JPS5849752Y2 - 電気かみそりの収納ケ−ス - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気かみそりの収納ケースに係り、特に自動車
の中で剃る電気かみそりに於いてそれの収納の確実さ、
及びひげ剃り操作のし易さを実現したものである。

以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、
１は振動式のかみそり本体で、正面に上下にスライドす
る操作スイッチ２を有し、ヘッド部３には外刃４と図示
しないが内奏が設けられている。

５はカール状の電源コードで、基端は前記かみそり本体
１の底部に接続固定されている。

そして、先端には自動車内のシガレットライタ一点火用
の電源受口（図示せず）に接続されるプラグ部６を有す
る。

７は布或いは柔らかい合成樹脂製皮革等より成る収納ケ
ースで、底面には前記電源コード５及びプラグ部６を抜
き出させる孔８を有すると共に、釦９で止まる蓋片１０
を備えている。

１１．１１は前記蓋片１０の両側に設けた止め輪で、そ
の作用は後述する。

１２は刃保護キャップで、合成樹脂より戊り、前記外刃
部４に着脱自在に嵌着され、その係止部は両端に切溝１
３，１３を介して設けた弾性片１４．１４によって威さ
れる。

ここでこの刃保護キャップ１２は、携帯時に不用意に外
れるのを防ぐ為、或いは使用時に紛失するのを防ぐ為に
、購入者によって容易に、前記収納ケース７の蓋片１０
内面に取付けられるようになっている。

即ち、その方法は蓋片１０の止め輪１１，１１に、刃保
護キャップ１２の両端弾性片１４．１４を第１図の様に
引つがけて簡単に装着できるようになっている。

この刃保護キャップ１２の装着方法は色々と考えられる
もので、他に蓋片１０の内面に粘着テープを付けて置い
て、これに刃保護キャップ１２の上背面を接着できるよ
うにしても良い。

要するに、購入者によって、刃保護キャップ１２を容易
に収納ケース７の蓋片１０内面に装着できれば良い。

以上の様に構成されているから不使用時には刃保護キャ
ップ１２が取り外れる事がなく、又使用時にはそれが紛
失する事がない。

そして、使用に際しては、電源コード５が直接収納ケー
ス７の底面から出ているので、従来の様にかみそり本体
１を一度、収納ケース７から取り出し、電源コード５先
端のプラグ部６をシガレット点火口に差し込まなくても
よく、非常に車内でひげを剃る電気かみそりとして好適
である。

更に本体１は収納ケース７に収納した状態で、単に蓋片
１０を外して、収納ケース７ごと握ってひげそりをする
こともできる。

以上、本考案は自動車用電気かみそりに好適とした収納
ケースで、その構造は皮革などの柔らがい材質で袋状に
形成した収納ケースの底面に、がみそり本体の底部に接
続固定した電源コードの抜き出し孔を設け、使用時にわ
ざわざ本体を収納ケースから取り出して前記コード先端
のプラグ部を車内のシガレット用点火受口に差し込まな
くても本体は収納ケースに入れたままで、直接電源コー
ドを車内の電源口に接続できるようにし、使用勝手を良
くする一方、前記収納ケースの蓋片内面には、刃保護キ
ャップを装着させて置いて、携帯時に刃保護キャップが
外刃部から不要窓に外れないようにすると共に、使用時
には従来の様に取り外した刃保護キャップが紛失しない
ように防いでいる。

上述の様に簡単な構成で、自動車用電気かみそりの収納
ケースとして、その収納が確実で、又安全に携帯でき、
且ひげそり作業も容易に戒せる、等色々と改良したもの
が提供できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の一実施例を示し、第１図は本案収納ケー
スにて電気かみそり本体を収納している状態外観図、第
２図は各構成要素の斜視図、第３図は刃保護キャップの
側面図、第４図は収納ケースの蓋片に刃保護キャップを
装着させる部分の構造を示す部分平面図である。 ７・・・・・・収納ケース、５・・・・・・電源コード
、８・・・・・・抜き出し孔、１０・・・・・・蓋片、
１２・・・・・・刃保護キャップ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 皮革等より成る収納ケースの底面に、がみそり本体底部
   に接続固定した電源コードの抜き出し孔を設けると共に
   、前記収納ケースの蓋片内面には刃保護キャップを装着
   してなる電気がみそりの収納ケース。