JPS5947110A - エンドミル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は中仕上用エンドミル（底フライス）に関する。

エンドミルのねじれ°た？切れ刃にニックと称する刻み
目をつけて波形刃とすることにより切屑を小さく切断し
高能率粗加工を可能にした２フイングエンドミルは従来
知られている。

近年、マンニックセンター、ＮＯ（数（＋ｍ制御）工作
機械の解及あるいは使用者要求の多様化に伴い、高能率
でしかも仕上加工が不要の中仕上用エンドミルの需要か
増加している。

従来使われているラフイングエンドミルの軸直角断面は
例えば第１図（、）に示すような外周刃のニゲ而か偏心
している２番取りエンドミルと、同図（ｂ）に示される
外周刃か平坦な一般形エノドミルとかよく知られている
。同図で破線で示す部分は切屑を分断するためのニック
の底面の外形を示すものてこのニックは内周部又は二番
取りにより形成される。、 本発明は例えは第１図（ｂ）に示すラフィングエンドミ
ルの二ツクの切り残し部分を他の刃で切削する場合の各
刃に施すニックの形状、配置に関するものである。

従来からあるラフィングエンドミルのニックは複数のね
しれた切れ刃２に対して第２図（、）に示すように回転
軸に対して垂直方向に二・ンク３を加工するものと、第
２図（ｂ）に示すように回転軸に対してねじ状（左ねじ
が多い）に加工するものとの２通りの方式がある。

ができないように切れ刃（又はニック）を配置しなけれ
ばならない。このためとなりの切れ刃のニックをエンド
（先端）側か又はシャンク（基部）側へずらせるように
加工する。しかし、このようにニックを直角方向への加
工した工具で切削した場合、主切れ刃のサイドクリアラ
ンスアングル（逃げ角）は０でコーナー摩耗が大きいこ
と、加工に特殊な専用機を必要とし、又、加工時間も多
くかかるという問題がある。

次に（ｂ）の場合、ねじを１条ねして入れると、ねじの
リード分だけ切れ刃がずれて、常にサイドクリアランス
アングル（逃げ角）のネカ・側が主切れ刃となり、切削
不適切側で切削することになり都合がわるい。そこでサ
イドクリアランスアングルがポジ側で切削させようとす
るため多条ねじを使用してねじの角度をかえ、となりあ
うねじれ刃のニック（又は切れ刃）の配列を逆方向へす
らせることか提案されている（特公昭５０　３１３１２
）。

しかしこの上う／なねしの加二［方式によれば、ニック
を切るためのねしの条数によって切れ刃の形状、逃げ角
か固定されてしまい、切削される材質に対して適切な値
か選べないこと、また、ニックの底面が円周上にあるた
め再イｖ１削によりニックが浅くなった場合に−」れ刃
の役目をしないことや再研削回数が少なくなるなどの欠
点がある。

本発明は上記した点を改良したものであり、その目的は
ぬし加工によらず切れ刃とニックの所定の形状、配列を
有する中仕上用ランイングエンドミルの提供にある。

以下本）ｉ明を実施例にそって詳述する。

第３図は４枚ねしれ刃を有し軸直角断面が第１図（ｂ）
で示した一般エンドミル形状のものに本発明を適用した
場合の例を示す。

同図において、１は工具本体（軸０−０のうち、０がエ
ンド側（先端側）、Ｏｆがシャンク側（基端側）になる
）、２は切れ刃で切れ刃の間にねしれた溝５をもち、複
数（４枚）のねしれた切れ刃■■■■を構Ｉあする。各
切れ刃の全面にわたってニック３を所定の間隔に加工す
る。ニック加工された１つの波形刃４の幅をＸｌ　ニッ
クの幅をｙとするとき、この切れ刃■■■■に対してエ
ンド方向又はシャンク方向にわずかのずれ（Ｚ）をもっ
てニックが加工される。第４図は４枚の切れ刃■〜■に
おける各ニックの配置を示す展開１ズである６、工具の
直径をＤとすると円周はπＤで表わされる。

波形刃の１＋＋１ｉＩＸ１　ニック１陥”／ｚ１ｊ’Ｊ
後の刃と刃の間のニック（又は切れ刃）のすれＷ、　ｚ
との間には刃数を１９として、少なくとも工具先端部分
でＸ＋ｙ　　　　　　（１） Ｎ＝Ｚ となるように各切れ刃てそれぞれＺたけずらせてニック
加工する。第４図の展開図は切れ刃をシャンク側にすら
せた場合を示している１、なお４枚刃の場合、切れ刃■
■■■におけるずれ量Ｚは工具先端側すなわちニック間
隔■〜＠において式（１）を満足しなければならないが
、それより後（基端部）＠〜○の間においてはｘ、ｙの
値を変化させても必ずしも■〜＠と同じ値をとる必要は
ない。

６刃におけるニックは軸直角断面に対して右上り（■側
）又は右下り（ｅ側）に角度をつける。

エンド側へ刃をづらせる場合エンド側が主切れ刃となる
ので第５図に示すように右上り（■側）にニックを加工
する。第６図は刃がエンド側へすれるのを示す展開図で
ある。

通にシャンク側に刃をずらせる場合、シャンク側が主切
れ刃になるので第７図に示すように右下り（○側）にニ
ックを加工する。第８図は刃がシャンク側へすれるのを
示す展開図である。

二ツクの軸に対するクリアランスアングル（逃げ角）は
通常の工具と同し最適の値を選ぶことかできる。

ニックの加工にあたっては、エンド刃から開始すると刃
先に薄い個所かできて弱くなり、欠損するおそれがある
ため第４図に示すようにエンド（先端）側から■の刃で
距離ｔ１を設けて■■の刃でｔ２、ｔ３とずらせる。

本発明は第１図（ａ）で示した２番取りタイプについて
も同様に適用することができる。

上記実施例では切れ刃数が４の場合について説明したか
切れ刃数が異なる場合についても本発明を同様に適用で
きる。

以上実施例で述べた本発明によれば、エンドミルニオい
て、各切れ刃の全長にわたってニックは所定の間隔にか
つ前の切れ刃と後の切れ刃との間で所定のずれ量をもっ
て軸方向にすらせてｒｂ成され、エンド側にずれる場合
は右上りにシャンク側にずれる場合は右下りに逃げ角を
有する構成をもつものであり、このことにより下記の効
果か奏せられる。

（１）各切れ刃ごとにニックを所定間隔にかつ所定のず
れ嵐をもって形成するものであり、ネジ切りによってニ
ックを形成するものではないからニックの角度（逃げ角
）が切れ刃の数によって限定されることなく、ソの角度
ニックの間隔や形状を自由に選ぶことができる。

（２）　　ｎｉｊ後の切れ刃においてニックのずれの方
向により、逃げ角の向きを変えるために主切れ刃による
切削が完全に行われ、切削性漉の向上効果が大きい。

（３）切削される材質にしたがってニック加工の角度、
形状を自由に選ぶことかできる。従来のネジ切りにより
ニックを形成する工具ではそれらが固定されている。

（４）ニックをネジ研削で行なう従来の技術では円周上
て加工するためニックの底面では切れ刃の役目をしない
ことや再研削をくり返すとヒール部から先に溝かなくな
る欠点があるが本発明では各切れ刃ごとに全面にわたっ
て研削するから外周刃にそって同し深さでニックを入れ
ることができる。

（５）　　ニックの幅や、波形状によってずれ量を任意
に決定できるから削り残しは全くない。又、工具先端か
らのニック加工の距離を指定することで刃先の欠損を防
ぐことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、（ｂ）はラフイングエンドミルにおける
切れ刃の断面形状を示す一部断面図である。 第２図「ａ）、（ｂ）はラフイングエンドミルにおける
ニック加工の形態を示す正面図である。 第３図は本発明の一実施例を示すラフイングエンドミル
リ正面図、第３図はニックの配置を示Ｖ展開図である。 第５図はニックの逃げ角の一例を示す拡大側１ｍ図、第
６図は第５図のニックを形成したエンドミルにおける展
開図である。 第７図はニックの逃げ角の一例を示す拡大斜面図第８図
は第７図のニックを形成したエンドミルにおける展ｌ＃
図である。 １・・工具本体、２・・切れ刃、３・・ニック、４・・
波形刃にニック加工された切れ刃の個々の部分）、５・
・切れ方間の溝。 特許出願人　株式会社Ｈ本工具製作所 代理人　弁理士　菊　１）純　− ７５ 手続補正書 昭和５７羊１２月２４日 Ｔ　事件の表示 昭和５７Ｘ１　特許　　ドｒｉ　’Ｉｔ　１５６１４８
　　号２　発明の名称　エンドミル ３　補正をする者 事件との関係　特許　出願人 告　所大阪市淀用区野中北１丁目１３番２０号、％ｊｌ
　ｔｉ　を、（名称）株式会社　日本工具製作所４、代
理人 ６　補正により増加する発明の数 ｔ＋ｌｉ正の内容 （１）適正な願書に関しては、昭和５７年１０月２７Ｂ
（１て手続１’＋ｔｊ正書（自発補正）に上り特許出願
人の代表者の項を訂正した願書を提出したから本千級補
正；１シては省略する。 （１０月２７日イ」手続補正書のコピーを添イ・］）（
２）図面の簡単な説明の欄（明細Ｉシ第９頁）において
　第６行［第３図はニックの配置６を子実１を［ｔ’＞
４図は二ツクの配置を示ず」のように語正する。 ］　巾イ１１の表示 昭和５７≦１．特許　　眸：Ｉ’！　］　５６１４８−
シ２、発明の名称　　エンドミル ３　補正をする者 事件との関係　特許出願人 （１）Ｉ　″’ｔ；ｉ大阪市淀川区野中用１「目１３番
２０号ｉｔ”７（名称）株式会社　日本工具製作所４、
代理　人 第４図 −丁′−＾ゾｔ　　ネ市　　正　　下臂二（自発？ｄｉ
＋Ｄ １１７拝「１５８年１１り／！；日 ２、発明の名作　　エンドミル ３、？！正をする者 事件との関係　　　特許　　８謄１友 住　所　人販山Δ１１区ｔｒ中北１丁目１３＃２０υ氏
　名　　株式会社　１１本丁具製作所４　代理人ｊＪ’
、ｊ；Ｊｌ！＋’ｕｕ川区ＪＪＪＩｉ５２−２７−Ｇ　
林ヒル〔１，補止の対象　（１）明に１ｌｌｉＮ−にお
ける発明の詳細な説明の間（１）明細書第３頁下から第
２行の「ネガ側」を削除し、「負角側の側面」を追加す
る。 （２）明細書第４頁」二から第２行の「ポジ側」を削除
し「正角側」を追加する。 （３）同第４頁第９行の１適切な−１の後に「にげ角の
」を挿入する。 （４）同第４頁第１２行の「上記した点を改良しを削除
し、「上記した欠点を克服し」を加入する（５）同第４
頁第１３行「ぬし加工」を「ねじ加工」に訂正する。 （６）同第４頁第１４行［中仕上用ラフイングエントミ
ルｊを「中仕上用エンドミル」Ｇこ訂正する（７）同第
４頁下から第３行「４枚ねじ刃」を１−４枚のねしれ刃
」にていせいする。 （８）第５頁第１５行「故をＮとして・・・、１から同
頁下から第４行「・・各りｊれ刃で−１１：でを削除し
７、下記を追加する。 記 の関係をもち、少な（とも工具先端部分で各ｔｉ７Ｊれ
刃で」 （９）明細書第６頁第７行「エンド側へ刃をづらせる」
を「エンド側へ刃ずらせる」と訂正する。 （１０）同第７頁第１２行「右上りに」と「シャンク側
」との間に「、ｊを挿入する。 （１１）同第７頁下から第１行「その角度」と、「ニッ
ク」の間に「および」を挿入する。 （１２）図面のうち、第３図、第５図、第７図及び第８
図を添付した第３図、第５図、第７図及び第８図に差し
かえる。 ７８− 第７図 第８図 ７９−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　複数のねじれた切れ刃にニックを加工したエンドミ
   ルにおいて、ニックは各切れ刃ごとにその全長にわたっ
   て所定の間隔て、かつ、ｉ？ｉＪの切れ刃と後の切れ刃
   との開で所定のずれ量をもって軸方向にずらぜて形成さ
   れ、工具先端側にすれる場合は右トリに、工具基端側に
   ずれる場合は右下りに逃げ角を有することを特徴とする
   エンドミル、っ２　切れ刃の数を１４、ニックにより切
   られ声波形刃の幅をｘｌ　ニックの幅をｙとした場合、
   少なくとも工具先端部分て前の切れ刃と後の切れ刃との
   満足するものである特許請求の範囲第１項Ｇこ記・ｌ＆
   のエンドミル。