JPS603794Y2 - 電気かみそり機 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気かみそりの外方レイアウトに関する。

本考案は電気かみそりの各換部の操作のし易さをもたら
し、デザイン的効果を目的としたものである。

従来、この種のものは、機能上からの制約により、スイ
ッチボタン、プラグ等が本体ケースに配設されて威った
。

−例として、スイッチボタンが本体上の円周部に配設さ
れた例をみると外刃着脱部が本体ケースの円周部にある
為に着脱に関して操作者が引っかかってしまい、確実な
操作が出来なかった。

又、操者の際に位置合わせのしずらさが伴った。

スイッチ部をみても本体ケースの円周部に配設される為
、内部構造を複雑化し、本体ケースの円周部にセットし
ていた為、構造が困難で、安定した操作が出来なかった
。

なおかつ汎用性のないスイッチになってしまっていた。

その為にコスト高を生じていた。

プラグも本体ケースの円周上にある為、商用電源のコン
セントの平面部と本体ケースの円周部とが当接する為、
プラグの周囲に隙間が出来、該隙間により短絡、感電等
の危険が伴っていた。

デザイン的な面からしても、何となくポイントのない本
体ケースに外刃着脱部スイッチ、プラグが配設される為
、全体としても目立ない商品であった。

本考案は以上の欠点を全て除去したもので、本体ケース
に２ケ所の上端より下端に至る平面を互に設け、外刃着
脱部、スイッチ、充電表示ランプを同一平面部に配設し
、他の平面部にプラグを配設したものである。

本考案を実施例に基づいて詳細に説明する。

本体ケース１はＡＩケースから威り、正面部４、背面部
３は本体ケース１の上端より下端に至る平面部を有する
。

該本体ケース１の上面の外枠基板１６上に、外枠６と内
枠１７によりサンドインチ固定された外刃５が本体ケー
ス１の上端と下端を結ぶ方向に直線状に着脱可能に配設
される。

この内枠１７には対称的な位置に２ケ所の外刃着脱凸部
７を設け、この外刃着脱凸部７は本体ケース１の表裏の
各平面部２に位置してなる。

尚、外刃５の外枠基板１６への着脱は内枠１７の内壁下
方に設けられた■溝部に外枠基板１６の内面上部にコイ
ルバネ１８により弾圧される止め具１９の先端にある三
角状凸部が係合することにより着脱が行なわれる。

更に具体的に述べると外刃５を支持する内枠１７を外枠
基板１６内に挿入すると前記の内枠１７の■溝部に止め
具１９の先端が係合して外刃５を固定する。

又、外刃５の取り外しは内枠１７の外枠着脱凸部７を指
でつまみ上方へ引き上げると前記Ｖ溝部と止め具１９の
先端の係合が解除され、外刃５を外すことができる。

外刃５の上面には該外刃５を保護する刃カバー８が保持
されている。

本体ケース１の下端にはプラグ９が保持されるプラグ基
板１０が固定される。

プラグ９はプラグボタン１１の操作によって出し入れが
可能である。

その構造は図示しないがバネにより付勢されたプラグボ
タン１１が本体ケース１の凹部に落ち込んで係止される
。

本体ケース１の正面部４にはスイッチボタン１２と、そ
の周辺にスイッチ基板１３を設け、スイッチ基板１３に
０Ｎ−ＯＦＦ表示を施しである。

又、本実施例は充電表示ランプ窓１４を正面部４に設け
て充電表示ランプ１５の光が外に見えると充電を確認す
ることが出来る。

以上の様な本考案による作用効果として、２面の本体ケ
ースの上端より下端に至る平面部に外刃着脱部が配設さ
れることにより、着脱の為の操作指が十分に固定され、
操作が容易で確実である。

又、スイッチボタンの配設においても平面上にスイッチ
部が構成され、スイッチボタンの操作も容易であるばか
りか、構造的にもブロックとしてまとまった構成が可能
で、汎用性のあるスイッチを組込めるメリットを有する
。

背面部より突出するプラグは該背面部と商用電源コンセ
ントの平面部とが平面（直線）にて当接する為、プラグ
が安定してコンセントに挿入されて、本体ケースが安定
し確実に充電される。

又、コンセントと本体ケースとの当接部には隙間が生じ
ず、高い安全性を有する。

プラグが配設される反対向きに充電表示ランプが配設さ
れる為、充電確認が簡単に一目で判別出来る。

前述の如く構成的かつ構造的に十分な効果を有するばか
りか、正面、背面の差がはっきりと区分出来、正面の平
面部をポイントとし、該平面部に外刃着脱部、スイッチ
、充電表示ランプを配設することにより一層デザイン的
に効果を高める。

以上の様に、本考案により優れたかみそり機を指示する
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案による側面斜視図であり、第２図に上面
斜視図を図示し、第３図に第１図の下面図、第４図は外
刃のみの平面図、第５図は本電気かみそりの正面と裏面
方向を切断面とした断面図である。 １・・・・・・本体ケース、２・・・・・・本体ケース
平面部、３・・・・・・本体ケース背面図、４・・・・
・・本体ケース正面部、５・・・・・・外刃、６・・・
・・・外枠、７・・・・・・外刃着脱凸部、８・・・・
・・刃カバー、９・・・・・・プラグ、１０・・・・・
・プラグ基板、１１・・・・・・プラグボタン、１２・
・・・・・スイッチボタン、１３・・・・・・スイッチ
基板、１４・・・・・・充電表示ランプ窓、１５・・・
・・・充電表示ランプ、１６・・・・・・外枠基板、１
７・・・・・・内枠、１８・・・・・・コイルバネ、１
９・・・・・・止め具。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 筒状かみそり本体の正面部及び背面部に上端より下端に
   至る平面部を設け、外刃を本体に対し前記上端と下端と
   を結ぶ方向に直線状に着脱可能にする外刃着脱凸部を前
   記各平面部に設け、スイッチボタン、充電表示ランプを
   前記正面部の平面部に配設し、且つ背面部よりプラグが
   突出するように構成したことを特徴とした電気かみそり
   機。