JP3813258B2 - 包装袋 - Google Patents
包装袋 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3813258B2 JP3813258B2 JP25775196A JP25775196A JP3813258B2 JP 3813258 B2 JP3813258 B2 JP 3813258B2 JP 25775196 A JP25775196 A JP 25775196A JP 25775196 A JP25775196 A JP 25775196A JP 3813258 B2 JP3813258 B2 JP 3813258B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- packaging bag
- resin
- adhesive
- occlusion device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、微量有効成分を含有する医薬品、化粧品、食品等の内容物を収容する包装袋に関し、さらに詳しくは、該包装袋を開封してのち、内容物を使い切るまでの間、内容物を保護するためのリクローズ機能を有する咬合具付きの包装袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、微量有効成分を含有する医薬品、化粧品、食品等の内容物は、各種プラスチックフィルムの積層体、もしくは、これに紙やアルミニウム箔を適宜用いた積層体などで、必要周縁部をヒートシールするなどした包装袋などで保護されている。
【0003】
また、一般に利用されているこれらの包装袋などの材料は、通常、内容物と接する層が、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、アイオノマー、エチレンーアクリル酸メチル共重合体、エチレンーアクリル酸共重合体、エチレンーメタクリル酸共重合体等のコポリマー樹脂、あるいは、これらを公知の技術でフィルム化したシートで形成されている。
【0004】
しかし、内容物と接する層が、前項記載の樹脂、或いは、該樹脂のシートで形成されていると、内容物に含有されている微量有効成分が、該樹脂、或いは、該樹脂のシートに経時的に吸着されてしまい、使用時に必要とされる微量有効成分の量が減少してしまい、効能が低下するといった問題がある。
【0005】
そのために、内容物の有効使用期間に対応して、該有効使用期間中に吸着されて減少するであろう微量有効成分の量を、予め余分に含有させておく必要があり、それに係わるコストアップと該有効使用期間の期間幅に起因する微量有効成分量の経時的吸着による減少が、内容物の品質を不安定にしているといった問題も内包している。
【0006】
また、上記の包装袋には、密封された該包装袋を一旦開封してのち内容物を使い切るまでの間、内容物を保護するためのリクローズ機能を備えたものもある。たとえば、内容物と接する層に用いる樹脂、或いは、該樹脂のシートで形成されたものと相容性のある樹脂で作製された咬合具を熱接着することにより、また、包装袋に添付された粘着シートを用いることによりリクローズ機能をもたせている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、包装袋を開封してのち、内容物を使い切るまでの間、内容物を保護するためのリクローズ機能を有する咬合具付きの包装袋において、前記内容物と接する層が、前記内容物に含有される微量有効成分を吸着することがない材料を用いた包装袋を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、上記のような問題点を解決すべく種々研究を重ねた結果、メントール、リモネン、サリチル酸メチル、インドメタシン、モルヒネ等の微量有効成分を含有する医薬品、化粧品、食品等の内容物と接する層が、アルミニウム箔、または、アルミニウム、酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機物の蒸着層で形成されている場合は、該微量有効成分が吸着されないことを発見して、本発明を完成させたものである。
【0009】
すなわち、前記包装袋の内容物と直に接する層に咬合具を熱接着することにより、内容物を使い切るまでの間、内容物を保護するためのリクローズ機能を有する包装袋において、上記のアルミニウム箔、または、アルミニウム、酸化珪素、酸化アルミニウム等の内容物と直に接する無機物の蒸着層面の熱接着部形成領域にのみ熱接着性樹脂層をパターン形成して後に、該熱接着部形成領域をヒートシールしてなる包装袋が内容物に含有されている微量有効成分を吸着しない包装袋として有効に機能することを発見して、本発明を完成させたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
上記の本発明について、図面等を用いて以下に更に詳しく説明する。
まず、上記の本発明において、メントール、リモネン、サリチル酸メチル、インドメタシン、モルヒネ等の微量有効成分を含有する医薬品、化粧品、食品等の内容物と接する層がアルミニウム箔の場合は、通常市販されている軟質性のものであれば本発明の目的に叶うが、コストと加工性を考慮すると7〜15μmの範囲のものが適している。
【0011】
一方、アルミニウム、酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機物の蒸着層を形成する基材としては、紙や各種のプラスチックフィルムを用いることができるが、たとえば、一般に用いられている物理蒸着法は、蒸着時の温度が高温であること、また、安定した均質な蒸着層を得るということからすると、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムや2軸延伸ポリアミドフィルムが適している。また、化学蒸着法を用いことで、2軸延伸ポリプロピレンフィルム等の熱変化の大きいプラスチックフィルムも利用できる。
【0012】
また、蒸着層の厚みは、アルミニウム箔が本発明の微量有効成分を含有している内容物と接する層に適していることから考えると、蒸着層は厚い方が適しているが、蒸着層の厚みをアップすることによるコストアップと本発明の効果の関係から、蒸着層の厚みは200〜800Å、特に400〜600Åとすることが好ましい。
【0013】
次に、微量有効成分を含有した医薬品、化粧品、食品等の内容物と接する層が、アルミニウム箔やアルミニウム、酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機物の蒸着層で形成されており、この構成では封緘機能がないため、本発明を生かした封緘機能とする必要から、微量有効成分を含有した内容物と接する層のアルミニウム箔面、または、アルミニウム、酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機物の蒸着層面の熱接着部形成領域に熱接着性樹脂層を設け、該熱接着性樹脂層をヒートシールすることにより密封された良好な包装袋を得ることできる。
【0014】
前項記載の熱接着性樹脂層に用いる熱接着性樹脂としては、たとえば、ウレタン系樹脂、塩化ビニルー酢酸ビニル共重合体系樹脂、アクリル系樹脂、変成ポリオレフィン等の一種ないしそれ以上のビヒクルに所望の添加剤を任意に加えて充分に混練りしてなる樹脂組成物を用いて、グラビア印刷法で印刷することで該熱接着性樹脂層を形成することができる。該熱接着性樹脂層の印刷パターンとしては、たとえば、格子縞が用いられて、格子の部分に該熱接着性樹脂層が形成されていることにより、包装袋とした時に、必要な矩形状の熱接着部形成領域が縦横に多数並べられた状態となる。該熱接着性樹脂層の厚みは、ドライ時において2〜10g/m2 の範囲が好ましい。また、該樹脂組成物は、必要に応じて所望の顔料を加えて、着色することもできる。
【0015】
次に、包装袋を一旦開封してのち、内容物を使い切るまでの間、内容物を保護するためのリクローズ機能を付与する咬合具は、包装袋の開封部の一辺に平行に、かつ、開封部の内側に対向配置された凸状係止片、および、凹状係止片を具備した咬合具であって、該咬合具が包装袋の最内層と直接に、または、包装袋の最内層と接着層を介して熱接着されている。
【0016】
咬合具の材質としては、一般的に、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、または、アイオノマー、エチレンーメタクリル酸共重合体、エチレンーアクリル酸共重合体、エチレンーアクリル酸メチル共重合体等のコポリマー樹脂が用いられている。
【0017】
しかし、本発明の包装袋は、内容物と接する層がアルミニウム箔、または、アルミニウム、酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機物の蒸着層で形成されており、アルミニウム箔面、または、アルミニウム、酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機物の蒸着層面に咬合具を熱接着させるためには、咬合具の材質を選定すること、および、咬合具とアルミニウム箔面、または、無機物の蒸着層面の間に接着層を適宜に設けることで目的を達成することができる。
【0018】
すなわち、アルミニウム箔面、または、無機物の蒸着層面に直接熱接着させることができる咬合具の材質としては、アイオノマー、エチレンーメタクリル酸共重合体、エチレンーアクリル酸共重合体、エチレンーアクリル酸メチル共重合体等のコポリマー樹脂が適しており、これらの樹脂を用いることで、所定の咬合具形成位置に直接熱接着させることで、咬合具付き包装袋を作製できる。
【0019】
また、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂を咬合具の材質として用いる場合は、上記のアルミニウム箔面、または、無機物の蒸着層面に、たとえば、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、アイオノマー、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体等の変成ポリオレフィン系、或いは、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系、アクリル系、ウレタン系、ポリエステル系等の樹脂の一種ないしそれ以上のビヒクルに所望の添加剤を任意に加えて充分に混練りしてなる樹脂組成物を用いて、グラビア印刷法で所定の咬合具形成位置に接着層として印刷し、その後に該接着層面にポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂の咬合具を熱接着させることで、咬合具付き包装袋を作製できる。
【0020】
また、上記の樹脂組成物を用いて形成する接着層は、一層であっても複数の層であっても良く、要するにアルミニウム箔面、または、無機物の蒸着層面と咬合具に用いる樹脂が接着層を介して熱接着できれば良い。接着層の一層の塗布量は、ドライ時で2〜10g/m2 が好ましい。
【0021】
また、上記のアルミニウム箔面、または、無機物の蒸着層面に直接熱接着させることができるアイオノマー、エチレンーメタクリル酸共重合体、エチレンーアクリル酸共重合体、エチレンーアクリル酸メチル共重合体等のコポリマー樹脂製の咬合具を用いる場合であっても、必要に応じて上記接着層を設けても良い。
【0022】
一方、本発明の包装袋の形態としては、三方シールタイプ、四方シールタイプ、スタンディングパウチ、ピロータイプ、ガセットタイプ等を任意に選ぶことができ、特に限定されるものでないことは言うまでもない。
【0023】
まず、本発明にかかる包装袋は、図1に示すように、アルミニウム箔1の一面に、直接に熱接着部形成領域に熱接着性樹脂層2が形成されており、該熱接着性樹脂層2でヒートシールされた包装袋であり、内容物と接する面はアルミニウム箔1面のみである。また、該包装袋の開封部の一辺に平行に、かつ、開封部の内側に対向配置された凸状係止片3、および、凹状係止片4を具備した咬合具5がアルミニウム箔1の熱接着性樹脂層2と同じ面に形成されているものである。図中の6はアルミニウム箔の他の一面に積層された表面層である。
【0024】
また、本発明にかかる包装袋は、図2に示すように、アルミニウム、酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機物の蒸着層7bを備えたプラスチックフィルム7aからなる無機物の蒸着プラスチックフィルム7のアルミニウム、酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機物の蒸着層7b面に、直接に熱接着部形成領域に熱接着性樹脂層2が形成されており、該熱接着性樹脂層2でヒートシールされた包装袋であり、内容物と接する面は無機物の蒸着層7b面のみである。また、該包装袋の開封部の一辺に平行に、かつ、開封部の内側に対向配置された凸状係止片3、および、凹状係止片4を具備した咬合具5が無機物の蒸着プラスチックフィルム7のアルミニウム、酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機物の蒸着層7b面に接着層8、9を介して形成されているものである。図中の6は無機物の蒸着プラスチックフィルム7のプラスチックフィルム層7a面に積層された表面層である。
【0025】
さらに、図中の6の表面層は特に制限されないが、たとえば、紙、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、2軸延伸ポリアミドフィルム、2軸延伸ポリプロピレンフィルム、あるいは、これらフィルムに蒸着を施した蒸着フィルム、また、アルミニウム箔等の一種ないしそれ以上を任意に積層した構成とすることができる。また、この表面層6には、適宜に印刷層を設けることも自由である。
【0026】
【実施例】
上記の本発明について、以下に実施例をあげて、更に詳しく説明する。
実施例1
52.3g/m2 の上質紙の一面と7μmのアルミニウム箔の艶面を高圧法低密度ポリエチレンにて15μmの厚さで押し出しラミネーションを行って積層体を作製し、次に該積層体のアルミニウム箔の艶消し面にウレタン系の熱接着性樹脂層をグラビア印刷法を用いて、包装袋にした時に袋内寸が130mm×180mm、袋外寸が140mm×190mmとなるように袋周側縁に5mm幅で形成し、この積層物を用いてシール機により包装袋の開封部となる一辺に平行に、かつ、開封部となる内側に対向配置された凸状係止片、および、凹状係止片を具備したエチレンーメタクリル酸共重体製の咬合具をアルミニウム箔の艶消し面に直接熱接着させると同時に熱接着性樹脂層同志をヒートシールして、本発明の一辺が未シールである四方シールの包装袋を作製した。なお、熱接着性樹脂層のドライ時のコート量は5g/m2 であった。
実施例2
12μmの酸化珪素蒸着2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(蒸着層:400Å)の非蒸着層面にオフラインでアンカーコートを施しておき、次に12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムの一面にアンカーコートを行った後に、両方のフィルムのアンカーコート層面同志を対向させて、その間に高圧法低密度ポリエチレンを15μmの厚さで押し出しラミネーションを行い積層体を作製した。次に、該積層体の酸化珪素蒸着層面の熱接着部形成領域(包装袋にした時に袋内寸が130mm×180mm、袋外寸が140mm×190mmとなるように袋周側縁に5mm幅で形成)、及び、咬合具形成位置に塩素化ポリプロピレン系の樹脂組成物で熱接着性樹脂層、および、第1層の接着層をグラビア印刷法を用いて形成し、さらに、咬合具形成位置のみに塩素化ポリエチレン系の樹脂組成物で上記と同じ方法で第2の接着層を形成した。この積層物を用いてシール機により包装袋の開封部となる一辺に平行に、かつ、開封部となる内側に対向配置された凸状係止片、および、凹状係止片を具備したポリエチレン製の咬合具を上記第2の接着層に熱接着させると同時に熱接着性樹脂層同志をヒートシールして、本発明の一辺が未シールである四方シールの包装袋を作製した。なお、熱接着性樹脂層のドライ時のコート量は5g/m2 であり、第1、第2の接着層はそれぞれ3g/m2 であった。
実施例3
酸化珪素蒸着層の厚みが200Å、600Å、800Åの3種類の12μmの酸化珪素蒸着2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを用いた以外は、実施例2と同じ方法で作製して、本発明の包装袋を得た。
比較例1
79g/m2 のコート紙の一面と7μmのアルミニウム箔の艶面を高圧法低密度ポリエチレンを15μmの厚さで押し出しラミネーションを行って積層体を作製し、次に該積層体のアルミニウム箔の艶消し面全面にエチレンーメタクリル酸共重合体を20μmの厚さで押し出しラミネーションを行い、次に、この積層物を用いてシール機により包装袋の開封部となる一辺に平行に、かつ、開封部となる内側に対向配置された凸状係止片、および、凹状係止片を具備したポリエチレン製の咬合具をエチレンーメタクリル酸共重合体面の咬合具形成位置に熱接着させると同時に熱接着部形成領域をヒートシールして、包装袋にした時に袋内寸が130mm×180mm、袋外寸が140mm×190mmとなるように、一辺が未シールである四方シールの包装袋を作製した。
【0027】
実施例1、2、3及び、比較例1の四方シールの包装袋を用いて、微量有効成分のLーメントールを含んだ製剤23gをそれぞれに充填した後、開口部(未シールの一辺)をヒートシールによって封緘し、密封包装したサンプル袋を得た。これらの密封包装したサンプル袋を37℃の雰囲気中に60日間放置した後に開封し、製剤中に含有されているLーメントールの初期濃度の保持率をガスクロマトグラフィーで定量し、その結果を表1にまとめて示した。また、咬合具と包装袋の最内層面との接着強度を測定し、表2にまとめて示した。
【0028】
【表1】
表1からも明らかなように、本発明の包装袋は、従来の包装袋に比べて、製剤中のLーメントールの経時的減少の極めて少ない優れた結果が認められた。酸化珪素の蒸着層の膜厚は、400Å以上であれば、優れた結果が得られているが、コスト対効果を考慮すれば、600Å以下で充分に良好である。
【0029】
【表2】
表2からも明らかなように、本発明の包装袋は、従来の包装袋に比べて、咬合具と包装袋の最内層面との接着強度は、遜色のない強度を示しており、実用上全く問題なく使用できる。
【0030】
【発明の効果】
本発明の包装袋は、微量有効成分を含有した内容物と接する層にアルミニウム箔、あるいは、アルミニウム、酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機物の蒸着層を用いることで、上記表1の結果からも明らかなように、従来から用いられているエチレンーメタクリル酸共重合体等に比べて、微量有効成分の吸着による経時的減少を、ほぼ完璧に抑えることができる。
その結果、内容物の有効使用期間に対応して、該有効使用期間中に吸着されて減少するであろう微量有効成分の量を、予め余分に含有しておく必要もなく、それに係わるコストアップも防止でき、内容物の品質安定性も向上する。また、本発明の包装袋は、最内層のアルミニウム箔面、あるいは、アルミニウム、酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機物の蒸着層面にリクローズ機能を有する咬合具を従来の包装袋同様に形成することができ、一旦開封後内容物を使い切るまでの間、内容物を十分に保護できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる包装袋の層構成の一例を示す断面図である。
【図2】本発明にかかる包装袋の層構成の一例を示す断面図である。
【図3】本発明にかかる包装袋の実施例2の層構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 アルミニウム箔
2 熱接着性樹脂層
3 凸状係止片
4 凹状係止片
5 咬合具
6 表面層
7 無機物の蒸着プラスチック
7a プラスチックフィルム
7b 無機物の蒸着層
8 第1層の接着層
8’ 第1層の接着層であって、2と同じ樹脂を使った接着層
9 第2層の接着層
Claims (6)
- 内容物と直に接する層が無機物層であり、前記無機物層の熱接着部形成領域にのみ熱接着性樹脂層がパターン形成されることにより設けられた積層体を使用して、前記熱接着性樹脂層が設けられた前記熱接着部形成領域にて熱接着して形成された包装袋であって、前記包装袋に設けられた開封部の内側に前記開封部に平行に合成樹脂製の開閉可能な咬合具が取り付けられていることを特徴とする咬合具付き包装袋。
- 前記無機物層がアルミニウム箔、または、アルミニウム、酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機物の蒸着層にて構成されていることを特徴とする請求項1に記載する咬合具付き包装袋。
- 前記包装袋の前記無機物層面に直接熱接着により取り付ける前記咬合具が、アイオノマー、エチレンーメタクリル酸共重合体等のエチレンコポリマー樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載する咬合具付き包装袋。
- 前記咬合具が前記包装袋の前記無機物層面に接着層を介して熱接着により取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載する咬合具付き包装袋。
- 前記熱接着性樹脂層と前記接着層が、変成ポリオレフィン系樹脂からなることを特徴とする請求項4に記載する咬合具付き包装袋。
- 前記内容物がメントール、リモネン、サリチル酸メチル、インドメタシン、モルヒネ等の微量有効成分を含有している医薬品、化粧品、食品等であることを特徴とする請求項1〜5に記載する咬合具付き包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25775196A JP3813258B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25775196A JP3813258B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 包装袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1080973A JPH1080973A (ja) | 1998-03-31 |
JP3813258B2 true JP3813258B2 (ja) | 2006-08-23 |
Family
ID=17310601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25775196A Expired - Fee Related JP3813258B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3813258B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017155906A1 (en) | 2016-03-08 | 2017-09-14 | Living Proof, Inc. | Long lasting cosmetic compositions |
JP7244494B2 (ja) | 2017-09-13 | 2023-03-22 | リビング プルーフ インコーポレイテッド | 色保護剤組成物 |
AU2018333932B2 (en) | 2017-09-13 | 2024-05-02 | Living Proof, Inc. | Long lasting cosmetic compositions |
JP7214730B2 (ja) | 2017-11-20 | 2023-01-30 | リビング プルーフ インコーポレイテッド | 長期持続性の化粧品性能を達成するための特性 |
EP3784711A1 (en) | 2018-04-27 | 2021-03-03 | Living Proof, Inc. | Long lasting cosmetic compositions |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP25775196A patent/JP3813258B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1080973A (ja) | 1998-03-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11400682B2 (en) | Hygroscopic packaging container | |
TW201425041A (zh) | 易開封性包裝體用之積層薄膜及易開封性包裝體 | |
JP3813258B2 (ja) | 包装袋 | |
JP3853416B2 (ja) | レトルトパウチ | |
JP3836164B2 (ja) | バリヤー性包装材料およびその製造方法 | |
JP6716928B2 (ja) | 包装材、包装袋、及び包装体 | |
JP4054431B2 (ja) | 非吸着性包装材および非吸着性包装袋 | |
JPH04361038A (ja) | 包装用複合フイルム | |
WO2019239871A1 (ja) | ブリスターパック用蓋材 | |
JPS5811694Y2 (ja) | 密閉蓋 | |
JPS6341166Y2 (ja) | ||
JPH1045176A (ja) | 非吸着材料 | |
JP3813278B2 (ja) | 包装袋 | |
JP2000006324A (ja) | 積層体 | |
JP4170416B2 (ja) | 包装袋 | |
JPH10194302A (ja) | 包装袋 | |
JP2537393Y2 (ja) | 易開封性の包装体 | |
JP2019104518A (ja) | 包装袋 | |
JP4411646B2 (ja) | 積層包装材料 | |
JP3923579B2 (ja) | 包装袋 | |
JP2002127334A (ja) | 易剥離性積層体およびその製造方法 | |
JP2003072773A (ja) | 易開封性の包装用袋および包装体 | |
JPH0939987A (ja) | ジッパー付き包装袋 | |
JP2540478Y2 (ja) | イージピール包装材 | |
JP2956121B2 (ja) | 複合包装材料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050801 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050809 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060111 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060210 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20060322 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060530 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060531 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090609 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |