JPH06216778A - 通信制御装置の復調回路 - Google Patents

通信制御装置の復調回路

Info

Publication number
JPH06216778A
JPH06216778A JP5004925A JP492593A JPH06216778A JP H06216778 A JPH06216778 A JP H06216778A JP 5004925 A JP5004925 A JP 5004925A JP 492593 A JP492593 A JP 492593A JP H06216778 A JPH06216778 A JP H06216778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
level
level section
data
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5004925A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Okamoto
泰 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5004925A priority Critical patent/JPH06216778A/ja
Priority to DE69321574T priority patent/DE69321574T2/de
Priority to EP93120764A priority patent/EP0610592B1/en
Priority to US08/178,175 priority patent/US5459751A/en
Publication of JPH06216778A publication Critical patent/JPH06216778A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
    • H04L7/0332Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop with an integrator-detector
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K9/00Demodulating pulses which have been modulated with a continuously-variable signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/38Synchronous or start-stop systems, e.g. for Baudot code
    • H04L25/40Transmitting circuits; Receiving circuits
    • H04L25/49Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems
    • H04L25/4902Pulse width modulation; Pulse position modulation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
    • H04L7/0331Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop with a digital phase-locked loop [PLL] processing binary samples, e.g. add/subtract logic for correction of receiver clock
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
    • H04L7/0337Selecting between two or more discretely delayed clocks or selecting between two or more discretely delayed received code signals

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ伝送路の浮遊容量及びそのプルアップ
抵抗、プルダウン抵抗により受信データの立上り、立下
り時点が遅延しても復調したデータを確定できるように
する。 【構成】 データ伝送路を介して受信したPWM シンボル
及びPWM データからなる転送データ5の立上り、立下り
エッジを検出する立上りディテクタ1a、立下りディテク
タ1bと、転送データ5のHレベル区間及びLレベル区間
を測定するHレベルカウンタ11a 、Lレベルカウンタ11
b と、測定したHレベル区間、Lレベル区間及び通信シ
ステムで予め定めているHレベル区間、Lレベル区間を
比較するHレベル幅比較部12a,Lレベル幅比較部12b
と、比較結果に応じて転送データのサンプリングタイミ
ングを調整するサンプリングクロックセレクタ14とを備
え、調整したサンプリングタイミングで、受信した転送
データ5をサンプリングして復調する構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルス幅変調された意
味のあるシンボル及びデータをデータ伝送路から受信し
て復調する、通信制御装置の復調回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】図1は例えばClass B data communicati
on network interface J1850のPWM(パルス幅変調) ビッ
トフォーマットで定義されているパルス幅変調されたビ
ットパターンを示したものである。データ伝送路を転送
するデータの1ビットの領域は、3分割された領域(以
下timeという) にて構成されている。そして、ビット
「0」は図1(a) に示すように第1time目63、第2time
目64が「H」レベル、第3time目65が「L」レベルで表
わされ、ビット「1」は図1(b) に示すように第1time
目63が「H」レベル、第2time目64、第3time目65がと
もに「L」レベルで表わされる。
【0003】一方、送信開始を意味するシンボルSOF(St
art of Frame) は、図1(c) に示すように第1, 第2,
第3, 第4の各time目63,64,65,66 が全て「H」レベル
であり、第5, 第6の各time目67,68 がともに「L」レ
ベルであるパターンにより合計6timeで表わされる。ま
た送信終了を意味するシンボルEOD(End of Data)は、図
1(d) に示すように第1, 第2, 第3の各time目63,64,
65が全て「L」レベルである3timeで表わされる。更
に、メッセージフレームの終了を意味するシンボルEOF
(End of Frame) は、第1, 第2, 第3, 第4, 第5,
第6の各time目63,64,65,66,67,68 が全て「L」レベル
である6timeで表わされる。
【0004】そしてこのようなパルス幅変調を行ったPW
M シンボル及びPWM データを、図2に示す例えば SAE・
J1850 のメッセージフレームフォーマットで送受信を行
う。いま、送信フレームを送出する場合、先ず、送信開
始シンボルSOF を送出し、続いてビット「0」または
「1」のPWM データたるデータ43を送出し、データ43の
送信終了を示す送信終了シンボルEOD を送出する。そこ
で、受信側は、送信されたシンボル及びデータにエラー
が検出されなかった場合、IFR(In Frame Response)とし
て自己に割り付けられた固有のアドレスをPWM 変調して
返信する。そして1メッセージフレームの終了を意味す
るフレーム終了シンボルEOM を送出し、1メッセージフ
レームが終了する。
【0005】次に図1に示したPWM シンボル及びPWM デ
ータを受信側で復調する方法を説明する。図1(a),(b)
に示すPWM データであるビット「0」、ビット「1」は
3timeで構成されており、各time区間63,64,65の予め定
めたサンプリング点t1 ,t2 ,t3 にて、データのサ
ンプリングを行って、第1time目63が「H」レベル、第
2time目64が「H」レベル、第3time目65が「L」レベ
ルであった場合、復調データ (PWDMデータ) として、ビ
ット「0」を得る。ビット「1」も同様のサンプリング
点t1 ,t2 ,t3 でサンプリングを行ない、第1time
目63が「H」レベル、第2time目64が「L」レベル、第
3time目65が「L」レベルであった場合、復調(PWDM)
データとしてビット「1」を得る。
【0006】ここで、受信側でPWM データ及びPWM シン
ボルを復調する場合について説明する。図1(b) に示す
ように1ビット幅はクロック数を24クロックとしてお
り、1time区間63,64,65各々は8クロックで構成されて
いる。そして第1のサンプリング点t1 はPWM データの
立上り時点から4クロック目であり、第2のサンプリン
グ点t2 は12クロック目、第3のサンプリング点t3
20クロック目として、各々1time区間の中心でサンプリ
ングを行う。
【0007】また、送信開始シンボルSOF 、送信終了シ
ンボルEOD 、フレーム終了シンボルEOF においても同様
であり、送信開始シンボルSOF 及びフレーム終了シンボ
ルEOF は各々6timeで構成されており、そのPWM シンボ
ルの幅のクロック数は48クロックである。そしてサンプ
リング点t1 ,t2 …t6 に示すように、第1,第2…
第6のサンプリング点t1 ,t2 …t6 はPWM シンボル
の立上り点より各々4クロック目、12クロック目、20ク
ロック目、28クロック目、36クロック目、44クロック目
とすることにより、各々1time区間の中心でサンプリン
グを行って、復調データを得る。また送信終了シンボル
EOD は図1(a),(b) に示すビット「0」, 「1」と同様
にサンプリング点t1 ,t2 ,t3 で、各々1time区間
の中心でサンプリングを行って復調データを得る。
【0008】ところで、データ伝送路には浮遊容量が存
在する。そのためデータ伝送路に、PWM シンボル及びPW
M データによる転送データが送出された場合、データ伝
送路の電位変化は、浮遊容量、プルダウン抵抗及びプル
アップ抵抗により鈍化し、それによってPWM シンボル、
PWM データの「H」レベル及び「L」レベルの幅が変化
する。そのためPWM シンボル及びPWM データの各time区
間の中心と、サンプリング点とが対応しない状態が起こ
り得て、そのときにはサンプリングした復調データが不
確定になる虞れがある。そこで、ドライブ能力が大きい
トランジスタを用いたドライバによりPWM シンボル及び
PWM データからなる転送データをデータ伝送路へ送出す
ることが行われている。
【0009】図3は、通信制御装置をデータ伝送路と接
続するドライバ及びレシーバの構成を示すブロック図で
ある。図示していない通信制御装置から与えられるパル
ス幅変調(PWM) された例えばPWM データである転送デー
タ42が、インバータ40を介してPチャネルトランジスタ
38のゲートに、また直接にNチャネルトランジスタ39の
ゲートに入力される。トランジスタ38,39 のドレインが
非反転側データ伝送路(以下BUS + という)36、反転側
データ伝送路(以下BUS - という)37と接続される。ト
ランジスタ38のソースは電源Vと接続され、トランジス
タ39のソースは接地される。BUS + 36側はプルダウン抵
抗69を介して接地され、BUS - 37側はプルアップ抵抗70
を介して電源Vと接続される。一方、レシーバ41は差動
動作するコンパレータで構成され、正入力端子+はBUS
+ 36と、負入力端子−はBUS - 37と接続される。レシー
バ41の出力たる復調すべきデータ5は図示していない通
信制御装置へ入力される。BUS + 36には浮遊容量71が、
US - 37には浮遊容量72が存在する。
【0010】次にこのドライバ及びレシーバの動作を各
部信号のタイミングチャートを示す図4とともに説明す
る。通信制御装置からBUS + 36, BUS - 37へ送出すべき
転送データ42がドライバであるトランジスタ38,39 のゲ
ートに入力され、図4(a) に示すように転送データ42が
「L」レベルから「H」レベルに反転した場合、トラン
ジスタ38がオンして図4(b) に示すようにBUS + 36は
「H」レベルの電位になる。このときの遅延時間36taは
トランジスタ38のドライブ能力に依存する。次に転送デ
ータ42が「H」レベルから「L」レベルに反転した場
合、トランジスタ38はオフしBUS + 36は図2(b) に示す
ように「L」レベルの電位になる。このときの遅延時間
36tbはプルダウン抵抗69と浮遊容量71との値によって定
まり、浮遊容量71が大きい程、遅延時間36tbが長くな
る。
【0011】またトランジスタ39は、転送データ42が図
4(a) に示すように「L」レベルから「H」レベルに反
転した場合にオンし、図4(c) に示すようにBUS - 37が
「L」レベルの電位になる。このときの遅延時間37taは
トランジスタ39のドライブ能力に依存する。次に転送デ
ータ42が図4(a) に示すように「H」レベルから「L」
レベルに反転した場合、トランジスタ39はオフし、BUS
- 37は図4(c) に示すように「H」レベルの電位にな
る。このときの遅延時間37tbは、プルアップ抵抗70と浮
遊容量72との値によって定まる。そして、このように変
化したBUS + 36,BUS - 37の電位がレシーバ41に入力さ
れて、レシーバ41たる差動動作するコンパレータの出力
たる復調すべきデータ5は、図4(d) に示すように、B
US + 36, BUS - 37が所定電位に達したときに反転し、こ
の出力が通信制御装置内の復調回路へ入力される。
【0012】次にレシーバ41の出力を復調する動作を説
明する。転送データ42を図5(a) に示すように送信開始
シンボルSOF 、ビット「0」、ビット「1」の順に送出
する場合、転送データ42がドライバであるトランジスタ
38,39 に入力されると、前述したようにしてBUS + 36の
電位は浮遊容量71,72 及び抵抗69,70 の影響を受けて図
5(b) に示す如く変化し、BUS - 37の電位はその反転電
位となる。そしてレシーバ41たるコンパレータから出力
される復調すべきデータ5は図5(c) に示すタイミング
で反転し、復調回路 (図示せず) へ入力される。それに
より図5(d) に示すように送信開始シンボルSOF は、そ
の区間内のサンプリング点t1 ,t2 …t6 で、ビット
「0」はその区間内のサンプリング点t1 ,t2 ,t3
で、ビット「1」はその区間内のサンプリング点t1
2 ,t3 で各々復調すべきデータ5をサンプリングす
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに図5(d) に示すようにサンプリングクロックによる
サンプリング点で、復調回路へ入力された送信開始シン
ボルSOF 、ビット「0」及びビット「1」を復調する場
合、データ伝送路の浮遊容量、プルダウン抵抗及びプル
アップ抵抗による影響を受けて、データ伝送路の電位変
化が鈍化していて復調回路へ入力される送信開始シンボ
ルSOF 及びビット「0」、ビット「1」のHレベル区間
の幅が予め定めている幅以上になっている場合は、図5
(d) に示すように、送信開始シンボルSOF 区間のサンプ
リング点t5 、ビット「0」区間のサンプリング点t3
及びビット「1」区間のサンプリング点t2 では、デー
タ伝送路へ送出した送信開始シンボルSOF 、ビット
「0」、ビット「1」のデータと相異し、ドライブ能力
が大きいドライバを用いても復調したPWM シンボル及び
PWM データが不確定になる虞れがあるという問題があ
る。
【0014】本発明は斯かる問題に鑑み、データ伝送路
の浮遊容量、プルダウン抵抗及びプルアップ抵抗による
影響を受けず、復調すべきPWM シンボル及びPWM データ
を確定し得て、復調したデータの信頼性が高い通信制御
装置の復調回路を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信制御装
置の復調回路は、復調すべきデータのシンボル又は1ビ
ットの前縁及び後縁を検出して、Hレベル区間の時間幅
又はLレベル区間の時間幅を測定し、測定したHレベル
区間の時間幅又はLレベル区間の時間幅と、予め定めて
いるHレベル区間の基準時間幅又は「L」レベルの基準
時間幅とを比較し、その比較結果に応じてHレベル区間
のサンプリングタイミング及びLレベル区間のサンプリ
ングタイミングを夫々調整して、調整したサンプリング
タイミングで、復調すべきデータをサンプリングして復
調すべきデータを復調する構成にする。
【0016】
【作用】本発明の復調回路は、復調すべきシンボル又は
データの前縁及び後縁を検出してHレベル区間又はLレ
ベル区間を測定する。通信システム上、予め定めている
シンボル及び送信するデータの「H」レベル、「L」レ
ベルの時間幅と、測定したシンボル及び送信するデータ
の「H」レベル、「L」レベルの時間幅とを比較する。
その比較結果に応じてHレベル区間におけるサンプリン
グタイミング及びLレベル区間におけるサンプリングタ
イミングを夫々調整する。これにより、復調すべきデー
タの「H」レベル及び「L」レベルの時間幅が変化して
も、復調したデータを確定できる。
【0017】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面により詳
述する。図6は本発明に係る通信制御装置の復調回路の
構成を示すブロック図である。復調すべきデータ5は、
復調部4とエッジ検出部1の立上りディテクタ1a及び立
下りディテクタ1bに夫々入力される。基準クロックたる
クロック6はカウンタ部2の6進,7進,8進,9進,
10進カウンタたるサンプリングカウンタ2a,2b,2c,2d,2e
のクロック端子と、立上りディテクタ1aと、立下りディ
テクタ1bと、3入力AND 回路9,10の第1入力端子とに
入力される。立上りディテクタ1aの立上り検出信号15a
はOR回路8の一入力端子とSRフリップフロップ7のセッ
ト端子Sへ入力される。立下りディテクタ1bの立下り検
出信号15b はOR回路8の他入力端子とSRフリップフロッ
プ7のリセット端子Rとに入力される。SRフリップフロ
ップ7の出力端子Qの出力信号は3入力AND 回路9の第
2入力端子と、セレクタ制御部13とに入力される。
【0018】OR回路8の出力信号21はサンプリングカウ
ンタ2a,2b,2c,2d,2eの制御端子に入力される。SRフリッ
プフロップ7の出力端子#Qの出力信号は、3入力AND
回路10の第2入力端子とセレクタ制御部13とに入力され
る。比較区間制御部22の比較区間制御信号23は3入力AN
D 回路9,10の夫々の第3入力端子と、セレクタ制御部
13とに入力される。3入力AND 回路9から出力されるH
レベル区間クロック9aはHレベルカウンタ11a に、3入
力AND 回路10から出力されるLレベル区間クロック10a
はLレベルカウンタ11b に入力され、Hレベルカウンタ
11a の出力信号はHレベル幅比較部12a に、Lレベルカ
ウンタ11b の出力信号はLレベル幅比較部12b に入力さ
れる。
【0019】Hレベル幅比較部12a 及びLレベル幅比較
部12b の各出力信号はセレクタ制御部13へ入力される。
セレクタ制御部13が出力する選択信号はサンプリングク
ロックセレクタ14の選択信号端子に入力される。セレク
タ制御部13からエラー信号27が出力される。サンプリン
グカウンタ2a,2b,2c,2d,2eのカウント出力16,17,18,19,
20はサンプリングクロックセレクタ14の入力端子へ入力
される。サンプリングクロックセレクタ14から出力され
る3カウントクロック29、6カウントクロック30及び9
カウントクロック31及びサンプリングクロック25は復調
部4へ入力される。復調部4で復調されたPWM データ32
及びPWM シンボル33,34,35が出力される。なお、Hレベ
ルカウンタ11a 、Lレベルカウンタ11b 、Hレベル幅比
較部12a、Lレベル幅比較部12b 、セレクタ制御部13及
びサンプリングクロックセレクタ14によりサンプリング
クロック調整部3が構成されている。
【0020】図7はエッジ検出部1の構成を示すブロッ
ク図である。復調すべきデータ5が、Dフリップフロッ
プ111 の入力端子Dへ入力され、インバータ112 を介し
てDフリップフロップ113 の入力端子Dへ入力される。
一方クロック6がDフリップフロップ111,113 のクロッ
ク端子Tへ入力され、またインバータ114(115)を介して
Dフリップフロップ116(117)のクロック端子T (T) へ
入力される。Dフリップフロップ111(113)の出力端子Q
の出力信号は、Dフリップフロップ116(117)の入力端子
Dへ入力される。Dフリップフロップ111(113)の出力端
子#Qの出力信号はAND 回路118(119)の一入力端子へ入
力される。Dフリップフロップ116(117)の出力端子Qの
出力信号はAND 回路118(119)の他入力端子へ入力され
る。AND 回路118 から立上りエッジ検出信号15a が、AN
D 回路119 から立下りエッジ検出信号15b が出力され
る。
【0021】図8はエッジ検出部1における各部信号の
タイミングチャートであり、エッジ検出部1の動作を図
8とともに説明する。それに図8(a) に示す復調すべき
データ5及び図8(b) に示すクロック6が入力される
と、図8(c),(d) に示すように復調すべきデータの立上
りに同期した立上り検出信号15a がAND 回路118 から出
力され、立下りに同期した立下り検出信号15b がAND 回
路119 から出力される。これらの立上り, 立下り検出信
号15a,15b はOR回路8(図6参照)へ入力され、OR回路
8の出力信号21はエッジ検出信号としてカウンタ部2へ
入力される。
【0022】図9はカウンタ部2の各部信号のタイミン
グチャートであり、カウンタ部2の動作を図9とともに
説明する。サンプリングカウンタ2aは6進カウンタであ
り、図9(a) に示すクロックの立上りをカウントし、6
クロックをカウントする都度、図9(b) に示すようにカ
ウント出力16を発するサンプリングカウンタ2bは7進カ
ウンタでありクロック6の立下りをカウントし、7クロ
ックをカウントする都度、図9(c) に示すようにカウン
ト出力17を発する。サンプリングカウンタ2cは8進カウ
ンタであり、クロック6の立上りをカウントし、8クロ
ックをカウントする都度、図9(d) に示すようにカウン
ト出力18を発する。サンプリングカウンタ2dは9進カウ
ンタであり、クロック6の立下りをカウントし、9クロ
ックをカウントする都度、図9(e) に示すようにカウン
ト出力19を発する。サンプリングカウンタ2eは10進カウ
ンタであり、クロック6の立上りをカウントし、10クロ
ックをカウントする都度、図9(f) に示すようにカウン
ト出力20を発する。
【0023】そして、各サンプリングカウンタ2a,2b,2
c,2d,2eは図9(g) に示すエッジ検出出力21により初期
化され、サンプリングカウンタ2a,2b,2c,2d,2e各々のカ
ウント初期値は (3,4,4,5,5) のクロック数に
セットされた後カウントを開始する。そしてサンプリン
グカウンタ2a,2b,2c,2d,2eのカウント出力16,17,18,19,
20はサンプリング調整部3のサンプリングクロックセレ
クタ14へ入力される。
【0024】図10はサンプリングクロック調整部3の具
体的構成を示すブロック図である。Hレベルカウンタ11
a(図6参照) と、Hレベル幅比較部12a と、セレクタ制
御部13のHレベル側とからなるHレベルサンプリングク
ロック調整部24a 、Lレベルカウンタ11b と、Lレベル
幅比較部12b と、セレクタ制御部13のLレベル側とから
なるLレベルサンプリングクロック調整部24b 、及びサ
ンプリングクロックセレクタ14を備えている。
【0025】クロック6と、サンプリングカウンタ2a,2
b,2c,2d,2eのカウント出力16,17,18,19,20と、立上りエ
ッジ検出信号15a と、Hレベル区間クロック9aとがHレ
ベルサンプリングクロック調整部24a へ入力される。ま
たクロック6と、カウント出力16,17,18,19,20と、Lレ
ベル区間クロック10a とがLレベルサンプリングクロッ
ク調整部24b へ入力される。Hレベル区間検出信号9aは
サンプリングクロックセレクタ14の3入力AND 回路200
の第1入力端子に、Lレベル区間検出信号10aは3入力A
ND 回路201 の第1入力端子に入力される。3入力AND
回路200 の第2入力端子にはHレベルサンプリングクロ
ック調整部24a の出力信号134aが入力され、3入力AND
回路201 の第2入力端子には、Lレベルサンプリングク
ロック調整部24b の出力信号134bが入力される。
【0026】Hレベルサンプリングクロック調整部24a
は3カウントクロック29、6カウントクロック30、9カ
ウントクロック31を出力する。比較区間制御部22の比較
区間制御信号23は、サンプリングクロックセレクタ14の
AND 回路202 の一入力端子に入力され、インバータ203
を介して3入力AND 回路200,201 の第3入力端子へ入力
される。AND 回路202 の他入力端子には、サンプリング
カウンタ2cのカウント出力18が入力される。3入力AND
回路200,201 及びAND 回路202 の出力はOR回路204 へ入
力され、OR回路204 からサンプリングクロック25が出力
されさる。Hレベル (Lレベル) サンプリングクロック
調整部24a(24b)から出力されるエラー信号はOR回路205
の各入力端子へ別々に入力され、OR回路205 からエラー
信号27が出力される。
【0027】図11は、Hレベルサンプリングクロック調
整部24a の構成を示すブロック図である。レジスタRES
には通信システム上から予め定められたHレベル区間の
時間幅のデータに相応するクロック数たるD0,D1,D2,D3,
D4,D5 が格納されており、これらの時間幅のデータD0,D
1,D2,D3,D4,D5 はHレベル幅比較部12a を構成している
フルアダー (全加算器)300,301,302,303,304,305の入力
端子Aへ入力される。Hレベル区間クロック9aはHレベ
ルカウンタ11a を構成しているTフリップフロップ310,
311,312,313,314,315 の1段目のTフリップフロップ31
0 のクロック端子Tに入力される。Tフリップフロップ
310,311,312,313,314,315 の出力端子Qの出力信号はイ
ンバータ321,322,323,324,325,326 を各別に介してフル
アダー300,301,302,303,304,305 の入力端子Bへ入力さ
れる。
【0028】フルアダー300,301,302,303,304,305 の加
算結果端子S0の出力信号は、インバータ327,328,329,33
0,331,332 を各別に介してセレクタ制御部13a へ入力さ
れる。フルアダー305 のキャリー出力端子C0から出力さ
れるキャリー出力信号C50 は、フルアダー300 のキャリ
ー入力端子C及びセレクタ制御部13a へ入力される。フ
ルアダー300,301,302,303,304 のキャリー出力端子C0の
キャリー出力信号は、フルアダー301,302,303,304,305
のキャリー入力端子Cへ入力される。セレクタ制御部13
a は選択信号SA,SB,SC,SD,SE及びエラー出力136 を出力
する。エラー出力136 はDフリップフロップ335 の入力
端子Dへ入力され、そのクロック端子TにはHレベル区
間クロック9aがインバータ336 を介して与えられる。D
フリップフロップ335 の出力端子QからHレベル区間で
のエラー信号27a が出力される。
【0029】サンプリングカウンタ2a,2b,2c,2d,2e (図
6参照) からのカウント出力16,17,18,19,20はサンプリ
ングセレクタ133 のNAND回路133a,133b,133c,133d,133e
の一入力端子へ入力され、それらの他入力端子には選択
信号SA,SB,SC,SD,SEが入力される。NAND回路133a,133b,
133c,133d,133eの出力信号は5入力OR回路133fの各入力
端子に入力され、OR回路133fからHレベル区間のサンプ
リングクロック134aが出力される。このサンプリングク
ロック134a及び立上りエッジ検出信号15a は、サンプリ
ングクロックカウンタ28へ入力される。サンプリングカ
ウンタ28から、サンプリングクロック134aを3クロック
カウントする都度出力されるサンプリングクロック29
と、サンプリングクロック134aを6カウントする都度出
力されるサンプリングクロック30と、サンプリングクロ
ック134aを9カウントする都度出力されるサンプリング
クロック31とが出力される。
【0030】このHレベルサンプリングクロック調整部
24a について更に詳述する。レジスタRES には、Hレベ
ル区間の時間幅のデータが格納されるが、ここではメッ
セージフレームの最初のPWM シンボルである送信開始シ
ンボルSOF のHレベルの時間幅を例えば32クロック
〔0,1,0,0,0,0<B>〕(<B>は2進表示
を表す)に設定している。そして送信開始シンボルSOF
の「H」レベル時間幅の検出結果に基づいて、その後に
続くビット「0」、ビット「1」のPWM データの「H」
レベルのサンプリング点を調整するものである。
【0031】ここで図11におけるHレベルカウンタ11a
に入力されるHレベル区間クロック9aは、前述した図6
におけるエッジ検出部1の立上りエッジ検出信号15a 、
立下りエッジ検出信号15b が入力されるSRフリップフロ
ップ7及び比較区間制御部22からの比較区間制御信号23
によりクロック6がAND 回路9を通り、Hレベル区間ク
ロック9aを得る。そして図12に示す各部信号のタイミン
グチャートにより更に説明する。
【0032】図12において、図12(a) はPWM シンボル及
びPWM データからなる復調すべきデータ5の波形であ
る。エッジ検出部1において立上りエッジ検出信号15a
は図12(b) に示すように、復調すべきデータ5の立上り
を検出して出力され、また立下りエッジ検出信号15b は
図12(c) に示すように復調すべきデータ5の立下りを検
出して出力される。この信号が図6に示すSRフリップフ
ロップ7に入力されて、立上りエッジが検出されると、
その出力端子Qは図12(f) に示すように「H」レベルに
なり、立下りエッジが検出されると、「L」レベルにな
る。
【0033】一方、出力端子#Qは図12(g) に示すよう
に出力端子Qの反転出力となる。ここで、比較区間制御
部22の区間比較制御信号23は、図12(e) に示すようにメ
ッセージフレームの1回目の立上りから2回目の立上り
までの区間が「H」レベルになるように、即ち、送信開
始シンボルSOF の区間が「H」レベルになるように定め
ている。したがって、Hレベルカウンタ11a に入力され
る送信開始シンボルSOF の「H」レベルである区間のク
ロック数は、クロック6と、送信開始シンボルSOF の区
間を示す区間比較制御信号23と、復調すべきデータ5の
Hレベル区間を示すSRフリップフロップ7の出力端子Q
の信号とが入力された図6のAND 回路9の論理が成立し
ている期間に応じたものとなり、図12(h) に示すように
AND 回路9から出力されるHレベル区間クロック9aとな
って、送信開始シンボルSOF がHレベルの区間のみクロ
ック6がAND 回路9から出力される。つまりAND 回路9
から出力されるクロック数が送信開始シンボルSOF のH
レベル区間の時間幅として検出できる。
【0034】なお、送信開始シンボルSOF のLレベル区
間についても、前述したHレベル区間のクロックを検出
する場合と同様の構成にして、同様の動作でLレベル区
間の時間幅を検出できる。そして、Lレベルカウンタ11
b に入力される送信開始シンボルSOF のLレベル区間の
クロック数は、クロック6と、送信開始シンボルSOFの
区間を示す区間比較制御信号23と、復調すべきデータ5
のLレベル区間を示すSRフリップフロップ7の出力端子
#Qの信号とが入力された図6のAND 回路10の論理が成
立している期間に応じたものとなり、図12(i) に示すよ
うに、AND 回路10からLレベル区間クロック10a が出力
され、送信開始シンボルSOF がLレベル区間のみクロッ
ク6がAND 回路10から出力される。そして、AND 回路10
から出力されるクロック数をカウントすることにより、
送信開始シンボルSOF のLレベル区間の時間幅を検出で
きる。
【0035】なお、図10に示すHレベルサンプリングク
ロック調整部24a 及びLレベルサンプリングクロック調
整部24b は、その構成及び動作原理が同様であるため、
以下にHレベルサンプリングクロック調整部24a の動作
についてのみ説明する。
【0036】次に図11に示すHレベルサンプリングクロ
ック調整部24a の動作を説明する。前述した送信開始シ
ンボルSOF の区間のHレベル区間のみ出力されるHレベ
ル区間クロック9aがHレベルカウンタ11a に入力される
と、Hレベルカウンタ11a がそのクロックをカウント
し、インバータ321,322 …326 を介して6ビットのHレ
ベル幅比較部12a のフルアダー300,301 …305 へ入力す
る。そうすると、Hレベルカウンタ11a がカウントした
カウント値が送信開始シンボルSOF のHレベル区間の時
間幅となる。レジスタRES には、例えばSAE ・J1850 の
規格を適用する場合は、前述したように32<D>“0,
1,0,0,0,0<B>”の時間幅の基準値が格納さ
れている。ここで<D>はデシマル10進数、<B>はバ
イナリ2進数を表わす。レジスタRES のデータはHレベ
ル幅比較部12a の6ビットのフルアダー300,301,302,30
3,304,305 に入力される。
【0037】それによりフルアダー300,301,302,303,30
4,305 は、レジスタRES の基準値に、Hレベルカウンタ
11a の補数を加え、最上位のフルアダー305 のキャリー
出力端子C0のキャリー信号を最下位のフルアダー300 の
キャリー入力端子Cに入力し、フルアダー300,301 …30
5 の各出力S0をインバータ327,328,329,330,331,332を
介して得た信号S00,S10,S20,S30,S40,S50 をセレクタ制
御部13a へ入力する。つまり、Hレベル幅比較部12a の
6ビットのフルアダー300,301,320,303,304,305 は、レ
ジスタRES の基準値から、Hレベルカウンタ11a の送信
開始シンボルSOF のHレベル区間のカウント値を減算
し、その減算結果をセレクタ制御部13a へ与える。ここ
で減算値が正の場合は、Hレベル幅比較部12a の最上位
フルアダー305 のキャリー出力端子C0は「H」レベルと
なり、減算値が負の場合は「L」レベルとなる。このよ
うにして減算後の減算値信号S00,S10,S20,S30,S40,S50
及び最上位のフルアダー305 のキャリー出力信号C50 は
セレクタ制御部13a に与えられる。
【0038】図13はセレクタ制御部13a の構成を示すブ
ロック図である。セレクタ制御部13a は、AND 回路
1 ,A2 …A24からなるデコーダ群131 と、OR回路O
1 ,O2,O3 ,O4 ,O5 と、AND 回路A30,A31
32,A33,A34とからなるセレクタ群132 とで構成さ
れている。減算値信号S00は、AND 回路A7 ,A9 ,A
11,A13の一入力端子に入力され、またインバータI1
を介してAND 回路A6 ,A8 ,A10,A12の一入力端子
に入力される。
【0039】減算値信号S10 はAND 回路A3 ,A5 の一
入力端子へ入力され、インバータI2 を介してAND 回路
2 ,A4 の一入力端子へ入力される。減算値信号S20
はAND 回路A4 ,A5 の他入力端子へ入力され、インバ
ータI3 を介してAND 回路A2 ,A3 の他入力端子へ入
力される。減算値信号S30 は3入力AND 回路A40の第1
入力端子へ入力され、またインバータI4 を介して3入
力AND 回路A1 の第1入力端子へ入力される。減算値信
号S40 はインバータI5 を介して3入力AND 回路A1
40の第2入力端子へ入力される。
【0040】減算値信号S50 は、インバータI6 を介し
て3入力AND 回路A1 ,A40の第3入力端子へ入力され
る。AND 回路A2 の出力信号はAND 回路A6 ,A7 の他
入力端子へ、AND 回路A3 の出力信号はAND 回路A8
9 の他入力端子へ、AND 回路A4 の出力信号はAND 回
路A10,A11の他入力端子へ、AND 回路A5 の出力信号
はAND 回路A12,A13の他入力端子へ夫々入力される。
AND 回路A6 の出力信号はAND 回路A14,A22の一入力
端子へ、AND 回路A7 の出力信号はAND 回路A15,A23
の一入力端子へ、AND 回路A8 の出力信号はAND 回路A
16,A24の一入力端子へ入力される。AND 回路A9 ,A
10,A11,A12,A13の出力信号は、各別にAND 回路A
17,A18,A19,A20,A21の一入力端子へ入力され
る。
【0041】3入力AND 回路A1 の出力信号はAND 回路
14,A15,A16…A21夫々の他入力端子へ入力され
る。3入力AND 回路A40の出力信号は、AND 回路A22
23,A24夫々の他入力端子へ入力される。AND 回路A
14の出力信号131aは3入力OR回路O3 の第1入力端子へ
入力される。AND 回路A15の出力信号131bは3入力OR回
路O3 の第2入力端子へ入力される。AND 回路A16の出
力信号131cはAND 回路A32の一入力端子及び4入力OR回
路O2 の第1入力端子へ入力される。AND 回路A17の出
力信号131dは、4入力OR回路O4 の第1入力端子及び4
入力OR回路O2 の第2入力端子へ入力される。
【0042】AND 回路A18の出力信号131eは4入力OR回
路O4 の第2入力端子及びOR回路O2 の第3入力端子へ
入力される。AND 回路A19の出力信号131fは4入力OR回
路O4 の第3入力端子及び4入力OR回路O2 の第4入力
端子へ入力される。AND 回路A20の出力信号131gは4入
力OR回路O4 の第4入力端子及び4入力OR回路O1 の第
1入力端子へ入力される。AND 回路A21の出力信号131h
は4入力OR回路O5 の第1入力端子及び4入力OR回路O
1 の第2入力端子へ入力される。AND 回路A22の出力信
号131iは4入力OR回路O5 の第2入力端子及び4入力OR
回路O1 の第3入力端子へ入力される。
【0043】AND 回路A23の出力信号131jは4入力OR回
路O5 の第3入力端子及び4入力OR回路O1 の第4入力
端子へ入力される。AND 回路A24の出力信号131kは4入
力OR回路O5 の第4入力端子へ入力される。4入力OR回
路O5 の出力信号はAND 回路A34の一入力端子へ、4入
力OR回路O4 の出力信号はAND 回路A33の一入力端子へ
入力され、AND 回路A33,A34の他入力端子にはキャリ
ー出力信号C50 が入力されるAND 回路A32の出力信号は
3入力OR回路O3 の第3入力端子へ入力される。4入力
OR回路O2 の出力信号はAND 回路A31の一入力端子へ、
4入力OR回路O1 の出力信号はAND 回路A30の一入力端
子へ入力される。キャリー出力信号C50はインバータI
7 を介してAND 回路A30,A31,A32の他入力端子へ入
力される。AND 回路A30,A31,4入力OR回路O3 ,AN
D 回路A33,A34が出力する選択信号SA,SB,SC,SD,SEは
5入力NOR 回路135 へ入力される。5入力NOR 回路135
からエラー出力136 が得られる。
【0044】次にこのセレクタ制御部13a の動作を説明
する。デコーダ群131 のの出力信号131a,131b …131kの
出力値は、減算値信号S00,S10,S20,S30,S40,S50 によっ
て夫々決定され、出力信号131a=“000000”, 出力信号
131b=“000001”, 出力信号131c=“000010”, 出力信
号131d=“000011”, 出力信号131e=“000100”, 出力
信号131f=“000101”, 出力信号131g=“000110”, 出
力信号131h=“000111”, 出力信号131i=“001000”,
出力信号131j=“001001”, 出力信号131k=“001010”
(単位は全て<B>)の減算結果のときに「H」レベル
が出力される。そして、このデコーダ出力をセレクタ群
132 により選択し、選択結果である選択信号SAはS00 〜
S50 が−“001001”<B>〜−“000110”<B> (−9
〜−6<D>)時に「H」レベルとなり、選択信号SBは
−“000101”<B>〜−“000010”<B> (−5〜−2
<D>)のときに「H」レベル、選択信号SCは−“0000
01”<B>〜“000010”<B> (−1〜2<D>)のと
きに「H」レベル、選択信号SDは“000011”<B>〜
“000110”<B> (3〜6<D>)のときに「H」レベ
ル、選択信号SEは“000111”<B>〜“001010”<B>
(7〜10<D>)のときに「H」レベルとなる。
【0045】このように減算結果を選択した選択信号S
A,SB …SEが図11のサンプリングセレクタ133 へ入力さ
れて、6進,7進,8進,9進,10進の各サンプリング
カウンタのうちのいずれか1 つを選択し、Hレベル区間
のサンプリングクロック134aとして出力される。サンプ
リングクロックカウンタ28はサンプリングクロック出力
134aを、その立上り時点からカウントし、3クロックを
カウントして出力する3カウントクロック29と、6クロ
ックをカウントして出力する6カウントクロック30と、
9クロックをカウントして出力する9カウントクロック
31とを出力する。
【0046】また図13のOR回路135 に入力される選択信
号SA,SB,SC,SD,SEがいずれも「H」レベルでなかった場
合はエラー出力136 が出力される。ここで、再び図10に
より説明する。Hレベルサンプリングクロック調整部24
a により選択された「H」レベルのサンプリングクロッ
ク134aと、Lレベルのサンプリングクロック調整部24b
により選択された「L」レベルのサンプリングクロック
134bとが、サンプリングクロックセレクタ14に入力さ
れ、Hレベル区間クロック9aが「H」レベルとなり、比
較区間制御信号23が入力されていない比較中でない場合
は、「H」レベルのサンプリングクロック134aがサンプ
リングクロック25としてサンプリングクロックセレクタ
14から出力される。
【0047】一方、比較区間制御信号23が入力されて比
較中である場合は、8進カウンタ2cのカウント出力18を
サンプリングクロック25として出力する。また、Hレベ
ルサンプリングクロック調整部24a 及びLレベルサンプ
リングクロック調整部24b から出力されるエラー信号27
はOR回路205 を介して出力される。
【0048】図14は図6に示す復調部4の構成を示すブ
ロック図である。サンプリングクロックセレクタ14 (図
6参照) から出力される3カウントクロック29は4入力
AND 回路500,501 の第1入力端子へ入力される。6カウ
ントクロック30は7入力AND 回路502 の第1入力端子及
び4入力AND 回路503 の第1入力端子へ入力される。9
カウントクロック31は7入力AND 回路504 の第1入力端
子へ入力される。復調すべきデータ5は第1段目のDフ
リップフロップ505 の入力端子Dへ入力される。サンプ
リングクロック25は第1, 第2, 第3, 第4, 第5, 第
6の各段目のDフリップフロップ505,506,507,508,509,
510 のクロック端子Tへ入力される。
【0049】立下りエッジ検出信号15a はNOR 回路511
の一入力端子へ入力され、その他入力端子にはリセット
信号RST が入力され、その出力信号はDフリップフロッ
プ505,506,507,508,509,510 のリセット端子夫々へ入力
される。Dフリップフロップ505 の出力端子Qの出力信
号はフリップフロップ506 の入力端子Dへ入力され、そ
の出力端子#Qの出力信号は4入力AND 回路500,501 、
7入力AND 回路502 、4入力AND 回路503 、7入力AND
回路504 の各第2入力端子へ入力される。Dフリップフ
ロップ506 の出力端子Qの出力信号はDフリップフロッ
プ507 の入力端子D及び4入力AND 回路501 の第3入力
端子へ入力され、その出力端子#Qの出力信号は4入力
AND 回路500 、7入力AND 回路502 、4入力AND 回路50
3 、7入力AND 回路504 の各第3入力端子へ入力され
る。Dフリップフロップ507 の出力端子Qの出力信号は
Dフリップフロップ508 の入力端子D及び4入力AND 回
路500,501 、7入力AND 回路502 の各第4入力端子へ入
力され、その出力端子#Qの出力信号は4入力AND 回路
503 及び7入力AND 回路504 の第4入力端子へ入力され
る。
【0050】Dフリップフロップ508 の出力端子Qの出
力信号はDフリップフロップ509 の入力端子D及び7入
力AND 回路502 の第5入力端子へ入力され、その出力端
子#Qの出力信号は7入力AND 回路504 の第5入力端子
へ入力される。Dフリップフロップ509 の出力端子Qの
出力信号はDフリップフロップ510 の入力端子D及び7
入力AND 回路502 の第6入力端子へ入力され、その出力
端子#Qの出力信号は7入力AND 回路504 の第6入力端
子へ入力される。Dフリップフロップ510 の出力端子Q
の出力信号は7入力AND 回路502 の第7入力端子へ入力
され、その出力端子#Qの出力信号は7入力AND 回路50
4 の第7入力端子へ入力される。
【0051】4入力AND 回路500 の出力信号はSRフリッ
プフロップ512 のセット端子Sへ入力され、4入力AND
回路501 の出力信号は、そのリセット端子Rへ入力さ
れ、SRフリップフロップ512 の出力端子QからPWM デー
タを復調した復調データ32が出力される。7入力AND 回
路502 からPWM シンボルを復調した復調シンボル33が出
力され、4入力AND 回路503 からPWM シンボルを復調し
た復調シンボル34が出力され、7入力AND 回路504 から
PWM シンボルを復調した復調シンボル35が出力される。
【0052】次にこの復調部4の動作を図12とともに説
明する。Dフリップフロップ505,506 …510 からなる6
ビットのシフトレジスタに図12(l) に示すサンプリング
クロック25が入力されると、図12(a) に示す復調すべき
データ5をサンプリングしながらシフト動作する。Dフ
リップフロップ505,506 …510 は立上りエッジ検出信号
15a と、外部からのリセット信号RST とが入力されたNO
R 回路511 の出力信号により、復調すべきデータ5の立
上り時点ごとにリセットされる。また1段目のDフリッ
プフロップの出力端子#Q、2段目のDフリップフロッ
プの出力端子#Q、3段目のDフリップフロップの出力
端子Qの各出力信号と、3カウントクロック29とが入力
された4入力AND 回路500 の出力信号がSRフリップフロ
ップ512のセット端子Sに入力され、1段目のDフリッ
プフロップ505 の出力端子#Q、2段目のDフリップフ
ロップ506 の出力端子Q、3段目のDフリップフロップ
507 の出力端子Qの各出力信号と、3カウントクロック
29とが入力された4入力AND 回路501 の出力信号がSRフ
リップフロップ512 のリセット端子Rに入力されて、SR
フリップフロップ512 の出力端子Qに復調データ32が得
られる。
【0053】いま、図12(a) に示す復調すべきデータ5
が入力されると、図12(a) に示す送信開始シンボルSOF
の立上りエッジで図12(b) に示す立上りエッジ検出信号
15aが得られて、6ビットシフトレジスタたるDフリッ
プフロップ505,506 …510 がリセットされ、図12(l) に
示す次のサンプリングクロック25によりサンプリングを
開始し、シフト動作を開始する。
【0054】サンプリングクロック25が3クロック入力
された時点で6ビットのシフトレジスタは1段目から順
に“001000”となっており、この時点で図12(m) に示す
3カウントクロック29が入力されると、4入力AND 回路
500 の出力信号が「H」レベルに立上り、これがSRフリ
ップフロップ512 のセット端子Sに与えられてSRフリッ
プフロップ512 の出力端子Qが「H」レベルとなり、復
調すべきデータ5のPWM データのビット「1」が復調さ
れ、図12(o) に示すように復調データ ■1"が得られ
る。次にビット「0」の立上りエッジにより、フリップ
フロップ505,506 …510 は再びリセットされ、次のサン
プリングクロック25によりサンプリングしてシフト動作
を開始する。
【0055】サンプリングクロック25が3クロック入力
された時点でフリップフロップ505,506 …510 はその1
段目のフリップフロップ505 から“011000”となってお
り、この時点で図12(m) に示す3カウントクロック29が
入力され、その結果図12(r)に示すようにAND 回路501
の出力信号が立上ってSRフリップフロップ512 のリセッ
ト端子Rに与えられて、SRフリップフロップ512 がリセ
ットされてその出力端子Qが「L」レベルとなり、復調
すべきデータ5のPWM データのビット「0」が復調さ
れ、図12(o) に示すように復調データ ■0" が得られ
る。
【0056】次に図14に示す復調シンボルたる送信開始
シンボルSOF を復調する場合について図12を用いて説明
する。図12(a) に示す送信開始シンボルSOF であるPWM
シンボルが入力されると、図12(b) に示すように立上り
エッジ検出信号15a が出力され、Dフリップフロップ50
5,506 …510 がリセットされて、次のサンプリングクロ
ック29によりサンプリングしてシフト動作を開始する。
サンプリングクロック29が6クロック入力された時点
で、Dフリップフロップ505,506 …510 は1段目から
“001111”となっており、この時点で図12(n) に示す6
カウントクロック30が入力され、4入力AND 回路502 の
出力信号は図12(p) に示すように送信開始シンボルSOF
の復調データが得られる。
【0057】また送信終了シンボルEOD 及び1メッセー
ジのフレーム終了シンボルEOF の復調データも同様の動
作で得られる。更に、図15に示す各部信号のタイミング
チャートとともに説明する。図15(a)に示す送出すべきP
WM シンボル及びPWM データが図3に示すドライバから
US +36、BUS - 37へ出力されると、BUS + 36、BUS - 3
7の電位は浮遊容量71,72 及びプルダウン抵抗69、プル
アップ抵抗70の影響を受けて図15(b) に示すように変化
する。そして差動コンパレータ41の出力、即ち受信した
復調すべきデータ5が図15(c) に示すタイミングで復調
部にPWM シンボル及びPWM データとして入力される。
【0058】ここで例えば図10に示すHレベルサンプリ
ングクロック調整部24a の出力信号134aは、Hレベル区
間の比較結果に応じて、図6に示すサンプリングカウン
タ2dを選択し、図9(e) に示すタイミングにて9進カウ
ンタ2dのカウント出力19が出力されており、一方、図10
に示すLレベルサンプリングクロック調整部24b の出力
信号134bは、Lレベル区間の比較結果に応じて図6に示
すサンプリングカウンタ2bを選択し、図9(f) に示すタ
イミングで7進カウンタ2bのカウント出力17が出力され
ているとすると、図15(e),(f) に示すタイミングで発生
することになる。
【0059】そして図15(g) に示すサンプリングクロッ
ク25はPWM データのビット「0」区間のHレベル区間で
は図15(e) に示すように9進カウンタ2dのカウント出力
19となり、Lレベル区間では図15(f) に示す7進カウン
タ2bのカウント出力17となり、「H」レベル、「L」レ
ベルで図15(g) に示すようにサンプリングクロック25の
周期を調整する。同様にPWM データのビット「1」区間
のHレベル区間では図15(e) に示すように9進カウンタ
2dのカウント出力19をLレベル区間では図15(f) に示す
ように7進カウンタ2bのカウント出力17を発していて、
PWM データを図15(g) に示すサンプリングタイミングで
サンプリングして図15(h) に示すように■1" の復調デ
ータ32を得る。このように、送信開始シンボルSOF の
「H」レベルの基準時間幅と、測定した「H」レベルの
時間幅とを比較した結果に応じて復調すべきデータ5を
サンプリングする周期が調整されるから、復調すべきデ
ータの電位変化が鈍化していても、復調データを確定で
きることになる。
【0060】本実施例では複数のサンプリングカウンタ
2a,2b,2c,2d,2eを選択してサンプリングクロック25の周
期を調整したが、一般的な2〜n進カウンタを得る可変
長カウンタを用いて、そのカウンタの制御をセレクタ制
御部の制御信号により切換える構成にしても同様の効果
が得られる。
【0061】また本実施例では比較区間制御部22の比較
区間制御信号23を、送信開始シンボルSOF の区間にて設
定して、区間を比較するようにしたが、比較区間をPWM
シンボル又はPWM データの適宜位置に設定しても良い。
この場合は図11におけるサンプリングクロックカウンタ
28におけるレジスタの基準値及び図13に示すデコーダ群
131 及びセレクタ群132 を変更するのみで同様の効果が
得られる。更に本実施例では1メッセージフレーム中の
送信開始シンボルSOF の区間において、基準値との比較
を行ったが、特別な復調サンプリング決定用のPWM シン
ボルをメッセージフレームと別に通信システムで定め、
そのPWM シンボルを基準として復調するためのサンプリ
ングタイミングを調整しても同様の効果が得られる。
【0062】本実施例では図13に示すようにデコード対
象として減算結果が−10〜10クロック以内である場合に
ついてのみデコードし、それ以外の結果が得られた場合
はエラー出力136 を発するようにしたが、デコードの対
象は通信システム上許容される範囲内で適宜に決定して
もよい。またセレクタ群132 において選択し得る範囲も
同様に適宜に決定しても同様の効果が得られる。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように本発明はPWM シンボ
ル及びPWM データからなる復調すべきデータを、復調す
るためのサンプリングタイミングの周期を調整し、しか
もHレベル区間とLレベル区間とを異なるサンプリング
タイミング周期にするように構成したので、データ伝送
路の浮遊容量及びプルダウン抵抗、プルアップ抵抗の影
響により、レベル変化が鈍化している復調すべきデータ
であっても、復調したデータを確定でき、信頼性が高い
復調データが得られる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】パルス幅変調されシンボル及びデータのパター
ン図である。
【図2】SAE ・J1850 のメッセージフレームのフォーマ
ットである。
【図3】転送データのドライバ及びレシーバの構成を示
すブロック図である。
【図4】レシーバが受信した転送データのタイミングチ
ャートである。
【図5】転送データの従来のサンプリング状態を示す各
部信号のタイミングチャートである。
【図6】本発明に係る通信制御装置の復調回路の構成を
示すブロック図である。
【図7】図6における立上りディテクタ、立下りディテ
クタからなるエッジ検出部の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】立上りディテクタ、立下りディテクタによる転
送データの立上り, 立下りエッジの検出状態を示す波形
図である。
【図9】図6におけるサンプリングカウンタの各部信号
のタイミングチャートである。
【図10】図6におけるサンプリングクロック調整部の
構成を示すブロック図である。
【図11】図6におけるサンプリングクロック調整部の
Hレベル側の構成を示すブロック図である。
【図12】図6における復調部の各部信号のタイミング
チャートである。
【図13】図6におけるセレクタ制御部の「H」レベル
側の構成を示すブロック図である。
【図14】図6における復調部の構成を示すブロック図
である。
【図15】復調部により転送データを復調する場合の各
部信号のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 エッジ検出部 1a 立上りディテクタ 1b 立下りディテクタ 2 カウンタ部 2a,2b 〜2e サンプリングカウンタ 4 復調部 7 SRフリップフロップ 11a Hレベルカウンタ 11b Lレベルカウンタ 12a Hレベル幅比較部 12b Lレベル幅比較部 13,13a セレクタ制御部 14 サンプリングクロックセレクタ 22 比較区間制御部 28 サンプリングクロックカウンタ 300,301 〜305 フルアダー 505,506 〜510 Dフリップフロップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定時間幅の第1レベル区間及び第2レ
    ベル区間で表わされた意味のあるシンボル及び1ビット
    のデータからなる復調すべきデータをサンプリングして
    復調する通信制御装置の復調回路において、 前記シンボル又は1ビットのデータの前縁及び後縁を検
    出するエッジ検出手段と、シンボル又は1ビットのデー
    タの第1レベル区間又は第2レベル区間の時間幅を測定
    する手段と、測定した第1レベル区間又は第2レベル区
    間の時間幅及び予め定めている第1レベル区間又は第2
    レベル区間の基準時間幅を比較する手段と、その比較結
    果に応じて前記転送データのサンプリングタイミングを
    調整するサンプリングタイミング調整手段とを備え、該
    サンプリングタイミング調整手段により調整したサンプ
    リングタイミングでサンプリングして復調すべきデータ
    を復調する構成にしてあることを特徴とする通信制御装
    置の復調回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信制御装置の復調回路
    において、サンプリングタイミング調整手段は、第1レ
    ベル区間におけるクロック数の基準値を格納する手段
    と、第1レベル区間のクロックをカウントする手段と、
    前記基準値から、カウントしたクロックのカウント値を
    減算する手段と、その減算結果に基づき、サンプリング
    タイミングを定めるカウンタのカウント値を所定値にな
    すべく制御する手段とを備えていることを特徴とする通
    信制御装置の復調回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の通信制御装置の復調回路
    において、サンプリングタイミング調整手段は、第2レ
    ベル区間におけるクロック数の基準値を格納する手段
    と、第2レベル区間のクロックをカウントする手段と、
    前記基準値から、カウントしたクロックのカウント値を
    減算する手段と、その減算結果に基づき、サンプリング
    タイミングを定めるカウンタのカウント値を所定値にな
    すべく制御する手段とを備えていることを特徴とする通
    信制御装置の復調回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の通信制御装置の復調回路
    において、サンプリングタイミング調整手段は、クロッ
    ク数の基準値と比較すべき第1レベル区間及び第2レベ
    ル区間が適宜に設定可能であり、第1レベル区間及び第
    2レベル区間におけるクロック数の基準値の設定も可変
    である格納手段と、第1レベル区間、第2レベル区間の
    前記基準値から、適宜に設定した第1レベル区間、第2
    レベル区間のクロックのカウント値を減算する手段と、
    その減算結果に基づき、サンプリングタイミングを定め
    るカウンタのカウント値を所定値になすべく制御する手
    段とを備えていることを特徴とする通信制御装置の復調
    回路。
  5. 【請求項5】 請求項3、請求項4記載の通信制御装置
    の復調回路において、サンプリングタイミング調整手段
    で得られたサンプリングタイミングに基づいて、第1レ
    ベル区間及び第2レベル区間を各別のサンプリングタイ
    ミングでサンプリングする手段を備えていることを特徴
    とする通信制御装置の復調回路。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の通信制御装置の復調回路
    において、サンプリングタイミング調整手段で得られた
    サンプリングタイミングに基づいて、適宜に設定され、
    クロック数の基準値と比較する第1レベル区間及び第2
    レベル区間以降に続く次のシンボル及び1ビットデータ
    を、前記サンプリングタイミングでサンプリングする手
    段を備えていることを特徴とする通信制御装置の復調回
    路。
JP5004925A 1993-01-14 1993-01-14 通信制御装置の復調回路 Pending JPH06216778A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5004925A JPH06216778A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 通信制御装置の復調回路
DE69321574T DE69321574T2 (de) 1993-01-14 1993-12-23 Demodulationsschaltung für ein Kommunikationssteuersystem
EP93120764A EP0610592B1 (en) 1993-01-14 1993-12-23 Demodulation circuit of communication control system
US08/178,175 US5459751A (en) 1993-01-14 1994-01-06 Demodulation circuit of communication control system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5004925A JPH06216778A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 通信制御装置の復調回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06216778A true JPH06216778A (ja) 1994-08-05

Family

ID=11597182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5004925A Pending JPH06216778A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 通信制御装置の復調回路

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5459751A (ja)
EP (1) EP0610592B1 (ja)
JP (1) JPH06216778A (ja)
DE (1) DE69321574T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011119799A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Toshiba Corp 信号受信装置及び信号処理方法

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2757787B2 (ja) * 1994-10-12 1998-05-25 株式会社デンソー 受信装置
JP2707981B2 (ja) * 1994-10-21 1998-02-04 株式会社デンソー 通信制御装置
JPH0951358A (ja) * 1995-08-09 1997-02-18 Mitsubishi Electric Corp Pwm通信システム
DE19603295A1 (de) * 1996-01-30 1997-07-31 Siemens Ag Optische Schnittstelle, insbesondere zur Diagnose einer optoelektronischen Kochstellensteuerung
US6351489B1 (en) 1996-09-30 2002-02-26 Rosemount Inc. Data bus communication technique for field instrument
DE19849408A1 (de) 1998-10-27 2000-05-04 Continental Teves Ag & Co Ohg Verfahren und Vorrichtung zum Aufbereiten eines empfangenen Signals, das Daten codiert übermittelt
EP1358644A4 (en) * 2000-12-29 2009-09-23 Tagsys Sa SYSTEM AND METHOD FOR INVESTIGATING ELECTRONIC LABELS
US7606955B1 (en) * 2003-09-15 2009-10-20 National Semiconductor Corporation Single wire bus for connecting devices and methods of operating the same
US7266077B1 (en) * 2004-01-28 2007-09-04 Analog Devices, Inc. Serial digital communication system and method
CN1929337A (zh) * 2005-09-05 2007-03-14 华为技术有限公司 无线收发设备间实现信息传递的方法及系统
GB0523939D0 (en) * 2005-11-24 2006-01-04 St Microelectronics Res & Dev Calibrated pulsed serial link
US8648698B2 (en) * 2010-05-10 2014-02-11 Tyco Fire & Security Gmbh Method and system for radio frequency identification tag using reduced set communication protocol
US8564365B2 (en) * 2012-01-20 2013-10-22 Qualcomm Incorporated Wide input bit-rate, power efficient PWM decoder
FR3029661B1 (fr) * 2014-12-04 2016-12-09 Stmicroelectronics Rousset Procedes de transmission et de reception d'un signal binaire sur un lien serie, en particulier pour la detection de la vitesse de transmission, et dispositifs correspondants

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3753135A (en) * 1970-10-27 1973-08-14 Fernseh Gmbh Pulse width discriminator
JPS5085320A (ja) * 1973-11-27 1975-07-09
US3982195A (en) * 1975-05-29 1976-09-21 Teletype Corporation Method and apparatus for decoding diphase signals
NL191374C (nl) * 1980-04-23 1995-06-16 Philips Nv Communicatiesysteem met een communicatiebus.
JPH01122214A (ja) * 1987-11-05 1989-05-15 Yaskawa Electric Mfg Co Ltd パルス幅データ復調回路
GB2243269B (en) * 1990-04-19 1994-04-13 British Broadcasting Corp Decoding binary-coded transmissions
JP3136742B2 (ja) * 1992-02-14 2001-02-19 日産自動車株式会社 通信装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011119799A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Toshiba Corp 信号受信装置及び信号処理方法
US8175194B2 (en) 2009-11-30 2012-05-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Signal receiving apparatus and signal processing method

Also Published As

Publication number Publication date
EP0610592B1 (en) 1998-10-14
EP0610592A2 (en) 1994-08-17
US5459751A (en) 1995-10-17
EP0610592A3 (en) 1995-11-22
DE69321574D1 (de) 1998-11-19
DE69321574T2 (de) 1999-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0112043B1 (en) Self-clocking binary receiver
JPH06216778A (ja) 通信制御装置の復調回路
US4583008A (en) Retriggerable edge detector for edge-actuated internally clocked parts
US5940448A (en) Universal serial bus receiver having input signal skew compensation
US5452308A (en) Method for monitoring symmetrical two-wire bus lines and two-wire bus interfaces and device for carrying out the method
JPH08503776A (ja) コンピュータネットワーク信号を識別するための方法および装置
US5659548A (en) Communication control apparatus
JPH1127153A (ja) Ppm方式を採用する変調回路、復調回路及び変復調回路システム
US8374304B2 (en) Filter circuit for removing noise pulses from digital input signal
US5966034A (en) Method and device for the filtering of a pulse signal
GB2409120A (en) A noise-resistant PVT compensation control circuit for an output buffer
JP3154302B2 (ja) 位相差検出回路
JPH0553945A (ja) 車両内シリアルデータ通信方式
JPH11509658A (ja) 拡張されたチップ選択リセット装置および方法
JP2538762B2 (ja) クロック断検出回路
JP6451196B2 (ja) 通信装置
JPH06326566A (ja) デジタル信号の受信装置
JPH10126228A (ja) デジタル波形整形回路
JPS6059415A (ja) クロック断検出回路
JPH06252927A (ja) 受信データ自動論理反転回路
JP3132450B2 (ja) 差動受信回路
KR19990042148A (ko) 프레임 전송 제어기능을 갖는 이더넷 인터페이스 장치
US8023603B2 (en) Interface circuit including a shift clock generator to generate a shift clock having different cycles according to data sequence of data string
JP2812129B2 (ja) 半導体集積回路
JPH10303994A (ja) 送信回路、受信回路および送受信回路