JPS59226823A - 光学式回転検出装置 - Google Patents

光学式回転検出装置

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JPS59226823A
JPS59226823A JP10206983A JP10206983A JPS59226823A JP S59226823 A JPS59226823 A JP S59226823A JP 10206983 A JP10206983 A JP 10206983A JP 10206983 A JP10206983 A JP 10206983A JP S59226823 A JPS59226823 A JP S59226823A
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JP
Japan
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photoelectric conversion
conversion element
planar
rotation
light source
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JP10206983A
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English (en)
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Yasuhiro Goto
泰宏 後藤
Kunikazu Ozawa
小沢 邦一
Hiromi Nakase
中瀬 弘巳
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP10206983A priority Critical patent/JPS59226823A/ja
Publication of JPS59226823A publication Critical patent/JPS59226823A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/26Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light
    • G01D5/32Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light
    • G01D5/34Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells
    • G01D5/347Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells using displacement encoding scales
    • G01D5/3473Circular or rotary encoders

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Linear Or Angular Velocity Measurement And Their Indicating Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は小型で高精度な複合機能を有する光学式回転検
出装置、特に1個の回転体に対し複数の回転情報を検出
する°ことができる光学式回転検出装置に関する。
従来例の構成とその問題点 回転体の絶対的な回転位相を基準となる同期信号に同期
回転させる必要のある回転体、例えば、映像信号を高速
回転する回転ヘッドによりテープ状媒体に記録する回転
ヘッド型の磁気録画再生装置(以下、VTRと称す)に
用いられる直結駆動方式の回転ヘッド駆動モータ等にお
いては、回転速度の検出を行う周波数発電機(Freq
uency −Ganeratorの略で以下、FGと
称す)と、回転体の絶対的な回転位相の検出を行う回転
検出装置(Phase Generatorの略で以下
、PGと称す)が必要であシ、従来、これらには磁気式
のものが用いられてきた。
従来のFGおよびPGを第1図〜第3図に基づき説明す
る。
第1図は従来の磁気式のFGおよびPGを含む回転検出
装置の縦断面図である。図において、1は回転軸、2は
軸方向に着磁された永久磁石、3は内周に歯型を切った
ステータヨーク、4は回転軸1に結合されるとともにそ
の外周部に歯型を切ったロータギヤ、5は永久磁石2の
外側に巻かれたFCコイルであり、第2図に示す様にこ
れら、永久磁石2.ステータヨーク3.ロータギヤ4゜
FCコイル6により全周対向型磁気FGが構成されてい
る。
ステータヨーク3とロータギヤ4はともに強磁性体で作
られその歯型の数K (Kは正の整数)も等しく且つ歯
型が互いに向き合うよう構成され、永久磁石2とともに
磁気回路を構成し、ロータギヤ4が回転してこの歯型の
山とステータヨーク3の歯型の山が向き合ったとき磁気
抵抗が小さくなって永久磁石2から発生する磁束が通り
易くなり、逆に歯型の山と谷が向い合ったとき磁気抵抗
が大きくなって磁束が通如難くなり、ロータギヤ4の回
転によって前記磁気回路を通る磁束の量が交互に食わり
、FGコイル6の両端にその磁束変化量の時間微分値に
比例しだ電圧を有する交流電圧が誘起される。このFG
コイル5の両端に誘起される交流電圧の周波数fF、は
回転cIQI+ 1の回転周波数のに倍(Kは歯型の数
)となり、この周波数fFGにより回転速度の検出を行
っている。
一方、前記回転位相の検出を行うPGは第1図および第
3図に示す様に前記回転軸1に結合され、ともに回転す
るpc用マグネット6と、支持部月7と、支持部材7上
に設けられ前記PC,用マノマグネット生する磁界を検
出するホール素子等で構成される磁気感応素子8から成
り、前記PG用マグネット6には第3図に示す様に略1
80oづつの角度をもってN極とS極が着磁され、回転
軸1の回転にともなってPC,用マグネットが回転する
と前記磁気感応素子8上にS極が位置する状態とN極が
位置する状態が1回転毎に発生し、磁気感応素子8には
PG用マグネットの回転に同期した位相を有し、PG用
マグネットの1回転に1周期の割合で発生するPC信号
が発生する。
さて、前記した回転ヘッド駆動用モータ等に使用される
FCおよびPC,に必要な性能は、まずFCについては
、 ■ 検出精度が加工や組み立ての影響を受は難い事。
■ 高い出力電圧が得られるとともに外来雑音や誘導に
対して強い事。
■ FG自身が雑音を発生して他の回路に悪影響を与え
ない事。
■ FG自身が回転むらや振動を発生しない事。
■ 簡単な構造で小型化が計れる事。
■ 軽量であること。
等があげられる。
そして、第1図および第3図の様なFCの場合、全周対
向型であり検出電圧が全周で平均化されたものとなるた
め検出精度が部品の加工精度や組み立て精度の影響を受
は難く精度の良い検出が行える。しかしながら、この種
の磁気式FGの場合、FGコイルに誘起する電圧は、F
Gコイルと鎖交する磁束の変化を時間で微分したものに
比例するため、高速回転でないと検出電圧が低く、同時
にFGコイルにはモータの発生する磁気的あるいは電気
的な雑音等が重畳し易く検出信号のS//N比が劣“−
して検出精度が悪化する。そして、この磁気FCの場合
、発生する磁束の一部がモータの外部に漏洩し、この漏
洩磁束がFCのロータギヤの回転によって生ずる磁気抵
抗の変化の影響を受けて変動し、例えば前記の回転ヘッ
ド駆動モータ等においては映像信号の再生を行うヘッド
とこれらのFGとが同一モータ上にあり、漏洩磁束の変
動が再生ヘッドに影響して再生信号の”/N比の劣化を
生じ好ましからぬ結果を招く。更に第1図および第2図
に示した様な磁気FCの場合、相対する歯型の磁気的な
吸引力によってモータ回転時に振動を生じ、回転が不安
定になり回転むらが生じる等の欠点があげられる。
次にPGに必要な性能は、 ■ 位相の検出精度が良い事。
■ 高い出力電圧が得られるとともに外来雑音や、誘導
に対して強いこと。
■ PC自身が雑音を発生して他の回路に悪影響を与え
ない事。
■ P(、自身が回転むらや振動を発生しない事。
■ 簡単な構造で小型化が計れる事。
等があげられる。
さて、第3図に示す様なpcの場合、回転軸1に対する
PG用マグネット6の回転方向に対する取り付は精度、
pC−用マグネメト6のN極とS極の着磁精度、磁気感
応素子8の取り利は精度等を上げることが難しく回転位
相の検出精度が悪く電気的な位相調整回路が必要であり
、又、着磁されたPG用マグネットが回転しているだめ
その漏洩磁束によシ前記FCの場合と同様、回転ヘッド
駆動モーフ等に適用した場合、再生信号のS/N比の劣
化を招く、あるいは、PG信号の出力電圧を高めるため
高感度の磁気感応素子としてフェライト等強磁性体の上
にホール素子を取り付けたもの等を使用した場合、この
フェライトとPC用マグネットの間に磁気的な吸引力が
生じ前記FGの場合と同様モータ回転時に振動を生じ回
転が不安定になり回転むらを生じる等の欠点があげられ
る。
又、これらFGとPG2つの回転検出装置が別々に必要
となるだめ、部品点数が増大し、構成も複雑となり小型
化が図れず、又、FG部において磁気回路に軟鉄あるい
はケイ素鋼板等の比重の重い強磁性体を用いるため重量
も重くなる等の欠点を有していた。
更に、従来例においては、FGとPGが別々な信号とし
て取り出されるため、PG用の信号線とPG用の信号線
が別々に必要となり、特にこれらの信号を集積回路(r
eと称す)化した電気回路に加えて波形整形等の信号処
理をする時、信号線が多くなるとICのピン数が増大し
てICの価格上昇やICのパッケージの大型化等が生じ
、又、これらの信号を電気回路に導くだめの配線も多く
必要になりICパッケージの大型化とともに実装上不利
になる。
以上記した様に、従来の磁気式のFGやPGは多くの欠
点を有していた。
発明の目的 本発明は斯る従来例の欠点に鑑み、小型で高出ツバ且つ
高精度で、信号のS/N比が良好で他の回路に誘導雑音
等を発生させず、振動等による回転むら発生の要因もな
く、さらに前記FC,とPGの様な2種類以上の信号を
同−信号線−」二に得ることの出来る複合機能を有する
光学式回転検出装置を提供するものである。
発明の構成 上記目的を達成するだめ本発明の光学式回転検出装置は
、回転体の回転軸に第1および第2のスリットを有する
回転板を設け、この回転板の…i上の対向する一端に全
スリットに光が照射する板平面状光源を配し、同一部材
−ヒに全周もしくは略全周に渡り第1の光電変換素子と
この第1の光電変換素子と異なる半径方向の位置に第2
の光電変換素子を形成しこの第1の光電変換素子と第2
の光電変換素子を電気的に結合した平面状光電変換素子
を前記回転板の対向する他の端に設けて構成したもので
ある。
実施例の説明 本発明に基づいて構成された光学式回転検出装置の一実
施例を第4図〜第10図に基き説明する。。
第4図は、本発明による光学式回転検出装置の一実施例
の縦断面を示すものである。本実施例の光学式回転検出
装置は、回転軸1に取り伺けられ共に回転する回転板9
.支持部材10に取り付けられ前記回転板9の面上の一
端に向は光を照射する平面光源11.支持部材1oに取
り付けられた平面状光電変換素子12により構成される
尚、平面光源119平面状光電変換素子12は支持部材
10により固定されている。そして、回転板9は第5図
(第5図は回転板9の平面図を示す)に示す様に光学的
手段により全周対向型FGを実現するため同図の外周部
に示したスリット13aを半径r3〜r4の同一円環上
に全周に渡って形成した第1のスリットとしてのFG用
スリット群13(第6図の13に示す破線部にはスリッ
ト13aが等間隔で設けである)と、回転軸1の1回転
毎に特定の回転位置でパルスを発生する半径r1〜r2
 上の位置に形成した第2のスリットとしてのPG用の
スリット14が設けである。そして、スリン)13aは
同図に示す様にスリット間隔がΔθで、略Δθ/2の幅
にスリットが設けられている。又、同図においてPG用
ススリット幅は前記スリット13aのスリット幅Δθ/
2より狭いものとする。尚、この様なスリットを有する
回転数は、ガラス円板に金属薄膜を蒸着しこれをフォト
エツチングによりスリットを設ける部分のみ除去して実
現できる。あるいはステンレス鋼の薄円板をフォトエツ
チングし、スリットを設ける部分のみ除去する等により
実現できる。
第6図(第6図は平面状光電変換素子12の平面図を示
す)において平面状光電変換素子12は、例えば、後述
するアモルファスシリコン光電変換素子等で構成され、
照射光量に比例しだ光起電流を発生する。光電変換素子
12において全周対向型のFCを実現するだめ、外周部
に前記回転板9のスリン)13aと同じ半径r3〜r4
 の同一円環上に全周に渡ってスリット13aのスリッ
ト間隔Δθと等しい幅を以って光電変換素子小片15a
が形成され、との光電変換素子小片15aをアルミニウ
ムあるいはニッケル等で構成される導電性部材15bを
もって電気的に結合した第1の光電変換素子としてのF
G用先光電変換素子16第6図の15に示す破線部には
光電変換素子小片16aが等間隔に設けである)と、P
Gを形成するだめ第2の光電変換素子としてのPG用先
光電変換素子16設けである。そして、このpG用先光
電変換素子16アルミニウムあるいはニッケル等で構成
される導電性部材16bをもって、前記F C,J−[
j光電変換素子15の導電性部利15bに接続され、第
7図の等何回路にも示すようにFG用先光電変換素子1
5PC用光電変換素子が電気的に結合されている。
第4図において゛、平面光源11は、同図下部に向って
光を照射するもので、例えば円板状基板の円環上に全周
に渡って発光ダイオード小片を均等な間隔を以って配置
し前記回転板9をとり除いた状態では前記光電変換素子
12のFC用光電変換素子15を形成する光電変換素子
小片15a全部に光が照射する様構成するとともに、光
電変換素子12上のPC用光電変換素子16に前記光電
変換素子小片15aに照射されるよりも強い光が照射す
る様構成したものである。PC用光電変換素子16に強
い光を照射するのは、受光面積がFC用光電変換素子1
6よりも小さいため、後述するFG用の検出信号とFG
用の検出信号を電流−電圧変換した後の電圧値で分離す
る際に、ある程度の差電圧を得るためである。従って、
分離を周波数差によって行なうようにすればその必要は
ない。
FC部において、第8図に示す様に平面光源11から出
た光1γは回転板9により遮光される一方、回転板90
FG用スリツ)13!Lを通じて平面状光電変換素子1
2のFG用先光電変換素子15照射される。そして、回
転板9が回転軸1とともに回転すると、第8図(a)、
 (b)に示す様にFG用先光電変換素子15形成する
光電変換素子小片15aに光が照射されない同図(a)
の状態と、光電変換素子小片151Lに光が照射される
同図(b)の状態が回転板9のFG用スリッ)131L
のスリット幅Δθ回転する毎に交互に発生する。しだが
って、回転板9が回転すると光電変換素子小片151L
には照射光量に比例した光起電流が発生し、これらを電
気的に結合したFC用光電変換素子16には第1゜図(
第10図は光学式回転検出装置各部の波形図を示す)の
IFGに示す様な回転板9が前記Δθ回転する角度を1
周期とする光起電流IFGが発生する。又、20部にお
いては、回転板9に設けられたPG用ススリット14平
面状光電変換素子12のPCr用光電変換素子16とが
重なり、平面光源11からの光が回転板9により遮光さ
れずPG用先光電変換素子16照射される状態が回転板
901回転において1回生ずるため、PC用光電変換素
子16には第10図のrpcに示す様に、回転板9の1
回転中の特定の回転位置において発生する光起電流工P
Gが生じる。前記した様に第1の光電変換素子としての
FG用先光電変換素子16第2の光電変換素子としての
PG用先光電変換素子16導電性部材15bおよび16
bにより電気的に結合されており、これら2つの光電変
換素子を複合化しだ光電変換素子12の出力電流工。と
じては第10図ちに示す様な前記IFGとIP、を加算
した電流となる。
この光電変換素子12を第9図に示す様な演算増幅器A
1と抵抗R1で構成される電流−電圧変換回路18に接
続し前記工。に比例した第10図のV。に示す様な出力
電圧V。−R1・Ioを得る。この電圧V。
は、前記FG用の検出信号にPG用の検出信号が重畳し
たもので、第1o図に示す様にPG用の検出信号が重畳
した1回転中の特定回転位置の区間だけその電圧が高く
なる。
よって、FG用の検出信号とPG用の検出信号を分離し
、且つ各々を矩形波に整形するため、波形整形する電圧
レベル(以下、スレッシュホールド亀圧と称す)が異な
る第1の波形整形回路19および第2の波形整形回路2
0に加える。この第1の波形整形回路19は矩形波に整
形されたFC。
用の検出信号VFGを取り出すものでそのスレッシュホ
ールド電圧vsh+が後述する矩形波に整形されたPG
用の検出信号VPGを取り出す第2の波形整形回路20
のスレッシュホールド電圧Vsh2より低の最大値をI
H1+最小値を工LIとし、工PGの最大値を”H2+
最小値を−としたとき、第1の波形整形回路19のスレ
ッシュホールド電圧Vsh、を略下記の値 とし、第2の波形整形回路20のスレッシュホールド電
圧Vsh2を略下記の値 にすれば1同図VFG、 vpcの様なFG用の検出信
号VFGとpc、用の検出信号VPGが得られる。
以上述べた様な構成にすると、光電変換素子と検出回路
を結ぶ配線が減少し、特に検出回路を他の信号処理回路
と共にIC化する場合、ICのピン数削減および配線削
減による実装面積の低減等に効果があるばかりか、前記
第9図の電流−電圧変換回路18.1個でFG用、FG
用の2つの光電変換素子の検出信号を得ることができる
ため回路の簡易化も計れる。
さて、平面状光電変換素子は薄平面状の半導体光電変換
素子を以って実現でき、これらの光電変換素子には光の
照射により抵抗値の変化する光導電効果を利用したもの
と、光の照射にょシ起電力を発生し光起電流を得ること
のできる光起電効果を利用したものに分けられる。
本発明の如き光学式回転検出装置においては、一般に消
費電力が小さく且つ小型のものが望ましく、このため光
源も発光ダイオードの如き微弱光の光源が用いられる。
よって、光導電効果によるものの様に微弱光照射時に得
られる電流に対する暗電流の割合の大きなものよシ、光
起電効果を利用した光電変換素子を用い発生する光起電
流を前記第9図に示した様な電流−電圧変換回路に加え
電圧出方とじて取り出す方が望ましい。
この電流−電圧変換回路を用いれば、光電変換素子両端
(アノードとカソード間の電圧)は略零ボルトとなるた
め、短絡に近い状態となり、暗電流の発生が抑制され微
弱光でも安定した検出信号が得られる。
さて、光起電効果を有する薄平面状の光電変換素子を実
現する手段として、シリコンフォトダイオードと呼ばれ
る単結晶シリコン光電変換素子、あるいはセレン光電変
換素子、アモルファスンリコン光電変換素子(以下、a
 −Si光電変換素子と称す)等様々な光電変換素子が
考えられるが、本発明に用いる光電変換素子に要求され
る特性として、 ■ 大面積の光電変換素子が安価に提供できること。
■ 微細加工が可能で、同一基板上に多数の独立した素
子を形成でき、又、これらの素子の電気的結合および分
離が容易に行えること。
■ 高感度であること。
■ 応答性が速いこと。
■ 使用温度範囲が広いこと。
■ 素子の特性バラツキが小さいこと。
等が挙げられる。
まず、前記単結晶シリコン光電変換素子であるが、これ
は、上記■〜■の条件をほぼ満たし良好な特性を示すが
、大面積化した場合高価になる。
又、セレン光電変換素子やその低硫化カドミ(CaS)
光電変換素子等は、大面積のものを安価に実現し得るが
、反面フォトエツチング等による微細加工が難しく、第
9図に示しだ光電変換素子小片15a等は幅が数10μ
m程度で素子間を電気的に分離する分離帯の幅は小さい
ものでは10μm程度となり、これらの光電変換素子で
は実現が難しい。そして、セレン光電変換素子等は、後
述するa −Si光電変換素子に比べ感度が低く、応答
性も悪く、素子間の特性のバラツキも大きいだめ本発明
に用いる光電変換素子としては特殊な場合を除き適切で
ない。
一方、a −Si光電変換素子は、大面積の博士面状の
光電変換素子を安価に提供でき、後述する透明電極のフ
ォトエツチング等による除去により、独立した光電変換
素子を同一基板上に多数形成する微細加工が可能なため
第9図の様な光電変換素子、感度も高く、光源が発光ダ
イオードで構成される様な微弱光であっても充分な出力
信号を得ることが出来、応答性も数10KHz程度まで
応答し得るだめ、本発明の要求する応答性を充分溝し得
るものである。
更に、使用温度範囲も広く、−60°C以下〜80°C
以上の広い範囲で上記した感度および応答性の変化が小
さく必要な性能を維持できる。
そして、同一基板上に形成されるものはいう壕でもなく
、異なる基板上に形成されたものについても素子間のバ
ラツキは小さくなり、量産性においても優れている。
以上の説明から明らかなように本発明による光学式回転
検出装置に適用する平面状光電変換素子としては、a−
3i光電変換素子について一例を挙げて簡単な説明を行
う。
第11図は、本発明に適用し得るa −Si光電変換素
子12の一例を示したもので、同図←)は例えば第6図
に示すFG用先光電変換素子16形成する部分の破断拡
大図である。
又、同図(b)は、前記FG用先光電変換素子5の平面
図(第11図(a)の矢印入方向より見た図)、同図(
Q)は、同図(b)に示した線分0−07で破断した場
合の縦断面図を示す。
第11図(a)においてステンレス鋼板で作られ基板を
兼ねる不透明な下側電極21上にP層、i層。
N層から成るPiN接合を有するアモルファスシリコン
薄膜22(以下、a−&薄膜と称す)が形成され、この
a −Si薄膜22上に斜線で示したインジウン・ティ
ン・オキサイド23(以下、工TOと称す)と呼ばれる
透明電極を付着している。
このa −Si薄膜22は第11図(b)、 (0)に
示す様に、下側電極21とITO23の間にPiN接合
を形成する。ITO23の有する抵抗率は低く導体とし
て作用し、光電変換特性を有し光電変換素子として働く
が、ITO23の付着していない部分においてはa −
Si薄膜22の有する抵抗率が大きく且つ膜厚が数i 
ooo八と薄く、この付着していない部分の幅が数μm
以上であると電気的な絶縁体として働き、とのITO2
3の付着していなイ部分K 、1: ’) 第11 図
(2L)−(b)+ ’ (C)K示す様な工T。
23を付着させて形成した光電変換素子小片15aを電
気的に分離させるだめの分離帯を形成できる。
このためITO23を分離した島状に付着させた場合、
下側電極21を共通電極とした独立しだ光電変換素子小
片16aを形成できる。
ITO23を分離した島状に付着させる方法として例え
ばa −Si薄膜22の全面にITO23を塗布した後
、分離帯を形成したい部分のITO23をフォトエツチ
ングにより除去することにより実現可能であり、これら
分離して形成したITO23の付着部分が独立した光電
変換素子として働くばかりでなく、第11図(a)、 
(b)あるいは第6図に示す様に、これらをアルミニウ
ム等で作られる電極15b等により結合することも可能
であり、微細加工を必要とする光電変換素子も容易に実
現できる。
尚、第11図(a)、 (b)# (C)に示した様な
光電変換メ子では第11図(d)の等節回路に示す様に
下側電極21が光電変換素子小片15aの共通アノード
となり、同図(?L)に示す様に導電性部材15bによ
り光電変換素子小片15aを結合して共通カソードが形
成され、前記FG用先光電変換素子5が構成できる。
さて、以上、本発明による光学式回転検出装置の一実施
例として、第1の光電変換素子に全周もしくは略全周に
渡って形成したFC用光電変換素子を適用し、第2の光
電変換素子にPO用先光電変換素子適用し、この第1お
よび第2の光電変換素子を導電性部材により電気的に結
合してこれら2つの光電変換素子の複合化した検出信号
を得る例について述べたが、本発明における第1および
第2の光電変換素子としては、前記実施例の様なPG用
やPG用のみならず、例えば、第1の光電変換素子とし
て電子整流子モータの電子的整流を行うためのロータ回
転位置の検出を行う多相信号を出力するロータ位置検出
用光電変換素子の様なFCr用とは異なった機能を有す
るものを設けるとともに第2の光電変換素子として前記
従来例同様PC用光電変換素子を設け、これらを導電性
部制により電気的に結合しても良い。
発明の効果 以上の様な本発明によれば、下記の様な効果が得られる
■ 同一の平面状光電変換手段上に2種類以上の光電変
換手段が形成できるため構成が簡単となシ、小型な回転
検出装置が提供できる。
■ 第1の光電変換素子が全周もしくは略全周に渡って
形成され、全周もしくは略全周において平均化された検
出が行え、機械的精度不良が全周で平均化されるだめ、
検出精度が加工や組み立ての影響を受は難い光学式回転
検出装置が提供できる。
■ 光学的な回転検出を行っているため、電磁気的な外
来雑音の影響を受は難く検出信号の51比が良好な検出
が行え、逆に外部に電磁気的な・雑音を発生しないため
外物回路に悪影響を与えることもなく、又、回転むらや
振動を発生しない。
■ 2種類以上の機能の異なる光電変換素子を電気的に
結合し一本の線から複合化した2以上の回転検出信号を
得ることができるため配線の削減が可能となる。又、同
様に検出回路をre化した際ICのピン数削減が図れる
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転検出装置の縦断面図、第2図は同検
出装置のPG部の要部断面図、第3図は同検出装置のP
G部の斜視図、第4図は本発明における一実施例の光学
式回転検出装置の縦断面図、第5図は同検出装置の回転
板の平面図、第6図は同検出装置の平面状光電変換素子
の平面図、第7図は同光電変換素子の等価回路の回路図
、第8図(a)t (b)は第4図に示しだ光学式回転
検出装置の第1の光電変換素子の動作説明図、第9図は
同検出それ本発明の平面状光電変換素子の一実施例を示
す斜視図、平面図、側面図および等価回路図である。 1・・・・・・回転軸、9・・・・・回転板、11・・
・・・・光源、12・・・・・・平面状光電変換素子、
13・・・・・・第1のスリット、14・・・・・・第
2のスリット、15・・・・・第1の光電変換手段、5
16・・・・・・第2の光電変換手段。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第5図 第7図 第8図 PJ                   (b)@
9図 第10図 四重を灰の@串云−1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転体の回転軸に取り付けられ、@1の円環上に第1の
    スリットを有するとともに、前記第1の円環上と異なる
    半径上に第2のスリットを有する回転板と、前記回転板
    の面上の対向する一端に前記回転板の全スリットに光が
    照射する様に配した光源と、前記回転板の対向する他の
    端に配した平面状光電変換手段とを備え、前記平面状光
    電変換手段が同一部材上に構成された全周もしくは略全
    周に渡り設けられた第1の光電変換素子と、前記第1の
    光電変換素子と異なる半径方向の位置に設けられた第2
    の光電変換素子とから成り、前記第1の光電変換素子と
    第20光電変換素子を導電性部材により電気的に結合し
    たことを特徴とする光学ぎ回転検出装置。
JP10206983A 1983-06-07 1983-06-07 光学式回転検出装置 Pending JPS59226823A (ja)

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