JPS5985483A - 内燃機関の無接点点火装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は内燃機関の無接点点火装置に係り、特に、エ
キサイタ・コイルと同一鉄心に股・けたパルサ・コイル
および制御回路によって内＠機関の低速時における点火
時期を進角制御するようにした内燃機関の無接点点火装
置に関する。

例えは、チェーン・ソーや特殊車両などの内燃機関には
、磁石発電機式の点火装置が広く採用されている。これ
は高圧電流の点火１源をバッテリに依ら方い７、磁石光
？！′機により得るもので、磁石光１′機で発生した低
圧電流を外部に取り出し、これをイグニション・コイル
で高圧にして、点火プラグに供給する如くなっている。

ところで、かかるチェーン・ソーなどの内燃機関の定常
運転時においては、内燃機関における点火時期が上死点
前３０近傍に設定されて、混合気の燃焼効率が最大と々
るように々されているため、起動時のように内燃機関の
回転速度か低いとき、前記と同様の点火時期で点火を行
うと、内燃機関が逆回転して起動が困難な場合かあった
。

この発明けかかる従来の問題点に着目して々されたもの
であり、内燃機関の起動時等の低速回転域では、点火時
期を例えば上列点前ｌｏ付近に遅らせるように選ずする
ことにより、内燃機関の起動性を改善し、起動後内燃機
関が定常回転域に達するや点火時期を早めて、内燃機関
を最大効率で運転させるようにすることを目的とする。

このため、この発明においては、同一鉄心にエキサイタ
・コイルとパルサ・コイルとを設け、ロータに設けたマ
グネットの回転によってそれぞれのコイルニ篭圧を発生
させ、エキサイタ・コイルによってコンデンサに充電し
た電圧を、パルサ・コイルにおいて発生した電圧にて制
御される制狗Ｊ回路によって、前記イグニション・コイ
ルに放霜−させるように構成したのである。

以下に、この発明の実施例を図面について具体的に説明
する。

第１図はこの発明の無接点点火装置を具体的に説明する
回路図である。同図において、（１）はエキサイタ・コ
イルで、これにはクイオート（２）と抵抗（３）との直
列回路が並列接続されている。

また、このエキサイタ俸コイル（１）Ｋはクイオート（
４）を介して逆流防止用ダイオード（５）と、前記クイ
オート（４）および容量の大きい第１の充放電コンデン
サ（６）　ヲ介してイグニション・コイル（７）の−次
側とが、図示のように並列接続さｈている。々お、その
イグニション・コイル（７）の二次側には点火プラグ（
８）が接続されている。１だ、前記クイオート（５）に
け第２のサイリスク（９）とタイオート（１０との直列
回路か並列接続さハている。

一方、エキサイタ・コイル（１）とダイオード（４）と
の間には抵抗圓の一端が接続さｊ、この抵抗（１１）の
他端がサイリスタ（１２１のゲートと、抵抗（１Ｂ）を
介してサイリスタ（１２＋のカソードに接続され、その
サイリスタ（１２１のアノードは前記クイオード（１０
に介してイグニション・コイル（７）の一端に接続され
ている。−はサイリスタ（１２１に並列接続したパルサ
・コイル、　（１５１はとのパルサ・コイル（１旬にグ
イオートｔＬ６１を介ｌ−て並列接続した劃・２０充放
電コンデンサ、（１７Ｊはダイオード（１６）と前記第
２のサイリスク（９）のゲートとの間にアノードおよび
カソードを接続した第１のサイリスタ、　ｆ１８１けそ
の牙１のサイリスタ（１７）のカソードとゲートとの−
１にＷ：続した抵抗、（１９）は同じくそのゲートとダ
イオード（１（ｊとの間に接続したダイオードで１ある
。

１だ、（支））け第２のサイリスク（９）のカソード・
ゲート間に接続した抵抗、（２１）けツェナーグイオー
ト′、図はクイオードであり、その直列回路は第１のサ
イリスクα力のアノード・ケート間に接続されている。

（召）け第１のサイリスク（１７）のカソードとパルサ
・コイル０舗の一端に接続されたクイオートである。

オ・２図は前記エキサイタ・コイル（１）およびパルサ
・コイル０４・）を含む磁石光ｔｔｍの概略を示すもの
である。こ冶らの各コイル（１１％＋けコ字状鉄心（８
１１に二つの極に分けて巻装され、これらの各ＩＪ−ト
端が制御回路９３２１における第１図の各部に図示のよ
うに接続されている。（８３１け内燃機関に同期回転す
るロータで、内部に磁石例を設は外周面に磁極−）を有
する。図中（８６）はバランスウェイトである。

次に、この無接点点火回路の作用について説明する。

先ず、内燃機関の起動時においては、この内燃機関の回
転速度が低く、前記エキサイタ・コイル（１）およびパ
ルサ・コイル０４）には、２・３図（α）（ｂ）に示す
１圧が発生する。そしてエキサイタ・コイル（１）の正
の半周期でけ、正′−１圧Ｐが第１のコンデンサ（６）
を充電するとともに、抵抗（１１）→パルサ・コイル０
４．）→クイオート（１０および抵抗（１１）→グイオ
ート（１６１−第２のコンデンサ（１５）→ダイオード
００と流れ、第２のコンデンサ（１団を充電する一方に
おいて、サイリスタ（１２１をトリガすることと々る。

このときパルサ・コイル０４．）には負電圧Ｑが発生す
るが、この負電圧Ｑけトリガされたサイリスク（１２１
を順方向に流れて消耗される。

次に、エキサイタ・コイル（Ｈの負の半周期で己、負電
圧Ｐがダイオード（２１および抵抗（３）を順方向に流
れて消費されろ。このときパルサ・コイル（１４１ＩＣ
は正電圧Ｑが生じ、この正電圧Ｑはダイオード（１６）
を介してコンデンサ（１５１に充電される。

ここで前記パルサ・コイル（１４）に負電圧Ｑ力；発生
すると、サイリスタＱ３はオフ状態であるので、その負
電圧はダイオード（］！’１．ダイオード（２２）を通
って流ね、牙１のサイリスタ（１７１のゲートをトリガ
する。どのため牙２のコンデンサ（１５）の充電電圧は
牙１のサイリスタ（１７）を介して米２のサイリスタ（
９）のゲートをトリガし、これを導通状態にする。その
結果、第１のコンデンサ（６）の充電電圧は牙２のサイ
リスタ（９）およびダイオード（１０）を介してイグニ
ション・コイル（７）の−次側に放電され、これに伴っ
て二次側に高電圧が誘起され、点火プラグ（８）に火花
を発生させることとなる。

なお、ツー３図（ｈ）のパルサ・コイル（１４）の負電
圧９１１時に牙１のサイリスタ（１７１のトリガレベル
に達し、ＯＮさせ、メ・２のコンデンサ（１５）の充電
電圧を３１−２のサイリスタ（９）のゲートに放電し、
これをＯＮさせる。この時点Ｔ７で初めて第１のコンデ
ンサ（６）の放電が行われる。牙３図（ｃ）　（ｄ）は
このときのコンデンサ（６）の電圧■ｃ／特性およびコ
ンデンサ（１５１の電圧■ｃコ特性である。

このような点火動作は内燃機関の上死点前１０付近にま
で遅れることとなり、内燃機関の起動１牛が良好となる
ものである。

一方、これに対して、内燃機関が所定の進角設定置以上
の回転数に至ると、上記パルサ・コイル（１４）の正電
圧Ｐが上昇しツェナーダイオード１２１）のツェナー電
圧以上に時点Ｔ２で達する。このため、その正電圧Ｐは
ダイオード（１６）、ツェナーダイオード（２Ｉ）、ダ
イオード（２２１を経て第１のサイリスタ０７）のゲー
トに直接加えら′ｈることとなり、この牙１のサイリス
タ（Ｉｎをオンにする。そこで′）ｒ−２のコンデンサ
（５）の充電電圧が米２のサイリスタ（９）のゲートに
放電されこれをＯＮさせろ。このため、前記コンデンサ
（６）の充電電圧はこのサイリスタ（９）、ダイオード
（１０１を介してイグニション・コイル（７）へと流れ
、これの二次側に前記同様に高電圧を誘起することとな
る。牙３図（６＋（ｆ）は、このときのコンデンサ（６
）の電圧Ｗｈ／特性およびコンデンサ（１５１の電圧Ｖ
ｃ２特性を示すものである。このため、牙１のコンデン
サ（６）の放電は矛３図（ｅ）のように時点Ｔ／からＴ
２に早まることとなる。すなわち、牙２のサイリスタ（
９）のトリ力タイミングが低速回転時には時点ＴＩであ
ったものが、設定回転数以上で時点Ｔ、と早くなり、内
燃機関の上死点前３０ｉ付近での点火を行わしめ、内燃
機関効率の高い点でこれを駆動せしめろことができる。

こうして、この発明では特に内燃機関の始動ヰの改善を
図り、かつ内燃機関の全回転域に亘って良好な運転特性
を得ることガできろものである。

以上詳細に説明した様に、この発明によれば、内燃機関
の回転に応じて略逆相となる電圧を誘起するエキサイタ
・コイルとパルサ・コイルとを有し、エキサイタ・コイ
ルにはこれに誘起した電圧を充電する牙１のコンデンサ
と、この牙１のコンデンサの放電電圧を受けるイグニシ
ョン・コイルを接続するとともに、パルサ・コイルには
これに誘起した電圧を充電する牙２のコンデンサと、こ
の牙２のコンデンサの放電電圧を受けて導通ずる牙１の
スイッチング素子と、この牙１のスイッチング素子の導
通により前記牙１のコンデンサの放電を可能とする牙２
のスイッチング素子と、内燃機関の設定回転数以上で導
通して、前記】・１のスイッチング素子を駆動するツェ
ナーダイオードとを接続して、無接点点火装置を構成し
たので、内燃機関の起動性を良好にし設定回転速度以上
では従来と同様の高野率運転を可能ならしめうる等の効
果が得られる。

【図面の簡単な説明】

牙１図はこの発明の無接点点火装置の回路図、オ・２図
は磁石発電機の概略構成図、牙３図（α）（ｈ）ｆｃ）
　（ｄｌ　（ｅｌ　（ｆ）は前記回路各部の電圧のタイ
ムチセードである。 （１）・・・エキサイタ・コイル、（６）・・・＋１の
コンデンサ、（７）・・・イグニション・コイル、（８
）・、・点火プラグ、ｔ９１・・・、！４−２のサイリ
スタ（スイッチング素子）　、　（１４１・・・パルサ
・コイル、（１５１・・・ツ・２のコンデンサ、（１７
１・・・牙１のサイリスタ（スイッチング素子）、ｆ２
１１・・・ツェナーダイオード、（３４１・・・磁石、
（３５１・・・磁極、（３６）・・・バランスウェイト
。 特許出願人 追浜工業株式会社 代理人弁理士 山　　本　　彰　　司 第１図 す　３　　図 手続補正書 １．事件の表示 昭和５７年特許願刃１１９３７４　／１号２、発明の名
称 内燃機関の無接点点火装置 ３補正をする者 律件との関係　特許出願人 ４代理人 住　所　　　東京都中央区八重と・１・に丁目１０番８
号へ重洲ビル４階　置（２７／）９１ｔ３氏　名　　　
弁理士　（ｔ７乙７）山　本　彰　司（１）明細書牙７
ペーン、之・６行目に「クイオートは」とあるを「サイ
リスク（１′ｎのゲート・カンート、抵抗０８）及びグ
イオート例」と訂正する。 （２）明細書牙８ページ、オ９行目に「Ｐ」とあるを「
Ｑ」と訂正する。 （３）明細書牙８ページ、芝・１１行目に「Ｐ」とある
を「ば」と削正する。 以　　上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内燃機関の回転によって互いに略逆相と々る電圧をそｈ
   ぞれ誘起するエキサイタ・コイルおよびパルサ・コイル
   と、そのエキサイタ・コイルの誘起電圧を充電する第１
   のコンデンサと、この２・１のコンデンサの放電電圧を
   受けるイグニション・コイルと、前記パルサ・コイルの
   誘起電圧を充電する第２のコンデンサと、との第２のコ
   ンデンサの放１８′電圧を受けて導通ずるオｌのスイッ
   チング素子と、との牙１のスイッチング素子の導通によ
   って前記７ｚのコンデンサの放電を可能とする第２のス
   イッチング素子と、内燃機関の設定回転速度以上で導通
   し、前記第１のスイッチング素子を導通させるツェナー
   グイオートとをａえて々る内燃機関の無接点点火装置。