JPS5948556B2 - 半導体接合分離スイッチングデバイス - Google Patents
半導体接合分離スイッチングデバイスInfo
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- JPS5948556B2 JPS5948556B2 JP52144641A JP14464177A JPS5948556B2 JP S5948556 B2 JPS5948556 B2 JP S5948556B2 JP 52144641 A JP52144641 A JP 52144641A JP 14464177 A JP14464177 A JP 14464177A JP S5948556 B2 JPS5948556 B2 JP S5948556B2
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Links
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Classifications
-
- H01L27/1027—
-
- H01L29/167—
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/51—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
- H03K17/56—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
- H03K17/72—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices having more than two PN junctions; having more than three electrodes; having more than one electrode connected to the same conductivity region
- H03K17/735—Switching arrangements with several input- or output-terminals, e.g. multiplexers, distributors
Landscapes
- Thyristors (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
- Element Separation (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半導体装置に係る。
この装置はともに第1の伝導形を有するバルク及び上部
部分から成る半導体材料と、半導体材料のバルク及び上
部部分内に含まれる第1の領域と第1の領域は上部部分
の一部を完全に分離するように、半導体材料を完全に貫
いて延びる部分を有する。半導体材料の分離された上部
部分は第2の領域を規定する。第1の領域と同じ伝導形
を有し、第2の領域の一部に含まれる第3の領域、第2
の領域と同じ伝導形を有し、第3の領域の一部分に含ま
れる第4の領域と、第1の領域は、十分な縦方向の厚さ
を有し、第1の領域中に自然に生ずる再結合中心が十分
な数存在し、第2の領域からそこに入つた多数キヤリア
が再結合し、基板中へのそのようなキヤリアの漏れが比
較的低く保たれるような不純物濃度を含むように設計さ
れる。低インピーダンス’’導電性’’状態(’’オン
’’状態)と高インピーダンスプロツキング状態(’’
オフ”状態、゛’非導通”状態)を特徴とするシリコン
制御整流器(SCRs)のアレイは、電話スイツチング
システム中の機械式リレーに置き代る可能性のあること
が示唆されてきた。
部分から成る半導体材料と、半導体材料のバルク及び上
部部分内に含まれる第1の領域と第1の領域は上部部分
の一部を完全に分離するように、半導体材料を完全に貫
いて延びる部分を有する。半導体材料の分離された上部
部分は第2の領域を規定する。第1の領域と同じ伝導形
を有し、第2の領域の一部に含まれる第3の領域、第2
の領域と同じ伝導形を有し、第3の領域の一部分に含ま
れる第4の領域と、第1の領域は、十分な縦方向の厚さ
を有し、第1の領域中に自然に生ずる再結合中心が十分
な数存在し、第2の領域からそこに入つた多数キヤリア
が再結合し、基板中へのそのようなキヤリアの漏れが比
較的低く保たれるような不純物濃度を含むように設計さ
れる。低インピーダンス’’導電性’’状態(’’オン
’’状態)と高インピーダンスプロツキング状態(’’
オフ”状態、゛’非導通”状態)を特徴とするシリコン
制御整流器(SCRs)のアレイは、電話スイツチング
システム中の機械式リレーに置き代る可能性のあること
が示唆されてきた。
p形シリコン基板中に作製されたPNPN構造はSCR
として動作させることができる。米国特許第3,786
,425号には、半導体基板中の4個の交互に伝導形が
変る領域から成るPNPN半導体構造が示されている。
として動作させることができる。米国特許第3,786
,425号には、半導体基板中の4個の交互に伝導形が
変る領域から成るPNPN半導体構造が示されている。
この構造の問題の1つは、基板中への漏れがあまりにも
高く、大きな電話スイツチングシステムでは使用できな
いことである。英国特許第1,427,261号は半導
体基板中に含まれる5個の交互に伝導形の変る領域を有
する半導体交差点スイツチ構造について記載している。
高く、大きな電話スイツチングシステムでは使用できな
いことである。英国特許第1,427,261号は半導
体基板中に含まれる5個の交互に伝導形の変る領域を有
する半導体交差点スイツチ構造について記載している。
この構造は先の技術による構造の漏れの多くの問題を解
決したが、ここに述べられている構造は余分な半導体領
域を必要とし、そのため製造工程は複雑になり、構造の
物理的な寸法は増加する。半導体基板中に交互に伝導形
が異なる4つの領域を含み、基板中への漏れ電流が比較
的少い半導体交差点構造が望ましい。先の問題は上に述
べた型の半導体素子に係る本発明により解決される。
決したが、ここに述べられている構造は余分な半導体領
域を必要とし、そのため製造工程は複雑になり、構造の
物理的な寸法は増加する。半導体基板中に交互に伝導形
が異なる4つの領域を含み、基板中への漏れ電流が比較
的少い半導体交差点構造が望ましい。先の問題は上に述
べた型の半導体素子に係る本発明により解決される。
本発明による半導体装置は第1の領域に第2の領域から
導入されたキヤリアの再結合を容易にするため、その中
に自然に発生するものより多くの再結合中心を加え、半
導体材料のバルク部分中への漏れ電流を著しく減するよ
うにすることを特徴とする。第1図を参照すると、n゛
形領域14を有するp形シリコン基板12から成る本発
明による半導体スイツチング構造10の断面図が透視的
に示されている。
導入されたキヤリアの再結合を容易にするため、その中
に自然に発生するものより多くの再結合中心を加え、半
導体材料のバルク部分中への漏れ電流を著しく減するよ
うにすることを特徴とする。第1図を参照すると、n゛
形領域14を有するp形シリコン基板12から成る本発
明による半導体スイツチング構造10の断面図が透視的
に示されている。
領域14は2工程を用いて作られる。第1にn形不純物
がイオン注入され、次に基板12中に拡散されn″′領
域が形成される。次に、基板12の上にp形エピタキシ
ヤル領域16を成長する。次に、n形不純物がp形エピ
タキシヤル領域16上に、選択的に蒸着され続いて領域
16を貫通するよう拡散させ、n゛形領域14により囲
まれた分離されたp形領域18を残す。領域14は領域
18の4方及び底部を完全に囲む。第2のn形領域20
が、領域18の一部分にイオン注入される。n’″形領
域24が領域20の一部分にイオン注入される。典型的
には500ないし2000オングストロームの厚さの金
層が基板12の裏面に形成され、次に第2のp形領域2
2が領域20の一部上に被着されその内部に拡散される
。基板12は次に、典型的な場合1100ないし115
0℃の高温中に置かれ、次に室温まで急激に冷却される
。これは金スパイク工程として知られ、構造10の全て
の領域において、先にシリコン原子が占めていた結晶位
置の中に、金原子を置く働きをする。次に、電極26,
28及び30が領域14,24及び22にそれぞれ作ら
れる。典型的な場合、領域14,18,20,22の厚
さは、それぞれ6−20ミクロン、3−9ミクロン、1
−2ミクロン及びl−3ミクロンである。
がイオン注入され、次に基板12中に拡散されn″′領
域が形成される。次に、基板12の上にp形エピタキシ
ヤル領域16を成長する。次に、n形不純物がp形エピ
タキシヤル領域16上に、選択的に蒸着され続いて領域
16を貫通するよう拡散させ、n゛形領域14により囲
まれた分離されたp形領域18を残す。領域14は領域
18の4方及び底部を完全に囲む。第2のn形領域20
が、領域18の一部分にイオン注入される。n’″形領
域24が領域20の一部分にイオン注入される。典型的
には500ないし2000オングストロームの厚さの金
層が基板12の裏面に形成され、次に第2のp形領域2
2が領域20の一部上に被着されその内部に拡散される
。基板12は次に、典型的な場合1100ないし115
0℃の高温中に置かれ、次に室温まで急激に冷却される
。これは金スパイク工程として知られ、構造10の全て
の領域において、先にシリコン原子が占めていた結晶位
置の中に、金原子を置く働きをする。次に、電極26,
28及び30が領域14,24及び22にそれぞれ作ら
れる。典型的な場合、領域14,18,20,22の厚
さは、それぞれ6−20ミクロン、3−9ミクロン、1
−2ミクロン及びl−3ミクロンである。
領域14は入つてくるキヤリアが再結合する十分な時間
をもち、基板12中へのキヤリアの漏れを比較的少なく
するような十分な厚さをもち、高濃度にドープされるこ
とが望ましい。また領域18はその中に存在するキヤリ
アが再結合する十分な時間をもち、それによつて領域1
8から領域14を経て、漏れとして基板12中に移動す
るキヤリアの数を制限するよう十分厚いことが望ましい
。上に述べた金ドーピングは、n゛形領域は金原子を集
める親和力をもつため、n”領域14中の位置を占める
金原子の数を多くする。領域14中の金原子は、領域1
4中に自然に発生する再結合中心より、再結合中心とし
てはるかに有効に働く。著しく有効な再結合中心をつけ
加えることにより、領域14中でのキヤリアの再結合速
度は増.し、それによつて、基板中への漏れは著しく減
少する。いずれの領域にも金のドーピングをせず、10
3A/d程度の比較的高い電流密度を用いると、基板中
への漏れ電流は領域12,14,18中の不1純物ドー
ピングレベルから予想される値より、はるかに多い。
をもち、基板12中へのキヤリアの漏れを比較的少なく
するような十分な厚さをもち、高濃度にドープされるこ
とが望ましい。また領域18はその中に存在するキヤリ
アが再結合する十分な時間をもち、それによつて領域1
8から領域14を経て、漏れとして基板12中に移動す
るキヤリアの数を制限するよう十分厚いことが望ましい
。上に述べた金ドーピングは、n゛形領域は金原子を集
める親和力をもつため、n”領域14中の位置を占める
金原子の数を多くする。領域14中の金原子は、領域1
4中に自然に発生する再結合中心より、再結合中心とし
てはるかに有効に働く。著しく有効な再結合中心をつけ
加えることにより、領域14中でのキヤリアの再結合速
度は増.し、それによつて、基板中への漏れは著しく減
少する。いずれの領域にも金のドーピングをせず、10
3A/d程度の比較的高い電流密度を用いると、基板中
への漏れ電流は領域12,14,18中の不1純物ドー
ピングレベルから予想される値より、はるかに多い。
領域18中の高電流密度により、領域18中に導電率変
調として知られる効果によつて同数の正孔及び電子を発
生するキヤリアのプラズマが生ずる。領域18中におい
て、電子数を上まわる余分の正孔の数は、その不純物濃
度の関数のままである。しかし、一度この電荷のプラズ
マがn+形領域14に到達すると、プラズマの正孔は領
域14を越えて拡散し、領域14と基板12の間の接合
に到達し、基板12により漏れとして,集められる。プ
ラズマの電子は領域14によりはね返され、領域26中
に移動する傾向がある。領域18の金ドーピングは高電
流により導入されたキヤリアのプラズマが、領域18中
で再結合し、それによりこのプラズマを著しく減少させ
る原因になると確信される。従つて、領域14を経て基
板12中に漏れとして拡散できるキヤリアの数は著しく
減少する。両領域14及び18の金ドーピングは従つて
基板12中への漏れを著しく減少させる。第2図を参照
すると、第1図に示された半導体スイッチング構造10
の電気的等価回路が示されている。
調として知られる効果によつて同数の正孔及び電子を発
生するキヤリアのプラズマが生ずる。領域18中におい
て、電子数を上まわる余分の正孔の数は、その不純物濃
度の関数のままである。しかし、一度この電荷のプラズ
マがn+形領域14に到達すると、プラズマの正孔は領
域14を越えて拡散し、領域14と基板12の間の接合
に到達し、基板12により漏れとして,集められる。プ
ラズマの電子は領域14によりはね返され、領域26中
に移動する傾向がある。領域18の金ドーピングは高電
流により導入されたキヤリアのプラズマが、領域18中
で再結合し、それによりこのプラズマを著しく減少させ
る原因になると確信される。従つて、領域14を経て基
板12中に漏れとして拡散できるキヤリアの数は著しく
減少する。両領域14及び18の金ドーピングは従つて
基板12中への漏れを著しく減少させる。第2図を参照
すると、第1図に示された半導体スイッチング構造10
の電気的等価回路が示されている。
この回路はp−n−pトランジスタTlO.n−p−n
トランジスタTl2及び寄生トランジスタTl4(破線
で示されており、半導体基板がコレクタとして働く。)
電極端子26がトランジスタTl2のエミツタ及びトラ
ンジスタTl4のベースに接続されている。電極端子2
8はTlOのベースとTl2のコレクタに接続されてい
る。電極端子30はトランジスタTlOのエミツタに接
続されている。トランジスタTlOのコレクタ、Tl2
のベース及びトランジスタTl4のエミツタはすべて接
続点32に接続されている。第1図のスイツチ10は端
子26,28,30がそれぞれカソード、ゲートおよび
アノード端子として働くSCRとして機能する。
トランジスタTl2及び寄生トランジスタTl4(破線
で示されており、半導体基板がコレクタとして働く。)
電極端子26がトランジスタTl2のエミツタ及びトラ
ンジスタTl4のベースに接続されている。電極端子2
8はTlOのベースとTl2のコレクタに接続されてい
る。電極端子30はトランジスタTlOのエミツタに接
続されている。トランジスタTlOのコレクタ、Tl2
のベース及びトランジスタTl4のエミツタはすべて接
続点32に接続されている。第1図のスイツチ10は端
子26,28,30がそれぞれカソード、ゲートおよび
アノード端子として働くSCRとして機能する。
破線で示された抵抗RlOは端子28と30の間に接続
でき、ゲートトリガ電流の制御がより良く行えるように
する。このゲートトリガ電流において、スイツチ10は
阻止状態から導電状態にスイツチし、それを導電状態に
保つためスイツチ10を経て流さねばならない最小電流
をより良く制御する。端子26又は30に印加される信
号の基板12中への漏れは、電話スイツチ装置の動作を
劣化させる。
でき、ゲートトリガ電流の制御がより良く行えるように
する。このゲートトリガ電流において、スイツチ10は
阻止状態から導電状態にスイツチし、それを導電状態に
保つためスイツチ10を経て流さねばならない最小電流
をより良く制御する。端子26又は30に印加される信
号の基板12中への漏れは、電話スイツチ装置の動作を
劣化させる。
(トランジスタTl2のベース、トランジスタTlO
のコレクタ及びトランジスタTl4のエミツタとして働
く)領域18及び(トランジスタTl2のエミツタ及び
トランジスタTl4のベースとして働く)領域14に金
をドーピングし、領域14及び18の厚さを適当に選ぶ
ことは、基板中への漏れを著しく制限する働きをする。
次に第3図を参照すると、交差点スイツチ102の行及
び列のXY軸アレイから成る集積回路伝送スイツチ網1
00が示されている。
のコレクタ及びトランジスタTl4のエミツタとして働
く)領域18及び(トランジスタTl2のエミツタ及び
トランジスタTl4のベースとして働く)領域14に金
をドーピングし、領域14及び18の厚さを適当に選ぶ
ことは、基板中への漏れを著しく制限する働きをする。
次に第3図を参照すると、交差点スイツチ102の行及
び列のXY軸アレイから成る集積回路伝送スイツチ網1
00が示されている。
アレイはスイツチ102がそれらの交差点において、X
1からXnまでの複数の選択導電体と、XlaからXn
aまでの複数のゲート導電体を、y1から頴までの複数
の選択導電体に接続するように設計される。X1−Xn
の導電体の各々は、それらに接続された入力/出力端子
X1−XNのうちの分離された1個を有する。Xla−
Xnaの導電体の各々はそれらに接続されたゲート端子
XlA−XNAのうちの分離された1個を有する。y1
−狸の導電体の各々は、それらに接続された入力/出力
端子のうちの分離された1個を有する。スイツチ102
導電体x1−Xn,xla−Xna,yl−Ynのすべ
ては、典型的な場合単一のシリコン半導体基板上に作製
される。すべてのスイツチ102は同一であるから、1
個だけが詳細に示されている。
1からXnまでの複数の選択導電体と、XlaからXn
aまでの複数のゲート導電体を、y1から頴までの複数
の選択導電体に接続するように設計される。X1−Xn
の導電体の各々は、それらに接続された入力/出力端子
X1−XNのうちの分離された1個を有する。Xla−
Xnaの導電体の各々はそれらに接続されたゲート端子
XlA−XNAのうちの分離された1個を有する。y1
−狸の導電体の各々は、それらに接続された入力/出力
端子のうちの分離された1個を有する。スイツチ102
導電体x1−Xn,xla−Xna,yl−Ynのすべ
ては、典型的な場合単一のシリコン半導体基板上に作製
される。すべてのスイツチ102は同一であるから、1
個だけが詳細に示されている。
各スイツチ102はp−n−pトランジスタTlOO、
n−p−nトランジスタTlO2、ダイオードDlOO
、抵抗RlOO及び寄生トランジスタTlO4(破線ノ
で示されている。基板がトランジスタTlO4のコレク
タとして働く)から成る。トランジスタTlOOのエミ
ッタ、抵抗RlOOの第1端子及びスイツチ102のあ
る与えられた列の各スイツチ102のアノード端子は、
スイツチ102のその列に付随したYn導電体に、とも
に結合されている。スイツチのある与えられた行のすべ
てのスイツチ102の各DIOOのカソードはゲート端
子Gとスイツチ102のその行に付随したXma導電体
に結合されている。スイツチ102のある与.’えられ
た行の各トランジスタTlO2のエミツタは、カソード
端子Cとスイツチ102のその行に付随したXm導電体
に結合されている。抵抗RlOOの第2の端子はダイオ
ードDIOOのアノード、トランジスタTIOOのベー
ス、トランジス1夕TlO2のコレクタ、トランジスタ
TlO4のエミツタ及び節110に結合されている。ト
ランジスタTIOOのコレクタ、トランジスタTIO2
のベースはともに接続点112に接続されている。 ”
各交差点スイツチ102はシリコン制御整流器SCRと
して働き、これは低い遮断容量と、その阻止状態及び導
電状態の間の大きなインピーダンス比を有する。
n−p−nトランジスタTlO2、ダイオードDlOO
、抵抗RlOO及び寄生トランジスタTlO4(破線ノ
で示されている。基板がトランジスタTlO4のコレク
タとして働く)から成る。トランジスタTlOOのエミ
ッタ、抵抗RlOOの第1端子及びスイツチ102のあ
る与えられた列の各スイツチ102のアノード端子は、
スイツチ102のその列に付随したYn導電体に、とも
に結合されている。スイツチのある与えられた行のすべ
てのスイツチ102の各DIOOのカソードはゲート端
子Gとスイツチ102のその行に付随したXma導電体
に結合されている。スイツチ102のある与.’えられ
た行の各トランジスタTlO2のエミツタは、カソード
端子Cとスイツチ102のその行に付随したXm導電体
に結合されている。抵抗RlOOの第2の端子はダイオ
ードDIOOのアノード、トランジスタTIOOのベー
ス、トランジス1夕TlO2のコレクタ、トランジスタ
TlO4のエミツタ及び節110に結合されている。ト
ランジスタTIOOのコレクタ、トランジスタTIO2
のベースはともに接続点112に接続されている。 ”
各交差点スイツチ102はシリコン制御整流器SCRと
して働き、これは低い遮断容量と、その阻止状態及び導
電状態の間の大きなインピーダンス比を有する。
任意の選択されたYn導電体は選択された導電体の交差
点に配置された交差点スイリツチ102を、導電状態に
することにより、任意の選択されたXn行導電体に電気
的に接続することができる。スイツチ102は端子G及
びCにより小さな正電圧を印加するとともに、端子Aに
適当な正電圧をl−面口することにより、導電状態にな
・ると仮定する。これによりダイオードDIOOを通る
伝導が起り、選択されたスイツチ102のトランジスタ
TIOOのエミツターベース接合を順方向バイアスにし
、従つてそれを通つて伝導が可能となり、トランジスタ
TIOOのベースの電位をトランジスタTlO2のエミ
ツターベース接合が順方向バイアスになるようにセツト
する。これにより、トランジスタTlO2を通る伝導が
可能となる。従つて、選択されたスイツチ102の端子
A及びC間に伝導路ができる。端子AとCの間に、一度
伝導路ができると、端子GはダイオードDIOOを通る
電流が停止するような電位に増加する。もし、スイツチ
102を通る伝導が止ると、そこを通る低インピーダン
ス電導路は、高インピーダンス路になる。各スイツチ1
02はこのようにその低インピーダンス電導状態と高イ
ンピーダンス阻止状態の間のインピーダンス比が大きな
シリコン制御整流器として働く。XN,XNA及びYN
端子に結合された(図示されていない)選択回路は、所
望のXNとYN端子を接続するスイツチ102を選択す
るために用いられる。
点に配置された交差点スイリツチ102を、導電状態に
することにより、任意の選択されたXn行導電体に電気
的に接続することができる。スイツチ102は端子G及
びCにより小さな正電圧を印加するとともに、端子Aに
適当な正電圧をl−面口することにより、導電状態にな
・ると仮定する。これによりダイオードDIOOを通る
伝導が起り、選択されたスイツチ102のトランジスタ
TIOOのエミツターベース接合を順方向バイアスにし
、従つてそれを通つて伝導が可能となり、トランジスタ
TIOOのベースの電位をトランジスタTlO2のエミ
ツターベース接合が順方向バイアスになるようにセツト
する。これにより、トランジスタTlO2を通る伝導が
可能となる。従つて、選択されたスイツチ102の端子
A及びC間に伝導路ができる。端子AとCの間に、一度
伝導路ができると、端子GはダイオードDIOOを通る
電流が停止するような電位に増加する。もし、スイツチ
102を通る伝導が止ると、そこを通る低インピーダン
ス電導路は、高インピーダンス路になる。各スイツチ1
02はこのようにその低インピーダンス電導状態と高イ
ンピーダンス阻止状態の間のインピーダンス比が大きな
シリコン制御整流器として働く。XN,XNA及びYN
端子に結合された(図示されていない)選択回路は、所
望のXNとYN端子を接続するスイツチ102を選択す
るために用いられる。
XN,XNA及びYN端子に結合された(図示されてい
ない)DC電源は、各スイツチ102の状態を制御しか
つ維持するために使用される。所望のXN及びYN端子
が電気的に接続された後、AC又は電話音声信号がDC
電流に重畳できる。
ない)DC電源は、各スイツチ102の状態を制御しか
つ維持するために使用される。所望のXN及びYN端子
が電気的に接続された後、AC又は電話音声信号がDC
電流に重畳できる。
これにより選択されたXNとYN端子の間に両方向性の
伝導路が生ずる。端子C又は接続点110から寄生トラ
ンジスタTlO4を経て、基板中に入る信号電流の漏れ
は、AC又は音声信号を劣化させる。
伝導路が生ずる。端子C又は接続点110から寄生トラ
ンジスタTlO4を経て、基板中に入る信号電流の漏れ
は、AC又は音声信号を劣化させる。
大きな固体電子電話スイツチ系においては、基板中への
音声信号の漏れは、典型的な場合10“分の1以下に保
たねばならない。第4図に示され以下で詳細に述べる交
差点スイツチ102の半導体構造は、この低い漏れ信号
の必要性を実現する。ここで第4図を参照すると、第3
図の交差点スイツチ102のアレイの一部分の好ましい
半導体構造の断面が透視図で示されている。
音声信号の漏れは、典型的な場合10“分の1以下に保
たねばならない。第4図に示され以下で詳細に述べる交
差点スイツチ102の半導体構造は、この低い漏れ信号
の必要性を実現する。ここで第4図を参照すると、第3
図の交差点スイツチ102のアレイの一部分の好ましい
半導体構造の断面が透視図で示されている。
半導体構造120はp形シリコン基板122から成り、
その上に交差点スイツチ102のp−n−P,n−p−
N,pn及び抵抗素子が、周知の拡散及びイオン注入法
により、接合分離された半導体材料の領域として形成さ
れている。半導体構造120は一対のn’″形縦方向領
域124及び126から成る。
その上に交差点スイツチ102のp−n−P,n−p−
N,pn及び抵抗素子が、周知の拡散及びイオン注入法
により、接合分離された半導体材料の領域として形成さ
れている。半導体構造120は一対のn’″形縦方向領
域124及び126から成る。
領域124及び126は2プロセスを用いて作製される
。第1に両方にイオン注入され、次に基板122中に拡
散され更に続いて基板122上にp形エピタキシヤル領
域128を成長させる。次にn形不純物がp形エピタキ
シーヤル領域128上に、選択的に蒸着され、次に領域
128を貫通するように拡散され、それぞれn”形層1
24及び126により囲まれたp形材料の分離された領
域130及び132とともに、最初のNf形拡散部分を
埋め込み領域として残す。124及び126,n″′形
領域は、それぞれp形領域130及び132の4方及び
底面を完゜全に囲む。
。第1に両方にイオン注入され、次に基板122中に拡
散され更に続いて基板122上にp形エピタキシヤル領
域128を成長させる。次にn形不純物がp形エピタキ
シーヤル領域128上に、選択的に蒸着され、次に領域
128を貫通するように拡散され、それぞれn”形層1
24及び126により囲まれたp形材料の分離された領
域130及び132とともに、最初のNf形拡散部分を
埋め込み領域として残す。124及び126,n″′形
領域は、それぞれp形領域130及び132の4方及び
底面を完゜全に囲む。
第2のp形領域134及び136が、それぞれp形領域
130及び132中に、イオン注入される。n゛形領域
138はn形領域134の一部分の内に拡散され、領域
134に低抵抗のオーム性電極が形成できるようにする
。n゛形領域140及び142はn形領域136内に拡
散され、抵抗として働くn形領域136の両端に、低抵
抗オーム性電極が形成できるようにする。次に、典型的
には500−2000オングストロームの厚さの金層(
図示されていない)が基板122の裏面に形成され、次
にゲ形領域144がn形領域134の一部に拡散される
。分離されたp+形領域146及び148が図示されて
いるように、それぞれp形領域130及び132中に拡
散され、それぞれp形領域130及び132の反転を制
限する。p+形領域150,152及び154が領域1
28中の領域124及び126の両側に拡散され、これ
らp形領域の反転を防止する。SlO2の層が基板12
2のプレーナ表面に成長され、次に標準の方法を用いて
適当な電極用窓がSlO2中に開けられ、電気的接触が
形成される半導体構造120の部分が露出される。典型
的にはSl3N4である不活性化層(図示されていない
。
130及び132中に、イオン注入される。n゛形領域
138はn形領域134の一部分の内に拡散され、領域
134に低抵抗のオーム性電極が形成できるようにする
。n゛形領域140及び142はn形領域136内に拡
散され、抵抗として働くn形領域136の両端に、低抵
抗オーム性電極が形成できるようにする。次に、典型的
には500−2000オングストロームの厚さの金層(
図示されていない)が基板122の裏面に形成され、次
にゲ形領域144がn形領域134の一部に拡散される
。分離されたp+形領域146及び148が図示されて
いるように、それぞれp形領域130及び132中に拡
散され、それぞれp形領域130及び132の反転を制
限する。p+形領域150,152及び154が領域1
28中の領域124及び126の両側に拡散され、これ
らp形領域の反転を防止する。SlO2の層が基板12
2のプレーナ表面に成長され、次に標準の方法を用いて
適当な電極用窓がSlO2中に開けられ、電気的接触が
形成される半導体構造120の部分が露出される。典型
的にはSl3N4である不活性化層(図示されていない
。
)が、次に典型的な場合1000−2000オングスト
ロームの厚さに基板全体に形成される。SlO2層14
4中の最初の電極窓が再び開けられ、基板は窒素雰囲気
の典型的には110ト一1150℃の高温中に40−6
0秒置かれ、次に室温まで急冷される。これは金スパイ
ク工程として知られる。これは金原子を構造120の半
導体部分のすべての5領域の結晶位置に置く働きをする
。このように置かれた金原子は半導体材料中に存在する
自然に発生した再結合中心より、キヤリアの再結合をは
るかに効果的に行わせる再結合中心として働く。次に、
n+領域138、p+領域148及びが領域142の結
合及びn+領域140とp+領域144の結合を含む金
属部作成が行われる。縦方向のn+領域124はスイツ
チ102のC端子として働き、かつ第3図に示されるア
レイ100の低インピーダンスXn導電体の一つとして
.働く。
ロームの厚さに基板全体に形成される。SlO2層14
4中の最初の電極窓が再び開けられ、基板は窒素雰囲気
の典型的には110ト一1150℃の高温中に40−6
0秒置かれ、次に室温まで急冷される。これは金スパイ
ク工程として知られる。これは金原子を構造120の半
導体部分のすべての5領域の結晶位置に置く働きをする
。このように置かれた金原子は半導体材料中に存在する
自然に発生した再結合中心より、キヤリアの再結合をは
るかに効果的に行わせる再結合中心として働く。次に、
n+領域138、p+領域148及びが領域142の結
合及びn+領域140とp+領域144の結合を含む金
属部作成が行われる。縦方向のn+領域124はスイツ
チ102のC端子として働き、かつ第3図に示されるア
レイ100の低インピーダンスXn導電体の一つとして
.働く。
縦方向のn+領域126はスイツチ102のG端子とし
て働き、かつ第3図に示されたアレイ100の低インピ
ーダンスXma導電体の一つとして働く。金属接続領域
140及び144は第3のアレイ100の交差点Yn導
電体の一つとし・て、またスイツチ102のA端子とし
て働く。典型的な場合、領域124,130,134及
び144の厚さはそれぞれ6−20ミクロン、3−9ミ
クロン、1−2ミクロン及び1−3ミクロンである。領
域124はその中に入つてくるキヤリアに再結合するの
に十分な時間を与えるため、比較的厚くしその領域12
4はまた再結合を容易にし、領域124から基板122
中へのキヤリアの漏れを比較的小さくするよう比較的多
数の自然に発生した再結合中心が存在するように、高濃
度にドープされることが望ましい。従つて、領域124
は典型的には1019/Cm3と無理なく可能な限り高
濃度にドープされる。また、領域130はその中に入つ
て来るキヤリアの一部に再結合するのに十分な時間を与
え、それによつて領域130から領域124を経て基板
]22中へ漏れとして移動するキヤリアを制限するよう
適度に厚いことが望ましい。
て働き、かつ第3図に示されたアレイ100の低インピ
ーダンスXma導電体の一つとして働く。金属接続領域
140及び144は第3のアレイ100の交差点Yn導
電体の一つとし・て、またスイツチ102のA端子とし
て働く。典型的な場合、領域124,130,134及
び144の厚さはそれぞれ6−20ミクロン、3−9ミ
クロン、1−2ミクロン及び1−3ミクロンである。領
域124はその中に入つてくるキヤリアに再結合するの
に十分な時間を与えるため、比較的厚くしその領域12
4はまた再結合を容易にし、領域124から基板122
中へのキヤリアの漏れを比較的小さくするよう比較的多
数の自然に発生した再結合中心が存在するように、高濃
度にドープされることが望ましい。従つて、領域124
は典型的には1019/Cm3と無理なく可能な限り高
濃度にドープされる。また、領域130はその中に入つ
て来るキヤリアの一部に再結合するのに十分な時間を与
え、それによつて領域130から領域124を経て基板
]22中へ漏れとして移動するキヤリアを制限するよう
適度に厚いことが望ましい。
上に述べた金ドーピング工程は、ギ領域が金原子を集め
る親和力を持つため、多数の金原子に領域124内の位
置をとらせる。
る親和力を持つため、多数の金原子に領域124内の位
置をとらせる。
領域124中の金原子は領域124中に自然に発生する
再結合中心より、著しく有効な再結合中心である。これ
らの追加された著しく効果的な再結合中心は、領域13
0から領域124中に導入されたキヤリアの再結合を著
しく増加させ、基板中への漏れを更に著しく減らす。比
較的高い電流密度(〜103A/Cm2)を用い、いず
れの領域にも金ドーピングをしない場合、基板中への漏
れ電流は、領域134,]30及び]24中に使用され
た不純物ドーピング濃度に対し期待される値より高いこ
とが見出されている。
再結合中心より、著しく有効な再結合中心である。これ
らの追加された著しく効果的な再結合中心は、領域13
0から領域124中に導入されたキヤリアの再結合を著
しく増加させ、基板中への漏れを更に著しく減らす。比
較的高い電流密度(〜103A/Cm2)を用い、いず
れの領域にも金ドーピングをしない場合、基板中への漏
れ電流は、領域134,]30及び]24中に使用され
た不純物ドーピング濃度に対し期待される値より高いこ
とが見出されている。
領域130中の高電流密度は導電率変調として知られる
効果により、p形領域130中に発生する同数の正孔及
び電子のキヤリアのプラズマを生じさせると信じられて
いる。領域130中の電子数を越える正味の過剰の正孔
数はその不純物濃度の関数のはずである。しかし、この
電荷のプラズマが忙領域124に一度到達すると、プラ
ズマの正孔は領域124を越えて拡散し、領域124と
基板122の間の接合に到達し、基板122により漏れ
として集められる。電子はn+領域124によりはね返
される傾向があり、領域136中に急速に移動すること
が多い。領域130の金ドーピングは高電流密度により
導入されたキヤリアのプラズマを、領域130中で再結
合させ、それによつてこのプラズマを著しく減らすと信
じられている。
効果により、p形領域130中に発生する同数の正孔及
び電子のキヤリアのプラズマを生じさせると信じられて
いる。領域130中の電子数を越える正味の過剰の正孔
数はその不純物濃度の関数のはずである。しかし、この
電荷のプラズマが忙領域124に一度到達すると、プラ
ズマの正孔は領域124を越えて拡散し、領域124と
基板122の間の接合に到達し、基板122により漏れ
として集められる。電子はn+領域124によりはね返
される傾向があり、領域136中に急速に移動すること
が多い。領域130の金ドーピングは高電流密度により
導入されたキヤリアのプラズマを、領域130中で再結
合させ、それによつてこのプラズマを著しく減らすと信
じられている。
従つて、領域124を経て漏れとして基板中に拡散でき
るキヤリアの数は、著しく減らされる。領域124及び
130両方の金ドーピングは、このように基板122中
への漏れを極めて減少させる。32の交差点スイツチ1
02の4×8アレイは、本質的には第3図に示されてい
るが、第4図に示されるような構造120を用いて、単
一のシリコン集積回路チツプ上に製作されてきた。
るキヤリアの数は、著しく減らされる。領域124及び
130両方の金ドーピングは、このように基板122中
への漏れを極めて減少させる。32の交差点スイツチ1
02の4×8アレイは、本質的には第3図に示されてい
るが、第4図に示されるような構造120を用いて、単
一のシリコン集積回路チツプ上に製作されてきた。
半導体チツプは約79平方ミルで、18ピンデユアルー
インーラインパツケージに入れられる。交差点スイ.ツ
チ102のアノード及びカソード間の導電状態の等価な
抵抗は、10mAの電流で、典型的な場合10オームで
ある。交差点スイツチ102が阻止状態にある時、端子
A及びC間の容量は、典型的な場合1pFで、入力イン
ピーダンスは典型的な場合109オームである。導電性
の交差点スイツチ102を通るDC電流は、典型的な場
合5mAである。交差点スイツチ102のC又はA端子
に印加される電話音声信号は、典型的な場合±3mAで
ある。10mAの電流を用いた時、基板中への漏れ電流
は、10nA以下である。
インーラインパツケージに入れられる。交差点スイ.ツ
チ102のアノード及びカソード間の導電状態の等価な
抵抗は、10mAの電流で、典型的な場合10オームで
ある。交差点スイツチ102が阻止状態にある時、端子
A及びC間の容量は、典型的な場合1pFで、入力イン
ピーダンスは典型的な場合109オームである。導電性
の交差点スイツチ102を通るDC電流は、典型的な場
合5mAである。交差点スイツチ102のC又はA端子
に印加される電話音声信号は、典型的な場合±3mAで
ある。10mAの電流を用いた時、基板中への漏れ電流
は、10nA以下である。
抵抗RIOOは典型的には1300オームの抵抗値を有
する。以上は本発明の視点の単なる例について考察して
きたにすぎない。
する。以上は本発明の視点の単なる例について考察して
きたにすぎない。
本発明は諸種の改良が可能であり、たとえば、p形基板
の代りにn形基板を使うことができる。従つて、すべて
の領域の伝導形は逆になり、動作に必要な電力源の電位
も逆になる。更に、金原子の代りに白金原子を置換する
こともできる。また、基板の一部を歪ませるため、領域
に放射線を照射することにより、半導体領域中に再結合
中心をつけ加えることもできる。更に、拡散で形成する
と述べた領域を形成するのに、イオン注入を用いること
もでき、その逆もできる。更に、p形エピタキシヤル層
は除くことができ、4つの交互に伝導形が異る領域から
成るスイツチは、基板中に直接形成することができる。
の代りにn形基板を使うことができる。従つて、すべて
の領域の伝導形は逆になり、動作に必要な電力源の電位
も逆になる。更に、金原子の代りに白金原子を置換する
こともできる。また、基板の一部を歪ませるため、領域
に放射線を照射することにより、半導体領域中に再結合
中心をつけ加えることもできる。更に、拡散で形成する
と述べた領域を形成するのに、イオン注入を用いること
もでき、その逆もできる。更に、p形エピタキシヤル層
は除くことができ、4つの交互に伝導形が異る領域から
成るスイツチは、基板中に直接形成することができる。
第1図は本発明に従う半導体構造の正面の断面を示す透
視図、第2図は第1図に示された半導体構造の等価電気
回路を示す図、第3図は本発明に従う相互接続された半
導体交差点スイツチのアレイを示す図、第4図は第3図
の交差点におけるスイツチアレイの交差点スイツチの好
ましい半導体実施例の正面の断面を透視図で示す図であ
る。
視図、第2図は第1図に示された半導体構造の等価電気
回路を示す図、第3図は本発明に従う相互接続された半
導体交差点スイツチのアレイを示す図、第4図は第3図
の交差点におけるスイツチアレイの交差点スイツチの好
ましい半導体実施例の正面の断面を透視図で示す図であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 半導体接合分離スイッチングデバイスであり、共に
第1の導電形を有するバルク及び上部部分から成る半導
体材料を設け、半導体材料のバルク及び上部部分に含ま
れ、該半導体材料の上部部分を完全に貫く部分を有し、
該上部部分の一部を完全に分離し、該半導体材料と分離
p−n接合を形成する第2の導電形の第1の領域があり
、半導体材料の上部部分の分離された部分は第1の導電
形の第2の領域を規定し、第1の領域と同じ導電形を有
し、第2の領域の一部に含まれる第3の領域、第2の領
域と同じ導電形を有し、第3の領域の一部に含まれる第
4の領域、及び前記第1、第2及び第4の領域の各々に
接続され前記デバイスをスイッチとして使用可能にする
電極を備え、第1の領域は十分な垂直方向の厚さと不純
物濃度を有し、第1の領域中には自然に発生する十分多
くの再結合中心が存在し、第2の領域からその中に入る
キャリアの多くを再結合させ、基板中へのそのようなキ
ャリアの漏れを比較的小さく保つように設計されたデバ
イスにおいて、第1の領域はその中に自然に発生する再
結合中心の他に追加された再結合中心を含み、第2の領
域からその中に導入されたキャリアの再結合を促進して
、半導体材料のバルク部分への漏れを著しく減少させる
ことを特徴とする半導体接合分離スイッチングデバイス
。 2 特許請求の範囲第1項に記載されたデバイスにおい
て、第2の領域は十分な垂直方向の厚さと不純物濃度を
有し、第2の領域中には自然に発生する十分多くの再結
合中心が存在して、第3の領域からその中に入り込むキ
ャリアを再結合させ、第2の領域を出て第1の領域に入
るキャリアの数を減し、続いて第1の領域を出て漏れと
して基板に入るキャリアの数を制限するようになつてお
り、第2の領域はその中に自然に発生する再結合中心の
他に追加された再結合中心を含み、第2の領域中でのキ
ャリアの再結合を促進して、第2の領域を出て第1の領
域に入るキャリアの数を著しく減少させ、続いて第1の
領域を出て漏れとして基板に入るキャリアの数を制限す
るようになつていることを特徴とするデバイス。 3 特許請求の範囲第2項に記載されたデバイスにおい
て、前記第1及び第2の領域中の前記追加された再結合
中心は金原子であることを特徴とするデバイス。 4 特許請求の範囲第2項に記載されたデバイスにおい
て、第1及び第2領域中の追加された再結合中心は白金
であることを特徴とするデバイス。 5 特許請求の範囲第2項に記載されたデバイスにおい
て、第1及び第2の領域中の追加された再結合中心は、
外部から放射された何らかの放射線により歪んだ該領域
内の部分であることを特徴とするデバイス。 6 半導体接合分離スイッチングデバイスであり、共に
第1の導電形を有するバルク及び上部部分から成る、半
導体材料を設け、半導体材料のバルク及び上部部分に含
まれ、該半導体材料の上部部分を完全に貫く部分を有し
、該上部部分の一部を完全に分離し、該半導体材料と分
離p−n接合を形成する第2の導電形の第1の領域があ
り、半導体材料の上部部分の分離された部分は第1の導
電形の第2の領域を規定し、第1の領域と同じ導電形を
有し、第2の領域の一部に含まれる第3の領域、及び第
2の領域と同じ導電形を有し、第3の領域の中に入るキ
ャリアの多くを再結合させ、基板中へのそのようなキャ
リアの漏れを比較的小さく保つように設計されるデバイ
スにおいて、第1の領域はその中に自然に発生する再結
合中心の他に追加された再結合中心を含み、第2の領域
からその中に導入されたキャリアの再結合を促進して、
半導体材料のバルク部分への漏れを著しく減少させ、第
2の領域は十分な垂直方向の厚さと不純物濃度を有し、
第2の領域中には自然に発生する十分多くの再結合中心
が存在して、第3の領域からその中に入り込むキャリア
を再結合させ、第2の領域を出て第1の領域に入るキャ
リアの数を減し、続いて第1の領域を出て漏れとして基
板に入るキャリアの数を制限するようになつており、第
2の領域はその中に自然に発生する再結合中心の他に追
加された再結合中心を含み、第2の領域中でのキャリア
の再結合を促進して、第2の領域を出て第1の領域に入
るキャリアの数を著しく減少させ、続いて第1の領域を
出て漏れとして基板に入るキャリアの数を制限するよう
になつているデバイスにおいて、更に基板と相対する導
電形を有し、基板の一部に含まれ基板の一部により第1
の領域から分離された第5の領域と、基板と同じ導電形
を有し、第5の領域の一部の中に完全に含まれる第6の
領域と、第5の領域と同じ導電形を有し、第6の領域の
一部の中に全体が含まれる第7の領域とを有し、第7の
領域は第3の領域に電気的に結合されるのに適した第1
の端部端子領域及び第4の領域に電気的に結合されるの
に適した第2の端部端子領域を有する抵抗を含むことを
特徴とするデバイス。 7 特許請求の範囲第6項に記載されたデバイスにおい
て、第6の領域は自然に発生する再結合中心に加えて、
追加された再結合中心を含み、それによつて第5領域及
び第6領域間の降伏電圧が増一部に含まれる第4の領域
、及び前記第1、第2及び第4の領域の各々に接続され
前記デバイスをスイッチとして使用可能にする電極を備
え、第1の領域は十分な垂直方向の厚さと不純物濃度を
有し、第1の領域中には自然に発生する十分多くの再結
合中心が存在し、第2の領域からその加することを特徴
とするデバイス。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US000000747366 | 1976-12-03 | ||
US05/747,366 US4130827A (en) | 1976-12-03 | 1976-12-03 | Integrated circuit switching network using low substrate leakage current thyristor construction |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5370684A JPS5370684A (en) | 1978-06-23 |
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