JPS597907Y2 - 電気カミソリの内刃台収容装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気カミソリの内刃台収容装置に関し、内刃台
の着脱を簡単な操作で行いうるようにして、内刃収容部
の清掃を容易にすることを目的とするものである。

一般に従来の電気カミソリの内刃台収容装置は第１図及
び第２図に示すように略矩形状に形威されその中央より
保合突起イを突設し該保合突起イの付根部より垂直に突
設したつまみ部口を突設し、そのつまみ部口を内側へ押
し寄せて外刃フレーム二の内面の係合溝ホに係合突起イ
の先端を係合して内刃台の着脱を行うものであった。

かかる従来のものでは係合突起イは点線の如く上、下に
変形するので、係合溝ホからの着脱は困難であるという
欠点があった。

本考案は叙述の欠点に鑑みて威したもので、以下本考案
の一実施例を図面を参考にして詳述する。

第３図は本考案内刃台収容装置の一実施例の断面図、第
４図はつまみ部を握り寄せて外す状態の断面図、第５図
は刃押え具の斜視図である。

図において、Ａはナイロン等の弾性を有する合戒樹脂で
構戒される刃押えで以下のように略三角形状をなしてい
る。

即ち、例えば３個の各片１の両端を円弧部２で連設して
略三角形状をなし、それら各片１の略中間部から水平方
向の外側方向に係合突起２を突設している。

３はこの保合突起２の付根部から各片１に垂直に突設し
たつまみ部である。

しかして、これらつまみ部は各片１の三角形の中心に関
して対称の形状をなしている。

また、保合突起２の先端は円弧状をなして、それらの先
端円弧部は略円形をなしている。

４は外刃、５は外刃を装備せる外刃フレーム、６は外刃
フレームの内周面に形或された係合溝、７は本体、８は
本体内に収容されるモーター、９はモーターの軸である
。

１０は外刃の内面に摺接するべき内刃、１１は内刃台、
１２は内刃台の中央下面より突設した継手でコイルバネ
１３を介して軸９に連結している。

また、継手１２には横方向に芯棒１４を挿通している。

次に本発明の組立について述べる。

外刃フレーム５を本体７から取外したのち、つまみ部３
を指先で持って内側へ押圧すれば保合突起２の先端は外
刃フレーム５の保合溝６から外れる。

また、取付る場合はあらかじめつまみ部３を内側に押圧
して内側へ寄せたのち、保合溝６に保合突起２の先端を
嵌入せしめればよい。

本考案電気カミソリの内刃台収容装置は上記したように
弾性を有する略三角形の各片の中央より外側方向へ係合
突起を突設し該係合突起の付根部よりつまみ部を突設し
て刃押えを形或し、該つまみ部を内側方向へ押圧して内
刃台を収容せる外刃フレームの内周面の保合溝に保合突
起の先端を係合して戊るから、つまみ部に内側方向への
押圧力を加えることによって第４図及び第５図の点線で
示すように保合突起は内側方向へ変形し易く、保合溝か
ら保合及び離脱を簡単な操作で行えて内刃台の組込及び
取外しを容易に行いうる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の内刃台収容装置の断面図、第２図は刃押
えの斜視図、第３図は本考案内刃台収容装置の一実施例
の断面図、第４図はつまみ部を握り寄せて外す状態の断
面図、第５図は刃押え具の斜視図である。 Ａ・・・・・・刃押え、１・・・・・・各片、２・・・
・・・係合突起、３・・・・・・つまみ部、４・・・・
・・外刃、５・・・・・・外刃フレーム、６・・・・・
・係合溝、７・・・・・・本体、８・・・・・・モータ
ー、９・・・・・・軸、１０・・・・・・内刃、１１・
・・・・・内刃台、１２・・・・・・継手、１３・・・
・・・コイルパネ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 弾性を有する略三角形状の各片の中央より外側方向に保
   合突起を突設し該保合突起の付根部より垂直につまみ部
   を突設して刃押えを形威し、該つまみ部を三角形の中心
   方向へ押圧して内刃台を収容せる外刃フレームの内周面
   の保合溝に前記係合突起の先端を係合して、内刃台の脱
   落を防止するようにしたことを特徴とする回転式電気カ
   ミソリの内刃台収容装置。