JPH078396U - 伸縮ブーム用油圧回路 - Google Patents

伸縮ブーム用油圧回路

Info

Publication number
JPH078396U
JPH078396U JP4075393U JP4075393U JPH078396U JP H078396 U JPH078396 U JP H078396U JP 4075393 U JP4075393 U JP 4075393U JP 4075393 U JP4075393 U JP 4075393U JP H078396 U JPH078396 U JP H078396U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
telescopic cylinder
boom
tank
telescopic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4075393U
Other languages
English (en)
Inventor
久明 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Corp filed Critical Aichi Corp
Priority to JP4075393U priority Critical patent/JPH078396U/ja
Publication of JPH078396U publication Critical patent/JPH078396U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作動油の収縮によってシリンダ内が負圧にな
ることにより生じるブームの突出を防止することのでき
る伸縮ブーム用油圧回路を得る。 【構成】 ブームの伸縮作動を行う伸縮シリンダ11へ
の作動油の給排を行う油圧供給源PおよびタンクTを備
え、伸縮シリンダ11への作動油の給排制御を行うと共
に中立状態でタンクTと縮小側油室11bを連通させる
制御手段18と、伸縮シリンダ11の縮小側油室11b
と制御手段18を繋ぐ配管12の途中に制御手段18か
ら縮小側油室11bへの作動油の流入のみを許容する逆
止弁14を備えている。このため、伸縮シリンダ11の
縮小側油室11bと制御手段18を繋ぐ配管12および
縮小側油室11b内が負圧になった場合には、制御手段
18を介して作動油がタンクTから吸い上げられ、伸縮
シリンダ11の縮小側油室11bが正圧となり、ブーム
13を突出させる方向に力が作用することがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高所作業車の油圧回路に関し、さらには車体に配設された伸縮ブー ム用の油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
配電工事等を行う高所作業車は、車体上に旋回自在な旋回台を有し、この旋回 台に起伏自在に伸縮ブームが取り付けられている。この伸縮ブームはテレスコピ ックに(入れ子式に)伸縮自在な基端ブーム、先端ブーム等の複数のブーム部材 からなり、基端ブームが旋回台に枢支されて起伏自在となっている。この伸縮ブ ームは内部に配設された伸縮シリンダにより伸縮作動され、旋回台と基端ブーム との間に配設された起伏シリンダにより起伏作動される。
【0003】 このように構成された高所作業車においては、ブームを旋回、起伏あるいは伸 縮させることにより作業台を所定の作業位置に移動させて作業を行う。そして、 作業終了後は、高所作業車の走行時および駐車時の車体寸法をなるべく小さくす るため、ブームを縮小、倒伏させ車体上における所定の格納位置に格納する。
【0004】 このような高所作業車におけるブームの起伏、伸縮作動は、車体に備えられた 油圧ポンプから供給される作動油の給排制御を行うことにより作動する油圧シリ ンダによって行われるような構成としたものがある。これらの作動油の給排制御 は、油圧ポンプから供給された作動油を制御バルブによって油圧シリンダのロッ ド側あるいはボトム側油室へ供給することにより行われる。そして、ブームの作 動を行わないときは、制御バルブのポート穴を遮断することにより、各油室への 作動油の供給および各油室からの作動油の排出を遮断し、シリンダの伸縮作動を 行わないようにしていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、このような油圧回路を備えた高所作業車においては、油圧ポン プから吐出されることにより高温となった作動油が、油圧ポンプを長時間使用し ないことにより冷却された場合に、その体積が縮小する。ここで、シリンダの各 油室への配管は制御バルブにより遮断されているため、各油室に充填されている 作動油の体積が収縮した場合、各油室および配管内が負圧になる。
【0006】 上記のような高所作業車において、ブームを格納する場合、すなわちブームを 縮小させる場合は、シリンダのロッド側油室に作動油が充填されている状態であ る。このため、例えば格納状態のまま一晩車両を放置するとロッド側油室の作動 油が冷却されロッド側油室が負圧となり、シリンダを伸長させようとする方向に 力が作用する。そして、翌朝高所作業車を走行させた場合に、発進時あるいは停 止時(車体に対してブームが格納されている方向によって異なる)にブーム部材 の慣性により、ブームの伸長作動を行っていないにも拘らず、ブームが突出する ことがあるという問題があった。特に、車体に対してブームを下向きにして格納 する場合は、ブームの突出がさらに大きくなるという問題があった。
【0007】 本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであり、作動油の熱収縮によ りシリンダ内が負圧になることによるブームの突出を防止することのできる伸縮 ブーム用油圧回路を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案に係る伸縮ブーム用油圧回路は、車体上 に伸縮、起伏作動が自在に備えられたブームの伸縮作動を行う伸縮シリンダと、 伸縮シリンダへの作動油の給排を行う油圧供給源およびタンクを備えている。そ して、伸縮シリンダへの作動油の給排制御を行うと共に中立状態でタンクと縮小 側油室を連通させる制御手段と、伸縮シリンダの縮小側油室と制御手段を繋ぐ配 管の途中に制御手段から縮小側油室への作動油の流入のみを許容する逆止弁を備 えている。
【0009】 また、本考案に係る伸縮ブーム用油圧回路は、車体上に伸縮、起伏作動が自在 に備えられたブームの伸縮作動を行う伸縮シリンダと、この伸縮シリンダへの作 動油の給排を行う油圧供給源およびタンクを備えている。そして、伸縮シリンダ への作動油の給排制御を制御手段によって行うと共に、伸縮シリンダの縮小側油 室と制御手段を繋ぐ第1配管の途中に制御手段から縮小側油室への作動油の流入 のみを許容する第1逆止弁を備えている。また、制御手段を迂回してタンクと第 1逆止弁を繋ぐ第2配管の途中にタンクから第1逆止弁への作動油の流入のみを 許容する第2逆止弁を備えている。
【0010】
【作用】
このような伸縮ブーム用油圧回路では、油圧ポンプを停止させ、ブームの伸縮 を行わない場合に、各油室および配管内に貯留している作動油が冷却し、収縮し ても伸縮シリンダの縮小側油室が負圧になることが無く、油圧ポンプの停止時に ブームを伸長(突出)させる方向に力が作用することが無い。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。まず、 本考案に係る遠隔操作装置を備えた高所作業車について図3を参照しながら説明 する。配電工事等を行う高所作業車は、車体31上に旋回自在な旋回台32を有 し、この旋回台32に起伏自在に伸縮ブーム34が取り付けられている。この伸 縮ブーム34はテレスコピックに(入れ子式に)伸縮自在な基端ブーム34a、 先端ブーム34bの複数のブーム部材からなり、基端ブーム34aが旋回台32 に枢支されて起伏自在となっている。この伸縮ブーム34は、内部に配設された 伸縮シリンダ11により伸縮作動され、旋回台32と基端ブーム34aとの間に 配設された起伏シリンダ36により起伏作動される。
【0012】 このように構成された高所作業車30では、作業台37に搭乗した作業者が作 業台37に取り付けられた操作装置を操作することにより、車体31に内蔵され た油圧ポンプP(車体31の前部に搭載されたエンジンEにより駆動される)か ら吐出された作動油が各油圧シリンダ11、36等に供給され、ブーム34が作 動する。そして、これらブーム34等の作動を通じて作業者は任意の高所に移動 することができるとともに、作業終了後は、図3において実線で示すように、高 所作業車30の外形寸法をなるべく小さくするため、作業台37が車体31の後 方に位置するように旋回台32を旋回させ、起伏シリンダ36を縮小させると共 に、伸縮シリンダ11を縮小させることにより、ブーム34を倒伏、縮小させ、 車体31上の格納位置に格納する。
【0013】 ここで、図1を加えて本考案に係る第1の実施例である伸縮ブーム用油圧回路 について説明する。この油圧回路10は、伸縮シリンダ11、逆止弁14、15 を有するダブルパイロットバルブ16および、制御バルブ18等により構成され ている。そして、油圧ポンプPにより供給される作動油が上記油圧回路において 給排制御されドレンタンクTに貯留される。油圧ポンプPは通常のブーム作動に おいて作動油の供給を行うメイン油圧ポンプP1およびメイン油圧ポンプP1の 作動不良時に補助用に用いられる非常用油圧ポンプP2とから構成されている。 そして、各油圧ポンプの吐出口付近には、他のポンプからの作動油の流入を防止 する逆止弁25、26が備えられている。また、逆止弁14、15は、制御バル ブ18から伸縮シリンダ11方向への作動油の流入のみを許容するように備えら れている
【0014】 伸縮シリンダ11の伸長作動を行う場合には、制御バルブ18を右側に作動さ せポンプ側ポート穴18PとA側ポート穴18Aを連通させて作動油を伸長側配 管13に供給する。伸長側配管13に供給された作動油は、逆止弁15を介して 伸縮シリンダ11におけるボトム側油室11aに供給される。また、伸長側配管 13に接続されたパイロット配管13aは、ダブルパイロットバルブ16におけ るロッド側バルブ16bに接続されているためロッド側バルブ16bは開作動を 行う。これにより、ロッド側油室11bに貯留されていた作動油が、制御バルブ 18において連通したB側ポート穴18Bとタンク側ポート穴18Tを介し、タ ンク側ポート穴18Tに接続されたタンク側配管19を通ってタンクTへ排出さ れる。これにより、伸縮シリンダ11は伸長作動を行う。
【0015】 伸縮シリンダ11の縮小作動を行う場合には、制御バルブ18を左側に作動さ せることにより、上記伸長作動と逆作動を行いボトム側バルブ16aが開作動を 行う。これにより、ボトム側油室11aに貯留されていた作動油が、制御バルブ 18において連通したA側ポート穴18Aとタンク側ポート穴18Tを介し、タ ンク側ポート穴18Tに接続されたタンク側配管19を通ってタンクTへ排出さ れる。これにより、伸縮シリンダ11は縮小作動を行う。
【0016】 そして、伸縮シリンダ11を縮小させた状態、すなわちブーム34を格納した 状態で長時間(一晩)放置すると、作動中に温度が上昇した作動油が冷却され、 体積が収縮する。この作動油の収縮により各油室11a、11bおよび、各配管 12、13内は負圧になる。通常、ブームの伸縮作動等を行うと作動油は約80 ゜C位まで温度が上昇するが、この油温でブーム34を格納状態として一晩放置 すると油温は約40゜C位まで冷却され、この冷却による作動油の体積の収縮に より各油室11a、11bおよび、各配管12、13内の圧力は約−0.7kg f/cm2 まで低下する。
【0017】 ここで、逆止弁14、15のクラッキング圧が0.7kgf/cm2 以上の設 定である場合には、各油室11a、11bおよび、各配管12、13は遮断され 続けるため、特に容積の大きいロッド側油室11bに負圧が作用し、伸縮シリン ダ11が伸長する方向に力が作用するため、車両の走行時の慣性等によりブーム の伸長作動を行っていないときでもブーム34が伸長作動(突出)する場合があ る。そこで、本実施例においては、伸縮シリンダ11におけるロッド側油室11 b(縮小側油室)に接続されている縮小側配管12の途中に設けられている逆止 弁14のクラッキング圧を0.5kgf/cm2 の設定としている。
【0018】 ここで、制御バルブ18は、中立状態でタンク側ポート穴18TとAおよびB 側ポート穴18A、18Bが連通するいわゆるABTオープンの制御バルブが用 いられる。このため、ロッド側油室11bおよび縮小側配管12内の圧力が、− 0.5kgf/cm2 以下に低下したときには、逆止弁14が開放しタンクTか ら作動油を吸い上げる。これにより、ロッド側油室11bおよび縮小側配管12 内は、正圧となるため伸縮シリンダ11を伸長させる力は作用しなくなる。
【0019】 そして、高所作業車30を走行させるためにエンジンEを始動させた場合には エンジンEの始動に合わせて、モータMによって駆動される非常用ポンプP2を 30秒〜60秒程度作動させる。ここで、ポンプPと制御バルブ18を繋ぐポン プ側配管27とタンクTと制御バルブ18を繋ぐタンク側配管19の途中には、 リリーフバルブ20が取り付けられている。このため、非常用ポンプP2により 発生した油圧は、タンク側配管19を通ってタンクTに供給されると共に、タン ク側ポート穴18Tを通って縮小側配管12および、伸長側配管13に若干の作 動油が供給される(背圧がかかる)こととなる。これにより、各逆止弁14、1 5のクラッキング圧が設定値より低くなるため、作動油の吸い上げを効率よく行 うことができるようになる。なお非常用ポンプP2の作動は、コントローラ等に よりエンジンEの始動と連動して行ってもよく、作業者が手動により行うように してもよい。
【0020】 なお、上記の実施例においては、制御バルブ18としてABTオープンの制御 バルブを使用することとしたが、これは、一般的にABTオープンの制御バルブ が多く用いられることから入手が容易であると共に、背圧を縮小側配管12およ び、伸長側配管13にかけるために使用したものであり、本考案の効果を得るた めには、制御バルブの中立時において少なくともBTオープンであれば良い。そ して、BTオープンの制御バルブを用いる場合には、逆止弁15のクラッキング 圧は、逆止弁14のクラッキング圧と同じ設定でもよいが、ABTオープンの制 御バルブを用いる場合には、ロッド側油室11bの圧力をボトム側油室11aの 圧力よりも高くするほうが、シリンダの伸長作動を防止する上で好ましい。この ため、逆止弁15のクラッキング圧は1kgf/cm2 の設定としている。
【0021】 つぎに、本考案の第2の実施例に係る伸縮ブーム用油圧回路について図2を参 照して説明する。この伸縮ブーム用油圧回路20は、伸縮シリンダ11、ダブル パイロットバルブ16、逆止弁14、15、油圧ポンプP、ドレンタンクT等の 構成は、前述の第1の実施例に係る伸縮ブーム用油圧回路10と同一であるので 同一番号を付して説明を省略する。すなわち、伸縮ブーム用油圧回路20におい ては、制御バルブ28の構成が異なると共に、縮小側配管12および伸長側配管 13と、タンク側配管19とを繋ぐ縮小側第2配管23と伸長側第2配管24を 備えている。
【0022】 制御バルブ28は、中立状態においてAおよびB側ポート穴28A、28B、 ポンプ側ポート穴28P、タンク側ポート穴28Tがそれぞれ遮断されるいわゆ るオールポートブロックのバルブ構成となっている。そして、縮小側第2配管2 3は、制御バルブ28におけるB側ポート穴28Bに繋がる縮小側配管12の途 中から制御バルブ28を迂回してタンク側配管19に繋がっている。また、伸長 側第2配管24は、制御バルブ28におけるA側ポート穴28Aに繋がる伸長側 配管13の途中から制御バルブ28を迂回して縮小側第2配管と同様にタンク側 配管19に繋がっている。
【0023】 縮小側第2配管23の途中には、タンクT側から縮小側配管12への作動油の 流入のみを許容するように逆止弁21が備えられ、伸長側第2配管24の途中に は、タンクT側から伸長側配管13への作動油の流入のみを許容するように逆止 弁22が備えられている。これらの逆止弁21、22は、第1の実施例において 説明したと同様に、シリンダの各油室11a、11bおよび各配管12、13内 が負圧になった場合に、タンクTから作動油を吸い上げることにより、各油室1 1a、11bおよび各配管12、13内を正圧にするために備えられている。
【0024】 したがって、逆止弁14、15と同様に、逆止弁21のクラッキング圧は0. 5kgf/cm2 に設定し、逆止弁22のクラッキング圧は1kgf/cm2 に 設定する。これにより、制御バルブ28が中立位置でオールポートブロックとな る形式であってもタンクTから作動油を吸い上げることにより、各油室11a、 11bおよび各配管12、13内を正圧にすることができる。
【0025】 また、第1の実施例に係る場合と同様に、始動時に非常用ポンプP2を作動さ せることにより、逆止弁21、22に対しても背圧をかけることができる。した がって、タンクTからの作動油の吸い上げを効率よく行うことができるようにな る。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の伸縮ブーム用油圧回路においては、ブームの伸 縮作動を行う伸縮シリンダへの作動油の給排を行う油圧供給源およびタンクを備 え、伸縮シリンダへの作動油の給排制御を行うと共に中立状態でタンクと縮小側 油室を連通させる制御手段と、伸縮シリンダの縮小側油室と制御手段を繋ぐ配管 の途中に制御手段から縮小側油室への作動油の流入のみを許容する逆止弁を備え ている。このため、伸縮シリンダの縮小側油室と制御手段を繋ぐ配管および縮小 側油室内が負圧になった場合には、制御手段を介して作動油がタンクから吸い上 げられる。したがって、伸縮シリンダの縮小側油室が正圧となり、ブームを突出 させる方向に力が作用することがない。
【0027】 また、本考案の他の実施例に係る伸縮ブーム用油圧回路においては、ブームの 伸縮作動を行う伸縮シリンダへの作動油の給排を行う油圧供給源およびタンクを 備え、伸縮シリンダへの作動油の給排制御を行う制御手段と、伸縮シリンダの縮 小側油室と制御手段を繋ぐ第1配管の途中に制御手段から縮小側油室への作動油 の流入のみを許容する第1逆止弁を備えている。また、制御手段を迂回してタン クと第1逆止弁を繋ぐ第2配管の途中にタンクから第1逆止弁への作動油の流入 のみを許容する第2逆止弁を備えている。このため、伸縮シリンダの縮小側油室 と制御手段を繋ぐ配管および縮小側油室内が負圧になった場合には、第2逆止弁 を介して作動油がタンクから吸い上げられる。したがって、伸縮シリンダの縮小 側油室が正圧となり、ブームを突出させる方向に力が作用することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る伸縮ブーム用油圧
回路の回路図である。
【図2】本考案の第2の実施例に係る伸縮ブーム用油圧
回路の回路図である。
【図3】上記油圧回路を備えた高所作業車の側面図であ
る。
【符号の説明】
10、20 伸縮ブーム用油圧回路 11 伸縮シリンダ 18、28 制御バルブ(制御手段) P 油圧ポンプ(油圧供給源) T タンク 34 ブーム 37 作業台

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体上に伸縮、起伏作動が自在に備えら
    れたブームの伸縮作動を行う伸縮シリンダと、 前記伸縮シリンダへの作動油の供給を行う油圧供給源
    と、 前記伸縮シリンダから排出された作動油を貯留するタン
    クと、 前記油圧供給源および前記タンクと前記伸縮シリンダの
    間に配設され、前記伸縮シリンダへの作動油の給排制御
    を行うとともに中立状態で前記タンクと前記縮小側油室
    を連通させる制御手段と、 前記伸縮シリンダの縮小側油室と前記制御手段を繋ぐ配
    管の途中に備えられ、前記制御手段から前記縮小側油室
    への作動油の流入のみを許容する逆止弁とを有すること
    を特徴とする伸縮ブーム用油圧回路。
  2. 【請求項2】 車体上に伸縮、起伏作動が自在に備えら
    れたブームの伸縮作動を行う伸縮シリンダと、 前記伸縮シリンダへの作動油の供給を行う油圧供給源
    と、 前記伸縮シリンダから排出された作動油を貯留するタン
    クと、 前記油圧供給源および前記タンクと前記伸縮シリンダの
    間に配設されて前記伸縮シリンダへの作動油の給排制御
    を行う制御手段と、 前記伸縮シリンダの縮小側油室と前記制御手段を繋ぐ第
    1配管の途中に備えられ、前記制御手段から前記縮小側
    油室への作動油の流入のみを許容する第1逆止弁と、 前記制御手段を迂回して前記タンクと前記第1逆止弁を
    繋ぐ第2配管の途中に備えられ、前記タンクから前記第
    1逆止弁への作動油の流入のみを許容する第2逆止弁と
    からなることを特徴とする伸縮ブーム用油圧回路。
JP4075393U 1993-06-29 1993-06-29 伸縮ブーム用油圧回路 Pending JPH078396U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4075393U JPH078396U (ja) 1993-06-29 1993-06-29 伸縮ブーム用油圧回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4075393U JPH078396U (ja) 1993-06-29 1993-06-29 伸縮ブーム用油圧回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH078396U true JPH078396U (ja) 1995-02-07

Family

ID=12589397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4075393U Pending JPH078396U (ja) 1993-06-29 1993-06-29 伸縮ブーム用油圧回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH078396U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003095121A (ja) * 2001-09-25 2003-04-03 Kayaba Ind Co Ltd 車両用油圧制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003095121A (ja) * 2001-09-25 2003-04-03 Kayaba Ind Co Ltd 車両用油圧制御装置
JP4683796B2 (ja) * 2001-09-25 2011-05-18 カヤバ工業株式会社 車両用油圧制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090025379A1 (en) System for recovering energy from a hydraulic lift
US9334623B2 (en) Implement coupling system for a power machine
JPH04120323A (ja) 作業機の位置エネルギー回収・活用装置
JPH078396U (ja) 伸縮ブーム用油圧回路
JPS597640B2 (ja) 高所作業車両における昇降装置用油圧回路
JP3662160B2 (ja) 高所作業車のレベリング装置
JPS586880Y2 (ja) 高所作業車両における昇降装置用油圧回路
JPH0744806Y2 (ja) ハイブリッド油圧ユニット
US3278058A (en) Hoisting machine
JPS6030320Y2 (ja) 高所作業車の作業台昇降装置
JP2566347Y2 (ja) 油圧作業車の油圧供給装置
JPH0967094A (ja) 作業台レベリング装置
JP3250784B2 (ja) 作業台レベリング装置
JP2704166B2 (ja) 特殊車両におけるアウトリガの伸長防止装置
JP2578122Y2 (ja) リモコン装置
JPH04920B2 (ja)
JPH0545517B2 (ja)
JPS6019109Y2 (ja) 移動式クレ−ンの同時伸縮ブ−ムの伸縮装置
JPH0742868U (ja) 可変容量油圧ポンプの制御装置
JPS644794Y2 (ja)
JP2563306Y2 (ja) トラックマウント式作業車のジャッキ装置
JPH0967096A (ja) 高所作業車のブーム格納装置
JPH0868403A (ja) 流体圧制御装置
JPS6047200B2 (ja) 高所作業車に於ける横折れブ−ムの安全装置
JPS6054240B2 (ja) 高所作業車における安全装置