JPS5947279A - 粘着テ−プの巻回積層体の側面処理方法 - Google Patents
粘着テ−プの巻回積層体の側面処理方法Info
- Publication number
- JPS5947279A JPS5947279A JP16030782A JP16030782A JPS5947279A JP S5947279 A JPS5947279 A JP S5947279A JP 16030782 A JP16030782 A JP 16030782A JP 16030782 A JP16030782 A JP 16030782A JP S5947279 A JPS5947279 A JP S5947279A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive tape
- tape
- film
- treating
- self
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は粘着テープの巻回積層体の側面処理方法に関
し、片面粘着テープ、両面粘着テープあるいは防蝕テー
プなどの粘着テープの巻回積層体の側面処理方法に関す
る。
し、片面粘着テープ、両面粘着テープあるいは防蝕テー
プなどの粘着テープの巻回積層体の側面処理方法に関す
る。
一般に、片面粘着テープ、両面粘着テープあるいは防蝕
テープなどの粘着テープは巻芯上に巻回積層した状態で
使用に供されるが、この種巻回積層体は側面に粘着剤層
が基材テープと共に切り揃えられて臨まされているため
、例えば5巻、10巻とまとめて包装するとテープ巻回
体の側面同志が上記粘着剤によって粘着し、ブ 1− ロッキングを起して簡単に切り離せなくなってしまうこ
とがある。
テープなどの粘着テープは巻芯上に巻回積層した状態で
使用に供されるが、この種巻回積層体は側面に粘着剤層
が基材テープと共に切り揃えられて臨まされているため
、例えば5巻、10巻とまとめて包装するとテープ巻回
体の側面同志が上記粘着剤によって粘着し、ブ 1− ロッキングを起して簡単に切り離せなくなってしまうこ
とがある。
このため、通常粘着テープの巻回体を多数同時に包装す
る場合、合紙などの剥離紙を介挿して包装することが行
われている。
る場合、合紙などの剥離紙を介挿して包装することが行
われている。
しかしながら、多数のテープ巻回体を包装する場合、一
個毎に台紙を介挿するのは非常に手間が掛り、面倒であ
るといった問題があり、このような問題を解決するため
、テープ巻回体側面に架橋型シリコン系処理液を塗布し
、テープ巻回体側面に臨む粘着剤部分を硬化させ、これ
によってブロッキングを防止することが試みられている
。
個毎に台紙を介挿するのは非常に手間が掛り、面倒であ
るといった問題があり、このような問題を解決するため
、テープ巻回体側面に架橋型シリコン系処理液を塗布し
、テープ巻回体側面に臨む粘着剤部分を硬化させ、これ
によってブロッキングを防止することが試みられている
。
この手段によれば、テープ巻回体側面に臨まされた粘着
剤表面は硬化されてしまうから、そのまま多数同時に包
装してもテープ巻回体同志がブロッキングを起してしま
うことがなく、包装時における問題点は完全に解消され
たのであるが、粘着テープの巾方向両側端における粘着
剤層が縁状に硬化されるため、巻き戻して被着物に粘着
させた場合、テープ両側端に断面三角形状のボイドを生
じ、この結果、透明なテープ基材とされたものであって
も、その両端縁が明瞭になり、粘着させたあとの外観が
見苦しくなるといった問題があり、さらに、防蝕テープ
などの場合は、ら旋状にガス管や水道管に巻き付けた場
合テープが重ね合わさった部分のテープ側縁に沿って断
面三角形状のボイドが生じ、この部分に空気や水分が浸
入して管に腐蝕を生じさせやすくシ、さらに、このボイ
ドはら旋状に管外周に沿った隙間となるから、−たん水
分など腐蝕原因物質が浸入するとら旋状に連続した空隙
部分全体に浸透し腐蝕を発生させることとなって防蝕機
能を大巾に低下させるといった問題があった。
剤表面は硬化されてしまうから、そのまま多数同時に包
装してもテープ巻回体同志がブロッキングを起してしま
うことがなく、包装時における問題点は完全に解消され
たのであるが、粘着テープの巾方向両側端における粘着
剤層が縁状に硬化されるため、巻き戻して被着物に粘着
させた場合、テープ両側端に断面三角形状のボイドを生
じ、この結果、透明なテープ基材とされたものであって
も、その両端縁が明瞭になり、粘着させたあとの外観が
見苦しくなるといった問題があり、さらに、防蝕テープ
などの場合は、ら旋状にガス管や水道管に巻き付けた場
合テープが重ね合わさった部分のテープ側縁に沿って断
面三角形状のボイドが生じ、この部分に空気や水分が浸
入して管に腐蝕を生じさせやすくシ、さらに、このボイ
ドはら旋状に管外周に沿った隙間となるから、−たん水
分など腐蝕原因物質が浸入するとら旋状に連続した空隙
部分全体に浸透し腐蝕を発生させることとなって防蝕機
能を大巾に低下させるといった問題があった。
この発明は上記問題点に鑑み、巻回体相互のブロッキン
グなどの発生を確実に防止し、かつ、粘着使用する場合
にも全く支障のない粘着テープの巻回積層体の側面処理
方法を提供することを目的としてなされたものであって
、粘着テープの巻回積層体の側面に皮膜形成能を有する
処理液を塗布し、硬化もしくは乾燥させてフィルム状の
皮膜を形成することを特徴とする方法である。
グなどの発生を確実に防止し、かつ、粘着使用する場合
にも全く支障のない粘着テープの巻回積層体の側面処理
方法を提供することを目的としてなされたものであって
、粘着テープの巻回積層体の側面に皮膜形成能を有する
処理液を塗布し、硬化もしくは乾燥させてフィルム状の
皮膜を形成することを特徴とする方法である。
以下、この発明の詳細な説明する。
この発明の粘着テープの側面処理方法は、片面粘着テー
プ、両面粘着テープ、あるいは防蝕テープなど、通常知
られている技術によって製造された粘着テープの巻回積
層体1の側面IAに皮膜形成能を有する処理液a1例え
ばポリエチレン、ポリエステル、塩化ビニル及び酢酸ビ
ニル−エチレン共重合物などの熱可塑性樹脂を主成分と
し、硬化あるいは乾燥により皮膜を形成する処理液を塗
布し、第2図に示すように、硬化、又は乾燥させて皮膜
3を形成するのである。尚、図中4は粘着剤層、5は基
材テープである。
プ、両面粘着テープ、あるいは防蝕テープなど、通常知
られている技術によって製造された粘着テープの巻回積
層体1の側面IAに皮膜形成能を有する処理液a1例え
ばポリエチレン、ポリエステル、塩化ビニル及び酢酸ビ
ニル−エチレン共重合物などの熱可塑性樹脂を主成分と
し、硬化あるいは乾燥により皮膜を形成する処理液を塗
布し、第2図に示すように、硬化、又は乾燥させて皮膜
3を形成するのである。尚、図中4は粘着剤層、5は基
材テープである。
上記において、皮膜形成能を有する処理液2として、さ
らに具体的には、ポリエチレン、ポリエステル、ブチラ
ール樹脂、塩化ビニル、酢酸ビニル−エチレン共重合体
などの熱可塑性樹脂を主成分とした物質をトルエン、メ
チルエチルケトン、アルコールなどの溶剤で溶解したも
のが用いられ、処理液の粘度はテープ巻回積層体側面I
Aに塗布しやすい粘度に調整される。
らに具体的には、ポリエチレン、ポリエステル、ブチラ
ール樹脂、塩化ビニル、酢酸ビニル−エチレン共重合体
などの熱可塑性樹脂を主成分とした物質をトルエン、メ
チルエチルケトン、アルコールなどの溶剤で溶解したも
のが用いられ、処理液の粘度はテープ巻回積層体側面I
Aに塗布しやすい粘度に調整される。
なお、上記処理液として上述のような熱可塑性樹脂を主
成分とした物質をエマルジョン化したものを用いても良
いし、あるいは熱可塑性樹脂を主成分と1〜た物質をそ
のまま加熱溶融し、塗布を行いやすい粘度にまで軟化さ
せて使用することもできる。又、処理液2には必要に応
じて剥離性を良くするためシリコンなどを、さらに塗布
後成形された皮膜の強度を強くするため架橋物質あるい
は架橋剤を配合し、さらに皮膜に柔軟性を持たせるため
に可塑剤を配合しても良い。
成分とした物質をエマルジョン化したものを用いても良
いし、あるいは熱可塑性樹脂を主成分と1〜た物質をそ
のまま加熱溶融し、塗布を行いやすい粘度にまで軟化さ
せて使用することもできる。又、処理液2には必要に応
じて剥離性を良くするためシリコンなどを、さらに塗布
後成形された皮膜の強度を強くするため架橋物質あるい
は架橋剤を配合し、さらに皮膜に柔軟性を持たせるため
に可塑剤を配合しても良い。
又、処理液2の塗布後成形される皮膜3の厚さは、使用
する樹脂及び処理液配合により異なるが、0.01鰭〜
0.5闘、望ましくは0.1闘〜0.3朋とされる。こ
れは、皮膜厚さを0.01wm 5− 以下とすると、皮膜形成は可能であっても引張り強度が
不足し、粘着テープ巻回積層体を巻戻し使用した場合、
引き出した粘着テープ側面に皮膜が破断されて付着し、
粘着部位に影響を及ぼすからであり、又、0.5mm以
上の皮膜は、処理液の使用量が得られる効果に比し多量
になりすぎ経済的でないという理由による。
する樹脂及び処理液配合により異なるが、0.01鰭〜
0.5闘、望ましくは0.1闘〜0.3朋とされる。こ
れは、皮膜厚さを0.01wm 5− 以下とすると、皮膜形成は可能であっても引張り強度が
不足し、粘着テープ巻回積層体を巻戻し使用した場合、
引き出した粘着テープ側面に皮膜が破断されて付着し、
粘着部位に影響を及ぼすからであり、又、0.5mm以
上の皮膜は、処理液の使用量が得られる効果に比し多量
になりすぎ経済的でないという理由による。
次に、本発明の詳細な説明する。
ブチラール系樹脂を主成分とする物質を溶剤に溶かし、
塗布しやすい粘度に調整した後、粘着テープ巻回積層体
の両側面に塗布し、乾燥により皮膜を形成した後、常温
にて粘着テープの巻回積層体間のブロッキング性とこの
テープ巻回積層体から巻き戻したテープ片をガラス管に
巻き付は重ね合せ部分のボイド発生を観察した。
塗布しやすい粘度に調整した後、粘着テープ巻回積層体
の両側面に塗布し、乾燥により皮膜を形成した後、常温
にて粘着テープの巻回積層体間のブロッキング性とこの
テープ巻回積層体から巻き戻したテープ片をガラス管に
巻き付は重ね合せ部分のボイド発生を観察した。
又、ポリエステル系処理液についても同様に行ったとこ
ろ、それぞれ下表のような結果が得られた。
ろ、それぞれ下表のような結果が得られた。
6−
実 施 結 果
処理液濃度(支)) 30 40
塗布厚さ←→ 0.19 0.25伸
び(%) 22’7
300引張強度(kyy鍮2) 14
3.3ブロツキングの有無 な し
な しボイドの有無 なし
なし 以」−述べたように、この発明は、粘着テープの巻回積
層体側面に処理液を塗布し皮膜を形成させるように構成
されているから、この皮膜により巻回積層体間のブロッ
キングは完全に防止され、さらにテープ基材上の粘着剤
層には何等の変質も起させないから、テープ巻戻し後に
おけるボイドの発生も防止することができるといった効
果を有し、さらに、処理手段自体も単に塗布、硬化、又
は乾燥といった簡単なものであるから実施も容易である
などの効果を有する。
塗布厚さ←→ 0.19 0.25伸
び(%) 22’7
300引張強度(kyy鍮2) 14
3.3ブロツキングの有無 な し
な しボイドの有無 なし
なし 以」−述べたように、この発明は、粘着テープの巻回積
層体側面に処理液を塗布し皮膜を形成させるように構成
されているから、この皮膜により巻回積層体間のブロッ
キングは完全に防止され、さらにテープ基材上の粘着剤
層には何等の変質も起させないから、テープ巻戻し後に
おけるボイドの発生も防止することができるといった効
果を有し、さらに、処理手段自体も単に塗布、硬化、又
は乾燥といった簡単なものであるから実施も容易である
などの効果を有する。
第1図はこの発明に用いられる粘着テープ巻回体の説明
図、第2図はこの発明の実施結果を示す要部拡大断面図
である。 1・・・粘着テープの巻回積層体、IA・・・側面、2
・・・処理液、3・・・皮膜。
図、第2図はこの発明の実施結果を示す要部拡大断面図
である。 1・・・粘着テープの巻回積層体、IA・・・側面、2
・・・処理液、3・・・皮膜。
Claims (1)
- (1)粘着テープの巻回積層体の側面に皮膜形成能を有
する処理液を塗布し、硬化もしくは乾燥させてフィルム
状の皮膜を形成することを特徴とする粘着テープの巻回
積層体の側面処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16030782A JPS5947279A (ja) | 1982-09-13 | 1982-09-13 | 粘着テ−プの巻回積層体の側面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16030782A JPS5947279A (ja) | 1982-09-13 | 1982-09-13 | 粘着テ−プの巻回積層体の側面処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5947279A true JPS5947279A (ja) | 1984-03-16 |
Family
ID=15712123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16030782A Pending JPS5947279A (ja) | 1982-09-13 | 1982-09-13 | 粘着テ−プの巻回積層体の側面処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5947279A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8833295B2 (en) | 2009-05-12 | 2014-09-16 | 3M Innovative Properties Company | Masking article for producing precise paint lines and method of improving paint line performance of masking articles |
-
1982
- 1982-09-13 JP JP16030782A patent/JPS5947279A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8833295B2 (en) | 2009-05-12 | 2014-09-16 | 3M Innovative Properties Company | Masking article for producing precise paint lines and method of improving paint line performance of masking articles |
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