JPH06326566A - デジタル信号の受信装置 - Google Patents

デジタル信号の受信装置

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JPH06326566A
JPH06326566A JP5109579A JP10957993A JPH06326566A JP H06326566 A JPH06326566 A JP H06326566A JP 5109579 A JP5109579 A JP 5109579A JP 10957993 A JP10957993 A JP 10957993A JP H06326566 A JPH06326566 A JP H06326566A
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JP
Japan
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signal
output
level
digital signal
high level
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Application number
JP5109579A
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English (en)
Inventor
Satoshi Suzuki
聡 鈴木
Yoshihisa Sato
善久 佐藤
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信したデジタル通信信号を、元の送信信号
に忠実に波形整形して出力することができるデジタル信
号の受信装置を提供する。 【構成】 受信装置10は、アナログバッファ11を介
して受信した通信信号aを、S/H回路14,16によ
り、所定の周期で交互にサンプリングし、OPアンプ1
8とコンパレータ20,22により、S/H回路14,
16の各出力電圧h,iの差が所定値(Vth1 −Vth2
)/2以上であるかを検出し、その検出時に、立ち上
がり/立ち下がり検出回路26,28により、信号aの
変化が増加なのか或は減少なのかを判定して信号aの立
ち上がり/立ち下がりを検出するようにし、これが2回
連続して検出されたときに、S/Rラッチ34のQ出力
を反転させるように構成されている。この結果、受信し
た信号aの変化をいち早く捉えて波形整形をすることが
できると共に、単発的なノイズの除去も可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部から送信されたデ
ジタル信号を受信し、その受信したデジタル信号を波形
整形して出力する受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタル信号を送受信する通
信システムとしては、例えば、図7(A)に示すよう
に、送信装置60を、インバータ62、PNPトランジ
スタ64、及び抵抗器66,68により周知の送信ドラ
イバ回路として構成し、受信装置70を、コンパレータ
72、抵抗器74,76,78によりヒステリシス特性
を持たせた周知のコンパレータ回路として構成したもの
が知られている。
【0003】そして、このような通信システムにおい
て、受信装置70は、送信装置60から伝送路80に送
出されたデジタル信号(通信信号)を、コンパレータ7
2の入力信号として受信し、その受信した信号のレベル
を、電源電圧及び抵抗器74,76,78により予め設
定された所定のしきい値と大小比較することにより波形
整形して、後段の制御装置等に受信信号として出力する
ようにされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、伝送路
80が長くなると、それに比例して伝送路80中の浮遊
容量が大きくなり、伝送路80上の通信信号の過渡応答
特性が悪化するため、図7(B)に例示するように、送
信装置60が送信した元の送信信号に対して、受信装置
70に受信される通信信号が、大きく鈍ってしまうこと
となる。
【0005】そしてこの場合、上記従来の受信装置70
では、受信した通信信号を所定のしきい値(図7におけ
るVth1 ,Vth2 )でレベル判定することにより波形整
形しているため、波形整形後の受信信号のパルス幅が、
送信装置60からの元の送信信号のパルス幅Tよりも大
きくなったり、伝送遅延Td1,Td2が増加したりし
て、伝送路80が長い場合や通信速度が高い場合等には
正常な通信ができなくなるという問題があった。
【0006】また、伝送路80から放射されるノイズを
低減するためや、逆に電磁波等の伝送路80への外来ノ
イズを低減するために、伝送路80へEMIフィルタを
挿入すると、通信信号の伝搬遅延が一層大きくなるた
め、上記従来の受信装置70では、安易にEMIフィル
タを挿入するわけにはいかず、従って十分なノイズ対策
を施すことができないという問題もあった。
【0007】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
ので、受信した通信信号を、送信信号に忠実に波形整形
して出力することができるデジタル信号の受信装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、上記問題を解決す
るためになされた本発明は、外部から送信されたデジタ
ル信号を受信し、該受信したデジタル信号を波形整形し
て出力する受信装置において、前記受信したデジタル信
号のレベルを、時系列的に夫々異なるタイミングで検出
するレベル検出手段と、該レベル検出手段により検出さ
れた信号レベルの今回値と前回値との差の絶対値と、予
め設定された所定値とを大小比較する比較手段と、該比
較手段により前記差の絶対値が前記所定値よりも大きい
と判断された場合において、前記今回値が前記前回値よ
りも大きいときに、前記受信したデジタル信号の立ち上
がりを判定し、前記今回値が前記前回値よりも小さいと
きに、前記受信したデジタル信号の立ち下がりを判定す
るレベル変化判定手段と、該レベル変化判定手段により
前記受信したデジタル信号の立ち上がりが判定されると
前記出力信号をHighレベルに反転し、立ち下がりが判定
されると前記出力信号をLow レベルに反転する出力手段
と、を備えたことを特徴とするデジタル信号の受信装置
を要旨としている。
【0009】
【作用】以上のように構成された本発明のデジタル信号
の受信装置においては、レベル検出手段が、受信したデ
ジタル信号のレベルを時系列的に夫々異なるタイミング
で検出し、比較手段が、レベル検出手段により検出され
た信号レベルの今回値と前回値との差の絶対値と、予め
設定された所定値とを大小比較し、レベル変化判定手段
が、比較手段によりレベル検出手段の検出結果としての
今回値と前回値との差の絶対値が所定値よりも大きいと
判断された場合において、レベル検出手段により検出さ
れた信号レベルの今回値が前回値よりも大きいときに、
受信したデジタル信号の立ち上がりを判定し、レベル検
出手段により検出された信号レベルの今回値が前回値よ
りも小さいときに、受信したデジタル信号の立ち下がり
を判定する。そして、出力手段が、レベル変化判定手段
により受信したデジタル信号の立ち上がりが判定される
と出力信号をHighレベルに反転し、立ち下がりが判定さ
れると出力信号をLow レベルに反転する。
【0010】つまり、本発明のデジタル信号の受信装置
においては、出力手段の出力信号が波形整形後の出力信
号であり、レベル検出手段の検出間隔内で、受信したデ
ジタル信号のレベルが所定値よりも大きく増加すると、
受信したデジタル信号が立ち上がったと判定して、出力
手段の出力信号をHighレベルに反転させ、逆に、レベル
検出手段の検出間隔内で、受信したデジタル信号のレベ
ルが所定値よりも大きく減少すると、受信したデジタル
信号が立ち下がったと判定して、出力手段の出力信号を
Low レベルに反転させるようにしている。
【0011】これは、受信したデジタル信号におけるレ
ベルの増加及び減少傾向は、送信装置が送信する元の送
信信号の立ち上がり及び立ち下がりに対して比較的速や
かに現れるからであり、そのレベルの増加・減少傾向を
いち早く捉えて出力信号を反転させることにより、送信
信号に忠実に波形整形した受信信号が得られるようにし
ているのである。
【0012】
【実施例】以下に、本発明が適用された実施例について
図面と共に説明する。まず、図1は、第1実施例の多重
通信システムの構成を表わす概略構成図である。
【0013】図1に示すように、本実施例の多重通信シ
ステムは、単線からなる伝送路2と、伝送路2を介して
夫々通信を行うと共に、その通信データに基づいて種々
の制御を行う複数のコンピュータ(以下、ノードとい
う)4と、から構成されている。
【0014】各ノード4は、通信処理を含む夫々の制御
処理を行うマイクロプロセッシングユニット(以下、M
PUという)6と、MPU6から出力され他のノード4
に送信するデジタル信号を、所定の電圧レベルに変換し
て伝送路2に送出する送信装置8と、伝送路2を介して
送られてきたデジタル信号(通信信号)を受信し、この
受信した信号を波形整形して所定の電圧レベルでMPU
6に出力する受信装置10と、を備えている。
【0015】そして、送信装置8は、図7(A)に示し
た送信装置60と全く同様に、インバータ、PNPトラ
ンジスタ、及び抵抗器からなる周知の送信ドライバとし
て構成されており、MPU6から出力されるデジタル送
信信号に応じて、伝送路2の電圧レベルを5V(Highレ
ベル)又は0V(Low レベル)に変化させる。
【0016】次に、本発明の要旨である受信装置10に
ついて、図2を用いて説明する。図2に示すように、受
信装置10は、伝送路2上の通信信号a(以下単に、信
号aという)を受信し、これをインピーダンス変換して
装置内部へ出力するアナログバッファ11と、後述する
ように、受信装置10内で使用されるサンプリング信号
c,d及び識別信号,e,fを基本クロックb等に基づ
いて発生させるタイミング制御回路12と、タイミング
制御回路12から出力されるサンプリング信号c,dに
基づいて、夫々、アナログバッファ11の出力信号をサ
ンプリングして出力する2つのサンプルホールド回路
(以下、S/H回路という)14,16と、S/H回路
14,16の出力信号h,iを差動演算して出力するO
Pアンプ18と、OPアンプ18の出力信号jと所定の
しきい値Vth1 とを比較し、信号jがしきい値Vth1 よ
りも大きいときにHighレベルの出力を行うコンパレータ
20と、信号jと所定のしきい値Vth2 とを比較し、信
号jがしきい値Vth2 よりも小さいときにHighレベルの
出力を行うコンパレータ22と、コンパレータ20,2
2の出力信号k,lと、後述する判定タイミング生成回
路24により出力される判定タイミング信号g及びタイ
ミング制御回路12から出力される識別信号e,fとに
基づいて、信号aの立ち上がりを検出し、その検出毎に
パルス信号mを出力する立ち上がり検出回路26と、同
じく、信号aの立ち下がりを検出し、その検出毎にパル
ス信号oを出力する立ち下がり検出回路28と、立ち上
がり検出回路26から出力されるパルス信号mのパルス
数をカウントするカウンタ30と、立ち下がり検出回路
28から出力されるパルス信号oのパルス数をカウント
するカウンタ32と、カウンタ30の出力信号nにより
セットされ、カウンタ32の出力信号pによりリセット
される、出力手段としてのS/Rラッチ34と、S/R
ラッチ34のQ出力の信号qを所定の電圧レベルで出力
するデジタルバッファ36と、立ち上がり検出回路26
が連続して信号aの立ち上がりを検出できなかったとき
に出力される後述のクリア信号rと信号qとの論理和を
とり、カウンタ30をクリアするORゲート38と、立
ち下がり検出回路28が連続して信号aの立ち下がりを
検出できなかったときに出力される後述のクリア信号s
とS/Rラッチ34のQ出力の反転信号tとの論理和を
とり、カウンタ32をクリアするORゲート40と、か
ら構成されている。
【0017】ここで、受信装置10の各部の動作につい
て、図3を併用して詳細に説明する。尚、図3は、受信
装置10内の各部の信号を表わすタイムチャートであ
り、括弧内のアルファベットは図2において各信号ライ
ンに付したものに対応している。
【0018】タイミング制御回路12は、図3に示すよ
うに、通常時には、入力される基本クロックbの1周期
分のパルス幅で、基本クロックbの2周期毎に1回、サ
ンプリング信号c,dを交互に出力する。そして、この
サンプリング信号c,dは、後述するように、立ち上が
り検出回路26からパルス信号mが出力されるか、立ち
下がり検出回路28からパルス信号oが出力されると、
そのときだけ交互でなく2回連続で出力される。また、
タイミング制御回路12は、サンプリング信号cを基本
クロックbの1周期分だけずらした識別信号fと、同じ
くサンプリング信号dを基本クロックbの1周期分だけ
ずらした識別信号eとを出力する。
【0019】判定タイミング生成回路24は、図2に示
すように、サンプリング信号c,dの否定論理和信号と
基本クロックbの反転信号との論理積をとって、判定タ
イミング信号gを出力する。従って、この判定タイミン
グ信号gは、図3に示すように、サンプリング信号c,
d及び基本クロックbが共にLow レベルのときに、基本
クロックbの半周期のパルス幅で出力される。
【0020】S/H回路14,16は、夫々、サンプリ
ング信号c,dがHighレベルのときに、信号a、即ちア
ナログバッファ11の出力信号をそのまま出力し、サン
プリング信号c,dがLow レベルになると、そときの出
力レベルを保持する。つまり、S/H回路14とS/H
回路16とは、信号aを交互にサンプリングして、この
サンプリング後のレベルを保持する、レベル検出手段と
しての役割を果たしており、図3に示すように、信号a
にレベル変化が生じると、S/H回路14,16が出力
する信号hと信号iとには互いに電位差が生じることと
なる。
【0021】OPアンプ18は、信号hと信号iとを差
動演算した信号jを出力する。ここで、OPアンプ18
のDCオフセット電圧は、電源電圧(本実施例では5
V)の1/2(2.5V)に設定されており、信号h>
信号iならばOPアンプ18から出力される信号jは
2.5V以上となり、逆に、信号h<信号iならばOP
アンプ18から出力される信号jは2.5V以下とな
る。
【0022】そして、コンパレータ20,22は、この
ように出力された信号jを所定のしきい値Vth1 ,Vth
2 と大小比較する。即ち、OPアンプ18とコンパレー
タ20,22とが、比較手段としての役割を果たしてい
る。ここで、しきい値Vth1 ,Vth2 の電位差をヒステ
リシス電圧Vhとすると、しきい値Vth1 ,Vth2 とO
Pアンプ18のオフセット電圧(2.5V)との関係
は,Vth1 =2.5+Vh/2(V),Vth2 =2.5
−Vh/2(V)のようになる。従って、図3に示すよ
うに、信号aのレベルにほとんど変化がなく、信号hと
信号iとの電位差がVh/2以下ならば、コンパレータ
20,22の出力信号k,lは、共にLow レベルとな
り、信号aのレベルが変化して信号hと信号iとの電位
差がVh/2以上となり、信号h>信号iであると、コ
ンパレータ20の出力信号kがHighレベルになり、逆
に、信号h<信号iであると、コンパレータ22の出力
信号lがHighレベルになる。尚、コンパレータ20,2
2の出力信号k,lが同時にHighレベルになることはな
い。
【0023】立ち上がり検出回路26と立ち下がり検出
回路28は、コンパレータ20,22の出力信号k,l
と、識別信号e,fと、判定タイミング信号gとから、
夫々、信号aの立ち上がりと立ち下がりとを検出する。
まず、立ち上がり検出回路26は、信号aを最終にサン
プリングしたのがS/H回路14(識別信号fがHighレ
ベル)でありコンパレータ20の出力信号kがHighレベ
ルのとき、或は、信号aを最終にサンプリングしたのが
S/H回路16(識別信号eがHighレベル)でありコン
パレータ22の出力信号lがHighレベルのときに、今回
サンプリングした信号aの電圧が前回サンプリングした
信号aの電圧よりもヒステリシス電圧Vhの半分以上大
きくなったと判断し、判定タイミング信号gがHighレベ
ルのタイミングで、信号aが立ち上がった旨を表わすパ
ルス信号mを出力する。尚、本実施例の立ち上がり検出
回路26は、識別信号f,信号k,判定タイミング信号
gの論理積と、識別信号e,信号l,判定タイミング信
号gの論理積との論理和をとって、パルス信号mを出力
している。
【0024】そして、このようにパルス信号mが出力さ
れると、タイミング制御回路12は、直前にサンプリン
グを行った同じS/H回路14,16に信号aを再度サ
ンプリングさせるべく、それに対応するサンプリング信
号c,dの何れかを2連続で出力する。また、このとき
に、S/Rラッチ34のQ出力がLow レベルであれば、
カウンタ30は、そのパルス信号mをカウントする。
【0025】従って、図3に示すように、信号aのレベ
ルが一定して上昇傾向にある場合には、立ち上がり検出
回路26からパルス信号mが2回連続で出力されること
となり、これをカウンタ30が2回連続でカウントする
と、カウンタ30は、S/Rラッチ34をセットするた
めの信号nをHighレベルで出力する。そして、この信号
nによりS/Rラッチ34がセットされ、そのQ出力で
ある信号qがLow レベルからHighレベルに反転すると、
デジタルバッファ36からMPU6にHighレベルの信号
が出力されると共に、カウンタ30が、ORゲート38
を介してクリアされ、信号nがLow レベルに戻る。
【0026】次に、立ち下がり検出回路28は、信号a
を最終にサンプリングしたのがS/H回路14(識別信
号fがHighレベル)でありコンパレータ22の出力信号
lがHighレベルのとき、或は、信号aを最終にサンプリ
ングしたのがS/H回路16(識別信号eがHighレベ
ル)でありコンパレータ20の出力信号kがHighレベル
のときに、今回サンプリングした信号aの電圧が前回サ
ンプリングした信号aの電圧よりもヒステリシス電圧V
hの半分以上小さくなったと判断し、判定タイミング信
号gがHighレベルのタイミングで、信号aが立ち下がっ
た旨を表わすパルス信号oを出力する。尚、本実施例の
立ち下がり検出回路28は、識別信号f,信号l,判定
タイミング信号gの論理積と、識別信号e,信号k,判
定タイミング信号gの論理積との論理和をとって、パル
ス信号oを出力している。
【0027】そして、このようにパルス信号oが出力さ
れたときにも、タイミング制御回路12は、直前にサン
プリングを行った同じS/H回路14,16に信号aを
再度サンプリングさせるべく、それに対応するサンプリ
ング信号c,dの何れかを2連続で出力する。また、こ
のときに、S/Rラッチ34のQ出力がHighレベル、即
ちQ出力の反転信号tがLow レベルであれば、カウンタ
32は、そのパルス信号oをカウントする。
【0028】従って、図3に示すように、信号aのレベ
ルが一定して減少傾向にある場合にも、立ち下がり検出
回路28からパルス信号oが2回連続で出力されること
となり、これをカウンタ32が2回カウントすると、カ
ウンタ32は、S/Rラッチ34をリセットするための
信号pをHighレベルで出力する。そして、この信号pに
よりS/Rラッチ34がリセットされ、そのQ出力であ
る信号qがHighレベルからLow レベルに反転し、信号t
がLow レベルからHighレベルに夫々反転すると、デジタ
ルバッファ36からMPU6にLow レベルの信号が出力
されると共に、カウンタ32が、ORゲート40を介し
てクリアされ、信号pがLow レベルに戻る。
【0029】このように、立ち上がり検出回路26、立
ち下がり検出回路28、カウンタ30,32、及びOR
ゲート38,40が、レベル変化判定手段としての役割
を果たしている。次に、このような受信装置10の動作
の一例を図3に沿って説明する。
【0030】まず、S/H回路14,16が、サンプリ
ング信号c,dに基づいて信号aを交互にサンプリング
するが、図3に示すように、信号aが一定してLow レベ
ルのときには、S/H回路14,16の出力信号h,i
は共にLow レベルで一致しているため、OPアンプ18
の出力信号jはそのDCオフセット電圧(2.5V)を
示す。
【0031】この状態で、送信装置8からの送信信号が
Low レベルからHighレベルに変化すると、伝送路2に起
因する伝搬遅延により信号aのレベルが緩やかに上昇し
始め、その直後に、サンプリング信号dがHighレベルに
なると、S/H回路16から、信号aがそのまま信号i
として出力されるため、信号h<信号iとなって、OP
アンプ18の出力信号jの電圧が低下する。そして、信
号hと信号iとの電位差が所定のヒステリシス電圧Vh
の半分以上になると、OPアンプ18の出力信号jがし
きい値Vth2 以下となり、コンパレータ22の出力信号
lがHighレベルとなる。
【0032】その後、サンプリング信号dが、Highレベ
ルからLow レベルになると、S/H回路16の出力信号
iは、そのときの信号aのレベルで一定となり、立ち上
がり検出回路26は、判定タイミング信号gがHighのタ
イミングで、カウンタ30にパルス信号mを出力する。
【0033】すると、タイミング制御回路12により、
S/H回路16が連続して信号aをサンプリングするよ
うにサンプリング信号dが出力され、再びサンプリング
信号dがLow レベルになったときに、コンパレータ22
の出力信号lが未だHighレベルであれば、立ち上がり検
出回路26は、再度パルス信号mを出力する。
【0034】そして、カウンタ30は、立ち上がり検出
回路26が出力したパルス信号mを2回カウントする
と、信号nを出力してS/Rラッチ34をセットさせ、
このS/Rラッチ34のQ出力の信号qがデジタルバッ
ファ36を介してMPU6に出力される。尚、S/Rラ
ッチ34がセットされると、カウンタ30はリセットさ
れる。
【0035】その後は、信号aが非常に緩やかに上昇す
るか或は一定電圧となるため、再び、S/H回路14,
16により信号aを交互にサンプリングする状態が続
き、OPアンプ18の出力電圧jは、しきい値Vth1 ,
Vth2 の範囲内で変移するだけであるため、立ち上がり
検出回路26,立ち下がり検出回路28は作動せずに、
S/Rラッチ34はその状態を保持する。
【0036】一方、送信装置8からの送信信号がHighレ
ベルからLow レベルに変化すると、伝送路2に起因する
伝搬遅延により信号aのレベルが緩やかに下降し始め、
その直後に、サンプリング信号cがHighレベルになる
と、S/H回路14から、信号aがそのまま信号hとし
て出力されるため、信号h<信号iとなって、OPアン
プ18の出力信号jの電圧が低下する。そして、信号h
と信号iとの電位差が所定のヒステリシス電圧Vhの半
分以上になると、OPアンプ18の出力信号jがしきい
値Vth2 以下となり、コンパレータ22の出力信号lが
Highレベルとなる。
【0037】その後、サンプリング信号cが、Highレベ
ルからLow レベルになると、S/H回路14の出力信号
hは、そのときの信号aのレベルで一定となり、立ち下
がり検出回路28は、判定タイミング信号gがHighのタ
イミングで、カウンタ32にパルス信号oを出力する。
【0038】すると、タイミング制御回路12により、
S/H回路14が連続して信号aをサンプリングするよ
うにサンプリング信号cが出力され、再びサンプリング
信号cがLow レベルになったときに、コンパレータ22
の出力信号lが未だHighレベルであれば、立ち下がり検
出回路28は、再度パルス信号oを出力する。
【0039】そして、カウンタ32は、立ち下がり検出
回路28が出力したパルス信号oを2回カウントする
と、信号pを出力してS/Rラッチ34をリセットさ
せ、このS/Rラッチ34のQ出力の信号qがデジタル
バッファ36を介してMPU6に出力される。尚、S/
Rラッチ34がリセットされると、カウンタ32はリセ
ットされる。
【0040】尚、図3に示した動作の一例は、信号a
を、S/H回路16によりサンプリングしたときに立ち
上がりを検出し、S/H回路14によりサンプリングし
たときに立ち下がりを検出した場合のものであったが、
信号aの立ち上がり及び立ち下がりは、前述したよう
に、S/H回路14,16による何れのサンプリング時
にでも同様に検出される。
【0041】ここで、カウンタ30,32により、パル
ス信号m,oが、夫々、2回連続してカウントされたと
きのみ、S/Rラッチ34のQ出力を反転させるように
しているのは、信号aに混入した単発的なノイズを除去
し、そのノイズがMPU6に出力されないようにするた
めである。
【0042】そこで以下に、信号aに混入したノイズを
除去するために受信装置10で行われる所謂フィルタリ
ング動作について、図4を用いて簡単に説明する。図4
に示すように、信号aのレベルがノイズによって上昇
し、カウンタ30から1回目のパルス信号mが出力され
るまでは、図3の場合と全く同様である。
【0043】しかし、この場合には、図4に示すよう
に、その次に連続してサンプリング信号dがHighレベル
になったときに、既に信号aはレベルダウンしているた
め、OPアンプ18の出力信号jは、中間電位(2.5
V)を示すこととなり、コンパレータ20,22の出力
信号k,lは共にLow レベルとなる。
【0044】ここで、立ち上がり検出回路26は、2回
目にパルス信号mを出力すべき判定タイミングで、引続
き信号lがHighレベルでないときに、クリア信号rをO
Rゲート38に出力してカウンタ30をクリアするよう
になっている。この結果、初回の立ち上がり検出による
カウンタ30の値がリセットされ、立ち上がり判定は再
度やり直しとなり、ノイズよる影響を完全に除去するこ
とができるようになる。そして、このようなノイズ除去
のためのフィルタリング動作は、信号aの立ち下がりを
検出するときにも同様に行われる。
【0045】尚、図4において表されているノイズが消
滅した後の動作は、信号aの立ち上がりが、S/H回路
14によりサンプリングしたときに検出された場合のも
のである。また、上述のように、信号aの立ち上がり及
び立ち下がりを検出したときに、同じS/H回路14,
16により、2回連続で信号aをサンプリングするよう
にしているのは、例えば、図5に示すように、信号aの
立ち上がり及び立ち下がりが、S/H回路14,16に
よるサンプリング周期、(本実施例では、基本クロック
bの2周期)よりも十分に早い場合にでも、上述したノ
イズ除去のためのフィルタリング動作が確実に行えるよ
うにするためである。
【0046】つまり、図5(A)に示すように、サンプ
リング信号c,dを絶えず交互に出力するように構成す
ると、信号aが急峻に立ち上がった場合に、2回目にパ
ルス信号m,oを出力すべき判定タイミングでは、S/
H回路14,16の出力信号h,iに電位差が得られ
ず、1回の判定しかできなくなるからである。
【0047】これに対して、図5(B)に示すように、
最初に信号aの立ち上がり及び立ち下がりを判定したと
きに、同じS/H回路14,16に連続して信号aをサ
ンプリングさせれば、2回目の判定タイミングにおいて
も、信号hと信号iとの電位差が十分に得られることと
なり、複数回の判定機会が得られ、確実なフィルタリン
グ動作が行えるようになるのである。
【0048】尚、このように、ノイズ除去のために行わ
れる同じS/H回路14,16での連続のサンプリング
回数、及びカウンタ30,32でのカウント回数は、2
回に限られるものではなく、除去したいノイズや波形整
形に要する時間等を考慮して適宜設定することができ
る。
【0049】以上説明したように、本実施例の受信装置
10は、各ノード4の送信装置8により伝送路2に送出
された信号aを、アナログバッファ11を介して受信
し、出力信号としてのS/Rラッチ34のQ出力がLow
レベルで、且つ、信号aのレベルが、S/H回路14,
16によるサンプリング周期、即ちサンプリング信号
c,dの相互周期(基本クロックbの2周期)の間に、
ヒステリシス電圧Vhの半分(Vh/2)よりも大きく
増加したときに、信号aが立ち上がったと判定し、逆
に、S/Rラッチ34のQ出力がHighレベルで、且つ、
サンプリング周期の間に、信号aのレベルがVh/2よ
りも大きく減少したときに、信号aが立ち下がったと判
定するように構成されいる。
【0050】従って、本実施例の受信装置10によれ
ば、送信装置8が送信する元の送信信号の立ち上がり及
び立ち下がりに対して比較的速やかに現れる信号aのレ
ベルの増加及び減少傾向をいち早く捉えることができ、
伝送路2中の浮遊容量が大きくなって、信号aの立ち上
がり及び立ち下がりが大きく鈍っても、それを、送信装
置8が送信した元の送信信号のパルス幅とほぼ同一のパ
ルス幅に波形整形することができる。よって、本実施例
の受信装置10を用いれば、通信が実現可能な伝送路長
及び通信速度の限界値を向上させることができると共
に、通信動作を伝送路2上の伝搬遅延に対して影響され
難くすることができることから、伝送路2から放射され
るノイズ低減や伝送路2へ混入するノイズ低減のための
EMIフィルタ等を伝送路2に挿入して、十分なノイズ
対策を施すことができるようになる。
【0051】また、本実施例の受信装置10において
は、信号aの立ち上がり及び立ち下がりを連続して判定
したときに、S/Rラッチ34のQ出力を反転させるよ
うにしているため、伝送路2上に発生した単発的なノイ
ズがMPU6に出力されることを防止することができ
る。
【0052】尚、上記第1実施例の受信装置10は、単
線からなる伝送路2を用いて多重通信を行う場合のもの
であったが、本発明は、このような単線の伝送路2以外
にも適用することができる。そこで、以下に、第2実施
例として、ツイストペア線等により形成した所謂平衡型
伝送路を用いて多重通信を行う場合の受信装置につい
て、図6を用いて簡単に説明する。尚、図6は、第2実
施例の多重通信システムにおける受信装置42の構成を
表わす構成図である。
【0053】図6に示すように、本実施例における多重
通信システムの構成は、ツイストペア線を伝送路44と
して用い、各ノードの送信装置が、各単線44a,44
bに、振幅が同一で逆位相のデジタル信号を送出する点
のみ第1実施例の場合と異なる。そして、受信装置42
は、各単線44a,44b上の通信信号を、夫々コンデ
ンサ46a,46bを介して微分波形のパルス信号とし
て受信する。
【0054】受信装置42の構成は、アナログバッファ
11の代わりに、DCバイアス回路48及びOPアンプ
50を設けた点以外は、図2に示した第1実施例の受信
装置10と概ね同じである。そして、DCバイアス回路
48により、コンデンサ46a,46bからの各パルス
信号に、所定電圧(本実施例では電源電圧の1/2、即
ち2.5V)のDCバイアスをかけ、その各信号をOP
アンプ50により差動演算してS/H回路14,16に
入力させる。尚、このように2.5VのDCバイアスを
かけているのは、マイナス電源を設けることなく回路を
構成するためである。
【0055】このように構成された受信装置42におい
ても、第1実施例の受信装置10と全く同様に、S/H
回路14,16により、OPアンプ50の出力信号uを
基本クロックbの2周期の間隔で交互にサンプリング
し、OPアンプ18、コンパレータ20,22、立ち上
がり検出回路26、及び立ち下がり検出回路28によ
り、信号uのレベルが所定値以上変化したことを検出す
ると共に、この検出が2回連続で行われたタイミングで
S/Rラッチ34のQ出力を反転させることにより、デ
ジタルバッファ36から波形整形後の信号を出力する。
【0056】尚、本実施例の多重通信システムにおい
て、受信装置42は、伝送路44上の通信信号を、夫々
コンデンサ46a,46bを介して受信するように構成
されているため、例えば、伝送路44の一方が電源のプ
ラス側或はマイナス側に短絡してDC的に安定してしま
っても、そのDC的な影響を排除して、もう一方の伝送
路44の信号だけで通信をすることができる。この場
合、OPアンプ50の出力信号uのレベル変化は、伝送
路44が正常な場合に比べて半減することになるが、後
段の処理回路のサンプリング周期やヒステリシス電圧V
hを予め最適に設定しておくことにより正確な波形整形
が可能である。
【0057】また、本実施例の受信装置42では、S/
Rラッチ34のQ出力がHighレベルのときにイネーブル
状態にされ基本クロックbを所定回数だけカウントした
らその出力信号vをHighレベルにするタイムアウトカウ
ンタ52と、その出力信号vとカウンタ32の出力信号
pとの論理和をとってS/Rラッチ34をリセットする
ORゲート54とを追加して設けている。
【0058】これは、伝送路44aが電源のプラス側に
又は伝送路44bがGND側に短絡した場合に、通信信
号が立ち上がったと検出される場合があり、これによっ
てS/Rラッチ34がセットされ、MPU6にHighレベ
ルの信号が出力されたままになる虞があるからであり、
このようなタイムアウトカウンタ52とORゲート54
を設けることにより、S/Rラッチ34のQ出力が所定
時間以上Highレベルのままであるときに、強制的にその
S/Rラッチ34をリセットして、デジタルバッファ3
6からそれ以上Highレベルの信号が出力されないように
しているのである。
【0059】尚、以上説明した第1及び第2実施例の受
信装置10,42は、具体的な回路で構成したものであ
ったが、受信装置10,42はマイクロコンピュータ等
の制御装置を中心に構成してもよい。この場合、例え
ば、図2及び図6において、タイミング制御回路12、
判定タイミング生成回路24、立ち上がり/立ち下がり
検出回路26,28、及びカウンタ30,32等が行う
機能をマイクロコンピュータにより一括して処理させる
構成が考えられる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデジタル
信号の受信装置においては、送信装置が送信する元の送
信信号の立ち上がり及び立ち下がりに対して比較的速や
かに現れる受信したデジタル信号におけるレベルの増加
及び減少傾向をいち早く捉えることによって、受信した
デジタル信号を波形整形するようにしている。
【0061】従って、本発明のデジタル信号の受信装置
によれば、伝送路中の浮遊容量が大きくなって、受信さ
れるデジタル信号の立ち上がり及び立ち下がりが大きく
鈍っても、その受信デジタル信号を、送信装置が送信し
た元の送信信号のパルス幅とほぼ同一のパルス幅に波形
整形することができるため、通信が実現可能な伝送路長
及び通信速度の限界値を向上させることができる。
【0062】そして、このように、通信動作を伝送路上
の伝搬遅延に対して影響され難くすることができること
から、伝送路から放射されるノイズ低減や伝送路へ混入
するノイズ低減のためのEMIフィルタ等を伝送路に挿
入して、十分なノイズ対策を施すことができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例における多重通信システムの構成
を表わす概略構成図である。
【図2】 第1実施例における受信装置の構成を表わす
構成図である。
【図3】 第1実施例における受信装置の動作を説明す
るタイムチャートである。
【図4】 受信装置のフィルタリング動作を説明するタ
イムチャートである。
【図5】 受信装置のサンプリング動作を説明するタイ
ムチャートである。
【図6】 第2実施例の多重通信システムにおける受信
装置の構成を表わす構成図である。
【図7】 従来の受信装置における問題点を説明する説
明図である。
【符号の説明】
2,44…伝送路 4…ノード 8
…送信装置 10,42…受信装置 12…タイミング制
御回路 14,16…サンプルホールド回路(S/H回路) 18…OPアンプ 20,22…コンパ
レータ 26…立ち上がり検出回路 28…立ち下がり検
出回路 34…S/Rラッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から送信されたデジタル信号を受信
    し、該受信したデジタル信号を波形整形して出力する受
    信装置において、 前記受信したデジタル信号のレベルを、時系列的に夫々
    異なるタイミングで検出するレベル検出手段と、 該レベル検出手段により検出された信号レベルの今回値
    と前回値との差の絶対値と、予め設定された所定値とを
    大小比較する比較手段と、 該比較手段により前記差の絶対値が前記所定値よりも大
    きいと判断された場合において、前記今回値が前記前回
    値よりも大きいときに、前記受信したデジタル信号の立
    ち上がりを判定し、前記今回値が前記前回値よりも小さ
    いときに、前記受信したデジタル信号の立ち下がりを判
    定するレベル変化判定手段と、 該レベル変化判定手段により前記受信したデジタル信号
    の立ち上がりが判定されると前記出力信号をHighレベル
    に反転し、立ち下がりが判定されると前記出力信号をLo
    w レベルに反転する出力手段と、 を備えたことを特徴とするデジタル信号の受信装置。
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