JPS5953714B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPS5953714B2
JPS5953714B2 JP54171027A JP17102779A JPS5953714B2 JP S5953714 B2 JPS5953714 B2 JP S5953714B2 JP 54171027 A JP54171027 A JP 54171027A JP 17102779 A JP17102779 A JP 17102779A JP S5953714 B2 JPS5953714 B2 JP S5953714B2
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gaas
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semiconductor
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は半導体装置に関する。
詳しくは、電子親和力が相異なる2種の半導体を接合す
ることに依り形成される接合面の近傍に発生する電子蓄
積層の電子濃度を制御電極に印加する電圧で制御するこ
とに依り、他に設けられた2個の電極間に前記の電子蓄
積層で形成された導電路のインピーダンスを制御するよ
うにした能動的半導体装置に関する。換言すると、電子
親和力の相違に依りヘテロ接合面の近傍に発生する電子
蓄積層の電子濃度を制御することを基本原理とする新規
な電界効果型トランジスタ(fieldeffectt
ransistor:FET)に関する。従来技術と問
題点 従来の電界効果型トランジスタには、接合ゲート型、絶
縁ゲート型、ショットキ・バリヤ(metalsemi
conductor:MES)型゛の3種類が存在して
いる。
そのうち、集積回路’゛゛(integratedci
rcuit:IC)化するのに好都合である為、専ら絶
縁ゲート型或いはショットキ・バリヤ型が実用化されて
いる。ところで、現在までに、これ等電界効果型トラン
ジスタのスイッチング速度を向上する為、例えば、ソー
ス電極及びドレイン電極間の距離を短縮するなど種々の
努力がなされてきたが、何れの場合も電流通路中を通過
する電子の速度、即ち、電子移動度(electron
mobility)に依つて本質的に制限を受けている
換言すれば、電界効果型トランジスタに於けるスイッチ
ング速度を大幅に向上するには、電子移動度を高めるこ
とが最も効果的であり、必須事項であると言える。
この為、近年では、電子移動度がシリコン半導体よりも
大きい化合物半導体、例えば、砒化ガリウム(GaAs
)を用いて高速半導体装置を作製することが盛んに行わ
れるようになつた。
第1図はGaAsを用いたショットキ・バリヤ・ゲート
電界効果型トランジスタ(以下、これをGaAs−ME
S−FETと呼ぶ)の要部切断側面図である。
図に於いて、1Aは半絶縁性GaAs基板、2Aはn型
GaAs層、3Aはゲート、4Aはソース、5Aはドレ
インをそれぞれ示している。
このGaAs−MES−FETでは、n型GaAs層2
A中を流れるチヤネル電流をゲート3Aから延び出る空
乏層に依り制御する。
この場合も、スイツチング速度はn型GaAs層2A中
を走行する電子の移動度に依存しているので、高速化す
る為には、電子移動度をできる限り大にすることが必要
である。
然しながら、電子移動度は、電子濃度、ドナー不純物濃
度、温度などの物理パラメータに依つて一義的に決定さ
れものであり、例えば、電子濃度1017〔Cml−3
〕 (ドナー不純物濃度も同程度)、温度300〔K〕
に於いては約5000〔―/V秒〕であり、ゲート長が
1〔μm〕のGaAs−MES−FETの最大発振周波
数Fmaxは約50〔GHz〕程度が限度である。
ところが、最近、ヘテロ接合を用いたスーパー・ラテイ
ス(Superlattice:SL)構造を用いると
、前記電子移動度が大幅に向上することがR.Ding
le等に依つて報告された(″ElectrOnmOb
ilitiesinmOdulatiOn− DOpe
dsemicOnductOrheterOjunct
iOnsuperlatices″、Appl.Phy
s.、VOl.33、Pp665−667、0ct0b
er1、1978)。
同報告に依れば、前記したような、電子濃度が1017
〔側−3〕であるGaAs半導体の温度300〔K〕に
於ける電子移動度が約5000〔Aff/V秒〕である
のに対し、第2図に見られるスーパー・ラテイス構造に
した場合には、ノン・ドープGaAs半導体の温度77
〔K〕に於ける電子移動度は約20000〔d/V秒〕
と4倍に改善されている。
第2図はスーパー・ラテイス構造に於けるエネルギ・バ
ンド・ダイヤグラムを表すもので、次ぎに、この図を参
照しつつ前記報告を更に詳細に説明する。
図に於いて、1はn型AlGaAs(AlO.3GaO
.7As)層に対応する部分、2はノン・ドープGaA
s層に対応する部分、Ecは導電帯を、Evは価電子帯
を、Efはフエルミ準位をそれぞれ示し、そして、n型
AlGaAs層とノン・ドープGaAs層とが交互に積
層されてスーパー・ラテイス構造を実現している。
この接合群に於いて、GaAs層に対応する部分2の電
子親和力がAlGaAs層に対応する部分1のそれに比
較して大きい為、AlGaAs層に対応する部分1に含
有されるn型不純物から供給される電子はGaAs層に
対応する部分2に移動し、その導電帯EOの近傍に電子
蓄積層を形成する。
ところで、ノン・ドープGaAs層に対応する部ノ分中
には意図的に添加した不純物が存在しない為、電子は散
乱を受けることがなく、その為、電子移動度は極めて大
きくなる。
特に、不純物散乱に依る効果が顕著に現れる低温に於い
て、この電子移動度改善効果は大きくなり、前記した通
り、.ノン・ドープGaAs半導体の温度77〔K〕に
於ける電子移動度は約20000〔CInt/v秒〕に
も達するのである。発明の目的 本発明は、電子移動度を本質的に高めることに・依り、
従来のものに比較し、スイツチング速度を格段に向上し
た能動的半導体装置を実現しようとする。
発明の構成 本発明の半導体装置に於いては、基板上に在つてヘテロ
接合を形成する高抵抗の単一半導体チヤネル層及び電子
親和力が該単一半導体チヤネル層より小であると共に不
純物がドープされた半導体層と、該半導体層上に設けら
れたゲート電極と、該ゲート電極の両側に形成されたソ
ース電極及びドレイン電極とを備え、前記ゲート電極へ
の印加電圧に依り前記単一半導体チヤネル層内の前記半
導体層側界面を走行するキヤリヤを制御し、且つ、前記
半導体層は前記ゲート電極から延びる空乏層並びに前記
単一半導体チヤネル層と該半導体層とのヘテロ接合から
延びる空乏層それぞれの厚さの和以下の厚さに選択され
てなることを特徴とする構成を採り、また、それに加え
て、ゲート電圧の非印加状態で前記へゼロ接合界面には
キヤリヤが存在し且つゲート電圧の印加で負の伝導度変
調がなされることを特徴とする構成を採り、或いは、そ
れに加えて、ゲート電圧の非印加状態で前記へゼロ接合
界面にはキヤリヤが存在せず且つゲート電圧の印加で正
の伝導度変調がなされることを特徴とする構成を採つて
いる。
この構成を採ることに依り、極めて高速の半導体装置が
得られる。
.次ぎに、前記構成を有する高速の
半導体装置が得られるに至つた本発明者の実験及び思考
の過程について説明する。
本発明者は、前記のR.Dingle等に依つて報告さ
れた非常に興味ある現象を利用すれば、電子移動度が本
質的に改善され、スイツチング速度が格段に速い高速電
界効果型トランジスタを作製することが可能なのではな
いかとの着想を得て、n型AlGaAs(AlO.3G
aO.7As)とノン・ドープGaAsからなるスーパ
ー・ラテイス構造を有する電界効果型トランジスタを試
作した。
第3図は試作した電界効果型トランジスタの要部切断側
面図である。
図に於いて、3は半絶縁性GaAs基板、4はn型Al
GaAs層、5はノン・ドープGaAs層、4″はn型
AlGaAs部分、5″はn型GaAs部分、6は制御
用ゲート電極、7はソース電極、8はドレイン電極をそ
れぞれ示している。
本試作例では、n型AlGaAs層4とノン・ドープG
aAs層5とは、その複数層が半絶縁性GaAs基板3
上に交互に積層されている。
n型AlGaAs部分4″及びn型GaAs部分5″は
ソース電極7及びドレイン電極8とコンタクトする領域
の抵抗を低減させる役割を果している。制御用ゲート電
極6として、この試作例ではシヨツトキ・バリヤ型を採
用してある。この試作電界効果型トランジスタに於ける
ゲート電極6とソース電極7との間の電圧をパラメータ
として、ソース電極7とドレイン電極8との間の電流対
電圧特性を測定したところ、第4図に見られるデータが
得られた。
第4図では、横軸にソース電極7とドレイン電極8との
間の電圧V。
5を、縦軸にソース電極7とドレイン電極8との間の電
流1。
5をそれぞれ採つてあり、各曲線の近傍には、ゲート電
極6とソース電極7との間の電圧V65を表す数値がパ
ラメータとして付加されている。
図から明らかなように、この電界効果型トランジスタの
伝達コンダクタンス、は、ゲート電極6とソース電極7
との間に於ける電圧V65に対して非直線性であり、例
えば、−0.2〔V〕≦V65≦−3.0〔V〕の範囲
に於いて、伝達コンダクタンスG.nは著しく小さくな
り、また、増幅特性も線型から大きくずれたものになつ
ていて、一般的な意味に於いては実用に適さない。
このような特性になる理由を追求する為、前記のスーパ
ー・ラテイス構造に於ける電子濃度と表面からの深さと
の関係を測定した結果が第5図に示されている。
第5図では、横軸に表面からの深さを、縦軸に電子濃度
をそれぞれ採つてある。
図から判るように、電子親和力が大であるノン・ドープ
GaAs層5には高い電子濃度の存在が示されているが
、電子親和力が小であるn型AlGaAs層4中の電子
濃度は非常に低いことが示されている。
また、ゲート電極6とソース電極7との間の電圧V65
を負方向に増大してゆくと次第”に深層の電子が導通に
関与するようになる。このようなことからすると、第5
図に見られるような深さに対しノンリニアな電子濃度分
布が、第4図に示すようなノンリニアな関係、即ち、伝
達コンダタタンスGrrlとゲート電極6・ソース電・
極7間の電圧V65との間に見られるノンリニアな関係
の原因になつているものと考えた。以上の実験結果に基
づき、本発明者は、第3図に見られるような電子親和力
に差がある半導体相互間のへゼロ界面を複数個有する構
造の半導体装′置は、特に、第4図に示されているよう
な特性が要求される特異な用途を除いては、一般には実
用に適さないものと結論した。
そこで、本発明者は、電子親和力に差がある2種の半導
体を使用してヘテロ界面を一つだけ形成Jする場合につ
いて検討を進めた。
第6図はn型AlGaAs(AlO3GaO7As)層
とノン・ドープGaAs層とでヘテロ接合を形成した場
合の熱平衡状態に於けるエネルギ・バンド・ダイヤグラ
ムであり、第2図に関して説明した部分とフ同部分は同
記号で指示してある。
図に於いて、10は金属、11は空乏層、12は空乏層
、13はn型層、14は電子蓄積層をそれぞれ示してい
る。
このモデルに於いて、金属10はn型AlGaAs層1
とシヨツトキ接合を生成している。
GaAs層2はn型AlGaAs層1との間にヘテロ界
面を形成する。GaAs層2はノン・ドープであつても
、イ氏濃度のp型或いはn型であつても、本質的な相違
は生じない。このような接合に於いては、金属10及び
n型AlGaAs層1に依る接合面ではシヨツトキ効果
に依り、n型AlGaAs層1中の電子が金属10との
接合面に移動し、シヨツトキ接合近傍のn型AlGaA
s層1中に空乏層11を生じ、また、n型AlGaAs
層1とGaAs層2との間では電子親和力の差に依りn
型AlGaAs層1中の電子はGaAs層2中に移動し
、空乏層12を生ずる。
この場合、n型AlGaAs層1の厚さが一定値以上で
あると、空乏層11及び]2の間にn型層13が残る。
電子親和力の差に依り、GaAs層2中に移動した電子
はヘテロ界面近傍に電子蓄積層14を形成する。この場
合、電子蓄積層14の厚さは電子波の拡がり程度、即ち
、数十〔人〕を越えることはないこの状態に於いて、金
属10に正或いは負の電圧を印加しても、その影響は空
乏層11とn型層13に及ぶのみであつて、電子蓄積層
14には全く及ぼすことができないので、この構造も半
導体装置としては適さないことは明らかである。
さて、第6図に示されている構造に於いて、n型AlG
aAs層1の厚さを減少してゆくと、空乏層11及び1
2の間に於けるn型層13は厚さのみが減少し、限界点
として丁度このn型層13の厚みが零になつて空乏層1
1及び12が直接接触する状態が発生する。この状態に
於ける1例が第7図に表されている。第7図に示された
構造では、第6図の場合と比較すると、n型AlGaA
s層]の厚さが薄く、従つて、n型層13が存在してい
ない点を除き、他は全く同じである。
唯、この状態に於いては、n型AlGaAs層1が完全
に空乏層化することに注意する必要がある。そこで、G
aAs層2に対し、金属10が負電位となるように電圧
を印加すると、電界効果はGaAs層2中にまで波及す
るので、エネルギ・バンド・ダイヤグラムは第8図に見
られるように変化し、電子蓄積層14中の電子濃度は減
少する。このことは、金属10に負電圧を印加すること
フに依り、GaAs層2中の導電率を制御することが可
能であることを意味している。
第7図に見られる半導体層構造に於いて、更にn型Al
GaAs層1の厚さを減少させてゆくと、本来ならば、
AlGaAs層1からGaAs層2に供給されるべき筈
の電子が金属10とAlGaAs層1の界面に移動して
しまう為、熱平衡状態に於いて、電子蓄積層14は消滅
する。
この状態が第9図に示されている。そこで、金属10に
、それがGaAs層2に対して正電位となるように電圧
を印加すると、既に空乏層化しているAlGaAs層1
を誘電体として金属10とGaAs層2との間に構成さ
れた仮想上の平板コンデンサの作用に依り、GaAs層
2中に電子蓄積層14が発生し、エネルギ・バンド・ダ
イヤグラムは第10図に見られるように変化する。
このことは、金属10に正電圧を印加することに依り、
GaAs層2中の導電率を制御することが可能であるこ
とを意味している。前記諸説明に依り、半導体の単結晶
層上に、その半導体が有する電子親和力より小さいそれ
を有し、n型の導電型を有する不純物を含有する半導体
の単結晶層を形成し、更に、その上に、制御用電極を有
する半導体層構造を形成すれば、電子親和力を異にする
2種の半導体のヘテロ界面に形成される電子蓄積層から
なる電流通路のインピーダンスを制御することができる
能動的半導体装置を作製できるであろうことが定性的に
明らかとなつた。
次ぎに、前記解明事項について定量的な説明を加えるこ
とにしよう。
ここで、説明の都合上、第6図と実質的に同一な図を第
11図として示し、立式上で必要な各変数を特定する。
第11図に於いて、金属10及びn型AlGaAs層1
間のシヨツトキ・バリヤ高さをV。
lとし、ここに発生する空乏層11の厚さをd1とし、
n型AlGaAs層1及びノン・ドープGaAs層2間
のバンド・ギヤツプをV。2とし、ここに発生する空乏
層12の厚さをD2とし、n型AlGaAs層1の厚さ
をD。
とすると、空乏層11及び12の厚さの和dは、d=d
1+D2 但し、 NO:n型AlGaAs層1の不純物濃度εs:AlG
aAsの誘電率 q:電子の電荷量 k:ボルツマン定数 T:絶対温度 と表される。
従つて、第7図及び第8図に見られる状態を作り出す条
件、即ち、負の伝導度変調を可能とするn型AlGaA
s層1の最大厚さD。
は、DOξd1+D2・・・・・・・・・・・・・・・
(2)であつて、n型AlGaAs層1の厚さが空乏層
11及び12の想定厚さの合計とほぼ同一の場合である
そして、この場合は、金属10に印加される負電圧の変
化に対し、GaAs層2中に於ける電子蓄積層14の電
子濃度の変化率の感度が良好であり、高品質の能動的半
導体装置を製造するのに好適である。この結論の当否を
判別する為、n型不純物を6×1017〔Cm−3〕の
濃度で含有し、厚さが800〔人〕であるn型AlGa
As層を形成し、これを用いて第7図及び第8図に見ら
れるエネルギ・バンド・ダイヤグラムを示すような構造
を作り、金属10及びGaAs層2間にバイアス電圧V
65を印加すると共に該バイアス電圧V65を0CV〕
乃至(−)3.5〔V〕の範囲で変化させ、ホール効果
を利用して電子蓄積層14の電子密度Nsを測定したと
ころ、第12図に見られるように、8×1011〔Cm
−2〕から2×1011〔Cm−2〕に直線的に変化す
ることが確認された。
次ぎに、前記半導体装置が能動的半導体装置として機能
し得る条件は、n型AlGaAs層1の厚さDOが、0
くD。
≦d1+D2・・・・・・・・・・・・・・・(3)の
範囲であるが、前記した通り、半導体装置の機能は、場
合に依つて異なる。即ち、n型AlGaAs層1の厚さ
がD。
が、凡そ、d1〈DO≦d1+D2・・・・・・・・・
・・・・・・(4)の場合と、凡そ、0〈DO≦d1
・・・・・・・・・・・・・・・(5)の
場合とでは相違する。
ノ 不等式(4)を満足する場合(前者)は、そのエネルギ
・バンド・ダイヤグラムが第7図及び゛第8図に見られ
るようになり、また、不等式(5)を満足する場合(後
者)は、そのエネルギ・バンド・ダイヤグラムが第9図
及び第10図に見られるようになる。
そして、前者では、GaAs層2中に電子蓄積層14が
存在するから、金属10に負の電圧を印加することに依
り制御可能、即ち、負の伝導度変調が可能となり、所謂
、ノーマリ・オン(デイプレツシヨン)型のトランジス
タとして機能することができる。また、後者では、金属
10に正の電圧を印加することに依り制御可能、即ち、
正の伝導度変調が可能となり、所謂、ノーマリ・オフ(
エンハンスメント)型のトランジスタとして機能するこ
とができる。この場合、DO=d1 に於いても、ピンチ・オフ電圧2はO〔〕となる。
この場合も、n型AlGaAs層1の厚さが小さくなる
と電子蓄積層14の電子濃度は低下するが、電界効果は
非常に大きくなるので、高感度のノーマリ・オフ型トラ
ンジスタの製作が可能である。本発明に於いては、前記
したように、制御用電極と、電子親和力が小さくてn型
不純物を含有する半導体からなる電子供給層と、電子親
和力が大きくて不純物については電子供給層から供給さ
れる電子を全て打ち消す程高濃度のp型でない限り自由
な半導体よりなるチヤネル層との組合せ及び制御用電極
の種類、電子供給層の厚さ等に依り、極めて多種類の実
施態様が存在し、しかも、その各々について、特有の性
質を持つている。
最も基本的な電子供給層とチヤネル層との組合せの幾つ
かを例示すると次ぎの通りである。
電子供給層とチヤネル層との組合せ(1)AlGaAs
とGaAsの組合せ AlGaAsについて バンド・ギヤツプ〔e〕:2.0 格子定数〔人〕:5.657 電子親和力〔EV〕:3.77 GaAsについて バンド・ギヤツプ〔EV〕:1.43 格子定数〔人〕:5.654 電子親和力〔EV〕:4.07 (2) AlGaAsとGeの組合せ AlGaAsについては既出 Geについて バンド・ギヤツプ〔EV〕0.66 格子定数〔人〕:5.658 電子親和力〔EV〕:4.13 (3)GaAsとGeの組合せ GaAsについては既出 Geについては既出 (4)CdTeとInSbの組合せ CdTeについて バンド・ギヤツプ〔EV〕:1.44 格子定数〔人〕:6.477 電子親和力〔e〕:4.28 InSbについて バンド・ギヤツプ〔EV〕:0.17 格子定数〔人〕.6.479 電子親和力〔EV〕:4.59 (5)GaSbとInAsの組合せ GaSbについて バンド・ギヤツプ〔EV〕:0.68 格子定数〔人〕:6.095 電子親和力〔EV〕゜4.06 InAsについて バンド・ギヤツプ〔EV〕:0.36 格子定数〔人〕゜6.058 電子親和力〔e〕:4.9 前記例示した組合せ以外に、エネルギ・バンド・ギヤツ
プの差が大きく、電子親和力の差も大きく、格子定数が
近似している旨の条件を満足する物質を種々と組み合わ
せることが可能である。
発明の実施例第13図は本発明一実施例を表す要部切断
側面図である。
この実施例は、電子供給層としてAlGaAs(AlO
3GaO.7As)層を、チヤネル層としてGaAs層
を用い、ノーマリ・オン(デイプレツシヨン)型とした
ものである。
図に於いて、20は絶縁性或いは半絶縁性基板、21は
AlGaAsからなる電子供給層、22はGaAsから
なるチヤネル層、22″は低抵抗領域、30は制御用電
極、31及び32はソース電極及びドレイン電極、53
は電子蓄積層をそれぞれ示している。
本実施例を製造する工程の要点について説明すクノ る。
ます、基板20上に分子線エピタキシヤル成長(MOl
ecularbeamepitaxy:MBE)法を適
用してGaAs層を約3000〔人〕の厚さに成長させ
てチヤネル層22とする。
チヤネル層22の不純物含有量は、前記した通り、電子
供給層から供給される電子を全て打ち消してしまう程の
高濃度のp型でない限り自由であるが、ノン・ドープ或
いは低濃度のn型であることが望ましい。次ぎに、チヤ
ネル層22上にMBE法等にて、連続的に、シリコン(
Si)の高温ドープに依り濃度が2×1017〔Cm−
3〕程度にn型不純物を含有したAlGaAs層を約9
00〔人〕の厚さに成長させ電子供給層21とする。
次ぎに、全面にAlを蒸着した後、制御用電極30とな
るべき領域を残してA1膜の除去を行い、引続き、制御
用電極30をマスクとして電子供給層21の不要部分を
除去する。
次ぎに、制御用電極30をマスクとし、イオン注入法等
を適用することに依り、制御用電極30を挟む領域のチ
ヤネル層22に於ける表面にn型不純物を高濃度に導入
して低抵抗領域22″を形成する。
次ぎに、蒸着法を適用して金・ゲルマニウム/金(Au
−Ge/Au)からなるソース電極31及びドレイン電
極32を形成する。
このようにして完成されるが、ここに例示した工程の外
、既存の技術を応用して種々の改変が可能であることは
云うまでもない。
ここに於いて、Al?.n型AlGaAsとの間に於け
るシヨツトキ・バリヤは1.5〔V〕であり、また、n
型AlGaAsとGaAsとの間の電子親和力の差に起
因するエネルギ・バンド・ギヤツプは0.4〔V〕であ
り、そして、AlGaAsの誘電率は11であるから、
前記式(1)に於けるD。
は、DO=d1+D2′.1000〔人〕 となり、厚さが900〔人〕であるn型AlGaAs層
、即ち、電子供給層21は完全に空乏化され、電子供給
層21に対接するチヤネル層22には電子蓄積層53が
形成されて、ノーマリ・オン電界効果型半導体装置とし
て機能する。
このノーマリ・オン電界効果型半導体装置を温度300
〔K〕及び77〔K〕の状態にした際に於けるI。
5/VO5特性が第14図及び第15図に示されている
第15図に於いては、伝達コンダクタンスが改善されて
スイツチング速度の向上が顕著であることが看取される
前記した通り、本発明では、特定の構成を利用.するこ
とに依り、能動的半導体装置の電流通路の電子移動度を
本質的に向上し、半導体装置のスイツチング速度を格段
に改善することを目的としたが、前記説明した構成に依
り、低温及び高温に於いて、その効果が極めて顕著であ
ることから、前ノ記目的は達成されたことが理解できよ
う。
この高速性能は、第2図及び第3図に関して説明した多
重ヘテロ接合に於ける2次元電子ガスの電子移動度に比
較しても、本発明に於ける単一ヘテロ接合での電子移動
度が2〜5倍も高いことに,起因していることは勿論で
ある。
このように、電子移動度に差を生ずる原因は、多重ヘテ
ロ接合では、GaAs層をそれより禁制帯幅が大きいA
lGaAs層で挟み、GaAs層の厚さを100〜40
0〔人〕にしてGaAs層中に電子を閉じ込めるように
している為、両側に存在するAlGaAs層中のSiド
ナーによつて電子が散乱される確率が高くなり電子移動
度が減少する為と考えられ、これに対し、本発明に於け
る単一ヘテロ接合では、第7図乃至第10図及びその説
明からも理解できるように、AlGaAs層とGaAs
層とのバンドの曲がりに依つて電子を閉じ込めるように
しているから、電子は片側のAlGaAs層中に在るド
ナー不純物のみに依るクーロンカを受けて散乱されるの
みであることに依ると思われる。
発明の効果 本発明に依れば、電子親和力が異なる2種の半導体から
なるヘテロ接合を基本とし、電子親和力が小さい半導体
を電子供給層、そして、電子親和力が大きい半導体をチ
ヤネル層となし、電子供給層からチヤネル層に電子を供
給するようにし、且つ、電子供給層の他の表面に電極を
形成して制御用電極となし、更に、制御用電極と電子供
給層との間のバンド・ギヤツプとヘテロ界面のバンド・
ギヤツプとの関係に基づいて電子供給層の厚さを選択し
てあるので、前記説明した通りの条件に依り、ノーマリ
・オン(デイプレツシヨン)或いはノーマリ・オフ(エ
ンハンスメント)の電界効果型半導体装置と機能する能
動的半導体装置を得ることができる。
このようにして得られる半導体装置は、電子移動度が本
質的に且つ飛躍的に向上しているので、そのスイツチン
グ速度の改善は実に瞠目すべきものがあり、また、その
スイツチング速度の改善としては、低温に於けるものが
顕著であることは勿論のことであるが、常温に於けるそ
れも著しく改善されていることが理解できよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のGaAs−MES−FETの要部切断側
面図、第2図は既提案の超格子に関するエネルギ・バン
ド・ダイヤグラム、第3図は失敗した試作例の構成を示
す要部切断側面図、第4図は第3図について説明した試
作例のI。 5/0s特性を説明する線図、第5図は第3図について
説明した試作例の各層各部に於ける電子濃度の分布を示
す線図、第6図は乃至第10図は本発明を実施した半導
体装置の構成を説明する為のエネルギ・バンド・ダイヤ
グラム、第11図は本発明を定量的に説明する為に必要
なエネルギ・バンド・ダイヤグラム、第12図はバイア
ス電圧/電子濃度の関係を示す線図、第13図は本発明
一実施例の要部切断側面図、第14図及び第15図は第
13図について説明した実施例のID5/VO5特性を
説明する線図をそれぞれ表している。 図に於いて、20は基板、21は電子供給層、22はチ
ヤネル層、22″は低抵抗領域、30は制御用電極、3
1及び32はソース電極及びドレイン電極、53は電子
蓄積層をそれぞれ示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基板上に在つてヘテロ接合を形成する高抵抗の単一
    半導体チャネル層及び電子親和力が該単一半導体チャネ
    ル層より小であると共に不純物がドープされた半導体層
    と、該半導体層上に設けられたゲート電極と、該ゲート
    電極の両側に形成されたソース電極及びドレイン電極と
    を備え、前記ゲート電極への印加電圧に依り前記単一半
    導体チャネル層内の前記半導体層側界面を走行するキャ
    リヤを制御し、且つ、前記半導体層は前記ゲート電極か
    ら延びる空乏層並びに前記単一半導体チャネル層と該半
    導体層とのヘテロ接合から延びる空乏層それぞれの厚さ
    の和以下の厚さに選択されてなることを特徴とする半導
    体装置。 2 ゲート電圧の非印加状態で前記ヘテロ接合界面には
    キャリヤが存在し且つゲート電圧の印加で負の伝導度変
    調がなされることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の半導体装置。 3 ゲート電圧の非印加状態で前記ヘテロ接合界面にキ
    ャリヤは存在せず且つゲート電圧の印加で正の伝導度変
    調がなされることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の半導体装置。
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