JPH0712399Y2 - 荷役車両用挟持装置 - Google Patents

荷役車両用挟持装置

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JPH0712399Y2
JPH0712399Y2 JP9328690U JP9328690U JPH0712399Y2 JP H0712399 Y2 JPH0712399 Y2 JP H0712399Y2 JP 9328690 U JP9328690 U JP 9328690U JP 9328690 U JP9328690 U JP 9328690U JP H0712399 Y2 JPH0712399 Y2 JP H0712399Y2
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pressure
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hydraulic pump
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久雄 奥井
隆史 金井
忠吉 ▲もと▼野
一義 木村
成行 須賀井
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、フォークリフトやホイルローダなどの荷役用
車両に装着される挟持装置に関する。
B.従来の技術 従来この種の荷役用挟持装置として、第2図および第3
図に示した木材挟持装置が知られている。荷役用車両1
の前側にはクランプ装置としてのログフォーク2が取り
付けられている。ログフォーク2は、略L字形をしたフ
ォーク3と、フォーク3の上端にヒンジピン4を介して
回転可能に取り付けられたクランプ5とを有する。7は
油圧シリンダであり、この油圧シリンダ7のヘッド側
は、ヘッド側ピン8を介してフォーク3の基部に回転可
能に取り付けられ、ロッド側はロッド側ピン9を介して
クランプ5の他端に回転可能に取り付けられ、油圧シリ
ンダ7の伸縮によってクランプ5が開閉する。
第3図は荷役用挟持装置の油圧回路図であり、次のよう
に動作する。
切換弁14が木材把持位置ハに切換わると、油圧ポンプ10
からの吐出油は、チェック弁16,P1ポート,Aポート,パ
イロットオペレートチェック弁20を通過し管路25を介し
てヘッド側室17に供給され、油圧シリンダ7が伸長して
クランプ5により木材6を把持する。このとき、切換弁
14を微妙に操作して木材6の把持力を調節する。油圧シ
リンダ7を駆動する油圧力はアキュムレータ21に蓄圧さ
れる。したがって、切換弁14を中立位置イにしたときに
油圧シリンダ7から油がリークしてもアキュムレータ21
から補充され、把持力を維持できる。また、切換弁14を
木材解放位置ロに切換えると、油圧ポンプ10の吐出油
は、P1ポート、Bポートから管路18を通ってロッド側室
28に供給される。このとき、管路18の圧力でパイロット
オペレートチェック弁20が開くので、ヘッド側室17の油
はタンクに流れ、油圧シリンダ7は収縮して木材が解放
される。
なお、29はメインリリーフ弁、30,31はオーバーロード
リリーフ弁である。
C.考案が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来技術には次のような問題
点がある。
上述したように、木材把持時の圧力はアキュムレータ21
に蓄圧される。ここでアキュムレータ21に蓄圧される圧
力は予め設定された圧力内ではあるが、どの位の圧力を
蓄圧するかは切換弁14を微妙に操作して制御される。そ
のため、柔らかい木材や径の小さい木材などを微妙に把
持するのが難しく、把持力が大きすぎることがある。
本考案の目的は、油圧ポンプをアンロードさせて把持力
を適切にする荷役車両用挟持装置を提供することにあ
る。
D.課題を解決するための手段 一実施例を示す第1図により説明すると、本考案は、ワ
ーク6を挟持するクランプ装置2と、油圧ポンプ10から
の吐出油によってクランプ装置2をクランプ操作および
アンクランプ操作する油圧シリンダ7と、クランプ装置
2が油圧シリンダ7によりクランプ操作およびアンクラ
ンプ操作されるように油圧ポンプ10からの吐出油を制御
する切換弁14と、クランプ操作時の油圧シリンダ7のク
ランプ圧力によって蓄圧されるアキュムレータ21と、ク
ランプ操作時のクランプ圧力供給管路18に介装され、ア
ンクランプ操作時に油圧シリンダ7に供給されるアンク
ランプ圧力によって開弁動作して油圧シリンダ7からの
戻り油の流れを許容するチェック弁20とを備えた荷役車
両用挟持装置に適用される。
そして、上述の問題点は、チェック弁20と油圧シリンダ
7との間に設けられ、クランプ圧力が所定値以上になる
と油圧ポンプ10をアンロードしてアキュムレータ21の蓄
圧力を制御するアンロード手段19と、上記所定値を調節
する調節手段26,27とを備えることで達成される。
E.作用 クランプ装置2をクランプするときに油圧シリンダ7に
はクランプ圧力が発生する。アンロード手段19は、その
クランプ圧力が所定値以上になると油圧ポンプ10をアン
ロードする。したがって、アキュムレータ21の蓄圧力も
制御される。その所定値は調節手段26,27で調節される
から、ワークの挟持力を任意に設定できるとともに、ア
キュムレータ21による挟持力も適切に制御できる。
なお、本考案の構成を説明する上記D項およびE項で
は、本考案を分かり易くするために実施例の図を用いた
が、これにより本考案が実施例に限定されるものではな
い。
F.実施例 第1図により本考案の一実施例を説明する。なお、第3
図に示したものと同一の構成部分については同一符号を
付して説明する。
油圧ポンプ10はサクション管路11を介してタンク12から
吸い上げた油を吐出管路13に吐出する。14は手動切換式
の6ポート3位置切換弁であり、この切換弁14は、P1
ート,P2ポート,Tポート,Aポート,Bポート,Cポートを有
し、木材挟持位置ハ,木材解放位置ロ,中立位置イに切
換えられる。吐出管路13の先端はP2ポートに接続され、
Cポートは図外の油圧回路に接続されている。15は中間
にチェック弁16が介装された吐出管路であり、この吐出
管路15の一端は吐出管路13に接続され、他端はP1ポート
に接続されている。
油圧シリンダ7のヘッド側室17とAポートはヘッド側管
路18によって接続され、ヘッド側管路18の中間にはアン
ロード弁19とパイロットオペレート式のチェック弁20が
介装されている。アンロード弁19とヘッド側室17との間
のヘッド側管路18にはアキュムレータ21が接続されてい
る。
アンロード弁19はパイロット油圧で位置イ,位置ロに切
換可能であり、図示位置イにおいて油圧ポンプ10の吐出
油をヘッド側室17に導き、位置ロにおいて油圧ポンプ10
の吐出油をタンク側に導く。アンロード弁19の右側のパ
イロットポートは、パイロット管路22によりヘッド側管
路18と連通し、左側のパイロットポートは、絞り23が介
設されているパイロット管路24によりロッド側管路25と
連通している。また、アンロード弁19はばね26で常時右
方に付勢されていて、このばね力とヘッド側パイロット
管路22の圧力とが対抗する。ばね26は比例ソレノイド27
で押圧されていて、運転席に設けたつまみを操作して比
例ソレノイド27の伸縮量を調節し、これにより、ばね力
を調節できる。
アキュムレータ21には木材把持時にヘッド側室17に働く
油圧ポンプ10からの吐出油が供給されて圧力が蓄圧さ
れ、ヘッド側室17の内部の圧力が低下するときヘッド側
室17に圧油を補充し、その圧力低下を防止する。油圧シ
リンダ7のロッド側室28と切換弁14のBポートとはロッ
ド側管路25によって連結されている。ロッド側管路25と
チェック弁20のパイロットオペレートポートとはパイロ
ット管路35によって接続され、ロッド側管路25の圧力が
所定値以上になるとパイロット管路35を介してチェック
弁20を開き、ヘッド側室17をタンク12に開放する。
次に、この実施例の動作について説明する。
まず、切換弁14が木材把持位置ハに切換わると、油圧ポ
ンプ10から吐出された圧油は、チェック弁16,切換弁14
のP1ポートおよびAポート,パイロットチェック弁20,
アンロード弁19のpポートおよびaポートを通過し、管
路18を通ってヘッド側室17に供給される。このため、油
圧シリンダ7がクランプ操作されログフォーク2が作動
し、フォーク3およびクランプ5は木材6を挟持する。
このとき、ヘッド側室17に働くクランプ圧力はアキュム
レータ21に蓄圧されるとともにパイロット管路22に導か
れる。パイロット管路22に導かれた圧油はアンロード弁
19を位置ロ側に押圧するが、ばね26が所定のばね力に設
定され、かつ、パイロット管路24の内部の圧油が絞り23
によって絞られているため、アンロード弁19は瞬時にロ
位置に切換わることなく、徐々に位置イ側へ切換わる。
この間、aポートから吐出された圧油はさらにアキュム
レータ21に蓄圧される。アンロード弁19が完全に位置ロ
に切換わると、aポートは遮断され、油圧ポンプ10から
吐出された圧油は、pポート,bポート,チェック弁32,
ロッド側管路25,切換弁14を通過してタンク12に排出さ
れる。
したがって、アキュムレータ21に蓄圧される圧油の圧力
は、絞り23の絞り量およびばね26のばね力に応じた圧力
となるから、運転席のつまみ操作により比例ソレノイド
27の伸縮量を調節してばね26のばね力を変えることによ
り木材の把持力を任意に設定できる。また、アキュムレ
ータ21内の圧力を適正な圧力に調整することができる。
この結果、フォーク3とクランプ5とが木材6を挟持す
る力を木材の種類に応じた適正な力に調整できる。
次に、切換弁14を中立位置イに切換えると、油圧ポンプ
10から吐出された圧油は、P1ポートで遮断され、P2ポー
ト,Cポートを通過して図外の油圧回路、例えば、フォー
ク昇降用油圧回路FCに供給される。このため、ヘッド側
室17はブロックされ、リークがあるとアキュムレータ21
からヘッド側室17へ適正な圧力が補充される。この結
果、木材6を挟持する力は適正な力に調整され維持でき
る。このとき、フォーク昇降用回路の最高圧力はメイン
リリーフ弁29で設定され、十分な駆動力を得ることでき
る。ここで、メインリリーフ弁29またはオーバーロード
リリーフ弁30の設定圧力を下げてログフォーク2の把持
力を調節する方式も考えられるが、本実施例のようにメ
インリリーフ弁29の設定圧力は変更せずに、クランプ圧
力で油圧ポンプ10をアンロードするアンロード弁19によ
り把持力を調節する方式をとっているので、フォーク昇
降駆動力に何ら影響を与えることなく把持力を調節でき
る。
次に、切換弁14が木材解放位置ロに切換わると、油圧ポ
ンプ10から吐出された圧油は、チェック弁16,P1ポート
およびBポートを通過し、パイロット管路25,パイロッ
ト管路35,ロッド側室28に供給される。パイロットオペ
レートチェック弁20はロッド側管路25に立つ圧力で開弁
し、かつ、アンロード弁19は位置イ側へ切換わり、ヘッ
ド側室17の内部の圧油がaポート,pポート,パイロット
オペレートチェック弁20,Aポート,Tポートを通過してタ
ンク12に排出されるから、油圧シリンダ7のピストンロ
ッドは収縮する。したがって、クランプ5が開いて木材
6が解放される。
以上の実施例の構成において、ログフォーク2がクラン
プ装置を、アンロード弁19がアンロード手段を、ばね26
と比例ソレノイド27が調節手段をそれぞれ構成する。
G.考案の効果 以上説明したように本考案によれば、クランプ圧力が所
定値以上になると油圧ポンプをアンロードさせてクラン
プ装置の挟持力を適切に設定するとともに、アキュムレ
ータの蓄圧力も適切に制御されるようにし、しかもアン
ロード圧力を変更可能としたので、ワークの挟持力を任
意に設定できるとともに、アキュムレータによる挟持力
も適切に制御できる。また、メインリリーフ設定圧力を
変更しない方式なので、油圧ポンプを他の油圧源として
利用する場合にも他の油圧回路の駆動力に悪影響を与え
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す油圧回路図、第2図は
従来の荷役用挟持装置を示す正面図、第3図は従来の荷
役用挟持装置の油圧回路図である。 2:クランプ装置、6:ワーク 7:油圧シリンダ、10:油圧ポンプ 14:切換弁、19:アンロード弁 20:パイロットオペレートチェック弁 21:アキュムレータ、23:絞り 26:ばね、27:比例ソレノイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 木村 一義 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)考案者 須賀井 成行 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークを挟持するクランプ装置と、 油圧ポンプからの吐出油によって前記クランプ装置をク
    ランプ操作およびアンクランプ操作する油圧シリンダ
    と、 前記クランプ装置が前記油圧シリンダによりクランプ操
    作およびアンクランプ操作されるように前記油圧ポンプ
    からの吐出油を制御する切換弁と、 前記クランプ操作時の油圧シリンダのクランプ圧力によ
    って蓄圧されるアキュムレータと、 前記クランプ操作時のクランプ圧力供給管路に介装さ
    れ、前記アンクランプ操作時に前記油圧シリンダに供給
    されるアンクランプ圧力によって開弁動作して前記油圧
    シリンダからの戻り油の流れを許容するチェック弁とを
    備えた荷役車両用挟持装置において、 前記チェック弁と油圧シリンダとの間に設けられ、前記
    クランプ圧力が所定値以上になると前記油圧ポンプをア
    ンロードして前記アキュムレータの蓄圧力を制御するア
    ンロード手段と、 前記所定値を調節する調節手段とを備えたことを特徴と
    する荷役車両用挟持装置。
JP9328690U 1990-09-05 1990-09-05 荷役車両用挟持装置 Expired - Lifetime JPH0712399Y2 (ja)

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JPH0451499U JPH0451499U (ja) 1992-04-30
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