JP2514116Y2 - 自動車座席シ―トにおける履物入れ - Google Patents

自動車座席シ―トにおける履物入れ

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JP2514116Y2
JP2514116Y2 JP1991108284U JP10828491U JP2514116Y2 JP 2514116 Y2 JP2514116 Y2 JP 2514116Y2 JP 1991108284 U JP1991108284 U JP 1991108284U JP 10828491 U JP10828491 U JP 10828491U JP 2514116 Y2 JP2514116 Y2 JP 2514116Y2
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  • Passenger Equipment (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車の乗客設備の分野
に属し、主として前部の自動車座席シートの下部空間と
協働して利用されるオットマン付きの自動車座席シート
における履物入れに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車座席シートでは、該シート
の下部に単独に足のせ台や靴収納ケースを出入自在に設
けたもの(特開平3−74228号)や二つのケース
片をヒンジ部で接合し両ケース片の内部に靴を収納
各外面をフットレストとして使用するもの(実開昭
62−187944号公報)などが提案されているが
前者は靴収納ケースに足載せ手段を具備せず足載せ台
も単に座席の下部に出入するだけで車室の前部空間の
前端と座席の前端間に目一杯に足のせ領域を確保できる
ものではなく後者は足のせ面が車載用ボックスの上方
となる何れか一方のケースの外面のみであって内面や
開口面が足のせ面とはなり得ないものである上座席の
下部に出入自在に収納されるものでもなく運転席側で
は常時車載できないものである
【0003】
【考案が解決しようとする課題】自動車の座席で休息を
とる場合、靴やサンダルなどの履物を収納でき、かつ
座席シート前方の空間を目一杯に足のせ領域として確保
し、膝を伸ばした状態で足をのせることのできるオット
マン付きの自動車座席シートにおける履物入れを提供す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の自動車座席シー
トにおける履物入れは、所要空間を有する収納部の上部
に開口部を有し、該収納部の左右両側板を後方に所要長
延出し、座席シートの下部空間に出入自在に収納され
成る箱体において、上部の前後に摺動自在に案内され
前記開口部を閉塞できる蓋と上部の前端部で揺動自在
に係着され、前方へ裏面を上面として展開できる蓋を有
して成るものである。
【0005】
【作用】上記構成によれば、収納部には脱いだ履物が収
納され、開口部に摺動自在に被蓋される蓋はオットマン
(以下、足のせ台とする。)となり、前端部に揺動自在
に係着される蓋は前方へ前傾状態で裏面を上面として展
開され該裏面を足のせ面として足のせ台にのせた足の
先端を保持する。
【0006】
【実施例】本考案を実施例により説明すると、図1に示
すように自動車座席シート1(以下、単にシート1とい
う。)の下部に収納できる幅と高さを有する収納部2の
上部に開口部3を有し、収納部2の左右の両側板を後方
に所要長延出して案内部4を配設し、収納部2から案内
部4にかけて両側板の上部内面には案内レールなどの摺
動案内手段5を一体にし、案内手段5には図2に示すよ
うに開口部3を被蓋するに十分(該開口部3の前後の寸
法より長尺)な蓋6を摺動自在に案内し、該蓋6の前端
には出入手段としての小孔7を貫設し、収納部2の上部
前端部には開口部3を閉塞するに足る寸法に形成された
蓋8を両側板にピン接合(前妻板に蝶番で接合してもよ
い)により揺動自在に係着し、蓋8の後部には小孔9を
貫設して成る。
【0007】このようにして成る自動車座席シートにお
ける履物入れa(以下、単に履物入れaとする。)は、
常時シート1の下部空間に収納され、使用時には前方に
引き出し、図3に示すように前方の蓋8を小孔9に指を
引掛けて前方へはね上げ、開口部3を開口して脱いだ履
物を収納部2に収納し、次いで後方の蓋6を小孔7に指
を引掛けて前方に引き出し、摺動案内手段5に案内して
開口部3を閉塞すれば、蓋6の上面は足のせ台10とし
て使用され、また前端に前傾状態にはね上げられた蓋8
その裏面を足のせ面として足のせ台10上から足首が
脱落しないように足先を保持するものとして使用され
る。前後の蓋の取付け構造に関しては、本実施例のよう
に、シート1に収納する姿勢での開口部3の閉塞が図2
に示すように、前方の蓋8と後方の蓋6とで閉塞できる
構造に代えて、図4に示すように、後方の蓋6のみで開
口部3を開閉し、閉塞状態で後方の蓋6の表面に前方の
蓋8の裏面を重ね合わせできるように前方の蓋8を収納
部2の上部前端部における両側板にピン接合して成る構
造とすることもでき、この場合は、前方(上部)の蓋8
をはね上げても開口部3は開口していないから履物を収
納するときは、後方の蓋6引き下げて開口することと
なる。なお、前方の蓋8の表裏面や後方の蓋6の表面
は、フェルトなどの柔軟材が張り付けられてソフトタッ
チな感触に仕上げられる。このほか、収納部2の底面に
はトレー11を敷いてトレー11に履物を載置すれば、
トレー11のみを洗浄するだけで収納部2の清掃が簡易
化されるものとしたり、収納部2の内面に小物入れ12
などを配設して提供されることもある。叙上の如く、休
息時には履物入れaが脱いだ履物を車内で衛生的に保管
するとともに、座席シート前方の空間を目一杯に足のせ
領域として確保できる足のせ台10に早変わりするもの
であるから、両足を膝を伸ばした状態で足のせ台10に
載置できることとなり、十分にリラックスできるから疲
労回復が早まる。なお、足のせ台10(蓋)の上面を左
右に拡幅したり、両側板を後方に延出した案内部4を伸
縮自在にすること、履物入れaの底部或いは側部等を案
内レールなどの案内手段に摺動自在に案内することなど
は、本考案から容易に想起できる技術的事項である。
【0008】
【考案の効果】本考案の履物入れaによれば、シート下
方の空間を許容幅一杯に有効利用してコンパクトに且つ
衛生的に履物を車内に保管できるとともに即刻座席シー
ト前方の空間を目一杯に足のせ領域として確保できる
のせ台として活用できるものであるから、シートと協働
して瞬時に簡易なベッドを構成し、両膝を伸ばして休息
をとることができる。したがって、疲労回復が早まるこ
とは勿論のこと楽な姿勢で仮眠ができるなど、ドライブ
中の健康維持と安全運転に寄与する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動車座席シートにおける履物入
れaの後方の蓋を一部破断した状態の斜視図である。
【図2】該履物入れaの開口部を閉塞した状態の要部の
拡大縦断面図である。
【図3】該履物入れaの足のせ台として使用する状態の
要部の拡大縦断面図である。
【図4】本考案の他の実施例における該履物入れaの要
部の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 自動車座席シート 2 収納部 3 開口部 4 案内部 5 摺動案内手段 6 蓋 7 小孔 8 蓋 9 小孔 10 足のせ台 11 トレー 12 小物入れ a 自動車座席シートにおける履物入れ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要空間を有する収納部の上部に開口部
    を有し、該収納部の左右両側板を後方に所要長延出し
    座席シートの下部空間に出入自在に収納されて成る箱体
    において、上部の前後に摺動自在に案内されて前記開口
    部を閉塞できる蓋と上部の前端部で揺動自在に係着さ
    前方へ裏面を上面として展開できる蓋を有して成
    動車座席シートにおける履物入れ。
JP1991108284U 1991-12-04 1991-12-04 自動車座席シ―トにおける履物入れ Expired - Fee Related JP2514116Y2 (ja)

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