JP3557069B2 - 電気かみそり - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池を脱着自在に電池ケースに入れて、この電池ケースをカミソリ本体に脱着自在に連結してなる電気かみそりに関する。
【0002】
【従来の技術】
電池を交換できる電池ケースを有する電気かみそりは、放電した電池を交換できるので、電池の充電状態を気にしないで便利に使用できる。とくに、電池ケースとカミソリ本体とを別々に分離できるタイプは、電池ケースをカミソリ本体から分離して電池を交換できるので、簡単に電池を交換できる特長がある。
【0003】
この構造の電気かみそりは、電池を収納する電池ケースを、脱着できるようにカミソリ本体に連結している。電池ケースがカミソリ本体に連結されて、電池からカミソリ本体に電力が供給される。このため、電池ケースをカミソリ本体に連結すると、電池ケースに収納している電池の電極は、カミソリ本体の電極端子に電気的に接続される。このとき、電池の電極とカミソリ本体の電極端子との接触不良を防止するために、電池は弾性的にカミソリ本体の電極端子に押圧される。電極端子が電池に押圧される反作用は、電池ケースをカミソリ本体から引き離す方向に作用する。このため、電池ケースとカミソリ本体を、簡単に外れないように連結する必要がある。
【0004】
カミソリ本体を電池ケースに外れないように連結するために、従来の電気かみそりは、図1の断面図に示すように、カミソリ本体1に設けた挿入筒4にストッパ凸部3を設けている。ストッパ凸部3は、電池ケース2のストッパ孔5に入れられて、カミソリ本体1が電池ケース2から抜けるのを防止する。この構造の電気かみそりは、電池ケース2のストッパ孔5に設けた解除ツマミ6を押して、カミソリ本体1を電池ケース2から外すことができる。解除ツマミ6が、ストッパ凸部3をストッパ孔5から押し出すからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図1に示すように、カミソリ本体1のストッパ凸部3を、電池ケース2のストッパ孔5に入れて連結する電気かみそりは、電気かみそりの表面に解除ツマミ6を設ける必要がある。このため、電気かみそりの表面をすっきりとした美しいデザインに設計するのが難しい。さらに、解除ツマミ6を押した状態で、カミソリ本体1を電池ケース2から引き抜く必要があるので、簡単にカミソリ本体1を電池ケース2から引き抜きできない欠点がある。さらにまた、ストッパ凸部3を弾性的に出入りできる構造とするために、ストッパ凸部3を設ける部分を厚くする必要があって、この部分をコンパクトに設計するのが難しい欠点がある。
【0006】
本発明は、このような欠点を解消することを目的に開発されたもので、電池ケースの表面をすっきりと美しいデザインにできると共に、カミソリ本体を簡単かつ容易に電池ケースに脱着できる電気かみそりを提供することにある。
また、本発明の他の大切な目的は、カミソリ本体を電池ケースに確実に連結でき、しかも、ストッパ凸部を設ける部分を簡単な構造にできる電気かみそりを提供することにある。
さらにまた、他の大切な目的は、電池ケースを薄くして強靱な構造にできる電気かみそりを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の電気かみそりは、電池ケース2とカミソリ本体1とを備える。電池ケース2は、2本の電池19を横に2列に並べて平行に収納すると共に、電池19を出し入れする楕円形の開口筒部7を有する。カミソリ本体1は、電池ケース2の開口筒部7に脱着自在に連結される楕円形の挿入筒4を有する。挿入筒4の底面には、挿入筒4を電池ケース2の開口筒部7に挿入して連結する状態で、電池ケース2に収納された電池の電極に接触される電極端子8を有する。
【0008】
さらに、本発明の請求項1の電気かみそりは、下記の独特の構成を有する。
(a) カミソリ本体1は、挿入筒4の側面にストッパ凸部3を備える。
(b) ストッパ凸部3は、挿入筒4の側面であって楕円の長径とほぼ平行な面に、その中央から横に偏在して配設されている。
(c) 電池ケース2は、内側ケース2Aと、この内側ケース2Aが挿入して固定されている外側ケース2Bとを有する。
(d) 内側ケース2Aの開口筒部7は、カミソリ本体1の挿入筒4を挿入する状態で、カミソリ本体1を電池ケース2に対して多少回転でき、かつ、ストッパ凸部3を引き抜きできる、挿入筒4の外形よりも大きく形成された回転空隙9を設けている。
(e) 内側ケース2Aの開口筒部7は、カミソリ本体1を電池ケース2の正常な位置に連結する状態で、挿入筒4のストッパ凸部3を案内するストッパ凹部10を有する弾性係止片11を備える。
(f) 内側ケース2Aの弾性係止片11を設けた部分は、外側ケース2Bとの間に隙間が設けられている。
(g) カミソリ本体1の挿入筒4を、電池ケース2の開口筒部7に挿入してカミソリ本体1を回転させると、弾性係止片11が弾性変形してストッパ凸部3がストッパ凹部10に案内されて、カミソリ本体1と電池ケース2とが定位置に連結され、カミソリ本体1を逆に回転させると、弾性係止片11が弾性変形してストッパ凸部3がストッパ凹部10から出て、ストッパ凸部3を、開口筒部7の内面を通過させて、挿入筒4を開口筒部7から引き抜きできるように構成されてなる。
【0009】
本発明の請求項2の電気かみそりは、内側ケース2Aをプラスチック製とし、外側ケース2Bを薄肉の金属筒としている。
【0010】
さらに、本発明の請求項3の電気かみそりは、弾性係止片11の周縁にスリット12を設けて、弾性係止片11を弾性変形しやすい形状としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための電気かみそりを例示するものであって、本発明は電気機器を下記のものに特定しない。
【0012】
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0013】
図2ないし図4に示す電気かみそりはレディーシェバーで、カミソリ本体1と電池ケース2とを備えている。図に示すカミソリ本体1は、ヒータ13でむだ毛を焼き切る体毛処理具である。ただ、本発明の電気かみそりは、カミソリ本体をこの構造に特定しない。カミソリ本体は、毛を切ることのできる全てのものを使用できる。図5に示すカミソリ本体1は、外刃と内刃で毛をカットするものである。このカミソリ本体1は、薄い金属刃をアーチ状に湾曲した外刃の内側で内刃を往復運動させる。さらにまた、本発明の電気かみそりは、ヒータ13で毛を焼き切るカミソリ本体1と、外刃と内刃で毛を切断するカミソリ本体1の両方を交換して使用する構造とすることもできる。この電気かみそりは、ヒータ13でむだ毛を焼き切り、さらに、カミソリ本体を交換して、内刃と外刃で毛を短くカットして便利に使用できる。
【0014】
図2から図4に示すカミソリ本体1は、両側に櫛14を有し、この櫛14の間に脱着自在にヒーターカセット18を装着している。このカミソリ本体1は、ヒーターカセット18のヒータ13で、櫛14の間に案内される毛を焼き切って切断する。ヒータ13はカミソリ本体1に内蔵されるスイッチを介して、カミソリ本体1の下端に設けられた±の電極端子8に接続される。この図のカミソリ本体1は、電池ケース2に装着して、電極端子8を電池の±の電極に接続する状態で、スイッチをオンにするとヒータ13が加熱されて、櫛の間の毛を焼き切ることができる。
【0015】
図5に示すカミソリ本体1は、電池ケース2に装着した状態で、スイッチをオンにすると、内刃が往復運動されて毛をカットできる。このカミソリ本体1も、電池ケース2に装着されると、挿入筒4の底面に設けている電極端子8を電池の±の電極に接触させる。このため、スイッチがオンになると、内蔵するモーターが回転され、モーターが内刃を往復運動させる。
【0016】
カミソリ本体1は、図6に示すように、電池ケース2の開口筒部7に脱着自在に連結するために楕円形の挿入筒4を底部に有する。ところで、本明細書において「楕円」は、数学的な関数で正確に特定される楕円のみでなく、たとえば、2つの円を横に並べて共通する平行な接線で連結する形状、さらにこの形状に近似する形状も含む、広い意味に解釈するものとする。それは、挿入筒4と電池ケース2を楕円にする理由が、2本の電池を横に並べて電池ケース2に収納し、この電池ケース2にカミソリ本体1の挿入筒4を入れて連結して外形を小さくするからである。
【0017】
挿入筒4の底面には、挿入筒4を電池ケース2の開口筒部7に挿入して連結する状態で、電池ケース2に収納された電池の電極に接触される電極端子8を固定している。挿入筒4は、カミソリ本体1を電池ケース2に抜けないように装着するために、その側面にストッパ凸部3を設けている。ストッパ凸部3は、図6に示すように、挿入筒4の側面であって、楕円の長径とほぼ平行な面に位置して、しかも、この面の中央から横に偏在して、図6においては、中央よりも右に偏在して挿入筒4の下端部に設けられている。ストッパ凸部3は、図6の挿入筒4の裏面にも設けることができる。裏面のストッパ凸部は、表面のストッパ凸部3と対称な位置、すなわち、図6において挿入筒4裏面の左側に偏在して設けられる。両面にストッパ凸部3を設けた挿入筒4は、カミソリ本体1をより確実に電池ケース2に装着できる。
【0018】
さらに、図6に示すカミソリ本体1の挿入筒4は、開口筒部7に挿入する向きを決定するための挿入姿勢特定溝15を上面にのみ設けている。挿入姿勢特定溝15は、図7に示す電池ケース2に設けた挿入姿勢特定凸条16を案内して、カミソリ本体1と電池ケース2との挿入位置を特定する。
【0019】
電池ケース2は、内部に2本の円筒電池を横に並べて挿入できる楕円形の筒状に成形されて、底面を閉塞している。図7と図8に示す電池ケース2は、プラスチックで成形した内側ケース2Aを、アルミニウム製の外側ケース2Bに隙間なく挿入して固定している。内側ケース2Aと外側ケース2Bは、底を閉塞した楕円形の筒状に成形している。外側ケース2Bは薄肉のアルミニウムやステンレス等の金属筒である。プラスチック製の内側ケース2Aは、金属ケースである外側ケース2Bの内側を絶縁する。内側ケース2Aの底面には、図8に示すように、2本の電池19を直列に接続する接続端子17を固定している。
【0020】
さらに、電池ケース2は、図7と図8に示すように、上端に開口筒部7を設けている。開口筒部7は、電池19を出し入れすると共に、カミソリ本体1に設けた挿入筒4を脱着自在に入れて連結する部分である。開口筒部7は、カミソリ本体1の挿入筒4を挿入する状態で、カミソリ本体1を電池ケース2に対して多少回転できるように、挿入筒4の外形よりも大きくして、回転空隙9を設けている。図7の電池ケース2は、右上と左下の部分を挿入筒4よりも大きく開口して、回転空隙9としている。回転空隙9は、挿入筒4を開口筒部7に出し入れするときに、ストッパ凸部3が開口筒部7の内面を通過できるように、挿入筒4を多少回転させる姿勢で挿入できるように設けている。
【0021】
さらに、開口筒部7は、挿入されたカミソリ本体1の挿入筒4部を抜けないように停止する弾性係止片11を設けている。この弾性係止片11は、プラスチック製の内側ケース2Aに一体成形して設けられる。弾性係止片11は、カミソリ本体1を電池ケース2の正常な位置に連結する状態で、挿入筒4に設けたストッパ凸部3を案内するストッパ凹部10を備える。
【0022】
弾性係止片11を設けた内側ケース2Aを、図6の斜視図と、図9の正面図に示す。これ等の図は、外側ケースを除去した内側ケース2Aを示している。これ等の図に示す内側ケース2Aは、弾性係止片11の右側と下側にスリット12を設けている。スリット12は、弾性係止片11の周縁であって、ストッパ凸部3の通過する部分、図において右側周縁と、上側と下側の周縁の一方または両方に設けられる。周縁がスリット12で分離された弾性係止片11は、弾性変形しやすいので、ストッパ凸部3をストッパ凹部10に入れるときに、無理なく弾性変形できる。さらに、弾性係止片11は、内側ケース2Aの外側表面を切除して、他の部分よりも薄く成形している。薄い弾性係止片11は、外側ケース2Bに入れた状態で、外側ケース2Bの内面との間に隙間ができる。ここに隙間があるので、弾性係止片11は、無理なく外側に弾性変形される。
【0023】
以上の構造のカミソリ本体1は、下記のようにして、電池ケース2に脱着する。
[カミソリ本体を電池ケースに装着するとき]
▲1▼ カミソリ本体1の挿入筒4を電池ケース2の開口筒部7に入れる。このとき、挿入筒4の一部を回転空隙9に案内して、ストッパ凸部3を、開口筒部7の内面を通過させる。
▲2▼ カミソリ本体1を回転させて、ストッパ凸部3をストッパ凹部10に案内する。このとき、弾性係止片11が弾性変形して、ストッパ凸部3をストッパ凹部10に入れる。
【0024】
[カミソリ本体を電池ケースから外すとき]
▲1▼ カミソリ本体1を回転させて、ストッパ凸部3をストッパ凹部10から抜き出す。このときも、弾性係止片11が弾性変形して、ストッパ凸部3をストッパ凹部10から抜き出す。
▲2▼ カミソリ本体1の挿入筒4を電池ケース2の開口筒部7から引き抜く。ストッパ凹部10から出たストッパ凸部3は、開口筒部7の内面を通過して、外部に引き出される。
【0025】
【発明の効果】
本発明の電気かみそりは、電池ケースの表面をすっきりと美しいデザインにできると共に、カミソリ本体を簡単かつ容易に、しかも確実に電池ケースに脱着できる特長がある。それは本発明の電気かみそりが、電池ケースを内側ケースと外側ケースの二重構造にすると共に、カミソリ本体の挿入筒に設けたストッパ凸部を引っかけて係止する弾性係止片を内側ケースに設け、さらに、この弾性係止片と外側ケースとの間には隙間を設けて、弾性係止片を弾性変形しやすい状態とし、カミソリ本体を回転してストッパ凸部をストッパ凹部に入れて抜けないように連結するからである。この構造で、電池ケースに脱着自在に連結されるカミソリ本体は、挿入して少し回転させると、抜けないように確実に連結される。とくに、本発明の電池ケースは、内側ケースに設けた弾性係止片を弾性変形させて、カミソリ本体を電池ケースに脱着できるように連結するので、外側ケースの表面にカミソリ本体を脱着させるツマミ等を設ける必要がなく、しかも、外側ケースをたとえば金属製のケースとして美しい意匠にできる特長がある。
【0026】
さらに、本発明の電気かみそりは、二重構造の電池ケースの内側ケースに弾性係止片を設け、この弾性係止片を弾性変形させて、カミソリ本体を脱着できるように連結するので、挿入筒にストッパ凸部を固定して設けることができる。このため、ストッパ凸部を設ける構造を極めて簡単にできる。
【0027】
さらにまた、本発明の電気かみそりは、電池ケースを内側ケースと外側ケースの二重構造とするので、電池ケースを薄くしてしかも、強靱な構造にできる特長もある。さらに、内側ケースをプラスチック製として、外側ケースをアルミニウム等の金属ケースとして、より強靱で美しい外観にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電池ケースのカミソリ本体を電池ケースに連結する部分の断面図
【図2】本発明の実施例の電気かみそりを示す正面図
【図3】図2に示す電気かみそりの側面図
【図4】図2に示す電気かみそりの平面図
【図5】本発明の他の実施例の電気かみそりを示す正面図
【図6】図2に示す電気かみそりのカミソリ本体と内側ケースを連結する状態を示す斜視図
【図7】図2に示す電気かみそりの電池ケースの平面図
【図8】図2に示す電気かみそりの電池ケースの断面図
【図9】図2に示す電気かみそりの電池ケースの内側ケースを示す正面図
【符号の説明】
1…カミソリ本体
2…電池ケース 2A…内側ケース 2B…外側ケース
3…ストッパ凸部
4…挿入筒
5…ストッパ孔
6…解除ツマミ
7…開口筒部
8…電極端子
9…回転空隙
10…ストッパ凹部
11…弾性係止片
12…スリット
13…ヒータ
14…櫛
15…挿入姿勢特定溝
16…挿入姿勢特定凸条
17…接続端子
18…ヒーターカセット
19…電池

Claims (3)

  1. 2本の電池を横に2列に並べて平行に収納すると共に、電池(19)を出し入れする楕円形の開口筒部(7)を有する電池ケース(2)と、この電池ケース(2)の開口筒部(7)に脱着自在に連結される楕円形の挿入筒(4)を有し、かつ、この挿入筒(4)の底面には、挿入筒(4)を電池ケース(2)の開口筒部(7)に挿入して連結する状態で、電池ケース(2)に収納された電池(19)の電極に接触される電極端子(8)を有するカミソリ本体(1)とを備える電気かみそりにおいて、下記の全ての構成を有することを特徴とする電気かみそり。
    (a) カミソリ本体(1)は、挿入筒(4)の側面にストッパ凸部(3)を備える。
    (b) ストッパ凸部(3)は、挿入筒(4)の側面であって楕円の長径とほぼ平行な面に、その中央から横に偏在して配設されている。
    (c) 電池ケース(2)は、内側ケース(2A)と、この内側ケース(2A)が挿入して固定されている外側ケース(2B)とを有する。
    (d) 内側ケース(2A)の開口筒部(7)は、カミソリ本体(1)の挿入筒(4)を挿入する状態で、カミソリ本体(1)を電池ケース(2)に対して多少回転でき、かつ、ストッパ凸部(3)を引き抜きできる、挿入筒(4)の外形よりも大きく形成された回転空隙(9)を設けている。
    (e) 内側ケース(2A)の開口筒部(7)は、カミソリ本体(1)を電池ケース(2)の正常な位置に連結する状態で、挿入筒(4)のストッパ凸部(3)を案内するストッパ凹部(10)を有する弾性係止片(11)を備える。
    (f) 内側ケース(2A)の弾性係止片(11)を設けた部分は、外側ケース(2B)との間に隙間が設けられている。
    (g) カミソリ本体(1)の挿入筒(4)を、電池ケース(2)の開口筒部(7)に挿入してカミソリ本体(1)を回転させると、弾性係止片(11)が弾性変形してストッパ凸部(3)がストッパ凹部(10)に案内されて、カミソリ本体(1)と電池ケース(2)とが定位置に連結され、カミソリ本体(1)を逆に回転させると、弾性係止片(11)が弾性変形してストッパ凸部(3)がストッパ凹部(10)から出て、ストッパ凸部(3)を、開口筒部(7)の内面を通過させて、挿入筒(4)を開口筒部(7)から引き抜きできるように構成されてなる。
  2. 内側ケース(2A)がプラスチック製で、外側ケース(2B)が薄肉の金属筒である請求項1に記載される電気かみそり。
  3. 弾性係止片(11)の周縁にスリット(12)を有する請求項1に記載される電気かみそり。
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