JPS5984854A - N−置換アクリルアミドの製造法 - Google Patents

N−置換アクリルアミドの製造法

Info

Publication number
JPS5984854A
JPS5984854A JP19413682A JP19413682A JPS5984854A JP S5984854 A JPS5984854 A JP S5984854A JP 19413682 A JP19413682 A JP 19413682A JP 19413682 A JP19413682 A JP 19413682A JP S5984854 A JPS5984854 A JP S5984854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heteropolyacid
acrylamide
general formula
aldehyde
atom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19413682A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Tamaru
田丸 明生
Akemasa Koizumi
小泉 明正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP19413682A priority Critical patent/JPS5984854A/ja
Publication of JPS5984854A publication Critical patent/JPS5984854A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ゛本発明はN −M 換アクリルアミドの新規な製造・
法に関するものである。−F n12一般イ〔自(式中
、R1−R4は水素原子、アルキル塙、アラルキル基、
シクロアルキル基、又は、ハロゲン原子もしくはアルキ
ル基で11されていてもよいフェニル基を示し、R−工
水素原子又は炭素数l−5のアルキル基を示す)で表わ
されるN−M換アクリルアミドは例えは、写真フィルム
及び接着剤に用いる不飽和ポリエステル樹脂の反応性架
橋剤などとし′C有用なものである。このN −’II
換アクリルアミドの製法としては、下記一般式〔1v〕 (式中、R5は前足一般式と同じ意味を示す)で表わさ
れるニトリルと下記一般式〔量〕(式中、R′〜R′は
前足一般式と同じ意味を示す)で表わされる不飽和ケト
ン又はアルデヒドとを硫酸触媒の存在下で反応させる方
法が知られている。(例えば、特公昭グ/−/194g
号公報参照) しかしながら、この方法では触媒として、菌濃度硫酸を
多鴎に用いる必要があり、そのため、耐酸材質の反応装
置直が必要であるばかりか、反応後の混合物より目的生
成物を回収゛rるに際し、触媒として用いた多敞の硫酸
をアルカリで中に口する必要があった。
本発明者等は上記実情に鑑み、多1−の高濃度睦敵を用
いることなく、前足一般式〔1〕で表わされるN−fi
&換アグアクリルアミド造する方法にりき梗々検討した
ところ、ある特定の化合物と前足一般式[13で表わさ
れる不飽和ケトン又はアルデヒドとを特可の触媒を用い
て反応させることにより、目的生成物が高い選択率で良
好罠得られ、しかも、反応後の混合物より目的生成物を
回収する際に、アルカリによる中和処理が不要であるこ
とを見い出し本発明を完成した。
′1″なわぢ、本発明の要旨は、前足一般式〔l〕で表
わされるN−置換アクリルアミドを製造する方法におい
て、下1;1シ一般式〔11〕(式中、R5は萌示一般
式と同じ意味を示す)で表わされるN−非置換アクリル
アミドをヘテロポリ酸又はその塩よりなる触媒の存在下
、前足一般式〔楢〕で表わされる不飽和ケトン又はアル
デヒドと反応させることな特徴とするN−tu置換アク
リルアミド製造法に存J゛る。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明では前足一般式〔]〕のN−非置換アクリルアミ
ドと前足一般式〔閂〕の不飽和ケトン又はアルデヒドと
を反応させて前足一般式(1)のN−1i換アクリルア
ミドを製造するものであるが、前足一般式〔ll)のN
−非置換アクリルアミドとしては例えば、アクリルアミ
ド、メタクリルアミドなどが挙けられ、また、前足一般
式〔1〕の不飽和ケトン又はアルデヒドとしては、例え
td、J−フテンーコーオン、3−ペンテンーコーオン
、弘−メチル−3−ペンテンーコーオン(通称=メチシ
ルオキサイド)、/、J−ジシクロヘキシルーコーブテ
ンーコーメン、q−メチル−3−エチル−3−ペンテン
ーコーメン、コ、l、、S −)ジメチル−S−オクテ
ン−グーオン、コ1g−ジメチルー5−イソプロピル−
6−インブチル−S−ノネン−9−オン、l−トルイル
3−ペンテン−2−オン、6−インフロヒル−フーブチ
ルー6−ウンデク゛ンーs−メン、アクロンイン、/−
フェニル−3−ペンテン−2−オン、/−(p−クロロ
フェニル)−3−ペンテンーコーオンなどが挙けられる
。一般式(I)のN−置換アクリルアミドにおいて R
1”+ 14 が・アルキル鋸である場合は、その炭減
数は/ −,1のものが好ましく、また、シクロアルキ
ル承である場谷は、その炭素数は3〜lOOものが好ま
しい。なお、アラルキルtとしてIマ、ベンジル基、フ
ェニルエチル苓などが挙けられる。
本発明においては上述のような前足一般式〔ll)のN
−非置換アクリルアミドと前足一般式〔翅〕の不飽和ケ
トン又はアルデヒドとを反応させるに際し、触媒として
、ヘテロポリ岐又はその塩を用いることを必須要件とす
るものである。ヘテロポリ酸としては、公知の種々のも
のを用いることができ、特に限定されるものではないが
、通常、一般式[HIXmMnOp ]  で表わされ
、ポリ原子[M]が例えは、タングステン、モリフデン
、バナジウムなどであり、ヘテロ原子〔X〕が例えば、
リン、グイ素、ゲルマニウム、ホウ素などのものが挙け
られる。式中、1.m、n、pは数を示すが、n / 
mが6又は/2である6−へテロポリ酸又は12−へテ
ロポリ酸が好ましい。これらのへテロポリ酸の代表例と
しては、例えば、/2−タングストリン酸[H,PW、
、O,o]、lコータングストケイ酸(: H,81W
、20.、 )、lコータングストホウ酸〔H,BW、
ff1O4oコなどが挙げられる。また、ヘテロポリ酸
の塩としては、通常、銅塩、リチウム塩などの比較的に
酸性度の強い塩が挙りられる。これらのへテロポリ酸又
はその塩は  、    −その寸ま用いても良いが、
必要に応じて、例えば、活性炭、けいそう土、シリカ、
アルミナ、多孔質イオン交換樹脂などの適宜の担体に担
持して用いてもよい。
上述のようなヘテロポリ9又しまその塩の・便用縦は反
応形式及び反応〔、東件により決足されるが、例えは、
−庁伯タイブの反応器を用いて)゛酢濁床にて反応を行
なう場合に髪よ1通常、原料のN−非置換アクリルアミ
ドに対して、3車堆慢以上である。
本発明における反応温度は通常、θ〜200℃、好まし
くはグO〜1socであり、反応温度があまり低い場合
には1反応が良りfに進行せ−f、逆VC、あまり商い
場合には、陥り生物の生成が多く’/、cり目的生成°
匈の遠択率か低T1−るので好ましくない。また、反応
圧力は通常、常圧で差し支えないが、必要に応じて、θ
/−10atmの範囲から選択することができる。反応
時間は例えば、攪拌槽タイプの反応器を用いて皮層タイ
プの反応器を用いて反応を行なう場合には、通常、壁間
速度(S、V )がθθ/−30θhr″1  となる
ように調節される。
前足一般式〔1口のN−非い゛換アクリルアミドと前足
一般式〔凹〕の不飽和ケトン又はアルデヒドの使用割合
は//1は等モルでよいが、通常、不飽和ケトン又はア
ルデヒドが過剰の方が好ましく、例えは、N−非置換ア
クリルアミドに対し、7〜3モル倍、好ましくは/ −
1,7モル倍の不飽+1ケトン又はアルデヒドが用いら
れる。しかし、本発明の反応を第3成分としての溶媒を
用いることなく、原料の不飽和ケトン又はアルデヒドを
溶媒を兼ねて使用する場合には、N−非置換アクリルア
ミドに対し、コ〜isoモル倍、好ましくは3〜コOモ
ル倍の不飽和ケトン又はアルデヒドが用いられる。
本発明の反応は通常、原料N−非囮置換クリルアミドが
固体であるため、これを適宜の溶媒に溶解して行なわれ
るが、この際の溶媒としては、もう一方の原料である不
飽和ケトン又はアルデヒドを兼ねて用いる方法、・又は
、第3成分の溶媒を用いる方法のいずれでも差し支えな
い。
また、溶媒としては、反応成分に対して不活性なもので
あれば特に限定されるものではないが、うΦ割、水又は
例えば、ベンゼン、トルエン、キ化エチレン、三塩化エ
チレン、シクロヘキサン、ジエチルエーテル、ジブチル
エーテル、ジイソアミルエーテル、メタノール、エタノ
ール、n−ブタノール、シクロヘキサノールなどの脂肪
族、芳香族あるいは脂環族の炭化水素、ハロゲン化炭化
水素、エーテル又はアルコール等が挙げられる。これら
の溶媒の使用量は反応原料に対して、通常、al〜/ 
0 @量倍である。
反応終了後の混合物は+l13常、軸ヰ≠今触媒を分離
したのち、常法圧従って、抽出及び蒸留して目的とする
N −M換アクリルアミドを回収することができる。
以上のように、本発明によれはへテロポリ酸又はその塩
を触媒として用いて、前示一般式〔11〕のN−非ti
6アクリルアミドと前示一般式〔−〕の不飽和ケトン又
はアルデヒドを反応させる新規反応により、N−[Sア
クリルアミドを高収率で得ることができイ)のである。
したがって、ニトリルを原料として用い、多ドの高濃度
4m酸を触媒として用いる従来法に較べ、反応装置など
の材質についての制約が緩和されるとともに、また、得
られる反応混合物中に硫酸が存在しないので、これをア
ルカリで中和する必要もなく、工業的に極めて優れた方
法である。
次に、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本
発明はその較旨馨越えない限り以下の実施例に限定され
るものではない。
実施例1−コ +′itJ!44機及び温1’f賜1節装九−を有する
3 00 nrlガラス製反応器に、メシチルオキサイ
ド(試薬1級) K O,j y−(032モル)及び
アクリルアミド(三菱化成工業製、結晶品)92PCθ
13モル)を仕込み、これにli%/表に示ずヘテロポ
リ酸10fi−を触媒として添加し、常圧下、70℃の
温間に昇温し、同温[Wで攪拌下、6時間反応な行なっ
た。
反応後、混合物を沖過したのち、反応液をガスクロマト
グラフィーにて分析し、アクリルアミドに対する目的生
成物であるジアセトンアクリルアミドの収率友び選択率
を求めたところ、第1表に示′1−紡果を得た。
参考例1 実施例1の方法において、原料アクリルアミドの代りに
、同モルのアクリロニトリルを使用して、実施例1と全
く同じ方法にて反1トスを行なったところ、目的生成物
であるジアセトンアクリルアミドの生成は認められな力
)つた。
出願人  三餐化成工朶株式会社 代理人  タ[埋土 長谷用  − (ほか1名)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  下記−投式〔I〕 (式中、R1−R4は水系原子、アルキル基、アラルキ
    ル塾、アクロアルキル基、又は、)−ログン原子もしく
    はアルキル益で商換されていてもよいフェニル痛を示し
    、RWは水素原子又は炭素数/〜Sのアルキル基を示す
    )で表わされるN−m換アクリルアミドを製造する方法
    において、下記一般式〔I) (式中、RFは前足一般式と同じ魅味を示す)で表わさ
    れるN−非置換アクリルアミドをヘテロポリ酸又はその
    塩よりなる触媒の存在下、下記一般式〔盪〕 (式中、R1−R4は前足一般式と同じ意味を示す)で
    表わされる不飽和ケトン又はアルデヒドと反応させるこ
    とを特徴とするN −4q換アクリルアミドの製造法。
  2. (2)反応温度がθ〜20θCて)することを特徴とす
    る特許請求の範囲第fi1項記載の方法。
  3. (3)N−非置換アクリルアミドがアクリルアミド又は
    メタクリルアミドであり、また、不飽和ケトンかメシチ
    ル牙キサイドであることな特徴とする特許請求の範囲第
    tit項記載の方法。
  4. (4)へテロポリ酸がポリ原子としてタングステン、モ
    リブデン又はバナジウムを含むヘテロポリ酸であること
    を特徴とする特許ib求の範囲第(1)項記載の方法。
  5. (5)  へテロポリ酸が6−へテロポリ酸又ハ12−
    ヘテロポリ酸であることを特徴とする特許話求の範囲第
    (1)項記載の方法。
  6. (6)、ヘテロポリ酸の塩が銅塩又はリチウム塩である
    ことを特徴とする特IP請求の範囲第(1)項記載の方
    法。
JP19413682A 1982-11-05 1982-11-05 N−置換アクリルアミドの製造法 Pending JPS5984854A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19413682A JPS5984854A (ja) 1982-11-05 1982-11-05 N−置換アクリルアミドの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19413682A JPS5984854A (ja) 1982-11-05 1982-11-05 N−置換アクリルアミドの製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5984854A true JPS5984854A (ja) 1984-05-16

Family

ID=16319502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19413682A Pending JPS5984854A (ja) 1982-11-05 1982-11-05 N−置換アクリルアミドの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5984854A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR870001929B1 (ko) 1,3-디알킬-2-이미다졸리디논의 제조방법
JPH0481975B2 (ja)
KR870001899B1 (ko) 1,3-디메틸-2-이미다졸리디논의 제조방법
JPS5984854A (ja) N−置換アクリルアミドの製造法
JPH07215904A (ja) ヒドロキシピバルアルデヒドの製造方法
JPS6241492B2 (ja)
JPS6054347A (ja) Ν−置換アクリルアミドの製造法
JPS5839680A (ja) ケタ−ル化されたグリセロ−ルアリルエ−テルの合成法
JPS59222430A (ja) フルオロシクロプロパン誘導体
JPS59199651A (ja) メチルグリオキサ−ルアセタ−ルの合成法
JPH02231488A (ja) アセタール類の製造方法
JPH03169833A (ja) 2―ヒドロキシ―4―(2′―ヒドロキシエトキシ)―フエニルアリールケトンの製法
JPH0413643A (ja) クロロアセタール類の製造方法
US4216321A (en) 3,4-Dihydropyrrolo-[1,2-a]-pyrazine and method of preparing same
JP2945164B2 (ja) α−アルキルアクロレインの製造方法
JP3066466B2 (ja) トリスフェノールのトリ−t−ブトキシカーボネート及びそれを含む組成物
JPS5973553A (ja) N−置換アクリルアミドの製造法
JPS5984853A (ja) N−置換アクリルアミドの製法
JPS61118348A (ja) ヒドロキシメチレンアルコキシ酢酸エステルの製造方法
US4044054A (en) 2-Oxo-3-alkenyl dimethylamine
JPS61129147A (ja) マンデル酸およびその誘導体の製造方法
JPS5973552A (ja) N−置換アクリルアミドの製法
JPS63112543A (ja) アルコキシカルボニル置換フエノキシエチルアミン類の製造方法
JPH03151342A (ja) ケタールの連続的製造方法
JPH0159266B2 (ja)