JPS63112543A - アルコキシカルボニル置換フエノキシエチルアミン類の製造方法 - Google Patents

アルコキシカルボニル置換フエノキシエチルアミン類の製造方法

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JPS63112543A
JPS63112543A JP25679686A JP25679686A JPS63112543A JP S63112543 A JPS63112543 A JP S63112543A JP 25679686 A JP25679686 A JP 25679686A JP 25679686 A JP25679686 A JP 25679686A JP S63112543 A JPS63112543 A JP S63112543A
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JP
Japan
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alkoxycarbonyl
formula
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expressed
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Application number
JP25679686A
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English (en)
Inventor
Masao Kitano
北野 正雄
Mitsuaki Yagisawa
八木沢 光明
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Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、医薬又は写真薬の中間体として有用な新規ア
ルコキシカルボニル霞換フェノチシエチルアミソ類の製
法に関する。詳しくは、アルコキシカルボニル直換フェ
ノールとアルキレンイミンを反応させることによる新規
な、アルコキシカルボニルこ換フェノキジエチルアミン
類の製法に関するものである。
本発明による新規なアルコキシカルボニル置換フェノキ
ジエチルアミン類は、 一般式<III) [式中R1は炭素数1〜4のアルキル基、R2゜R3は
−H又はメチル基を示す。]で示される医薬又は写真薬
の中間体として有用な化合物である。
(従来の技術) 従来アルコキシカルボニル置換フェノキジエチルアミン
類の製法としては、たとえば公開特許公報50−123
671号明細書に示される方法が知られている。この製
法は以下の三段階の工程より成っている。すなわち (1)炭酸カリウムの如き、酸受容体の存在下アルコキ
シカルボニル置換フェノール類と、1,2−ジブロモエ
タンを縮合させ、アルコキシカルボニル置換フェノキシ
エチルブロマイドを得る工程、(2)アルコキシカルボ
ニル置換フェノキシエチルブロマイドにナトリウムアジ
ドを作用させ、アルコキシカルボニル置換フェノキシエ
チルアジドを得る工程。
(3)アルコキシカルボニル置換フェノキシエチルアジ
ドをパラジウム炭素触媒の存在下水素還元し、アルコキ
シカルボニル置換フェノキジエチルアミン類を得る工程
である。しがしながらこの製法は、1段目の反応の際2
分子のアルコキシカルボニル置換フェノール類が、1,
2−ジブロモエタンと縮合し、副生物を生ずる問題、ナ
トリウムアジド、パラジウム炭素触媒などの高価な試剤
や触媒を必要とする問題、及び多量に副生ずる無機塩の
処理の問題等、工業的に実施するに際し、種々の問題を
有し、工業的に有利な方法とは言えない。
(本発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、上述のような従来技術の問題点を生ず
ることなく、アルコキシカルボニル置換フェノキジエチ
ルアミン類を高収率、高純度で得ることが出来る工業的
に有利な製造方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、一般式(I) 0OR1 [式中R1は炭素数1〜4のアルキル基を示す、]で示
されるアルコキシカルボニル置換フェノールと、 一般式(II> CH2−C< \N/  R3・・・(II) [式中R2、R3は−H又はメチル基を示す。]で示さ
れるアルキレンイミンとを、塩素系溶媒、アルコール系
溶媒およびエーテル系溶媒からなる群から這ばれる少な
くとも一種の溶媒を希釈剤として用い、液相にて反応さ
せることを特徴とする一般式(I[[) C式中R1は炭素数1〜4のアルキル基、R2,。
R3は−H9又はメチル基を示す。]で示される新規な
アルコキシカルボニル置換フェノキジエチルアミン類の
製造方法に関するものである。
本発明に従えばアルコキシカルボニル置換フェノキジエ
チルアミン類 一般式N11) [式中R1は炭素数1〜4のアルキル基、R2。
R−は、−Hl又はメチル基を示す。]り は、 一般式(I> [式中R工は炭素数1〜4のアルキル基を示す、]で示
されるアルコキシカルボニル置換フェノール類に 一般式(II) CH2−C< \N/  R3・・・(n) [式中R2、R3は−H2又はメチル基を示す。]で示
されるアルキレンイミンを反応させることにより得られ
る。
一般式(I>で示されるアルコキシカルボニル置換フェ
ノール類としは、たとえば0−ヒドロキシメチルベンゾ
エート、m−ヒドロキシメチルベンゾエート、P−ヒド
ロキシメチルベンゾエート、0−ヒドロキシエチルベン
ゾエート、m−ヒドロキシエチルベンゾエート、P−ヒ
ドロキシエチルベンゾエート等が挙げられる。
又一般式(II)で示されるアルキレンイミンとしては
、たとえばエチレンイミン、2−メチルエチレンイミン
、2.2−ジメチルエチレンイミン等が挙げられる。
反応時の原料のモル比は、アルキレンイミンに対し過剰
X<モル)のアルコキシカルボニル置換フェノールの使
用が好ましい、アルキレンイミンが過剰の系では、生成
物へのアルキレンイミンの遂次反応が起こり好ましくな
い、また原料であるアルコキシカルボニル置換フェノー
ルの回収再使用を考慮し、アルキレンイミン1モルに対
し、1〜3モルのアルコキシカルボニル置換フェノール
の使用がさらに好ましい。
本発明の反応は液相にて行なわれ、溶媒としてはクロロ
ホルム、四塩化炭素等の塩素系溶媒、メタノール、エタ
ノール、イソプロパツール等のアルコール系溶媒、テト
うしドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒などが
使用できるが、生成物であるアルコキシカルボニル置換
フェノキジエチルアミンにさらにアルキレンイミン類が
反応する遂次反応を抑制するなめ、特にジオキサン等極
性の低い溶媒が好ましい。
反応は約30゛Cないし溶媒の沸点下の温度範囲で行な
われる。30゛C以下の温度でも反応は進行するが、反
応終了に長時間を要するので好ましくない。又使用溶媒
の沸点以上の温度でも反応に支障はないが、加圧容器を
必要とし、有利とは、言えない。
反応時間は実質的に反応が終了するまでであり、反応温
度に応じ変えるが、通常0.5〜20時間好ましくは1
〜4時間の範囲である。
反応は、溶媒中に一方の原料である、アルコキシカルボ
ニル置換フェノール類を所定の温度で溶解又は懸濁した
液相へ、アルキレンイミンを加えた後、所定温度で0.
5〜20時間撹拌を続けることにより終了する。
反応混合物より目的物であるアルコキシ力ルボニル置換
フェノキジエチルアミンの単離は、反応混合物より溶媒
を留去した後、蒸留を行うか、もしくは再結晶を行うこ
とにより得られる。
(実 施 例) 以下実施例により本発明を具体的に説明するが、これら
の実施例は例示であり、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
実施例−1 撹拌機付4ツロフラスコに、温度計、還流冷却器をセッ
トし、反応フラスコにジオキサン300m1及びP−ヒ
ドロキシメチルベンゾエート58゜5gr (0,3モ
ル)を加え撹拌しながら50℃に昇温しな、別にエチレ
ンイミン4.3gr (0゜1モル)を15m1のジオ
キサンに溶解した液を滴下ロートにより50°Cに保ち
ながら、30分間で加えた。エチレンイミンの添加終了
後、反応液を90°Cまで昇温、3時間同温度に保持し
、反応を終了させた。
反応終了後の液をガスクロマトグラフで分析した結果、
エチレンイミンの転化率は100%であった。tた2−
(P−メトキシカルボニルフェノキシ)−エチルアミン
はエチレンイミンに対し53%生成していた。
実施例−2 撹拌機付4ツロフラスコに、温度計、還流冷却器をセッ
トし、反応フラスコにジオキサン300m1及びO−ヒ
ドロキシメチルベンゾエート58゜5gr (0,3モ
ル)を加え、撹拌しながら50℃に昇温しな、別にエチ
レンイミン4.3gr(Oo 1モル)を15m1のジ
オキサンに溶解した液を滴下ロートにより50゛Cに保
ちながら、30分間で加えた。エチレンイミンの添加終
了後、反応液を90°Cまで昇温、3時間同温度に保持
し、反応を終了させた。
反応終了後の液をガスクロマトグラフで分析した結果、
エチレンイミンの転化率は100%であった。また2−
(0−メトキシカルボニルフェノキシ)−エチルアミン
は使用したエチレンイミンに対し46%生成していた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) [式中R_1は炭素数1〜4のアルキル基を示す。]で
    示されるアルコキシカルボニル置換フェノールと、 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) [式中R_2、R_3は−H又はメチル基を示す。]で
    示されるアルキレンイミンとを、塩素系溶媒、アルコー
    ル系溶媒およびエーテル系溶媒からなる群から選ばれる
    少なくとも一種の溶媒を希釈剤として用い、液相にて反
    応させることを特徴とする一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(III) [式中R_1は炭素数1〜4のアルキル基、R_2、R
    _3は−H、又はメチル基を示す。]で示される新規な
    アルコキシカルボニル置換フェノキシエチルアミン類の
    製造方法。
JP25679686A 1986-10-30 1986-10-30 アルコキシカルボニル置換フエノキシエチルアミン類の製造方法 Pending JPS63112543A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0270826A (ja) * 1988-09-07 1990-03-09 Hitachi Metals Ltd 柱脚構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0270826A (ja) * 1988-09-07 1990-03-09 Hitachi Metals Ltd 柱脚構造

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