JPS586880Y2 - 高所作業車両における昇降装置用油圧回路 - Google Patents

高所作業車両における昇降装置用油圧回路

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JPS586880Y2
JPS586880Y2 JP10153478U JP10153478U JPS586880Y2 JP S586880 Y2 JPS586880 Y2 JP S586880Y2 JP 10153478 U JP10153478 U JP 10153478U JP 10153478 U JP10153478 U JP 10153478U JP S586880 Y2 JPS586880 Y2 JP S586880Y2
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JP
Japan
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cylinder
valve
hydraulic oil
hydraulic
telescopic cylinder
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JP10153478U
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JPS5520333U (ja
Inventor
片桐悟
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高所作業車両に係り、特にその昇降装置用油圧
回路に関するものである。
従来の高所作業車両は、第1図に示すように、車体フレ
ーム1に対して水平方向に旋回可能な旋回台2が取付け
られており、この旋回台2にブーム3の基端部3Aを回
動可能に連結するとともに、ブーム3の先端部3Bに作
業台4が取付けられている。
さらに、ブーム3を伸縮するための伸縮シリンダ5がブ
ーム30基端部3A側に取付けられているとともに、ブ
ーム3を起伏するための起伏シリンダ6が、ブーム3と
旋回台2との間に配設されて釦り、伸縮シリンダ5およ
び起伏シリンダ6の作動により作業台4が昇降等移動す
るように構成されている。
また、伸縮シリンダ5および起伏シリンダ6の作動を制
御するための運転装置は旋回台2のみならず作業台4に
も取付けられており、作業台4上の作業者自身が運転し
て作業台4を任意の位置へ移動させ得るようになってい
る。
さらにまた、伸縮シリンダ5訟よび起伏シリンダ6を制
御する油圧回路は第2図に示すような回路構成となって
いる。
すなわち、油圧源となる作動油タンクT、フィルタF、
油圧ポンプP1および油圧ポンプPを駆動するエンジン
Eを備え、油圧ポンプPに第1の制御弁7および第1の
パイロットチェックパルプ8を介して伸縮シリンダ5を
接続し、油圧ポンプPに第2の制御弁9および第2のパ
イロットチェックパルプ10を介して起伏シリンダ6を
接続し、さらに、第1の開閉弁11を介在した第1のド
レ槽路12により、前記伸縮シリンダ5のシリ/ダボト
ム室を作動油タンクTに直接連通可能とし、第2の開閉
弁13を介在した第20ドレン管路14により、前記起
伏シリンダ6のシリンダボトム室を作動油タンクTに直
接連通可能としている。
通常、第1、第2の開閉弁11.13は閉じられており
、この閉じられた状態で、作業台4上の作業者は、運転
装置を操作し、第1、第2の制御弁7,9を、各ソレノ
イド7A、7B 、9A。
9Bを励磁することにより切換え、伸縮シリンダ5およ
び起伏シリンダ6の作動を部側する。
なお、第1、第2のパイロットチェックパルプ8.10
は、伸縮シリンダ5および起伏シリンダ6の作動用油圧
管路が破損した場合でも、それぞれのシリンダ5,6の
シリンダボトム室から作動油が流出して、作業台4が急
激に降下するという危険を防止するための安全装置であ
り、各シリンダ5,6のピストンロッド室に作動油が供
給されたときのみ、シリンダボトム室内の作動油を作動
油タンクTへ排出できるように構成されている。
また、第1、第2のドレン管路12.14は、作業中に
各ソレノイド7A、7B、9A、9Bの作動不能、各シ
リンダ5.6の作動用油圧管路の破損、エンジンEの故
障、ポンプPの故障などが生起した時(以下、単に異状
発生時という)に、作業台4上の作業者を安全に地上に
降ろすための管路である。
すなわち、異状発生時に、第1、第2の開閉弁11゜1
3を開いて各シリンダ5,6のシリンダボトム室内の作
動油を作動油タンクTへ排出し、各シリンダ5,6を収
縮して作業台4を降下させることができるように構成さ
れている。
さらに、この第1、第20ドレン管路12.14は破損
を確実に防止する必要性があるので、旋回台2内に配設
し第1、第2の開閉弁11.13も異状発生時のみ使用
するため、旋回台2内に取付けられている。
しかしながら、このように構成された従来の高所作業車
両においては、以下のような不具合が存在した。
すなわち、起伏シリンダ6のピストンロッドをあオり伸
長させずに作業を行なっている場合、換言すれば、ブー
ム3の起立角度が比較的小さい時に、前述した異状が発
生した場合、第1の開閉弁11を開いても、ブーム3の
摺動抵抗により伸縮シリンダ5の収縮作用力が小さくブ
ーム3が収縮しないという不具合が存在した。
本考案は上記従来装置の不具合を解消することを目的と
したものであり、ブーム3の傾きが比較的小さい場合で
も前述した異常発生時に、確実にブーム3を収縮できる
昇降装置用油圧回路を提供しようとするものである。
以下、本考案の実施例を第3図および第4図に基づいて
説明する。
第3図は第1実施例を示し、従来の昇降装置用油圧回路
(第2図)と同一符号のものは同一部材を示すものであ
り、本考案の要部となる構成についてのみ詳述する。
図中15は起伏シリンダ6のシリンダボトム室と伸縮シ
リンダ5のピストンロッド室とを連通ずる連結管路であ
り、この管路中に第3の開閉弁16を介在させている。
このように構成することにより、異常発生時に第3の開
閉弁16を開き、つづいて第1の開閉弁11を開くこと
により、起伏シリンダ6のシリンダボトム室の作動油が
伸縮シリンダ5のピストンロッド室へ供給されるととも
に、伸縮シリンダ5のシリンダボトム室の作動油が作動
油タンクTへ排出される。
このとき、ブーム3の起立角度が小さくても、ブーム3
、作業台4の重量により、起伏シリンダ6のシリンダボ
トム室内の高圧となった作動油が、伸縮シリンダ5のピ
ストンロット室へ供給されるため、伸縮シリンダ5のピ
ストンロッドは確実に収縮することになる。
なお、伸縮シリンダ5が完全に収縮した後でも起伏シリ
ンダ6のシリンダボトム室内に作動油が存在し、ブーム
3が起立している場合には第2の開閉弁13を開いて、
起伏シリンダ6のシリンダボトム室から作動油タンクT
へ作動油を排出してブーム3を下降すれば、作業台4は
旋回台2上或は地上に位置し、作業台4上の作業者を安
全に地上に降らすことができる。
次に第4図について第2実施例を説明する。
この第2実施例は、前述した第1実施例の第3の開閉弁
16および、第1のドレン管路12に管路17を介して
第2の開閉弁13を配設したものであり、第1実施列と
同様の作用効果を奏するとともに第1実施例に比較して
管路な簡略化できる効果を奏する。
以上、詳述したように本考案は、起伏シリンダ6のシリ
ンダボトム室と伸縮シリンダのピストンロッド室とを連
結管路15にて連結し、かつ該管路15中に両室を連通
・遮断切換操作可能な第3の開閉弁を介在したことによ
り、ブーム3の起立角度が比較的小さい場合でも確実に
伸縮シリンダ5のピストンロッドを収縮でき、作業台4
上の作業者を安全に地上に降ろすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高所作業車両の全体側面図、第2図はそ
の昇降装置用油圧回路図、第3図は本考案の第1実施例
を示す昇降装置用油圧回路図、第4図は第2実施例を示
す昇降装置用油圧回路図である。 E・・・・・・エンジン、F・・・・・・フィルタ、P
・・・・・・ポンプ、5・・・・・・伸縮シリンダ、6
・・・・・・起伏シリンダ、7・・・・・・第1の制御
弁、8・・・・・・第1のパイロットチェックバルブ、
9・・・・・・第2の制御弁、10・・・・・・第2の
パイロットチェックバルブ、11・・・・・・第1の開
閉弁、12・・・・・・第1のドレン管路、13・・・
・・・第2の開閉弁、 14・・・・・・第20ドレン管路、 15・・・ ・・・連結管路、 16・・・・・・第3の開閉弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧源に第1の制御弁および第1のパイロットチェック
    パルプを介して接続する伸縮シリンダと、油圧源に第2
    の制御弁および第2のパイロットチェックパルプを介し
    て接続する起伏シリンダと、第1の開閉弁を介して前記
    伸縮シリンダのシリンダボトム室と作動油タンクとを直
    接連通可能とした第1のドレン管路と、第2の開閉弁を
    介して前記起伏シリンダのシリンダボトム室と作動油タ
    ンクとを直接連通可能とした第2のドレン管路とを備え
    た高所作業車両において、前記起伏シリンダのシリンダ
    ボトム室と前記伸縮シリンダのピストンロンド室とを連
    結管路にて連結し、該連結管路中に画室を連通・遮断切
    換操作9能な第3の開閉弁を介在したことを特徴とする
    高所作業車両における昇降装置用油圧回路。
JP10153478U 1978-07-24 1978-07-24 高所作業車両における昇降装置用油圧回路 Expired JPS586880Y2 (ja)

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JPS5520333U JPS5520333U (ja) 1980-02-08
JPS586880Y2 true JPS586880Y2 (ja) 1983-02-05

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