JPS63162674A - 1−ドデシルアザシクロヘプタン−2−オンの製造方法 - Google Patents

1−ドデシルアザシクロヘプタン−2−オンの製造方法

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JPS63162674A
JPS63162674A JP61314501A JP31450186A JPS63162674A JP S63162674 A JPS63162674 A JP S63162674A JP 61314501 A JP61314501 A JP 61314501A JP 31450186 A JP31450186 A JP 31450186A JP S63162674 A JPS63162674 A JP S63162674A
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    • C07D223/00Heterocyclic compounds containing seven-membered rings having one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D223/02Heterocyclic compounds containing seven-membered rings having one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、1−ドデシルアザシクロヘプタン−2−オン
の製造方法に関し、詳しくはアザシクロヘプタン−2−
オンとドデシルハライドとを下記構造式を有する相聞移
動触媒の存在下で非水系で反応させて1−ドデシル亡ア
ザシクロヘプタン−2−オンを製造する方法に関するっ (式中Xツは適当なアニオン、R++ R21R5及ヒ
l−ドデシルアザシクロヘプタン−2−オンは抗炎症剤
及び薬物の皮)からの吸収を助ける経皮吸収促進剤とし
て有用な化合物であるう(従来の技術) 従来、1−ドデシルアザシクロヘプタン−2−オンの製
造法としては、(1)アザシクロヘプタン−2−オンと
水素化アルカリ金属とを反応させてアザシクロヘプタン
−2−オンのアルカリ塩を合成し、次いでこのアルカリ
塩をドデシルブロマイドと反応させて製造する方法(特
開昭52−1085)、および(23アザシクロヘプタ
ン−2−オンと過剰のドデシルブロマイドとを、相間移
動触媒である炭素総数16〜40の4級アンモニウム塩
例えば硫酸水素テトラブチルアンモニウムおよびハロゲ
ン化水素受容体の存在下、芳香族炭化水素−水不均−溶
媒中で反応させて製造する方法(特開昭58−2100
66)があろう 前記(1)の方法は、l−ドデシルアザシクロヘプタン
−2−オンを80%の収率で得ているが、高価な水素化
アルカリ金属を使用しなければならず、また反応時間も
20時間と長く経済的に不利な方法である。
前記(2)の方法では90%以上の収率で1−ドデシル
アザシクロヘプタン−2−オンを得るには、100時間
以上の反応時間を嬰しており、極めて非能率であるっま
た溶媒である水およびハロゲン化水素受容体である水酸
化ナトリウムの使用量がそれぞれアザシクロへブタノン
−2−オンに対して15倍重世と極端に多いため容器効
率が非常に息い、さらに特開昭58−210066の方
法を追試実験したところ、この従来方法では1−ドデシ
ルアザシクロヘプタン−2−オンと近似した沸点を有す
るドデシルエーテルがかなり副生することがわかった(
後述の比較例1参照)、このため当該従来方法では簡単
な蒸留操作により高純度lへ7″ −ドデシルアザシクロ命#タン−2−オンが得がた−9
という欠点がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者は上記のごとき不利を改善すべく鏡状研究を重
ねた結果、怠外にも、相間移動触媒存在下でのアザシク
ロへブタ≠ンー2−オンとドデシルハライドとの反応を
非水系で行なうことにより、短時間で反応を完結させ、
ドデシルエーテルの副生を抑制でき、モして高収率で高
純度の1−ドデシルアザシクロヘプタン−2−オンが製
造できることを見出し本発明を完成するに到ったつ(問
題点を解決するための手段) 本発明は、アザシクロヘプタン−2−オンとドデシルハ
ライドを下記構造式を有する相聞移動部の存在下、非水
系で反応させることを特徴とする1−ドデシルアザシク
ロヘプタン−2−オンノ製造方法である。
R。
(式中、Xは適当なアニオン、ならびにR+ I R2
R3およびR4はアルキル基又はアラルキル基あるいは
結合している窒素原子といっしょになう当なものは、工
業的に広く使用されている四級アンモニウム塩、例えば
テトラメチルアンモニウムクロライド(TMAC)、ベ
ンジルトリメチルアンモニウムクロライド(BTMAC
)、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド(BT
EAC)、テトラブチルアンモニウムブロマイド(TB
AB)。
硫酸水素テトラブチルアンモニウム(TBAH5)、ト
リオクチルメチルアンモニウムクロライド(TOMAC
)、N−ラウリルピリジニウムクロう、イド(PYLC
)、N−ラウリルピコリニウムクロライド(MPCLC
>などが挙げられる。中でも好ましい融媒は、テトラブ
チルアンモニウムブロマイド(TBAB )及び硫酸水
素テトラブチルアンモニウム(TBAH3)であろう触
媒の使用量はアザシクロヘプタン−2−オンに対し1〜
20モル%の範囲であるが、好ましくは1〜5モル%で
あろうなお多産の触媒を用いると反応速度の促進をする
ことができる、触媒の使用形態としては非水系で反応を
行うため、結晶品もしくは無水晶が好ましいが30〜8
0%の含水晶をアザシクロヘプタン−2−オンに対して
1〜5モル%程度の使用では収率の低下はわずかであり
、反応に太き(影響しない、本発明方法では、完全な非
水系が最も望ましいが、触媒に含まれる程度の水は許容
されるものである。したがって、通常の相間移動反応で
は数10i1iI4%の水を含む系で反応させるが、こ
れに対し本発明の非水系とは数重量%以下の水を含む系
を倉味するものである、 ドデシルハライドとしては、ドブシルク占うイド、ドデ
シルブロマイド、ドデシルアイオダイド等が挙げられる
っ ドデシルハライドのアザシクロヘプタン−2−オン
に対するモル比は0.8〜2.0の範囲で0.9〜1.
1の等モル反応付近でもよい。
本発明の反応をより円滑に進行させるにはハロゲン化水
素受容体として塩基を使用するのが好ましい、かかる塩
基としては、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸
化物が挙げられる。例えば水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等であ
る。塩基は通常フレーク状、粉末状で使用でき、フレー
ク水酸化ナトリウムが好ましい。使用量としてはドデシ
ルハライドの2〜10倍モルで好ましくは2〜5倍であ
る。
本発明により使用される有機溶媒は、ハイドロカーボン
、エーテル類、ケトン類等のごとき不活性溶媒であれば
限定されるものではないが、芳香族炭化水素例えばベン
ゼン、トルエン、キシレン等が好ましく特にトルエンが
好ましい。溶媒量は、原料アザシクロヘプタン−2−オ
ンとドデシルハライドの合計量に対し同量以上であれば
よいが、容器効率を考えると1〜a倍が好適である1反
応器度は、20〜120″Cにおいて行なわれるが、特
に50〜90 ”Cが好ましいう 反応時間は、温度、触媒量によ−て異なるが、1〜IO
時間で充分である。
上記方法によって得られる1−ドデシルアザシクロヘプ
タン−2−オンは、副生のドデシルエーテルが、はとん
ど生成しないため、一般的な単離手段例えば、反応液に
水を加え無機物を溶解し、分離されたーオイル層を蒸留
精製することにより極めて容易に高純度の目的物が得ら
れる。
本発明の方法によると高品質の1−ドデシルアザシクロ
ヘプタン−2−オンが極めて容易に収率良く得られるっ (発明の効果) 本発明によれば、非水系で反応を行うことにより、従来
法に比べて、短時間で収率良く1−ドデシルアザシクロ
ヘプタン−2−オンが得られる、例えば従来法(比較例
1参照)では、反応に30時間要しても収率はアザシク
ロヘプタン−2−オンより82.3%である。これに対
して本発明(実施例1参照)では10時間で反応は完結
し、収率ハ99.6%と大幅に向とし、副生のドデシル
エーテルも従来法に比べ激減する。
本発明は、製造コスト面から好ましい原料モル比1.0
の反応をも同様に有利に進めることができる(実施例3
〜5参照)。
また本発明はドデシルエーテルの副生が極めて少ないの
で精製が容易であり、例えば筒車な蒸留精製により高純
度の1−ドデシルアザシクロヘプタン−2−オンを得る
ことができる。
次に、本発明の方法を実施例により説明するが、本発明
はこれらに限定されるものではないっ実施例1 1を反応器に、アザシクロヘプタン−2−オン841j
(0,3モル)、1−ドデシルブロマイド112f(0
,45モル)、トルエン3001硫酸水素テトラブチル
アンモニウム3.4&(アザシクロヘプタン−2−オン
に対し8.3モル%)、フレーク水酸化ナトリウム90
 g (2,25モル)を仕込んだ、この不均一混合物
を50 ’Cで10時間攪拌した、40″Cに冷却後、
反応混合物に水135yを加え、40”Cで30分間攪
拌した。
次いでオイル層を分離し、得られたオイル11を蒸留し
沸点195〜200’C/ 8 naHf ノI   
ドデシルアザシクロヘプタン−2−オンを84.Of(
アザシクロヘプタン−2−オンよすI[5199,6%
) 得、またドデシルエーテルをo、sg(収率1、0
 % )を得た、 比較例1 実施例1と同様にしてフレーク水酸化ナトリウムノ代ワ
リに50%水酸化ナトリウム水溶液360g(4,50
モル)を仕込んだ、この不均一混合物を50°Cで30
時間攪拌した。以下後処理は実施例1と同様に行なった
結果、1−ドデシルアザシクロヘプタン−2−オンを6
9.4g(アザシクロヘプタン−2−オン収率82.3
 ’1g)を得、またドデシルエーテルを10.0g(
収率12,69ざ)得た。
比較例2 比較例1における反応時間を10時間に代えた他は同様
に反応後処理して1−ドデシルアザシクロヘプタン−2
−オンを46.0g(収率54.6%)及びドデシルエ
ーテルを5.Of(収率6.8%)得実施例1と同様に
して、触媒をテトラブチルアンモニウムブロマイド(T
BAB)、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド
(BTEAC)、テトラメチルアンモニウムクロライド
(TMAC)で行ない、その結果を表−1に示した。
(表−1) 実施例3 tz反応器にアザシクロヘプタン−2−オン57g(0
,5モル)1−ドデシルブロマイド1251(0,5モ
ル)、トルエン182g、テトラブチルアンモニウムブ
ロマイド(TBAB ) 3.2 Q (2モル%)、
フレーク水酸化ナトリウム60g(1,5モル)を仕込
んだ、この不均一混合物を50’Cで10時間攪拌した
。以下、後処理は実施例1と同様に行なった結果、1−
ドデシルアザシクロヘプタン−2−オンを138.5g
(収率95.0%)%ドデシルエーテルを0.79(収
率0.8%)得た。
メl主」 実施例3における反応温度を70’C及び反応時間を5
時間に代えた他は同様に反応、後処理して、1−ドデシ
ルアザシクロヘプタン−2−オンを184.2F(収率
95.5%)、ドデシルエーテルを0.711<収率O
,Sイ)得た。
実施例5 実施例3における反応温度を90″C及び反応時間を3
時間に代えた他は同様に反応、後処理して、■−ドデシ
ルアザシクロヘプタン−2−オンを1flla、(1’
(収率94.7%)、ドデシルエーテルを0.9F(収
率1.0%)で得た。
実施例6 触媒のテトラブチルアンモニウムブロマイド(TBAB
 )を50%TBAB水溶液6.4IC2モル%)に代
えた他は、実施例4と同様に反応、後処理を行ない、1
−ドデシルアザシクロヘプタン−2−オンを181.4
9(収率98.5%)、ドデシルエーテルを1.5g(
収率1.7%)で得た。
実施例7 1−トチ゛シルブロマイドを1−ドデシルクロライド1
02.g(0,5モル)に代えた他は、実施例4と同様
に反応後処理を行ない、1−ドデシルアザシクロヘプタ
ン−2−オンを188.8N(収率95.2%)ドデシ
ルエーテル0.41C収率0.5%)で得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アザシクロヘプタン−2−オンとドデシルハライ
    ドとを下記構造式を有する相間移動触媒の存在下、非水
    系で反応させることを特徴とする1−ドデシルアザシク
    ロヘプタン−2−オンの製造方法 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中X^■は適当なアニオン、R_1、R_2、R_
    3及びR_4はアルキル基又はアラルキル基或いは結合
    している窒素原子といっしょになって複素環を表わす)
JP61314501A 1986-12-24 1986-12-24 1−ドデシルアザシクロヘプタン−2−オンの製造方法 Expired - Fee Related JPH06104659B2 (ja)

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