JPS5943141Y2 - シ−トクツシヨン内蔵の物入れ - Google Patents

シ−トクツシヨン内蔵の物入れ

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Publication number
JPS5943141Y2
JPS5943141Y2 JP1980063055U JP6305580U JPS5943141Y2 JP S5943141 Y2 JPS5943141 Y2 JP S5943141Y2 JP 1980063055 U JP1980063055 U JP 1980063055U JP 6305580 U JP6305580 U JP 6305580U JP S5943141 Y2 JPS5943141 Y2 JP S5943141Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
seat cushion
frame
notch
seat
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980063055U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56163043U (ja
Inventor
幸男 茶納
秀一 御園
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP1980063055U priority Critical patent/JPS5943141Y2/ja
Publication of JPS56163043U publication Critical patent/JPS56163043U/ja
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Publication of JPS5943141Y2 publication Critical patent/JPS5943141Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用シートのシートクッションに内蔵され
る収納用の物入れに関するものであり、不使用時には蓋
を閉じシートクッションとして用い、使用時には蓋を開
は収納物の出し入れに用いうる構造を提供することを目
的とする。
従来の自動車用シートの物入れや物置台としては、実開
昭49−113326号公報に示すごとく、シートクッ
ションに内蔵されるもの、シートクッションの下に収納
用のトレイを設けたもの、シートパックの中央部の可倒
式アームレストを二重構造とし、その一部にトレイを設
けたもの等が見受けられる。
そのうち、位置の低いシートクッションの下にトレイを
設けるタイプは、フロアとの関係で厚く出来ず、薄型に
なってし筐い、収納スペースとして満足なものが得られ
ず、見栄え上にも問題が残るものであり、またシートク
ツ・イヨンの下にあるため、腰を屈めないと収納物を出
し入れし難く、特に運転中は困難であるという欠点があ
った。
本考案は従来のものと異なう、シートクッションの前後
方向に切欠部が設けられ、該切欠部にシートクッション
フレームに支承される2筐体が前後に隣接して埋設され
、それぞれの筐体を覆う2蓋体は、それぞれ表皮、弾褥
体、蓋体フレーム及び裏面板を有し、前記シートクッシ
ョンフレームに前記前方の蓋体フレームの前端がヒンジ
を介して前方へ回動自在に軸支され、筐た前記シートク
ッションフレームに前記後方の蓋体フレームの波体がヒ
ンジを介して後方へ回動自在に軸支され、各蓋体の表面
には、それぞれ蓋体フレーム上に支承される弾褥体を被
覆する表皮が展張されて” D %前記各蓋体は、閉蓋
位置で前記切欠部を埋設する形状とされ、且つ前記それ
ぞれの表皮面がシートクッション表面と同一高となる形
状とされているシートクッション内蔵の物入れの構造で
あり、見栄えが向上し、車室内の収納個所不足を解消し
、運転中にも収納物の出し入れが容易であり、前後いず
れか必要な筐体のみを開蓋することができ、また前方蓋
体は開蓋時テーブルとして使用することが可能であり、
使用操作時以外は蓋を閉じてシートクッションとして用
いうるものである。
なツー1適用されるシートの種類としては、シートクッ
ションが左右一体となったタイプ、すなわちベンチシー
ト、セミセパレートシート、スプリットシートようなる
前席及び後席のクッション部やクッション部が左右非対
称の所謂6:4シートの前席及び後席のクッション部で
ある。
以下、図面に示す実施例によりその構成を説明する。
第1図、第2図に示す実施例に卦いては、シートクッシ
ョン30の中央前後方向に該シートクッション30の前
端に達する切欠部31が設けられ、該切欠部31に、シ
ートクッションフレームに支承される筐体32および3
3が前後に接して埋設内蔵され、それぞれの該筐体32
.33を覆う蓋体34訃よび35は、それぞれ表皮、弾
褥体、蓋体フレームふ・よび裏面板である合板36によ
り構成され、前記シートクッションフレームに前記前方
の蓋体34の蓋体フレームの前端がヒンジを介して前方
へ回動自在に軸支され、また前記シートクッションフレ
ームに前記後方の蓋体フレームの後端がヒンジを介して
後方へ回動自在に軸支され、各蓋体34,35の表面に
は、それぞれ蓋体フレーム上に支承される弾褥体を被覆
する表皮が展張され、また各蓋体34.35の裏面は、
それぞれ前記蓋体フレームの裏面に別体の合板36が係
止された二重構造とされてかD s前記各蓋体34.3
5は、閉蓋位置で前記切欠部31を埋設する形状とされ
、且つ前記それぞれの表皮面がシートクッション30の
表面と同一高となる形状とされている。
前記蓋体34の後端および蓋体35の前端にはそれぞれ
把手が設けられてかり、該把手に手を掛けて、第2図に
示すごとく、蓋体34を矢印Eに示す方向へ回動し前方
へ引倒すことにより、シートクッション30に内蔵され
ている物入れ用の筐体32と、筐体34の裏面に設けら
れている物置用の台板36とが現われ、また蓋体35を
矢印Fに示す方向へ回動し後方へ引倒すことにより、シ
ートクッション30に内蔵されている物入れ用の筐体3
3が現われる。
前記前方の蓋体34勅よび筐体32の構造の詳細ニつい
ては、第3図に示されている。
切欠部16(第2図の切欠部31に該当する)の位置に
おいて、シートクッションフレームIに筐体5(第2図
の筐体32に該当する)が嵌挿され、ビス8等で係止さ
れ、物入れ2が形成されてかり、蓋体3(第2図の蓋体
34に該当する)はヒンジ9を介してシートクッション
フレーム7に回動可能に係止され、蓋体フレーム10の
裏面に台板6(第2図の台板36に該当する)が係止さ
れ二重構造とされ、前記蓋体フレーム10の上部には相
当の厚さの弾褥体11が表皮12により弾褥的に支承係
止され、蓋体3の表皮12の後端には把手4が係止され
ている。
第3図に示すごとく、蓋体3が閉蓋位置にあるとき、蓋
体3が切欠部16を埋設し、前記蓋体3の表皮12が、
シートクッション1 (第2図のシートクッション30
に該当する)の表皮15と同一面上にあるごとく構成さ
れて卦9、蓋体3が閉鎖位置にあればシートクッション
1と一体感を呈する故、蓋体3上にも支障なく着席可能
であり、3入掛シートとして使用することができる。
この場合、蓋体フレーム10にクッション性のあるもの
が用いられれば更に良好な弾褥性が得られる。
弾褥体11はウレタン等の弾性発泡体により構成され、
表皮12.15は同じ布帛状材料よりなり、把手4も通
常表皮12.15と同一材料により構成される。
蓋体3が、第4図に示すごとく、閉鎖位置3aから矢印
B(第2図の矢印EK該当する)に示すととくヒンジ9
の回りに回動して前倒すると、物入れ2が現われ、一方
蓋体3の裏面の二重構造とされている台板6が水平位置
に保持される。
従って台板6は物を置くテーブルとして用いることがで
き、台板6には、更にコツプ等が載置されうる凹部を設
けることもでき、コントロールスイッチ類を設けること
も、灰皿を設けることも可能で、各種用途に適した構造
とすることができる。
ナ訃、コントロールスイッチ類、灰皿等は物入れ2に設
置することもできる。
前記後方の蓋体35および筐体33の構造についても、
前記前方の蓋体34および蓋体32の構造と同様である
すなわち、切欠部31に筐体33が埋設され、弾褥体及
び表皮の被装された蓋体35が前記切欠部31に装着さ
れることは前記前方の蓋体34および筐体32と同様で
あるが、前記蓋体35とシートクッション30とを係合
するヒンジが蓋体35の後端に設けられているものであ
り、従って蓋体35は、第2図の矢印Fに示すごとく後
方に引上げられるものである。
すなわち、物入れを形成する筐体33はシートクッショ
ンフレームに嵌挿固定され、蓋体35は蓋体フレーム上
に弾褥体勢よび表皮が係止され、裏面に台板26が係止
されて形成され二重構造とされ、後端にかいてシートク
ッションフレームにヒンジを介して回動自在に軸支され
ている。
従って第2図に示すごとく、蓋体35はヒンジを中心に
矢印F方向に回動開蓋される。
本考案は実用新案登録請求の範囲に記載された構成をな
すものであり、シートクッションに物入れが内蔵され、
閉蓋時には蓋体はシートクッションと一体となって着座
可能とされ、収納物の格納、取出しの際には前後のいず
れか必要な筐体のみを把手によシ容易に開蓋可能で、前
記格納、取出しも運転中に極めて容易に行うことができ
、筐体としても相当の深さを取ることができるため、収
納物のかなり大きなものも収納可能であシ、蓋体を前倒
し台板が水平位置に保持されるものにあっては、蓋体フ
レームの裏面に別体の合板が係止された二重構造とされ
ているので物置台として用いることもできるものであり
、従って収納部付きのコンソールボックスが取付けられ
ないシート構造、例えばコラムチェンジ車でベンチシー
ト・セミセパレートシート・スゲリットシート等が搭載
されるものにあって収納部が設けられないものにあって
もシートクッションの機能を損うことなく収納個所が設
置されうる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の閉蓋状態の斜視図、第2図は同上開蓋
状態の斜視図、第3図は実施例の閉蓋状態の部分断面図
、第4図は同上開蓋状態の部分暗示断面図である。 1.30・・・・・・シートクッション、2・・・・・
・物入れ、3.34.35・・・・・・蓋体、5.32
.33・・・・・・筐体、6.36・・・・・・台板、
7・・・・・・シートクッションフレーム、9・・・・
・・ヒンジ、10・・・・・・蓋体フレーム、11・・
・・・・弾褥体、12・・・・・・表皮、16.31・
・・・・・切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートクッションの前後方向に切欠部が設けられ、該切
    欠部にシートクッションフレームに支承される2筐体が
    前後に隣接して埋設され、それぞれの筐体を覆う2筐体
    は、それぞれ表皮、弾褥体蓋体フレーム及び裏面体であ
    る合板によう構成され、前記シートクッションフレーム
    に前記前方の蓋体フレームの前端がヒンジを介して前方
    へ回動自在に軸支され、筐た前記シートクッションフレ
    ームに前記後方の蓋体の蓋体フレームの後端がヒンジを
    介して後方へ回動自在に軸支され、各蓋体の表面には、
    それぞれ蓋体フレーム上に支承される弾褥体を被覆する
    表皮が展設され、また各蓋体の裏面は前記蓋体フレーム
    の裏面に別体の前記台板が係止された二重構造とされて
    おり、前記各蓋体は、閉蓋位置で前記切欠部を埋設する
    形状とされ且つ前記それぞれの表皮面がシートクッショ
    ン表面と同一高となる形状とされていることを特徴とす
    るシートクッション内蔵の物入れ。
JP1980063055U 1980-05-08 1980-05-08 シ−トクツシヨン内蔵の物入れ Expired JPS5943141Y2 (ja)

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JP1980063055U JPS5943141Y2 (ja) 1980-05-08 1980-05-08 シ−トクツシヨン内蔵の物入れ

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JP1980063055U JPS5943141Y2 (ja) 1980-05-08 1980-05-08 シ−トクツシヨン内蔵の物入れ

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Publication Number Publication Date
JPS56163043U JPS56163043U (ja) 1981-12-03
JPS5943141Y2 true JPS5943141Y2 (ja) 1984-12-20

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ID=29657309

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JP1980063055U Expired JPS5943141Y2 (ja) 1980-05-08 1980-05-08 シ−トクツシヨン内蔵の物入れ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006240553A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Kanto Auto Works Ltd 自動車のシート構造

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JP5221898B2 (ja) * 2007-05-28 2013-06-26 富士重工業株式会社 車両用シート

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JPS56163043U (ja) 1981-12-03

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