JPS596514A - コンデンサ - Google Patents
コンデンサInfo
- Publication number
- JPS596514A JPS596514A JP57115750A JP11575082A JPS596514A JP S596514 A JPS596514 A JP S596514A JP 57115750 A JP57115750 A JP 57115750A JP 11575082 A JP11575082 A JP 11575082A JP S596514 A JPS596514 A JP S596514A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exterior
- capacitor
- thickness
- noise
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコンデンサに関するものであり、交流回路で使
用中に発生するコンデンサの騒音を外装構造の改良によ
り、従来の外装厚み以下で、大幅に低減することを目的
とするものである。
用中に発生するコンデンサの騒音を外装構造の改良によ
り、従来の外装厚み以下で、大幅に低減することを目的
とするものである。
従来より、交流回路に使用されるコンデンサの外装方法
は、プラスチック成型ケース中に、コンデンサ素子を設
置し、エポキシ等の樹脂をキャスティングし硬化する方
法、またはコンデンサ素子を高分子でかつ粘度の低い樹
脂で含浸処理し、パウダー状またはリキッド状樹脂中ヘ
デイツプし外装する方法が一般的であり、これらの外装
方法は、コンデンサ素子本体と、キャスティング、また
はディッピングされた樹脂とが密着し、外装構造的に表
現すると、第1外装のみの構造となるものである。
は、プラスチック成型ケース中に、コンデンサ素子を設
置し、エポキシ等の樹脂をキャスティングし硬化する方
法、またはコンデンサ素子を高分子でかつ粘度の低い樹
脂で含浸処理し、パウダー状またはリキッド状樹脂中ヘ
デイツプし外装する方法が一般的であり、これらの外装
方法は、コンデンサ素子本体と、キャスティング、また
はディッピングされた樹脂とが密着し、外装構造的に表
現すると、第1外装のみの構造となるものである。
以下第1図を参照しながら、従来の外装構造について説
明する。
明する。
第1図は従来の外装方法を用いたコンデンサの断面図で
ある。第1図において、1はコンデンサ素子本体、2は
電極引出しのためのメタリコン部、3はメタリコン部2
に接続されたリード線、4はキャスティングし硬化され
た樹脂、5は樹脂4をキャスティングするケースである
。
ある。第1図において、1はコンデンサ素子本体、2は
電極引出しのためのメタリコン部、3はメタリコン部2
に接続されたリード線、4はキャスティングし硬化され
た樹脂、5は樹脂4をキャスティングするケースである
。
以上のような外装構造のコンデンサは、電気的、機械的
に非常に安定した品質の高い諸特性を得ることができる
構造として、従来より実積があるものであった。
に非常に安定した品質の高い諸特性を得ることができる
構造として、従来より実積があるものであった。
しかしながら、コンデンサが交流回路に使用される場合
、コンデンサを形成するフィルム間が振動することに加
え、前記振動がメタリコン部2及びコンデンサ素子本体
1と密着する樹脂面と共振することにより発生するコン
デンサ騒音については、近年照明業界を中心に、重要な
特性の一つとなり、従来のような一般的外装方法及び外
装厚みでは、コンデンサが非常に静かな環境下で使用さ
れる場合、コンデンサ騒音は無視できない非常に大きな
問題となってきた。
、コンデンサを形成するフィルム間が振動することに加
え、前記振動がメタリコン部2及びコンデンサ素子本体
1と密着する樹脂面と共振することにより発生するコン
デンサ騒音については、近年照明業界を中心に、重要な
特性の一つとなり、従来のような一般的外装方法及び外
装厚みでは、コンデンサが非常に静かな環境下で使用さ
れる場合、コンデンサ騒音は無視できない非常に大きな
問題となってきた。
従って、このような騒音対策として、製造者等l
は、コンデンサ諸特性を得るために、必要以上
の外装厚みをもたせ、樹脂厚の効果によりコンデンサ騒
音を低減するという、コンデンサの小型化、コストダウ
ンにとっては、極めて大きなマイナス要因となる方法に
より騒音対策を講じていたのである。
は、コンデンサ諸特性を得るために、必要以上
の外装厚みをもたせ、樹脂厚の効果によりコンデンサ騒
音を低減するという、コンデンサの小型化、コストダウ
ンにとっては、極めて大きなマイナス要因となる方法に
より騒音対策を講じていたのである。
本発明はこのような従来の欠点に鑑み、外装構造の改良
により、従来の騒音対策コンデンサの外装厚み以下で、
コンデンサ騒音を大幅に低減することができるコンデン
サを提供しようとするものである。以下、本発明の一実
施例について、第2図〜第6図の図面を参照しながら説
明する。
により、従来の騒音対策コンデンサの外装厚み以下で、
コンデンサ騒音を大幅に低減することができるコンデン
サを提供しようとするものである。以下、本発明の一実
施例について、第2図〜第6図の図面を参照しながら説
明する。
第2図は本発明の一実施例におけるコンデンサの断面図
である。第2図において、1はコンデンサ素子本体、2
はメタリコン部、3はリード線、4は樹脂、6はケース
であり、以上は第1図の構成と同じものであり、樹脂4
及びケース6が第1外装部となる。
である。第2図において、1はコンデンサ素子本体、2
はメタリコン部、3はリード線、4は樹脂、6はケース
であり、以上は第1図の構成と同じものであり、樹脂4
及びケース6が第1外装部となる。
6は空隙領域、7は前記ケース6の最外殻面より0.6
IIII++以上の空隙を有するところに位置する厚み
0.6μm以上の第2外装部である。
IIII++以上の空隙を有するところに位置する厚み
0.6μm以上の第2外装部である。
以上のように構成されたコンデンサの騒音低下のプロセ
スを説明する。
スを説明する。
まず従来の外装構造コンデンサと同じように、コンデン
サが交流回路で使用される場合、フィルムの振動及びそ
の振動がメタリコン部2及びコンデンサ素子本体1と密
着する外装の樹脂面と共振し、音が発生する。次に、こ
の音は第1外装を通過し、空隙領域6へ入る。そして、
この空隙領域6が存在することにより、音は大幅に吸収
、減衰されて第2外装部7を通過し、聴取されることと
なり、コンデンサ騒音は極めて低いレベルとなるのであ
る。
サが交流回路で使用される場合、フィルムの振動及びそ
の振動がメタリコン部2及びコンデンサ素子本体1と密
着する外装の樹脂面と共振し、音が発生する。次に、こ
の音は第1外装を通過し、空隙領域6へ入る。そして、
この空隙領域6が存在することにより、音は大幅に吸収
、減衰されて第2外装部7を通過し、聴取されることと
なり、コンデンサ騒音は極めて低いレベルとなるのであ
る。
ここで、単純に第1外装部の厚みを空隙領域6及び第2
外装部7の厚みに相当する厚さに増加させても、外装厚
みを厚くし、大きくしたわりには、外装が単一の被膜で
あるため、極めて効果が少ないものとなる。
外装部7の厚みに相当する厚さに増加させても、外装厚
みを厚くし、大きくしたわりには、外装が単一の被膜で
あるため、極めて効果が少ないものとなる。
本発明の特徴は、第1外装部と第2外装部7の間に、少
なくとも0.6簡の空隙を有し、この密閉された空隙が
騒音を吸収するため、第2外装部7は非常に厚みの薄い
60μm程度の簡易外装でよく、従って従来の騒音対策
品と比較し、必要以上の外装厚み及び外装材料を必要と
せず、同一コンデンサ素子を使用した時の外装後の体積
を大幅に減少させ、小型化を図ることができるのである
。
なくとも0.6簡の空隙を有し、この密閉された空隙が
騒音を吸収するため、第2外装部7は非常に厚みの薄い
60μm程度の簡易外装でよく、従って従来の騒音対策
品と比較し、必要以上の外装厚み及び外装材料を必要と
せず、同一コンデンサ素子を使用した時の外装後の体積
を大幅に減少させ、小型化を図ることができるのである
。
第3図は、従来品すなわち第1外装部のみのコンデンサ
の外装厚みと騒音レベルとの関係を示す図であり、第1
外装部の標準厚み0・8IIII++を増加させても、
単一外装のため厚みが大きくなるわりには、効果が少な
いことが判る。
の外装厚みと騒音レベルとの関係を示す図であり、第1
外装部の標準厚み0・8IIII++を増加させても、
単一外装のため厚みが大きくなるわりには、効果が少な
いことが判る。
第4図は、第1外装部の厚40.8mn 、第2外装部
の厚み60μmを一定とした時の空隙距離と騒音レベル
との関係を示す図であり、空隙距離。・6■で、騒音レ
ベルは大幅に低下する。
の厚み60μmを一定とした時の空隙距離と騒音レベル
との関係を示す図であり、空隙距離。・6■で、騒音レ
ベルは大幅に低下する。
更に第6図は、第1外装部の厚み0.8mm、空隙距離
0.5i111111を一定とした時の第2外装部の厚
みと騒音レベルとの関係を示す図であり、外装厚み50
Am騒音レベルは大幅に低下する。
0.5i111111を一定とした時の第2外装部の厚
みと騒音レベルとの関係を示す図であり、外装厚み50
Am騒音レベルは大幅に低下する。
なお、前記騒音の測定は無響音室内で、精密騒音測定器
を使用し、コンデンサに定格電圧の交流電圧を印加しコ
ンデンサの最外殻表面より50III+I+離れた位置
で測定した。
を使用し、コンデンサに定格電圧の交流電圧を印加しコ
ンデンサの最外殻表面より50III+I+離れた位置
で測定した。
以上のように本発明のコンデンサによれば、第1外装部
の最外殻表面との間に少なくとも0・5mmの空隙を有
しかつ厚み50μm以上の第2外装部を設け、二重外装
構造とすることにより、従来の騒音対策の単一外装品に
比較して大幅に騒音レベルを減少させることができ、し
かも外装体積も大きく減少させることかできるのである
。
の最外殻表面との間に少なくとも0・5mmの空隙を有
しかつ厚み50μm以上の第2外装部を設け、二重外装
構造とすることにより、従来の騒音対策の単一外装品に
比較して大幅に騒音レベルを減少させることができ、し
かも外装体積も大きく減少させることかできるのである
。
なお、前記実施例では、前記騒−音測定方法において、
騒音レベルを10dBまで減少させることを目標とした
。従って、更に騒音レベルを減少させるには、空隙距離
第2外装部厚みを増加させれば10dB以下となること
は言うまでもない。
騒音レベルを10dBまで減少させることを目標とした
。従って、更に騒音レベルを減少させるには、空隙距離
第2外装部厚みを増加させれば10dB以下となること
は言うまでもない。
また、第2外装部の材料には、プラスチックフィルムを
使用したが1.この外装材料は本発明を限定するもので
はない。
使用したが1.この外装材料は本発明を限定するもので
はない。
第1図は従来のコンデンサを示す断面図、第2図は本発
明の一実施例によるコンデンサの断面図、第3図は従来
のコンデンサの外装厚みと騒音レベルとの関係を示す特
性図、第4図は本発明のコンデンサの空隙距離と騒音レ
ベルとの関係を示す特性図、第6図は本発明のコンデン
サの第2外装部の厚みと騒音レベルとの関係を示す特性
図である。 1・・・・・・コンデンサ素子本体、4・・・・・・樹
脂、5・・・・・・ケース、6・・・・・・空隙領域、
7・・・・・・第2外装部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 第3図 第 Iタト島(音−4之 (りnりH) −−
−第 4 図 第5図
明の一実施例によるコンデンサの断面図、第3図は従来
のコンデンサの外装厚みと騒音レベルとの関係を示す特
性図、第4図は本発明のコンデンサの空隙距離と騒音レ
ベルとの関係を示す特性図、第6図は本発明のコンデン
サの第2外装部の厚みと騒音レベルとの関係を示す特性
図である。 1・・・・・・コンデンサ素子本体、4・・・・・・樹
脂、5・・・・・・ケース、6・・・・・・空隙領域、
7・・・・・・第2外装部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 第3図 第 Iタト島(音−4之 (りnりH) −−
−第 4 図 第5図
Claims (1)
- コンデンサ素子本体と密着する第1外装部と、この第1
外装部の最外殻表面との間に少なくとも0.5胴の空隙
を有しかつ外装厚みが60μm以上の第2外装部とを備
えたコンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57115750A JPS596514A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57115750A JPS596514A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | コンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS596514A true JPS596514A (ja) | 1984-01-13 |
Family
ID=14670122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57115750A Pending JPS596514A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596514A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018026425A (ja) * | 2016-08-09 | 2018-02-15 | ニチコン株式会社 | 金属化フィルムコンデンサ |
-
1982
- 1982-07-02 JP JP57115750A patent/JPS596514A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018026425A (ja) * | 2016-08-09 | 2018-02-15 | ニチコン株式会社 | 金属化フィルムコンデンサ |
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