JPS5951882B2 - 凹凸化粧紙の製造方法 - Google Patents

凹凸化粧紙の製造方法

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Publication number
JPS5951882B2
JPS5951882B2 JP54068652A JP6865279A JPS5951882B2 JP S5951882 B2 JPS5951882 B2 JP S5951882B2 JP 54068652 A JP54068652 A JP 54068652A JP 6865279 A JP6865279 A JP 6865279A JP S5951882 B2 JPS5951882 B2 JP S5951882B2
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JP
Japan
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ink
base
layer
decorative paper
pattern
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JP54068652A
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English (en)
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JPS55159939A (en
Inventor
義征 植田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は表面に光沢を有する凹凸化粧紙、更に詳しくは
表面に凹凸模様を有すると共に表面をバール光沢粉を埋
入したインクで印刷する凹凸化粧紙の製造方法に関する
ものであつて、主な目的とするところはバール光沢粉に
よる輝きに変化をつけ、輝きの変化による立体感と表面
の凹凸による立体感とが相まつて一層立体感を際立せる
ことが。
できる凹凸化粧紙の製造方法を提供するにある。従来、
バール光沢粉が埋入されたインクを用いて表面に柄印刷
を施して、柄に光沢を付与したものにあつては、バール
光沢粉が同一平面上に散布されるため、光沢が略均一と
なり、輝きによる凹。凸感を表わすことができず、立体
感に乏しいという問題があつた。本発明は上記の点に鑑
みて為されたものであり、以下図に示す実施例に基いて
詳述する。
本発明の凹凸化粧紙の製造方法は原紙1表面へバール光
沢粉を埋入したインクにて柄印刷を行つて下地印刷層2
を形成し、発泡インクを下地印刷層2の一部に重ね合せ
て塗布した後、発泡インクを加熱発泡させて表面に突出
する凸状の発泡層3を形成し、次いで発泡層3の凸部上
面にバール光沢粉が埋入されたインクにて柄印刷を行つ
て発泡層の凸部上面に柄印刷層4を形成するものであつ
て、本実施例では図に示すように原紙1の全表面に下地
印刷を行つてペタ印刷層5を形成し、この上に雲母粉や
金属顔料などのバール光沢粉が埋入されたインクを用い
て柄印刷を行つて下地柄印刷層2を形成し、次いで塩化
ビニル、ウレタン、スチレン、ポリエチレンなどを主成
分とする発泡インクを用い、下地柄印刷層2に合せて、
下地柄印刷層2の一部に発泡インクを重ね合せて印刷し
、発泡インクを加熱発泡させて凸状となつた発泡層3を
形成した後、発泡層3の上面に前記と同様に雲母や金属
顔料などのバール光沢粉が埋入されたインクを印刷して
柄印刷層4を形成し、最後に全表面にウレタン、アミノ
、ポリエステルのような樹脂を塗布してトップコート7
を形成して凹凸化粧紙が製造され、この凹凸化粧紙を接
着剤8を介して合板、セメント板或いはスレート板のよ
うな基板9に貼着して化粧パネルを形成した例が示して
ある。このようにして得られる凹凸化粧紙は発泡層3の
基部周縁の下地柄印刷層2及び発泡層3の頂部の柄印刷
層3に夫々含まれるバール光沢粉が異る高さ位置で光沢
を発するため、光沢による立体感が、発泡層3による立
体感と相乗して一層立体感のある外観を作り出すことが
できるものであり、しかも発泡層3上面に印刷されたバ
ール光沢粉入りのインクは、硬化前にバール光沢粉を残
してインク部分が下方へ流れるため、発泡層3の上面の
光沢が強調されることとなり、発泡層3頂部と基部との
間に輝きの差ができ、この輝きの変化によつて外観を美
しく仕上げることができるものである。以下に本発明の
具体実施例を記す。実施例 125g/M2の薄洋紙を
原紙とし、原紙にグラビア版にてベタ印刷を行つた後、
雲母粉が5%混入された印刷インクで花柄模様を印刷し
て花柄の下地柄印刷層を形成し、その上より塩化ビニル
樹脂を主成分とする発泡インクで花柄の下地印刷層の輪
郭に沿つて花柄を印刷し、80℃で30秒間乾燥させて
発泡層を形成し、その後発泡層の上面へグラビア版にて
雲母粉が5%混入された印刷インクを頂部のみに柄印刷
し、しかる後全表面にウレタン樹脂塗料をロールコータ
にて15g/m・で塗布し、これを乾燥させて凹凸化粧
紙を得、この凹凸化粧紙を酢酸ビニル系接着剤を介して
4m/m合板にラミネートした。
実施例 2 実施例1と同様に作成するウレタン樹脂塗装以前の凹凸
化粧紙を酢酸ビニルアクリル接着剤を介して3.0m/
mの石綿セメント板(ノザワ社製、商品名バームライト
)に貼合せた後、表面へフローコータにてウレタン樹脂
を100g/M2で塗布した。
実施例 3実施例1と同様に作成したウレタン樹脂塗装
済みの凹凸化粧紙表面にペーパーエンボスロールを用い
てクロス模様のエンボスを形成し、4.0m/mの合板
に貼着した。
ここでウレタン樹脂などで形成されるトツプコート7の
膜厚は薄い程、パール光沢粉による光沢が発揮されるが
、薄すぎると汚損や摩耗度が大きくなり、品質が低下す
るため、膜厚は5〜10μが好ましい。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例にて得られる凹凸化粧紙を示す断
面図であり、1は原紙、2は下地柄印刷層、3は発泡層
、4は柄印刷層である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 原紙表面へパール光沢粉を埋入したインクにて柄印
    刷を行つて下地柄印刷層を形成し、発泡インクを下地柄
    印刷層の一部に重ね合せて塗布した後発泡インクを加熱
    させて表面に突出する凸状の発泡層を形成し、次いで発
    泡層の凸部上面にパール光沢粉が埋入されたインクにて
    柄印刷を行つて発泡層の凸部上面に柄印刷層を形成する
    ことを特徴とする凹凸化粧紙の製造方法。
JP54068652A 1979-05-31 1979-05-31 凹凸化粧紙の製造方法 Expired JPS5951882B2 (ja)

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JPS55159939A JPS55159939A (en) 1980-12-12
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2024011729A (ja) * 2022-07-15 2024-01-25 Toppanホールディングス株式会社 樹脂含浸化粧紙および樹脂含浸化粧板

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JPS55159939A (en) 1980-12-12

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