JPS5953428A - 低温殺菌されたヒト−フイブリノ−ゲンおよびその製法 - Google Patents

低温殺菌されたヒト−フイブリノ−ゲンおよびその製法

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JPS5953428A JP58149738A JP14973883A JPS5953428A JP S5953428 A JPS5953428 A JP S5953428A JP 58149738 A JP58149738 A JP 58149738A JP 14973883 A JP14973883 A JP 14973883A JP S5953428 A JPS5953428 A JP S5953428A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低温殺菌されたヒト−フィブリノーゲン(以下
r I{F Jと略記する}、その製法および医薬にお
けるその使用に関する。
HFはいわゆる凝固系列の末期に存在する非常に重要な
凝固因子である。HFは例えば損傷後の凝固系の活性化
においてトロンビンによりそのIJT浴性形態から止血
および創傷治癒に重要な寄Iiをする不6j性のフィブ
リンに変換される。このHFは他のすべての凝固因子の
うちで唯一の有効な基質として存在しそしてまた血漿中
に最高幌度すなわち250〜4[10q%で存在する凝
固因子である。止血および創傷治癒に重要なのでHFは
例えば敗血症における播種状面管内凝固(D丁C)のよ
うな消費反応において臨床的に使用される。
それと並んで最近フィブリノーゲンはまた主に外科手術
および特に肝臓および牌臓のような軟部器官に縫合の代
りにいわゆる「癒着剤」として甘たに縫合のバッキング
にも使用される。
B型肝炎保持者の血漿から取得されるIP’は肝炎感染
の危険を包含している。これはいわゆる肝炎捕捉体フラ
クションと見做される他の高分子状かつ難溶性の蛋白質
と連合して存在する血漿7ラクシヨンからそれが取得さ
れるからである。前記した理由からiJFげこれ−fで
明白に軍費な適応症にのみ使用された。なぜならすなわ
ち肝炎感染の危1倹が絶対の安全性をもって幻排除され
えなかったからである。これにrlこれまでB型肝炎に
対してもそして勿論非A/非11型肝炎に対しても絶対
的に信頼しうる試験が全く存在しなかったこともあずか
っている。
これらの状況から、例えば分別法と後記低温殺菌との組
み合せにより調製されうるような肝炎の危険のないHF
の必要が生じていた。しかしながらHFは加熱に対して
不安定な蛋白質に属するので血漿を58°C(3分間)
に加熱することにより脱線雑水しうろことは血液凝固の
分野に属する専門家すべてに知られている。従ってドイ
ツ特許第291+5711号明細併(米国特許第4.2
97,344号明細書相当)に記載されているように第
■因子を加熱するとフィブリノーゲンのない製剤が生ず
る。HFは0.115〜0.4%の濃度においてのみ炭
水化物のような既知安定剤により熱的不活性化から保護
されうるというコーロツバ特許第35204号明細書第
25/24頁において確認されている所見もこれと一致
する。
これらの観察および知識を考慮すると1本発明によるH
Fが7≠までの濃度においてヨーロッパ特許第3520
4号明細書に記載のようにHFの大部分が沈殿すること
なく10時間以りにわたって60℃に加熱されうろこと
は全く驚くべきことであった。
本発明方法によれば純度85チのHFをHFiモル当り
少なくとも1グラム原子のカルシウムを含有するpH6
〜Bの水浴液中に1〜7%の濃度に浴、俯させそして安
定剤として炭水化物(単糖類または寡糖類壕f′rCは
糖アルコール)またはかかる炭水化物の混合物およびア
ミノ酸好ましくは蔗糖およびグリシンを添加する。カル
シウム、炭水化物およびアミノ酸は安定化に充分な濃度
に添加されそして好都合な11日序でUCa(t、炭水
化物例えば蔗糖そしてアミノ酸例えばグリシンがHF沼
液に絵加される。かかる浴液は数時間60℃丑での温度
に保持さtL1低温殺菌されつる。
それゆえ本発明は慣用の安定剤と並んでHF1モル当9
1〜37.8X10”ダラム原子好ましくは1〜10グ
ラム原子の濃度のCaイオンの存在下に実施することを
特徴とする水浴液中のHFの低温殺菌法に関する。
慣用の安定剤のうちでは浴沿100 rJ、当り65〜
60gの濃度の蔗糖および05〜6モル/lの濃度のグ
リシンが好ましい。
この溶液を常法により加熱する。少なくとも60℃丑で
そして最高100℃で少なくとも10時間そして最高2
4時間の加熱が好都合である。
その一度が60℃での加熱期間中にさらに増大しうる精
製されたHF溶液中に場合により存在するフィブリン重
合体を加熱後に場合により好ましくは025〜1.5モ
ル/lのグリシンを用いて沈殿させることにより分離し
そしてHF’を沈殿剤濃度例えばグリシン濃度を少なく
とも2.2モル/l(2,0〜27上27モル−5で高
めることにより上澄み液から取得しそして同時に安定剤
から分離する。
これらの段階により、良好な理解度性質を有する非常に
清潔な、生来の重合体を會まない、低温殺菌された)(
Fが得られ、これは奸才しくけ約2%(W/V)のHF
を有する注入浴液としてまたけ約10≠(W/V)のH
Fを有する組織りピ着剤として全く幅広く治療上使用さ
れうる。かかる薬剤も同じく本発明の目的である。
下記例により本発明をさらに詳しく説明する。
例 1、 出発物質 紀■因子濃縮物IsのRI4製(ドイツ特許第2916
711号明細書参照)に際し得られるような2.7モル
/1のグリシン沈殿のフィブリノーゲン含有残留物50
0gを67℃に加温かつ攪拌下に015モル/lのNa
Cl浴液1250m1中に溶解させそして2N NaO
Hを用いてpH7,5に調整した。
溶解後に6係フイプリノーゲ゛ンi液17ooηdが得
られた。
2、安定化および低温殺菌 A)前記第1項で得られたフィブリノーゲン浴液171
10dに5ミリモル/lのCaCl2 ・2 H2O(
1250+719)を加えそして溶解するまで攪拌した
。添加されたCaCl2が完全に恒久的に溶解した抜、
攪拌および加温下に60係(W/V)の蔗糖を加えた。
蔗糖が完全に溶解した後、1モル/lのグリシン(12
7,5,P)を加えた。グリシンが完全に溶解した後2
N NaOHを用いてp)T値をZ5に調整した。ナ1
f白石様の混濁した非常に粘稠な溶液が生じこれを続い
て水浴中60℃で10時間培養した。
この加熱されたフィブリノーゲン溶液をフィブリン重合
体を分離しく3)そしてフィブリノーゲンを単離する(
4)ためにさらに下記のように処理した。
安定化され、加熱されたフィブリノーゲン溶液2.91
を20℃に温度N”1節した後緩衝液(NaCl0.0
6モル/ 1 、クエン酸トリナトリウム0.02モル
/l)8.71を用いて1:4の比率で希釈すると加熱
され希釈されたフィブリノーゲン溶液116ノが得られ
、これをグリシンを用いて分別沈殿した。
B)前記方法A)はまた比較的高濃度のCa+イオン例
えば1.8モル/ l (D CaCl2・2H20(
449,8F)を用いても所望の安定化効果をもって実
施されうる。
3、 便1分子成分、なかんずくフィブリン−重合体の
分離 加熱されそして次に希釈されたフィブリノーゲン溶液に
37℃で86.2511/l (=1.15モル/l)
のグリシンを加えた。′#4解後20℃に冷却しそして
得られた沈殿をストック(Stock)遠心分離器中で
分離した。
4、安定剤媒体からのフィブリノーゲンの単離前記第6
項で得られた新たに37℃に加温された1、15モル/
lのグリシンを含有する上澄み液にさらにグリシンを添
加して最終り度22モル/lとなしそしてグリシンが完
全に溶解するまで接伴(′50分間)した。
沈殿を20℃に冷却しそしてストック遠心分離器で分離
した。
ヒト−フィブリノーゲンとして静脈注入に使用するには
フィブリノーゲン残留物を0.01モル/lクエン酸ト
リナトリウム−0,15モル/1NaC7緩衝液250
〇−中に2チ溶解させ、同じ緩衝液で透析しそして清澄
濾過および滅菌濾過した後容@60m/ (HF 1.
9’ )ずつ充填しそして凍結乾燥した。
「フィブリン癒着剤」を調製するには同じ方法で得られ
たフィブリノーゲン残留物をpH75の下記塩溶液すな
わち NaC10,05モル/l クエン酸トリナトリウム  0.005モル/1NaH
CO50,01モル/l L−アルギニンモノ塩酸塩  0.33%からなる溶液
1250 me中に4%に浴解させ、透析(俗解緩衝液
)しそして次に超遠心器で3500ONで1時間遠心し
た。清澄濾過および滅m濾過した後容閂4ゴずつ凍結乾
燥した。
この生成物は再構成しそして紀xiu因子およびトロン
ビンと組み合せると軟部の癒’17および脈管縫合のバ
ッキングに適当である。
ゲゼルシャフト 第1頁の続き ’21D発明者  ハンス・マルチイン・プライスドイ
ツ連邦共和国デー−3550マ ルブルク16アムヴエルトヒエン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)水溶液中のヒト−フィブリノーゲンが慣用の安定剤
    と並んでヒト−フィブリノーゲン1モル当り1〜37.
    8X10”ダラム原子の濃1yのカルシウムを含有しそ
    して次にそれ自体慣用の方法で加熱されることを特徴と
    する、水溶液中のヒト−フィブリノーゲンの低温殺菌法
    。 2)慣用の安定剤が単塘類または4糖類またはmフルコ
    ールおよびアミノ酸であることを特徴とする特許 法。 3)4糖類として蔗糖が溶液1oint!.当り35〜
    60IIの濃度で使用されることを特徴とするMfJ記
    % ff#lit求の範囲第2項記載の方法。 4)アミノ酸としてグリシンが0.5〜3モル/lの濃
    度で使用されることを!1¥徴とする前記特許請求の範
    囲第2項記載の方法。 5)フイブリノーゲン1モル当り1〜10グラム原子の
    濃度のカルシラl・を含有する低温殺菌されたヒト−フ
    ィブリノーゲン。 6)注入(インフュージョン) ’l?j 液中でノt
    eh tfe特許請求の範囲第5項記載の低温殺菌され
    たヒト−フィブリノーゲンの1史用。 7} 組織の癒着への前記特許請求の範囲第5項記載の
    低温殺菌されたヒト−フィブリノーゲンの使用。
JP58149738A 1982-08-19 1983-08-18 低温殺菌されたヒトーフィブリノーゲンの製造方法 Expired - Lifetime JPH0694419B2 (ja)

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DE32308493 1982-08-19

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