JP2003121200A - 磁気エンコーダ - Google Patents

磁気エンコーダ

Info

Publication number
JP2003121200A
JP2003121200A JP2001313851A JP2001313851A JP2003121200A JP 2003121200 A JP2003121200 A JP 2003121200A JP 2001313851 A JP2001313851 A JP 2001313851A JP 2001313851 A JP2001313851 A JP 2001313851A JP 2003121200 A JP2003121200 A JP 2003121200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnetoresistive element
slit
rotating
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001313851A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3922427B2 (ja
Inventor
Takashi Nagase
喬 長瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2001313851A priority Critical patent/JP3922427B2/ja
Publication of JP2003121200A publication Critical patent/JP2003121200A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3922427B2 publication Critical patent/JP3922427B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で信頼性が高く取付けが簡単で、かつ高
精度の角度検出ができる磁気エンコーダを得る。 【解決手段】 本発明磁気エンコーダは、回転体のシャ
フトに固定された円板状の回転部2と、回転部に対向し
て設けられた磁気抵抗素子をもつ検出部3とを備えたも
ので、回転部は磁性体ディスク22と円周方向にスリット
を設けた磁性体スリット板21とからなり、検出部は磁
性体スリット板に対向する位置に平行に設け基体の表面
に同心円状に磁気抵抗素子を複数配置した検出体31と
し、検出体の背面に単極で着磁した平面磁石32を設けた
構成である。また、検出部の配線を耐摩耗特性を有する
フレキシブル基板にしてもよいし、磁性体スリット板の
スリット部および磁気抵抗素子を半径方向に同心状に複
数配置し、絶対値角度が検出できるようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気検出機能を有
する材料を利用した回転形磁気エンコーダであって、特
に角度検出方法を全周検出方式にした磁気エンコーダに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モータなどの回転体の回転角度を
検出する磁気エンコーダとして、図16に示すようなも
のがある。図において、1はシャフト、2はシャフト1
に固定された回転部、3は検出部である。回転部2は磁
性体で構成され、外周は歯車25の形状になっており、
歯数により1回転以内の検出角度が決定される。検出部
3は、磁気変化を検出する磁気抵抗素子312と磁気抵
抗素子312にバイアス磁界を与えるためのバイアス用
磁石34で構成される。シャフト1の回転に伴い歯車2
5が回転すると、磁気抵抗素子312がもれ磁束の変化
を検出する。磁気抵抗素子312で検出した信号を、図
示しない波形整形回路により正弦波などの信号に変換す
る。そして、変換した検出信号を波形整形回路から送出
し、図示しない信号処理回路により回転角度を検出する
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本方式よる検出方式
は、検出部が一カ所のため構造が簡単であるが、検出角
度精度を向上させるには、シャフトのフレや回転部の取
り付け誤差を無くして、回転部の同心度を向上させる必
要があった。この同心度に影響する取り付け誤差は、回
転部の偏心誤差と回転部の直径の比率で角度誤差が決定
されるため、検出器の外径寸法が小さくなると回転部の
直径も小さくなり、モータのシャフトフレや組立誤差が
1ミクロン以下という精度を要求され、組立ができないと言
う問題があった。そこで、本発明は小型で信頼性が高く
取付けが簡単で、しかも高精度の角度検出ができる磁気
エンコーダを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明の磁気エンコーダは、つぎの構成にしてい
る。 (1) 回転体のシャフトに固定された円板状の回転部と、
前記回転部に所定の空隙を介して対向させた磁気検出部
とを備え、前記回転体の回転角度を磁気的に検出する磁
気エンコーダにおいて、前記回転部は磁性体ディスクと
円周方向にスリット部を設けた磁性体スリット板とし、
前記磁気検出部は前記スリット部に対向させて配置した
環状の磁気抵抗素子とそれを固定する基体とからなる検
出体と、前記検出体の背面に単極で着磁した平面磁石部
とからなるものとした構成にしている。本構成により、
磁性体スリット板と平面磁石とを対向して組み合わせる
ことにより、磁性体スリット板は、高精度の多極着磁し
た回転部と同様の機能が得られ、磁極の角度精度を向上
させることができる。また、全周に磁気抵抗素子を配置
することにより、シャフトフレや回転部の取り付け誤差
をキャンセルして検出する。このため、回転部の組み立
てにおいて同心合わせがラフでよく、検出構造が簡単で
高精度の磁気エンコーダが得られる。 (2) 前記磁性体スリット板および前記磁気検出部は、露
光装置、拡散装置、エッチング装置等の半導体製造装置
を用いて形成されたものである。このため、磁極に相当
する部分が、多極でしかも高精度に作製できる。また、
全周に配置した磁気抵抗素子を半導体製造装置を用いて
同時に形成するので、各磁気抵抗素子のバラツキがなく
なり、高精度の磁気エンコーダが得られる。 (3)前記回転部が、一体の磁性体で構成されているの
で、バラツキが少なく、安価で高精度の磁気エンコーダ
を得ることができる。 (4)前記検出部の配線は、耐摩耗特性を有するフレキシ
ブル基板を使用しているので、万一回転部と接触しても
磁気抵抗素子が保護されるため、高信頼性の磁気エンコ
ーダを得ることができる。 (5) 前記スリット部のパターンおよび前記環状の磁気抵
抗素子のパターンを半径方向に同心上に少なくとも2個
配置したので、絶対角度を検出することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例を図1に示す。図1
は第1実施例の磁気エンコーダを示す模式図である。図
において、1はシャフト、2はシャフト1に固定された
回転部、3は磁気検出部、4は磁気検出部3の検出信号
を波形整形して外部に送出する波形整形回路部である。
回転部2は、磁性体ディスク22に結合された磁性体ス
リット板21で構成している(図2)。図2は回転部2
の部分拡大図である。磁性体スリット板21のスリット
は、エッチング手法を用いた半導体製造装置により形成
している。エッチング手法を採用することにより、スリ
ットの各寸法を高精度に形成できる。なお、磁性体スリ
ット板21を別部品で製作して接合するのではなく、磁
性体ディスク22に直接スリットをハーフエッチングに
より製作してもよい。
【0006】磁気検出部3は、検出体31と平面磁石3
2とからなり、検出体31は、図3に示すように基体3
11と磁気抵抗素子312と結線用導体314のパター
ンとからなる。図3は、検出体31の詳細を示す平面図
である。磁気抵抗素子312を4個まとめたものを磁気
抵抗素子ユニット313としている。磁気抵抗素子ユニ
ットの数は9個としているので、磁気抵抗素子の数は3
6個である。基体311は、ガラス基板を使用してお
り、この基体311の上に磁気抵抗素子312や結線用
導体314を形成する。フォトマスクに複数の磁気抵抗
素子312のパターンや結線用導体パターン314を転
写し、CVD技術、スパッタリング技術、エッチング技
術などの半導体製造技術を使用した微細加工技術を駆使
して形成される。磁気抵抗素子312は、強磁性体のニ
ッケルコバルト(Ni−Co)やニッケル鉄(Ni−F
e)などの強磁性体を使用して製造する。結線用導体
は、アルミニウムや銅や金などを使用する。基体はガラ
スの代わりにシリコンウエファを使用しても良い。ま
た、結線用導体314は、多層基板と同じ構造になって
おり、お互いの結線用導体同士は、誤接続しないように
絶縁されている。
【0007】磁気抵抗素子312は、回転部2の磁性体
の回転角度変化量を検出できるように磁性体スリット板
21とほぼ同一径の円周状に複数を配置している。各磁
気抵抗素子ユニット313は、4個の磁気抵抗素子31
2(+A1、+B1、−A1、−B1から+A9、+B
9、−A9、−B9まで)で構成されており、各磁気抵
抗素子は等角度の間隔であり、磁気抵抗素子ユニット同
士も等角度で配置している。磁気抵抗素子ユニット31
3は、9個のユニットが円周状に配置されている。な
お、本実施例では、奇数個の磁気抵抗素子ユニットを配
置したが、偶数個のユニットを配置しても良い。つま
り、各磁気抵抗素子は、10度ごとに配置されているこ
とになる。結線方法は、直流電圧の印加するための端子
+Vと0V、検出信号を出力するための端子、出力aと
出力bが配置されている。結線用導体314で結線した
各磁気抵抗素子312の結線方法を図4に示す。図4の
結線方法は、各磁気抵抗素子ユニット313を並列に結
線するため、全体としての抵抗値が小さくなるので、外
部から直流電圧を加えた場合に大きな電流が流れる。電
流値の大きさが問題になる場合には、図5に示したよう
に、各磁気抵抗素子312を直列に配置して、全体の磁
気抵抗値を大きくする結線方法を採用しても良い。ま
た、必要な磁気抵抗値を得るため、各磁気抵抗素子ユニ
ット313を直並列に接続してもよい。
【0008】回転部2と磁気検出部3を拡大したものを
図6に示す。図6は、図1の磁気エンコーダの拡大断面
図である。回転部2の磁性体スリット板21と磁気検出
部3の磁気抵抗素子312と磁気バイアスを加えるため
の平面磁石32の磁極の関係を示した断面図である。平
面磁石32は、基体側にS極、裏面がN極に着磁されて
いる。従って、ギャップLの間隔で対向する回転部2の
磁性体スリット板21の磁性体部は、スリット部に比べ
磁気抵抗が小さい状態になっている。つまり、磁性体ス
リット板21の磁性体部はN極、スリット部は磁気抵抗
が大きくなるので、N極に比べ磁気が弱いのでS極(図
6では、(S)と表示。)となる。従って、回転部2の
回転により磁性のスリット部は、磁気変化が生じる。磁
気抵抗素子312の+A1と−A1は、検出信号は電気
的に180度位相差があるように配置されている。ま
た、磁気抵抗素子312の+B1と−B1も同一の関係
になるように配置している。さらに、磁気抵抗素子31
2の+A1と+B1は検出信号が90度位相差になるよ
うに配置されている。
【0009】各磁気抵抗素子の検出信号の関係を図7に
示す。図7は磁気抵抗素子+A1と−A1の結線回路で
ある。磁気スリット板のスリットピッチに対応した出力
信号を、図8に示している。磁気抵抗素子+A1と−A
1は、位相差が電気的に180度異なる信号を検出して
いる。また、図7の結線回路から、入力端子+V、0V
に直流電圧を印加すると出力端子出力(a)には、図9
に示す磁気スリット板のスリットピッチに対応した検出
信号を得ることが出来る。180度の位相差を持つ磁気
抵抗素子を配置するのは、大きな検出信号を得るためと
温度変動や電源変動などによる検出信号の変動をキャン
セルするためである。回転部の回転方向を検出する方法
を図10、図11に示す。図10は検出原理を示す結線
図、図11その出力信号波形図である。回転方向を検出
するために、出力(a)と電気的に90度位相差のある
出力(b)の2信号を得るためのである。1個の磁気抵
抗素子ユニット312の動作について示したが、この磁
気抵抗素子ユニットは、全ユニット9個が並列に接続さ
れており、各磁気抵抗素子ユニットの出力信号の平均値
が出力される。出力(a)の出力信号波形に対し、出力
(b)の出力信号波形の位相が進んでいるのか、遅れて
いるのかを検出することにより回転方向を検出できる。
【0010】なお、本実施例では、磁気抵抗素子の数を
36個として述べたが、360個のように本数を増加さ
せれば、角度誤差がより平均化され、シャフトのフレや
回転部の取り付け誤差がキャンセルでき、取り付け精度
がラフでも高精度の磁気エンコーダを得ることが出来
る。また、各磁気抵抗素子ユニットをシャフトを中心に
して機械的に180度で対向するように配置すれば、さ
らにシャフトのフレや回転部の取り付け誤差をより効果
的にキャンセルすることができる。
【0011】(第2実施例)本発明の第2実施例を図1
2に示す。図12はフレキシブル基板のパターンにより
結線した磁気エンコーダを示す側断面図である。図にお
いて、33はフレキシブル基板である。各磁気抵抗素子
の結線方法を、第1実施例で述べた半導体方法によら
ず、あらかじめフレキシブル基板33でパターン化して
おき、フレキシブル基板33と磁気抵抗素子312をハ
ンダによって結線している。実際の結線方法は、磁気抵
抗素子の両端に結線用電極を設け、対向するフレキシブ
ル基板33の結線用電極にクリームハンダを塗布し、基
体311とフレキシブル基板33を位置決めして張り合
わせる。この状態で、ハンダが溶融する高温の炉の中に
入れて結線する。このように、本実施例では多層結線が
容易なフレキシブル基板を使用したので、安価な結線が
可能になる。また、波形整形回路部4まで延長すれば、
結線がさらに容易になるという効果がある。また、フレ
キシブル基板のベースフィルム(太線表示部)が回転部
とギャップLの間隔で対向することになるので、フレキ
シブル基板に耐摩耗特性を有する材料(例えば、カプト
ンフィルムなど)を使用すれば、万一回転部と接触して
も磁気抵抗素子が保護されると言う効果も発生し、磁気
エンコーダの信頼性を向上させることができる。
【0012】(第3実施例)本発明の第3実施例を図1
3、図14に示す。図13は回転部を示す平面図、図1
4は検出体を示す平面図である。図において、23は第
1スリットトラック部、24は第2スリットトラック
部、315は第1磁気抵抗素子パターン、316は第2
磁気抵抗素子パターンである。回転部2の磁性体スリッ
ト板21は、同心状に二つのスリットトラックを有する
第1スリットトラック部23と第2スリットトラック部
24をが配置されている。第1スリットトラック部23
のスリットは36個、第2スリットトラック部24のス
リットは35個である。検出部3の磁気抵抗素子も同じ
く同心状に2つのパターンが、磁性体スリット板21の
二つのスリットトラックに対向してそれぞれ配置されて
いる。すなわち、第1磁気抵抗素子パターン315は第
1スリットトラック部23と、第2磁気抵抗素子パター
ン316は第2スリットトラック部24と対向してい
る。磁気抵抗素子パターンは、36個の磁気抵抗素子ユ
ニット315aおよび35個の磁気抵抗素子ユニット3
16aからなっている。いま、磁性体スリット板21を
回転させると、図15に検出信号波形を示すように、第
1スリットトラック部23に対応する磁気抵抗素子ユニ
ット315aからは、1回転に36サイクルの正弦波信
号の検出信号が、第2スリットトラック部24に対応す
る磁気抵抗素子ユニット316aからは、1回転に35
サイクルの検出信号が得られる。得られた信号同士の位
相差であるスリットの差Sは、1回転中にすべて異なる
ので、この位相差を検出すれば絶対値角度を検出でき
る。このように、スリット数の異なるトラックを複数配
置する事により、絶対値角度を検出することができる。
また、回転部2の磁性体スリット板も検出部3の磁気抵
抗素子も半導体製造装置を用いて同一製造工程で複数ト
ラックを同時に形成するので、複数のトラックを配置し
ても安価に製造することができる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によればつぎ
の効果がある。 (1) 磁性体スリット板と平面磁石とを対向して組み合わ
せたので、磁性体スリット板が高精度の多極着磁した回
転部と同様の機能が得られ、磁極の角度精度を向上させ
ることができる。また、全周に磁気抵抗素子を配置した
ので、シャフトフレや回転部の取り付け誤差をキャンセ
ルして検出できる。このため、回転部の組み立てにおい
て同心合わせがラフでよく、検出構造が簡単で高精度の
磁気エンコーダが得られる。 (2) 前記磁性体スリット板および前記磁気検出部は、露
光装置、拡散装置、エッチング装置等の半導体製造装置
を用いて形成したので、磁極に相当する部分が、多極で
しかも高精度に作製できる。また、全周に配置した磁気
抵抗素子を半導体製造装置を用いて同時に形成するの
で、各磁気抵抗素子のバラツキがなくなり、高精度の磁
気エンコーダが得られる。 (3)前記回転部が、一体の磁性体で構成されているの
で、バラツキが少なく、安価で高精度の磁気エンコーダ
を得ることができる。 (4)前記検出部の配線は、耐摩耗特性を有するフレキシ
ブル基板を使用しているので、万一回転部と接触しても
磁気抵抗素子が保護され、高信頼性の磁気エンコーダを
得ることができる。 (5) 前記スリット部のパターンおよび前記環状の磁気抵
抗素子のパターンを半径方向に同心上に少なくとも2個
配置したので、絶対角度を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す磁気エンコーダの模
式図である。
【図2】図1における回転部の部分拡大図である。
【図3】図1における検出体の詳細を示す平面図であ
る。
【図4】本発明の第1実施例における磁気抵抗素子の結
線方法を示す結線図である。
【図5】本発明の第1実施例における磁気抵抗素子の他
の結線方法を示す結線図である。
【図6】本発明の第1実施例における回転部と検出部の
拡大断面図である。
【図7】本発明の第1実施例における磁気エンコーダの
結線図である。
【図8】本発明の第1実施例における磁気エンコーダの
検出原理を示す波形図である。
【図9】本発明の第1実施例における磁気エンコーダの
出力波形図である。
【図10】本発明の磁気エンコーダの検出原理を示す結
線図である。
【図11】本発明の磁気エンコーダの出力波形図であ
る。
【図12】本発明の第2実施例を示す磁気エンコーダの
側断面図である。
【図13】本発明の第3実施例を示す回転部の平面図で
ある。
【図14】本発明の第3実施例を示す検出体の平面図で
ある。
【図15】本発明の第3実施例の検出原理を示す波形図
である。
【図16】従来の磁気エンコーダを示す模式図である。
【符号の説明】
1 シャフト 2 回転部 21 磁性体スリット板 22 磁性体ディスク 23 第1スリットトラック部 24 第2スリットトラック部 25 歯車 3 検出部 31 検出体 311 基体 312 磁気抵抗素子 313,315a,316a 磁気抵抗素子ユニット 314 結線用導体 315 第1磁気抵抗素子パターン 316 第2磁気抵抗素子パターン 32 平面磁石 33 フレキシブル基板 34 バイアス用磁石 4 波形整形回路部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体のシャフトに固定された円板状の
    回転部と、前記回転部に所定の空隙を介して対向させた
    磁気検出部とを備え、前記回転体の回転角度を磁気的に
    検出する磁気エンコーダにおいて、 前記回転部は磁性体ディスクと円周方向にスリット部を
    設けた磁性体スリット板とし、前記磁気検出部は前記ス
    リット部に対向させて配置した環状の磁気抵抗素子とそ
    れを固定する基体とからなる検出体と、前記検出体の背
    面に単極で着磁した平面磁石とからなるものとしたこと
    を特徴とする磁気エンコーダ。
  2. 【請求項2】 前記磁性体スリット板および前記磁気検
    出部は、露光装置、拡散装置、エッチング装置等の半導
    体製造装置を用いて形成されたものであることを特徴と
    する請求項1記載の磁気エンコーダ。
  3. 【請求項3】 前記回転部は、一体の磁性体で構成され
    ていることを特徴とする請求項1または2記載の磁気エ
    ンコーダ。
  4. 【請求項4】 前記検出部の配線は、耐摩耗特性を有す
    るフレキシブル基板を使用したことを特徴とする請求項
    1から3のいずれか1項に記載の磁気エンコーダ。
  5. 【請求項5】 前記スリット部のパターンおよび前記環
    状の磁気抵抗素子のパターンを半径方向に同心円状に少
    なくとも2個配置したことを特徴とする請求項1から4
    のいずれか1項に記載の磁気エンコーダ。
JP2001313851A 2001-10-11 2001-10-11 磁気エンコーダ Expired - Lifetime JP3922427B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001313851A JP3922427B2 (ja) 2001-10-11 2001-10-11 磁気エンコーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001313851A JP3922427B2 (ja) 2001-10-11 2001-10-11 磁気エンコーダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003121200A true JP2003121200A (ja) 2003-04-23
JP3922427B2 JP3922427B2 (ja) 2007-05-30

Family

ID=19132258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001313851A Expired - Lifetime JP3922427B2 (ja) 2001-10-11 2001-10-11 磁気エンコーダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3922427B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009156589A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Fujikura Ltd 磁石付き磁気センサを使用した磁性体の移動方向検出装置
KR100912490B1 (ko) * 2007-06-08 2009-09-16 주식회사 트루윈 고주파 발진형 근접센서를 이용한 로터리 엔코더
JP2013185826A (ja) * 2012-03-05 2013-09-19 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 磁気エンコーダ
CN104303020A (zh) * 2012-05-22 2015-01-21 三菱电机株式会社 磁式旋转角检测器
JP2017151105A (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 インフィネオン テクノロジーズ アクチエンゲゼルシャフトInfineon Technologies AG 磁気角度位置センサ
JP7452562B2 (ja) 2022-03-01 2024-03-19 Tdk株式会社 磁気センサ、磁気式エンコーダ、レンズ位置検出装置および測距装置ならびに磁気センサの製造方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100912490B1 (ko) * 2007-06-08 2009-09-16 주식회사 트루윈 고주파 발진형 근접센서를 이용한 로터리 엔코더
JP2009156589A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Fujikura Ltd 磁石付き磁気センサを使用した磁性体の移動方向検出装置
JP2013185826A (ja) * 2012-03-05 2013-09-19 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 磁気エンコーダ
CN104303020A (zh) * 2012-05-22 2015-01-21 三菱电机株式会社 磁式旋转角检测器
US9702735B2 (en) 2012-05-22 2017-07-11 Mitsubishi Electric Corporation Magnetic rotation-angle detector
CN107121057A (zh) * 2016-02-25 2017-09-01 英飞凌科技股份有限公司 磁角位置传感器
JP2017151105A (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 インフィネオン テクノロジーズ アクチエンゲゼルシャフトInfineon Technologies AG 磁気角度位置センサ
KR20170100438A (ko) * 2016-02-25 2017-09-04 인피니언 테크놀로지스 아게 자기 각 위치 센서
KR101953009B1 (ko) 2016-02-25 2019-02-27 인피니언 테크놀로지스 아게 자기 각 위치 센서
US10488225B2 (en) 2016-02-25 2019-11-26 Infineon Technologies Ag Magnetic angular position sensor
CN107121057B (zh) * 2016-02-25 2020-07-28 英飞凌科技股份有限公司 磁角位置传感器
US11092463B2 (en) 2016-02-25 2021-08-17 Infineon Technologies Ag Magnetic angular position sensor
US11506517B2 (en) 2016-02-25 2022-11-22 Infineon Technologies Ag Magnetic angular position sensor
JP7452562B2 (ja) 2022-03-01 2024-03-19 Tdk株式会社 磁気センサ、磁気式エンコーダ、レンズ位置検出装置および測距装置ならびに磁気センサの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3922427B2 (ja) 2007-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4273363B2 (ja) 回転角度検出装置、回転機、及び回転角度検出法
KR101426877B1 (ko) 회전 각도 검출 장치, 회전기 및 회전 각도 검출 방법
TWI579533B (zh) Absolute encoder devices and motors
JP5666886B2 (ja) ロータリエンコーダ
JP3895556B2 (ja) 回転角検出センサ
US6326780B1 (en) Magnetic field concentrator array for rotary position sensors
US7064537B2 (en) Rotation angle detecting device
US6191579B1 (en) Rotary position sensor with redundant sensing
JP3922427B2 (ja) 磁気エンコーダ
JP2001159542A (ja) 回転角度センサー及び回転角度センサーユニット
JPS59147213A (ja) 磁気回転センサ
JP5170614B2 (ja) 磁気センサ及び回転角度検出装置
JP2005069744A (ja) 磁気検出素子
KR19990087015A (ko) 자기검출소자와 그 제조방법 및 자기검출장치
JPH10160512A (ja) 磁気エンコーダ
JP2005024282A (ja) 磁気式エンコーダ
JPH06177454A (ja) 強磁性薄膜磁気抵抗素子とそれを用いた磁気センサ
JPH06261523A (ja) 回転検出装置
JPH1151694A (ja) 回転数センサ
JPH01143966A (ja) 電流検出装置
JPH02296109A (ja) 角度検出装置
JPS61189414A (ja) 磁束密度変化検知装置
GB2379025A (en) Rotary position sensor
CN115394761A (zh) 一种磁传感器芯片及其制备方法以及磁编码器
JPH06261524A (ja) 回転検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061114

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302

Year of fee payment: 6