JPS5945496B2 - パイプカバ−の製造方法 - Google Patents

パイプカバ−の製造方法

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JPS5945496B2
JPS5945496B2 JP5369581A JP5369581A JPS5945496B2 JP S5945496 B2 JPS5945496 B2 JP S5945496B2 JP 5369581 A JP5369581 A JP 5369581A JP 5369581 A JP5369581 A JP 5369581A JP S5945496 B2 JPS5945496 B2 JP S5945496B2
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JP
Japan
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pipe
manufacturing
fitting
rubber
plastic
Prior art date
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Expired
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JP5369581A
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English (en)
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JPS5729887A (en
Inventor
城治 室田
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Expired legal-status Critical Current

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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は長手方向に切開部を設けたゴム発泡体またはプ
ラスチック発泡体からなるパイプカバーの製造方法に関
する。
従来保温体例えば温水配管や水道管を保温せしめるため
に、その外周にゴム又はプラスチックからなる発泡体の
パイプを被覆しているものである。
而して該パイプはその長手方向に切開部を設け且つその
外周を保護するために、ゴム又はプラスチックのフィル
ム或はシートからなる保護層を設けているものである。
即ち第1図に示す如く切開部2を設けた発泡プラスチッ
クパイプ1の外周にその周面より長幅のゴム又はプラス
チックフィルム4例えばポリ塩化ビニルフィルムの片端
に粘着剤5を塗着し、その上に離型紙6を設けたものを
、該粘着剤の塗着部分が重なるよウな巻付け、第2図に
示す如く該離型紙を剥離して粘着剤により該フィルムを
固定して保護層3を形成しているものである。しかしな
がらかかる発泡プラスチックパイプ1自体の製造に大掛
クな装置を要するということである。
すなわち押出発泡法で製造する場合は高価な押出機が必
要である。しかも押出発泡法では耐熱性にすぐれた架橋
プラスチック発泡体が得られないという致命的な欠点を
有することである。したがつて架橋プラスチック発泡体
のパイプを得るには現在、架橋プラスチック発泡体シー
トを所要幅にスリットした帯状シートを連続的に熱成形
によつてパイプ状に成形する方法が最も広<行われてい
る。例えば特開昭49−118775号公報及び善良
開昭50−105782号公報などに記載されている如
く、発泡帯状シートの内面を連続的に加熱軟化した後ラ
ツパ状のフォーミングダイを通してパイプ状にし、次に
冷却するまでの間このパイプ形状を保持するための形状
保持装置(冷却用円筒・ ダイ又は成形具)を通過させ
るなどしてパイプ状に成形しているものである。
したがつてかかる方法では形状保持装置が最も重要な部
分であり、パイプ製造装置全体を大掛勺なものにしてい
た欠点があ9、しかもこの形状保持装置はパイプ状の軟
化した発泡体が通過するときの内壁面との摩擦があるた
め大きな張力を掛けて高速で通過させることができない
こと、その上高速化には冷却を十分にするために形状?
持装置自体の長さを必然的に長くしなければならないな
どの致命的な欠点がある。
その上、発泡パイプに保護層を設けるためにも極めて複
雑な工程を必要とし且つ粘着剤は温度により粘性が変化
するため塗着操作が困難であると共に該部分に水分、塵
埃が付着するおそれがあるため密着性を阻害する。
又粘着剤は経時的に劣化をおこし密着部分が一部剥離す
るおそれがある。本発明はかかる欠点を改善するため鋭
意研究を行つた結果見出したものであう、長手方向に切
開部を設けたゴム又はプラスチツクの発泡体パイプの少
なくとも該切開部及びその近傍の外側に着脱自在な嵌着
部を有するゴム或はプラスチツクのフイルム又はシート
からなる薄状体を設けてなるパイプカバーの製造方法に
おいて、ゴム又はブラスチツクの帯状発泡体シートの片
面の両側縁に、互に嵌合して上記嵌着部を形成する嵌合
部を有する上記薄状体を貼着した後、該発泡体シートの
他面を加熱軟化させ、該貼着薄状体面を外側にしてパイ
プ状に湾曲させ、上記嵌合部を互に嵌合してパイプ状に
保持したまま冷却することを特徴とするパイプカバ一の
製造方法である。本発明の方法によつて得られたパイプ
カバーの1例を図面にもとづき詳細に説明する。
即ち第3図に示す如く切開部2を設けたプラスチツク発
泡体例えば発泡ポリエチレンパイプ1の外周に、1端に
谷部7,他端に該谷部7と嵌着する山部8を夫々設け且
つ該パイプの円周とほぼ同幅のプラスチツクフイルム例
えばポリ塩化ビニルフイルム4を巻きつけ第4図に示す
如く該切開部から稍ずれた位置において該谷部と山部と
を機械的に嵌着9せしめて保護層3となしたものである
。なおこの場合第5図に示す如く保護層3におけるポリ
塩化ピニルフイルム4は発泡パイプ1の全周面に設ける
必要はなく、該切開部及びその近傍だけに設けてもよい
又保護層3となるポリ塩化ピニルフイルム4の端部に設
けた嵌着部9は上記の如く谷部反び山部のものに限らず
要は機械的に嵌着し且つ自刃により剥離しないものであ
れば如何なるものでもよい。
又6本発明において保護層の接着部9はパイプの切開部
2よりはずれた位置に設けることが望ましく、その理由
はこれら両者が一致するとパイプの開口せんとする力に
より嵌着部が取りはずされるぉそれがあると共にバイブ
内に設けた保熱体に対し嵌着部及び切開部を通して直接
外気が侵入しその断熱性を低下せしめ且つ水分塵埃等が
付着するのを防止するためである。なお好ましくは嵌着
部9はパイプの切開部2よジ稍ずれた位置が望ましい。
而して本発明パイプカバーの製造方法の1例を示すと次
の如くである。
即ち第6図に示ず如く発泡ポリエチレンシート10外面
をヒーター11にて加熱しつつ、第7図に示す如く両端
に、互に嵌合して嵌着部を形成する嵌合谷部7及び嵌合
山部8を夫々設けたポリ塩化ビニルフイルム4をロール
12,12′により被着し、更にヒーター13及びダイ
ス14により、第8図に示す如く該シート10をパイプ
状にすると共にその外周面に該フイルム4を貼着した後
、ロール15.15により加圧して第9図に示す如く該
嵌合山部と嵌合谷部とを互に嵌合せしめて該発泡シート
10が冷却されてパイプ状にヒートセツトされ本発明に
よるパイプカバーが作られるものである。このように該
嵌合山部と嵌合谷部とはパイプカバーの製造時において
もゴム弾性の強い発泡シートをパイプ形状を保つ役目を
なしヒートセツトが完了するまで形状保持の機能をなす
。したがつて従米法の如く特別な形状保持装置を全く必
要としないので、製造装置が極めて簡単で安価となるこ
とは勿論のこと、何よりも重要なことは製造速度を著し
く高速化できることである。
従来法ではJ軟化したパイプカバ一の冷却を形状保持装
置内で行なわなければならないため、高速化しようとす
れば、形状保持装置の長さをそれに応じて長くしなけれ
ばならず、そうすれば益々形状保持装置内壁とその内を
通過する軟化したパイプカバーとの摩擦抵抗が増大する
ことになリ、実質的には製造の高速化はできなかつたも
のである。したがつて本発明はかかる従来法の欠点を根
本的に改良した極めて優れたパイプカバーの製造方法を
提供するものである。また本発明方法によるパイプカバ
ー自体には次の如き効果を有するもの【.ある。
(4)粘着剤を使用しないため断熱すべきパイプへの装
着作業が極めて簡単である。
(2)粘着剤を使用しないため装着作業する温度に影響
をうけることなく常時一定にて作業を行うことが出米る
(3)粘着剤を使用しないため、水分、塵埃の付着によ
る密着性阻害に対し全く心配がない。
(4)粘着剤を使用しないため経時変化をおこすおそれ
がなく、長時間にわたジ強固に嵌着する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパイプカバーにおいて、ゴム又はプラス
チツクの発泡パイプに保護層を設ける直前の断面図、第
2図は従来のパイプカバーの断面図、第3図は本発明方
法によるパイプカバーにおいてゴム又はプラスチツクの
発泡パイプに保護,層を設ける直前の断面図、第4図及
び第5図は本発明方法によるパイプカバ一の断面図、第
6図は本発明パイプカバーの製造方法を実施するための
装置の概略説明図、第7図は第6図のX−X線による断
面図、第8図は第6図のY−Y線による断面図、第9図
は第6図のZ−Z′線による断面図である。 1・・・・・・発泡パイプ、2・・・・・・切開部、3
・・・・・・保護層、4・・・・・・プラスチツクフイ
ルム又はシート、5・・・・・・粘着剤、6・・・・・
・離型紙、7・・・・・・嵌合谷部、8・・・・・・嵌
合山部、9・・・・・・嵌着部、10・・・・・・発泡
体シート、11・・・・・・ヒーター、12,12t・
・・・・ロール213・・・・・・ヒーター、14・・
・・・・ダイス、15,15′・・・・・・ロール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 長手方向に切開部を設けたゴム又はプラスチックの
    発泡体パイプの少なくとも該切開部及びその近傍外側に
    着脱自在な嵌着部を有するゴム或はプラスチックのフィ
    ルム或はシートの薄状体を設けてなるパイプカバーの製
    造方法において、ゴム又はプラスチックの帯状発泡体シ
    ートの片面の両側縁に、互に嵌合して上記嵌着部を形成
    する嵌合部を有する上記薄状体を貼着した後、該発泡体
    シートの他面を加熱軟化させ、該貼着薄状体面を外側に
    してパイプ状に湾曲させ、上記嵌合部を互に嵌合してパ
    イプ状に保持したまま冷却することを特徴とするパイプ
    カバーの製造方法。
JP5369581A 1981-04-09 1981-04-09 パイプカバ−の製造方法 Expired JPS5945496B2 (ja)

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JP5369581A JPS5945496B2 (ja) 1981-04-09 1981-04-09 パイプカバ−の製造方法

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JP5369581A JPS5945496B2 (ja) 1981-04-09 1981-04-09 パイプカバ−の製造方法

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JPS5729887A JPS5729887A (en) 1982-02-17
JPS5945496B2 true JPS5945496B2 (ja) 1984-11-07

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ID=12949943

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0221921U (ja) * 1988-07-28 1990-02-14
JP4658550B2 (ja) * 2003-10-03 2011-03-23 株式会社ブリヂストン 発泡材付きパイプの製造方法
JP5271131B2 (ja) * 2009-03-23 2013-08-21 株式会社ブリヂストン 発泡材付きパイプの製造方法

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JPS5729887A (en) 1982-02-17

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