JPS5859249A - ペ−スト加工用プラスチゾル - Google Patents

ペ−スト加工用プラスチゾル

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JPS5859249A
JPS5859249A JP14309482A JP14309482A JPS5859249A JP S5859249 A JPS5859249 A JP S5859249A JP 14309482 A JP14309482 A JP 14309482A JP 14309482 A JP14309482 A JP 14309482A JP S5859249 A JPS5859249 A JP S5859249A
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JP
Japan
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resin
vinyl chloride
chloride resin
organic liquid
aqueous dispersion
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JP14309482A
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English (en)
Inventor
Eitaro Nakamura
栄太郎 中村
Masaaki Nishina
仁科 正彰
Junichi Watanabe
順一 渡辺
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ペースト加工に供される粒状塩化ビニル樹脂
のプラスチゾルに関する。
通常塩化ビニル樹脂をペースト加工するに際しテハ、ペ
ースト加工用に製造された塩化ビニル樹脂(以下樹脂と
いうことがある)を、可塑剤、安定剤の他、必要に応、
じて顔料、充てん剤等の配合剤とともに混合し液状のプ
ラスチゾルとし、成形工程へ供する方法が採られる。そ
して液状のプラスチゾルを注形、コーティング、゛浸漬
等の手段で賦形し、加熱溶融固化させることKよって成
形品を得る。従って、プラスチゾルの流To特性はペー
スト加工の成形性に極めて重要な影響を及ぼす特性であ
るため、・配合処方上、とりわけ樹脂の品質設計上、多
大な努力と工夫が施されているのが実情である。一方、
プラスチゾルの流動特性とともK、成形品の特性とりわ
け外観、強度に与える影響の大きなものとして、粉体配
合剤の液状配合剤中への分散性があげられる。樹脂を代
表として粉体配合剤が粗大な集合体としてゾル中に残存
していると、プラスチゾルの流動性に影響を与えるばか
りでな、く、プラスチゾルの輸送時の目づまり。
コーティング加工時の筋引き等のトラブルや、成形品肌
の荒れ、艶消し、さらkは強度低下等の問題を引き起こ
す。この様なペースト加工上の問題を考慮して、樹脂は
、通常JISふるい325メツシュ全通の様な微細な粉
体として供給されているのが実情である。そのための樹
脂の製造方法としては、塩化ビニル又は塩化ビニルを主
体とする単量体混合物をラジカル発生型重合開始剤と乳
化剤の存在下、乳化重合あるいは懸濁重合するととkよ
って粒径0.05〜5μの球形樹脂の水性分散液を得、
この水性分散液をスプレー乾燥する方法が採られている
ところがこうした方法で得られた樹脂は、樹脂の水性分
散液中の全ての不揮発成分を含んでおり、成形品の熱安
定性、耐水性、透明性等の特性壕低下させる原因となっ
ている。さらに、通常のスプレー乾燥では、噴霧された
水性分散液中の樹脂粒子は、水分の蒸発に伴って樹脂粒
子が強固な集合体とし【乾燥、捕捉されるため、製品と
して出荷するためKは粉砕工程を要する場合があるし、
こうした処理を行ってもプラスチゾル製造時の簡単な混
合では集合粒子の分散を達成できないことが多い。さら
に先に述べた様K、従来の樹脂は微細な粉体であるため
、製品の袋詰め時、並びにプラスチゾル製造に際しての
開袋役人及び混合時の粉体飛散時、作業環境の低下を引
き起こすばかりでなく、粉体流動性が悪いため、自動計
量、自動輸送が困難である。
本発明者は、こうしたペースト加工用樹脂の現状の問題
点について検討した結果、ペースト加工用塩化ビニル樹
脂の水性分散液から塩化ビニル樹脂を20〜70℃、好
ましくは3o〜so’cの温度下に分離回収、乾燥する
に際し、水に離溶であって、かつ骸分離回収、乾燥時に
おいて塩化ビニル樹脂を溶解又は膨潤させない有機液体
を、塩化ビニル樹脂100!量部当たり0.5容量部以
上15容量部未満該水性分散液に添加し激しく混合する
ことにより、塩化ビニル樹脂を集合体として水箱より分
離せしめ、これをそのまま或いは造粒させた後乾燥する
ことによって、粉体としての流動性が良好で飛散性が少
ない塩化ビニル樹脂が得られるだけでなく、この樹脂と
可塑剤との簡単な混合操作により均一分散されたプラス
チゾルが得られること、さらに、このプラスチゾルから
優れた熱安定性、耐水性、透明性を有する成形品が得ら
れることを確認し、本発明を完成するに至った。
本発明において用いられるペースト加工用塩化ビニル樹
脂の製造方法は基本的には以下の工程から構成される。
すなわち、(1)樹脂の水性分散液と有機液体とを混合
し、樹脂を有機液体を介して集合せしめる第1工程、(
乃樹脂の水性分散液と有機液体との混合液から水相を除
去する第2工程、(菊水相を除去した樹脂を乾燥する第
3工程である。
なお、これらの工程に(4)第2工程で分離された水相
から樹脂を回収する工程、(帽4)で回収した樹脂を単
独であるいは第3工糧の水相を除去した樹脂と一合して
乾燥する工程を付加してもよく、さらK (61第1〜
第3工程中に造粒工程を組み入れることも有効である。
本発明において用いられるペースト加工用塩化ビニル樹
脂の水性分散液は通常の乳化重合又は懸濁重合により製
造された塩化ビニルの単独重合体又は塩化ビニルを主体
とした(通常は70重量−以上)、これと酢酸ビニル、
塩化ビニリデン、エチレン、フロピレン、フテン、アク
リロニトリル、アクリル酸エステル、メタクリル薩エス
テル又はマレイン酸などのオレフィン系単量体との共重
合体の水性分散液のことであって、通常のペースト加工
に供し5るものであれば特に制限されない。
必要に応じて増量用塩化ビニル樹脂を含むこともできる
。水性分散液中の塩化ビニル樹脂の含量は10〜70重
量−である。すなわち、重含後の塩化ビニル樹脂の水性
分散液をそのまま使用すればよいので好都合であるが、
必贋ならば一部脱水、し、或いは水を添加して用いるこ
とも可能である。10重量−未満の場合は廃水量が一品
量に比し、多くなり過ぎる結果不経済であり、′70重
量−を越える場合には、水性分散液と有機液体の混合物
の粘度が著しく上昇してしまうため、操業が困難となる
つ この塩化ビニル樹脂の水性分散液に添加される有機液体
は、水に難溶であって、かつ樹脂の分離回収、乾燥時に
おいて樹脂を溶解又は膨潤しないものである。一般には
この有機液体としては、融点が20℃以下、常圧におけ
る沸点が樹脂の分離回収、乾燥時の一度以上、好ましく
け200℃以上のものが用いられる。有機液体として沸
点が分離回収、乾燥時の温度未満のものを用いた場合に
は、これが揮散するためこの回収に付加設備を要し経済
的でない。むろん、単品としては1以上に述べた条件を
外れるものであっても混合物として上述した要件を備え
【いるもの、であれば良い。
有機液体が水に難溶であることが要求される理由は以下
の2点にある、第1には、水性分散液との混合のあと、
分離すべき水相への同伴量を減少させて、有機液体の損
失を防ぎ、廃水処理費用を軽減させるためであり、第2
には、水に分散した樹脂粒子を有機液体を介して集合せ
しめるKは、樹脂粒子と水との間に有機液体が界面を持
った液相とし【存在することが必要であるためである。
また、用いる有機液体が、樹脂の分離回収、乾燥時の温
度において樹脂を溶解又は膨潤させるものである場合に
は、樹脂粒子が変形、変質を起こすため不都舎である。
なお、有機液体は大部分が製品樹脂に残留するため、ペ
ースト加工時の操作性、加工性および成形品の品質に対
し悪影響を与えるものは避けなければならない。以上の
点からすれば、有機液体として通常ペースト加工に用い
られる液状配合剤を使用するのが一番自然で合理的であ
る。
本発明における有機液体の例としては以下の様なものが
挙げられる。
(1)  ジオクチルフタレート、ジノニルフタレート
、ブチルラウリルフタレート、メチルオレイルフタレー
ト等のフタル酸アルキルエステル系可塑゛剤 (肴トリオクチルトリメリテート、ジエチレングリコー
ルジベンゾエート等の芳香族カルボン酸エステル系可塑
剤 (3)  ジオクチルアジペート、ジブチルセバケート
ジオクチルテトラヒドロフタレート等の脂肪族二塩基酸
エステル系可塑剤 (2) トリオクチルフォスフェート、トリクロロエチ
ルフォスフェート等のリン酸エステル系可塑剤 (2) ジエチレングリコールシカプリレート、L4−
ブチレングリコール−ジー2−エチルへキサノエート等
の脂肪酸グリコールエステル系可塑剤 ■ ポリエステル系可塑剤   ′ (7)オレイン酸ブチル、アセチルリシノール酸メチル
、z14−トリメチル−L3−ベンタンクオールジイソ
ブチレート等の脂肪酸エステル系。
エポキシイリ豆油、エポキシステアリン酸オクチル等の
エポキシ系、塩素イし脂肪酸メチル、塩素化パラフィン
等の塩素化パラフィン系、コノ・り酸ジオクチル等の脂
肪族二塩基酸ニス讐ル系の二次可塑剤 (瞬 ミネラルスピリット1、ミネ゛ラルターペン等の
石油系、ドデシルベンゼン等の長鎖アルキルペンゼ/系
の希釈剤 (9)  高llアルコール、流動ハラフィン、高級脂
肪酸アルキルエステル等の液状滑剤 有機液体の添加量は、水性分散液中の樹脂IQ、0容量
部に対し、O,S〜15容量部未満の範囲で水性分散液
中の樹脂濃度及び製品乾燥樹脂の要求特性により任意に
選ぶことができる。該添加量が15容量部以上の場合は
樹脂との混合時の運転安全性が悪く、しかも貯蔵時のブ
ロッキン、グが起こりやすい。なお、水性分散液中の樹
脂濃度が40−を超える様な場合は、有機液体の、添加
量は、混合液が樹脂集合物によって粘土状となって連、
続操業が不可能とならないよう、lO容容量部下下する
ことが好ましいうまた分散液中の、樹脂濃度が10〜2
0−程度では、有機液体添加量を10容−置部以上゛と
して・樹脂の集合能率を向上させることが有効である。
有機液体と樹脂の水性分散液との混合は、20〜70℃
の温度、かつ、用いる有機液体が樹脂を溶解又は膨潤さ
せない温度で行われるが、高温になるihと有機液体に
よる樹脂の膨潤速度を高めるので好ましくは50℃以下
とすべきである。70℃を越えると、有機液体の樹脂へ
の吸収が早まるばかりか、樹脂が軟化し合体化して最終
製品がペースト加工に適合しなくなる危険がある。
有機液体と樹脂の水性分散液を混合する方法としては、
公知の方法が採用できるが、混合の程度は樹脂の有機液
体による集合能率に大きな影響を与えるため、好ましく
は混合装置の単位容積当りの混合動力がI KW7M”
以上であって、混合時間との積が、4 KW −Tlr
/III”以上であるよ5にすべきである。混合装置と
しては混合の均一性、連続9性などの点から、高速回転
式連続混合機や多翼型連続混合槽の使用が好ましいが、
通常の攪拌槽型の混合機や静止型混合器も使用し得る。
次に有機液体を介して集合した樹脂集合物から水相を分
離するKは、捕捉された樹脂混合物の形状に応じて、公
知の方法を用いれば良い。ただし、樹脂の軟化、合体を
防ぐために温度は20〜70℃の範囲としなければなら
ない。水性分散液中の樹脂濃度が低く、比較的多量の有
機液体(対樹脂5−15容量チ未満)を使用して混合時
間を長くした場合などは集合物は比較的粒径の大きな強
度のある球形の粒子として得られるから、スクリーン等
の手段で水相を分離できるし、樹脂濃度が高く、有橋液
体添加量が少ない場合には集合径が小さく、未集合樹脂
粒子も多いので遠心分離などの方法が用いられろう 分離工程にて分離された樹脂粒子は、次に乾燥工程に送
られ、有機液体と付着水分が除去される。
この乾燥工@においては、樹脂の集合、合体の強度がベ
ース°ト加工′時の分散性を損なわぬ様な条件を設定す
ることが必要である。すなわち乾燥工務中の被乾燥樹脂
の温度は70℃以下、好ましくは50℃以下となる様に
する。乾燥装置としては、被乾燥物の温度を低く維持す
るためKは減圧の攪拌乾燥機の使用が好ましく、また、
樹脂の粒度が比較的揃っていれば低温操業、操業能率向
上の点から、流動床式乾燥機が適当であるが、広く公知
の乾燥装置が使用可能である。乾燥工11においては装
置を適当に選ぶことKよって不定形の、あるいは粒度分
布の広い樹脂を製品として得ることが可能であるが、押
出型造粒機などのペレット形成機を工程中に組み込むと
とkよって粒子形状を均質化することも可能である。こ
の場合も、造粒時に熱や圧力により樹脂が溶融したり有
機液体を吸収したりして、ペースト加工時の分散性を損
なう様なことがあってはならない。
本尭明における樹脂の分離回収を工業的に実施する場合
には、第1工程での樹脂の有機液体による集合率を高め
るとともに、第2工糧での樹脂への水分の混入率を低下
せしめることが重要である。
そのためKは、前者については、有機液体の選択の他、
樹脂集合速度を決定する混合の諸因子を余知の方法によ
って最適化することに留意すべきであり」また、゛後者
については、適切な分離機の選択を行うととに留意すべ
きである。
さらに、樹脂の損失を防ぎ、廃水の処IJK伴う費用の
低減を図るために、第2韮和で分離された水相中に残留
する樹脂及び有機液体を回収する工程を組み入れること
は有効である。この場合においても処理温度は20〜7
0℃とすべきである。
その回収方法としては、遠心分離、エアレーションによ
る浮遊法のような物理的回収法、凝集剤水溶液の添加に
よる凝集法、限外ろ適法及び浮上法などが挙げられる。
凝集法では、水相中に残存する有機液体エマルジョンも
樹脂とともに凝集するので、得られた凝。
集体を水相から分離して得たケーキ或いは泥状物は相当
量の有機液体を含有する。したがって、こ9のケーキ或
いは泥状物を好ましくは第2工程で分離された樹脂温合
物と混合した後乾燥することKよって乾燥樹脂とするこ
とが可能である。また、凝集分離物を第1工糧へ戻して
もよいつこの凝集による回収では、公知の凝集・剤が一
般に使用可能であり1例えば硫酸アル゛ミニウム、ポリ
塩化アルミニウム等の無接凝集剤、塩化ナトリウム等の
無機塩類、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド等の高
分子凝集側等が使用される。しかしながら。
これら凝集剤の添加は、製品樹脂の品質eK熱安定性、
透明性に対して、負の効果をもたらすため、その多量使
用は慎むべきであり、一般には分離された水相中の樹脂
100重量部当たり、1重量部以下とすべきである。
半透膜を用いた限外ろ適法はさらに優れた方法として推
奨される。限外ろ適法はろ過すべき分散液の分散質濃度
によりそのろ過速度が大幅に変化するが、本発明におけ
る方法により分離除去された水相に含まれる分散質濃度
はたかだか数パーセントであり、限外ろ適法が能率的に
機能し得る濃度である。さらに限外ろ適法は樹脂あるい
は有機液体の濃縮回収に−際し、添加剤を使用しなくて
も良いので回収品の品質を劣化させることがない。
さらに乳化剤や、他の低分子量の水溶博物はろ過水側へ
分離除去できるので、回収樹脂から得られる成形品の耐
水性、透明性は%に良好である、  。
と2のようkして調製されたペースト加工用塩化剤と混
合するととKよって均質で粘度特性の優れた本発明のペ
ースト加工用プラスチゾルが得られる。配合剤の使用量
は、通常のペースト加工に供されるプラスチゾルにおけ
ると同様の範囲でよく(例えば可塑剤は塩化ビニル樹脂
100重量部当たり30〜200重量部、通常は40〜
80重量部)、用途に応じて適宜決定される。
得られたプラスチゾルな常法に従って常温付近で塗布、
浸漬、鋳込みなどによって所望の形状に成形し、加熱、
溶融した後、冷却固化することKより熱安定性、耐水性
、透明性などの優れた加工製品が得られる。
次に実施例により本発明を説明する。なお、樹脂の粉体
性、ゾル(樹脂509とジー2−エチルへキシルフタレ
ー)3(lとならいかい機で混合して一製したもの)%
性及びフィルム特性は下記により測定した。
一息角 粉体の流動し易さを示すもので数値が小さいほど流動性
に優れる。
かさ比重 粉体の見掛の密度であって、大きい数値であるはど取扱
い性が良好である。
付着性 試料を紙の上に置き水平に振動させた後試料を捨てて紙
上に付着した樹脂量の多少を観察する。少ないほど良い
粘度 ブルックフィールドBM型粘度計ローター参4により5
rpm  で測定したとき(初日)、及び23℃で7日
間放置したとき(7日後)のゾル温23℃での値。
ノースファイネス ゾル中の樹脂粒チの粒度を示すもので、数値が大きい程
細かい(8が最も細か<oh:最も荒い)− 熱安定性 ゾルをアルミニウム製モークドに注入し、190℃の熱
風雰囲気下で30分後の色調の変化なム(変化小)〜E
(変化大)の5段階で表示する。
参考例1 モーター人力1.5股、内容積120eeの連続混合機
に、ペースト加工用塩化ビニル樹脂水性分散液(樹脂含
有量44重量−)蒸、びジー2−エチルへキシルフタレ
ートをそれぞれ別々Kl!lIK示す供給速度で供給し
、両者を25℃で混合して混合液を得た。混合物の性状
及び混合操作の運転安定性を表1に示す。
表1より有機液体の使用量が樹脂100容量部当たり1
5容量部を越えると運転の安定性が悪く、混合物も粘土
状となってしまうことがわかる。
実施例1 参考例1で用いたと同じ樹脂水性分散液の供給速mヲ1
.4317分、ジー2−エチルへ一シルフタレートの供
給速度を27が7分(ジー2−エチルへキシルフタレー
トは樹脂lOO容量部当たり5.2容量部3としたほか
は参考例1と同様にして調製した混合物を横型遠心沈降
機で遠心分離することKよってウェットケーキと分離水
とを得た。
それらの組成を表2に示す。
4 試料をt’os℃で2時間加熱したときの減量分。
4 試料をテトラヒドロフランに溶解し、ガスクロマト
グラフにより定量。
−水分とシートエチルへキシルフタレート分以外の量。
次に、ウェットケーキの一部を真空乾燥機中で30℃で
攪拌乾燥することにより直径1〜3■の粒状の乾燥樹脂
Aを得た。
さらに、ウェットケーキの一部を2軸のスクリュー押出
型造粒機で25℃で径1■のダイスより押出し、流動床
乾燥機により34℃で乾燥して円柱粒状樹脂Bを得た。
一方、分離水を内径11mm、分画分子量10QOOO
の半透膜管型モジュールを用いて平均圧力差1.5kl
/sf、管内流速4m/secで25℃で限外ろ過して
12倍に濃縮した。この濃縮液を0.12j/分。
参考例1で用いたと同じ樹脂水性分散液を1.38j 
1分、 ’−/ −2−エチルへキシ=7タレートヲ1
01/分で連続的に混合しく樹脂10G容量部当タリジ
ー2−エチルへキシルフタレート5.9容量部)、以下
樹脂Bを得たと同様にして乾燥樹脂Cを得た。
得られた樹脂の5ちB、CKついてその粉体性、ゾル特
性及びフィルム特性を試験した。結果を表3に示す。
参考例2 ペースト加工用塩化ビニル樹脂の水性分散液(樹脂含有
量17.2重量%)1507を、25〇−の0.4KW
電動機付広ロポリプロピレン製びんに入れ1次いでジー
2−エチルへキシルフタレー)2.5−を添加し、25
℃で30分間振と5混合したところ、球形p樹脂集合物
りが得られた。
実施例2 参考例1で用いたと同じ樹脂分散液1−50−を2sO
−の広ロポリプロピレン製びんに入れたものを4個用意
し、それらにジオクチ、ルアジベート、224−トリメ
チル−43−゛ベンタンジオールイソブチレート・、ミ
ネラルスピリット及び炭素数8〜12−の直鎖高級アル
コール混合物を1種づつ1.1S−添加し、25℃で各
30分間−と5混合し姑後、遠心分離し不水相を除去し
、ウェットケーキを採取し、14メツ$゛ユの金網を通
過させて粒状とした後、流動床乾燥機で熱風温40℃で
乾燥させることによって4種の樹脂それぞれL F、G
、Hな得た。このうちE、F、HKついて実施例1と同
様の試験を行い、表3に示す結果を得た。
比較例1 参考例1で用いたと同じ樹脂水性分散液を、スプレー乾
燥機により入口風温160T:、出口風温56℃で乾燥
し、卓上パルベライザーで粉砕して乾燥樹脂■を得た。
この樹脂の特性を表3に示す。
比較例2 実施例2において、有機液体としてジオクチルアジペー
トを用い、混合を25℃で行うかわりに80℃で行った
ほかは同様にして乾燥樹脂Jを得た。この樹脂の特性を
表3に示す。
比i例3 実施例2で用いた有機液体の代りにシクロヘキサノン及
び“キシレンを用いたほかは実施例2と同様にして乾燥
樹脂K(シクロヘキサノン使用)、L(キシレン使用)
を得た。これらの樹脂の特性を表3に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ペースト加工用塩化ビニル樹脂及び可塑剤を含有するプ
    ラスチゾルにおいて、該ペースト加工用塩化ビニル樹脂
    が、(1)その水性分弊液かI−y20〜70℃の温度
    下に分離回収、乾浄されたものであり、(喝、*KII
    111であって、かつ該分離回収、舞燥時におい′Ct
    i!化ビニル樹、脂を溶解又は膨潤させなt、・有機液
    体を、塩化ビニル樹脂!OO容量部当たり°O,S g
    置部以上15容量部未満−水性分散液に、添加(激しく
    混合するととKより塩化ビニル樹脂を集合体とし【水相
    よヴ分離せしめ、これをそのまま或いは造粒させた後乾
    燥すやことによって得られた。ものであることを特徴と
    するペースト加工用プラスチゾル。
JP14309482A 1982-08-18 1982-08-18 ペ−スト加工用プラスチゾル Pending JPS5859249A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59230044A (ja) * 1983-06-13 1984-12-24 Dainichi Seika Kogyo Kk 塩化ビニル系重合体の分散液
JPS59230045A (ja) * 1983-06-13 1984-12-24 Dainichi Seika Kogyo Kk 塩化ビニル系重合体の乳濁液およびその使用方法

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