JP2991404B2 - 流体圧制御装置 - Google Patents

流体圧制御装置

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JP2991404B2
JP2991404B2 JP6227297A JP22729794A JP2991404B2 JP 2991404 B2 JP2991404 B2 JP 2991404B2 JP 6227297 A JP6227297 A JP 6227297A JP 22729794 A JP22729794 A JP 22729794A JP 2991404 B2 JP2991404 B2 JP 2991404B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体圧アクチュエータ
に対して流体を給排させる流体圧回路に取り付けられる
流体圧制御装置に関する。
【0002】
【産業上の利用分野】油等の流体は作業装置を作動させ
る力の伝達媒体として多く利用されている。例えば、高
所作業車やクレーン車に取り付けられるブームは、油圧
により作動するアクチュエータ(油圧シリンダ)により
起伏駆動されたり伸縮駆動されたりする。油圧シリンダ
(複動式のもの)のボトム側油室およびロッド側油室に
は、各油室に対して作動油を供給する供給方向および各
油室から作動油を排出させる排出方向に作動油を流す油
圧ラインがそれぞれ接続される。例えば、ボトム側油室
に接続された第1油圧ラインを介してボトム側油室に作
動油を供給するとともに、ロッド側油室に接続された第
2油圧ラインを介してロッド側油室から作動油を排出さ
せれば油圧シリンダは伸長作動し、ブームを起仰又は伸
長駆動する。逆に、第2油圧ラインを介してロッド側油
室に作動油を供給するとともに、第1油圧ラインを介し
てボトム側油室から作動油を排出させれば油圧シリンダ
は縮小作動し、ブームを倒伏又は縮小作動させる。
【0003】ところで、第1油圧ラインにはカウンタバ
ランスバルブ(背圧保持弁)が取り付けられる。このカ
ウンタバランスバルブは、スプールが閉位置に位置する
ことによって第1油圧ラインにおける作動油の供給方向
への流れを阻止する一方、スプールが開位置に移動して
第1油圧ラインにおける作動油の排出方向への流れを許
容するシーケンスバルブと、このシーケンスバルブを迂
回して第1油圧ラインに接続されたバイパス油圧ライン
における作動油の供給方向への流れを許容するととも
に、排出方向への流れを阻止するチェックバルブとから
構成される。なお、シーケンスバルブのスプールは、第
2油圧ラインから取り出した所定圧以上のパイロット圧
を受けたときに限り開位置に移動する。
【0004】このようなカウンタバランスバルブによれ
ば、油圧シリンダを伸長作動させたいときは、バイパス
油圧ラインおよびチェックバルブを介して作動油をボト
ム側油室に供給することができる。一方、油圧シリンダ
を縮小作動させたいときは、シーケンスバルブによって
第2油圧ライン内の油圧を所定圧以上に維持しながら作
動油を第1油圧ラインを介して排出させることができ
る。
【0005】そして、ブームを一定の起伏状態又は伸縮
状態に保持するため油圧シリンダの伸縮作動を途中で停
止させておきたいときは、第2油圧ライン内の油圧を所
定圧より低い圧力(例えば、大気圧)にして、閉状態に
なったシーケンスバルブおよびチェックバルブによって
ボトム側油室からの作動油の排出を阻止すればよい。こ
れにより、圧縮されて圧力が高くなったボトム側油室内
の作動油は、ブームの荷重を支えることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シーケ
ンスバルブ内においてはスプールとバルブボディ間にわ
ずかながら隙間があるため、スプールが完全に閉位置に
位置したとしても、この隙間を通って作動油が排出方向
に漏れ、油圧シリンダが徐々に縮小してしまうという問
題がある。また、この隙間に作動油中に含まれるゴミ等
が詰まってスプールの動きが悪くなると、第2油圧ライ
ン内の油圧が所定圧より低くなってもスプールが完全に
閉位置に位置しなくなり、大量の作動油が排出方向に流
れて油圧シリンダが速い速度で縮小作動してしまうおそ
れもある。
【0007】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、流体圧アクチュエータの作動を確実に停止
させておくことができる流体圧制御装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の流体圧制御装置は、第1流体圧ラインに
おける流体の供給方向への流れを阻止するとともに、第
2流体圧ラインから第1パイロット圧以上の油圧を受け
たときに限り開放されて第1流体圧ラインにおける流体
の排出方向への流れを許容するスプール弁からなるシー
ケンスバルブと、バイパス流体圧ラインにおける流体の
供給方向への流れを許容するとともに、排出方向への流
れを阻止する第1チェックバルブとから構成されるカウ
ンタバランスバルブに加えて、第2チェックバルブを有
して構成される。この第2チェックバルブは、第1流体
圧ラインにおけるカウンタバランスバルブよりも排出方
向下流側に取り付けられ、第1流体圧ラインにおける流
体の供給方向への流れを許容するとともに、第2流体圧
ラインから第2パイロット圧(<第1パイロット圧)以
上の油圧を受けたときに限り開放されて第1流体圧ライ
ンにおける流体の排出方向への流れを許容する。
【0009】
【作用】このような流体圧制御装置では、第1流体圧ラ
インを介してアクチュエータに作動油を供給するとき
は、第2チェックバルブおよび第1チェックバルブの双
方がこの作動油の流れを許容するため、スムーズにアク
チュエータを作動させることができる。そして、第1流
体圧ラインからの作動油の供給を停止した後においてシ
ーケンスバルブから作動油が排出方向に漏れたとして
も、この漏れた作動油自体によって第2チェックバルブ
のポペットがバルブボディのシート面に押し付けられ、
第1流体圧ラインが完全に閉塞されるため、第2チェッ
クバルブから先への作動油漏れはなく、アクチュエータ
が自然に動いてしまうことはない。したがって、アクチ
ュエータがブームの起伏又は伸縮作動用の油圧シリンダ
である場合には、ブームの自然倒伏や自然縮小が防止さ
れる。一方、第2流体圧ラインを介してアクチュエータ
に作動油を供給するときは、第2流体圧ラインに作用す
る油圧が、まず第2パイロット圧まで高くなった時点で
第2チェックバルブが開放されるがこの時点ではシーケ
ンスバルブは閉止されたままである。この後、第2流体
圧ラインに作用する油圧が第1パイロット圧まで高くな
った時点でシーケンスバルブも開放され、第1流体圧ラ
インを介してのアクチュエータ内の作動油排出が可能と
なり、第2流体圧ラインを介してアクチュエータにスム
ーズに作動油が供給される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について図面
を参照しながら説明する。図1には、本発明に係る流体
圧制御装置を備えた高所作業車を示している。この高所
作業車1はトラックをベースとして構成されており、車
体2の後部には、この車体2に対して水平旋回が自在な
旋回台3が取り付けられている。旋回台3の上部にはブ
ーム4が取り付けられている。このブーム4は、旋回台
3に起伏自在に枢着された基端ブーム4aと、この基端
ブーム4a内に長手方向に移動自在に挿入された中間ブ
ーム4bと、この中間ブーム4b内に長手方向に移動自
在に挿入された先端ブーム4cとから、テレスコープ状
に伸縮自在に構成されている。ブーム4には、図示しな
い油圧伸縮シリンダが内蔵されており、ブーム4はこの
伸縮シリンダによって伸縮駆動される。また、基端ブー
ム4aと旋回台3との間には油圧起伏シリンダ5が取り
付けられており、ブーム4はこの起伏シリンダ5によっ
て起伏駆動される。
【0011】ここで、図2に起伏シリンダ5に対する油
圧の供給制御を行う油圧回路20を説明する。この油圧
回路20は、起伏シリンダ5のボトム側油室5aにつな
がる第1油圧ラインL1と、起伏シリンダ5のロッド側
油室5bにつながる第2油圧ラインL2と、これら油圧
ラインL1,L2を油圧ポンプP又はオイルタンクT選
択的に接続させる切換バルブ23とを有して構成され
る。
【0012】この油圧回路20では、切換バルブ23を
中立位置から切換えて第1油圧ラインL1を油圧ポンプ
Pに接続するとともに第2油圧ラインP2をオイルタン
クTに接続すると、油圧ポンプPから吐出された作動油
は第1油圧ラインL1を介してボトム側油室5aに流入
する(以下、この流れ方向を供給方向と称する)ととも
に、ロッド側油室5b内の作動油が第2油圧ラインL2
を介してオイルタンクTに排出され(以下、この流れ方
向を排出方向と称する)、起伏シリンダ5は伸長作動す
る。逆に、第1油圧ラインL1をオイルタンクTに接続
するとともに第2油圧ラインP2を油圧ポンプPに接続
すると、油圧ポンプPから吐出された作動油は第2油圧
ラインL2を介してロッド側油室5bに流入するととも
に、ボトム側油室5a内の作動油が第1油圧ラインL1
を介してオイルタンクTに排出され、起伏シリンダ5は
縮小作動する。
【0013】さらに、図1に示すように、先端ブーム4
cの先端には、作業台6が取り付けられている。この作
業台6は、図示しないレベリング装置によってブーム4
の起伏状態にかかわらず常に水平に保持される。作業台
6には作業者(図示せず)が搭乗することができ、この
作業者は、作業台6に取り付けられた操作装置(図示せ
ず)の操作を通じて旋回台3やブーム4の各作動を制御
し、任意の高所に移動することができる。
【0014】そして、ブーム4を任意の起伏状態で停止
させておくために、図2に示す油圧回路20には、本発
明に係る油圧制御装置30が取り付けられている。この
油圧制御装置30は、カウンタバランスバルブと、第2
チェックバルブ33とから構成されている。
【0015】カウンタバランスバルブは、シーケンスバ
ルブ31および第1チェックバルブ32から構成されて
いる。シーケンスバルブ31は、第1油圧ラインL1上
において上下移動が自在なスプール31aと、このスプ
ール31aを下動方向に付勢するバネ31bと、バルブ
ボディ(図示せず)の下側に接続されたパイロットライ
ン31cとから構成されている。パイロットライン31
cは第2油圧ラインL2につながっており、第2油圧ラ
インL2内の油圧をパイロット圧としてスプール31a
の下側に導く。
【0016】このシーケンスバルブ31では、パイロッ
ト圧がバネ31bの付勢力より小さいときは、スプール
31aが下動位置に位置して第1油圧ラインL1を閉塞
する。一方、パイロット圧がバネ31bの付勢圧を上回
ったときは、スプールが上動位置に位置し、第1油圧ラ
インL1内における作動油の供給方向への流れは阻止す
るが、排出方向への流れは許容する。なお、バネ31b
の付勢力を上回るパイロット圧を、第1パイロット圧と
称する。
【0017】第1チェックバルブ32は、シーケンスバ
ルブ31を迂回して第1油圧ラインL1に接続されたバ
イパス油圧ラインL3上に取り付けられている。この第
1チェックバルブ32は、ポペット32aと、このポペ
ット32aをバルブボディ(図示せず)のシート面に当
接させる方向(左方)に付勢するバネ(図示せず)とか
ら構成されている。この第1チェックバルブ32では、
バイパス油圧ラインL3内において作動油が排出方向に
流れようとするときは、この作動油自体がポペット32
aをシート面に密着させるため、この流れは完全に阻止
される。その一方、バイパス油圧ラインL3内において
作動油が供給方向に流れようとするときは、この作動油
の圧力(バネの付勢圧を上回る圧力)によってポペット
32aがシート面から離されるため、この流れが許容さ
れる。
【0018】第2チェックバルブ33は、第1油圧ライ
ンL1におけるカウンタバランスバルブよりも排出方向
下流側に取り付けられている。この第2チェックバルブ
33は、ポペット33aと、このポペット33aをバル
ブボディ(図示せず)のシート面に当接させる方向(左
方)に付勢するバネ(図示せず)と、ポペット33aの
左側に左右に移動自在に配置されたピストン(図示せ
ず)と、バルブボディにおけるピストンの左側に接続さ
れたパイロットライン33bとから構成されている。パ
イロットライン33bは第2油圧ラインL2につながっ
ており、第2油圧ラインL2内の油圧をパイロット圧と
してピストンの左側に導く。
【0019】この第2チェックバルブ33では、第1油
圧ラインL1内において作動油が供給方向に流れようと
する場合は、この作動油の圧力がバネの付勢力を上回る
ことによりスプール33aが右動し、この流れを許容す
る。また、第1油圧ラインL1内において作動油が排出
方向に流れようとする場合において、パイロットライン
33bから供給されるパイロット圧がバネの付勢圧と作
動油の圧力の和より小さいときは、この作動油自体がポ
ペット33aをシート面に密着させるため、この流れは
完全に阻止される。しかし、作動油の圧力がバネの付勢
圧と作動油の圧力の和を上回るパイロット圧がピストン
に作用したときは、右動するピストンによってポペット
32aが右方に押されてシート面から離されるため、こ
の流れが許容される。なお、バネの付勢圧と作動油の圧
力の和を上回るパイロット圧を、第2パイロット圧と称
する。この第2パイロット圧は第1パイロット圧よりも
小さい。
【0020】次に、このように構成された油圧制御装置
30の作動について説明する。第1油圧ラインL1に油
圧ポンプPからの作動油が供給されると、この作動油が
持つ圧力によって第2チェックバルブ33および第1チ
ェックバルブ32のポペット33a,32aがシート面
から離され、第1油圧ラインL1における作動油の供給
方向の流れが許容されるため、作動油は第1油圧ライン
L1およびバイパス油圧ラインL3を通ってスムーズに
ボトム側油室5aに流入する。これにより、起伏シリン
ダ5は、ロッド側油室5bから作動油を第2油圧ライン
L2を介してタンクTに排出しながら伸長作動する(ブ
ーム4が起伏作動する)。
【0021】起伏シリンダ5がある程度伸長作動した状
態で、第1油圧ラインL1に対する作動油の供給を停止
させると、第2油圧ラインL2内には油圧はほとんど立
っていないため、シーケンスバルブ31のスプール31
aは下動位置に位置する。このため、ボトム側油室5a
内の大部分の作動油はこのシーケンスバルブ31によっ
て排出方向への流れが阻止されるのであるが、シーケン
スバルブ31内におけるスプール31aとバルブボディ
との隙間から一部の作動油が漏れ出す。しかし、この漏
れ出した作動油自体により、第2チェックバルブ33の
ポペット33aがシート面に押し付けられることになる
ため、漏れ出した作動油の排出方向への流れは第2チェ
ックバルブ33によって完全に阻止される。したがっ
て、起伏シリンダ5の自然縮小が生じることがなく、ブ
ーム4をそのときの起伏状態に維持することができる。
【0022】そして、第2油圧ラインL2に油圧ポンプ
Pからの作動油が供給され、第2油圧ラインL2内の油
圧が第2パイロット圧まで上昇すると、まず第2チェッ
クバルブ33が開作動する。さらに、第2油圧ラインL
2内の油圧が第1パイロット圧まで上昇すると、シーケ
ンスバルブ31が開作動する。こうして、第2油圧ライ
ンL2内の油圧が第1パイロット圧と同等に維持した状
態で、起伏シリンダ5はボトム側油室5b内の作動油を
第1油圧ラインL1を介してタンクTに排出しながらス
ムーズに縮小作動する(ブーム4が倒伏作動する)。
【0023】なお、上記実施例では、起伏シリンダ5の
油圧回路に取り付けた場合を説明したが、本発明の流体
圧制御装置はこれに限られることなく、ブーム4の伸縮
駆動を行う伸縮シリンダ用の油圧回路に取り付けること
もできる。また、本発明の流体圧制御装置は、上記実施
例に示した高所作業車ではなく、クレーン車等の作業装
置に広く採用することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の流体圧制
御装置は、第1流体圧ラインにおけるカウンタバランス
バルブよりも排出方向下流側に、第1流体圧ラインにお
ける流体の供給方向への流れを許容するとともに、第2
流体圧ラインから取り出した第2パイロット圧以上の油
圧を受けたときに限り開放されて第1流体圧ラインにお
ける流体の排出方向への流れを許容する第2チェックバ
ルブを配置して構成されている。このため、本流体圧制
御装置を用いれば、第1流体圧ラインからアクチュエー
タへの作動油の供給を停止した後においてシーケンスバ
ルブから作動油が排出方向に漏れたとしても、この漏れ
た作動油自体によって第2チェックバルブのポペットが
バルブボディのシート面に押し付けられるので、第1流
体圧ラインが完全に閉塞される。したがって、第2チェ
ックバルブから先への作動油漏れによるアクチュエータ
の自然作動を確実に防止することができる。また、第1
パイロット圧が第2パイロット圧よりも高い値に設定さ
れているため、第2流体圧ラインを介してアクチュエー
タに作動油を供給するときは、第2流体圧ラインに作用
する油圧が、まず第2パイロット圧まで高くなった時点
で第2チェックバルブが開放されるがこの時点ではシー
ケンスバルブは閉止されたままであり、この後、第2流
体圧ラインに作用する油圧が第1パイロット圧まで高く
なった時点でシーケンスバルブも開放され、第2流体圧
ラインを介してアクチュエータに作動油が供給されると
ともに第1流体圧ラインを介してアクチュエータ内の作
動油がスムーズに排出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る流体圧制御装置を備えた高所作業
車の背面図である。
【図2】上記流体圧制御装置を備えた油圧回路図であ
る。
【符号の説明】
5 油圧起伏シリンダ 30 流体圧制御装置 31 シーケンスバルブ 32 第1チェックバルブ 33 第2チェックバルブ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体圧アクチュエータに接続され、この
    アクチュエータに対する供給方向および排出方向に流体
    を流す2本の流体圧ラインを有した流体圧回路に取り付
    けられ、 前記2本の流体圧ラインのうち第1流体圧ラインにおけ
    る流体の前記供給方向への流れを阻止するとともに、第
    2流体圧ラインから第1パイロット圧以上の油圧を受け
    たときに限り開放されて前記第1流体圧ラインにおける
    流体の前記排出方向への流れを許容するスプール弁タイ
    プのシーケンスバルブおよび前記シーケンスバルブを迂
    回して前記第1流体圧ラインに接続されたバイパス流体
    圧ラインにおける流体の前記供給方向への流れを許容す
    るとともに、前記排出方向への流れを阻止する第1チェ
    ックバルブからなるカウンタバランスバルブと、 前記第1流体圧ラインにおける前記カウンタバランスバ
    ルブよりも前記排出方向下流側に取り付けられ、前記第
    1流体圧ラインにおける流体の前記供給方向への流れを
    許容するとともに、前記第2流体圧ラインから第2パイ
    ロット圧以上の油圧を受けたときに限り開放されて前記
    第1流体圧ラインにおける流体の前記排出方向への流れ
    を許容する第2チェックバルブとから構成され、 前記第1パイロット圧が前記第2パイロット圧よりも高
    圧であることを特徴とする流体圧制御装置。
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