JPS59678Y2 - 高周波発振形近接スイツチ - Google Patents
高周波発振形近接スイツチInfo
- Publication number
- JPS59678Y2 JPS59678Y2 JP13074478U JP13074478U JPS59678Y2 JP S59678 Y2 JPS59678 Y2 JP S59678Y2 JP 13074478 U JP13074478 U JP 13074478U JP 13074478 U JP13074478 U JP 13074478U JP S59678 Y2 JPS59678 Y2 JP S59678Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- resin
- case
- coil
- proximity switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は高周波発振形の近接スイッチにかんするもの
である。
である。
この種、高周波発振形の近接スイッチは被検出体の接近
によりコイルのインダクタンス等の電気的特性が変化す
ることを利用し、発振回路の発振状態を変化させ、この
発振回路の出力変化によりスイッチング回路を作動させ
て、スイッチング出力を得るように構成されている。
によりコイルのインダクタンス等の電気的特性が変化す
ることを利用し、発振回路の発振状態を変化させ、この
発振回路の出力変化によりスイッチング回路を作動させ
て、スイッチング出力を得るように構成されている。
このように、この種近接スイッチは発振回路を用いて高
周波発振をさせているために、検出コイルが振動等の機
械的影響により、動いたりすると発振状態が変化してし
まうおそれがあり、したがって、検出コイル等は機械的
影響を受けないように強固に固定する必要がある。
周波発振をさせているために、検出コイルが振動等の機
械的影響により、動いたりすると発振状態が変化してし
まうおそれがあり、したがって、検出コイル等は機械的
影響を受けないように強固に固定する必要がある。
その例として検出コイルのケース装着にあたって、当該
検出コイルをケースに樹脂固めする方法がしられている
。
検出コイルをケースに樹脂固めする方法がしられている
。
ところで、検出コイルをケースに樹脂固めするといって
も、現実には検出コイルの検出指向性等を向上させるた
めに当該検出コイルをコアに装着して一体化してから、
樹脂固めする必要がある。
も、現実には検出コイルの検出指向性等を向上させるた
めに当該検出コイルをコアに装着して一体化してから、
樹脂固めする必要がある。
特に、検出指向性を前方向にするためにはコアが検出コ
イルの裏面、及び側面を被うようにしなければならない
こと、及び検出コイルとコアとを一体化したものは小形
化を狙って、ケース形状にそれ程余裕をとれないと同時
に組立作業時の位置決めの容易性を考慮して、ケースの
形状をコイル等に比べていたずらに大形化できないこと
等の理由によりケースの内側面とコアの外周面との間に
は充分な空隙を生じさせるわけにはいかない。
イルの裏面、及び側面を被うようにしなければならない
こと、及び検出コイルとコアとを一体化したものは小形
化を狙って、ケース形状にそれ程余裕をとれないと同時
に組立作業時の位置決めの容易性を考慮して、ケースの
形状をコイル等に比べていたずらに大形化できないこと
等の理由によりケースの内側面とコアの外周面との間に
は充分な空隙を生じさせるわけにはいかない。
このために、樹脂注入にあたってコイル部に充分な樹脂
注入がなされないおそれがあるか、注入時間が大幅にか
かるという問題点がある。
注入がなされないおそれがあるか、注入時間が大幅にか
かるという問題点がある。
この考案は上記にかんがみなされたものであり、樹脂注
入が確実かつ迅速になされ、コアと検出コイルとを確実
に固定して検出精度を安定に保つことができる高周波発
振形近接スイッチを得ることを目的とする。
入が確実かつ迅速になされ、コアと検出コイルとを確実
に固定して検出精度を安定に保つことができる高周波発
振形近接スイッチを得ることを目的とする。
この目的を遠戚するために、この考案はコアに検出コイ
ルを装着して、ケース内に収納し、前記コアと検出コイ
ルを樹脂によって固定する高周波発振形近傍スイッチに
おいて、前記ケースの内側面より、内側底面の中心部近
傍にかけて樹脂流通のための溝を設けたことを特徴とす
る。
ルを装着して、ケース内に収納し、前記コアと検出コイ
ルを樹脂によって固定する高周波発振形近傍スイッチに
おいて、前記ケースの内側面より、内側底面の中心部近
傍にかけて樹脂流通のための溝を設けたことを特徴とす
る。
このようにケース内側面より、内側底面の中心部近傍に
かけて溝を設けたので、樹脂注入にあたり、樹脂は当該
溝を通って流れるので、検出コイルの前方側にも回り込
み、これが、コイルとコア内壁に囲まれる空間に入り込
む。
かけて溝を設けたので、樹脂注入にあたり、樹脂は当該
溝を通って流れるので、検出コイルの前方側にも回り込
み、これが、コイルとコア内壁に囲まれる空間に入り込
む。
このようにしたコイルとコア内壁とで囲まれる空間内に
樹脂が入り込むし、またコイル前方(ケースの底面)に
も樹脂が簡単に入るので、確実な固定ができる。
樹脂が入り込むし、またコイル前方(ケースの底面)に
も樹脂が簡単に入るので、確実な固定ができる。
また、樹脂注入にあたっては、前記溝あるいはす−ド線
挿通用孔を通って空気がぬけるので、樹脂の流れ込みは
迅速になるという効果もある。
挿通用孔を通って空気がぬけるので、樹脂の流れ込みは
迅速になるという効果もある。
以下、この考案の実施例について図面を参照しなか゛ら
説明する。
説明する。
第1図において、11はコイルボビンであり、12はコ
イル、13はコイルのリード線、14はリード線に被せ
られた絶縁チューブである。
イル、13はコイルのリード線、14はリード線に被せ
られた絶縁チューブである。
第2図において、21はコアであり、このコア21の形
状は扁平な大略円筒に形成されており、その中央部には
円柱状の突出部21a、及び両端側には孔21 bが設
けである。
状は扁平な大略円筒に形成されており、その中央部には
円柱状の突出部21a、及び両端側には孔21 bが設
けである。
そして、前記コイル12が巻回されたコイルボビン11
の中央部に設けた孔11 aを、前記コアの突出部21
aに挿入することにより、コアとコイルとは装着され
一体化される。
の中央部に設けた孔11 aを、前記コアの突出部21
aに挿入することにより、コアとコイルとは装着され
一体化される。
そして、このとき、リード線13はコア21に設けたい
ずれかの孔21 bより引き出されるように構成される
。
ずれかの孔21 bより引き出されるように構成される
。
第3図において、31はケースであり、このケース31
は円筒状に形成され、かつこのケース31の内側面31
aから底面31 bにかけて溝31 Cが設けられて
いる。
は円筒状に形成され、かつこのケース31の内側面31
aから底面31 bにかけて溝31 Cが設けられて
いる。
上記ケース31中にコイルボビン11とコア21とを一
体化したものを収納するが、これらを収納した図面が第
4図である。
体化したものを収納するが、これらを収納した図面が第
4図である。
以下、第4図を参照しながら樹脂注入について説明する
。
。
今、ケース31の開口部より樹脂を注入してゆくと、樹
脂は、溝31 Cに沿って流れ(矢印参照)ケース側面
から底面へと流れ込む。
脂は、溝31 Cに沿って流れ(矢印参照)ケース側面
から底面へと流れ込む。
底面に到達した樹脂はコア21の内側面とボビン11と
からなる空隙内に侵入し、事後コイル12とコア内側面
とで囲まれる空間部41に侵入する。
からなる空隙内に侵入し、事後コイル12とコア内側面
とで囲まれる空間部41に侵入する。
このとき、前記空間部41の空気は、コア両端に設けた
孔21 bあるいは他の溝31 C等よりぬけるので、
確実にかつ迅速に樹脂の回わり込みがなされ、空間部4
1には樹脂が入り込みコイルの樹脂固めか゛なされる。
孔21 bあるいは他の溝31 C等よりぬけるので、
確実にかつ迅速に樹脂の回わり込みがなされ、空間部4
1には樹脂が入り込みコイルの樹脂固めか゛なされる。
同時に樹脂はケース側面の溝及び底面の溝に充満される
ので、コアとケース等もまた確実に固定される。
ので、コアとケース等もまた確実に固定される。
この第4図に示す実施例においては、コアの孔21 b
とケースに設けた溝31 Cとが、たまたま一致してい
るものについて示しているが、必らずしも孔21 bと
溝31 Cとを一致させる必要はない。
とケースに設けた溝31 Cとが、たまたま一致してい
るものについて示しているが、必らずしも孔21 bと
溝31 Cとを一致させる必要はない。
上記したようにして、樹脂を注入することによりコアと
コイルとケース等が確実に樹脂固めされるが、リード線
13及び絶縁チューブ14の先端は樹脂固めしないよう
に、樹脂自体はケースの中程までに注入しなければなら
ない。
コイルとケース等が確実に樹脂固めされるが、リード線
13及び絶縁チューブ14の先端は樹脂固めしないよう
に、樹脂自体はケースの中程までに注入しなければなら
ない。
このようにして樹脂固めした後、前記リード線13を本
体に設けた発振回路に接続する。
体に設けた発振回路に接続する。
以上、実施例について説明したように、この考案によれ
ばコイル等を収納するためのケースの内側面から内側底
面の中心部近傍にかけて溝を設けたので、この溝を伝わ
って樹脂は、コアの側面およびコアの検出コイル収納部
へ確実かつ迅速に行なえるとともに、コアと検出コイル
とを確実にケース内に固定し検出コイルやコアの位置ず
れを防止して検出精度を安定に保つ高周波発振形近接ス
イッチを提供することができる。
ばコイル等を収納するためのケースの内側面から内側底
面の中心部近傍にかけて溝を設けたので、この溝を伝わ
って樹脂は、コアの側面およびコアの検出コイル収納部
へ確実かつ迅速に行なえるとともに、コアと検出コイル
とを確実にケース内に固定し検出コイルやコアの位置ず
れを防止して検出精度を安定に保つ高周波発振形近接ス
イッチを提供することができる。
第1図aはコイルボビンの上面図、bは正面図、第2図
aはコアの上面図、同図すはaのx −X線で断面した
断面正面図、第3図aはケースの上面図、同図すはaの
Y−Y線で断面した断面正面図、第4図はコイルボビン
とコアとをケースに収納した組立状態を示す断面正面図
である。 11;コイルボビン、12;コイル、21;コア、31
;ケース、31C;溝。
aはコアの上面図、同図すはaのx −X線で断面した
断面正面図、第3図aはケースの上面図、同図すはaの
Y−Y線で断面した断面正面図、第4図はコイルボビン
とコアとをケースに収納した組立状態を示す断面正面図
である。 11;コイルボビン、12;コイル、21;コア、31
;ケース、31C;溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 コアに検出コイルを装着して、ケース内に収納し、前記
コアと検出コイルとを樹脂によってケース内に固定する
高周波発振形近接スイッチにおいて、 前記ケースの内側面から内側底面の中心部近傍にかけて
樹脂流通用の溝を設けたことを特徴とする高周波発振形
近接スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13074478U JPS59678Y2 (ja) | 1978-09-21 | 1978-09-21 | 高周波発振形近接スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13074478U JPS59678Y2 (ja) | 1978-09-21 | 1978-09-21 | 高周波発振形近接スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5547178U JPS5547178U (ja) | 1980-03-27 |
JPS59678Y2 true JPS59678Y2 (ja) | 1984-01-10 |
Family
ID=29096660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13074478U Expired JPS59678Y2 (ja) | 1978-09-21 | 1978-09-21 | 高周波発振形近接スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59678Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69632388T2 (de) | 1995-07-18 | 2005-05-04 | Omron Corp. | Elektronisches gerät und verfahren zu seiner herstellung |
JP5556692B2 (ja) * | 2011-02-15 | 2014-07-23 | トヨタ自動車株式会社 | リアクトル |
JP6676405B2 (ja) * | 2016-02-24 | 2020-04-08 | Ntn株式会社 | 磁性素子 |
US10650951B2 (en) | 2015-05-29 | 2020-05-12 | Ntn Corporation | Magnetic element |
JP6529825B2 (ja) * | 2015-05-29 | 2019-06-12 | Ntn株式会社 | 磁性素子 |
-
1978
- 1978-09-21 JP JP13074478U patent/JPS59678Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5547178U (ja) | 1980-03-27 |
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