが発生する。このバックヨーク3内に発生した磁束はマグネット6から発生する磁束とベクトル方向が重なる(図13矢印参照)。その結果、コイル4を横切る磁束はさらに増強されて、より大きなトルクを発生させることができる。特に、本発明のバックヨーク3に凸部31を形成し、しかも、コイル4の電流切り替え部(前述の単位コイル41接続点、中央部、及び中間部33を参照)を凸部31に配置したので、凸部31とマグネット6との間は磁束がビーム状にしぼられるから、より強く磁束が増強される効果がある。
【0044】
実際の電機子部は固定側にあるので、反作用によって界磁部つまりマグネット6とヨーク5が回転する。従って、回転界磁型となる。磁気センサー7の信号を用いてコイル4とマグネット6との位置関係に基づいて、コイル4に通電する電流の向きとタイミングとを順番に制御することにより回転する力が順番に発生し、モータが回転し続ける。
【0045】
次に、コイル9の巻線加工について説明する。図14は巻き線加工を説明する図である。図14(a)は図1のバックヨーク3を用いた巻き線加工を説明する図である。図14(a)において、図1に示したリング状のバックヨーク3にコイル4にあたり、バックヨーク3下部から入れられたコイル4を受け取り(工程1)、バックヨーク3の上部で受け取り、バックヨーク3に巻きつけるという巻き線処理を行う(工程2)。
【0046】
次に、コイル4の巻き線加工を容易にするために、リング状のバックヨーク3の全周を複数に分割する。例えば、図14(b)に示すように全周を周方向に9分割し(つまりコイル群42の数に分割)、分割されたバックヨーク3に対してコイル4を巻きつける。コイル4を巻きつけた複数のバックヨーク3を溶接などの手段により、接合し、リング状のバックヨーク3とする。つまり、図14(b)に示すように、バックヨーク3を送りながら、コイル4を回転させ、巻きつけることができる。あるいはまた、図14(c)において、予め単位コイル41を巻回形成しておき、分割されたバックヨーク3へコイル4を装着することもできる。以上により、巻き線工程を容易にすることができる。
【0047】
また、図15は、マグネットを内外周に配置した図である。図1および図6との相違点は、マグネット6を内周と外周の両側に配置して、バックヨーク3とコイル4とをマグネット6で挟むように配置したものである。以上の構成によって、コイル4には内周と外周の双方から電磁力が作用するから、より強力なトルクを発生することができる。
【0048】
さらに、図16は温度特性の評価を表す図である。図16において、標準となる12cmのディスクをモータに装着して回転させた時の、モータ消費電流を表したものである。比較対照となるモータは従来の技術において図17に説明したモータである。もちろんモータ駆動用のドライブ装置は同一条件である。図に示すように、本発明の構造のモータは0℃から70℃の範囲でほとんど一定の消費電流(240mA)であって変化を示さない。他方、従来のモータは360(mA)から(411mA)まで14.2%もの増加を示した。
【0049】
このような優れた温度特性は、本発明の構造を有するモータが、従来のモータよりも遙かに小さなギャップ長を有し、しかもモータのロータ全周囲にわたってほぼ一定(上述の凸部において変化するのみ)であるから、モータの磁気回路を形成するパーミアンスが温度による変化を起こさない(換言すればモータの磁気回路に温度の影響を受ける要素が含まれない)ためである。
【0050】
このような優れた温度特性を有するから本発明の構造を有するモータをディスク装置に使用すると、低温時にディスク装置(例えばラップトップ型コンピュータ)のバッテリ容量が低下したとしても安定した長時間の動作が確保される。あるいはまた、ディスク装置に使用が長時間におよび内部の温度が上昇しても安定した長時間の動作が確保されることになる。
【0051】
なお、以上の説明は回転界磁型のアウタロータモータを例にして説明した。しかし、本発明は回転界磁型のアウタロータモータに限定するものでは無い。ロータを内周に配置するか外周に配置するかは本発明の主題とするものではなく、単なる構造上の配置に過ぎないから、本発明の構造を活かしてインナロータ構造にすることもまた可能である。さらにまた、界磁部分を固定側に配置し、電機子部分を回転側に配置することもまた同様に可能である。
【0052】
以上のように構成された本発明のモータは、大きなトルクを生ずることができる。これは、構造上からマグネットとバックヨークとの隙間を狭くすることができ、ギャップ磁束密度を高く確保することができるからである。また同様に構造上、ロータ(界磁部)の最外周付近でモータを回転させる電磁力が発生するからモーメント(半径)が大きく取れるため、モータトルクを大きくすることができる。さらにまた、コイルに構成するで、多数コイルにすることが可能である。また、円筒状マグネットが外周に配置しており、着磁する極数も増加できるから、トルク定数の向上が図れ、モータトルクを大きくすることができる。従って、負荷が同程度ならば、より低消費電力なモータを実現することができる。
【0053】
さらに、本発明の構成によるモータは、コイルをバックヨークに機械的に固定しているから剛体とする事が出来るので、コイルの振動がほとんどなくなる。さらに、バックヨークに発生する磁束を直接コイルに作用させるから、モータに発生するトルクを増加させると同時に、速やかな加減速動作をすることができる。このような特徴を有するモータをディスク装置に使用すればアクセスタイムの短縮と消費電電力の削減をすることができ、ディスク装置の厚みを薄型に構成することができる。
【0054】
なお、説明に用いた例は本発明をスピンドルモータの用途に限定的に解釈するものではない。例えば、本発明の構成によるモータの回転界磁と電機子とを回転軸の方向に延長することが可能であり、そうすることによって、モータ径は小さくとも高トルク小慣性で低消費電力のモータを実現することも可能である。
【0055】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、低消費電力で効率が高く、温度変化に対して消費電流の変化の少ないモータで、しかも薄型に構成することが可能なモータを提供することができる。
【0056】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、対消費電力の効率が高く、温度変化に対して消費電流の変化の少ないモータで、薄型に構成することが可能なモータを提供することかできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるモータの斜視図
【図2】図1の要部平面図
【図3】図1のコイル巻き線方法を説明する図
【図4】図1のコイル接続を説明する図
【図5】図1の全コイルの結線図
【図6】他の巻線を有するモータの斜視図
【図7】図6の隣り合うコイルの接続を説明する図
【図8】図6のコイル電流を説明する図
【図9】図6の全コイルの結線図
【図10】図1の凸部の詳細を説明する図
【図11】磁気センサーを用いたモータの斜視図
【図12】マグネットとバックヨーク間の吸引力を説明する図
【図13】本発明の実施の形態におけるモータの磁気回路を説明する図
【図14】巻き線加工を説明する図
【図15】マグネットを内外周に配置した図
【図16】温度特性の評価を表す図
【図17】従来の周対向モータの斜視図
【図18】図17のX−X線断面図
【図19】図17の回転動作説明図
【図20】従来の面対向モータの斜視図
【図21】図20のY−Y線断面図
【図22】図20の回転動作説明図
【図23】図20のマグネットの着磁分布図
【符号の説明】
1 回転軸
2、21、22 軸受け
3 バックヨーク
4、46、47コイル
5、51 ヨーク
6、61、62 マグネット
7 磁気センサー
8 モータベース
9 コイルフック
10 ポール
13、34 ターンテーブル
15 チャッキングユニット
16 チャッキングボール
31 凸部
32 凹部
41 単位コイル
42、43 コイル群
49コイル基板

Claims (12)

  1. 円筒状に形成された電機子ヨークと前記電機子ヨークの円筒周面に巻回された電機子コイルとを有する電機子と、円筒状に形成され円筒状周面に複数の磁極を着磁した円筒状界磁とを有するモータであって、前記電機子ヨークには前記電機子ヨークから前記円筒状界磁に向かって突出する凸部を形成し、前記凸部に対応する前記電機子ヨークの裏面に凹部を形成したことを特徴とするモータ。
  2. 前記電機子コイルは前記電機子ヨークの凸部、凹部の存在しない円筒部分に密着して整列巻きをしたことを特徴とする請求項1記載のモータ。
  3. 円筒状に形成された電機子ヨークと前記電機子ヨークの円筒周面に巻回された電機子コイルとを有する電機子と、円筒状に形成され円筒状周面に複数の磁極を着磁した円筒状界磁とを有するモータであって、前記電機子ヨークには前記電機子ヨークから前記円筒状界磁に向かって突出する凸部を形成し、前記凸部に対応する前記電機子ヨークの裏面に凹部を形成し、前記電機子コイルは前記凸部の両側に2つのコイルを巻回し、一の側の巻き終わりと他の側の巻き終わりとを接続して1群の電機子コイルとしたことを特徴とするモータ。
  4. 円筒状に形成された電機子ヨークと前記電機子ヨークの円筒周面に巻回された電機子コイルとを有する電機子と、円筒状に形成され円筒状周面に複数の磁極を着磁した円筒状界磁とを有するモータであって、前記電機子ヨークには前記電機子ヨークから前記円筒状界磁に向かって突出する凸部と、前記凸部に対応する前記電機子ヨークの裏面に凹部と、前記凸部に電機子コイルを係止するための係止部とをそれぞれ形成し、前記電機子コイルは予め形成した中央部を前記係止部に係止して前記凸部の両側に巻回したことを特徴とするモータ。
  5. 前記電機子コイルは前記電機子ヨークの凸部、凹部の存在しないバックヨークの円筒部分に密着して整列巻きをしたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のモータ。
  6. 前記電機子ヨークと前記円筒状界磁との空隙を1.0から1.5(mm)の範囲に設定したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のモータ。
  7. 前記凸部のそれぞれの角度を2から8(度)の範囲に設定したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のモータ。
  8. 前記凸部の高さを0.1から0.5(mm)の範囲に設定したことを特
    徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のモータ。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のモータと、円盤状媒体を載置し該モータによって回転駆動されるターンテーブルを備えたことを特徴とするディスク装置。
  10. 円筒状に形成された電機子ヨークに電機子コイルを巻回する巻線方法であって、前記電機子ヨークに対して前記電機子ヨークから前記円筒状界磁に向かって突出する複数の凸部を形成し、該凸部を中央とする複数の箇所で前記電機子ヨークを予め分割し、前記凸部の両側に2つのコイルを同一方向に巻回し、若しくは予め巻回形成されたコイルを前記凸部の両側から前記電機子ヨークに装着し、さらに一の側の巻き終わりと他の側の巻き終わりとを接続して1群の電機子コイルとし、複数群の電機子コイルを結線して前記電機子コイルを構成するとともに、分割した電機子ヨークを接合することを特徴とする巻線方法。
  11. 円筒状に形成された電機子ヨークに電機子コイルを巻回する巻線方法であって、前記電機子ヨークに、前記電機子ヨークから前記円筒状界磁に向かって突出する複数の凸部と、電機子コイルを係止するための複数の係止部とをそれぞれ形成し、予めコイルに折り返した中央部を設け、前記係止部に前記中央部を係止して前記凸部の両側に同一方向に巻回することを特徴とする巻線方法。
  12. 前記凸部を中央とする複数の箇所で前記電機子ヨークを予め分割し、前記コイルを巻回した後に、分割した電機子ヨークを接合することを特徴とする請求項1 1記載の巻線方法。
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