JPS5917272Y2 - 電気かみそりの掃除用ブラシ保持構造 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電気かみそり機の掃除用ブラシ保持構造に関
するものであり、ブラシの扱い易さ、ブラシの紛失防止
等を狙ったものである。

従来この種のものは、電気かみそり本体と、掃除用ブラ
シが別体にて保管され、ヒゲ剃り時は、本体のみの使用
でよく、刃部の掃除の時に、ブラシを併用して戊った。

その為に、ブラシを使用する機会が時折の為に、紛失し
てしまう恐れが生じてしまった。

又、本体に収納されたものにおいても、本体の使用時に
ブラシがケース内部で遊ぶ音が生じ、不愉快であるばか
りか、ブラシ保持に確実さがなく、ブラシの毛をいため
、寿命が短かかった。

本考案は、以上の欠点を全て除去するものであり、一方
が開口して戒る電気かみそりの本体ケース内に電池を平
面的に偏位させて収納し、前記偏位により、スペースが
大となった領域における前記本体ケース内に一対のＬ状
突起を設け、掃除用ブラシを前記り状突起内に着脱可納
に挾むよう収納するとともに、前記り状突起の外端部が
電池のガイドを威すようにしたものである。

以下、本考案を図面に基づき、より詳細に説明する。

本体ケース１の内部には、モーター２．内刃３．内刃支
持具４．乾電池５．ブラシ６を有し、底ブタ７と電池バ
ネ８を底部に、外刃９．外枠１０を上部に構成する。

本体ケース１の内部１１には、乾電池５を平面的に偏位
させて収納しく特に第２図参照）、この偏位によりスペ
ースが大きくなった領域において本体ケース１内に互い
に内向きなＬ状突起１２゜１２′が配設されている。

ブラシ６の柄部１３を前記り状突起１２．１２’で挟止
して、ブラシを保持する。

ブラシ６の収納は、Ｌ状突起１２．１２’にはさまれた
空間１５に挿入する。

又、該り状突起１２．１２’のＲ部１４．１４’を利用
して押込みによってもよく、ブラシ６の離脱はブラシ６
の柄部１３を下方へ押圧すれば、Ｌ状突起１２．１２’
の挟止力が解けて離脱する。

乾電池５のガタ防止は、本体ケース１の内方１１に突出
する電池ガタ防止リブ１６と、Ｌ状突起１２．１２’の
Ｒ部１４．１４’の３点で固定する。

以上の様に、本考案の作用効果として、本体ケース内に
ブラシが確実に保持される為、ブラシが、本体ケース内
部で音をたてて遊ぶ事もなく、ブラシが紛失しなく、十
分に使用機能を有する。

又、ブラシ保持用のＬ状突起で乾電池のガタも防止出来
る。

部品が少なく形状も簡単で、十分な機能を得ることがで
きる。

しかもブラシ保持用のＬ状突起は、前記電池が偏位した
ことによりスペースが大きくなった領域に配設されてい
るから、電気がみそりの平面形状を特殊形状に構成しな
くても、ブラシ保持構造を比較的に大きなスペースとし
て容易に確保できるものである。

以上のように本考案により、より優れた電気かみそりを
提示する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案の主要断面図であり、第１図のＡ−Ａ
断面図を第２図に示し、第２図のＢ−Ｂ断面図を第３図
に示す。 １・・・・・・本体ケース、２・・・・・・モータ、３
・・・・・・内刃、４・・・・・・内刃支持具、５・・
・・・・乾電池、６・・・・・・ブラシ、７・・・・・
・底ブタ、８・・・・・・電池バネ、９・・・・・・外
刃、１０・・・・・・外枠、１１・・・・・・本体ケー
ス内方、１２．１２’・・・・・・Ｌ状突起（本体ケー
ス内方に配設）、１３・・・・・・ブラシの柄部、１４
．１４’・・・・・・Ｌ状突起のＲ部、１５・・・・・
・Ｌ状突起の空間、１６・・・・・・電池ガタ防止リブ
。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 一方が開口して成る電気かみそりの本体ケース内に電池
   を平面的に偏位させて収納し、前記偏位によりスペース
   が大となった領域における前記本体ケース内に一対のＬ
   状突起を設け、掃除用ブラシを前記り状突起内に着脱可
   納に挾むよう収納するとともに、前記り状突起の外端部
   が電池のガイドを威した電気かみそりの掃除用ブラシ保
   持構造。