JPH0383641A - 化粧シート及びその製造方法 - Google Patents

化粧シート及びその製造方法

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JPH0383641A
JPH0383641A JP22107889A JP22107889A JPH0383641A JP H0383641 A JPH0383641 A JP H0383641A JP 22107889 A JP22107889 A JP 22107889A JP 22107889 A JP22107889 A JP 22107889A JP H0383641 A JPH0383641 A JP H0383641A
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JP
Japan
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layer
heat
decorative sheet
transfer foil
printing
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Application number
JP22107889A
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English (en)
Inventor
Eiji Hinishi
日西 英二
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野コ 本発明は、建築内装材、天井材、床材、ドア、家具、デ
スク、家電製品等の表面化粧として巾広く使用されてい
る化粧シートに関するもので、詳しくは、極めて天然木
に類似したテリ感及び材質感をもつ化粧シート及びその
製造方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の化粧シートに天然木のもつテリ感及び材
質感を表現しようとする方法として、バール顔料・金属
微粉末等の光輝性材料を含むインキにて印刷する方法〈
例えば特公昭61−29786号)や、光輝性材料を基
材シートに練り込む方法〈例えば特開昭53−9605
8号)などが知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、これら従来の方法によるものは、光輝性
材料を使用していることにより、天然木のもつテリ感は
表現可能であるものの、光輝性材料を含む層が平坦であ
るため、天然木のもつ深みのある材質感は不足している
という欠点がある。
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたもので、天然木
の有しているテリ感及び深みのある材質感を合わせもつ
化粧シート及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を遠戚するために、本発明に係る化粧シートは
、表面に細線状の凹凸が形成されたベースフィルム上に
剥離層、光III、耐熱性樹脂層及び感熱接着剤層が順
に積層された転写箔を、木目絵柄等の印刷層を有する透
明な基材シートの印刷層側に転写してなる構成としたも
のであり、本発明に係る化粧シートは、具体的には、ベ
ースフィルム表面に細線状の凹凸を形成した後、剥離層
、光輝層、耐熱性樹脂層及び感熱接着剤層を順に積層し
て転写箔を得、透明な基材シート上に木目絵柄等の印刷
層を設けた後、該透明基材シートの印刷層側に前記転写
箔を転写することによって得られる。
本発明では、光輝層にII状の凹凸を設けることにより
立体感をもたせて、深みのある材質感を施すことが出来
る。細線状の凹凸を形成する方法には、細線状の凹凸を
設けた彫刻、ロール等によりベースフィルムをエンボス
する方法と、引掻によりベースフィルムにヘヤーライン
を入れる方法等があるが、材質感の表現においては、よ
り細線を表現した引掻によるヘヤーライン加工が形状も
シャープであり、効果が高く望ましい。一方、ベースフ
ィルムに光輝層を設けた後へヤーライン加工を施しても
、光輝層の両面に凹凸が形成されるわけでもなく、また
光i層を傷つける危険性もある。この為予めベースフィ
ルムにヘヤーライン加工を施した後、剥離層、光輝層、
耐熱性樹脂層及び感熱接着剤層を設けた転写箔を、転写
することによって光輝層に細線状の凹凸を形成保持する
ことができる。また、光輝層の凹凸形状は転写した感熱
接着剤層面での明確な凹凸形状を必要とすることから、
転写時の加熱等による凹凸形状を安定させる為、耐熱性
樹脂層を設けている。またへヤーラインの深さは、光輝
層の凹凸効果と感熱接着剤層の厚さから、0.5〜5μ
の深さとすることが望ましい。
以下、図面に従って、本発明をさらに説明する。
第1図は、本発明の実施例を示すもので転写箔の断面図
である。1は転写箔の基材となるベースフィルムであり
、表面平滑性や耐熱性を考慮した厚さ9〜50μのポリ
エステルフィルムやポリプロピレンフィルム等を使用す
ることができ、その片表面に深さ0.5〜5μとなる様
にヘヤーライン加工を施し、細線状の凹凸8を形成した
ものである。2は剥離層であり、ベースフィルムとの適
度な軽さの剥離力や最終的に基材と貼合わせる時の接着
剤との密着性等を考慮することにより、アクリル系樹脂
や塩化ビニル酢酸ビニル共重合物等を使用でき、グラビ
アベタ印刷等により形成することができる。3は光I!
il!層であり、パール顔料や金属微粉末等の光輝性材
料を含むインキでグラビアベタ印刷したり、アルミニウ
ムやクロム等を真空蒸着することによって形成すること
ができる。4は耐熱性樹脂層であり、光11i層の凹凸
形状を安定させる為に、2液硬化型ウレタン系樹脂等を
使用することができる。5は感熱接着剤層であり、アク
リル系樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合物等を使用で
き、グラビアベタ印刷等により形成することができる。
第2図は、基材シートに木目絵柄を印刷した化粧シート
の断面図である。6は化粧シートの基材となるシートで
あり、塩化ビニルフィルムやポリエステルフィルム等の
透明プラスチックフィルムや、後工程で透明な樹脂を塗
布することにより透明になる紙等を用途に応じて選定す
ることができる。7は木目絵柄の印刷インキ層である。
グラビア印刷により、柄印刷と必要に応じてベタ印刷を
行なう。ベタ印刷は、下地の光輝性材料の輝度感を浮き
出させる為に透明インキを使用する必要がある。また柄
の重ねを考慮することによりベタ印刷を除くこともでき
るが、その場合は柄インキの最低1色は透明インキの柄
層とする必要がある。
第3図は、第2図の化粧シートの印刷インキ層面に、第
1図の転写箔を密着させ、熱圧により転写し、ベースフ
ィルムを剥離した時の断面図である。転写箔のベースフ
ィルム側から熱圧をかけることにより、5の感熱接着剤
が溶融し、化粧シートの印刷インキ層7に密着する。ベ
ースフィルム自体は転写時の熱で変化することはなく、
表面の凹凸形状も変化することなく転写され、また光輝
層の凹凸形状は耐熱性樹脂層を有していることにより、
そのままの凹凸形状を保って転写される。
このようにして得られる本発明の化粧シートは、透明な
基材シートの裏面に木目絵柄の印刷インキ層の着色透明
インキ層を通して、ヘヤーライン加工による凹凸形状を
もった光!!illが見えることにより、極めて天然木
に類似したテリ感及び深みのある材質感をもつ化粧シー
トである。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を挙げる。
第1図のように、厚さ25μの透明ポリエステルフィル
ム1に深さ0.5〜2μになる様にヘヤーライン加工を
施したものをベースフィルムとし、そのへヤーライン加
工面に、アクリル系の剥離ニス層2をグラビアベタ印刷
にて1μの厚さに設けた。更に、真空蒸W*にて厚さ6
00Aのアルミニウム蒸着をすることにより光1111
3を設けた後、グラビアベタ印刷にて、2液硬化型ウレ
タン系樹脂を1.5μの厚さに設けて耐熱性樹脂層4を
形成し、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体の感熱接着剤を
2.5μの厚さに設けて接着剤層5を形成して転写箔を
得た。
次に、第2図のように、厚さ150μの透明の塩化ビニ
ルフィルム6に、4色グラビア印@1Itaにて塩酢ビ
系のインキでオーク柄の柄印刷及び透明黄着色のベタ印
刷を行って、木目絵柄の印刷インキ層7を形成し、化粧
シートを得た。
次に、上記の化粧シートの印刷インキ層面に、前記の転
写箔の接着剤層面が接する様に重ね合わせ、200℃で
加熱ロールにて加圧して転写し、冷[10−ルにて冷却
した後、転写箔のベースフィルム1を剥離して、第3図
の様な化粧シートを得た。
得られた化粧シートは、透明の塩化ビニルフィルムの裏
面にオーク柄及びヘヤーラインの凹凸形状をもった黄色
光輝層が形成されており、極めて天然木に類似したテリ
感と深みのある材質感を有する化粧シートであった。
[発明の効果1 以上詳細に説明したように、本発明によれば、光輝層自
体に細線状の凹凸が形成されているため、天然木のもつ
テリ感及び深みのある材質感を有する化粧シートが得ら
れる。また、転写箔の感熱接着剤を種々選択することに
より、化粧シートとする材質の選択範囲が広い。さらに
、化粧シートの絵柄の下層に光IIFJを設けているた
め、化粧シートを貼る基材色に対する隠蔽性が良好で、
また転写箔の転写層はWJ膜であるため、曲げ加工等の
後加工に対する影響も少ない。さらにまた、本発明の化
粧シートの製造における転写箔の転写工程自体は印刷工
程もしくは基材貼合せ工程とのインライン化が可能であ
り、コスト面でも低コス、ト化を達成しうるちのである
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は転
写箔の断面図、第2図は基材シートに木目絵柄を印刷し
た化粧シートの断面図、第3図は第2図の化粧シートに
第1図の転写箔を転写して得られた本発明に係る化粧シ
ートの断面図である。 1・・・ベースフィルム  2・・・剥離層3・・・光
輝層 4・・・耐熱性樹脂層 5・・・感熱接着剤層 6・・・基材シート 7・・・印刷インキ層 8・・・細線状の凹凸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に細線状の凹凸が形成されたベースフィルム
    上に剥離層、光輝層、耐熱性樹脂層及び感熱接着剤層が
    順に積層された転写箔を、木目絵柄等の印刷層を有する
    透明な基材シートの印刷層側に転写してなる化粧シート
  2. (2)ベースフィルム表面に細線状の凹凸を形成した後
    、剥離層、光輝層、耐熱性樹脂層及び感熱接着剤層を順
    に積層して転写箔を得、透明な基材シート上に木目絵柄
    等の印刷層を設けた後、該透明基材シートの印刷層側に
    前記転写箔を転写することを特徴とする化粧シートの製
    造方法。
JP22107889A 1989-08-28 1989-08-28 化粧シート及びその製造方法 Pending JPH0383641A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013121709A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Konica Minolta Business Technologies Inc 箔画像形成方法及び箔画像形成装置
US9079058B2 (en) 2009-10-23 2015-07-14 Sony Corporation Motion coordination operation device and method, program, and motion coordination reproduction system

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US9079058B2 (en) 2009-10-23 2015-07-14 Sony Corporation Motion coordination operation device and method, program, and motion coordination reproduction system
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