JPS598491B2 - 硬質物質の切断用帯鋸刃 - Google Patents
硬質物質の切断用帯鋸刃Info
- Publication number
- JPS598491B2 JPS598491B2 JP21207181A JP21207181A JPS598491B2 JP S598491 B2 JPS598491 B2 JP S598491B2 JP 21207181 A JP21207181 A JP 21207181A JP 21207181 A JP21207181 A JP 21207181A JP S598491 B2 JPS598491 B2 JP S598491B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- saw blade
- cutting
- band saw
- base material
- hard materials
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D1/00—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
- B28D1/02—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
- B28D1/12—Saw-blades or saw-discs specially adapted for working stone
- B28D1/127—Straight, i.e. flat, saw blades; strap saw blades
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sawing (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は石材等を対−象とした硬質物質の切断用帯鋸刃
に関するものであって、特にこの種の帯鋸刃において切
断作用を担うダイヤモンドチップ等の取付部に生じがち
なクラツクの発生を防止する構造に係るものである。
に関するものであって、特にこの種の帯鋸刃において切
断作用を担うダイヤモンドチップ等の取付部に生じがち
なクラツクの発生を防止する構造に係るものである。
石材等を切削する装置として丸鋸刃を用いたものと帯鋸
刃を用いたものがあるが、このうち帯鋸刃を用いた装置
は切削作用範囲が自由にとれることなどから、大寸の石
材を切断するのに賞用されている。
刃を用いたものがあるが、このうち帯鋸刃を用いた装置
は切削作用範囲が自由にとれることなどから、大寸の石
材を切断するのに賞用されている。
しかしながらこのものの技術的な問題点の一つとしては
、第8図に示すように帯鋸刃の母線2′に対し、直接切
断作用を担う切断チップ3′を間隔的に固着させるが、
切削作用を行なうに当りタイヤT′でこれを駆動する際
、タイヤ外径に添って屈曲させられると、チップの部分
は彎曲が阻まれる。
、第8図に示すように帯鋸刃の母線2′に対し、直接切
断作用を担う切断チップ3′を間隔的に固着させるが、
切削作用を行なうに当りタイヤT′でこれを駆動する際
、タイヤ外径に添って屈曲させられると、チップの部分
は彎曲が阻まれる。
このためチップを取り付けた境界付近からフラツクCが
母材に入りがちであり、帯鋸刃の可用期間が十分とれな
いという問題を有していた。
母材に入りがちであり、帯鋸刃の可用期間が十分とれな
いという問題を有していた。
本発明はこのような従来型の欠点に鑑みなされたもので
あって、帯鋸刃がターンする場合において母材そのもの
ができるだけ円滑に円弧状に彎曲するように図り、チッ
プの端縁において極端な曲げ応力が生じないようにして
母材におけるクラツクの発生を防止するようにしたもの
である。
あって、帯鋸刃がターンする場合において母材そのもの
ができるだけ円滑に円弧状に彎曲するように図り、チッ
プの端縁において極端な曲げ応力が生じないようにして
母材におけるクラツクの発生を防止するようにしたもの
である。
以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明する
。
。
第1図は本発明の帯鋸刃1を用いた石材Wの切断装置を
骨格的に示すものであって、タイヤT,Tに対し本発明
たる切断用帯鋸刃1を懸張し、これらを母材2に対し上
方から昇降させ、走行するタイヤによって帯鋸刃1を駆
動するものである。
骨格的に示すものであって、タイヤT,Tに対し本発明
たる切断用帯鋸刃1を懸張し、これらを母材2に対し上
方から昇降させ、走行するタイヤによって帯鋸刃1を駆
動するものである。
この帯鋸刃1は、第2図に拡大した斜視図を示すように
、一方の端縁に間隔的に切断用チツプ3を設けるもので
ある。
、一方の端縁に間隔的に切断用チツプ3を設けるもので
ある。
この母材2は無端状の帯状鋼材を用いるものである。
一方切断チツプ3は例えばダイヤモンド゛粒子を焼結さ
せたものであり、このものが直接の切断作用を担うもの
である。
せたものであり、このものが直接の切断作用を担うもの
である。
もとより切断用チップそのものは図示の実施例では比較
的単純なブロック状の形状を示したが、このものが既に
公知の種々の構成をとることはもとより差し支えない。
的単純なブロック状の形状を示したが、このものが既に
公知の種々の構成をとることはもとより差し支えない。
このような帯鋸刃1に対しその母材2の側面には切断用
チツプ3の設げられている間に張出部4を構成するもの
である。
チツプ3の設げられている間に張出部4を構成するもの
である。
この張出部4は後述するようにタイヤTの駆動を受ける
際に平均した曲率を形成する為のものであるから、少な
くとも母材における彎曲する内側に形成されていればよ
い。
際に平均した曲率を形成する為のものであるから、少な
くとも母材における彎曲する内側に形成されていればよ
い。
しかしながら母材のバランス等をとる為に母材の両側に
設けることももとより差し支えない。
設けることももとより差し支えない。
この張出部4は種々の形態をとり得るものであって、以
下それについて説明する。
下それについて説明する。
まず第2乃至第4図に示す実施例では母材2に対し別の
部材を張設したものであり、例えば合成ゴム等のパッド
あるいは可撓性を有する金属材料等を適宜用いるもので
ある。
部材を張設したものであり、例えば合成ゴム等のパッド
あるいは可撓性を有する金属材料等を適宜用いるもので
ある。
又例えば第4図に示すように、張出部4の断面形状が切
断チップに近づくに従ってその厚みを減少させ、円滑な
彎曲を助長するような構成とすることがより好ましいも
のである。
断チップに近づくに従ってその厚みを減少させ、円滑な
彎曲を助長するような構成とすることがより好ましいも
のである。
更に第5図に示す実施例はこのような張出部4を設げる
時に切削液のガイド溝5を形成したものであり、このよ
うにする時にはチップの部分に積極的に切削液が導入さ
れ、優れた切れ味を示すものである。
時に切削液のガイド溝5を形成したものであり、このよ
うにする時にはチップの部分に積極的に切削液が導入さ
れ、優れた切れ味を示すものである。
又第6図に示す実施例は張出部4を形成するにあたって
縦長の短冊状に何本か形成するようにしたものであり、
これによってより2一層円滑な母材の彎曲が期待できる
ものである。
縦長の短冊状に何本か形成するようにしたものであり、
これによってより2一層円滑な母材の彎曲が期待できる
ものである。
もとより短冊状にするにあたって完全に個々の張出部4
を独立させずに母材側において連続しているような歯型
を有するもの(第6図右側に図示するもの)であっても
差し支えない。
を独立させずに母材側において連続しているような歯型
を有するもの(第6図右側に図示するもの)であっても
差し支えない。
以上述べた実施例は母材2に対し張出部4を形成するに
あたって全《別部材を張設した実施例であるが、次に述
べる第7図に示す実施例は母材2そのものをエンボス加
工し、張出部4を形成したものである。
あたって全《別部材を張設した実施例であるが、次に述
べる第7図に示す実施例は母材2そのものをエンボス加
工し、張出部4を形成したものである。
この張出部は必ずしも一つであることを限定されず、多
数形成されていてももとより差し支えないのである。
数形成されていてももとより差し支えないのである。
本発明はこのような構成を有するから、このものが石材
Wの切削請なうにあたって、タイヤTによって彎曲させ
られる時にも母材1の曲率は平均しており、チップの部
分に集中的に曲げモーメントがかかるような恐れは全く
なく走行するのである。
Wの切削請なうにあたって、タイヤTによって彎曲させ
られる時にも母材1の曲率は平均しており、チップの部
分に集中的に曲げモーメントがかかるような恐れは全く
なく走行するのである。
従って従来彎曲にともなって不可避であったチップの部
分における曲げ応力の発生が完全に押えられたから、そ
れに起因する母材2におけるクラツクの発生も完全に防
止できたものである。
分における曲げ応力の発生が完全に押えられたから、そ
れに起因する母材2におけるクラツクの発生も完全に防
止できたものである。
以上述べたように本発明によれば母材の寿命を著しく延
ばすことができ、これによって可用期間の長い石材切削
用の帯鋸刃を得たものである。
ばすことができ、これによって可用期間の長い石材切削
用の帯鋸刃を得たものである。
第1図は本発明たる硬質物質の切断用の帯鋸刃を具えた
切断装置を示す骨格的斜視図、第2図は帯鋸刃を示す斜
視図、第3図は同上水平断面図、第4図は他の実施例を
示す平面図、第5図は張出部における切削液の導入構造
を示す側面図、第6図は張出部の更に他の実施例を示す
斜視図、第7図は張出部の更に他の実施例を示す水平断
面図、第8図は従来型を示す蛙敞図である。 1:帯鋸刃、2:母材、3:切断用チップ、4:張出部
、W:石材。
切断装置を示す骨格的斜視図、第2図は帯鋸刃を示す斜
視図、第3図は同上水平断面図、第4図は他の実施例を
示す平面図、第5図は張出部における切削液の導入構造
を示す側面図、第6図は張出部の更に他の実施例を示す
斜視図、第7図は張出部の更に他の実施例を示す水平断
面図、第8図は従来型を示す蛙敞図である。 1:帯鋸刃、2:母材、3:切断用チップ、4:張出部
、W:石材。
Claims (1)
- 1 無端状の帯状金属材料からなる母材の縁部に対し切
断チップを間隔的に取付けると共に母材の少なくとも内
側面には、切断チップの間に張出部を形成したものであ
り、且つ母材の内側面に対する該張出部の張り出し量を
チップの張り出し量とほぼ等しくなるように形成したこ
とを特徴とする硬質物質の切断用帯鋸刃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21207181A JPS598491B2 (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 硬質物質の切断用帯鋸刃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21207181A JPS598491B2 (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 硬質物質の切断用帯鋸刃 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58114816A JPS58114816A (ja) | 1983-07-08 |
JPS598491B2 true JPS598491B2 (ja) | 1984-02-24 |
Family
ID=16616377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21207181A Expired JPS598491B2 (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 硬質物質の切断用帯鋸刃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598491B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63226488A (ja) * | 1986-10-07 | 1988-09-21 | 中央発條株式会社 | 建物用窓 |
JPS63226490A (ja) * | 1986-10-07 | 1988-09-21 | 中央発條株式会社 | 建物用窓 |
CN106042188A (zh) * | 2016-06-06 | 2016-10-26 | 叶崇化 | 一种无需预碾压的金刚石带锯片 |
-
1981
- 1981-12-25 JP JP21207181A patent/JPS598491B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63226488A (ja) * | 1986-10-07 | 1988-09-21 | 中央発條株式会社 | 建物用窓 |
JPS63226490A (ja) * | 1986-10-07 | 1988-09-21 | 中央発條株式会社 | 建物用窓 |
CN106042188A (zh) * | 2016-06-06 | 2016-10-26 | 叶崇化 | 一种无需预碾压的金刚石带锯片 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58114816A (ja) | 1983-07-08 |
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