JPS597640B2 - 高所作業車両における昇降装置用油圧回路 - Google Patents

高所作業車両における昇降装置用油圧回路

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JPS597640B2
JPS597640B2 JP7653479A JP7653479A JPS597640B2 JP S597640 B2 JPS597640 B2 JP S597640B2 JP 7653479 A JP7653479 A JP 7653479A JP 7653479 A JP7653479 A JP 7653479A JP S597640 B2 JPS597640 B2 JP S597640B2
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cylinder
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hydraulic oil
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JP7653479A
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悟 片桐
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高所作業車両の昇降装置用油圧回路に係り、さ
らに詳しくは、異常発生時における作業台の安全降下を
司さどる油圧回路を提供せんとするものである。
以下本発明実施例を図に基づき詳説すると、高所作業車
両は、第1図に示すように、車体フレーム1に対して水
平方向に旋回可能な旋回台2が取付けられており、この
旋回台2にブーム3の基端部3Aを回動可能に連結する
とともに、ブーム3の先端部3Bに作業台4が取付けら
れている。
さらに、ブーム3を伸縮するための伸縮シリンダ5がブ
ーム3の基端部3A側に取付けられているとともに、ブ
ーム3を起伏するための起伏シリンダ6が、ブーム3と
旋回台2との間に配設されており、伸縮シリンダ5およ
び起伏シリンダ6の作動により作動台4が昇降動するよ
うに構成されている。
また、伸縮シリンダ5および起伏シリンダ6の作動を制
御するための運転装置は旋回台2のみならず作業台4に
も取付けられており、作業台4上の作業者自身が運転し
て作業台4を任意の位置へ移動させ得るようになってい
る。
さらにまた、伸縮シリンダ5および起伏シリンダ6を制
御する油圧回路は第2図に示すような回路構成となって
いる。
すなわち、油圧源となる作動油タンクT1 フィルタF
、油圧ポンプP、および油圧ポンプPを駆動するエンジ
ンEを備え、油圧ポンプPに第1の制御弁7を介して伸
縮シリンダ5を接続し、油圧ポンプPに第2の制御弁9
を介して起伏シリンダ6を接続し、両シリンダ5,6と
両制御弁7,9とを接続する各2本の管路18A,1
8B,1 9A,1 9Bのうち各シリンダボトム室5
B,6Bと連通する管路18A,19A中には、各シリ
ンダロンド室5A,6Aの圧力に呼応して作動するパイ
ロットチェックバルブ8,9がそれぞれ介在されている
さらに、第1の開閉弁11を介在した第1のドレン管路
12により、前記伸縮シリンダ5のシリンダボトム室5
Bを作動油タンクTに直接連通可能とし、第2の開閉弁
13を介在した第2のドレン管路15により、前記起伏
シリンダ6のシリンダボトム室6Bを作動油タンクTに
連通可能としている。
図中14は、補償管路であって、一端が前記第2のドレ
ン管路15の第2開閉弁13よりも起伏シリンダ6のシ
リンダボトム室6B側に位置する管路部分に連結し(該
ボトム室6Bに直結であっても良い)、他端が伸縮シリ
ンダ5のピストンロンド室5A側と連通しており、この
管路14中には第3の開閉弁16が介在されている。
さらにこの管路14中、開閉弁16とピストンロンド室
5Aとの間に位置する箇所には、該弁16から該ロツド
室5Aへの流通は許容するがその逆流は阻止する逆止弁
17が介在されている。
通常第1、第2及び第3の開閉弁11,13,16は閉
じられており、この閉じられた状態で、作業台4上の作
業者は、運転装置を操作し、第1、第2の制御弁7,9
を、各ソレノイド7A,7B,9A,9Bを励磁するこ
とにより切換え、伸縮シリンダ5および起伏シリンダ6
の作動を制御する。
なお、第1、第2のパイロットチェックバルブ8,10
は、伸縮シリンダ5′:F6よび起伏シリンダ6の作動
用油圧管路が破損した場合でも、それぞれのシリンダ5
,6のシリンダボトム室5B,6Bから作動油が流出し
て、作業台4が急激に降下するという危険を防止するた
めの安全装置であり、各シリンダ5,6のピストンロン
ド室5A,6Aに作動油が供給されたときのみ、シリン
ダボトム室5B,6B内の作動油を作動油タンクTへ排
出できるように構成されている。
また、第1、第2のドレン管路12,15及び補償管路
14は、作業中に各ソレノイド7A,7B,9A,9B
の作動不能、エンジンEの故障、ポンプPの故障などが
生起した時(以下、単に異常発生時という)に、作業台
4上の作業者を安全に地上に降ろすための管路である。
すなわち、異常発生時に、第1、第3の開閉弁11,1
6を開いて各シリンダ5,6のシリンダボトム室内の作
動油を排出し、各シリンダ5,6を収縮して作業台4を
降下させることができるように構成されている。
さらに、この第1、第2の開閉弁11,13は異常発生
時のみ使用するため、旋回台2内に取付けられている。
このように構成することにより、異常発生時に第3の開
閉弁16を開き、つづいて第1の開閉弁11を開くこと
により、起伏シリンダ6のシリンダボトム室の作動油が
伸縮シリンダ5のピストンロツド室へ供給されるととも
に、伸縮シリンダ5のシリンダボトム室の作動油が作動
油タンクTへ排出され、かつ起伏シリンダ6のピストン
ロンド室6Aには、該ロツド室6Aに生起する負圧力に
てタンクTから作動油を吸引する。
このとき、ブーム3の起立角度が小さくても、ブーム3
、作業台4の重量により、起伏シリンダ6のシリンダボ
トム室内の高圧となった作動油が、伸縮シリンダ5のピ
ストンロンド室へ供給されるため、伸縮シリンダ5のピ
ストンロンドは確実に収縮することになる。
なお、伸縮シリンダ5が完全に収縮した後でも起伏シリ
ンダ6のシリンダボトム室6B内に作動油が存在し、ブ
ーム3が起立している場合}こは第2の開閉弁13を開
いて、起伏シリンダ6のシリンダボトム室から作動油タ
ンクTへ作動油を排出してブーム3を下降すれば、作業
台4は旋回台2上或は地上に位置し、作業台4上の作業
者を安全に地上に降ろすことができる。
またブーム3が下降回動し、水平状態になるまでは、作
業台4等の重量は伸縮シリンダ5に対して収縮方向に作
用していたが、水平位置よりも下方に移行すると前記重
量は伸長方向に作用する。
しかしながら通常は、起伏シリンダのピストンロンドに
負荷される作用力の方が大きい為ブームは収縮されつつ
下降を続ける。
しかし作業台4に重量物等が積載されていてブーム3先
端に負荷される伸長作用力が起伏シリンダ6より送油さ
れる作動力より大きくなるとブームの下降は停止し、伸
縮シリンダ5が伸長すなわちブーム3が伸びようとする
が、該シリンダ5のピストンロツド室5Aからの作動油
は逆止弁17によって流動を阻止される。
よって伸縮シリンダ5の伸長作用力は阻止されブーム3
の意に反するとび出しは防止される。
このような状況時にあっては、第2の開閉弁13を開く
ことにより、起伏シリンダが収縮しブーム3は下降する
次に第2実施例を第3図に基づき説明する。
この第2実施例は、前述した第1実施例の第1の制御弁
7と伸縮シリンダ5とを連通ずる2本の管路1 8A,
1 8B中に相互の管路圧に呼応して作動するダブルパ
イロットチェックバルブ8′を介在せしめるとともに、
補償管路14の他端側を、前記管路18A,18Bのう
ちピストンロツド室5Aと連通する管路1BB中該チェ
ックバルブ8′よりも制御弁7側に位置する部分に連結
し、第1実施例の逆止弁17の役目をダブルパイロット
チェックバルブにて兼用させたものであり、第1実施例
と同様の作用効果を奏するとともにブーム3を収縮状態
にて水平位置より下方に位置させたまま長時間放置して
おいても、ダブルパイロットチェックバルブ8によりブ
ーム,3の自然伸長が阻止される。
すなわち第1の制御弁7のリーク等により管路18B中
の作動油が漏れちと伸縮シリンダ5のピストンロツドは
ブーム3の伸長作用力によって伸長方向へ移動する。
ピストンロツドが移動してもポンプPは停止している為
に、シリンダボトム室5B内へは作動油が圧送されず該
ボトム室5B内にその移動量に相当する真空部分が生じ
、この状態で、起伏シリンダ6によってブーム3を起立
させたり、伸縮シリンダ5のピストンロツド室5Aに作
動油を送り込むと真空になった分だけブーム3の先端部
が突然急収縮し、この収縮作用は作業台4上の作業者の
意に反する移動であるが為に不安全である。
しかしこの第2実施例によれば前記した如くダブルパイ
ロットチェックバルブの働きによって真空部分の発生が
阻止されるので上記の如く作業者の意に反する作動は起
らず安全で、作業台上の作業者に恐怖感を与えない円滑
な作動が司どられる。
以上、詳述したように本発明は、起伏シリンダ6のシリ
ンダボトム室と伸縮シリンダのピストンロツド室とを連
結管路15にて連結し、かつ該管路15中に両室を連通
・遮断切換操作可能な第3の開閉弁を介在したことによ
り、ブーム3の起立角度が比較的小さい場合でも確実に
伸縮シリンダ5のピストンロツドを収縮でき、作業台4
上の作業者を安全に地上に降ろすことができる。
またブーム3下降時、ブーム3が水平位置よりも下方に
移行した場合でもブーム3のとび出しが防止され、完全
なる収縮ならびに下降作動が継続して遂行できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は高所作業車両の全体側面図、第2図は本発明の
第1実施例を示す昇降装置用油圧回路図、第3図は第2
実施例を示す昇降装置用油圧回路図である。 E・・・・・・エンジン、F・・・・・・フィルタ、P
・・・・・・ポンプ、5・・・・・・伸縮シリンダ、,
6・・・・・・起伏シリンダ、7・・・・・・第1の制
御弁、5A,6A・・・・・・ピストンロツド室、5B
, 6B・・・・・・シリンダボトム室、8・・・・
・・第1のパイロットチェックバルブ、8′・・・・・
・ダブルパイロットチェックバルブ、9・・・・・・第
2の制御弁、10・・・・・・第2のパイロットチェッ
クバルブ、11・・・・・・第1の開閉弁、12・・・
・・・第1のドレン管路、13・・・・・・第2の開閉
弁、14・・・・・・補償管路、15・・・・・・第2
のドレン管路、16・・・・・・第3の開閉弁、17・
・・・・・逆止弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の制御弁と伸縮シリンダとを接続する2本の管
    路ならびに第2の制御弁と起状シリンダとを接続する2
    本の管路のうち各シリンダボトム室と連通ずる管路中に
    、各シリンダロツド室の圧力に呼応して作動する第1及
    び第2のパイロットチェックバルブをそれぞれ介在せし
    めるとともに第1の開閉弁を介して前記伸縮シリンダの
    シリンダボトム室と作動油タンクとを連通可能とした第
    1のドレン管路と、第2の開閉弁を介して前記起状シリ
    ンダのシリンダボトム室と作動油タンクとを連通可能と
    した第2のドレン管路とを備えかつ前記起状シリンダの
    シリンダボトム室と前記伸縮シリンダのピストンロツド
    室とを補償管路にて連結し、該連結管路中に、画室を連
    通・遮断切換操作可能な第3の開閉弁および該弁より伸
    縮シリンダのピストンロツド室側位置に該ロツド室側か
    らの流通を阻止する逆止弁を介在したことを特徴とする
    高所作業車両における昇降装置用油圧回路。 2 第1の制御弁と伸縮シリンダとを接続する2本の管
    路中に、ダブルパイロットチェックバルブを、第2の制
    御弁と起伏シリンダとを接続する2本の管路のうちシリ
    ンダボトム室と連通ずる管路中に、シリンダ田ンド室の
    圧力に呼応して作動する第2のパイロットチェックバル
    ブをそれぞれ介在せしめるとともに第1の開閉弁を介し
    て前記伸縮シリンダのシリンダボトム室と作動油タンク
    とを連通可能とした第1のドレン管路と、第2の開閉弁
    を介して前記起伏シリンダのシリンダボトム室と作動油
    タンクとを連通可能とした第2のドレン管路と、一端が
    起伏シリンダのシリンダボトム室と連通し、他端が伸縮
    シリンダのピストンロツド室と第1の制御弁とを連結す
    る管路中前記パイロットチェックバルブより第1の制御
    弁側位置に連結した補償回路とを備え、かつその補償回
    路中に第3の開閉弁を介在したことを特徴とする高所作
    業車における昇降装置用油圧回路。
JP7653479A 1979-06-18 1979-06-18 高所作業車両における昇降装置用油圧回路 Expired JPS597640B2 (ja)

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JPH0515782Y2 (ja) * 1987-05-23 1993-04-26
JPH0529634Y2 (ja) * 1986-04-30 1993-07-29

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