JPS5950692B2 - ポリアミド−イミドおよびその製造方法 - Google Patents
ポリアミド−イミドおよびその製造方法Info
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- JPS5950692B2 JPS5950692B2 JP58223038A JP22303883A JPS5950692B2 JP S5950692 B2 JPS5950692 B2 JP S5950692B2 JP 58223038 A JP58223038 A JP 58223038A JP 22303883 A JP22303883 A JP 22303883A JP S5950692 B2 JPS5950692 B2 JP S5950692B2
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- C07C205/27—Compounds containing nitro groups bound to a carbon skeleton the carbon skeleton being further substituted by etherified hydroxy groups
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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- C08G69/26—Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids derived from polyamines and polycarboxylic acids
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-
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- C08G73/10—Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
- C08G73/1046—Polyimides containing oxygen in the form of ether bonds in the main chain
- C08G73/105—Polyimides containing oxygen in the form of ether bonds in the main chain with oxygen only in the diamino moiety
-
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- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なポリアミド−イミドおよびその製造方法
に関する。
に関する。
一般にポリアミド、ポリアミドイミド及びポリイミドそ
して特にこの種の芳香族ポリマーは困難を伴なつてのみ
加工できることが知られている。
して特にこの種の芳香族ポリマーは困難を伴なつてのみ
加工できることが知られている。
3又はそれ以上の芳香環を含むバルキ一なジアミン又は
二無水物を該ポリマーを製造するために使用するとき、
そのようなポリマーの溶解性をいくぶん改善できること
が例えばドイツ特許公報第1,595,733号及びド
イツ公開報第2,009,739号、第2,153,8
29号、第2,257,996号及び第2.321.5
13号に記載されている。
二無水物を該ポリマーを製造するために使用するとき、
そのようなポリマーの溶解性をいくぶん改善できること
が例えばドイツ特許公報第1,595,733号及びド
イツ公開報第2,009,739号、第2,153,8
29号、第2,257,996号及び第2.321.5
13号に記載されている。
しかしながら、これらのポリマーには融溶体から加工で
きないとかまたは非常に困難を伴なつてのみ融溶体から
加工できるという短所がある。また、これらのポリマー
の熱安定性及び/又は化学的安定性は或る場合には不十
分である。したがつて本発明の日的は、容易に溶解し、
かつポリマーの化学的、熱的、電気的及び機械的性質を
劣化させないで溶融体から加工することのできるポリマ
ーを提供することにある。
きないとかまたは非常に困難を伴なつてのみ融溶体から
加工できるという短所がある。また、これらのポリマー
の熱安定性及び/又は化学的安定性は或る場合には不十
分である。したがつて本発明の日的は、容易に溶解し、
かつポリマーの化学的、熱的、電気的及び機械的性質を
劣化させないで溶融体から加工することのできるポリマ
ーを提供することにある。
従つて、本発明は、次式1:
で表わされる構造単位1ないし100モル%及び次式:
で表わされる構造単位oないし99モル%(式I中、−
N−および−NH基は互いに独立してベンゼン核のo−
、m−又はp−位に結合し、そして式中、R1は少なく
とも2個の炭素原子を有する脂肪族基、又は脂環式、芳
香−脂肪族、炭素環式−芳香族又は複素環式−芳香族基
を表わす。
で表わされる構造単位oないし99モル%(式I中、−
N−および−NH基は互いに独立してベンゼン核のo−
、m−又はp−位に結合し、そして式中、R1は少なく
とも2個の炭素原子を有する脂肪族基、又は脂環式、芳
香−脂肪族、炭素環式−芳香族又は複素環式−芳香族基
を表わす。
)からなる新規なポリアミド−イミドに関する。これら
のポリアミド−イミドは次式:(式中、NH2基は互い
に独立してベンゼン核の。
のポリアミド−イミドは次式:(式中、NH2基は互い
に独立してベンゼン核の。
−、m−又はp−位に位置する)で表わされるジアミン
1〜100モル%、および次式:H2N−R1 −NH
2(IV)(式中、R1は前に定義した通りである)で
表わされるジアミン0〜99モル%を実質的に化学量論
的量の次式V:(式中、Yは塩素原子、ヒドロキシル基
、非置換の又は置換されたフエノキシ基、又は炭素原子
数1ないし18、特に1ないし12のアルコキシ基を表
わす)で表わされる化合物と縮合反応させ、そして得ら
れよポリアドーアミド酸を次いでポリアミド−イミドへ
環化することにより製造できる。
1〜100モル%、および次式:H2N−R1 −NH
2(IV)(式中、R1は前に定義した通りである)で
表わされるジアミン0〜99モル%を実質的に化学量論
的量の次式V:(式中、Yは塩素原子、ヒドロキシル基
、非置換の又は置換されたフエノキシ基、又は炭素原子
数1ないし18、特に1ないし12のアルコキシ基を表
わす)で表わされる化合物と縮合反応させ、そして得ら
れよポリアドーアミド酸を次いでポリアミド−イミドへ
環化することにより製造できる。
本発明のポリアミド−イミドは、25℃、H2SO4又
はN,N−ジメチルアセトアミド(DMA)中で一般に
約0.04なιル、4.0d1/g)そして特に0.1
なιル2.5d1/g の極限粘度数を有する。
はN,N−ジメチルアセトアミド(DMA)中で一般に
約0.04なιル、4.0d1/g)そして特に0.1
なιル2.5d1/g の極限粘度数を有する。
極限粘度数ηは下記の方程式に従つて計算される:上記
式中、1nは自然対数を表わし、ηは溶液(適当な溶媒
、好−ましくはN,N−ジメチルアセトアミド又は濃硫
酸中にポリマーを0.5重量%溶解したもの)の粘土を
表わし、ηoは溶媒の粘土を表わし、そしてCは、溶液
100ゴ中のg単位のポリマーのポリマー溶液の濃度を
表わす。
式中、1nは自然対数を表わし、ηは溶液(適当な溶媒
、好−ましくはN,N−ジメチルアセトアミド又は濃硫
酸中にポリマーを0.5重量%溶解したもの)の粘土を
表わし、ηoは溶媒の粘土を表わし、そしてCは、溶液
100ゴ中のg単位のポリマーのポリマー溶液の濃度を
表わす。
粘度は25℃で測定する。本発明のポリマーは式l及び
で表わされる各構造単位の統計的分布からなるホモポリ
マー又はコポリマーであり得る。
で表わされる各構造単位の統計的分布からなるホモポリ
マー又はコポリマーであり得る。
各構造単位中でR,は異なる意味を表わすこともできる
。しかしながらポリマーは、前に定義した式I及びで表
わされるポリアミド−イミド構造単位のプロツク状配列
を所望の割合でそして少なくとも一部分有するホモポリ
マー又はコポリマーであることもできる。この種のホモ
ポリマー又はコポリマーは、例えばまず式で表わされる
ジアミンをわずかに過剰量の式vで表わされる特定のト
リ−カルボン酸誘導体と反応させ、そして次に式vで表
わされる別のトリ−カルボン酸誘導体、式で表わされる
ジアミン及び/又は更に式で表わされるジアミンを該反
応混合物に添加することにより得ることができる。比較
的少儀の式で表わされるジアミンの添加により、改善さ
れた所望の性質のコポリマーを一般に製造できることも
本発明の利点の一つとして挙げられる。
。しかしながらポリマーは、前に定義した式I及びで表
わされるポリアミド−イミド構造単位のプロツク状配列
を所望の割合でそして少なくとも一部分有するホモポリ
マー又はコポリマーであることもできる。この種のホモ
ポリマー又はコポリマーは、例えばまず式で表わされる
ジアミンをわずかに過剰量の式vで表わされる特定のト
リ−カルボン酸誘導体と反応させ、そして次に式vで表
わされる別のトリ−カルボン酸誘導体、式で表わされる
ジアミン及び/又は更に式で表わされるジアミンを該反
応混合物に添加することにより得ることができる。比較
的少儀の式で表わされるジアミンの添加により、改善さ
れた所望の性質のコポリマーを一般に製造できることも
本発明の利点の一つとして挙げられる。
個々のR1及びYは前述と同じ意味を有し、そしてそれ
ぞれ式I及び中の−NH及びNH2基は双方とくペンセ
ル環の同じ位置に、特にo−位、そしてとりわけp−位
に位置するのが好ましい。
ぞれ式I及び中の−NH及びNH2基は双方とくペンセ
ル環の同じ位置に、特にo−位、そしてとりわけp−位
に位置するのが好ましい。
更に好ましくは、本発明のポリアミド−イミドは式Iで
表わされる構造単位のみから成る。しかしながら、式1
で表わされる構造単位5ないし80モル%及びで表わさ
れる構造単位20ないし95モル%からなる前述で定義
したポリマーは特に好ましい。Yが置換したフエノキシ
基を表わすとき、これらの基は、特にニトロ基又は炭素
原子数1又は2のアルキル又はアルコキシ基によつて又
はハロゲン原子特に塩素又はフツ素原子によつて置換さ
れたフエノキシ基、例えば2−、3一又は4−ニトロフ
エノキシ基、2,4一又は3,5−ジニトロフエノキシ
基又は3,5−ジクロロフエノキシ基又はペンタクロロ
フエノキシ、2−メチルフエノキシ又は2−メトキシフ
エノキシ基である。
表わされる構造単位のみから成る。しかしながら、式1
で表わされる構造単位5ないし80モル%及びで表わさ
れる構造単位20ないし95モル%からなる前述で定義
したポリマーは特に好ましい。Yが置換したフエノキシ
基を表わすとき、これらの基は、特にニトロ基又は炭素
原子数1又は2のアルキル又はアルコキシ基によつて又
はハロゲン原子特に塩素又はフツ素原子によつて置換さ
れたフエノキシ基、例えば2−、3一又は4−ニトロフ
エノキシ基、2,4一又は3,5−ジニトロフエノキシ
基又は3,5−ジクロロフエノキシ基又はペンタクロロ
フエノキシ、2−メチルフエノキシ又は2−メトキシフ
エノキシ基である。
アルコキシ基Yは直鎖又は枝分れ鎖でもよい。例えばメ
トキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、
n−ブトキシ、第三−ブトキシ、ヘキシルオキシ、オク
トキシ、デシルオキシ、ドデシルオキシ、テトラデシル
オキシ及びオクタデシルオキシ基が挙げられる。非置換
のフエノキシ基又は炭素原子数1ないし12、特に1な
いし4のアルコキシ基が好ましい。R,で表わされる脂
肪族、芳香一脂肪族、脂環式、炭素環式一芳香族又は複
素環式一芳香族基は、非置換のものでもよく、或いは例
えばハロゲン原子、例えばフツ素、塩素又は臭素原子に
よつて、又は各々炭素原子数1ないし4のアルキル又は
アルコキシ基によつて置換されたものでもよい。
トキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、
n−ブトキシ、第三−ブトキシ、ヘキシルオキシ、オク
トキシ、デシルオキシ、ドデシルオキシ、テトラデシル
オキシ及びオクタデシルオキシ基が挙げられる。非置換
のフエノキシ基又は炭素原子数1ないし12、特に1な
いし4のアルコキシ基が好ましい。R,で表わされる脂
肪族、芳香一脂肪族、脂環式、炭素環式一芳香族又は複
素環式一芳香族基は、非置換のものでもよく、或いは例
えばハロゲン原子、例えばフツ素、塩素又は臭素原子に
よつて、又は各々炭素原子数1ないし4のアルキル又は
アルコキシ基によつて置換されたものでもよい。
脂肪族基R1としては例えば特に炭素原子数2ないし1
2の直鎖又は枝分れ鎖の、ヘテロ原子、例えば0,S又
はN原子によつて中断され得る、アルキレン基が考慮さ
れる。脂環式基R,としては例えば1,3一又は1,4
−シクロヘキシレン基、1,4−ビス−(メチレン)−
シクロヘキサン基父はシクロヘキシルメタン基が挙げら
れ、この際可能な芳香一脂肪族基としては特に1,3−
、1,4一又は2,4−ビス−アルキレンベンゼン基、
4,4′−ビスーアルキレンージフエニル基そして4,
4′−ビスーアルキレンージフエニルエーテル基が挙げ
られる。
2の直鎖又は枝分れ鎖の、ヘテロ原子、例えば0,S又
はN原子によつて中断され得る、アルキレン基が考慮さ
れる。脂環式基R,としては例えば1,3一又は1,4
−シクロヘキシレン基、1,4−ビス−(メチレン)−
シクロヘキサン基父はシクロヘキシルメタン基が挙げら
れ、この際可能な芳香一脂肪族基としては特に1,3−
、1,4一又は2,4−ビス−アルキレンベンゼン基、
4,4′−ビスーアルキレンージフエニル基そして4,
4′−ビスーアルキレンージフエニルエーテル基が挙げ
られる。
R,が炭素環式一芳香族基を表わすとき、このような基
は好ましくは単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基又は
非縮合二環式芳香族基を表わし、そして後者の場合に芳
香核は橋状基を経て互いに結合されている。適当な橋状
基としては例えば次(式中、Qは炭素原子数1ないし6
、好ましくは1ないし4のアルキル基、又はフエニル基
を表わす。
は好ましくは単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基又は
非縮合二環式芳香族基を表わし、そして後者の場合に芳
香核は橋状基を経て互いに結合されている。適当な橋状
基としては例えば次(式中、Qは炭素原子数1ないし6
、好ましくは1ないし4のアルキル基、又はフエニル基
を表わす。
)で表わされる基が挙げられる。R1が複素環式一芳香
族基を表わすとき、このような基は特に0,N及び/又
はSを含む5一員又は6一員環の複素環式一芳香族を表
わす。
族基を表わすとき、このような基は特に0,N及び/又
はSを含む5一員又は6一員環の複素環式一芳香族を表
わす。
有利にはR,は炭素原子数2ないし10の非置換アルキ
レン基、ビス一(メチレン)−シクロヘキサン基又はハ
ロゲン原子又は各々炭素原子1ないし4のアルキル又は
アルコキシ基で置換された又は非置換の単環式又は非縮
合二環式芳香族基を表わす。式1で表わされる構造単位
100モル%から成るポリアミド−イミドが好ましい。
特に好ましいのは、式1で表わされる構造単位5〜80
モル%および式で表わされる構造単位20〜95モル%
から成り、式中、R1が炭素原子数2ないし12の非置
換アルキレン基、しかし特に1,3一又は1,4−フエ
ニレン基、4,4′−ジフエニルエーテル基又は4,4
′−ジメチルメタン基を表わすポリアミド−イミドであ
る。式1で表わされる構造単位5〜50モル%および、
式で表わされる構造単位50〜95モル%からなり、式
中R1は1,3−フエニレン基、4,4′−ジフエニル
エーテル基又は4,4′ジフエニルメタン基を表わすポ
リアミド−イミドが特に好ましい。
レン基、ビス一(メチレン)−シクロヘキサン基又はハ
ロゲン原子又は各々炭素原子1ないし4のアルキル又は
アルコキシ基で置換された又は非置換の単環式又は非縮
合二環式芳香族基を表わす。式1で表わされる構造単位
100モル%から成るポリアミド−イミドが好ましい。
特に好ましいのは、式1で表わされる構造単位5〜80
モル%および式で表わされる構造単位20〜95モル%
から成り、式中、R1が炭素原子数2ないし12の非置
換アルキレン基、しかし特に1,3一又は1,4−フエ
ニレン基、4,4′−ジフエニルエーテル基又は4,4
′−ジメチルメタン基を表わすポリアミド−イミドであ
る。式1で表わされる構造単位5〜50モル%および、
式で表わされる構造単位50〜95モル%からなり、式
中R1は1,3−フエニレン基、4,4′−ジフエニル
エーテル基又は4,4′ジフエニルメタン基を表わすポ
リアミド−イミドが特に好ましい。
上記の好ましいポリマ一において、式1中の一N−およ
びNH基はそれぞれベンゼン核にオルト一位にて、そし
て特にそれぞれベンゼン核にパラ−位にて結合されてい
るのが好ましい。
びNH基はそれぞれベンゼン核にオルト一位にて、そし
て特にそれぞれベンゼン核にパラ−位にて結合されてい
るのが好ましい。
式で表わされるジアミン及び式vで表わされるトリ−カ
ルボン酸誘導体は公知であるか或いはそれら自体公知の
方法により製造できる。
ルボン酸誘導体は公知であるか或いはそれら自体公知の
方法により製造できる。
以下例を挙げる:
式で表わされるジアミン
o−、m−及びp−フエニレンジアミン、ジアミノトル
エン、例えば2,4−ジアミノトルエン、1,4−ジア
ミノ− 2 −メトキシベンゼン、2,5−ジアミノキ
シレン、1,3−ジアミノ−4一クロロベンゼン、4,
4’ジアミノージフエニルメタン、4,4’−ジアミノ
ジフエニル、エーテル、4,4’−ジアミノージフエニ
ル、チオエーテル、4,4’−ジアミノジフエニルスル
ホン、2,2′−ジアミノベンゾフエノン、4,4’−
ジアミノジフエニル尿素及び1,8−又は1,5−ジア
ミノナフタレン;2,6−ジアミノピリジン、1,4一
ピペラジン、2,4−ジアミノピリミジン、2,4−ジ
アミノ−s−トリアジン、ジ一、トリ、テトラ一、ヘキ
サ−、ヘプタ−、オクター及びデカ−メチレンジアミン
、2,2−ジメチル−プロピレンジアミン、2,5−ジ
メチルヘキサメチレンジアミン、4,4−ジメチルヘプ
タメチレンジアミン、3−メチルヘブタメチレンジアミ
ン、3−メトキシヘキサメチルジアミン、2,11−ジ
アミノドデカン、2,2,4−及び2,4,4−トリメ
チルヘキサメチレンジアミン、1,2−ビス−( 3
−アミノプロポキシ)一エタン、N,N’−ジメチルエ
チレンジアミン及びN,N’ −ジメチル−1,6−ジ
アミノヘキサン並びに次式二H,N(CH2)30(C
H2)20(CH2)3NH2及びH2N(CH2)3
S(CH2)3NH2で表わされるジアミン;1,4−
ジアミノシクロヘキサン、1,4−ビス−( 2 −メ
チル−4−アミノペンチル)ーベンゼン及び1,4−ビ
ス−(アミノメチル)ーベンゼン。
エン、例えば2,4−ジアミノトルエン、1,4−ジア
ミノ− 2 −メトキシベンゼン、2,5−ジアミノキ
シレン、1,3−ジアミノ−4一クロロベンゼン、4,
4’ジアミノージフエニルメタン、4,4’−ジアミノ
ジフエニル、エーテル、4,4’−ジアミノージフエニ
ル、チオエーテル、4,4’−ジアミノジフエニルスル
ホン、2,2′−ジアミノベンゾフエノン、4,4’−
ジアミノジフエニル尿素及び1,8−又は1,5−ジア
ミノナフタレン;2,6−ジアミノピリジン、1,4一
ピペラジン、2,4−ジアミノピリミジン、2,4−ジ
アミノ−s−トリアジン、ジ一、トリ、テトラ一、ヘキ
サ−、ヘプタ−、オクター及びデカ−メチレンジアミン
、2,2−ジメチル−プロピレンジアミン、2,5−ジ
メチルヘキサメチレンジアミン、4,4−ジメチルヘプ
タメチレンジアミン、3−メチルヘブタメチレンジアミ
ン、3−メトキシヘキサメチルジアミン、2,11−ジ
アミノドデカン、2,2,4−及び2,4,4−トリメ
チルヘキサメチレンジアミン、1,2−ビス−( 3
−アミノプロポキシ)一エタン、N,N’−ジメチルエ
チレンジアミン及びN,N’ −ジメチル−1,6−ジ
アミノヘキサン並びに次式二H,N(CH2)30(C
H2)20(CH2)3NH2及びH2N(CH2)3
S(CH2)3NH2で表わされるジアミン;1,4−
ジアミノシクロヘキサン、1,4−ビス−( 2 −メ
チル−4−アミノペンチル)ーベンゼン及び1,4−ビ
ス−(アミノメチル)ーベンゼン。
式vで表わされる化合物
トリメリト酸1,2−アンハイドライド−クロライド(
1,3−ジオキソーベンゾ〔C〕オキサラン−5−カル
ボン酸クロライド)、無水トリメリト酸及びトリメリト
酸並びに上記で定義したエステル。
1,3−ジオキソーベンゾ〔C〕オキサラン−5−カル
ボン酸クロライド)、無水トリメリト酸及びトリメリト
酸並びに上記で定義したエステル。
式で表わされる好ましい化合物は炭素原子数2ないし1
2、特に4ないし10、のアルキレンSジアミン及び特
に1,3−又は1,4−フエニレンジアミン、4,4’
ジアミノジフエニルエーテル及び4,4’ジアミノジフ
エニルメタンである。
2、特に4ないし10、のアルキレンSジアミン及び特
に1,3−又は1,4−フエニレンジアミン、4,4’
ジアミノジフエニルエーテル及び4,4’ジアミノジフ
エニルメタンである。
式で表わされる化合物と1又はそれ以上の式vで表わさ
れる化合物及び場合によつては1又はそれ以上の式で表
わされる化合物との重縮合反応はそれ自体知られている
方法により、適当には温度約−50℃ないし+300℃
で行う。反応は溶融体中で又は好ましくは不活性有機溶
媒又は溶媒混合液中で行い得る。溶液中で重縮合反応を
行うのに適する温度は−20℃ないし+50℃である。
適当な有機溶媒の例は下記の通りである:塩素化芳香族
炭化水素、例えばクロロベンゼン及びジクロロベンゼン
、塩素化脂肪族炭化水素、例えば塩化メチレン.、クロ
ロホルム、テトラクロロエタン及びテトラクロロエチレ
ン、脂肪族及び脂環式ケトン、例えばアセトン、メチル
エチルケトン、シクロペンタノン及びシクロヘキサノン
、環式エーテル、例えばテトラヒドロフラン、テトラヒ
ドロピラン及びジオキサン、環式アミド、例えばN−メ
チル−2−ピロリドン、N−アセチル−2−ピロリドン
及びN−メチル−ε一カプロラクタム、酸部に炭素原子
を1ないし3有する脂肪族モノカルボン酸のN,N−ジ
アルキルアミン、例えばN,N−ジメチルホルムアミド
、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルア
セトアミド及びN,N−ジメチルメトキシ−アセトアミ
ド、ヘキサメチルリン酸トリアミド(ヘキサメタポール
)、N,N,N’,N’−テトラメチル尿素、テトラヒ
ドロチオフエン、ジオキシド(スルホラン)及びジアル
キルスルホキシド、例えばジメチルスルホキシド及びジ
エチルスルホキシド。
れる化合物及び場合によつては1又はそれ以上の式で表
わされる化合物との重縮合反応はそれ自体知られている
方法により、適当には温度約−50℃ないし+300℃
で行う。反応は溶融体中で又は好ましくは不活性有機溶
媒又は溶媒混合液中で行い得る。溶液中で重縮合反応を
行うのに適する温度は−20℃ないし+50℃である。
適当な有機溶媒の例は下記の通りである:塩素化芳香族
炭化水素、例えばクロロベンゼン及びジクロロベンゼン
、塩素化脂肪族炭化水素、例えば塩化メチレン.、クロ
ロホルム、テトラクロロエタン及びテトラクロロエチレ
ン、脂肪族及び脂環式ケトン、例えばアセトン、メチル
エチルケトン、シクロペンタノン及びシクロヘキサノン
、環式エーテル、例えばテトラヒドロフラン、テトラヒ
ドロピラン及びジオキサン、環式アミド、例えばN−メ
チル−2−ピロリドン、N−アセチル−2−ピロリドン
及びN−メチル−ε一カプロラクタム、酸部に炭素原子
を1ないし3有する脂肪族モノカルボン酸のN,N−ジ
アルキルアミン、例えばN,N−ジメチルホルムアミド
、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルア
セトアミド及びN,N−ジメチルメトキシ−アセトアミ
ド、ヘキサメチルリン酸トリアミド(ヘキサメタポール
)、N,N,N’,N’−テトラメチル尿素、テトラヒ
ドロチオフエン、ジオキシド(スルホラン)及びジアル
キルスルホキシド、例えばジメチルスルホキシド及びジ
エチルスルホキシド。
溶媒として好ましいものとしては酸部に炭素原子を1な
いし3個有する脂肪族モノカルボン酸のN,N−ジアル
キルアミド、特にN,N−ジメチルアセトアミド並びに
環式アミド、例えばN−メチル− 2 −ピロリドンで
ある。
いし3個有する脂肪族モノカルボン酸のN,N−ジアル
キルアミド、特にN,N−ジメチルアセトアミド並びに
環式アミド、例えばN−メチル− 2 −ピロリドンで
ある。
Yが塩素原子を表わす式Vで表わされる化合物との重縮
合反応中に得られる塩酸は、塩基性物質、例えば水酸化
カルシウム又はトリエチルアミンで中和して、又はエポ
キシド化合物、例えば酸化エチレン又は酸化プロピレン
との反応によつて、及び適当な溶媒で洗い出して除去で
きる。
合反応中に得られる塩酸は、塩基性物質、例えば水酸化
カルシウム又はトリエチルアミンで中和して、又はエポ
キシド化合物、例えば酸化エチレン又は酸化プロピレン
との反応によつて、及び適当な溶媒で洗い出して除去で
きる。
縮合反応は適当には湿気を除いて例えば不活性ガスふん
囲気、例えば窒素ガス中で行う。
囲気、例えば窒素ガス中で行う。
既に初めに述べたように、式で表わされるトリーカルボ
ン酸誘導体と式及び/又はで表わされるジアミンとの反
応は、少なくとも部分的に式1又はで表わされる構造単
位がプロツク一型に分布されたポリマーを製造するため
に、段階的に行うこともできる。
ン酸誘導体と式及び/又はで表わされるジアミンとの反
応は、少なくとも部分的に式1又はで表わされる構造単
位がプロツク一型に分布されたポリマーを製造するため
に、段階的に行うこともできる。
これらの全ての場合に、反応は、更に反応を行うのに適
する末端基、例えばアミノ末端基、酸塩化物基及び/又
は無水物基を有するプレポリマ一を得るために、わずか
の過剰量の一棟又は他の反応剤を使用する、それ自体知
られている方法で行われる。縮合反応後に得られるポリ
アミド−アミド一酸の環化は、化学手段又は加熱による
それ自体知られている方法で行われる。
する末端基、例えばアミノ末端基、酸塩化物基及び/又
は無水物基を有するプレポリマ一を得るために、わずか
の過剰量の一棟又は他の反応剤を使用する、それ自体知
られている方法で行われる。縮合反応後に得られるポリ
アミド−アミド一酸の環化は、化学手段又は加熱による
それ自体知られている方法で行われる。
化学的環化は適当には脱水剤だけで又はこれと第三アミ
ンとの混合物で処理して行われる。
ンとの混合物で処理して行われる。
使用し得る試薬としては例えば無水酢酸、無水プロピオ
ン酸及びシンクロヘキシルカルポジ、イミド又は無水酢
酸及びトリエチルアミンの混合物が挙げられる。加熱に
より環化は約50℃ないし300℃の温度、好ましくは
約150℃ないし250℃の温度に加熱し、そして場合
によつては不活性有機溶媒を添加して行われる。
ン酸及びシンクロヘキシルカルポジ、イミド又は無水酢
酸及びトリエチルアミンの混合物が挙げられる。加熱に
より環化は約50℃ないし300℃の温度、好ましくは
約150℃ないし250℃の温度に加熱し、そして場合
によつては不活性有機溶媒を添加して行われる。
本発明のポリアミド−イミドは、所望ならば常用の添加
剤、例えば顔料、充填剤等を使用して、それ自体知られ
た方法により、非常に多種類の型の造形品、例えばフア
イバ一、フイルム、シート、塗料、フオーム、積層用樹
脂、複合材料、成形粉、プレス製品等の製造用として適
する。
剤、例えば顔料、充填剤等を使用して、それ自体知られ
た方法により、非常に多種類の型の造形品、例えばフア
イバ一、フイルム、シート、塗料、フオーム、積層用樹
脂、複合材料、成形粉、プレス製品等の製造用として適
する。
本発明のポリマーは溶融体から容易に加工することもで
き、そして優れた機械的、電気的及び熱的性質によつて
並びに一般的に有機溶媒、例えばN,N−ジメチルアセ
トアミド、N,N−ジメチルホルムアミド及びN−メチ
ル−2−ピロリドン、への優れた溶解性によつて従来の
ものと区別される。式で表わされる新規ジアミンは、例
えば次式:(式中、 Mは水素原子、アルカリ土類金属またはアルカリ金属陽
イオン、炭素原子数3ないし24、特に3ないし12の
トリアルキル−アンモニウム陽イオン、又は第四アンモ
ニウム陽イオンを表わす。
き、そして優れた機械的、電気的及び熱的性質によつて
並びに一般的に有機溶媒、例えばN,N−ジメチルアセ
トアミド、N,N−ジメチルホルムアミド及びN−メチ
ル−2−ピロリドン、への優れた溶解性によつて従来の
ものと区別される。式で表わされる新規ジアミンは、例
えば次式:(式中、 Mは水素原子、アルカリ土類金属またはアルカリ金属陽
イオン、炭素原子数3ないし24、特に3ないし12の
トリアルキル−アンモニウム陽イオン、又は第四アンモ
ニウム陽イオンを表わす。
)で表わされる化合物を少なくとも1:2のモル比で次
式VI:Nn.. (式中、 Z1はハロゲン原子を表わすか、またはニトロ基がZ1
に対してオルト一位にあるとき、更にニトロ基をも表わ
す。
式VI:Nn.. (式中、 Z1はハロゲン原子を表わすか、またはニトロ基がZ1
に対してオルト一位にあるとき、更にニトロ基をも表わ
す。
)で表わされる化合物と反応させて、次式Vl:(式中
、2個のニトロ基は互いに独立してベンゼン環の0−、
m一又はp一位に位置する。
、2個のニトロ基は互いに独立してベンゼン環の0−、
m一又はp一位に位置する。
)で表わされる化合物を生成し、そして引続き前記式で
表わされる化合物を式で表わされる化合物に変換するこ
とにより製造することができる。
表わされる化合物を式で表わされる化合物に変換するこ
とにより製造することができる。
上記の方法中で式で表わされる2種の異なる化合物の混
合物を使用することもできる。使用できるハロゲン原子
は臭素原子、特に塩素原子及びフツ素原子である。Mが
アルカリ土類金属陽イオン又はアルカリ金属陽イオンを
表わすとき、この陽イオンは例えばBa′Mg,Li,
Na又はK陽イオンである。
合物を使用することもできる。使用できるハロゲン原子
は臭素原子、特に塩素原子及びフツ素原子である。Mが
アルカリ土類金属陽イオン又はアルカリ金属陽イオンを
表わすとき、この陽イオンは例えばBa′Mg,Li,
Na又はK陽イオンである。
適当なトリアルキルアンモニウム陽イオンMは例えばト
リメチル−アンモニウム、トリエチル−アンモニウム、
メチルジエチル−アンモニウム及びトリ−n−オクチル
−アンモニウム陽イオンが挙げられ、一方第四アンモニ
ウム陽イオンは例えばベンジルトリメチルーアンモニウ
ム陽イオン及びテトラメチル−アンモニウム陽イオンで
ある。Mは好ましくは水素原子、Na又はK陽イオンを
表わす。式で表わされる化合物と式vで表わされる化合
物との反応は、水性−有機の又は有機の媒質中で又は溶
融体中で行える。式中のMが水素原子を表わすとき、反
応は水性−有機の又は有機の媒質中で及び場合によつて
は酸結合剤の存在下で有利に行われる。
リメチル−アンモニウム、トリエチル−アンモニウム、
メチルジエチル−アンモニウム及びトリ−n−オクチル
−アンモニウム陽イオンが挙げられ、一方第四アンモニ
ウム陽イオンは例えばベンジルトリメチルーアンモニウ
ム陽イオン及びテトラメチル−アンモニウム陽イオンで
ある。Mは好ましくは水素原子、Na又はK陽イオンを
表わす。式で表わされる化合物と式vで表わされる化合
物との反応は、水性−有機の又は有機の媒質中で又は溶
融体中で行える。式中のMが水素原子を表わすとき、反
応は水性−有機の又は有機の媒質中で及び場合によつて
は酸結合剤の存在下で有利に行われる。
使用できる酸結合剤としては例えば無機及び有機塩基、
例えばアルカリ土類金属水酸化物及び炭酸塩及びアルカ
リ金属水酸化物及び炭酸塩、特にNa又はKの水酸化物
又は炭酸塩、及び第三−アミン、例えばトリエチルアミ
ン、ピリジン又はピリジン塩基が挙げられる。使用され
る不活性有機溶媒は適当には極性中性溶媒、例えばジア
ルキルスルホキシド、例えばジメチルスルホキシド及び
ジエチルスルホキシド、テトラメチレンスルホン又はジ
メチルスルホンである。
例えばアルカリ土類金属水酸化物及び炭酸塩及びアルカ
リ金属水酸化物及び炭酸塩、特にNa又はKの水酸化物
又は炭酸塩、及び第三−アミン、例えばトリエチルアミ
ン、ピリジン又はピリジン塩基が挙げられる。使用され
る不活性有機溶媒は適当には極性中性溶媒、例えばジア
ルキルスルホキシド、例えばジメチルスルホキシド及び
ジエチルスルホキシド、テトラメチレンスルホン又はジ
メチルスルホンである。
Mがアルカリ土類金属陽イオン、アルカリ金属陽イオン
、トリアルキル−アンモニウム陽イオン又は第四アンモ
ニウム陽イオンを表わす式で表わされる化合物は溶融体
中での反応に適する。
、トリアルキル−アンモニウム陽イオン又は第四アンモ
ニウム陽イオンを表わす式で表わされる化合物は溶融体
中での反応に適する。
反応温度は一般に有機又は水性有機媒質中の反応では約
50℃なιル150℃が適し、溶融体中の反応では約1
00℃ないし200℃、好ましくは約130℃ないし1
60℃が適する。Mが水素原子陽イオン又はアルカリ金
属陽イオン、特にナトリウム陽イオン又はカリウム陽イ
オンを表わす式の化合物およびZ1が塩素原子又はフツ
素原子を表わす化合物を使用するのが好ましい。
50℃なιル150℃が適し、溶融体中の反応では約1
00℃ないし200℃、好ましくは約130℃ないし1
60℃が適する。Mが水素原子陽イオン又はアルカリ金
属陽イオン、特にナトリウム陽イオン又はカリウム陽イ
オンを表わす式の化合物およびZ1が塩素原子又はフツ
素原子を表わす化合物を使用するのが好ましい。
式及びで表わされる化合物は化学量論的量で使用するの
が好ましい。
が好ましい。
しかしながら一種又は他の反応剤のわずかな過剰量で反
応を行うこともできる。式で表わされる化合物の還元(
水素化)はそれ自体知られた方法、例えばペンアン(B
echa−Mp)法による酸性媒質中で、場合によつて
は中性塩、例えば硫酸第一鉄、CaCl2又は硫酸水素
ナトリウムの存在下で鉄を用いる方法:HCIの存在下
でスズ又は塩化第一スズを用いる方法;酸性又は中性媒
質中で場合によつては中性塩、例えばCaCl2及びN
H4Clを添加して亜鉛を用いる方法:必要ならラニー
ニツケル触媒を添加してヒドラジン類、例えばヒドラジ
ン水化物及びフエニルヒドラジンを使用する方法、そし
て亜ニチオ酸ナトリウム(Na2S2O4)を使用する
方法によつて行うこともできる。
応を行うこともできる。式で表わされる化合物の還元(
水素化)はそれ自体知られた方法、例えばペンアン(B
echa−Mp)法による酸性媒質中で、場合によつて
は中性塩、例えば硫酸第一鉄、CaCl2又は硫酸水素
ナトリウムの存在下で鉄を用いる方法:HCIの存在下
でスズ又は塩化第一スズを用いる方法;酸性又は中性媒
質中で場合によつては中性塩、例えばCaCl2及びN
H4Clを添加して亜鉛を用いる方法:必要ならラニー
ニツケル触媒を添加してヒドラジン類、例えばヒドラジ
ン水化物及びフエニルヒドラジンを使用する方法、そし
て亜ニチオ酸ナトリウム(Na2S2O4)を使用する
方法によつて行うこともできる。
触媒を用いる還元が好ましい。
触媒としては例えばパラジウム、活性炭上のパラジウム
、プラチナ、白金黒、酸化ブラチナそして特にラニーニ
ツケルが適する。触媒還元は適当な不活性有機溶媒、例
えばジオキサン又はメチルセロソルプ中で行うのが適切
である。式ν□で表わされる化合物もまた新規である。
、プラチナ、白金黒、酸化ブラチナそして特にラニーニ
ツケルが適する。触媒還元は適当な不活性有機溶媒、例
えばジオキサン又はメチルセロソルプ中で行うのが適切
である。式ν□で表わされる化合物もまた新規である。
これらの化合物及び式のジアミンの両者は、反応後に分
離しそして慣用法、例えば水又はジエチルエーテルによ
る洗浄、又は濾過およびメタノール又はエタノールなど
の適当な溶媒からの再結晶、により精製することができ
る。式およびの化合物は白色ないし微黄色の結晶の形体
で得られる。例12,2’−ジヒドロキシービフエニル
37.2g(0.2モル)及びp−ニトロクロロベンゼ
ン63g( 0.4モル)を、スルホン化用フランコ中
のジメチルスルホキシド(DMSO)160ゴ中に溶解
し、そして該溶液を80℃に温める。
離しそして慣用法、例えば水又はジエチルエーテルによ
る洗浄、又は濾過およびメタノール又はエタノールなど
の適当な溶媒からの再結晶、により精製することができ
る。式およびの化合物は白色ないし微黄色の結晶の形体
で得られる。例12,2’−ジヒドロキシービフエニル
37.2g(0.2モル)及びp−ニトロクロロベンゼ
ン63g( 0.4モル)を、スルホン化用フランコ中
のジメチルスルホキシド(DMSO)160ゴ中に溶解
し、そして該溶液を80℃に温める。
次に、水20mι中の85%強度水酸化カリウム26.
4g(0.4モル)の溶液を撹拌しながら滴加し、そし
て続いて更に反応溶液を100ないし110℃で3時間
撹拌する。冷却後、反応溶液を米水中に注ぎそして得ら
れた沈殿物を水で数回洗う。次に得られた粗生成物を7
0℃で高減圧下20時間乾燥し、未変換のニトロクロロ
ベンゼンを乾燥中に昇華させて除く。残渣をエタノール
から2度再結晶する。2,2’−ジ一( p −ニトロ
フエノキシ)ービフエニル12.4g(理論値の159
6)がわずかに黄色がかつた結晶の形で得られる。
4g(0.4モル)の溶液を撹拌しながら滴加し、そし
て続いて更に反応溶液を100ないし110℃で3時間
撹拌する。冷却後、反応溶液を米水中に注ぎそして得ら
れた沈殿物を水で数回洗う。次に得られた粗生成物を7
0℃で高減圧下20時間乾燥し、未変換のニトロクロロ
ベンゼンを乾燥中に昇華させて除く。残渣をエタノール
から2度再結晶する。2,2’−ジ一( p −ニトロ
フエノキシ)ービフエニル12.4g(理論値の159
6)がわずかに黄色がかつた結晶の形で得られる。
融点158℃。C24H,6O6N2(分子量428.
41)の分析計算値 C67.396H3.7296N
6.55%実測値 C67.l%H3.8%N6.4%
上記2,2’−( p−ニトロフエノキシ)−ビフエニ
ル82.5gを40ないし50℃でジオキサン900ゴ
中のラニ一( Raney)ニツケル24gでI 水素
化する。
41)の分析計算値 C67.396H3.7296N
6.55%実測値 C67.l%H3.8%N6.4%
上記2,2’−( p−ニトロフエノキシ)−ビフエニ
ル82.5gを40ないし50℃でジオキサン900ゴ
中のラニ一( Raney)ニツケル24gでI 水素
化する。
触媒を濾別し、溶媒を蒸発した後、2,2’−ジ一(
p −アミノフエノキシ)−ビフエニルの粗生成物70
g(理論値の99%)を得そしてこれをエタノールから
2度再結晶する。再結晶後純粋の2,2’−ジ(p−ア
ミノフエノキシ)−ビフエニル51.6g(理論値の7
3%)がわずかに黄がかつた結晶の形で得られる。
p −アミノフエノキシ)−ビフエニルの粗生成物70
g(理論値の99%)を得そしてこれをエタノールから
2度再結晶する。再結晶後純粋の2,2’−ジ(p−ア
ミノフエノキシ)−ビフエニル51.6g(理論値の7
3%)がわずかに黄がかつた結晶の形で得られる。
融点158℃。例2
2,2′−ジヒドロキシービフエニル74.4g(0.
4モル)を丸底フラスコ中の蒸留水400d中に懸濁し
、次に攪拌しながら20ないし25℃で少しずつ84%
の純度の固形水酸化カリウム53.5g(0.8モノ(
ハ)を添加する。
4モル)を丸底フラスコ中の蒸留水400d中に懸濁し
、次に攪拌しながら20ないし25℃で少しずつ84%
の純度の固形水酸化カリウム53.5g(0.8モノ(
ハ)を添加する。
更に、全ての2,2′−ジヒドロキシービフエニルが溶
解するまで反応混合物を撹拌する。次に回転蒸気器中で
反応溶液を蒸発して乾燥する。p−ニトロクロロベンゼ
ン315g(2モル)を残渣(2,2′−ジヒドロキシ
ービフエニルのニカリウム塩)に添加し、丸底フラスコ
に上昇管を備え、そして撹拌しながら150℃で2時間
反応混合物を加熱する。約100℃に冷却後、得られた
溶融体をクロロホルム21中に注ぐ。得られた溶液を水
で2度抽出し、炭酸カリウムで乾燥し、そして回転蒸発
器で蒸発する。
解するまで反応混合物を撹拌する。次に回転蒸気器中で
反応溶液を蒸発して乾燥する。p−ニトロクロロベンゼ
ン315g(2モル)を残渣(2,2′−ジヒドロキシ
ービフエニルのニカリウム塩)に添加し、丸底フラスコ
に上昇管を備え、そして撹拌しながら150℃で2時間
反応混合物を加熱する。約100℃に冷却後、得られた
溶融体をクロロホルム21中に注ぐ。得られた溶液を水
で2度抽出し、炭酸カリウムで乾燥し、そして回転蒸発
器で蒸発する。
過剰なp−ニトロクロロベンゼンを除くために、残渣を
短時間還流下で温める。次に、反応混合物をF過し、フ
イルタ一上の物質をジエチルエーテルで洗浄し、そして
活性炭で脱色後生成物をエタノールから再結晶する。こ
うして例1の特性及び分析純度の2,2′−ジ一(p−
ニトロフエノキシ)−ビフエニル38.9g(理論値の
23%)を得る。例1に記載したように2,2′−ジ一
(p−アミノフエノキシ)−ビフエニルへの水素化を行
う。
短時間還流下で温める。次に、反応混合物をF過し、フ
イルタ一上の物質をジエチルエーテルで洗浄し、そして
活性炭で脱色後生成物をエタノールから再結晶する。こ
うして例1の特性及び分析純度の2,2′−ジ一(p−
ニトロフエノキシ)−ビフエニル38.9g(理論値の
23%)を得る。例1に記載したように2,2′−ジ一
(p−アミノフエノキシ)−ビフエニルへの水素化を行
う。
例3
例2に記載したと同様の手順によつて、2,2′−ジヒ
ドロキシービフエニル37.2g(0.2モル)を水2
00a中の84%の純度の固形水酸化カリウム26.8
g(0.4モル)を使用して担当する二カリウム塩へ変
換する。
ドロキシービフエニル37.2g(0.2モル)を水2
00a中の84%の純度の固形水酸化カリウム26.8
g(0.4モル)を使用して担当する二カリウム塩へ変
換する。
この塩を例2に記載の方法によりo−クロロニトロベン
ゼン157g(1モル)と溶融体中で反応させる。クロ
ロホルムの除去後に得られる粗生成物はメタノール中に
熱いままで溶解し、溶液は活性炭で脱色し、そして生成
物は結晶する。次に生成物をエタノールからもう一度再
結晶し、そして2,2′−ジ一(0ーニトロフエノキシ
)−ビフエニル20.3g(理論値の24%)が淡黄色
の結晶の形で得られる。融点154℃。2,2′−ジ一
(0−ニトロフエノキシ)−ビフエニル27gを35℃
ないし40℃でジオキサン2701n1中のラニ一、ニ
ツケル3gで水素化する。
ゼン157g(1モル)と溶融体中で反応させる。クロ
ロホルムの除去後に得られる粗生成物はメタノール中に
熱いままで溶解し、溶液は活性炭で脱色し、そして生成
物は結晶する。次に生成物をエタノールからもう一度再
結晶し、そして2,2′−ジ一(0ーニトロフエノキシ
)−ビフエニル20.3g(理論値の24%)が淡黄色
の結晶の形で得られる。融点154℃。2,2′−ジ一
(0−ニトロフエノキシ)−ビフエニル27gを35℃
ないし40℃でジオキサン2701n1中のラニ一、ニ
ツケル3gで水素化する。
触媒を済別し溶媒を蒸発後、粗ジアミン23g(理論値
の99(!))を得そしてこれをエタノールから2度再
結晶する。
の99(!))を得そしてこれをエタノールから2度再
結晶する。
こうして無色の結晶形の2,2′−ジ一(0−アミノフ
エノキシ)−ビフエニル16.2g(理論値の70%)
を得る。融点175℃。実施例 1 2,2′−ジ一(p−アミノフエノキシ)−ビフエニル
3.68g(0.01モル)および4,4′−ジアミノ
ジフエニルメタン7.93g(0.04モル)を窒素ふ
ん囲気下、スルホン化用フラスコ中の無水DMAllO
ml中に溶解し、そして溶液を−20℃に冷却する。
エノキシ)−ビフエニル16.2g(理論値の70%)
を得る。融点175℃。実施例 1 2,2′−ジ一(p−アミノフエノキシ)−ビフエニル
3.68g(0.01モル)および4,4′−ジアミノ
ジフエニルメタン7.93g(0.04モル)を窒素ふ
ん囲気下、スルホン化用フラスコ中の無水DMAllO
ml中に溶解し、そして溶液を−20℃に冷却する。
固形の無水トリメリト酸塩化物を次に撹拌しながら添加
し、反応溶液を−20℃にて15分間そして次に20〜
25℃にて2時間撹拌する。引続き、反応溶液を再び冷
却し、そして次にDMA2Oa中トリエチルアミン10
.22g(0.10モノ(ハ)の溶液を−15℃にて滴
加する。20〜25℃にて2時間攪拌した後、沈殿した
トリエチルアミンヒドロクリドを沢去する。
し、反応溶液を−20℃にて15分間そして次に20〜
25℃にて2時間撹拌する。引続き、反応溶液を再び冷
却し、そして次にDMA2Oa中トリエチルアミン10
.22g(0.10モノ(ハ)の溶液を−15℃にて滴
加する。20〜25℃にて2時間攪拌した後、沈殿した
トリエチルアミンヒドロクリドを沢去する。
無水酢酸607n1を淵液に滴加する。反応混合物を2
0〜25℃にて更に16時間攪拌し、次に水に注ぐ。沈
殿したコポリアミドーイミドを水およびエタノールで洗
浄し、そして200℃/0.1nHgにて24時間乾燥
する。
0〜25℃にて更に16時間攪拌し、次に水に注ぐ。沈
殿したコポリアミドーイミドを水およびエタノールで洗
浄し、そして200℃/0.1nHgにて24時間乾燥
する。
これから黄色粉末の形体のコポリアミドーイミド18.
24gが得られ、これはジメチルアセトアミドに可溶で
ある。圧縮成形法で加工するために、粉末を300こC
に予熱した、標準棒を成形するための圧縮成形用金型に
導入し、この温度で5分間500KP/C−!!1の圧
力下で圧縮成形する。
24gが得られ、これはジメチルアセトアミドに可溶で
ある。圧縮成形法で加工するために、粉末を300こC
に予熱した、標準棒を成形するための圧縮成形用金型に
導入し、この温度で5分間500KP/C−!!1の圧
力下で圧縮成形する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I )で表わされ
る構造単位1ないし100モル%次式II:▲数式、化学
式、表等があります▼(II)で表わされる構造単位0な
いし99モル%(式 I 中、−N−および−NH基は互
いに独立してベンゼン核のo−、m−又はp−位に結合
し、そして式II中、R_1は少なくとも2個の炭素原子
を有する脂肪族基、又は脂環式、芳香−脂肪族、炭素環
式−芳香族又は複素環式−芳香族基を表わす。 )からなるポリアミド−イミド。2 式 I で表わされ
る構造単位100モル%から成る特許請求の範囲第1項
記載のポリアミド−イミド。 3 式 I で表わされる構造単位5〜80モル%および
式IIで表わされる構造単位20〜95モル%から成り、
式II中、R_1が炭素原子数2ないし12の非置換アル
キレン基、および特に1,3−又は1,4−フェニレン
基、4,4′−ジフェニルエーテル基又は4,4′−ジ
メチルメタン基を表わす特許請求の範囲第1項記載のポ
リアミド−イミド。 4 式 I で表わされる構造単位5〜50モル%および
式IIで表わされる構造単位50〜95モル%からなり、
式II中R_1は1,3−フェニレン基、4,4′−ジフ
ェニルエーテル基又は4,4′−ジフェニルメタン基を
表わす特許請求の範囲第1項記載のポリアミド−イミド
。 5 次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I )で表わされ
る構造単位1ないし100モル%及び次式II:▲数式、
化学式、表等があります▼(II)で表わされる構造単位
0ないし99モル%(式 I 中、▲数式、化学式、表等
があります▼および▲数式、化学式、表等があります▼
基は互いに独立してベンゼン核のo−、m−又はp−位
に結合し、そして式II中、R_1は少なくとも2個の炭
素原子を有する脂肪族基、又は脂環式、芳香−脂肪族、
炭素環式−芳香族又は複素環式−芳香族基を表わす。 )らなるポリアミド−イミドの製造方法において、次式
III:▲数式、化学式、表等があります▼(III)(式中
、NH_2基は互いに独立してベンゼン核のo−、m−
又はp−位に位置する)で表わされるジアミン1〜10
0モル%、および次式IV:H_2N−R_1−NH_2
(IV)(式中、R_1は前に定義した通りである)で表
わされるジアミン0〜99モル%を実質的に化学量論的
量の次式V:▲数式、化学式、表等があります▼(V)
(式中、Yは塩素原子、ヒドロキシル基、非置換の又は
置換されたフェノキシ基、又は炭素原子数1ないし18
のアルコキシ基を表わす)で表わされる化合物と縮合反
応させ、そして得られたポリアミド−アミド酸を次いで
ポリアミド−イミドへ環化することを特徴とする、ポリ
アミド−イミドの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
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CH7593/76 | 1976-06-15 | ||
CH759376A CH621768A5 (ja) | 1976-06-15 | 1976-06-15 |
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JPS59113034A JPS59113034A (ja) | 1984-06-29 |
JPS5950692B2 true JPS5950692B2 (ja) | 1984-12-10 |
Family
ID=4327560
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JP57213804A Expired JPS5950690B2 (ja) | 1976-06-05 | 1982-12-06 | ポリアミド、ポリアミド−アミド酸およびポリアミド酸ポリマ−、並びにそれらの製造方法 |
JP58223039A Expired JPS5950691B2 (ja) | 1976-06-15 | 1983-11-26 | ポリイミドおよびその製造方法 |
JP58223038A Expired JPS5950692B2 (ja) | 1976-06-15 | 1983-11-26 | ポリアミド−イミドおよびその製造方法 |
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