JPS598211Y2 - ノイズ検出回路 - Google Patents

ノイズ検出回路

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JPS598211Y2
JPS598211Y2 JP13020180U JP13020180U JPS598211Y2 JP S598211 Y2 JPS598211 Y2 JP S598211Y2 JP 13020180 U JP13020180 U JP 13020180U JP 13020180 U JP13020180 U JP 13020180U JP S598211 Y2 JPS598211 Y2 JP S598211Y2
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JP
Japan
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flip
output
circuit
signal
flop circuit
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JP13020180U
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JPS5754067U (ja
Inventor
修敏 佐藤
Original Assignee
横河電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ノイズ検出回路の改良に関するものである。
電子機器の正常な動作を保証するためにノイズ対策は欠
かせない。
ノイズ対策を検討するに当っては、電子機器の使用環境
におけるノイズ状況を?測して、ノイズに関する種々の
情報を得ることが必要になる。
ノイズ状況を観測する方法としては、CRTオシロスコ
ープにより、ノイズの波形や振幅あるいは発生頻度など
を観測するのが普通であるが、発生の頻度が少ないとき
、いつ発生するかわからないノイズを、CRTを見つめ
ながら待つのはなかなか根気のいることであり、また、
たまたまノイズが発生したとしても、一瞬の波形から振
幅などを読み取らなければならないので、正確な観測は
できにくい。
そのような問題を免れるためには、監視回路を用いてノ
イズの振幅がある基準値をよぎるたびに報知させる方法
や、ピーク測定回路を用いてノイズの振幅を測定する方
法があるが、これらの方法はノイズの他に正常なパルス
信号が存在するときは、ノイズと信号の区別がつかなく
なり使用に耐えない。
本考案の目的は、正常なパルス信号の存在に影響されず
にノイズの検出を行うノイズ検出回路を提供することに
ある。
本考案は、正常なパルス信号が混存することのあるノイ
ズにつき、パルス信号のHレベルの基準値およびLレベ
ルの基準値とそれぞれ比較を行い、両比較結果をフリツ
プ・フロップ回路で処理することによって、ノイズの有
無を検出するようにしたものである。
以下、図面によって本考案を詳細に説明する。
第1図は、本考案実施例の概念的構威図であり、入力信
号のLレベルの期間にH方向に立上るノイズが来たこと
を検出する装置の例である。
第1図において、1,2は比較器、3,4はDタイプの
フリップ・フロツプ回路、5は遅延回路である。
比較器1,2は、観測対象の入力信号VINをそれぞれ
基準値■。
およびVLと比較して大小判別信号を出力する。
ここで基準値■は入力信号VINに含まれることのある
正常なパルス信号のHレベルの基準値であり、?準値V
Lは同パルス信号のLレベルの基準値である。
基準値VHは比較器1の正入力端子に与えられ、基準値
■1、は比較器2の負入力端子に与えられる。
入力信号VINは比較器1の負入力端子と比較器2の正
入力端子に与えられる。
なお、比較器1,2は、基準値が外部から与えられるも
のに限らずに、集積回路からなるインバータのように自
ら有するしきい値に基づいて実質的な比較動作をするも
のであってもよい。
比較器1の出力信号OUTAはフリツプ・フロツプ回路
3のダイレク1〜・リセット端子RDに与えられ、比較
器2の出力信号OUTBはフリツプ・フロツプ回路3の
クロツク端子CPに与えられる。
フリツブ・フロツプ回路3のテ゛一夕端子DはHレベル
にフ゜ルアツフ゜されている。
フリツフ゜・フロツフ゜回路3のQ出力は2つに分岐さ
れ、1つは直接にフリップ・フロツプ回路4のテ゛一夕
端子Dに与えられ、他方は遅延回路5を通じてフリツプ
・フロツプ回路4のクロツク端子CPに与えられる。
フリツプ・フロツフ゜回路4のQ出力はノイズ検出信号
として出力され、0出力はダイレクト・セット端子SD
に与えられる。
フリツプ・フロツプ回路4のダイレクト・リセット端子
RDには外部から適宜のタイミングでリセット信号が与
えられる。
このように構或された装置の動作は次のとおりである。
動作説明図を第2図に示す。入力信号線に到来する信号
VINが正常な信号であって、そのレベルがHであると
きは、VIN>V〉■,であるから、比較器1の出力信
号OUTAがL、比較器2の出力信号OUTBがHとな
っている。
OUTAがLであることにより、フリツフ゜・フロツフ
゜回路3はリセットされている。
また、フリツフ゜・フロツフ゜回路4は外部信号RST
によってリセットされている。
この状態で人力信号線に到来する信号VINが正常なL
レベルに変わると、比較器1,2の出力信号OUTA,
OUTBはレベルが交代して、OUTAがH、OUT8
がLとなる。
OUT8がLになってもフリツプ・フロツプ回路3のC
P端子は負の論理値には応答しないので、フリツプ・フ
ロツプ回路3の状態は変わらない。
しかし、OUTAがHになったことにより、フリツプ・
フロツプ回路3をリセット状態にとどめておく条件は無
くなっている。
この状態で入力信号線にHレベル方向に変化するノイズ
が到来しVH> VIN> VLとなると、比較器2の
出力信号OUT8だけが一時的にレベル変化してHとな
る。
このため、フリツフ゜・フロツフ゜回路3はセットされ
、そのQ出力がHになる。
Q出力がHになったことにより、フリツプ・フロツプ回
路4のD端子の信号レベルがHになるので、それに遅れ
て立上がるCP端子の信号によってフリップ・フロツプ
回路4はセツ1〜され、そのQ出力によってノイズ発生
が報知される。
一旦セットされたフリツプ・フロツプ回路4の状態はQ
出力がダイレクトセット端子SDに与えられることによ
り保持される。
その後入力信号VINが正常にHレベルに変化すると、
比較器1,2の出力信号OUTA,OUTBは再びレベ
ルが交代してそれぞれLおよびHとなる。
フリツプ・フロツプ回路3はLとなった比較器1の出力
信号OUTAによってリセットされる。
フリツフ゜・フロツフ゜回路3がリセットされてもフリ
ツプ・フロツプ回路4のセット状態は外部信号RSTに
よってリセットされるまでは保持される。
ここで、入力信号VINが正常なパルスにより立上がり
あるいは立下がった場合の影響について説明すると、正
常な立上がり、立下がりの時期においては、立上がり、
立下がりの傾斜により、OUTAとOUTBのレベルの
切換わり時点に差が生じる。
このためOUTAのHの時期すなわちフリツプ・フロツ
プ回路3のリセット条件が外れた時期に、OUTBのレ
ベルの切換わりが生じ、フリツプ・フロツプ回路3の駆
動が行われうる。
入力信号VINが立下がるときにはOUTBはHからL
に変わるので、フリツプ・フロツプ回路3は感応しない
が、VINの立上がるときにはOUT8はLからHに変
わるので、フリツプ・フロツプ回路3は感応して、それ
以前にノイズによりセットされていないときには、この
ときにセットされる(第2図の点線波形)。
そしてそのすぐ後に比較器1の出力OUTAがLになる
ことによりリセットされる。
したがってこのときのフリツフ゜・フロツプ回路3のQ
出力は幅の狭いパルスとなり、これが直接および遅延回
路5を通じてフリツプ・フロツプ回路4のD端子および
CP端子にそれぞれ与えられる。
しかし遅延回路の遅延時間ではQ出力のパルス幅よりも
大きく定められているので、CP端子に与えられる信号
がHになる頃にはD端子の信号はLとなっており、フリ
ツプ・フロツプ回路4はセットされることがない。
すなわち、入力信号VINの正常な立上がり、立下がり
はノイズ検出信号に影響を与えない。
また、入力信号VINがHレベルにあるときにL方向に
立下がるノイズが発生したときは、比較器1の出力OU
TAのレベルが一瞬Hになるが、フリツプ・フロツプ回
路3のダイレクト・リセツ1・端子RDはH信号には感
応しないので、フリツプ・フロツプ回路3の状態は変化
しない。
入力信号VINがHレベルにあるときにL方向に立下が
るノイズを検出する回路は第3図のように構威される。
第3図における各回路要素は第1図と同様のものであり
、同じ信号を付してある。
第3図の回路が第1図の回路と異なるところは、フリツ
プ・フロツプ回路3のCP端子とRD端子に与えられる
信号が互いに入れ替わっている点にある。
このようにすると、第4図の動作説明図のように、フリ
ツフ゜・フロツフ゜回路3がセットされるのは、比較器
2の出力信号OUTBがHの時期に比較器1の出力信号
OUTAがHに切換わったときどなるが、OUTBがH
となるのは入力信号VINがHのときであって、この時
期にOUTAがHになるのはL方向に立下がるノイズが
重畳したときである。
すなわち入力信号VINのH期間にL方向に立下がるノ
イズが発生したことが検出される。
なお、ノイズ発生以外にも入力信号VINが正常に立下
がったときにフリツプ・フロツプ回路3は一瞬セットさ
れるが、前記と同様に遅延回路5の働きによって、フリ
ツフ゜・フロツフ゜回路4にはイ云わらない。
第1図の回路と第3図の回路を合体すれば、入力信号の
Lレベルの期間にH方向に発生したノイズも、人力信号
のHレベルの期間にL方向に発生したノイズもどちらも
検出できる回路が得られる。
その構戒を第5図に、動作説明図を第6図に示す。
2つのフリツフ゜・フロツフ゜回路4,4′のQ出力は
論理和されてノイズ検出信号とされる。
両フリツフ゜・フロツフ゜回路のQ出力信号はまたそれ
ぞれLノイズ検出信号およびHノイズ検出信号として別
々に取出すようにしてもよい。
以上のように、本考案は、正常なパルス信号が混在する
ことのあるノイズにつき、パルス信号のHレベルの基準
値およびLレベルの基準値とそれぞれ比較を行い、両比
較結果をフリツプ・フロツプ回路で処理することによっ
てノイズの有無を検出するようにした。
このため、正常なパルス信号の存在に影響されずにノイ
ズの検出を行うノイズ検出回路が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施例の概念的構戒図、第2図は、第
1図の装置の動作説明図、第3図および第5図は、本考
案の実施例の構或図、第4図および第6図は、それぞれ
第3図および第5図の装置の動作説明図である。 1,2・・・・・・比較器、3,4・・・・・・Dタイ
プ・フリツプ・フロツプ回路、5・・・・・・遅延回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力信号線を通じて到来する信号を正常なパルス信号に
    対して規定されたHレベルの基準値およびLレベルの基
    準値とそれぞれ比較して到来信号がそれぞれのレベルを
    確定する方向にそれぞれのレベルの基準値をよぎったと
    き2値信号の一方の論理値をとり、到来信号が上記とは
    反対の方向にそれぞれの基準値をよぎったとき2値信号
    の他方の論理値をとる出力信号をそれぞれ生じる一対の
    比較器、この一対の比較器の一方の出力がクロック端子
    に与えられ他方の出力がダイレクト・リセット端子に与
    えられデータ端子がアクティブ・レベルに保持されてい
    る第1のDタイプ・フリップ・フロツプ回路、および、
    このDタイプ・フリツプ・フロツプ回路のQ出力が2つ
    に分岐されそれぞれデータ端子とクロツク端子にクロツ
    ク端子側が相対的に遅延されて与えられる第2のDタイ
    プ・フリツプ・フロツプ回路を具備するノイズ検出回路
JP13020180U 1980-09-12 1980-09-12 ノイズ検出回路 Expired JPS598211Y2 (ja)

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JP13020180U JPS598211Y2 (ja) 1980-09-12 1980-09-12 ノイズ検出回路

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Publication Number Publication Date
JPS5754067U JPS5754067U (ja) 1982-03-29
JPS598211Y2 true JPS598211Y2 (ja) 1984-03-13

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ID=29490527

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