JPS59501862A - 液体用ウィンドウバッグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 液体用ウィンドウバッグ 釦１１Ｊ 本発明は、残りの構造体から剥離可能で不透明な少なくとも１層の遮断シートを 含み、好ましくは袋の中味を見ることのできる袋（バッグ）を提供することに関 する。この袋は、良好な強度と、ヒートシールによって実質的に妨げられないで 袋を熱的に消毒できることとにより特徴づけられる。

プラスティック製のパッケージでウィンドウ型構造のものは従来の技術において 知られている。例えば、そのような構造はドイツ連邦共和国公開公報第２５３８ ３５１号に開示されている。幾分類似した構造が米国特許第４，０１５，７７１ 号に示されている。

しかしながら、望ましい強度の強い剥離可能なウィンドウ構造を有する熱消毒さ れた袋を提供するという問題が依然残されている。ある場合には、このような袋 は、１リツトルの液体を収容させて６フイート（約１８３ｃｍ　）の高さから床 に落下させても耐えることができることが望ましい。構造中にウィンドウを現わ せしめる剥離可能な部材を有する上記のごとき袋を提供することが本発明の解決 しようとする問題である。

免艷五Ｉ葡 木発明の主な目的は、パッケージの中味を見ることのできる剥離可能な層を含む 、液体のためのフレキシブルなパッケージを提供することにある。

本発明の別の目的は、剥離可能なシールを損なうことなく熱による消毒をするこ とのできる、液体のためのパッケージを提供することにある。

本発明の更に別の目的は、上記のごとき特質を有し、１リツトルの水のごとき液 体を収容して６フイート　（約　１８３　ｃｒｓ　）の高さからコンクリートの 床の上に落下させても破裂しないで耐えることのできるパッケージを提供するこ とにある。

本発明の更に別の目的は、ここに開示されたものを読むことにより当業者に明ら かとされる。

上記目的は、ポリオレフィンを主体とする内側袋とヒートシールされ剥離可能な ウィンドウ構造部よりなり、該ウィンドウ構造部は不透明で、気体を遮断しく通 常は金属箔の層に支持されるタイプ）、かつ１インチ（２，５４ｃ＋ｅ　）あた り約１０００　ｇ以下の剥離強度で前記ポリオレフィン袋より取り外し可能であ るごときヒートシールされたパウチを構成することにより達成される。

ポリオレフィンは比較的大きい耐衝撃強度を有するために改質されたものが好ま しい。しかし、本発明の主な目的は、適当な処理をすることのできる、すなわち パッケージの中味を消毒するために２５０〜２７５’　Ｆ（約１２１−１３５° Ｃ）の温度で所定時間熱消毒することのできるポリプロピレンフィルムまたは他 のポリオレフィンフィルムを用いることにより達成できる。最も好都合のオレフ ィン高分子フィルムは共重合体、ポリイソブチレン、その他の耐衝撃強度改善ポ リマーのごとき改質されたものであり、これらの複合物質の耐衝撃強度は約１リ ツトルの液体を収容したパッケージを６フイート　（約　１８３　ｃｍ　）の高 さからコンクリートの床の上に落下させたときにも液体の保持ができるところま で改善される。強度及びヒートシール特性の点から特に好ましいフィルムはポリ プロピレン及びポリイソブチレンの配合物である。このような配合物はポリイソ ブチレンを約１０〜６０重量部含んでいるのが好ましい。ポリプロピレンに対し て約３０〜５０重量部のポリイソブチレンが好ましい組成である。

取り外し可能なウィンドウをポリプロピレンフィルムに貼着するヒートシールは 多くの重要な特質を有する。このヒートシールは熱消毒処理に耐えると共ニ、剥 離強度にほとんど影響を与えることなく熱消毒処理がなされなければならない。

Ｎｍ強度への影響は２０％以上影響がないものとする。この適用においては熱消 専渣力は、剥離強度が２５０　〜２７５°Ｆ（１２ｉ〜１３５℃）の消毒温度で ２０％以上影響されないものである。更に剥離強度は用途に応じて１インチ（２ ，５４ｃｍ　）あたり約６００−１８００ｇの範囲内になければならない。

本発明によって作られた袋は■の液体及びその他の医薬品に対して特に有用であ る。

このヒートシールはポリオレフィンまたは改質されたポリオレフィンに改質され たポリオレフィンの無水マレイン酸付加物をヒートシールすることにより独立に 達成される。

透明パネルにヒートシールされる改質されたポリオレフィンを主体とする組成物 は、２５０〜２７０°Ｆ（約１２１〜１３５℃）の熱消毒の後に１インチ（２， ５４ｃｍ　）のヒートシールの幅につき　６００〜１６００ｇの剥離強度を有す るごときものである。ヒートシール自体は通常的０．２５〜０．４インチ（約０ ．８４〜１．０２ｃｍ　）幅である。

発　の　施例の開示 本明細書及び添付図面には、本発明の好ましい実施例並びに想到する種々の木発 明の変形例及び修正例が図示され、記載されているが、これらが全てではなく本 発明の技術思想の範囲内で更に他の変形及び修正を行なうことが可能である。こ こで想到するものは、当業者が本発明及び本発明の原理をより完全に理解しかつ 特定の場合とは独立に未発明を種々の形で変形、実施できるようにするため、這 択されたものである。

第１図は本発明により製造されたパウチの斜視図、第２図は本発明の方法により 製造されたパッケージの概略的な断面図、第３図は第２図の各層を概略的ではあ るがより詳細に示した図、第４図は本発明により製造された別のパウチの斜視図 である。

５ 第１図には、１枚のパネル１４を有し輸血液１２を含む袋ｌＯが示されており、 パネル１４はヒートシールライン　１Ｂに沿って一部剥離されて輸血液１２が見 えるようになっている。

第２図は本発明のパッケージを形成するために有用な典型的なパウチを概略的に 断面で示したものである。このパウチは次の３つの基本パネルより構成されてい る。

一不透明な遮断バックパネル２０ 一透明なフロントパネル２２ 一不透明で剥離可能な遮断パネル２４ 全てのパネル２０．２２．２４はその端部２５に沿ってヒートシールされ、パウ チを形成する。当該技術分野において良く知られているように、どクウチの最終 的封止は、充填後にのみ、図示はしていないが当業者にとっては自明な充填用開 口をヒートシールすることによりなされる。

剥離可能なパネル２４は、例えばＭＹＬＡＲ（商品名）として市販されているタ イプで厚さが０．０００４８インチ（約０．０１２　ｍｍ　）の二軸延伸フィル ム層２６ｔ−含んでいる。この層２６には、モートン　ケミカルズカンパ＝　− （Ｍｏｒｔｏｎ　Ｃｈｅ＋５ｉｃａｌＳＣｏ、　）社製の商品名５０Ｂとして市 販されている接着剤が約１ボンド７１０００平方フイート（約０．４９部ｃｍ２ ）の割合で被覆されている。ポリエステルからなる接着剤被覆層かつ一００１０ イ特麺ｆｆ５９−５０ｉ８Ｇ２　（ａ） ンチ（約０．０２５　ｍｍ　）の厚さのアルミニウムホイル３゜の−面側に接着 されている。アルミニウムホイル３゜の他面側には、ポリプロピレンの改質無水 マレイン酸付加物３２が０．２〜０．８ポンド／１０００平方フイート（約０． １０〜０．３９ｇ／　ｃｍ２）の割合で被覆されている。この付加物は、モート ン　ケミカルズ　カンパニー社により商品名Ｍｏｒｐｔｉｍｅとして市販され、 ポリプロピレン層３４に対して所望の剥離可能なヒートシールを与える。層３４ はパネル２２を構成し、厚さが約０．００４インチ（約０．１０ｍｍ　）であり 、ポリプロピレン（または前述したような公称分子量約８００００〜１４０００ ０のポリイソブチレン配合物）よりなる、エクソン（Ｅｘｘｏｎ　）社により　 Ｖｉｓｔａｎｅｘの商品名で市販されている物質が好適である（公称分子量が約 １０００００〜１２００００である物質が好ましい）。

透明パネル２２に常時ヒートシールされている不透明パネル２０はポリエステル ／アルミニウムホイル／ポリプロピレンのシートより構成され、０．００４イン チ（ｎ　Ｏ，ｌＱｓｍ　）の厚さのポリプロピレン層３８は０．０００フインチ （約０．０１８鵬ｍ）の厚さのアルミニウムホイル４０と接着され、０．０００ ４８インチ（約０．０１２ｍｍ）の厚さのポリエステル層４２は外側層となって いる。

パウチの周囲のヒートシールが行なわれるとき、ポリブロビルンパネル２２はポ リプロピレン３８の層２゜に１インチ（２，５４ｃ＋ｗ　）　（１）　シール幅 ニつき２０００　ｇ以上のシール強度で接着される。なお、バネルハは１インチ （２，５４ｃｍ　）のシール幅につきわずか約８　Ｄｏｉｃの剥離強度でパネル ２２に接着される。従って、パネル２４が輸血液が目に見えるように使用できる ようになっているとき、パネル２４はパッケージから容易にかっ選択的に剥離さ れる。

実際には、第１図に示すようにポリプロピトン２２の外側に表示を印刷できるの が望ましい。なお、この表示はポリエステル４２と対向する高分子フィルム上の ポリエステル４２のごとき他の外側表面上に印刷することができる。

本発明め別の実施例においては、（エクソン社によりＶｉｓｔａｎｅｘＬ　１０ ０という商品名で市販されている）ポリイソブチレン約５０％がバンバリーミキ サ−中でポリプロピレン約５０％と混練されている。フィルムがそこから押出さ れ１層２２．２４のポリプロピレンの代わりに使用される。このようにしても、 優れた剥離性が得られる。また１リツトルのパッケージを６フイート（約１８３ ｃｍ　）の高さからコンクリートの床上に落下させても破裂はおこらない。

本発明の更に別の実施例においては、ポリイソブチレンの配合量が約２０％まで 減少される。このようにすると、ポリイソブチレンが配合されないポリプロピレ ンパッケージよりもかなり大きい落下に対する抵抗を有するようになる。

＠　、４１・図は本発明の改良されたウィンドウ−シールを用いた別のパウチを 示すものである。

本発明の見地によれば、ラップアラウンド（取り囲み〕式の構造とすることによ り第１図及び第２図の実施例における第１及び第２の不透明、の遮断層・を単一 のラミネート層より形成することができる。比較的幅狭のウィンドウ層５２がシ ー）　５０より成る内側袋壁土にシールされる。剥離可能なウィンドウストリッ プ５４は５０％のポリイソブチレンの剥離可能なシールを用いたラミネート層５ ｏの側方周囲５６部に固定される。

この構造をポリプロピレンウィンドウの側方領域に対する直接的なシーリングに より修正することも可能である。しかし、ウィンドウストリップ５４のラミネー ト層５０に対する良好な接着を得るために、ポリプロピレンの薄い被覆層を０． ００４８インチ（約０．１２ｍ＋ｓ　）の厚さのポリエステルラミネート層５ｏ 上に設けることが望ましいと確信される。

上記構造体は参照符号６ｏのところにおいてヒートシールされ、特定の適用に対 して望まれるように、強いポリプロピレン・ヒートシールを生じさせる。

コ（１）適用ニオイーＣｒ不透明遮断層（ｏｐａｑｕｅ　ｂａｒｒｉｅｒｐｌｙ 　）　Ｊという述語は、ポリエステルまたポリプロピレンのごとき少なくとも１ つの高分子被覆層を有する金属箔支持ラミネート層と定義される。

２重ウィンドウを有する容器は、単一の遮断層を、ポリオレフィンウィンドウ層 と該ウィンドウ層に接着される剥離可能な遮断層とから成る容易に剥離可能な２ 重構造に置換えることにより作ることができる。

また、パウチを形成するこれらの層の「周囲」は全ての場合に全パウチアセンブ リの周囲と直接対応するわけではない。多くのケースにおいて、パウチを超えて 前記層が更に延び、パウチをぶら下げたり取り扱ったりすることのできる製品を 提供できることが望ましい。

次の請求の範囲は、以上説明した本発明の包括的及び特定の特徴の全てをカバー し、更に本発明の範囲内に入る全ての記載をもカバーすることが理解される。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、レトルト容器に使用して好適な熱消毒可能でフレキシブルなパウチ、であっ て、第１の不透明な遮断層（ａ）の周囲は透明なウィンドウ層（ｂ）の第１の面 とヒートシールされ、該ウィンドウ層（ｂ）の第２の面の周囲は第２の不透明な 遮断層（Ｃ）とヒートシールされ、層（ａ）と層（ｂ）の間のシールの最小シー ル強度が１インチ（２，５４ｃｍ　）につき約２０００　ｇであり、層（ｂ）と 層（Ｃ）の間のシールの最大剥離強度が１インチ（２，５４ｃｍ　）につき約１ ｅｏｏ　ｇであることを特徴とするパウチ。 ２、層（ａ）と層（ｂ）の間のシール強度が層（ｂ）と層（ｃ）の間の剥離強度 の少なくとも３倍であり、かつ該剥離強度が１インチ（２，５４ｃｍ　）あたり ｅｏｏ〜ｔｓｏｏｇ３、層（１＋）　と層（ｃ）の間のヒートシールが、層（ｃ ）上に被覆されたポリプロピレンの改質された無水マレイン酩付加物に層（ｂ） をヒートシールすることによりなされることを特徴とする請求の範囲第１頃に記 載のパウチ。 ４、層（ｂ）がポリプロピレンとポリインブチレンとの配合物より成ることを特 徴とする請求の範囲第１項〜第３項のうちのいずれか一項に記載のパウチ。 ５、層（ｂ）と層（ｃ）のヒートシールが、層（ｃ）上に被覆されたポリプロピ レンの改質された無水マレイン酸付加物に層（ｂ）をヒートシールすることによ りなされることを特徴とする請求の範囲第２項に記載のパウチ。 ６、層（ｂ）と（Ｃ）の間のヒートシールが、層（ｂ）としてのポリプロピレン とポリイソブチレンとの配合物と（Ｃ）上に被覆されたポリプロピレンの改質さ れた無水マレイン酸付加物との間に形成されることを特徴とする請求の範囲第２ 項に記載□のパウチ。 ７、前記ポリイソブチＬ／７が約１００，０００−１２０，０００の公称分子量 を有することを特徴とする請求の範囲第６項に記載のパウチ。 ８、前記透明なウィンドウ層構造部上に表示を有することを特徴とする特許請求 の範囲第１項または第２項または第６項に記載のパウチ。 ８、液体を包装するために好適な熱消毒可働でフレキシブルなパウチであって、 該パウチが。 （ａ）ポリプロピレンの内ｍ層と、 （ｂ）不透明遮断層としてのアルミニウムホイルと、（ｃ）２軸延伸ポリエステ ルシートと、から成るラミネートより形成され、ポリプロピレンのストリップか 該ラミネートの両側端部に接着されてチューブ状のパッケージを形成し、アルミ ニウムホイルのストリップが前記両側端部近傍の当該パウチに剥離可能にシール されることを特徴とするパウチ。