JPS5982636A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS5982636A
JPS5982636A JP13618183A JP13618183A JPS5982636A JP S5982636 A JPS5982636 A JP S5982636A JP 13618183 A JP13618183 A JP 13618183A JP 13618183 A JP13618183 A JP 13618183A JP S5982636 A JPS5982636 A JP S5982636A
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resin
layer
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magnetic
cellulose
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Masanari Asano
真生 浅野
Seiki Nishihara
誠喜 西原
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Konica Minolta Inc
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/62Record carriers characterised by the selection of the material
    • G11B5/68Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
    • G11B5/70Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
    • G11B5/702Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the bonding agent
    • G11B5/7021Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the bonding agent containing a polyurethane or a polyisocyanate
    • G11B5/7022Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the bonding agent containing a polyurethane or a polyisocyanate containing mixtures of polyurethanes or polyisocyanates with other polymers

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  • Paints Or Removers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [1]  産業上の利用分骨 本発明はオーディオテープ、ビデオテープ、フロッピー
ディスク、磁気ディスク、静止画記録用磁気フィルム、
コンピュータメモリー等の磁気記録媒体に関するもので
、特に磁気記録媒体の磁性層と反対側の支持体上に設け
た裏面層に関するものである。
[2]  従来技術 従来、磁気テープ特にエンドレスカートリッジ用磁気テ
ープ、オープンリール型オーディオテープ、ビデオテー
プ等に於て走行安定性、テープ間の摩擦抵抗の低減ある
いは帯電特性の改善の為に磁性層と反対側の支持体上に
主としてバインダーからなる裏面層が設けられている。
これらのバインダーとしては、多くの熱可塑性樹脂ある
いは熱硬化性樹脂が使用されている。例えば、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル系共重合体樹脂、セルロース誘導体、エ
ポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ポリウレタン、合
成ゴム、l脂、アクリル系樹脂、ポリエステル等が知ら
れている。
しかしながら、上記バインダーを用いた場合、磁気記録
媒体に表面性、接着性、耐久性、走行安定性、ビデオ特
性、ドロップアウト等の点で未だ充分の性能が得られな
かった。
[3]  発明の目的 本発明の第1の目的は、少なくとも1つの磁性層とは反
対側の支持体上に新規なポリマー組成からなる層を有す
る磁気記録媒体を提供することにある。
本発明の第2の目的は走行安定性の優れた磁気記録媒体
を提供することにある。
本発明の第3の目的は支持体との接着性に優れた新規な
ポリマー組成からなる少なくとも1つの磁性層とは反対
側の支持体上に設けた層を有する磁気記録媒体を提供す
ることにある。
本発明の第4の目的は、ビデオ特性の良い磁気記録媒体
を提供することにある。
本発明の第5の目的は耐久性の優れた磁気記録媒体を提
供することにある。
[4]  発明の構成及び作用 本発明の前記開目的は支持体上舎少なくとも1つの磁性
層を有する磁気記録媒、体において、前記中 磁性層と反対側の支持体上にシロキサン結合を分子中に
有するウレタン樹脂(以下本発明のウレタン樹脂と称す
る)と繊維素系樹脂を含有する層を少なくとも1つ設け
た磁気記録媒体により達成される。
本発明のウレタン樹脂は、通常のウレタン樹脂c7[i
に使用されるポリオールの一部をシロキサン結合を有す
るポリオール乃至プレポリマーでおきかえることにより
、あるいはシロキサン結合を有するイソシアネートを用
いることにより得られる。本発明のウレタン樹脂は遊離
イソシアネート又はヒドロキシ基を含有するウレタン樹
脂又はウレタンプレポリマーの形でも、あるいはこれら
の反応性末端基を含有しないもの、例えば、ウレタンエ
ラストマーの形であってもよい。
本発明において好ましいポリオールは、ポリジアルキル
シロキサンシカルビノールであり、インシアネートとし
ては、分子中に少なくとも2つのインシアネート基を有
する低分子量のイソシアネートあるいはポリイソシアネ
ートであり、例えは、トリレンジイソシアネート、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、インホロンジイソシアネ
ート、ジアリールメタン−ジイソシアネートである。
前記ポリジアルキルシロキサンシカルビノールのアルキ
ル基としては、低級アルキル基特にメチル基が好ましい
。又、アルキル基の代りにアリール基(特にフェニル基
ンを使用してもよい。
ウレタン樹脂、ウレタンプレポリマー、ウレタンエラス
トマーの製造方法、硬化架橋方法等については斯界で周
知であるので、その詳細な説明は省略する。
本発明に係るシロキサン結合を含有するウレタン樹脂は
それ自身、低い摩擦係数を有するものであるが、膜物性
を改良してより耐久性を向上させたり、支持体や他の層
との接着性をより改良するためには、本発明にかかるウ
レタン樹脂を繊維素系樹脂と併用することにより、より
優れた磁気記録媒体となる。以下に本発明のウレタン樹
脂の代表的合成例を示す。
合成例:1 攪拌機および還流冷却器付反応器を窒素ガスで置換後、
メチルエチルケトン(MFiK ) 300 iJを仕
込み、更にポリジメチルシロキサンシカルビノール(平
均分子量1.ooo ) 60部、ジフェニルメタン−
4,4′−ジイソシアネート175.4部、ジブチル錫
ジラウレート0.03部を加え、800Cで2時間反応
させた。上記溶液にネオペンチイレグリコール64.6
部、MEK 100部を加え、80℃で2時間反応させ
た後、イソプロパツール5部、MEK300部を加え、
70℃で30分反応させた。得られたポリウレタン樹脂
溶液は、固形分34,6%、粘度5,900センチボイ
ス(25°C)であり、この溶液から得られた樹脂フィ
ルムは、降伏時応力450 kg / cd 1降伏時
伸び5%、ヤング率14,000に9/crlであった
。(測定: riJ 5mm短冊形試料(標線間50 
m/ m ) 、引張速度5關/分フ合戊例:2 攪拌機および還流冷却器付反応器を窒素ガスで置換後、
MFJK 300部を仕込み、更(こボ1ノジメチルシ
ロキサンジカルビノール(平均分子[1,800)60
部、ジフェニルメタン−4,41−ジイソシアネート1
67.9部、ジブチル錫ジラウレート0.03部を加え
、80℃で2時間反応させた。上記溶液にネオペンチル
グリコール63.1部、MIiK 100部を加え、8
0℃で2時間反応させた後、トリエタノールアミン9部
、MIK300部を加え、80℃で1時間反応させた。
得られたポリウレタン樹脂溶液は、固形分31.4%、
粘度2,500センチボイス(25℃)であり、この溶
液から得られた樹脂フィルムは、降伏時応力500 k
lF/d、降伏時伸び5%、ヤング率15,0OOI’
g/CF/lであった。
(測定: rlj 5触知冊形試料(標線間50m/m
)、引張速度5mm/分ノ 合成例:3 (■拌磯および還流冷却器付反応器を窒素ガスで1?を
換後、MEiK 300部を仕込み、更にポリジメチル
シロキサンシカルビノール(平均分子量3,20076
0部、ジフェニルメタン−4,41−ジイソシアネ−1
−166,9部、ジブチル錫ジラウレート0.03部を
加え、80”Cで2時間反応させた。上記溶液にネオペ
ンチルグリコール64.2部、MEK 100部を加え
、80℃で2時間反応させた後、トリエタノールアミン
8.9部、MEK300部を加え、80℃で1時間反応
させた。得られたポリウレタン樹脂溶液は、固形分32
.6%、粘度4,050センチボイズ(25℃]であり
、この溶液がら得られた樹脂フィルムは、降伏時応力3
40に9/c4、降伏時伸び5%、ヤング率1z、oo
okg/c++!であったn(測定:巾5m短冊形試料
(標線間50m/m)、引張速度5m荒/分) 合成例:4 攪拌機および還流冷却器付反応器を窒素カスで置換後、
MIDK 300部を仕込み、更にポリジメチルシロキ
サンシカルビノール(千M 分子fit5,500)6
0部、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート
L71.8部、ジブチル錫ジラウレー)0.03部を加
え、80℃で2時間反応させた。上記溶液にネオペンチ
ルグリコール68.2部、MEK 100部を加え、8
0℃で2時間反応させた後、インプロパツール5部、M
EN 300部を加え、70℃で30分反応さゼた。得
られたポリウレタン樹脂溶液は、固形分34.6%、粘
度7,500センチボイス(25℃2であり、この溶液
から得られた樹脂フィルムは、・降伏時応力280kp
/c++!s降伏時伸び3%、ヤング率12,000 
kg/ 、;dであった。(測定: rlJ 5触知冊
形試料(標線間50m/m)、引張速度5朋/分ン 本発明のウレタン樹脂と後述する繊維素系樹脂を含有す
る層(以下本発明の層と称する)は本発明のウレタン樹
脂と繊維素糸樹脂をバインダー成分とするものであるが
、この他に低分子化合物、高分子化合物あるいは固体粒
子例えば潤滑剤、帯電防止剤等を含有させてもよい。
又、本発明のウレタン樹脂を固体粒子例えばカーボンブ
ラック、アルミナ等とともに併用し、分散性、耐久性等
の諸物性を改良してもよい。
本発明の層の厚さは好ましくは約0.1〜5μ程度であ
り、更に好ましくは0.2〜3μ程度である0又、本発
明の層に低分子量のイソシアネートあるいはポリイソシ
アネートを添加し、さらに硬化し易くしてもよい。
使用される潤滑剤は低摩擦係数を有する固体粒子であり
、その平均粒子径は0.05〜10μ、特ニ好ましくは
0.1〜2μのものが良い。この潤滑剤としては、例え
ばグラファイト、カーボンブラック・グラフトポリマー
、二硫化タングステン、二硫化モリブデン等がある。
本発明の層のバインダー成分100重量部に対して、前
記の潤滑剤は当量以下、特に好ましくは5〜45重量部
で使用され、他の樹脂を混合しても良い。
帯電防止剤としては、グラファイト、カーボンブラック
、カーボンブラックグラフトポリマーなどの導電性粉末
:サポニンなどの天然界面活性剤:アルキレンオキサイ
ド系、グリセリン系、グリシドール系などのノニオン界
面活性剤:高級アルキルアミン類、第4級アンモニウム
塩類、ピリジン、その他の複i JJI類、ホスホニウ
ムまたはスルホニウム類などのカチオン界面活性剤:カ
ルボン酸、スルホン酸、燐酸、硫酸エステル基、燐酸工
ステル基等の酸性基を含むアニオン界面活性剤ニアミノ
酸類、アミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸ま
たは燐酸エステル類等の両性活性剤などが使用・される
これら帯電防止剤として使用し得る界面活性剤は米国特
許第2,271,623号、同第2.240.4 ’i
’ 2号、同第2,288,226号、同第2,676
.122号、同第2,676.924号、同第2,67
6,975号、同第2,691,566号、同第2,7
27,860号、同第2,730,498号、同第2.
’742.3 ’i’ 9号、同第2.’i’ 39,
891号、同第3,068゜101号、同第3,158
,484号、同第3,201,253号、同第3,21
0,191号、同第3,294,540号、同第3゜4
15.649号、同第3.441,413号、同第3,
442,654号、同第3,475,174号、同第3
,545.9’74号等の各明細書に記載されている。
これらの界面活性剤は、単独または混合して添加しても
よい。
本発明の層のバインダー成分の1つとして繊維素系樹脂
が含まれていることが重要である。ウレタン樹脂は一般
に「柔かい」樹脂とされていて、本発明のウレタン質脂
もやはり一般的な意味では「柔かい」樹脂である。従が
って磁気記録媒体の数十回、数百回以上の繰り返し使用
に十分たえ得るような強靭な層を得るには、本発明のウ
レタン樹脂のように「柔かい」成分とともに、「硬い」
樹脂である繊維素系樹脂を併せて用いることにより優れ
た磁気記録媒体を得ることができる。
前述した繊維素系樹脂としては、例えば、ニトロセルロ
ース、セルロースアセテート菱ブチレート、セルロース
ダイアセテート、セルローストリアセテート、セルロー
スプロピオネート等のセルロース誘導体や、ニトロセル
ロース−ポリアミド樹脂、ニトロセルロースメラミン樹
脂等の繊維素系樹脂と他の樹脂とのブレンドされた、又
は共重合された樹脂が挙げられる。
本発明のウレタン樹脂と繊維素系樹脂は、用途や目的に
応じて任意の割合で本発明の層のバインダー成分として
用いることが可能である。
本発明の層のバインダー成分(本発明のウレタン樹脂と
繊維素系樹脂)と混合して使用される他の樹脂としては
従来公知の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂又は反応型樹脂
やこれらの混合物が使用される。
熱可塑性樹脂としては軟化温度が150’C以下、平均
分子層が5,000〜200,000程度のもので1例
えば環化ビニル酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル塩化ビ
ニリデン共重合体、塩化ビニルアクリロ: ) IJ 
A/ 共重合体、了ダリル酸エステルアクリロ= ) 
’J ル共N合体、アクリル酸エステル塩化ビニリデン
共重合体、アクリル酸エステルスチレン弁型合体、メタ
クリル酸エステルアクリロニトリル共重合体、メタクリ
ル酸エステル塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エ
ステルスチレン共重合体、ウレタンエラストマー、ナイ
ロン−シリコン系樹脂、ポリ弗化ビニル、塩化ビニリデ
ンアクリロニトリル共重合体、ブタジェンアクリロニト
リル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール
スチレンブタジェン共重合体、クロロビニルエーテルア
クリル酸エステル共重合体、アミノ樹脂、及びこれらの
混合物等が使用される。
熱硬化性樹脂又は反応型樹脂としては塗布液の状態では
200,000以下の分子量であり、塗布、乾燥後に加
熱することにより、縮合、付加等の反応により分子量は
無限大のものとなる。又、これらの樹脂のなかで、樹脂
が熱分解するまでの間に軟化又は溶解しないものが好ま
しい。具体的には例えばフェノール樹脂、エポキシ樹脂
、ポリウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、
アルキッド樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂、
エポキシ−ポリアミド樹脂、メタクリル酸塩共重合体と
ジイソシアネートプレポリマーの混合物、尿素ホルムア
ルデヒド樹脂、低分子量グリコール+yイ〉ター繍r分 ÷十+シti100重量部に対してこれらの樹脂を相溶
性のある限り0〜90重量部の範囲で混合してもよい。
又、本発明の層には添加剤として分散剤、可塑剤、帯電
防止剤等を添加しても良い。
分散剤としてはカプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、エライジン酸、リノール酸、宕 リルン酸、ステアロール酸等の炭素数+−8−〜18個
の脂肪酸:前記の脂肪酸のアルカリ金属(Li。
Na5K等)またはアルカリ土類金属(Mg、08、B
a等〕から成る金属石鹸:レシチン等が使用される。こ
の他に炭素数12以上の高級アルコール、およびこれら
の硫酸ニスデル等も使用可能である。
これらの分散剤は本発明の層のバインダー成分100重
量部に対して1〜20重量部の範囲で添加される。
可塑剤としてばトリエチルホスフェート、トリス(2−
エヂルヘキシルノホスフエート、トリブチルボスフェー
ト、トリス(ジクロルプロビルノホスフエート、トリオ
クチルホスフェート、トリブトキシエチルホスフェート
、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェー
ト等のホスフェート糸ニジメチルフタレート、ジエチル
フタレート、ジブチルフタレート、ジイソブチルフタレ
ート、ジシクロへキシルフタレート、ジエチルフタレー
ト、ジラウリルフタレート、ブチルラウリルフタレート
、ブチルベンジルフタレート等のフタレート系等が使用
される。
本発明の層の形成は磁性層を設けた支持体のcAlえば
裏面側に上記の組成で有機溶媒に溶解し、鍮布溶液とし
て支持体上に塗布する。
支持体は厚み5〜50μ程度、好ましくは6〜40μ稈
度が良く、素材としてはポリエチレンテレフタレート等
のポリエステル類、ポリプロピレン等のポリオレフィン
類、セルローストリアセテート、セルロースダイアセテ
ート等のセルロース誘導体、ポリカーボネート等が使用
される。
支持体上へ前記の磁性層を塗布する方法としてはエアー
ドクターコート、ブレードコート、エアナイフコート、
スクイズコート、含浸コート、リバースロールコート、
トランスファーロールコート、グラビヤコート、キスコ
ート、キャストコート、スプレィコート等が利用出来、
その他の方法も可能であり、これらの具体的説明は朝倉
書店発行の「コーティング工学」253頁〜277頁(
昭和47年発行]に詳細に記載されている。
fla 布ノD ニ使mする有機溶媒としては、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シ
クロヘキサノン等のケトン系:メタノール、エタノール
、プロパツール、ブタノール等のアルコール系:酢酸メ
チル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、エチレン
グリコールアセテート等のエステル系:エチレングリコ
ールジメチルエーテル、ジェヂレングリコールモノエチ
ルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロ7ラン等のエー
テル系:ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水累:メチレンクロライド、エチレンクロライドVM 
In 化FA 素、クロロホルム、エチレンクロルヒド
リン、ジクロルベンゼン等のハロゲン化炭化水素等のも
のが使用できる。
本発明の磁気記録媒体の磁性層としては従来がら公知の
磁性層、すなわち、磁性粉末とバインダーを主成分とす
る磁性層が使用される。
不発tgIに使用する磁性粉末としては、γ−Fe、O
,,00含有のr−FelO,、re、04、Co含有
のFe、OイOrb、、Fe、Fe−Ni、0o−Ni
−p合金、7e−Co−Ni合金等の公知の磁性粉末が
使用でき、具体的には、特公昭44−14090号公報
、特公昭45−18372号公報、特公昭47−220
62号公報、特公昭47−22513号公報、特公昭4
6−38755号公報、特公昭4’7−4286号公報
、特公昭47−12422号公報、特公昭47−172
84号公報、特公昭47−18509号公報、特公昭4
7−18573号公報等に記載されている。
磁性層のバインダーとしては、磁性粉末と混合して使用
する熱可塑性、熱硬化性または反応型樹脂が使用される
これらのバインダーの単独又は組合わされたものが使わ
れ、他に添加剤が加えられる。磁性粉末とバインダーと
の混合割合は重風比で磁性粉末100重量部に対してバ
インダー10−200重量部の範囲で使用される。
磁性層における添加剤は公知分散剤、潤滑剤、研磨剤等
が必要に応じて加えられる。
[5]  実施例 以下に本発明を実施例により、更に具体的に説明する。
ここに示す成分、割合、操作順序等は、本発明の精°神
から逸脱しない範囲において変更しつるものであること
は本業界に携わるものにとっては容易に理解されること
である。
従って、本発明は下記の実施例に制限されるべきではな
い。
実施例−1 厚さ15μのポリエチレンテレフタレートフィルムに裏
面層として下記第1表よりなる組成物を塗布し、乾燥膜
厚1μの裏面層を形成せしめた。
裏面側とは反対側の支持体上にはCO含含有−Fe!0
1を含む磁性層をバインダーとともに設けたビデオテー
プを作成した。磁性層のバインダーとしては通常のポリ
ウレタンと通常の塩化ビニル−酢酸ヒニルの共重合体(
部分加水分解したもの)を用いた。
本発明の裏面層を有するビデオテープをA−1、比較の
ビデオテープを8−1とした。
第1表 肩ニツポランN−3022:ウレタン樹脂(日本ポリウ
レタン■製) これらの試料を1インチ巾に切断して25℃、55%R
Hの条件下で動摩擦係数を測定した。(荷重1009、
周速6m/sec ) その結果を第2表に示す。
第  2  表 本発明の試料A−1の裏面層の動摩擦係数が低く、走行
性が8−1にくらべ優れていた。又、裏面層とベース面
との接着性も良好であった。又、A−1はs−1とくら
べてビデオ特性は優れていた。
実施例−3 膜厚15ミクロンのぎりエチレンテレフタレートフィル
ムの片面に下記第3表よりなる組成物を調整し、ボール
ミルで充分混合、分散し、乾燥膜厚が1.0μになるよ
う塗布、乾燥し、裏面層を形成せしめた。
第  3  表 次ニ、磁性層のバインダーとして、クリスボン4216
 (大日本インキ化学■製、ウレタン樹脂)とVAGH
(UQQ社製 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体ンを用
いて、下記第4表の磁性塗料組成物を調整した。
第4表 上記組成物をボールミルで充分混合分散した後コロネー
)L(日本ポリウレタン■製のポリイソシアネートであ
って、1モルのトリメチロールプロパンと3モルのトリ
レンジイソシアネート付加物の75重量−の酢酸エチル
溶液)5部を加え、均−に混合して磁性塗料を作製した
この磁性塗料を前記裏面層と反対側のポリエチレンテレ
フタレートフィルム面に2000ガウスの磁場を印加、
しつつ、乾燥膜厚5μになるように塗布乾燥した。この
ようにして得られた磁気記録媒体のうち、本発明の層を
有するものをA−2、他ノモノヲ比較例S−2として1
72インチ巾に切断してビデオカセットに装填し、第5
表に示すような測定を行った。
第  5  表 第5表に示す如く、本発明の層を有する磁気記録媒体は
、走行安定性、ビデオ特性のすぐれたものであった。
サン結合を有するポリオールおよび/または分子内にシ
ロキサン結合を有するイソシアネートから得られた新規
なウレタン樹脂を含有するものであって、それ自体、低
摩擦係数の層であり、「柔かい」樹脂として作用するの
で、「硬い」樹脂である繊維素系樹脂と併せて用いるこ
とにより磁気記録媒体の少なくとも1つの磁性層の反対
側の支持体の層例えば裏面層とした場合等は磁気記録媒
体の走行は安定するとともに耐久性が向上するので裏面
層の劣化による磁性層への転写等の悪影響がなくなり、
ビデオ特性(例えばクロマノイズ特性やジッター特性)
が優れたものが得られる。
又、磁気記録媒体としての1回あたりの走向性が安定で
、又スムーズに走向するとともに本発明のウレタン樹脂
と繊維素系樹脂の相乗効果により繰り返し使用しても、
記録再生特性の劣化が、従来用いられている樹脂をバイ
ンダー成分とした場合よりも起こりに<<、経時安定性
に優れた磁気記録媒体を与える。
代理人  桑原義美 −25:

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l)支持体上に少なくとも1つの磁性層を有する磁気記
    録媒体において、前記磁性層とは反対側の支持体上にシ
    ロキサン結合を分子中に有するウレタン樹脂と繊維素系
    樹脂を含有する層を少なくとも1つ設けたことを特徴と
    する磁気記録媒体。 幻 前記ウレタン樹脂がシロキサン結合を有するポリオ
    ール又はイソシアネートから得られたウレタン樹脂であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気記
    録媒体。 3)前記ポリオールがポリジアルキル(又は了り−ルノ
    シロキサンジカルビノールである特許請求の範囲第2項
    記載の磁気記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02103718A (ja) * 1988-10-12 1990-04-16 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd 磁気記録媒体

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