JPH09263168A - 足置台 - Google Patents

足置台

Info

Publication number
JPH09263168A
JPH09263168A JP25873496A JP25873496A JPH09263168A JP H09263168 A JPH09263168 A JP H09263168A JP 25873496 A JP25873496 A JP 25873496A JP 25873496 A JP25873496 A JP 25873496A JP H09263168 A JPH09263168 A JP H09263168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upper plate
footrest
plate
lower plate
stopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25873496A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Ebata
義則 江端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araco Co Ltd filed Critical Araco Co Ltd
Priority to JP25873496A priority Critical patent/JPH09263168A/ja
Publication of JPH09263168A publication Critical patent/JPH09263168A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N3/00Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
    • B60N3/06Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of footrests
    • B60N3/063Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of footrests with adjustment systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性が良く使い易い床置き式の足置台を得
る。 【解決手段】 載置面に置く下板1と、この下板1に重
畳及び離反を可能に下板1の一側縁に一側縁が回動可能
に枢着された上板3を備え、上板3の枢着側には枢着部
分より延出する操作部11を設け、上板3の裏面には反
枢着側から枢着側へ並びそれぞれ枢着側へ傾きを持つ数
個の係止溝13を設け、下板1の上面には自由状態では
下板1の上面に倒伏し、起立させることにより上板3を
持ち上げつつ反枢着側から枢着側への順序でいずれの係
止溝13にも係脱可能に噛み合うストッパ7を回動可能
に枢着し、このストッパ7にはこれを起立させうる操作
ノブ9を上板3より外側に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着座姿勢を補助し
着座状態での快適性を向上させる技術分野に属する足置
台(フットレスト)及びその利用に関するものである。
【0002】
【従来の技術】適当な角度の台に足を載せた着座姿勢を
採ると、座り心地も良く長時間座っていても疲労し難
い。こうした着座姿勢を採るための補助具として車両や
航空機等の中にはフットレストとも称されている足置台
を座席部分の足元に備えているものもある。床に固定さ
れた足置台は利用しない時には邪魔になることから、床
置き式の足置台が開発されている。例えば、実公昭58
―48905号公報には図9に示すように折り畳み可能
の床置き式の足置台105が示されている。
【0003】この足置台105は、基板101に一側縁
が蝶番結合された起伏可能な足置板102を備えてい
る。基板101側には棒材をハット形に折曲げた係止手
段103が軸支され、足置板102の裏面には係止手段
103が掛け止まる数個の係止溝104が設けられてい
る。係止手段103は係止溝104への掛け止めによ
り、足置板102を背面側において略直角の方向から支
え、足置板102を数段階の角度で保持できるようにな
っている。使用者は着座姿勢において自分に合った位置
に足置台105を置き、載せ易い角度に足置板102を
傾けて足置板102上に足を載せれば楽な着座姿勢が得
られるようになっている。また、使用しない時には、係
止手段103を係止溝104より外し、基板101と足
置板102とを重畳させて扁平な形態にして、座席の下
などの邪魔にならない所に置いておくこともできる。な
お、101Aは基板101の裏面に貼着した係止手段で
基板101を床面のカーペットなどに固定するためのも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の床
置き式の足置台105は、足置板102の角度の調節及
び倒伏には、足置板102を手で一旦浮かせておいても
う一方の手で係止手段103の係止溝104への掛け換
え又は掛け外しを行なわなければならず、自動車等、狭
隘な座席周りではこうした操作姿勢を採り難く使い辛い
ものとなっている。また、靴を履いたまま使用するもの
では、足置板102が土埃等で汚れていることもあり、
それを手で操作することは憚られるようなことも起き
る。
【0005】本発明は上記した従来の問題点を解消する
ためになされたもので、その課題は、操作性が良く使い
易い床置き式の足置台を得ることであり、その足置台の
外観と機能の向上を図ることであり、その足置台のコン
パクト化と実用性を高めることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、載置面に置く下板と、この下板に
重畳及び離反を可能に下板の一側縁に一側縁が回動可能
に枢着された上板を備え、上記上板の枢着側には枢着部
分より延出する操作部を設け、上板の裏面には反枢着側
から枢着側へ並びそれぞれ枢着側へ傾きを持つ数個の係
止溝を設け、上記下板の上面には自由状態では下板の上
面に倒伏し、起立させることにより上記上板を持ち上げ
つつ反枢着側から枢着側への順序でいずれの係止溝にも
係脱可能に噛み合うストッパを回動可能に枢着し、この
ストッパには該ストッパを起立させうる操作部を上板よ
り外側に形成した手段を採用する。
【0007】上記手段を採用することにより、ストッパ
側の操作部の操作によりストッパを起立させればストッ
パにより上板が順次持ち上げられその角度が増加してい
く。適当な角度になったところで操作部の操作を解除す
れば、最寄りの係止溝にストッパが係合し、上板がその
状態で保持される。傾斜状態の上板の操作部を、ストッ
パが係止溝から外れるまで押し下げればストッパは上板
上に倒伏し、上板は自重で下板上に重畳し折り畳まれる
ことになる。
【0008】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、載置面に置く下板と、この下板に重畳及び離反を可
能に下板の一側縁に一側縁が回動可能に枢着された上板
を備え、上記上板の枢着側には枢着部分より延出する操
作部を設け、上板の裏面には反枢着側から枢着側へ並び
それぞれ枢着側へ傾きを持つ数個の係止溝を設け、上記
下板の上面には自由状態では下板の上面に倒伏し、起立
させることにより上記上板を持ち上げつつ反枢着側から
枢着側への順序でいずれの係止溝にも係脱可能に噛み合
うストッパを回動可能に枢着し、このストッパには該ス
トッパを起立させうる操作部を上板より外側に形成し、
上記上板と下板との間には伸縮自在のアコーデオンカー
テン状の被覆材を張設する手段を採用する。
【0009】上記手段を採用することにより、ストッパ
側の操作部の操作によりストッパを起立させればストッ
パにより上板が順次持ち上げられその角度が増加してい
く。適当な角度になったところで操作部の操作を解除す
れば、最寄りの係止溝にストッパが係合し、上板がその
状態で保持される。傾斜状態の上板の操作部を、ストッ
パが係止溝から外れるまで押し下げればストッパは上板
上に倒伏し、上板は自重で下板上に重畳し折り畳まれる
ことになるとともに、下板と上板の間に張設された被覆
材により、常にストッパや係止溝などの機構部分が隠蔽
され、土埃等の侵入も防止できる。
【0010】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、請求項1又は請求項2のいずれかにかかる前記手段
における下板と上板とを樹脂により形成し、上板と下板
とをインテグラルヒンジにより蝶着する手段を採用す
る。
【0011】上記手段を採用することにより、請求項1
又は請求項2のいずれかにかかる前記機能とともに、全
体が軽量でコンパクトになり扱い易く実用性が増す。
【0012】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、請求項1又は請求項2又は請求項3において、指圧
機能を有する指圧カバーを上板にかぶせた手段を採用す
る。
【0013】上記手段を採用することにより、上板すな
わち指圧機能部分に置いた足を刺激して指圧効果を得る
ことができる。
【0014】前記課題を達成するために請求項5の発明
は、請求項1又は請求項2又は請求項3において、保温
機能を有する保温カバーを上板にかぶせた手段を採用す
る。
【0015】上記手段を採用することにより、上板すな
わち保持機能部分に置いた足を保温し得るので、冬季な
どに都合がよい。
【0016】前記課題を達成するために請求項6の発明
は、請求項1又は請求項2又は請求項3において、枕部
を有する枕カバーを上板にかぶせた手段を採用する。
【0017】上記手段を採用することにより、足置台を
枕として利用することができる。足置台は高さ調節、角
度調節することができるので所望の高さの枕とすること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。 発明の実施の形態1.図1〜図6はこの実施の形態1の
足置台25を示したものである。この足置台25は、図
3に示すように、床面に置く下板1と、この下板1に重
畳及び離反を可能に下板1の一側縁に一側縁が回動可能
に連結ヒンジ2を介して枢着された上板3とにより基本
部分が構成されている。その外観は、図1に示すよう
に、コンパクトな手下げ鞄状であり、僅かな突出部分が
あるのみで、全体の折り畳み状態は扁平な方形の盤状で
ある。
【0019】下板1と上板3は、いずれも着座状態の人
が自然に延ばした状態で両足を載せることができる位の
平面積のプラスチック製や金属製又は木製の板として形
成されている。下板1の下面にはカバー4が裏当てさ
れ、滑りにくくなっている。下板1の上面にはそのほぼ
中央にヒンジ取付マウンド5が突出している。図3、図
5に示すように、ヒンジ取付マウンド5上にはクッショ
ン材6を介してストッパ7がストッパヒンジ8により回
動可能に取付けられている。ストッパ7は板状で、下板
1に対する上板3の回動方向と同一方向に回動でき、自
由状態では下板1上に図3に示すように倒伏している。
ストッパ7の自由端側は上板3の反枢着側に延び、先端
部には僅かな上向きの反りが付けられている。このスト
ッパ7には、押し下げることによりストッパ7を起立さ
せうる操作部としての操作ノブ9が連結されている。こ
の操作ノブ9は下板1の一側の外側に図1に示すように
引き出されていて、その上面には操作表示10が付され
ている。
【0020】上板3には、その下板1との枢着側に枢着
部分より部分的に端縁を延出させた凸状の操作部11が
一体に形成され、図1、図2に示すように、操作部11
の上面には操作表示12が付されている。上板3の裏面
には、図3、図5に示すように、その反枢着側から枢着
側へ並びそれぞれ枢着側へ傾きを持つ数個(図示のもの
は3個だが2個でも4〜5個でも良い)の係止溝13が
鋸歯状に形成されている。各係止溝13は下板1に取付
けられたストッパ7の自由端側の反り部分が上板3の角
度を変えることにより係脱できるように形成されてい
る。即ち、最も枢着側に位置する係止溝13には、上板
3を略45度程傾けることによりストッパ7を係合させ
ることができ、これを越える傾きではストッパ7は離脱
し、これに満たない傾きでは係合させることはできな
い。次に位置する係止溝13には、上板3を45度より
小さい角度で傾けることによりストッパ7を係合させる
ことができ、これを越える傾きではストッパ7は離脱
し、これに満たない傾きでは係合させることはできな
い。他の一つの係止溝13には上板3をさらに小さい角
度で傾けることによりストッパ7を係合させることがで
きる。
【0021】この足置台25は靴を脱いで使用するもの
であるため、図3に示すように、上板3上面にはパット
14が貼られ、さらに表皮15で被覆されて良好な感触
が得られるように構成されている。靴を履いたまま使用
するものでは上板3の上面のこうした処置は不要であ
る。そして、この上板3と前記下板1との間は、枢着側
を除く両者の周端縁間に張設された伸縮自在のアコーデ
オンカーテン状の被覆材16により隠蔽され、ストッパ
7や係止溝13等の機構部は見えないようになってい
る。また、図1に示すように、上板3の操作部11の側
端には、軟質のリボン材をループにして形成した把っ手
17も付けられ、取扱いやすくなっている。
【0022】このような構成の足置台25は、軽量かつ
コンパクトであり要所に置いておくことも携行すること
も可能で、オフィスや車両内やその他の所でも着座姿勢
を楽な状態に補助する補助具として手軽に利用すること
ができる。例えば自動車の搭乗時における利用の仕方に
ついて説明すると、まず、着座した座席の足元の適所に
枢着側を手前にして足置台25を置く。こうしておいて
操作ノブ9を押し下げると、操作ノブ9の押し下げの度
合いに応じて内部のストッパ7が倒伏状態から起立して
いき、これにより図3に示すように下板1に重畳してい
た上板3がストッパ7に持ち上げられ、図5に示すよう
にその傾きの度合いを増していく。ストッパ7の先端は
送り爪とラチェットの動作のように反枢着側から枢着側
に並ぶ係止溝13に順に係合離脱をしていく。
【0023】利用者は上板3が使い易い角度になった
ら、操作ノブ9の押し下げを解除すればよい。操作ノブ
9の押し下げが解除されるとストッパ7は最寄りの係止
溝13に係合し、上板3はその状態で支えられ図2に示
すように保持される。このように好みの傾きに保持させ
た上板3上に靴を脱いだ両足を載せれば、着座姿勢を楽
に維持することができ、長時間の着座における疲労感を
少なくできる。途中で上板3の傾きを大きい段階に変更
したい場合には、上述と同様に操作ノブ9を押し下げ、
枢着側寄りの係止溝13にストッパ7を係合させればよ
い。上板3の傾きを小さい段階に変更したい場合には、
上板3を一旦初期の重畳状態に戻してから、操作ノブ9
を押し下げて設定し直すことになる。傾斜した上板3を
下板1上に重畳させる操作は、足置台25を折り畳む操
作と同じである。次に、この折り畳み操作について説明
する。
【0024】使用していた足置台を折り畳むには、上板
3の枢着側に突出している操作部11を一旦押し下げれ
ばよい。操作部11が押し下げられると上板3の傾斜が
大きくなり、それまで係合していた係止溝13からスト
ッパ7が外れる。外れたストッパ7は自重で回動し、下
板1上に倒伏する。このとき、ヒンジ取付マウンド5に
はクッション材6が設けられているのでストッパ7の倒
伏による衝突音は殆どしない。操作部11の押し下げの
解除とともに上板3は下板1上に重畳し、足置台25は
図2の状態から扁平な図1の状態になる。この後の足置
台25は座席の下の隙間やグローブボックス内等の適所
に保管しておけばよい。
【0025】上述の上板3の起伏操作は、操作ノブ9又
は操作部11を押し下げるものであり、そのいずれも片
足や片手で簡単に行なうことができる。車両等では座席
周りは狭隘であり前かがみの姿勢は採りにくいことが多
いが、足での踏み込みでも上板3の起伏操作ができるこ
の足置台25は、使い易く操作性も良い。さらに、上板
3と下板1の間がアコーデオンカーテン状の被覆材16
により隠蔽され、ストッパ7や係止溝13等の機構部が
見えなくなっているので外観もよく、機構部への土埃等
の侵入も防止することができる。
【0026】発明の実施の形態2.図7と図8に示すこ
の実施の形態2の足置台25Aは、前記の実施の形態1
で示したものの下板1と上板3とをポリプロピレン等の
樹脂によりブロー成形し、上板3と下板1とをインテグ
ラルヒンジ18によりヒンジ結合させたものであり、基
本的な構成は実施の形態1のものと同じである。従っ
て、実施の形態1と同じ部分については実施の形態1の
ものと同じ符号を用いそれらの説明は省略する。
【0027】この足置台25Aの下板1には、図8
(B)に示すように、下面に滑り止めの突起19が一体
成形され、上板3の上面は足裏に馴染易いように緩やか
な突曲面に形成され、その表面にはラミ付表皮20が張
設されている。上板3と下板1間は開放し、内部のスト
ッパ7や係止溝13は使用状態では呈出する。これ以外
の構成は実施の形態1のものと同じである。この足置台
25Aは軽量でコンパクトであり、持ち運びも保管も容
易で使い易い。
【0028】次に、前記した実施の形態の足置台の機能
を拡大するための応用例を実施の形態3,4,5により
説明する。後述の各実施の形態の足置き台は実施の形態
1の足置台25の場合の応用例についてのものであるの
で、実施の形態1と同一部材については同一付号を付
す。なお、応用例は実施の形態1の場合に限るものでは
ない。
【0029】発明の実施の形態3.図9〜図13は実施
の形態1の足置台25に取付ける指圧カバー31に係わ
る図である。この実施の形態は足置き台25のフットレ
ストとなる上面の表皮15に指圧カバー31をかぶせて
フットレストに置いた足に指圧効果が得られるようにし
たものである。
【0030】すなわち、図9〜図11に示すように、指
圧カバー31は足置台25上面を被う大きさの指圧板3
2の外周に、足置台25に取付けるための軟質シート3
4を縫着(図10、図11の縫着部35参照。)あるい
は溶着などにより取付けた構造よりなる。外周の軟質シ
ート34は前端部を袋状部36とし足置台25の上側前
端部分を挿入可能にされている。指圧板32は外周部3
2Aを除く上面全体に指圧用突起33を突設したゴム板
(樹脂板、木質板などの他の材質であってもよい。)よ
りなる。指圧用突起33は中央部分が外周部分より高く
突出させてあるがこの突起配置に限定するものではな
い。
【0031】軟質シート34は布体または軟質樹脂シー
トなどの軟質素材よりなる。軟質シート34は足置台2
5上面の所定厚さ部分を包み得る包状に形成される。こ
の実施の形態では足置台25上面前側の所定厚さ部分が
包み込まれる構造とされている。外周部の軟質シート3
4の操作ノブ9に対応する部分は切欠きあるいは切込み
(図示せず。)が設けられ、操作ノブ9を外方へ突出さ
せ得るようにされている。
【0032】しかして、指圧カバー31は足置台25の
上面の所定厚さ部分にかぶせられる。指圧カバー31は
足置台25の折り畳み状態あるいはある程度の起立状態
で取付けることができる。指圧カバー31は外れないよ
うに袋状部36を被覆材16のくぼみ部分に挿入させて
取付けられる。
【0033】この足置台25は前記した実施の形態1の
場合と同様に、操作ノブ9を押し下げて上面の傾きを定
めて足置きとして使用することができる。上面は指圧用
突起33が設けてあるので、載置した足の裏のツボを刺
激させて指圧効果を得ることができる。また、指圧用突
起33に足を押し付ければ一層の指圧効果が得られる。
なお、使用を終えた場合は足置台25の操作部11を押
せば折畳み状態に戻し得る。
【0034】発明の実施の形態4.図14〜図18は足
置台25に取付ける保温カバー41に係わる図である。
この実施形態は足置台25のフットレストとなる上面の
表皮15に保温カバー41をかぶせて冬季などの寒い日
にフットレストに置いた足に保温効果を得るようにした
ものである。
【0035】すなわち、図14〜図16に示すように、
この保温カバー41は足置台25の上面を被う保温用軟
質シート42の外周部に足置台25に取付けるための軟
質シート44を縫着あるいは溶着などにて取付けた構造
よりなる。保温用軟質シート42は先端部に足先を被う
袋状の被い部43が設けられている。
【0036】足置台25に取付けるための軟質シート4
4は足置台25上面の所定厚さ部分を包み得る包状部4
6が前端側に形成される。この実施の形態では足置台2
5上面前側の所定厚さ部分が包み込まれる構造とされて
いる。なお、包み込まれる部分は前側に限定しない。
【0037】上面および被い部43を形成する保温用軟
質シート42は起毛地などの保温性の高い素材のシート
が用いられる。そして、外周を被う軟質シート材44は
布体あるいは軟質樹脂シートなどが用いられ上面を被う
保温用軟質シート42に対して縫着(図15、図16の
縫着部45参照)あるいは接着により取付けられる。
【0038】しかして、保温カバー41は足置台25の
上面の所定厚さ部分にかぶせられる。保温カバー41は
足置台25の折り畳み状態あるいはある程度の起立状態
で取付けることができる。保温カバー41は袋状部46
を被覆材16のくぼみ部分に挿入させて取付けられるの
で外れない。
【0039】この足置台25は前記した実施の形態1の
場合と同様に、操作ノブ9を押し下げて上面の傾きを定
めて足置きとして使用することができる。上面および先
端部は保温性の高い素材のシートが用いられ、先端部は
袋状の被い部43とされているため、載置した足および
足先部分を保温することができて都合がよい。
【0040】発明の実施の形態5 図19〜図23は足置台25に取付けて枕51Aとして
使用するための枕カバー51に係わる図である。この実
施の形態は足置台25のフットレストとなる上面の表皮
15に枕カバー51をかぶせて高さ調整のできる枕51
Aとするものである。
【0041】すなわち、図19〜図21に示すように、
この枕カバー51は足置台25の上面を被う大きさの枕
部52の外周部に、足置台25に取付けるための軟質シ
ート54を取付けた構造よりなる。
【0042】枕部52は図19、図20に示すように、
中央部の凹んだ所定厚さのまくら形状のクッション材5
3Aを軟質シート53Bで被包してなる。枕部52の外
周部には足置台25上面の所定厚さ部分に取付けるため
の軟質シート54が縫着(図20、図21の縫着部55
参照。)などにて取付けられている。
【0043】軟質シート54は図20、図21に示すよ
うに、足置き台上面の所定厚さ部分を包み得る包状に形
成される。この実施の形態では足置台25上面前側の所
定厚さ部分を包み込む袋状部56が前端部に形成されて
いる。外周部の軟質シート25の操作ノブ9に対応する
部分は切欠きあるいは切込み(図示せず。)が設けら
れ、操作ノブ9を外方へ突出させ得るようにされてい
る。
【0044】しかして、枕カバー51は足置台25の上
面の所定厚さ部分にかぶせられる。枕カバー51は足置
台25の折り畳み状態あるいはある程度の起立状態で取
付けることができる。枕カバー51は外れないように袋
状部56を被覆材16のくぼみ部分に挿入させて取付け
られる。枕カバー51を取付けた足置台25は前記した
実施の形態1の場合と同様に、操作ノブ9を押し下げて
上面の傾きを定めて枕として使用することができる。枕
51Aとして使用する場合の足置台25はベッドなどの
所定基板の載置面に置かれる。上面はクッション材53
Aよりなる枕部52としてあるので、枕51Aとしての
機能を充分に果すことができる。操作ノブ9の操作によ
り高さ調整ができて都合がよい。なお、使用を終えた場
合は足置台25の操作部11を押せば折畳み状態に戻し
得る。
【0045】足置き台は素足に近い状態で使用するもの
であるため、上板上のパットの一部にバイブレータを組
込んだり、ヒータを組込んだりすることにより足踏み健
康器具としての機能を持たせることもできる。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ストッパ側の
操作部の操作により上板の角度を変えることができ、ま
た上板を下板に重ね合せて折畳み得るので、操作性が良
く、使い易い。また折畳みによりコンパクトとなし得て
実用性を高め得る。
【0047】請求項2の発明によれば、前記した請求項
1の効果に加えて次の効果を得ることができる。すなわ
ち、下板と上板の間を伸縮自在の被覆材にて張設したた
め、ストッパや係止溝などの機構部分が隠されていて外
観が良く、かつ土埃などが内部に入らないので機能を害
さない。
【0048】請求項3の発明によれば、前記した請求項
1の効果の他に、全体が軽量でコンパクトにでき扱い易
く実用を増すことができる。
【0049】請求項4の発明によれば、請求項1又は請
求項2又は請求項3の効果の他に、上板すなわち指圧板
に置いた足に指圧効果を得ることができる。
【0050】請求項5の発明によれば、請求項1又は請
求項2又は請求項3の効果の他に、上板すなわち保温シ
ートに置いた足に保温効果を得ることができ、冬季など
に都合がよい。
【0051】請求項6の発明によれば、請求項1又は請
求項2又は請求項3の効果の他に、足置台を枕として利
用することができる。この枕は高さ調節ができて都合が
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の足置台を示す斜視図
である。
【図2】発明の実施の形態1の足置台の使用状態の斜視
図である。
【図3】図1におけるA−A線の断面図である。
【図4】図1におけるB−B線の断面図である。
【図5】発明の実施の形態1の足置台の作用を示す断面
図である。
【図6】発明の実施の形態1の足置台のさらなる作用を
示す断面図である。
【図7】発明の実施の形態2の足置台を示す斜視図であ
る。
【図8】発明の実施の形態2の足置台の使用状態図であ
り、(A) は使用状態の斜視図、(B) は斜視図Aにおける
C−C線の断面図である。
【図9】足置台に取付ける指圧カバーの斜視図である。
【図10】図9のX−X線における断面図である。
【図11】図10のXI−XI線における断面図であ
る。
【図12】発明の実施の形態3の足置台を示す斜視図で
ある。
【図13】発明の実施の形態3の足置台の使用状態を示
す略体図である。
【図14】足置台に取付ける保温カバーの斜視図であ
る。
【図15】図14のXV−XV線における断面図であ
る。
【図16】図14のXVI−XVI線における断面図で
ある。
【図17】発明の実施の形態4の足置台を示す斜視図で
ある。
【図18】発明の実施の形態4の足置台の使用状態を示
す略体図である。
【図19】足置台に取付ける枕カバーの斜視図である。
【図20】図19のXX−XX線における断面図であ
る。
【図21】図19のXXI−XXI線における断面図で
ある。
【図22】発明の実施の形態5の足置台を示す斜視図で
ある。
【図23】発明の実施の形態5の足置台の使用状態を示
す略体図である。
【図24】従来の足置台を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 下板 2 連結ヒンジ 3 上板 7 ストッパ 8 ストッパヒンジ 9 操作ノブ 11 操作部 13 係止溝 18 スンテグラルヒンジ 25,25A 足置台 31 指圧カバー 32 指圧板 33 指圧用突起 34,44,54 軟質シート 41 保温カバー 42 保温用軟質シート 51 枕カバー 52 枕部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置面に置く下板と、この下板に重畳及
    び離反を可能に下板の一側縁に一側縁が回動可能に枢着
    された上板を備え、上記上板の枢着側には枢着部分より
    延出する操作部を設け、上板の裏面には反枢着側から枢
    着側へ並びそれぞれ枢着側へ傾きを持つ数個の係止溝を
    設け、上記下板の上面には自由状態では下板の上面に倒
    伏し、起立させることにより上記上板を持ち上げつつ反
    枢着側から枢着側への順序でいずれの係止溝にも係脱可
    能に噛み合うストッパを回動可能に枢着し、このストッ
    パには該ストッパを起立させうる操作部を上板より外側
    に形成したことを特徴とする足置台。
  2. 【請求項2】 載置面に置く下板と、この下板に重畳及
    び離反を可能に下板の一側縁に一側縁が回動可能に枢着
    された上板を備え、上記上板の枢着側には枢着部分より
    延出する操作部を設け、上板の裏面には反枢着側から枢
    着側へ並びそれぞれ枢着側へ傾きを持つ数個の係止溝を
    設け、上記下板の上面には自由状態では下板の上面に倒
    伏し、起立させることにより上記上板を持ち上げつつ反
    枢着側から枢着側への順序でいずれの係止溝にも係脱可
    能に噛み合うストッパを回動可能に枢着し、このストッ
    パには該ストッパを起立させうる操作部を上板より外側
    に形成し、上記上板と下板との間には伸縮自在のアコー
    デオンカーテン状の被覆材を張設したことを特徴とする
    足置台。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    の足置台であって、下板と上板とを樹脂により形成し、
    上板と下板とがインテグラルヒンジにより蝶着されてい
    ることを特徴とする足置台。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2又は請求項3にお
    いて、指圧機能を有する指圧カバーを上板にかぶせたこ
    とを特徴とした足置台。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2又は請求項3にお
    いて、保持機能を有する保温カバーを上板にかぶせたこ
    とを特徴とした足置台。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2又は請求項3にお
    いて、枕部を有する枕カバーを上板にかぶせたことを特
    徴とする足置台。
JP25873496A 1996-01-23 1996-09-30 足置台 Pending JPH09263168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25873496A JPH09263168A (ja) 1996-01-23 1996-09-30 足置台

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-9491 1996-01-23
JP949196 1996-01-23
JP25873496A JPH09263168A (ja) 1996-01-23 1996-09-30 足置台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09263168A true JPH09263168A (ja) 1997-10-07

Family

ID=26344235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25873496A Pending JPH09263168A (ja) 1996-01-23 1996-09-30 足置台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09263168A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003086821A1 (fr) * 2002-03-29 2003-10-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Coussin amortisseur de chocs pour vehicule
EP2781402A1 (de) * 2013-03-22 2014-09-24 Volkswagen Aktiengesellschaft Fußablage für einen Fahrzeuginsassen
JP2016144621A (ja) * 2015-01-29 2016-08-12 フランスベッド株式会社 椅子
US20160338490A1 (en) * 2014-01-15 2016-11-24 Siemens Aktiengesellschaft Foot Platform And Desk Comprising A Foot Platform
CN107901928A (zh) * 2017-11-08 2018-04-13 中车长春轨道客车股份有限公司 一种城市轨道车辆可调节式司机脚踏
KR20230013336A (ko) * 2021-07-19 2023-01-26 노치룡 다리 받침 기구

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003086821A1 (fr) * 2002-03-29 2003-10-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Coussin amortisseur de chocs pour vehicule
US7017978B2 (en) 2002-03-29 2006-03-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Shock absorption pad for a vehicle
CN1299933C (zh) * 2002-03-29 2007-02-14 丰田自动车株式会社 车辆用冲击吸收垫
EP2781402A1 (de) * 2013-03-22 2014-09-24 Volkswagen Aktiengesellschaft Fußablage für einen Fahrzeuginsassen
CN104057858A (zh) * 2013-03-22 2014-09-24 大众汽车有限公司 用于交通工具的乘员的放脚支承
US20160338490A1 (en) * 2014-01-15 2016-11-24 Siemens Aktiengesellschaft Foot Platform And Desk Comprising A Foot Platform
US9924795B2 (en) * 2014-01-15 2018-03-27 Siemens Aktiengesellschaft Foot platform and desk comprising a foot platform
JP2016144621A (ja) * 2015-01-29 2016-08-12 フランスベッド株式会社 椅子
CN107901928A (zh) * 2017-11-08 2018-04-13 中车长春轨道客车股份有限公司 一种城市轨道车辆可调节式司机脚踏
KR20230013336A (ko) * 2021-07-19 2023-01-26 노치룡 다리 받침 기구

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4518200A (en) Seat pad with adjustable lumbar support
US20020129445A1 (en) Pillow blanket
JP2007503281A (ja) 背部支持システム
JPS60242809A (ja) 座席の高さ調節機構の作動制御機構
SG193886A1 (en) Chair-type massage apparatus and air bag structure for forearm massage
JPH09263168A (ja) 足置台
JP3128886U (ja) 枕装置
JP4707468B2 (ja) リクライニング式座椅子
JPH10295757A (ja) 椅 子
KR20190050548A (ko) 각도 조절이 가능한 좌식용 등받이
JPH0116441Y2 (ja)
JP2016116841A (ja) マッサージ機及びそれを備えた椅子
JP4464538B2 (ja) 二重足載台を備えた椅子
JPH0510696Y2 (ja)
JP4021162B2 (ja) ランバーサポート機能付き椅子
JP2620116B2 (ja) 腰掛用家具
JPS62510Y2 (ja)
JP2604943Y2 (ja) フットレスト
JP3321394B2 (ja) ベッド
JPH1095265A (ja) 足置台
JP4791623B2 (ja) 二の腕支持構造およびこれを利用する椅子
KR200249360Y1 (ko) 침대를 겸한 소파의 프레임
CN209825912U (zh) 椅具的搁脚枕
JP2514116Y2 (ja) 自動車座席シ―トにおける履物入れ
JPS5927794Y2 (ja) クツシヨンカバ−